JP3033967U - 密封シールされ往復運動するモータコンプレッサー用クランクシャフト - Google Patents

密封シールされ往復運動するモータコンプレッサー用クランクシャフト

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JP3033967U
JP3033967U JP1996007279U JP727996U JP3033967U JP 3033967 U JP3033967 U JP 3033967U JP 1996007279 U JP1996007279 U JP 1996007279U JP 727996 U JP727996 U JP 727996U JP 3033967 U JP3033967 U JP 3033967U
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JP
Japan
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shaft
rotor
piston
compressor
connecting rod
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Application number
JP1996007279U
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English (en)
Inventor
ファッシェ アントニオ
Original Assignee
ネッキ コンプレソーリ ソシエタ ペル アチオニ
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Publication date
Priority claimed from IT1995PV000005U external-priority patent/IT240351Y1/it
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B53/00Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 密封シール型モータコンプレッサー内で、冷
媒ガスの吸入、圧縮、吐出を行うピストンがコネクティ
ングロッドを介してシャフトを押圧することにより起こ
る振動を軽減する。 【解決手段】 モータコンプレッサー10は、ケーシン
グ11内でステータ15及びローター16でなるモータ
13をブロック14に固定し、ブロック14に設けたシ
リンダ20でローター16の回転運動をピストン19の
直線運動に変換するため、直立シャフト17の上側端を
ローター16に固定し、シャフト17の下側端近くをピ
ストン19に接続したロッド18の他端に接続し、カウ
ンタウェイト21を、ロッド18におけるシャフト17
との接続部の下方であるシャフト17の下側端に設け
て、振動を軽減する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、密封シールされ往復運動するモータコンプレッサー用シャフトであ って、特に、ケーシングの上側シェルに配置した電動モータを、下側シェルに配 置したコンプレッサーブロックに固定したモータコンプレッサー用シャフトに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
上述したモータコンプレッサーの形式では、ローターの端部を直立シャフトの 上側端に固定し、装置は、潤滑を必要としているコンプレッサー部分に下側シェ ルに存在する潤滑油を供給する機能を持ったもので固定する。 こうした装置に接近し、シャフトに軸支されるコネクティングロッドが、冷媒 ガスを吸入し圧縮すると共に冷却回路内に吐出するため、ピストンをシリンダ内 に直線移動させる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
コネクティングロッド中心線に沿って生じる力を、コンプレッサーの最善の効 率を得るためにつり合わせなければならない。 こうしたつり合わせは、ローター端部に複数のラミネーションを配置すること によって達成され、これらのラミネーションは、コネクティングロッド中心線に 近いシャフトに生じるモーメントをつり合わせるための機能を有する。このモー メントは、コネクティングロッドの長さに関係して異なる。 こうしたコンプレッサーの形態では、振動や、その結果による騒音を引き起こ す。
【0004】 上述したコンプレッサーは、即ち、住宅に設備された家庭用冷凍機に取り付け られ、コンプレッサーから発生する騒音は、特に、環境騒音が聞こえてくる夜中 に聞こえる。
【0005】 (コンプレッサーの効率を改善することによる)エネルギー保護と、(汚染を 引き起こさない冷媒ガスによる)環境汚染の軽減とに加えて、今日、末端消費者 はまた、騒音公害の軽減にも敏感であるため、冷凍コンプレッサーの製造者は、 密封型モータコンプレッサーから発生する騒音を軽減せざるを得ない。
【0006】 ケーシングの新しい形状の設計や、吸入及び吐出チューブを接続したマフラー の配置によって、いくつかの点の改良が行われてきた。しかし、コンプレッサー の可動部分により生ずる振動の軽減に関する改良は、ほとんど行われていなかっ た。
【0007】 特に、モータコンプレッサー内にある振動源は、ピストンがコネクティングロ ッドを介してシャフトを押圧することにより出力される力のわずかなつり合いが 一因となる。 本考案の目的は、上記した欠点を解消することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
解決すべき技術的な課題は、コストに影響することなしに、シャフトにおける 振動の軽減を図ることである。 技術的な課題の解決手段は、ローターの回転運動をピストンの直線運動に変換 するため、シャフトの上側端をローターに固定し、シャフトの下側端に接近して シャフトをコネクティングロッドの他端に接続し、前記ピストンにより伝達され た力とつり合わせるためのつり合い手段を、前記コネクティングロッドにおける 前記シャフトとの接続部に接近して前記シャフトに設けたことを特徴とするもの である。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1を参照すると、密封シールしてモータにより駆動される密封シール型モー タコンプレッサーを符号10で示し、この密封シール型モータコンプレッサー 10はケーシング11に包囲され、コンプレッサー12を収容する。このコンプ レッサー12は、コンプレッサーブロック14の上側面に固定された電動モータ 13でなる。
【0010】 モータ13は、ステータ15(図1及び2)と、ローター16とで構成される 。前記ローター16は、直立シャフト17に一体であって、この直立シャフト 17が、コネクティングロッド18を始動させる。コネクティングロッド18は 、既知の方法によって、シャフト17の回転運動をピストン19の直線運動に変 換し、ピストン19が、コンプレッサーブロック14内に設けたシリンダ20で 摺動するように設計されている。
【0011】 ピストン19の動作によって、冷媒ガスをシリンダ20内に吸入し、このシリ ンダ20内で圧縮すると共に、冷却回路内へ吐出する。
【0012】 運転中、ピストン19により、コネクティングロッド18を介してシャフト 17に伝達された力は、コネクティングロッド18の固定部に接近して前記シャ フト17に配置したカウンタウエイト21によってつり合いを保つ。
【0013】 カウンタウエイト21は、適切な大きさにすることによって、上述のように、 ピストン19によりシャフト17に伝達した力とつり合う。このことによって、 前記シャフト17の振動は非常に小さくなり、その結果として、騒音がかなり軽 減される。
【0014】 図3を参照すると、符号116で示したローターは既知の技術によるものであ る。 前述したように、ピストンによりシャフトに伝達された力とのつり合いのため 、複数のラミネーション122をローター116の両端部に取り付けている。こ のラミネーションの個数は、ピストンの変位量及びコネクティングロッドの長さ に関係して異なる。ラミネーション122はシャフトに対する力の作用点から遠 いため、これらが適切にシャフトをつり合わせることはできない。その結果、強 い振動が起こり、結果として、騒音レベルが高くなる。
【0015】 カウンタウエイト21を、コネクティングロッド18の固定部に接近してシャ フト17に配置できるということは、様々な可動部分の間のフリクションを軽減 し、ケーシング11の底部にある潤滑油の油量を最適化するために必要なことで あった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるコンプレッサーの一実施形態を示
す縦断面図である。
【図2】図1のコンプレッサーにおけるローター、シャ
フト、コネクティングロッド部分のアセンブリを詳細に
示した図である。
【図3】従来技術によるローターを示した図である。
【符号の説明】
10 密封シール型モータコンプレッサー 11 ケーシング 12 コンプレッサー 13 電動モータ 14 コンプレッサーブロック 15 ステータ 16 ローター 17 シャフト 18 コネクティングロッド 19 ピストン 20 シリンダ 21 カウンタウェイト 116 ローター 122 ラミネーション

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封シールされ往復運動するモータコン
    プレッサーであって、該モータコンプレッサーは、ケー
    シングの上側シェルに配置したステータ及びローターで
    なる電動モータを前記ケーシングの下側シェルに配置し
    たコンプレッサーブロックに固定し、該ブロック内に設
    けたシリンダで、コネクティングロッド端部に接続され
    たピストンが摺動するように構成したモータコンプレッ
    サー用シャフトにおいて、 前記ローターの回転運動を前記ピストンの直線運動に変
    換するため、前記シャフトの上側端を前記ローターに固
    定し、前記シャフトの下側端に近い該シャフトを前記コ
    ネクティングロッドの他端に接続し、前記ピストンによ
    り伝達された力とつり合わせるためのつり合い手段を、
    前記コネクティングロッドにおける前記シャフトとの接
    続部に接近して前記シャフトに設けたことを特徴とする
    密封シールされ往復運動するモータコンプレッサー用シ
    ャフト。
  2. 【請求項2】 前記つり合い手段は、前記コネクティン
    グロッドにおける前記シャフトとの接続部の下方である
    前記シャフトの下端部に固定したカウンタウェイトでな
    ることを特徴とする請求項1に記載のシャフト。
JP1996007279U 1995-07-25 1996-07-25 密封シールされ往復運動するモータコンプレッサー用クランクシャフト Expired - Lifetime JP3033967U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT95U000005 1995-07-25
IT1995PV000005U IT240351Y1 (it) 1995-07-25 1995-07-25 Albero per motocompressore ermetico alternativo

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3033967U true JP3033967U (ja) 1997-02-07

Family

ID=43168831

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