JP3032916U - 携帯マルチセンサー火災報知機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、火災に関する全ての下記セン
サー ａ、温度センサー ｂ、煙センサー ｃ、酸素ガス濃度
センサー ｄ、臭気センサー ｅ、一酸化炭素ガス濃度センサー
等を持つ、携帯マルチセンサー火災報知機であるから、
旅行中の宿泊施設・火災の危険が予想される工事現場・
火災の危険が予想される狭隘または避難通路に問題ある
場所等での人命保全に最適であり、使用時に作動の事前
チェックが可能であるから信頼度も高い。又、使用目的
に合ったセンサーを任意に選択・装着できるし、センサ
ーを分離して特定箇所に設置可能であるから家庭内に素
人でも設置できる。 【構 成】 電源部１，警報部２，センサー装着部３，
により構成される、携帯マルチセンサー火災報知機本体
０，と各種の着脱型センサー４ より構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ この考案は、火災に関係する各種センサーを持つ、携帯型の火災報知機であっ て、旅行中の宿泊施設・火災の危険が予想される工事現場・火災の危険が予想さ れる狭隘または避難通路に問題のある場所での人命保全に最適である。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来、火災報知機はセンサーの種類が限定されており、かつ固定式であり、し かも正しく機能する状態にあるか否かを各個人が事前にチェック出来ない欠点を もっている。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題点］ 本案は、火災に関係するあらゆるセンサーを備え、携帯型として火災報知設備 のない所へも携帯可能であって、しかもセンサーを分離して火災の危険が最も高 い場所へ設置出来、かつ事前に作動確認の出来る携帯型火災報知機とするもので ある。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ いまその解決手段を図面を追いながら説明すれば、 携帯マルチセンサー火災報知機本体０は、電源部１、警報部２、センサー装着 部３ の三つの主要構成部から成り、夫々は下記のごとくなっている。 （イ）電源入力１−１、変圧器１−２、整流器１−３、充電式バッテリー１−４ 、自 動電源切替スイッチ１−５、電源スイッチ１−６ より成る電源部１。 （ロ）アラーム２−１、アラームテストスイッチ２−２、アラーム外部端子２− ３より成る警報部２。 （ハ）着脱センサー用アース接触子３−１、着脱センサー用電源接触子３−２、 着脱センサー入力接触子群３−３ を持つ、着脱センサー装着凹面３−４と、外 部センサー接続メスプラグ群３−５ より成る、センサー装着部３センサーは下 記のごとく成っている。 （ニ）着脱センサー用アース接触子３−１ に接続可能な、アース接触子４−１ 、着脱センサー用電源接触子３−２ に接続可能な電源接触子４−２、着脱セン サー入力接触子群３−３ に接続可能な出力接触子群４−３ を持つ、装着凸面 ４−４ と、反対面が 着脱センサー用アース接触子３−１、着脱センサー用電源接触子３−２、着脱 センサー入力接触子群３−３ を持つ、着脱センサー装着凹面３−４ であり、 外部センサー接続メスプラグ４−５、センサーテストスイッチ４−６ を持つ、 着脱型センサー４。 着脱型センサー４ は、温度センサーａ，煙センサーｂ，酸素ガス濃度センサ ーｃ，臭気センサーｄ，一酸化炭素ガス濃度センサーｅ の全て、又はいずれで も選択できる。 以上の如く構成し任意のセンサーをタンデムに装着出来る、携帯マルチセンサ ー火災報知機。

【０００５】 ［作用］ 本案は、以上のような構造であるから、これを使用するときは、場所・用途に 合った任意のセンサーを選択、タンデムに装着し、アラームとセンサーをテスト スイッチで確認すれば火災に対し万全となる。

【０００６】 ［実施例］ なお、本考案の実施に当たっては次の如き事ができる。 （イ）オスプラグ５−１ 多芯線５−２ より成る、接続コード５ によって携 帯火災報知機本体０ のセンサー装着部３ の外部センサー接続メスプラグ群３ −５ と、着脱型センサー４ の外部センサー接続メスプラグ４−５ を接続す る事によって、センサーを報知機本体から分離させて火災検知に最適な任意の場 所に設置できる［請求項１］の携帯マルチセンサー火災報知機とする事が出来る 。 （ロ）［請求項１］の着脱型センサー４ のセンサー部のみを、携帯マルチセン サー火災報知機本体０ に組み込んだ、一体型の携帯マルチセンサー火災報知機 とする事が出来る。 （ハ）センサーに下記を加える事が出来る。 炭酸ガスセンサー、湿度センサー（湿度の単位時間当たりの変位） 音量センサー、炊事用ガス漏れセンサー等 又、火災以外の下記センサーを使用する事も出来る。 震度センサー、漏水センサー、降雨センサー、各種毒ガスセンサー等。 （ニ）各センサーを設置場所に応じて設置するための、マグネット、吸盤、吊り 金具を付属具とすることができる。 （ホ）家庭用として設置して用途・場所に応じて任意のセンサーを配置する事が できる。

【０００７】 ［考案の効果］ 従って、携帯型であるから旅行中の宿泊施設・火災の危険が予想される工事現 場・火災の危険が予想される狭隘または避難通路に問題のある場所での人命保全 に最適である。 又、火災に関係する全てのセンサーが装着出来、センサーのみを分離して特定 箇所に設置可能でもあり、事前チェックが可能であるから信頼度も高い。 又、家庭内に素人でも設置する事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の構成概念図

【図２】本考案の正面図

【図３】本考案の側面図

【図４】本考案の正面図

【図５】本考案の側面図

【図６】本考案の正面図

【図７】本考案の側面図

【符号の説明】

０は携帯マルチセンサー火災報知機本体 １は電源部 １−１は電源入力 １−２は変圧器 １−３は整流器 １−４は充電式バッテリー １−５は自動電源切替スイッチ １−６は電源スイッチ ２は警報部 ２−１はアラーム ２−２はアラームテストスイッチ ２−３はアラーム外部端子 ３はセンサー装着部 ３−１は着脱センサー用アース接触子 ３−２は着脱センサー用電源接触子 ３−３は着脱センサー入力接触子群 ３−４は着脱センサー装着凹面 ３−５は外部センサー接続メスプラグ群 ４は着脱型センサー ４−１はアース接触子 ４−２は電源接触子 ４−３は出力接触子群 ４−４は装着凸面 ４−５は外部センサー接続メスプラグ ４−６はセンサーテストスイッチ ａは温度センサー ｂは煙センサー ｃは酸素ガス濃度センサー ｄは臭気センサー ｅは一酸化炭素ガス濃度センサー ５は接続コード ５−１はオスプラグ ５−２は多芯線

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【手続補正書】

【提出日】平成８年７月２９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図３】

【図４】

【図２】

【図５】

【図６】

【図７】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）電源入力１−１、変圧器１−２、整
   流器１−３、充電式バッテリー１−４、自動電源切替ス
   イッチ１−５、電源スイッチ１−６ より成る電源部
   １。 （ロ）アラーム２−１、アラームテストスイッチ２−
   ２、アラーム外部端子２−３より成る警報部２。 （ハ）着脱センサー用アース接触子３−１、着脱センサ
   ー用電源接触子３−２、着脱センサー入力接触子群３−
   ３ を持つ、着脱センサー装着凹面３−４と、外部セン
   サー接続メスプラグ群３−５ より成る、センサー装着
   部３以上の如く、電源部１、警報部２、センサー装着部
   ３ より構成される、携帯マルチセンサー火災報知機本
   体０。 （ニ）着脱センサー用アース接触子３−１ に接続可能
   な、アース接触子４−１、着脱センサー用電源接触子３
   −２ に接続可能な電源接触子４−２、着脱センサー入
   力接触子群３−３ に接続可能な出力接触子群４−３
   を持つ、装着凸面４−４ と、反対面が着脱センサー用
   アース接触子３−１、着脱センサー用電源接触子３−
   ２、着脱センサー入力接触子群３−３ を持つ、着脱セ
   ンサー装着凹面３−４ であり、外部センサー接続メス
   プラグ４−５ センサーテストスイッチ４−６ を持
   つ、着脱型センサー４。着脱型センサー４ は、温度セ
   ンサーａ，煙センサーｂ，酸素ガス濃度センサーｃ，臭
   気センサーｄ，一酸化炭素ガス濃度センサーｅ の全
   て、又はいずれでも選択できる。 以上の構成で、任意のセンサーをタンデムに装着出来
   る、携帯マルチセンサー火災報知機。
2. 【請求項２】両端に、オスプラグ５−１ を持つ多芯線
   ５−２ より成る、接続コード５によって携帯マルチセ
   ンサー火災報知機本体０ のセンサー装着部３ の外部
   センサー接続メスプラグ群３−５ と、着脱型センサー
   ４ の外部センサー接続メスプラグ４−５ を接続する
   事によって、センサーを報知機本体から分離させて火災
   検知に最適な任意の場所に設置できる［請求項１］の携
   帯マルチセンサー火災報知機。