JP3032290U

JP3032290U - 多機能キーボード

Info

Publication number: JP3032290U
Application number: JP1996006682U
Authority: JP
Inventors: 權芝邱
Original assignee: 旭麗股▲ふん▼有限公司
Priority date: 1996-04-19
Filing date: 1996-06-10
Publication date: 1996-12-17
Anticipated expiration: 2002-06-10
Also published as: TW306643U

Abstract

(57)【要約】【課題】マウス、ジョイスティック、携帯用ハンド
ル、リモートコントローラーを一体に設けた多機能キー
ボードの提供。【解決手段】キーボードの左右両側にゲーム用ジョイ
スティック或いはマウスを設けてあり、キーボード上端
にリモートコントローラーを設けてあり、キーボードの
左端或いは、右端に、携帯用のハンドルを設けてあり、
室内で携帯して使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はコンピュータの入力装置である一種の多機能キーボードに関し、キーボード、ゲーム用ジョイスティック、及びマウスの三種の入力装置を一体に設けてあり、キーボードの左右両側にゲーム用ジョイスティック或いはマウスを設けてあり、キーボード上端にリモートコントローラーを設けてあり、キーボードの左端或いは、右端に、携帯用のハンドルを設けてあり、室内で携帯して使用できるものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

インターネット、ＶＡＮ、ＢＢＳ及びウインドウス（Ｗｉｎｄｏｗｓ）ソフト、互動式コンピュータゲーム、コンピュータによる教育補助などデータサービスの急速な成長により、市販の各型のコンピュータにも、上述の各種サービスを使用するための、キーボード、マウス及びゲーム用ジョイスティック等各種の入力装置の配備が必要となってきた。また、パーソナルコンピュータを家庭内で使用する機会も増している。上述の各種の入力装置は以下のような共通の欠点を有していた。即ち、１．個別に使用される方式に設計されており、作業内容により同時に二種類あるいはそれ以上の入力装置を使用しなければならない場合には操作に不便であった。２．各入力装置が個別に設けられているため、机上の多くの空間を占有した。３．入力装置の設計は固定使用の方式とされており、コンピュータとの通信は信号線で連接して行っており、信号線の長さは一般に１〜２ｍとされ、回路は複雑であり、人が通るのに邪魔になったり或いは操作中に意外な事故が発生したりする場合があり、コンピュータや入力装置に損害をまねく恐れがあった。４．コンピュータの使用者はコンピュータやディスプレイに接近する必要があるため、比較的多くの電磁放射を受けることになった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、キーボードの左右両側にゲーム用ジョイスティック或いはマウスを設け、キーボード上端にリモートコントローラーを設けることで、キーボード、ゲーム用ジョイスティック、マウスの三種類の入力装置を整然と一体に設け、操作を簡易化し、空間を節約し、リモートコントロール装置により実際に回路とコンピュータを連接する必要を無くし、使用者がコンピュータやディスプレイを離れた所で操作できるようにして電磁放射の影響をなくし、キーボードの左右両端の一つにゲーム用ジョイスティック或いはマウスを設けるほかに、携帯用のハンドルを設けてキーボードの室内での携帯使用を可能とすることを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、キーボード１と、キーボード１中央に位置する入力キー２と、キーボード１の一端に位置するゲーム用ジョイスティック３と、キーボード１のもう一端に位置するマウス４と、キーボード１の上端中央に位置するリモートコントローラー５と、キーボード１の一端に位置する携帯用ハンドル６と、キーボードフレーム１１の上端のリモートコントローラー５の下方及び入力キー２の上方に設けられた特殊機能キー７と、キーボードフレーム１１の上端にあってリモートコントローラー５の下方の入力キー２上方に設けられた特殊機能キー７の中央に設けられた発光ダイオード８と、キーボードフレーム１１の上端にあってリモートコントローラー５下方の入力キー２上方に設けられた特殊機能キー７の中央の発光ダイオード８の横に設けられた電源スイッチ９とを備え、キーボード１、ゲーム用ジョイスティック３及びマウス４の三種の入力装置を一体に設けてあり、操作を簡易化し、空間を節約し、実際に回路をコンピュータと連線する必要をなくし、コンピュータとディスプレイより離れた所で操作でき、使用者に電磁放射を受けさせず、携帯用ハンドル６は室内での携帯使用に利用されることを特徴とする、多機能キーボードとしている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１に示されるように、本考案の多機能キーボードは、キーボード１、入力キー２、ゲーム用ジョイスティック３、マウス４、リモートコントローラー５、携帯用ハンドル６、特殊機能キー７、発光ダイオード８、電源スイッチ９、キーボードフレーム１１及びキーボード底座１２を備えている。

【０００６】その中、入力キー２は従来のものと同じであり、電源スイッチ９はキーボード１の電源のオンとオフの切り換えに用いられ、特殊機能キー７はコンピュータ端末のマルチメディア装置の設定制御に用いられ、発光ダイオード８は電源状態を表示し、入力キー２、特殊機能キー７、発光ダイオード８及び電源スイッチ９は同じ回路板を使用している。

【０００７】図２に示されるように、本考案のゲーム用ジョイスティック３はキーボードフレーム１１、キーボード底座１２、ジョイスティック上板１３、ジョイスティックゴムパッド１４、ジョイスティック回路板１５、ジョイスティック底板１６より構成され、ジョイスティック上板１３はキーボードフレーム１１上に取り付けられ、ジョイスティック上板１３とキーボードフレーム１１の下に、順に、ジョイスティックゴムパッド１４、ジョイスティック回路板１５、キーボード底座１２及びジョイスティック底板１６が設けられ、ジョイスティック上板１３は、その下に突出するフック１７がキーボードフレーム１１のフック座１８に噛み合わされることを以てキーボードフレーム１１上面に取り付けられ、ジョイスティック底板１６はその上に突出するフック１７がキーボード底座１２のフック座１８に噛み合わされることを以て、キーボード底座１２下面に取り付けられる。

【０００８】図３に示されるように、本考案のマウス４はキーボードフレーム１１、キーボード底座１２、マウス上板２３、マウスゴムパッド２４、マウス回路板２５及びマウス底板２６より構成され、マウス上板２３はキーボードフレーム１１の上に取り付けられ、マウス上板２３とキーボードフレーム１１の下には順に、マウスゴムパッド２４、マウス回路板２５及びキーボード底座１２、及びマウス底板２６が設置され、マウス上板２３はその下に突出するフック１７がキーボードフレーム１１のフック座１８と噛み合わされることを以てキーボードフレーム１１上面に取り付けられ、マウス底板２６はその上に突出するフック１７がキーボード底座１２のフック座１８と噛み合わされることを以てキーボード底座１２の下面に取り付けられる。

【０００９】図４に示されるように、本考案のリモートコントローラー５は、キーボードフレーム１１、キーボード底座１２、リモートコントロール回路６０及びアンテナカバー６１より構成され、リモートコントロール回路６０はキーボードフレーム１１とキーボード底座１２中に設置され、リモートコントロール回路６０の前端及び外側はアンテナカバー６１により保護されており、該リモートコントローラー５は、実際に回路とコンピュータを電線で接続して信号を伝送する必要を無くし、コンピュータとディスプレイから離れた位置での入力操作を可能として使用者が電磁放射を受けないようにするものである。

【００１０】図５に示されるように、本考案の携帯用ハンドル６はキーボードフレーム１１、キーボード底座１２、ハンドル２７、ハンドル止め具２８及びヒンジロッド２９より構成され、ハンドル２７の両端はそれぞれハンドル止め具２８に連接され、ハンドル止め具２８はヒンジロッド２９でキーボードフレーム１１及びキーボード底座１２に連接されている。

【００１１】

【考案の効果】

本考案の多機能キーボードは、コンピュータへの入力に使用されるものであり、キーボードの左右両側にゲーム用ジョイスティック或いはマウスを設け、キーボード上端にリモートコントローラーを設けて、キーボード、ゲーム用ジョイスティック、マウスの三種類の入力装置を一体としたことで、操作を簡易化し、空間を節約し、またリモートコントロール装置の設置により実際に回路とコンピュータを連接する必要を無くし、使用者がコンピュータやディスプレイを離れた所で操作できるようにして電磁放射を受けないようにし、キーボードの左右両端の一つにゲーム用ジョイスティック或いはマウスを設けるほかに、携帯用のハンドルを設けたことでキーボードの室内での携帯使用を可能とした。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例の斜視図である。

【図２】本考案の実施例のジョイスティックの分解斜視
図である。

【図３】本考案の実施例のマウスの分解斜視図である。

【図４】本考案の実施例のリモートコントローラーの分
解斜視図である。

【図５】本考案の実施例の携帯用ハンドルの分解斜視図
である。

【符号の説明】

１・・・キーボード２・・・キー３・・・ゲーム用
ジョイスティック４・・・マウス５・・・リモートコントローラー６
・・・携帯用ハンドル７・・・特殊機能キー８・・・発光ダイオード９・
・・電源スイッチ１１・・・キーボードフレーム１２・・・キーボード
底座１３・・・ジョイスティック上板１４・・・ジョイス
ティックゴムパッド１５・・・ジョイスティック回路板１６・・・ジョイ
スティック底板１７・・・フック１８・・・フック座２３・・・マ
ウス上板２４・・・マウスゴムパッド２５・・・マウス回路板２６・・・マウス底板６０・・・リモートコントロー
ル回路６１・・・アンテナカバー２７・・・ハンドル２８
・・・ハンドル止め具２９・・・ヒンジロッド

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】キーボード１と、キーボード１中央に位
置する入力キー２と、キーボード１の一端に位置するゲ
ーム用ジョイスティック３と、キーボード１のもう一端
に位置するマウス４と、キーボード１の上端中央に位置
するリモートコントローラー５と、キーボード１の一端
に位置する携帯用ハンドル６と、キーボードフレーム１
１の上端のリモートコントローラー５の下方及び入力キ
ー２の上方に設けられた特殊機能キー７と、キーボード
フレーム１１の上端にあってリモートコントローラー５
の下方の入力キー２上方に設けられた特殊機能キー７の
中央に設けられた発光ダイオード８と、キーボードフレ
ーム１１の上端にあってリモートコントローラー５下方
の入力キー２上方に設けられた特殊機能キー７の中央の
発光ダイオード８の横に設けられた電源スイッチ９とを
備え、キーボード１、ゲーム用ジョイスティック３及びマウス
４の三種の入力装置を一体に設けてあり、操作を簡易化
し、空間を節約し、実際に回路をコンピュータと連線す
る必要をなくし、コンピュータとディスプレイより離れ
た所で操作でき、使用者に電磁放射を受けさせず、携帯
用ハンドル６は室内での携帯使用に利用されることを特
徴とする、多機能キーボード。