JP3033216U - 升々半升ブロック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］ 商売人の必需品である一升等を縁起物として
竹笹に付け縁起物グッズとして扱う。 ［解決手段］ 一升ますの形をした升ａ１と升ｂ２をつ
なぎ、片方の升に升を半分に切った半升３をつなげた升
々半升ブロック構成となっている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案の属する技術分野］ 本考案は、商売人の増増繁盛を祈願する必需品である一升を竹笹に付けるグッ ズにおいて一升ますと一升ますの組み合わせと更に半升との組み合わせを行った 、商売人の必需品グッズに関するものである。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来は、商売繁盛の縁起物として竹笹に付けてあるのは小判・福袋・鯛等の単 品で以前からの祝儀物はあったがたんざくのように長くなく新しさに欠けていた 。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ 従って、従来の商売人の必需品である一升等を縁起物として竹笹に付けるには 大きさや形状が単純でグッズとして扱えにくく、不人気で売り物としての価値が なかった。それでも縁起物としての評価が高いため、商売人の心の縁起物グッズ をどうかして喜んでもらえるためにどう考案したら良いかが課題であった。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 考案者は上記目的を達成するために、どのようにすればよいかとあれこれ思案 した結果、一升ますの形をした升ａ１と升ｂ２をつなぎ、片方の升に升を半分に 切った半升３をつなげた升々半升ブロック構成となっている。

【０００５】 ［考案の実施の形態］ 上記のように形成されたため、升単体の形状や回転動作だけでなく、複数の升 の形状組み合わせにより独特の回転と定型的な回転がバランスよく動作し、更に 升の重みにより竹のたわみを引き出して、竹笹の役割を担っている。

【０００６】 升を複数に組み合わせることにより家・人形・動物などのおもちゃブロック形 態となり、子供の遊戯具としても利用できる。また、竹笹につるすと竹の弾力性 により生き物があたかも動ごいているようである。

【０００７】 ［実施例］ 実施例について図面参照して説明すると、図１のように升ａ１と升ｂ２の半升 ３の一端にひも４を接続したり、また、ひも４の位置を升の中央や好みに応じて 任意に取り付ける事や、ひも４の絞め具合の長さによって、それぞれの升の回転 に変化を持たせることができる。升の大きさも任意に変えることができる。

【０００８】 商売繁盛の歌の中で歌われている「ますます繁盛でささ持って来い」と歌われ ている昔からの商売人の店、家などに付けられている札や縁起物として扱う事が できる。

【０００９】 升ａ１と升ｂ２の半升３を図２、図３、図４のように組み合わせたり、さらに 複数に組み合わせることにより家・人形・動物などのおもちゃブロック形態とな る。図以外の組み合わせも可能であり、用途に応じて大きさに変化を持たせれば 楽しみも倍増する。縁起物グッズとして竹笹につるすことにより竹の弾力性によ り生き物があたかも動ごいているようである。

【００１０】 材質はプラスチック樹脂・陶器類やセラミックス等、全てに対応できる。色に 変化を持たせたり、風鈴など音の響きを味わう縁起物としても利用できる。

【００１１】 ［考案の効果］ 本案により、商売繁盛の縁起物として竹笹に付けてある小判・福袋・鯛等の祝 儀物と同じように升々半升ブロックを縁起物として竹笹に付け、商売人の心のグ ッズとして喜んでもらえる。 また、一般家庭においては子供のブロックのおもちゃ道具として使用でき、特 に幼子の遊び道具としての価値がある。 更に、心に縁起物という、心のゆとりと安心感を与える商品としての価値を見 付けることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の接続ブロック図である。

【図２】本考案の組み立て事例１ブロック図である。

【図３】本考案の組み立て事例２ブロック図である。

【図４】本考案の組み立て事例３ブロック図である。

【符号の説明】

１．升ａ ２．升ｂ ３．半升 ４．ひも

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一升ますの形をした升ａ１と升ｂ２をつ
   なぎ、片方の升に升を半分に切った半升３をつなげた升
   々半升ブロック。