JP3027905B2 - 操作性評価装置 - Google Patents

操作性評価装置

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JP3027905B2
JP3027905B2 JP6837194A JP6837194A JP3027905B2 JP 3027905 B2 JP3027905 B2 JP 3027905B2 JP 6837194 A JP6837194 A JP 6837194A JP 6837194 A JP6837194 A JP 6837194A JP 3027905 B2 JP3027905 B2 JP 3027905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品設計や試作等の段
階で商品のデザインや機能について評価するために商品
の形状を仮想的に画面に表示する評価装置に関し、特
に、商品の操作部を操作したときの状況を仮想的に表示
することによって商品の操作性の評価を可能にしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、商品等の設計に際して、コンピュ
ータによるCADシステムを用いて商品の形状を画面に
表示し、評価を加えながら、より良い形に修正すること
が広く行われている。特に最近では、3次元グラフィッ
クスを使用することにより、作成する商品の外観を立体
的に表示することができ、こうした表示を通じて、商品
の試作前の段階で、その形状を十分検討することができ
る。
【0003】この従来のCADシステムは、図15に示
すように、キーボードやマウス等の入力手段151と、
商品の外形を表わす図形データが記憶されている形状格
納手段152と、入力手段151の入力位置に応じてそ
の図形データを変換する形状・位置記述手段153と、
変換された座標データに基づいて商品の外形形状を画面
上に表示する表示手段154とを備えている。
【0004】この装置の形状・位置記述手段153は、
入力手段151から「向き」と「位置」とがデータ入力
されると、形状格納手段152から読み出した図形デー
タに、入力データに応じた変換(平行移動や回転)を施
す。そして、変換されたデータを表示手段154に供給
し、表示手段154は、与えられた図形データに基づい
て商品の外形を表示する。
【0005】そのため、利用者が入力手段151を動か
すと、その動きに合わせて表示手段154上の物体が位
置や向きを変えることになり、利用者は、入力手段15
1の操作を通じて任意の方向から物体の外観をチェック
することが可能になる。
【0006】図16には、従来のCADシステムを用い
て、商品の外観をチェックするときの様子を斜視図で示
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置で
は、設計の段階で確認できるのは商品の外観のみで、商
品が機能している状態や操作部品を操作したときの状態
について表示させることができない。そのため、商品の
操作性を評価するには、実際に商品を試作しなければな
らないが、この試作の結果、操作性に問題がある場合に
は、設計だけでなく試作もやり直さなければならないの
で、時間的にも経済的にも、非常に大きな無駄を強いら
れることになる。
【0008】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、商品の試作品を作ることなく、商品の使
用感や操作性を評価することができる操作性評価装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、物
体の仮想的状態を表わす立体図形を画面上に表示する操
作性評価装置において、第1の物体の3次元空間におけ
る位置を入力する第1の位置入力手段と、この位置に対
応する第1の物体の表わす立体図形データを作成する第
1の位置・形状記述手段と、第2の物体の3次元空間に
おける位置を入力する第2の位置入力手段と、この位置
に対応する第2の物体の表わす立体図形データを作成す
る第2の位置・形状記述手段と、第2の物体の表わす立
体図形が機能しているときの状態を設定する機能設定手
段と、前記第1の物体の表わす立体図形と第2の物体の
表わす立体図形との干渉を検出する検出手段と、検出手
段が干渉を検出したとき、第2の物体の表わす立体図形
の機能状態を表示するための制御を行う動作状態編集手
段と、第1の位置・形状記述手段と第2の位置・形状記
述手段における変化を記憶する状態変化記憶手段を備え
た構成となっている。
【0010】また、第1の物体の表わす立体図形と第2
の物体の表わす立体図形との干渉を検出する検出手段に
よって検出された検出結果に基づき触感を生成する触感
覚生成手段を備えた構成となっている。
【0011】さらに、第1の物体の表わす立体図形デー
タか第2の物体の表わす立体図形データかのいずれか少
なくとも一方の立体図形データを拡大・縮小する拡大・
縮小手段を備えた構成となっている。
【0012】また、上記の手段に加え、第2の物体の表
わす立体図形の機能状態に合わせて制御信号を発生する
制御信号発生手段を設け、動作状態編集手段の制御の下
に、この制御信号発生手段から制御信号を発生させるよ
うに構成している。
【0013】
【作用】そのため、第1の物体を第2の物体に接触させ
ると、画面上に、第2の物体の表わす立体図形の操作さ
れた状態が表示されるとともに、各物体の状態変化を記
憶しているため、利用者は、第1の物体と第2の物体と
を接触させたときの感触を体感し、そのときの仮想的状
態を画面で視認することができるのみならず、一度行っ
た操作を繰り返すことなく操作の修正、再評価をもおこ
なうことができる。
【0014】また、触感覚生成手段により手に触った感
覚を疑似的に経験することにより、より現実に即した操
作性の評価が可能となる。
【0015】また、、拡大・縮小手段により様々な利用
者を想定した操作性の評価が可能となる。
【0016】さらに、第1の物体を第2の物体に接触さ
せると、制御信号が出力され、そのときに実際に起きる
動作と同じ動作が発生する。したがって、利用者は、実
際に即した状態で商品の評価を行うことができる。
【0017】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1の実施例における操作性評価
装置は、例えば、図5(a)に示すように、利用者が、
手の指にその3次元位置を測定する位置入力手段11を
装着して、製作しようとする商品の外形を型取った商品
モデル23(このモデル23にも、3次元位置を測定す
る位置入力手段が埋め込まれている)を手に取り、商品
の操作部の設置予定箇所を指で模擬的に操作すると、図
5(b)に示すように、画面上にあたかも、実際の商品
における操作部を指で操作しているかのような、仮想的
状況を表示することができる。
【0018】この操作性評価装置は、図1に示すよう
に、指に相当する第1物体の3次元位置を測定する位置
入力手段1と、商品の外形を型どったモデル23に相当
する第2物体の3次元位置を入力する位置入力手段2
と、第1物体の外形形状を表わす図形データを作成する
位置・形状記述手段3と、第2物体の外形形状を表わす
図形データを作成する位置・形状記述手段4と、第2物
体に設置される操作部分の設計位置や操作に伴う動き等
を設定する機能設定手段5と、第1物体と第2物体との
接触状況をチェックし接触位置に設置される予定の操作
部品を検出する接触状態検出手段6と、操作部品の動作
状態を表わす表示を制御する動作状態編集手段7と、第
1物体と第2物体とを表示する表示手段8とを備えてい
る。
【0019】第1物体の位置入力手段1は、図2(a)
に示すように、手指への装着部11に固着された磁気セ
ンサー12であり、位置検出の基準となる磁気発生装置
10から発生された磁界のx,y,z方向の各強さ検出
することによって、3次元空間における現在の位置と向
きとを測定する。
【0020】また、第2物体は、図2(b)に示すよう
に、商品の外形を型どったモデル23であり、その位置
入力手段2として、モデル23の内部に磁気センサー2
4が埋め込まれ、磁気発生装置10から発生される磁界
の強さを検出して、モデル23の置かれている現在の位
置と向きとを測定する。
【0021】図3は、磁気センサーの説明図である。図
3において31は磁場発生コイル、32は受信コイルで
あり、それぞれ直行した3つのコイルから構成されてい
る。磁場は31の3つの発信コイルから順に発生され
る。この磁場の中に、32のような受信コイルを置く
と、受信コイルのそれぞれに電流が発生し、この電流の
大きさから受信コイル32の3次元的な位置が検出され
る。発信コイル31は磁気発生装置10の内部にあり、
受信コイル32はセンサー12、24の内部にある。
【0022】操作者が商品の操作を模擬的に行う場合に
は、図4(a)に示すように、磁気センサーが固定され
た装着部11を指に填め、磁気センサーが埋め込まれた
モデル23を手で掴む。こうすると、指及びモデル23
の位置と向きとがセンサー12および24によって測定
され、測定データが第1物体の位置・形状記述手段3お
よび第2物体の位置・形状記述手段4に送られる。
【0023】第1物体および第2物体の位置・形状記述
手段3、4は、それぞれの物体の外形形状を構成する面
の頂点の座標データ(初期値)を図形データとして保持
している。
【0024】また、機能設定手段5は、操作者によって
設定された機能に関するデータ、即ち、操作ボタンやス
ライダー等の操作部品の数、操作部品を配置する商品の
面、操作部品の形状、商品面上の操作部品の位置、操作
部品が機能しているときの形状等についてのデータを保
持しており、これらのデータを第2物体の位置・形状記
述手段4に供給する。
【0025】第1物体の位置・形状記述手段3は、第1
物体位置入力手段1から測定データが入力されると、保
持している図形データに対して、測定された第1物体の
位置や向きに応じた平行移動や回転のデータ処理を施し
て、処理後のデータを表示手段8に送る。
【0026】また、第2物体の位置・形状記述手段4
は、保持している図形データと機能設定手段5から入力
されたデータとを合わせて、操作部品の配置された商品
の図形データを構成し、この図形データに対して、第2
物体の位置入力手段2から入力された観測データに応じ
たデータ処理を施し、処理後のデータの内、操作部品が
機能していない状態を表わす図形データを、まず、表示
手段8に送る。
【0027】そのため、表示画面には、図4(b)に示
すように、第1物体に対応する模擬指と、第2物体に対
応する、操作部品が設置された商品とが表示され、これ
らの表示は、利用者が指を動かしたり、モデルを動かし
たりすると、それと同じように画面上を移動する。
【0028】なお、図4では、ビデオデッキのリモコン
を例に取り上げ、画面上のリモコン(第2物体)に、機
能設定手段5で規定された各種機能を持つボタンが配置
されている様子を示している。
【0029】このリモコン上のボタンは、第1物体によ
って操作することができる。これを行うときは、図5
(a)に示すように、表示画面上で第1物体が第2物体
上のボタンと重なるように、位置入力手段1(11)を
装着した指で第2物体のモデル23の表面ボタン設置予
定位置を押す。
【0030】このとき、接触状態検出手段6は、第1物
体の図形データにおける面と第2物体の図形データにお
ける面との距離を計算し、その距離が0となる、面の重
なる位置を干渉位置として検出し、干渉位置に位置する
ボタンを調べて、動作状態編集手段7に伝える。
【0031】図6は干渉位置を検出する動作を示した図
である。2つの物体の干渉をチェックする際には、物体
を面に分解し、各面毎に干渉の有無をチェックしてい
く。図6で61は物体1を、62は物体2を示しており
いずれも直方体で6つの面によって構成されている。最
初に図6に示すように、物体2を構成する面の一つと物
体1を構成している面すべてが重なり合っているかどう
かチェックする。もし、いずれの面かが重なり合ってい
れば、2つの物体は干渉しているものとみなす。
【0032】もし、重なり合っていなければ物体2の次
の面について同様のチェックをする。このようにして物
体2のすべての面と、物体1のすべての面が重なり合っ
ていなければ、2つの物体は干渉していないものとす
る。
【0033】このような干渉チェックにより、干渉位置
に位置するボタンの情報を受けた動作状態編集手段7
は、第2物体の位置・形状記述手段4に対して、該当す
るボタンの操作状態を表示する画像データの送出を命令
し、第2物体の位置・形状記述手段4は、操作されたボ
タンの押し下げられた状態を示す画像データを表示手段
8に送出する。
【0034】その結果、表示手段8の画面には、図5
(b)に示すように、疑似指がリモコンのボタンを押下
げている状況が表示される。
【0035】なお、操作部品の操作状態は、該当する操
作部品を他の部品よりも明るい色で強調表示したり、動
作を説明する説明文を画面に登場させることで表現する
こともできる。
【0036】こうした表示によって、利用者は、自分が
リモコンのどのボタンを押したのかを確認することがで
きる。
【0037】このような操作を行って、第2物体上に配
置されたボタンの位置や形状などが不適当であると判断
された場合には、機能設定手段5に与える操作部品の記
述を変更することにより、それらを即座に変更すること
ができる。操作者は、納得できる操作性が得られるま
で、何度でもボタンの位置や形状等を変更することがで
きる。
【0038】また、第1物体は、接触した状態で他方の
部材の新たな動きを引き起こす部材であれば手指以外の
物であってもよい。
【0039】(実施例2)第2の実施例の操作性評価装
置は、商品の操作部分を仮想的に操作したとき、操作状
態が画面に表示されると共に、操作に伴う動作が実際に
発生するように構成されている。
【0040】この装置は、図7に示すように、押下げら
れた操作部品の種類に応じた制御信号を発生する制御信
号発生手段9と、この制御信号によって起動される装置
13とを備えている。この装置13には、製造しようと
する商品がビデオのリモコンである場合、リモコンで操
作されるビデオ装置が用意される。その他の構成は、第
1実施例の装置(図1)と変わりがない。
【0041】また、図8に示すように、制御信号発生手
段9に代え、制御信号発生手段の機能に通信機能を備え
た通信情報発生手段14を用いることも可能である。
【0042】操作者の操作の仕方は、第1実施例の場合
と同じである。位置入力手段1を装着した指でリモコン
・モデル23の表面のボタン設置予定位置を押すと、接
触状態検出手段6が押された位置に配置される予定のボ
タンを調べて、動作状態編集手段7に伝え、動作状態編
集手段7は、第2物体の位置・形状記述手段4に対し
て、該当するボタンの操作状態を表示する画像データの
送出を指令すると共に、制御信号発生手段9(通信情報
発生手段14)に対して、該当するボタンが押されたと
きの制御信号を発生するように指令する。
【0043】押されたボタンが、例えばプレイ・ボタン
であるときは、制御信号発生手段9(通信情報発生手段
14)からプレイを起動する信号が出力され、それにし
たがってビデオ装置13がプレイ動作を開始する。
【0044】このように、この装置では、商品のボタン
を仮想的に操作したとき、その状態が画面に表示される
と同時に、そのボタン操作による動作が再現される。そ
のため、操作者は、ボタンを操作したときの状況を実感
することができ、商品の評価を実態に即して行うことが
できる。
【0045】(実施例3)第3の実施例の操作性評価装
置は、第1物体および第2物体の位置・形状の変化を記
憶するように構成されている。
【0046】この装置は、図9に示すように第1物体の
位置・形状記憶手段3と第2物体の位置・形状記憶手段
4に対し、それぞれの物体の変化を記憶する状態変化記
憶手段15が接続されている。状態変化記憶手段15に
は、一定時間間隔、及び干渉発生毎に物体1、物体2の
状態の変化が記憶される。その他の構成は、第1実施例
の装置(図1)と変わりがない。
【0047】状態変化記憶手段15には、例えば図10
(a)に示すデータ形式で物体の移動が記憶される。図
10(b)は、物体の位置情報を示す説明図である。3
次元空間中のベクトルの位置は図10(b)に示すよう
にベクトルの起点101の位置(x,y,z)と102
で示すベクトルの向き(α、β、γ)によって与えられ
る。物体1の位置は図10(c)に示すように物体1に
固定されたベクトルで表され、ベクトルの起点103お
よびベクトルの向き104が物体1の位置を表す。物体
1が図10(c)の様に移動すると物体1に固定された
ベクトルも移動する。このベクトルの向きを利用して、
図10(a)に示すように物体1と物体2の移動を記憶
する。
【0048】操作者の操作の仕方は、第1実施例の場合
と同じであが、状態変化記憶手段15には一定時間毎に
第1物体の位置・形状記述手段のデータ、及び第2物体
の位置・形状記述手段のデータが記憶される。また、接
触状態検出手段6は物体1と物体2の干渉を検出した場
合に、状態変化記憶手段15に状態を記憶すべき指令を
出し、状態変化記憶手段15はその時点の状態を記憶す
る。
【0049】一連の操作が終了した段階で、操作者は状
態変化記憶手段15に記憶されたデータをそれぞれの位
置・形状記述手段を介して、または、直接表示手段8に
表示させることができる。そのため、操作者は一連の操
作が終わった後で、一度行った操作を繰り返すことなく
何回でも同じ操作を見ながら操作の再評価をおこなうこ
とができる。
【0050】また、必用に応じて状態変化記憶手段15
に記憶されたデータを修正することにより、一度行った
操作を活用した、効率的な操作の修正等が可能となる。
【0051】(実施例4)第4の実施例の操作性評価装
置は、接触状態検出手段6からの信号に基づき操作部品
を手で触った感覚を疑似的に再現するように構成されて
いる。
【0052】この装置は、図11に示すように、接触状
態検出手段6からの信号に基づき動作する触感覚生成手
段16を備えている。その他の構成は、第1実施例の装
置(図1)と変わりがない。
【0053】触感覚生成手段16は図12(c)に示す
ように空気の入る管121をもっており、接触状態検出
手段6からの信号に連動して空気が送られて来ると12
2のように空気の入る部屋に空気が入り幕123が膨ら
むことによって指を押し触った感覚を得ることが出来
る。図12(a)は物体1と触感覚生成手段16の透視
図、図12(b)は物体1を手元の方からみた透視図で
ある。
【0054】このように触感覚生成手段16により手に
触った感覚を疑似的に経験することにより、より現実に
即した操作性の評価が可能となる。
【0055】(実施例5)第5の実施例の操作性評価装
置は、第1の物体の表わす立体図形データか第2の物体
の表わす立体図形データかのいずれか少なくとも一方の
立体図形データを拡大縮小できるように構成されてい
る。
【0056】この装置は、図13に示すように第1物体
の位置・形状記述手段3に格納された第1の物体の表わ
す立体図形データを拡大・縮小処理する第1の拡大・縮
小手段17と、第2物体の位置・形状記述手段4に格納
された第2の物体の表わす立体図形データを拡大・縮小
処理する第2の拡大・縮小手段18とを備えた構成とな
っている。その他の構成は、第1実施例の装置(図1)
と変わりがない。
【0057】図14は拡大縮小手段17および18の働
きを示した物である。図14(a)のように物体1を指
にはめて物体2を持って操作すると表示手段手段8には
最初図14(b)のような画像が現われる。もう少し手
の大きい人の操作をシミュレートしたい場合には、第1
の拡大縮小手段により物体1を拡大する。すると、同じ
手の動きにより図14(c)のような画像を得ることが
出来る。
【0058】第1及び第2の2つの拡大・縮小手段を設
けることにより実際のリモコン・モデル23の大きさに
制限されることなくこの操作が可能となる。即ち、第2
の拡大・縮小手段だけでは、干渉位置の下限は現実のリ
モコン・モデルの大きさにより制限されるが、第1の拡
大・縮小手段を設け、第1物体を拡大・縮小することに
より現実のリモコン・モデルの大きさ制限されることな
く干渉位置の設定が可能となる。このようにして、手の
大きさ、リモコン・モデルの大きさを仮想的に変更しな
がら、干渉位置を自由に設定して操作性のテストが可能
となる。
【0059】なお、本実施例では物体1を手として表現
したが、他の実施例と同様の表現ででも同じ効果が得ら
れることは明かである。
【0060】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明かなように、
本発明の操作性評価装置では、開発しようとする商品の
操作部が操作された状態を3次元画像で確認しながら、
同時に、その操作部を操作するときの感触や操作性を確
かめることができ、さらに、一連の操作が終わった後
に、一度行った操作を活用し効率的な操作の評価をおこ
なうことができる。
【0061】また、触感覚生成手段により手に触った感
覚を疑似的に経験することにより、より現実に即した操
作性の評価が可能となる。
【0062】また、拡大・縮小手段により様々な利用者
を想定した操作性の評価が可能となる。
【0063】また、操作部を操作したときの動作を実態
に即してシュミレーションすることができるため、的確
な操作性操作性の評価が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における操作性評価装置
の構成を示すブロック図
【図2】実施例の操作性評価装置における位置入力手段
の第1の説明図
【図3】実施例の操作性評価装置における位置入力手段
の第2の説明図
【図4】実施例の装置での商品操作方法と表示画面図
【図5】実施例の装置で商品の操作性を評価する時の操
作と画面図
【図6】実施例における接触状態検出手段6の説明図
【図7】本発明の第2の実施例における操作性評価装置
の構成を示す第1のブロック図
【図8】本発明の第2の実施例における操作性評価装置
の構成を示す第2のブロック図
【図9】本発明の第3の実施例における操作性評価装置
の構成を示すブロック図
【図10】第3の実施例における状態変化記憶手段15
の動作説明図
【図11】本発明の第4の実施例における操作性評価装
置の構成を示すブロック図
【図12】第4の実施例における触感覚生成手段16の
構成を示す概念図
【図13】本発明の第5の実施例における操作性評価装
置の構成を示すブロック図
【図14】第5の実施例における商品操作方法と表示画
面図
【図15】従来のCADシステムの構成を示すブロック
【図16】従来のシステムの外観図
【符号の説明】
1 第1物体の位置入力手段 2 第2物体の位置入力手段 3 第1物体の位置・形状記述手段 4 第2物体の位置・形状記述手段 5 機能設定手段 6 接触状態検出手段 7 動作状態編集手段 8 表示手段 9 制御信号発生手段 10 磁気発生装置 11 装着部 12 センサー 13 ビデオ装置 14 通信情報発生手段 15 状態変化記憶手段 16 触感覚生成手段 17 第1の拡大・縮小手段 18 第2の拡大・縮小手段 31 発信コイル 32 受信コイル 23 モデル 61 物体1 62 物体2 151 入力手段 152 形状格納手段 153 形状・位置記述手段 154 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 昌央 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 啓修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−309402(JP,A) 特開 平7−21238(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 H04Q 9/00 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の仮想的状態を表す立体図形を画面
    上に表示する操作性評価装置において、第1の物体の3
    次元空間における位置を入力する第1の位置入力手段
    と、該位置に対応する第1の物体の表わす立体図形デー
    タを作成する第1の位置・形状記述手段と、第2の物体
    の3次元空間における位置を入力する第2の位置入力手
    段と、該位置に対応する第2の物体の表わす立体図形デ
    ータを作成する第2の位置・形状記述手段と、第2の物
    体の表わす立体図形の機能状態を設定する機能設定手段
    と、前記第1の物体の表わす立体図形と第2の物体の表
    わす立体図形との干渉を検出する検出手段と、該検出手
    段が前記干渉を検出したとき、前記第2の物体の表わす
    立体図形の機能状態を表示するための制御を行う動作状
    態編集手段と、第1の位置・形状記述手段と第2の位置
    ・形状記述手段における立体図形データの状態変化を記
    憶する状態変化記憶手段を備えたことを特徴とする操作
    性評価装置。
  2. 【請求項2】 物体の仮想的状態を表す立体図形を画面
    上に表示する操作性評価装置において、第1の物体の3
    次元空間における位置を入力する第1の位置入力手段
    と、該位置に対応する第1の物体の表わす立体図形デー
    タを作成する第1の位置・形状記述手段と、第2の物体
    の3次元空間における位置を入力する第2の位置入力手
    段と、該位置に対応する第2の物体の表わす立体図形デ
    ータを作成する第2の位置・形状記述手段と、第2の物
    体の表わす立体図形の機能状態を設定する機能設定手段
    と、前記第1の物体の表わす立体図形と第2の物体の表
    わす立体図形との干渉を検出する検出手段と、該検出手
    段が前記干渉を検出したとき、前記第2の物体の表わす
    立体図形の機能状態を表示するための制御を行う動作状
    態編集手段と、検出手段によって検出された検出結果に
    基づき触感を生成する触感覚生成手段を備えたことを特
    徴とする操作性評価装置。
  3. 【請求項3】 物体の仮想的状態を表す立体図形を画面
    上に表示する操作性評価装置において、第1の物体の3
    次元空間における位置を入力する第1の位置入力手段
    と、該位置に対応する第1の物体の表わす立体図形デー
    タを作成する第1の位置・形状記述手段と、第2の物体
    の3次元空間における位置を入力する第2の位置入力手
    段と、該位置に対応する第2の物体の表わす立体図形デ
    ータを作成する第2の位置・形状記述手段と、第2の物
    体の表わす立体図形の機能状態を設定する機能設定手段
    と、前記第1の物体の表わす立体図形と第2の物体の表
    わす立体図形との干渉を検出する検出手段と、該検出手
    段が前記干渉を検出したとき、前記第2の物体の表わす
    立体図形の機能状態を表示するための制御を行う動作状
    態編集手段と、第1の物体の表わす立体図形データか第
    2の物体の表わす立体図形データかのいずれか少なくと
    も一方の立体図形データを拡大縮小する拡大・縮小手段
    を備えたことを特徴とする操作性評価装置。
  4. 【請求項4】 第2の物体の表わす立体図形の機能状態
    に合わせて制御信号を発生する制御信号発生手段を設
    け、動作状態編集手段の制御の下に前記制御信号発生手
    段から制御信号を発生させることを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれかに記載の操作性評価装置。
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