JP3028082U - 燻炭器 - Google Patents

燻炭器

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JP3028082U
JP3028082U JP1995012805U JP1280595U JP3028082U JP 3028082 U JP3028082 U JP 3028082U JP 1995012805 U JP1995012805 U JP 1995012805U JP 1280595 U JP1280595 U JP 1280595U JP 3028082 U JP3028082 U JP 3028082U
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charcoal
chimneys
chimney
wood vinegar
vinegar
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JP1995012805U
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Inventor
好恩 村松
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好恩 村松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本釜は、果樹地帯の剪定粗朶・立木・山林立木
・水田地帯の籾がらなど材料に木炭・燻炭・木酢・籾酢
を生産し農業生産に利用する。 【構成】燻炭器本体を箱型とし(1)煙突を上下2本と
した(8)(9)燃えにくい籾がらは酸素供給を良くす
るためのパイプ(6)を使用した、煙突の角度は45度
を保つ角度とした。 [効果]本燻炭器は箱型で剪定粗朶・太木・山林の立木
を材料とするときに容易に釜に入れることが出来て、木
炭・燻炭・木酢・籾酢の生産が出来る。上下2本の煙突
を設置することにより、木炭・木酢等の生産する時間を
短くすることが出来ました。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] この考案は籾がらを材料に燻炭及び籾がら木酢液の生産と、果樹園の整枝、粗朶 、立木、山林の伐採木を材料とする。木炭・木酢液の生産することを目的として いる。
【0002】 [従来の技術] 従来の燻炭器は円柱型であり容量が250〜500l位であった。主に籾がらを 材料とする燻炭器として昭和56年商標登録1765474があり農林業に利用 されている。 クン炭窯自動焼感知法 実願昭61−59649 クン炭製法及び燻液回収装置 特願平2−57333 クンネン器の意匠 意願平2−3500 食用納豆、酒粕利用の発酵肥料と 病害予防と治療剤 特願昭62−22403
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の燻炭器にない、煙突を上下2本とし、火炉の中心部に鉄管に穴をあけた酸 素を送る装置を付けて燃え易くした。1容量が700l〜1000l以上中型な 釜とした。そのため農林業に活期的な燃焼器具となる。1日24時間で1回転が 出来る器具となり、炭やきでおきのままで木炭(白炭)生産をする方法をとれば 1日に2回転することが出来、硬い木炭が生産出来る効率が良い釜であります。
【0004】 [課題を解決するための手段] 箱型燻炭器の本体(1)焚口(2)落し蓋(3)本体の上蓋(4)本体の土台( 5)上蓋を操作する取手(6)酸素を入れる鉄パイプ(7)煙突(8)と(9) 木酢を取るT字型煙突(10)と(11)、木酢を受けるポリバケツ(容器)( 14)と(15)等から構成されている
【0005】 [作 用] 焚口(2)は燃し始めは開いたままで火を付ける。燃焼物が完焼に至った時点で 、落蓋(3)を上から下に差し入れて酸素を止断しておきを消して取り出す黒炭 を作る方法と、おきの状態で取り出す方法と2通りある。この場合は白炭硬炭を 作る時に利用する。火を消すために灰・砂・土・水を混合した灰で取り出したお きに掛けて火を消す。煙突は木酢を取るには角度を45度以下に保ち、煙は2本 の煙突をつかい(8)と(9)その基部に近い所にT字型煙突で木酢が滴下する (10)と(11)の滴下する下にポリバケツ(容器)を設置し木酢を採取する 。酸素供給パイプ(7)は主に籾がらを材料とする時に利用する。
【0006】 [実施例] 本考案釜について図面にもとずいて説明する。 (イ)燻炭器本体(1)に焚口(2)付近に燃え易い材料を入れ、その他には低 の部分には出来るだけ細い材料を入れ上部には太い材料を順次入れ釜一杯に入れ る。次に上部に蓋(4)をして次に2本の煙突は基部にT字型(10)(11) を取り付け次に1本80cm〜1mものの煙突4本以上を接続し最上部にT字型 煙突を取り付ける。煙突の角度は45度以下に保つ。 煙突2本を取り付ける理由は木炭材料が燃え易くするためである。生材料でも良 く燃えて、木酢液も多く取れる。生樹等が完燃に近付くと煙突の煙の色がうすく なり少なくなる。その時点で焚口のおとし蓋をし煙突2本の(10)(11)を はずし蓋をし酸素を止める。 その後8〜10時間経過すると火が消えて黒炭が出来上がる。燻炭器の蓋(4) を取り黒炭の取り出しをする。 (ロ)(イ)の実施例の燻炭器(1)全体の燃焼が終るその時点でおきを燻炭器 (1)より取り出し、灰と砂と水とをまぜた物をかけて消火すると硬い白炭が出 来る。この方法では煙突はそのままで作業することが出来る。硬炭生産が出来ま す。 (ハ)パイプ(7)を使用するのは籾がらを材料としたクン炭木酢を作る時に使 用するとよい
【0007】 [考案の効果] 本燻炭器は、上下2本の煙突が特徴で燃焼が良く短時間に良質な木炭・木酢が出 来る。 箱型燻炭器を使用して、果樹地帯の剪定枝及び山林・立木・粗朶を活用して良質 な木炭・木酢が容易に生産出来、木炭はそのまま利用出来ると同時に農地に施用 して土壌の改良剤として利用が出来る。木酢は農薬と混合して利用する他に野菜 類の無農薬栽培も可能となって来た。 果樹類・りんご・なし・ぶどう等に葉面散布をすると糖度が高くなるなどよい結 果がえられます。水田地帯では、籾がらを材料に(7)酸素供給パイプを利用し て燻炭木酢生産が容易に出来ます。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案の立体図
【図 2】本考案の側面図
【図 3】本考案の裏面図
【図 4】本考案の穴あき鉄パイプ図
【符号の説明】
1 燻炭器本体 2 焚口 3 落蓋 4 上蓋 5 土台 6 取手 7 穴あき鉄パイプ 8 下部煙突 9 上部煙突 10 T字型煙突 11 T字型煙突 12 最上部T字型煙突 13 最上部T字型煙突 14 ポリバケツ木酢受け容器 15 ポリバケツ木酢受け容器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項 1
【補正方法】追加
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燻炭器を箱型とし(1)前面に焚き口付
    ける(2)、(2)をおとし溝を付け、落とし蓋を付け
    る(3)、後面の中心に上、下に2つの煙突を設ける
    (8)(9)煙突は各上、下とも45度以下に取りつけ
    る。燻炭器の上部の蓋は外側に落蓋とする(4)利用す
    る材料により燻炭器本体の中心部に(7)鉄管に穴をあ
    けた管を焚口から後部の下の煙突(8)に合わせ入れて
    利用する。主に籾からを材料とする時に使用する。煙突
    (8)(9)は着脱自在になるように取付をし、煙突の
    基部にT型煙突を取り付け、最上部にもT字型煙突を取
    り付ける。下部のT型煙突により、木酢を採取する。上
    部T型は雨水が流入しないようするため、このような構
    造の薫煙器です。
JP1995012805U 1995-10-28 1995-10-28 燻炭器 Expired - Lifetime JP3028082U (ja)

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