JP3034023U - ガレージ用保護部材 - Google Patents

ガレージ用保護部材

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JP3034023U
JP3034023U JP1996008189U JP818996U JP3034023U JP 3034023 U JP3034023 U JP 3034023U JP 1996008189 U JP1996008189 U JP 1996008189U JP 818996 U JP818996 U JP 818996U JP 3034023 U JP3034023 U JP 3034023U
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belt
attached
cushion material
garage
cover member
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JP1996008189U
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English (en)
Inventor
良記 広畑
Original Assignee
エーモン工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単にかつ着脱自在に取付けできると共に、
長期間使用することができるガレージ用保護部材を提供
することにある。 【解決手段】 表て面1aに多数のスリット5…を有す
る板状の発泡クッション材1と、発泡クッション材1を
収納被覆するカバー部材2と、カバー部材2に一端8が
固着された複数本のベルト部材3…と、を備える。さら
に、ベルト部材3の裏面7に面状ファスナー4のループ
部材4aを付設すると共に、カバー部材2の表て面6a
に面状ファスナー4のフック部材4bを付設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ガレージの柱部や柵等に取付けて自動車のボディを保護するガレー ジ用保護部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガレージの柱部や柵等に取付けて自動車のボディを保護する保護部材と しては、登録実用新案公報第 3021820号に記載のものに、表て面に多数の平行な スリットを有する板状の発泡クッション材と、クッション材の裏面に設けられた 剥離紙付き粘着シートと、を備えた保護部材が公知であり、弯曲可能に貼着する ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この保護部材は、発泡クッション材の耐候性が弱いため日光の 紫外線や風雨等によって次第に劣化し、色落ちしたり(外観上の問題)クッショ ン効果を失ってしまうという欠点があり、また、粘着シートの粘着力が次第に衰 えて剥がれてしまうという欠点があった。特に、柵などは接着面積が少ないため 剥がれ易くなっていた。また、一旦貼着したクッション材を剥がすと粘着力が落 ちるので、他の部位に貼り変えるということができなかった。
【0004】 そこで、本考案は、簡単かつ着脱自在に取付けできると共に、長期間使用する ことができるガレージ用保護部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るガレージ用保護部材は、表て面に多数の平行なスリットを有する 板状の発泡クッション材と、該発泡クッション材を収納被覆するカバー部材と、 該カバー部材に上記スリットと直交する方向に一端が固着された複数本のベルト 部材と、を備え、さらに、該ベルト部材はその裏面に面状ファスナーのループ部 材又はフック部材が付設されると共に、上記ベルト部材の延長線上のカバー部材 の表て面に面状ファスナーのフック部材又はループ部材が付設され、ガレージの 柱部や柵等にベルト部材にて着脱自在に取付けて自動車を保護するものである。
【0006】 また、ベルト部材の裏面の全面に面状ファスナーのループ部材又はフック部材 が付設されたものである。また、カバー部材の裏面に、発泡クッション材挿入用 の開口部を有するものである。また、カバー部材が防水部材から成るものである 。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本考案を詳説する。
【0008】 図1と図2は、本考案のガレージ用保護部材の実施の一形態を示し、この保護 部材は、板状の発泡クッション材1と、発泡クッション材1を収納被覆するカバ ー部材2と、カバー部材2に固着された複数本のベルト部材3…と、を備えてい る。
【0009】 発泡クッション材1は、例えば、弾力性(クッション性)に優れたウレタンフ ォームやポリエチレンフォーム等から成り、その表て面6aには多数の平行なス リット5…が形成されている。
【0010】 カバー部材2は防水部材から成り、内部に収納した発泡クッション材1を防水 すると共に、日光の紫外線や風雨や雪等の気象条件からクッション材1を保護し 、劣化防止をするものである。従って、カバー部材2の材質としては、例えば、 内側に防水性に優れた塩化ビニルシートを用い、外側に耐候性及び強度に優れた 化学繊維織物を用いて二重構造としている。
【0011】 また、カバー部材2は袋状であって、その裏面6bに、発泡クッション材1挿 入用の開口部Aを有しており、この開口部Aは、水の浸入を防ぐために奥行きが 深いものとされている。つまり、開口部Aを形成するカバー部材2の両端縁9a ,9b相互が、幅広く重なり合うように配設されている。なお、両端縁9a,9 bに面状ファスナー(フック部材又はループ部材)を設け、開口部Aを開閉自在 としている。
【0012】 所定長さのベルト部材3は、その一端8がカバー部材2に固着され、等間隔に 複数本設けられている。このとき、ベルト部材3…は、(カバー部材2内の)発 泡クッション材1のスリット5に直交する方向となるように固着されている。
【0013】 具体的には、ベルト部材3はその裏面7全面に、面状ファスナー4のループ部 材4aが付設されていると共に、このループ部材4aに係止する面状ファスナー 4のフック部材4bが、ベルト部材3の延長線上のカバー部材2の表て面6aに 付設され、複数本のベルト部材3…に対応する複数個のフック部材4b…が設け られている。さらに詳しくは、フック部材4bは、ベルト部材3の延長線上のカ バー部材2の表て面6aに固着された帯状可撓部材20の一端20a側に付設されて いる。従って、帯状可撓部材20は外観上、ベルト部材3と連続状となっている。
【0014】 しかして、(本考案の)保護部材の取付け手順としては、図2に示す如く、カ バー部材2の裏面6bを柱部10に押し当て、ベルト部材3…にて柱部10をきつく 巻付け、そして、ベルト部材3…の各々のループ部材4a…をカバー部材2表て 面6aの各フック部材4b…に係止すれば良い。
【0015】 図3と図4は、ガレージGの屋根11を支持する柱部10に保護部材を取付けた使 用状態を示し、この場合、自動車12を駐車したときに柱部10との間隔を十分にと れない狭いガレージGであって、(正面から見て)右のドア13を開けると角パイ プ状の柱部10の角部14にドア13が当たって傷つくため、ドア13が当たる高さ位置 に保護部材が取付けられている。
【0016】 このとき、柱部10の角部14,14に位置する発泡クッション材1のスリット5… が大きく拡開するため、(クッション材1とともに)カバー部材2の裏面6bを 柱部10に沿わせて折曲げ状にして取付けることができる。
【0017】 また、図例では、左のドアを保護するために、左側の柵15にも保護部材が取付 けられている。この場合、左ドアが柵15の下部及びブロック18に当たる虞れがあ るため、柵15の下部横杆16近傍に保護部材が取付けられており、縦杆17を複数本 束ねるようにしてベルト部材3…が巻付けられている。なお、発泡クッション材 1はスリット5と直交する方向へも曲げることができるので、ベルト部材3…に てしっかり縛り付ければ、比較的複雑な形状の箇所でも容易に固定することがで きる。
【0018】 しかして、本考案の保護部材は、ベルト部材にて着脱自在であるため、一旦取 付けても別の箇所への付け変えができ、例えば、自動車12を別の車種に買い換え た場合、ドアの柱部10への当接箇所(例えば高さ位置)が変わるが、その変わっ た当接箇所に取付け直すことができる。
【0019】 図5は、丸パイプ状の柱部10に保護部材を取付けた場合を示し、このとき、発 泡クッション材1の各スリット5…が一様に拡開し、柱部10の曲面に応じた弯曲 状となる。この場合、比較的太い柱部10を示しており、ベルト部材3の他端19一 杯まで巻付けている。
【0020】 また反対に、(図示省略するが)細い柱部に取付ける場合、各スリット5…が より大きく拡開し、発泡クッション材1がより大きく弯曲する。このとき、ベル ト部材3の一端8寄りのループ部材4aが、カバー部材2表て面6aのフック部 材4bに係止する。なお、ベルト部材3の余分な他端19側は必要ないため、ぶら つかないよう切断すると良い。
【0021】 このように、ループ部材4aをベルト部材3の裏面7全面に設けることによっ て、柱部10の太さに対応してベルト部材3のループ部材4aをフック部材4bに 係止することができる。従って、太さが一定でない柱部10に対しても、各ベルト 部材3の長さ調整によって取付け可能である。
【0022】 なお、本考案は上述の実施の形態に限定されず、例えば、ベルト部材3の裏面 7に面状ファスナー4のフック部材4bを付設し、カバー部材2の表て面6aに ループ部材4aを付設しても良いが、コストの安い方をベルト部材3に付設すれ ば良い。また、発泡クッション材1のスリット5…を格子状に形成するも良く、 より二次元及び三次元の形状に変形自在とすることができる。
【0023】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0024】 (請求項1によれば)カバー部材2にて自動車12が直接発泡クッション材1に 擦れないので、クッション材1の消耗が少ない(長持ちする)。また、カバー部 材2を耐候性の強い素材───例えば化学繊維───にて形成すれば、収納被覆 された発泡クッション材1が日光の紫外線等から保護される(劣化防止される) 。これによって、比較的長期間クッション材1の弾力性(クッション性)や形状 が維持され、長期間使用できる保護部材を得ることができる。また、クッション 材1のスリット5…が破れたとしても、カバー部材2にて被覆されているため外 部からは見えず、外観上の問題はない。さらに、カバー部材2とベルト部材3と を相違した目立つ色彩にすれば、車庫入れの際ドライバーに注意を喚起させるこ とができる。
【0025】 また、ベルト部材3に面状ファスナー4を用いることによって、迅速かつ簡単 に取付けできると共に、何度でも取付け取外しができ、例えば、各種自動車12に 応じて取付け位置を変更するなどの場合には便利である。さらに、(従来のよう に)粘着シートによる取付けではないので、風雨等の気象条件によってベルト部 材3が外れるということがない。
【0026】 (請求項2によれば)ベルト部材3の一端8から他端19までの全部を利用する ことができる。つまり、この範囲でベルト部材3による(無段階の)締付け調整 が可能であり、太い柱部10から細い柱部10まで(あるいは、柵15に幅広く又は幅 狭く)取付け可能である。
【0027】 (請求項3によれば)保護部材の柱部10への取付け状態に於て、開口部Aは柱 部10にて外部から隠されるので、雨や雪が開口部Aからカバー部材2内へ浸入し 難くなる。
【0028】 (請求項4によれば)カバー部材2を、例えば、内側を防水性の優れた塩化ビ ニルシートとし、外側を耐候性に優れた化学繊維織物とした二重構造の防水部材 にて形成することによって、内部に収納した発泡クッション材1を、雨や雪から 防水保護すると共に、風や日光の紫外線等様々な気象条件から保護し、より一層 の劣化防止を行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のガレージ用保護部材の実施の一形態を
示す断面図である。
【図2】斜視図である。
【図3】使用状態を示す断面図である。
【図4】使用状態を示す斜視図である。
【図5】使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 発泡クッション材 1a 表て面 2 カバー部材 3 ベルト部材 4 面状ファスナー 4a ループ部材 4b フック部材 5 スリット 6a 表て面 6b 裏面 7 裏面 8 一端 10 柱部 12 自動車 15 柵 A 開口部 G ガレージ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表て面1aに多数の平行なスリット5…
    を有する板状の発泡クッション材1と、該発泡クッショ
    ン材1を収納被覆するカバー部材2と、該カバー部材2
    に上記スリット5…と直交する方向に一端8が固着され
    た複数本のベルト部材3…と、を備え、さらに、該ベル
    ト部材3はその裏面7に面状ファスナー4のループ部材
    4a又はフック部材4bが付設されると共に、上記ベル
    ト部材3の延長線上のカバー部材2の表て面6aに面状
    ファスナー4のフック部材4b又はループ部材4aが付
    設され、ガレージGの柱部10や柵15等にベルト部材3に
    て着脱自在に取付けて自動車12を保護することを特徴と
    するガレージ用保護部材。
  2. 【請求項2】 ベルト部材3の裏面7の全面に面状ファ
    スナー4のループ部材4a又はフック部材4bが付設さ
    れた請求項1記載のガレージ用保護部材。
  3. 【請求項3】 カバー部材2の裏面6bに、発泡クッシ
    ョン材1挿入用の開口部Aを有する請求項1又は2記載
    のガレージ用保護部材。
  4. 【請求項4】 カバー部材2が防水部材から成る請求項
    1、2又は3記載のガレージ用保護部材。
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