JP3026582U - ちり箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 事務室等において、特殊な形状のちり箱を、
回転椅子と組合わせて活用することにより、室内の整理
整頓を助長し、業務の能率化を図るものである。 【構成】 略四角筒、又は略円筒を半円形に曲げた箱状
のちり箱で、その底部に簡易に着脱できる方式の、はめ
こみ式、又は挟着式等の装着装置を設置した構造であ
る。又このちり箱を色彩化し、更に図柄・模様等を配す
る。 【効果】 回転椅子の座部と脚部との空間へちり箱を装
着して使用することにより、室内の美化と、業務の効率
化に貢献する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、回転椅子等の脚部へ簡易に装着離脱できることを特徴としたちり 箱である。

【０００２】

【従来の技術】

従来官庁、会社等の事務室等において、ちり箱は概ね机・椅子等の付近へ置い て使用し、室内の通行や、机の抽出を引く際に支障があり不便を来しいるのが実 状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたように、事務室等において必需品であるちり箱が、何とな く邪魔物扱いされている現状を解決するため、ちり箱を回転椅子の脚部へ装着で きるようにするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記の課題を解決するために、略四角筒、又は略円筒を半円形に曲げた箱状で 、その底部にはめこみ式、又は挟着式等の装着装置を設置し簡易に着脱できる構 造のちり箱を、回転椅子の座部と脚部との空間へ装着して使用するものである。

【０００５】 現在一般的に使用中の回転椅子脚部横支え部は、４本式のものと、５本式のも のがあり、これに対応して、ちり箱の接着部が合致するようにした構造とする。

【０００６】

【作用】

前記の通り、回転椅子の座部と脚部の空間へちり箱を装着することにより、室 内の障害となるものが収納されて室内が片付き、業務の効率化に大きく貢献する ことになる。

【０００７】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１の通り、ちり箱Ａは略四角筒、又は略円筒を半円形に曲げた箱状で、ちり の投入並びに放棄のため箱の上面両端部２は無蓋とし、又側面上部３は半円形に 切込んだ横造とする。

【０００８】 図２の通り、ちり箱Ａの底部６に、はめこみ用の溝７を設置し、回転椅子Ｂの 脚部横支え部１８へ装着できる構造とする。

【０００９】 図３・図４の通り、ちり箱Ａは、回転椅子Ｂの脚部横支え部１８の上部へ載せ るような方式で装着する構造である。

【００１０】 図５の通り、ちり箱Ａの底部６へはめこみ式溝７を設置し、これを回転椅子Ｂ の脚部横支え部１８へ装着する構造とする。

【００１１】 図６の通り、ちり箱Ａの底部６へ、挟着式装着装置を設置し、その中央部装着 装置９は、弾性を有し、回転椅子Ｂの脚部横支え部１８を両方から挟むような方 式で装着し、又同両端部の装着装置１０も弾性を有し、外端部から中央部に対し 圧迫するような方式で装着する横造とする。

【００１２】 図７・図８の通り、装着装置７は、回転椅子Ｂの脚部横支え部１８の、４本式 、又は５本式に対応するよう調整した構造とする。

【００１３】 図９の通り、はめこみ式装着装置８は、回転椅子Ｂの脚部横支え部１８の上部 へ載せるような方式で装着する構造とする。

【００１４】 図１０の通り、回転椅子Ｂの横支え部１８が、水平でなく角度を有するものに ついては、ちり箱Ａの底部６にも角度を有する溝８を設置してこれに対応できる 構造とする。

【００１５】 ちり箱は、室内の配色状況等に合致した色彩とする他、適当に図柄・模様等を 配する構造とする。

【００１６】

【考案の効果】

この考案は、前述の通り特殊な形状のちり箱を回転椅子と組合わせて活用する ことにより、室内の清潔保持・業務の能率化に大きく貢献する効果がある。

【００１７】 ちり箱を色彩化し、又は図柄・模様等を配することにより、アクセサリーとし て室内の美化に寄与する効果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】ちり箱の斜視図である。

【図２】ちり箱の底部平面図である。

【図３】ちり箱を、回転椅子に装着した状態を示す斜視
図である。

【図４】ちり箱を、回転椅子の脚部へ装着した部分平面
図である。

【図５】ちり箱を、はめこみ式装着装置により、回転椅
子の脚部横支え部へ装着した状態を示す部分側面図であ
る。

【図６】ちり箱を、挟着式装着装置により、回転椅子の
脚部横支え部へ装着した状態を示す部分側面図である。

【図７】ちり箱を、回転椅子脚部の４本式横支え部へ装
着した状態を示す底部平面図である。

【図８】ちり箱を、回転椅子の脚部５本式横支え部へ装
着した状態を示す底部平面図である。

【図９】ちり箱を、はめこみ式装着装置により、回転椅
子の脚部横支え部へ装着した状態を示す部分側面図であ
る。

【図１０】ちり箱を、はめこみ式装着装置により、回転
椅子脚部の角度を有する横支え部に対応するよう装着し
た状態を示す部分側面図である。

【符号の説明】

Ａ ちり箱本体 Ｂ 回転椅子本体 １ ちり箱上面部 ２ ちり箱上部投入口 ３ ちり箱側面投入口 ４ ちり箱内径部 ５ ちり箱外径部 ６ ちり箱底部 ７ はめこみ式装着装置（溝部） ８ はめこみ式装着装置（溝隠蔽部） ９ 挟着式装着装置（中央部） １０ 挟着式装着装置（両端部） １１ 回転椅子背もたれ部 １２ 回転椅子背もたれ取付金具 １３ 回転椅子肘かけ部 １４ 回転椅子肘かけ取付金具 １５ 回転椅子座部 １６ 回転椅子中心柱 １７ 回転椅子中心柱カバー １８ 回転椅子脚部横支え部 １９ 回転椅子脚部回転車部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 略四角筒、又は略円筒を半円形に曲げた
   箱状で、その底部にはめこみ式、又は挟着式等の装着装
   置を設置した構造で、回転椅子等に装着し使用すること
   ができることを特徴としたちり箱。