JP3028461U - デスクサイドワゴン - Google Patents

デスクサイドワゴン

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JP3028461U
JP3028461U JP1996001080U JP108096U JP3028461U JP 3028461 U JP3028461 U JP 3028461U JP 1996001080 U JP1996001080 U JP 1996001080U JP 108096 U JP108096 U JP 108096U JP 3028461 U JP3028461 U JP 3028461U
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JP1996001080U
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English (en)
Inventor
中川勝衛
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中川フワニチヤー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な天板の上下可動機構を有するデスクサ
イドワゴンを提供する。 【構成】 デスクサイドワゴン本体31と、正面に前後
可動な複数の引き出し32〜34と、第一の天板35
と、底面四隅に配置された移動キャスター37と、を備
えており、前記上下動可能な第一の天板35とデスクサ
イドワゴン本体の一部であって固定された下方の第二の
天板36とによって上下2段に構成されている。そし
て、上方の第一の天板35と下方の第二の天板36との
間の左右両端近傍に各奥行Z方向に沿って長辺が蝶番機
構39で連結されて天板の中央側へ折り畳み可能な積層
した上下2枚の長方形の側板41、42を各々第一の天
板35と第二の天板36に蝶番機構43、44にて配す
るとともに第二の天板36の左右に配した前記側板41
の奥側端面を結ぶ線に沿って左右に長方形の係止板45
を蝶番機構49で第二の天板36に対して可倒可能に配
設した構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、主として机に添えて使用するデスクサイドワゴンに関し、特にワ ゴンの天板が上下可動として机の下または横脇の双方の配置で有用な構造のデス クサイドワゴンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従前の学習机、書斎机、事務机は、天板直下の椅子が入る空間の左右に括り付 けの複数段の引き出しが備えられているものが大半であったが、最近は括り付け の引き出しに代えて図4の(A)、(B)に示されるようなデスクサイドワゴン と称されるキャスターが付いて机と独立して移動可能なワゴンタイプの引き出し が主流となってきている。
【0003】 上記デスクサイドワゴン20は、図4の(A)のように、例えば学習机1にお いては小学生低学年が対象の時は学習机1の中(椅子の入る空間K)に配置して おき、体が大きくなって脚回りが窮屈になった時には、図4の(B)のように、 学習机1の横脇にデスクサイドワゴン20を出して配置することにより、脚周り を広くして学習机1を永く有効に使えるという利点がある。
【0004】 また、学習机1の中にしまう図4の(A)の場合にはデスクサイドワゴン20 の天板上21には何も置くことはできないが、図4の(B)のように学習机1の 横脇に配置する場合ではデスクサイドワゴン20の天板21も学習机1の脇机と して物置台等として活用することができる。
【0005】 しかしながら、デスクサイドワゴン20は元々学習机1の中にも配置できると いう前提があるため、デスクサイドワゴン20の天板21の高さは当該学習机1 の天板11の高さよりも低くしなければならない。特に学習机1の天板11直下 に括り付けの平引き出し12が配設されている学習机1ではデスクサイドワゴン 20との天板の高低差Hは10cm以上となる。
【0006】 したがって図4の(B)の如くデスクサイドワゴン20を学習机1の横脇に配 置して使用する場合は、必然的に上記天板同志の段差H(高低差)が生じてしま い、使いづらい面がある。
【0007】 学習机1としては天板11は広い程好ましい訳で、一般に天板の段差がない方 が使い勝手は良いのである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
この点、従来のデスクサイドワゴンで天板を上下2段に構成して、上側の天板 を上下可動にしたデスクサイドワゴンが最近市販され始めているが、長尺の金具 を複数使用して天板を上下可動としているため、その機構が複雑なことや、操作 が面倒で実用的でなく、コストも高くなっていた。
【0009】 また、一般に学習机や書斎机は木製であって木目の美しさが高級感を醸し出す のであるが、調和のとれた統一性の観点からデスクサイドワゴンも同質の木製が 好ましく、異質な金属金具を多用するのは美的観点から好ましくない。
【0010】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な機構で最小限の金具 と最小限の部材から成る上下可動の天板を有するデスクサイドワゴンを提供する ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 (1)机の下方または机の横脇に配置使用されるのを通常とする引き出しと移 動キャスターを備えたデスクサイドワゴンであって、天板が上下動可能な第一の 天板とデスクサイドワゴン本体に固定された下方の第二の天板とによって上下2 段に構成されたデスクサイドワゴンにおいて、 上方の第一の天板と下方の第二の天板との間の左右両端近傍に各奥行方向に沿っ て長辺が蝶番機構で連結されて天板の中央側へ折り畳み可能な積層した上下2枚 の長方形の側板を各々第一の天板と第二の天板に蝶番機構にて配するとともに第 二の天板の左右に配した前記側板の奥側端面を結ぶ線に沿って左右に長方形の係 止板を蝶番機構で第二の天板に対して可倒可能に配設したことを特徴とするデス クサイドワゴンを提供することにより、上記目的を達成するものである。
【0012】 (2)また、上記(1)記載のデスクサイドワゴンにおいて、左右の積層した 2枚の側板を立てた状態で上方の第一の天板の高さが机の天板の高さと略同一の 高さとなることを特徴とするデスクサイドワゴンを提供することにより、上記目 的を達成するものである。
【0013】 尚、ここにいう机とは主として学習机、書斎机、事務机を意味する。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。尚、各部を表す符号は従 来例と同等部分を同符号にて表す。
【0015】 図1は本考案に係わるデスクサイドワゴンを机の横脇に並べた状態を表す斜視 図である。
【0016】 図2の(A)、(B)、(C)は上記デスクサイドワゴンの天板の上下可動機 構を説明するための上下動の各段階を示す正面図である。
【0017】 図3は上記デスクサイドワゴンの天板の上下可動機構を説明するための側面図 である。
【0018】 図1において、デスクサイドワゴン30の構成は、デスクサイドワゴン本体3 1と、正面に前後可動な複数の引き出し32、33、34と、第一の天板35と 、底面四隅に配置された移動キャスター37と、を備えており、前記上下動可能 な第一の天板35とデスクサイドワゴン本体の一部であってデスクサイドワゴン 本体31に固定された下方の第二の天板36とによって上下2段に構成されてい る。
【0019】 そして、上方の第一の天板35と下方の第二の天板36との間の左右両端近傍 に各奥行Z方向に沿って長辺が蝶番機構39で連結されて天板の中央側へ折り畳 み可能な積層した上下2枚の長方形の側板41、42を各々第一の天板35と第 二の天板36に蝶番機構43、44にて配するとともに第二の天板36の左右に 配した前記側板41の奥側端面を結ぶ線に沿って左右に長方形の係止板45を蝶 番機構49で第二の天板36に対して可倒可能に配設した構成に特徴を有する。
【0020】 然るに、例えば学習机1の机下(図1の平引き出し12の直下)から移動して 図1のように横脇に配置した場合には、側板41、42を折り畳んで低くしてい た第一の天板35を側板41、42を立てることで高くするとともに、奥に横設 した係止板45を立てることによって、係止板45の左右両端面が左右の側板4 1の間に嵌挿されて係止して該左右の側板41は内側には折れ戻らず、立設状態 が維持される。
【0021】 したがって、第一の天板35は高い状態に固定され、この状態で学習机1の天 板の高さとデスクサイドワゴン30の第一の天板35の高さは一致し、概ね連続 して面一となるのである。
【0022】 勿論、側板41、42の寸法は学習机1の高さとデスクサイドワゴン本体31 の高さを考慮して予め適宜設計されなければならない。
【0023】 尚、上記第一の天板35、側板41、42及び係止板45はデスクサイドワゴ ン本体31の一部である第二の天板36と同じ材質とし、好ましくは木製及至化 粧合板が良い。
【0024】 次に、図2を基に上記第一の天板35の上下可動機構について説明すると、先 ず(A)は第一の天板35が最も低く、学習机の机下に配置され得る状態であり 、側板41、42は完全に折り畳まれている。
【0025】 次に、学習机1の横脇に移動させて配置し、第一の天板35を矢印Y方向へ持 ち上げると、左右の側板41、42は第一の天板35、第二の天板36と連結す る蝶番(機構)39、43、44(これらは側板の各々奥行き方向に沿って2〜 3個取り付けられている)によって立ち上がり、最終的に(C)のように完全に 側板41、42が一枚板の如く第二の天板36に対して垂直に立設し、第一の天 板35を支持する。
【0026】 上記(C)の状態では、蝶番39の仮係止機構にて多少の横からの外力で側板 41、42が折れ戻らないようにして維持する必要があり、図3の本考案のデス クサイドワゴン30の側面図から判るように、この役目を係止板45が担うので ある。
【0027】 好ましくは上記係止板45はねじりコイルバネの仕掛で側板41、42が完全 に立設された状態になると自動的に起きあがって垂直に立設されるようにする。
【0028】 第一の天板35を下げる場合には手で係止板45を倒しつつ側板41、42を 折り畳むようにすれば簡単に図2の(A)の低い天板状態に戻る。
【0029】 尚、上記デスクサイドワゴン30において、左右の積層した2枚の側板41、 42を立てた状態(図2の(C)の状態)で、上方の第一の天板35の高さが机 (学習机)1の天板11の高さと略同一の高さと設計することにより、デスクサ イドワゴン30を机1の横脇に接して配置することで面一な広い天板が構成され るので、利便性が増し、また第一の天板35と第二の天板36との間の空間(一 般に10〜20cmの高さが確保される。)は新たに棚として利用できることは 言うまでもない。
【0030】 この時、上記係止板45は上記棚に置いた物品が奥に落ちないように堰止める 効果も併せ持つ。
【0031】 念のために付言すれば、上記蝶番機構は可及的に目立たないようにするべきで 、側板41、42や第一の天板35、第二の天板36に蝶番自身の肉厚分の段差 が無いように埋設し、色も側板及び天板の色に近いものを選ぶことが肝要である 。
【0032】 然して、本考案のデスクサイドワゴン30は、簡単な天板の上下可動機構であ って従来のように面倒な天板の上下移動操作が不要となり、低コストに製作でき る誠に優れた考案である。
【0033】
【考案の効果】
本考案に係わるデスクサイドワゴンは、上記のように構成されているため、以 下に記載するような効果を有する。
【0034】 (1)デスクサイドワゴンの第一の天板が当該机と高さが一致するように上下 に可動し固定することが可能なので、机の天板と段差がない面一な天板となって 有効利用できるという優れた効果を有する。
【0035】 (2)また、第一の天板を上げた状態では、第一の天板と第二の天板との間の 空間が棚として使用することができ、且つ係止板で奥側が堰止められているので 、前記棚に置いた物品が奥に落ちないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係わるデスクサイドワゴンの実施の
形態を表す斜視図である。
【図2】 上記デスクサイドワゴンの天板の上下可動機
構を説明するための正面図である。
【図3】 本考案に係わるデスクサイドワゴンにおける
第一の天板を上げた状態の側面図である。
【図4】 従来のデスクサイドワゴンの使用状態を表す
正面図である。
【符号の説明】
1 (学習)机 11、21 天板 12 平引き出し 20、30 デスクサイドワゴン 31 デスクサイドワゴン本体 32〜34 引き出し 35 第一の天板 36 第二の天板 37 移動キャスター 39、43、44、49 蝶番機構 45 係止板 H 天板の段差 Z デスクサイドワゴンの奥行き方向

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机の下方または机の横脇に配置使用され
    るのを通常とする引き出しと移動キャスターを備えたデ
    スクサイドワゴンであって、天板が上下動可能な第一の
    天板とデスクサイドワゴン本体に固定された下方の第二
    の天板とによって上下2段に構成されたデスクサイドワ
    ゴンにおいて、上方の第一の天板と下方の第二の天板と
    の間の左右両端近傍に各奥行方向に沿って長辺が蝶番機
    構で連結されて天板の中央側へ折り畳み可能な積層した
    上下2枚の長方形の側板を各々第一の天板と第二の天板
    に蝶番機構にて配するとともに第二の天板の左右に配し
    た前記側板の奥側端面を結ぶ線に沿って左右に長方形の
    係止板を蝶番機構で第二の天板に対して可倒可能に配設
    したことを特徴とするデスクサイドワゴン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデスクサイドワゴンにお
    いて、左右の積層した2枚の側板を立てた状態で上方の
    第一の天板の高さが机の天板の高さと略同一の高さとな
    ることを特徴とするデスクサイドワゴン。
JP1996001080U 1996-02-27 1996-02-27 デスクサイドワゴン Expired - Lifetime JP3028461U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06343518A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Chitose Kk 机用サイドチェスト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06343518A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Chitose Kk 机用サイドチェスト

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