JP3035405U - 発音うちわ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 催事および野球、サッカー、バレーボールそ
の他種々の場所で、うちわとして使用したり音を出して
応援したりすることができる発生うちわを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 うちわ本体の一端側に指挿入用孔を設け
るとともに、その反対側端に音発生部材を内部に収容し
たボール状容器を取付けたことを特徴とするものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、催事および野球、サッカー、バレーボールその他種々の場所でうち わとして使用したり、音を出して応援したりすることができる発音うちわに関す るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、企業の宣伝用品として表裏面に社名、広告文または図柄等を施した厚紙 製うちわ本体の一端側に指挿入用の孔を設け、この孔に指を挿入してうちわとし て使用するようにしたものは公知である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、上記従来技術の場合は、うちわとしてのみしか使用できず、そのた めこれを催事および野球、サッカー、バレーボールその他種々の場所で音を出し て応援するグッズとして使用することができないという問題点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記課題を解決することを目的とし、うちわ本体の一端側に指挿入 用孔を設けるとともに、その反対側端に音発生部材を内部に収容したボール状容 器を取付けたことを特徴とするものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の発音うちわの実施の形態について図面を参照して詳細に説明す る。 図１は本考案の平面図、図２は図１のＡ−Ａ断面図、図３は同使用状態の一例 を示す斜視図、図４は同他の使用状態の一例を示す斜視図である。 各図において、１はうちわ本体を示し、その形状は図示のものに限定されるこ となく、円形、角形、ハート形その他任意である。また材質もボール紙のような 厚紙製、合成樹脂板、金属板等任意である。２は前記うちわ本体１の一端側に設 けられた指挿入用孔であるが、前記孔２は上記以外の目的に使用することも可能 である。３は前記指挿入用孔２の反対側端においてうちわ本体１に設けられたボ ール状容器で、合成樹脂、金属その他適宜の材料をもって成形されたものであり 、内部には例えば、鈴体その他小石、金属、合成樹脂等適宜材質からなる細粒状 音発生部材４が所要数内蔵されている。

【０００６】 なお、前記ボール状容器３の形状は図示のものに限定されることなく、球形状 、ハート形状、その他任意の形状を含むものである。また前記ボール状容器３と うちわ本体１の取付手段はのり付け、ウエルダー等による接着、その他適宜の取 付手段によるものである。５は前記うちわ本体１の表、裏両面または片面に施さ れた会社名、広告文、図柄等適宜の印刷面である。

【０００７】 次に作用について説明する。使用に際しては、うちわ本体１の指挿通孔に図３ 示のように母指等を挿通してうちわ本体１を持ち、その状態で通常のうちわのよ うにあおぐと風を生ずると同時にボール状容器３内に収容された音発生部材４が 前記ボール状容器３の内壁に当り音を発生するものである。

【０００８】 なお、前記うちわ本体１のあおぎ力を強めたり、前記うちわ本体１を他物に打 当てることにより音の発生音を大きくすることもでき、また反対に音の発生を小 さくあるいは必要としない場合は、図４示のように前記ボール状容器３側を持っ てあおぐと前記ボール状容器３内の音発生部材４の動きが抑えられ音の発生が小 さく抑えられるものである。

【０００９】

【考案の効果】

以上説明したように本考案によれば、うちわ本体の一端側に指挿入用孔を設け るとともに、その反対側端に音発生部材を内部に収容したボール状容器を取付け たものであるから、催事および野球、サッカー、バレーボールそのた種々の場所 でうちわとして使用したり、音を出して応援グッツとして使用できるものである とともに、特に音発生構造部を内部に音発生部材を収容したボール状容器とした ことにより、音発生部材の当りを前記ボール状容器の３６０度全ての内壁面で受 止め、音の発生効果をより一層高め得るものであるばかりでなく、強度的にも強 いものとなし得たものであり、また音の発生を小さくあるいは必要としない場合 は、音発生部材を収容したボール状容器部を持ってあおぐことにより、前記ボー ル状容器内の音発生部材の動きを抑え音の発生を小さく抑えることができるもの であり、しかもうちわ本体のボール状容器取付部側は前記ボール状容器の存在に より、強度的にも強く、かつまた持ち易くなり、うちわ本体が厚紙製の場合には 把持部の折損を防ぎ長期に亘り使用できる等、種々の効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図である。

【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。

【図３】本考案の使用状態の一例を示す斜視図である。

【図４】本考案の他の使用状態の一例を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ うちわ本体 ２ 指挿入用孔 ３ ボール状容器 ４ 音発生部材 ５ 印刷面

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 うちわ本体の一端側に指挿入用孔を設け
   るとともに、その反対側端に音発生部材を内部に収容し
   たボール状容器を取付けたことを特徴とする発音うち
   わ。
2. 【請求項２】 請求項１記載のうちわ本体を厚紙部材も
   しくは合成樹脂板製としたことを特徴とする発音うち
   わ。
3. 【請求項３】 請求項１記載のボール状容器をハート状
   その他所要形状からなる扁平状容器としたことを特徴と
   する発音うちわ。