JP3030394U - 組立家具の連接桿 - Google Patents

組立家具の連接桿

Info

Publication number
JP3030394U
JP3030394U JP1996004258U JP425896U JP3030394U JP 3030394 U JP3030394 U JP 3030394U JP 1996004258 U JP1996004258 U JP 1996004258U JP 425896 U JP425896 U JP 425896U JP 3030394 U JP3030394 U JP 3030394U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting rod
cover
diameter
taper
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996004258U
Other languages
English (en)
Inventor
俊強 王
Original Assignee
俊強 王
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 俊強 王 filed Critical 俊強 王
Priority to JP1996004258U priority Critical patent/JP3030394U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3030394U publication Critical patent/JP3030394U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furniture Connections (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の組立家具の連接桿は、一端に連接桿の
直径よりも小さな木ねじ、他端に頭が形成され、木ねじ
は組立板の沈め穴と結合し、頭は他の組立板と結合する
ことで、組立板と他の組立板とを結合できるように構成
されている。しかし、木ねじの沈め穴への結合に時間が
かかり不便で、木ねじの製造に時間がかかるなどの問題
がある。 【解決手段】 連接桿の一端に形成されているテーパー
は、端の方から真ん中に向けて直径が小さくなるように
形成され、連接桿の他端には連接桿の直径よりも大きな
頭が設けられ、連接桿のテーパーの部分及び連接桿の小
さい方の直径の一部分はカバーにより包まれ、カバーに
は連接桿のテーパーと接触するテーパーを有するテーパ
ー穴が形成され、カバーの外径は組立板の沈め穴と同じ
大きさに構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、組立家具の連接桿に関するものである。 連接桿の一端にテーパーが形成され、テーパーは端の方から真ん中に向けて直 径が段々小さくなるように形成され、連接桿の他端には連接桿の直径よりも大き な頭が設けられ、連接桿のテーパーの部分及び連接桿の小さい方の直径の一部分 はカバーにより包むことができ、カバーと連接桿のテーパーが接触するカバーの 内径には連接桿のテーパーと同じテーパーを有するテーパー穴が形成され、カバ ーの外径は組立板の沈め穴と同じになるように構成されている。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の組立家具の連接桿にあっては、下記のようなものになっている 。 A.図5が示す従来の組立家具の連接桿1は、金属材質で旋盤を用いて製造さ れ、連接桿1の一端には連接桿の直径よりも小さな木ねじ11が形成され、木ね じ11は組立板の沈め穴と結合することができ、他端に形成されている頭12に より他の組立板と結合し、さらに、止具により結合することができるように構成 したもの。 B.図6が示す他の従来の組立家具の連接桿2は、連接桿2の一端には直径の 大きなプラスチック製ねじ21が形成され、ノックの方式でプラスチック製ねじ 21をプラスチック製ねじ21の直径よりも小さめの穴に打込み、連接桿2の他 端に形成されている頭22を用いて他の組立板に差込み、さらに、止具(図示略 )により結合することができるように構成したもの。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 上記Aについては、木ねじ11を沈め穴に締込むのに時間がかかるため、使用 上においてやや不便であり、また、木ねじ11を旋盤で製造する場合も時間がか かる。 上記Bについては、プラスチック製ねじ21はノックの方式で直径の小さめの 穴に打込むため、プラスチック製ねじ21自身においても磨り減ると云う問題が 生じるため、摩擦力が不足になることによりプラスチック製ねじ21が離脱して しまう問題が生じてくる。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするもの である。 本考案の目的は、組立家具の連接桿を提供し、簡単に組立板の沈め穴に結合す ることができ、沈め穴にしっかりと付着され、組立板の組立が確実にできるよう になるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本考案のものは、連接桿3、カバー4より構成され、連接桿3はその 一端にテーパー31を設け、他端に頭32を設け、テーパー31は端の方から真 ん中に向けて直径が段々小さくなるように設計され、頭32の直径は連接桿3の 直径より大きくなるように形成され、カバー4は2個の半胴体が結合するように 形成され、カバー4は連接桿3のテーパー31の部分及び連接桿3の小さい方の 直径の一部分を包むことができ、カバー4のテーパー31と接触する位置には連 接桿3のテーパー31と同じテーパーを有するテーパー穴43が形成され、カバ ー4の外径は組立板の沈め穴51と同じになるように形成されている組立家具の 連接桿である。 この場合、下記のように構成することができる。 A.カバー4の外径は大小の外径差があるように形成され、直径の大きい方の 長さは組立板の沈め穴51の深さと同じになるように形成されている。 B.カバー4の外周面はざらざらの面になるよう形成されている。 C.カバー4の結合する面にほぞ41及び穴42が設けられているため、互い に嵌め合うことができるように構成されている。
【0005】
【考案の実施の形態】
実施例について図面を参照して説明する。 図1が示す本考案のものは、連接桿3、カバー4などの部材より構成されてい る。 連接桿3は金属材質で製造され、連接桿3の一端にテーパー31が形成され、 テーパー31は端の方から真ん中に向けて直径が小さくなるように形成され、 連接桿3の他端に頭32が設けられ、頭32の直径は連接桿3本体の直径より 大きく構成されている。 カバー4は、プラスチックを素材として2個の半胴体が結合するように構成さ れている。 この場合、必要があれば2個の半胴体に突き出ているほぞ41及び穴42を設 けることができる。 その結果、2個の半胴体は結合されてカバー4が形成されることになる。 カバー4は、連接桿3のテーパー31の部分及び連接桿3の小さい方の直径の 一部分を包み込むことができるカバー4がテーパー31と接触する位置には、テ ーパー31と同じテーパーを有するテーパー穴43が形成され、カバー4の最大 の外径は組立板5の沈め穴51と同じになるように構成され、カバー4の外周面 にはざらざらの面44が形成されている。 このざらざらの面44は図が示すような環歯にすることができる。 カバー4は、当該カバーの一端から他端間で同じ外径を有する太さにすること ができるが、図が示すような大小の外径差にすることもできる。 なお、ざらざらの面44の長さは沈め穴51の深さと同じであるため、カバー 4は一定の位置に入っているかどうかを知ることができる。 図2,図3は本考案の組立てた状態の断面図であり、カバー4は連接桿3の外 周を包み、ざらざらの面44から組立板5の沈め穴51に入れる。 カバー4の最大の外径が沈め穴51の直径と同じであるため、カバー4は抵抗 力を受けることなくスムーズに沈め穴51に打込むことができる。 連接桿3の頭32は組立板6のサイド穴61を通過させ、沈め穴62において 止具により止める。 図4が示すごとく、止具7が回転すると同時に、頭32が引っ張られ、連接桿 3を頭32へ向けて移動させる。 連接桿3のテーパー31に対してカバー4のテーパー穴43の直径が大きくな るよう形成されているため、カバー4は組立板5の沈め穴51において緊密に充 填することができ、両者の間には離脱する問題はない。
【0006】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 本考案の組立家具の連接桿は、組立家具の組立において大変便利になり、また 、その連接桿はよりよい支える効果を得ることができ、離脱する問題もなくなる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解した斜視図である。
【図2】同上の組合せた状態の断面図である。
【図3】A−A線断面図である。
【図4】同上の作動図である。
【図5】従来の連接桿の平面図である。
【図6】従来の連接桿の平面図である。
【符号の説明】
1,2,3 連接桿 4 カバー 5,6 組立板 7 止具 11 木ねじ 12,22,32 頭 21 プラスチック製ねじ 31 テーパー 41 ほぞ 42 穴 43 テーパー穴 44 ざらざらの面 51,62 沈め穴 61 サイド穴

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連接桿(3)、カバー(4)より構成さ
    れ、連接桿(3)はその一端にテーパー(31)を設
    け、他端に頭(32)を設け、テーパー(31)は端の
    方から真ん中に向けて直径が段々小さくなるように設計
    され、頭(32)の直径は連接桿(3)の直径より大き
    くなるように形成され、カバー(4)は2個の半胴体が
    結合するように形成され、カバー(4)は連接桿(3)
    のテーパー(31)の部分及び連接桿(3)の小さい方
    の直径の一部分を包むことができ、カバー(4)のテー
    パー(31)と接触する位置にはテーパー(31)と同
    じテーパーを有するテーパー穴(43)が形成され、カ
    バー(4)の外径は組立板の沈め穴(51)と同じにな
    るように形成されていることを特徴とする組立家具の連
    接桿。
  2. 【請求項2】 カバー(4)の外径は大小の外径差があ
    るように形成され、直径の大きい方の長さは組立板の沈
    め穴(51)の深さと同じになるように形成されている
    請求項1記載の組立家具の連接桿。
  3. 【請求項3】 カバー(4)の外周面はざらざらの面に
    なるよう形成されている請求項1記載の組立家具の連接
    桿。
  4. 【請求項4】 カバー(4)の結合する面にほぞ(4
    1)及び穴(42)が設けられているため、互いに嵌め
    合うことができるように構成されている請求項1記載の
    組立家具の連接桿。
JP1996004258U 1996-04-19 1996-04-19 組立家具の連接桿 Expired - Lifetime JP3030394U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004258U JP3030394U (ja) 1996-04-19 1996-04-19 組立家具の連接桿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004258U JP3030394U (ja) 1996-04-19 1996-04-19 組立家具の連接桿

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3030394U true JP3030394U (ja) 1996-10-22

Family

ID=43165392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996004258U Expired - Lifetime JP3030394U (ja) 1996-04-19 1996-04-19 組立家具の連接桿

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3030394U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008049740A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Misawa Homes Co Ltd 運搬台車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008049740A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Misawa Homes Co Ltd 運搬台車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3030394U (ja) 組立家具の連接桿
JPH0176386U (ja)
JPH0449220U (ja)
JPH0395615U (ja)
JPH031395U (ja)
JPS61169964U (ja)
JPH0223569U (ja)
JPH0256994U (ja)
JPS63125281U (ja)
JPH0389209U (ja)
JPH0222569U (ja)
JPS63135812U (ja)
JPH0485713U (ja)
JPH0348190U (ja)
JPS61131768U (ja)
JPS61163853U (ja)
JPH03124093U (ja)
JPS58169289U (ja) パイプの継手構造
JPS6435289U (ja)
JPS5890888U (ja) 自転車のシ−トチユ−ブ緊締用クランプ金具
JPH0365090U (ja)
JPH0414423U (ja)
JPS61175606U (ja)
JPS6112586U (ja) 円筒部材の突合せ溶接用保形治具
JPH0387579U (ja)