JP3032018U

JP3032018U - 着脱式クリップウキ

Info

Publication number: JP3032018U
Application number: JP1996006439U
Authority: JP
Inventors: 豊藤
Original assignee: 豊藤
Priority date: 1996-06-03
Filing date: 1996-06-03
Publication date: 1996-12-13
Anticipated expiration: 2002-06-03

Abstract

(57)【要約】【目的】海釣り、特に船釣り、ボート釣りに、道糸を傷
めず取付、取り外しが簡単に出来て水深も思いのまま、
胴づき仕掛がワンタッチで、ウキ釣り仕掛に変わる。潮
の流れがあるときは、着脱式クリップウキをセットする
と、広範囲で魚を釣る事ができる。【構成】クリップ１、の後方につまみ部２、を設けクリ
ップ１、の先方に糸挟み部３を設ける。糸挟み部３、の
内側に弾性体４、を設け、糸挟み部３、の付け根にウキ
取付部６、を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は海釣り、特に船釣り、ボート釣りの時、水深に関係なくワンタッチで道糸を挟む、着脱式クリップウキに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

遊動式のウキがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。イ。初めからシモリ玉、遊動ウキ、を道糸に通して、ウキ止めもセットしなければならない。ロ。水深によって、ウキ止め位置を結び直さなければならない。ハ。ウキを取り外す時は、仕掛と道糸を切りはして、遊動ウキ、シモリ玉、ウキ止め、を取りはずさなければならない。本考案は、これらの欠点を除くためになされた物である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

クリップ１、の先に糸挟み部３、そのつけ根にウキ取付部６、を設け、糸挟み部３、の内側に弾性体４、を設けて、道糸を両側から挟みつけワンタッチで着脱できる、着脱式クリップウキである。

【０００５】

【作用】

つまみ部２、両外側を指でつまんで強く押して糸挟み部３、と内側の弾性体４、を開き、間に道糸を通して両側から挟んで取り付ける。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。イ。支点軸５、にバネを巻きつけて先端を開閉するクリップ１、の先に半円筒状の糸挟み部３、の内側に弾性体４、を設ける。ロ。クリップ１、の先に糸挟み部３、そのつけ根に、ウキ取付部６、を設ける。ハ。クリップ１、の後部につまみ部２、を設ける。本考案は以上のような構造で、これを使用する時は、つまみ部２、の両外側を指でつまんで強く押して、糸挟み部３、と内側の弾性体４、を開き間に道糸を通して両側から挟んで取りつけ、次にウキ取付部６、の所にウキを取付て使用する。なお図７、で使用状態を示し、魚が釣れたらリールを巻き、クリップウキが近づいたら道糸を手元に寄せて、クリップウキを道糸から取り外して、リールを巻きあげる。なお弾性体４、の形状は図５のＳ型、図６のＬ型で表すように、そのほかにもいろいろなバリエイションがある。

【０００７】

【考案の効果】

着脱式クリップウキは、取付、取り外しが、ワンタッチで出来、道糸も傷めず、水深に関係なく使用出来る。海釣り、特に船釣り、ボート釣り、で胴づき仕掛がワンタッチで、ウキ釣り仕掛に変わり潮下へ流せば広範囲に魚を釣る事ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の正面図

【図３】本考案の断面図

【図４】本考案の断面図

【図５】本考案の断面図

【図６】本考案の断面図

【図７】本考案の使用状態を示す正面図、

【符号の説明】

１．クリップ２．つまみ部３．糸挟み部４．弾性体５．支点６．ウキ取付部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】クリップ１、の先に糸挟み部３、そのつけ
根にウキ取付部６、を設ける。糸挟み部３、の内側に弾
性体４、を設け、道糸を両側から挟みつけワンタッチで
着脱できる、着脱式クリップウキ。
【請求項２】クリップ１、の先に糸挟み部３、そのつけ
根にウキ取付部６、を設ける。糸挟み部３、の内側に弾
性体４、を設け、糸挟み部３、が道糸から外れないよう
に弾性体４、の先の一方を凸にしもう一方を凹にして、
クリップウキを紛失しない、着脱式クリップウキ。