JP3033864U - 注射、採血などの作業台 - Google Patents

注射、採血などの作業台

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JP3033864U
JP3033864U JP1996007117U JP711796U JP3033864U JP 3033864 U JP3033864 U JP 3033864U JP 1996007117 U JP1996007117 U JP 1996007117U JP 711796 U JP711796 U JP 711796U JP 3033864 U JP3033864 U JP 3033864U
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JP1996007117U
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English (en)
Inventor
敏一 宮前
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シグマ精器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーブル面の昇降が容易で、しかも、安定し
ていて、転倒の虞がない注射、採血などの作業台を提供
する。 【解決手段】 内蔵した油圧シリンダによって昇降され
る可動脚部を、テーブル下に備えると共に、前記油圧シ
リンダのピストン側を支持した固定脚部を架台側に設
け、また、前記テーブル下に、前記油圧シリンダへの圧
油供給を行う電動式給油手段を備え、前記電動式給油手
段の電動モータの正逆駆動および停止を行う制御スイッ
チを、前記テーブルに設けていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、注射、採血などに際して、患者の腕を載せて、保持するための西行 台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、病院で注射、採血を行う場合、所謂、「採血台」と称するものは、ス タンドから上方に延びるポールの頂上にスポンジ入りの枕が付いており、患者は 、その枕の上に腕を置いて、注射あるいは採血される。この場合、患者の体格( 主として、座高)の差により、ポールの高さを調節している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような採血台では、構造的に不安定で、注射や採血中に、 採血台が倒れたり、ぐら付く虞があり、好ましくない。そこで、通常の机を利用 して、その机上に枕を置き、使用しているが、この場合には、患者の体格に合わ せた高さ調節ができない。
【0004】 本考案は上記事情に基いてなされたもので、テーブル面の昇降が容易で、しか も、安定していて、転倒の虞がない注射、採血などの作業台を提供しようとする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案では、内蔵した油圧シリンダによって昇降される可動脚部を 、テーブル下に備えると共に、前記油圧シリンダのピストン側を支持した固定脚 部を架台側に設け、また、前記テーブル下に、前記油圧シリンダへの圧油供給を 行う電動式給油手段を備え、前記電動式給油手段の電動モータの正逆駆動および 停止を行う制御スイッチを、前記テーブルに設けていることを特徴とする。
【0006】 なお、本考案の好ましい実施の形態として、前記電動モータは、前記制御スイ ッチのオン・オフ動作に対応して、急速制動可能な制動手段を具備しており、ま た、前記可動脚には、昇降の上限及び下限を検知して、電動モータを停止するセ ンサを装備しており、更には、前記電動式給油手段は、前記電動モータで駆動さ れるスクリュー式の往復動ピストン・シリンダ機構を具備している。
【0007】 また、前記テーブルには、アルコール消毒用綿の収容容器、注射針廃棄容器、 芥容器などを保持する保持部が装備されているとよく、また、被採血者などの照 合用表示部を備えていて、メインコンピュータに接続され、注射、採血などの作 業対象者を特定するように構成されているとよい。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照して、具体的に説明する。ここに示 す、注射、採血などの作業台は、基本的には、内蔵した油圧シリンダ1、1によ って昇降される可動脚部2、2を、テーブル3下に備えると共に、油圧シリンダ 1、1のピストン1A、1A側を支持した固定脚部4、4を架台5側に設け、ま た、テーブル3下に、油圧シリンダ1、1への圧油供給を行う電動式給油手段6 を備え、電動式給油手段6の電動モータ6Aの正逆駆動および停止を行う制御ス イッチ7を、テーブル3に、好ましくは、その作業者側に設けている。なお、こ の制御スイッチ7は、中立位置ではオフであり、上向き操作で、電動モータ6A を正転させ、下向き操作で、逆転させ、操作しない状態では、中立位置に自動的 に戻るような機構のスイッチ構造(公知)を持っている。
【0009】 特に、この実施の形態では、架台5はテーブル3の前後方向に延びる左右一対 の板状部材5A、5Aと、両者に架橋された連結部材5Bとより構成されており 、また、可動脚部2、2および固定脚部4、4は、それぞれ、角筒状で、互いに 嵌合されている。また、ピストン1A、1Aの下端は、板状部材5A、5Aに対 してボルト連結されている。また、油圧シリンダ1、1の頂部にはフレキシブル ・チューブ7、7が連結されており、可動脚部2、2の頂部からテーブル3下の ハウジング8内に延びている。
【0010】 そして、電動モータ6Aは、制御スイッチ15のオン・オフ動作に対応して、 急速制動可能な制動手段(図示せず)を具備しており、また、可動脚部2、2に は、昇降の上限及び下限を検知して、電動モータ6Aを停止するセンサ9、例え ば、レバー付きの常閉リミットスイッチ9A、9Bを装備している。更に、電動 式給油手段6は、電動モータ6Aで駆動されるスクリュー式の往復動ピストン・ シリンダ機構6B(これは、例えば、商品番号「タカチホTB2812」などで 知られる公知の装置である)を具備しており、そのシリンダ端には、前述のフレ キシブル・チューブ7、7のそれぞれの端部が接続されている。なお、電動モー タ6Aと往復動ピストン・シリンダ機構6Bとの間の動力伝動には、タイミング ベルト伝動系6Cが採用されている。
【0011】 更に、要すれば、テーブル3には、アルコール消毒用綿の、蓋付きの収容容器 10、投入孔を有する蓋付きの注射針廃棄容器11、揺動式の蓋を備えた塵芥容 器12などを保持する、長方形孔の保持部3Aが装備されている。なお、この実 施の形態では、アルコール消毒用綿の収容容器10、注射針廃棄容器11、塵芥 容器12は、プレス成形などで成形され、その各フランジ部10A、11A、1 2Aを保持部3Aの縁に支持させており、要すれば、適当な固定手段で、保持部 3Aに、着脱自在に装着されている。
【0012】 また、被採血者などの、例えば、液晶表示による照合用表示部13がテーブル 3上の適当箇所に備えられていて、メインコンピュータ(図示せず)に接続され 、注射、採血などの作業対象者を、氏名、あるいは、番号表示などで特定するよ うに、構成されている。
【0013】 しかして、制御スイッチ15を操作することで、電動モータ6Aを駆動し、往 復動ピストン・シリンダ機構6Bから油圧シリンダ1、1へ、あるいは、その逆 に、圧油を供給、あるいは、回帰させることで、固定脚部4、4に対して可動脚 部2、2を上下に動作し、テーブル3の高さ調整を簡単に行うことができる。こ のため、従来のような、スタンドからポールを介して枕を保持する不安定な構造 と異なり、机のような、安定した支持構造が実現されており、しかも、患者の体 格に合わせて、高さ調整が容易である。
【0014】 しかも、この実施の形態では、可動脚部2、2の少なくとも一方に、センサ9 を備えるために、可動脚部2、2の可動範囲の上限あるいは下限で、各リミット スイッチ9A、9Bがオフ状態となり、その時点で、制御スイッチ7にオフ信号 を与えて、それ以上の電動モータ6Aの正転あるいは逆転方向の制御を行わせな いようになっている。
【0015】 また、要すれば、作業者は、注射や採血順序に従って、照合用表示部13に表 示された患者を着席させて、順次、注射、採血するなどの、医療システムとの連 係を保持した作業をすることもできる。この際、テーブル3に設けたアルコール 消毒用綿の収容容器10、注射針廃棄容器11、塵芥容器12は、作業の利便性 を向上する。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したようになり、内蔵した油圧シリンダによって昇降され る可動脚部を、テーブル下に備えると共に、前記油圧シリンダのピストン側を支 持した固定脚部を架台側に設け、また、前記テーブル下に、前記油圧シリンダへ の圧油供給を行う電動式給油手段を備え、前記電動式給油手段の電動モータの正 逆駆動および停止を行う制御スイッチを、前記テーブルに設けているから、テー ブル面の昇降が容易で、しかも、安定していて、転倒の虞がないなどの実用上の 効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す全体の斜視図であ
る。
【図2】同じく、一部縦断した正面図である。
【図3】同じく、一部縦断した側面図である。
【図4】同じく、横断平面図である。
【図5】同じく、横断底面図である。
【符号の説明】
1、1 油圧シリンダ 1A、1A ピストン 2、2 可動脚部 3 テーブル 4、4 固定脚部 5 架台 6 電動式給油手段 6A 電動モータ 6B スクリュー式往復動ピストン・シリンダ機構 6C タイミングベルト伝動系 7 フレキシブル・チューブ 8 ハウジング 9 センサ 9A、9B 常閉リミットスイッチ 10 アルコール消毒用綿の収容容器 11 注射針廃棄容器 12 塵芥容器 10A、11A、12A フランジ部 13 照合用表示部 15 制御スイッチ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵した油圧シリンダによって昇降され
    る可動脚部を、テーブル下に備えると共に、前記油圧シ
    リンダのピストン側を支持した固定脚部を架台側に設
    け、また、前記テーブル下に、前記油圧シリンダへの圧
    油供給を行う電動式給油手段を備え、前記電動式給油手
    段の電動モータの正逆駆動および停止を行う制御スイッ
    チを、前記テーブルに設けていることを特徴とする、注
    射、採血などの作業台。
  2. 【請求項2】 前記電動モータは、前記制御スイッチの
    オン・オフ動作に対応して、急速制動可能な制動手段を
    具備していることを特徴とする請求項1に記載の注射、
    採血などの作業台。
  3. 【請求項3】 前記可動脚には、昇降の上限及び下限を
    検知して、電動モータを停止するセンサを装備している
    ことを特徴とする請求項1に記載の注射、採血などの作
    業台。
  4. 【請求項4】 前記電動式給油手段は、前記電動モータ
    で駆動されるスクリュー式の往復動ピストン・シリンダ
    機構を具備していることを特徴とする請求項1に記載の
    注射、採血などの作業台。
  5. 【請求項5】 前記テーブルには、アルコール消毒用綿
    の収容容器、注射針廃棄容器、芥容器などを保持する保
    持部が装備されていることを特徴とする請求項1に記載
    の注射、採血などの作業台。
  6. 【請求項6】 被採血者などの照合用表示部を備えてい
    て、メインコンピュータに接続され、注射、採血などの
    作業対象者を特定するように構成されている請求項1な
    いし5の何れかに記載の注射、採血などの作業台。
JP1996007117U 1996-07-22 1996-07-22 注射、採血などの作業台 Expired - Lifetime JP3033864U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002143296A (ja) * 2000-11-15 2002-05-21 Tokyo Tokushu Shatai Kk 採血装置設置台および移動採血車

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