JP3024936U - 滑車式ロール駆動装置 - Google Patents

滑車式ロール駆動装置

Info

Publication number
JP3024936U
JP3024936U JP1995009694U JP969495U JP3024936U JP 3024936 U JP3024936 U JP 3024936U JP 1995009694 U JP1995009694 U JP 1995009694U JP 969495 U JP969495 U JP 969495U JP 3024936 U JP3024936 U JP 3024936U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
chain
belt
motor
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995009694U
Other languages
English (en)
Inventor
保孝 古木
Original Assignee
株式会社フルキ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フルキ filed Critical 株式会社フルキ
Priority to JP1995009694U priority Critical patent/JP3024936U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024936U publication Critical patent/JP3024936U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】互いに逆回転するロール対により材料を挟み加
圧、搬送する装置において、ロール対の間隔を任意に連
続してかつ広い範囲に、しかも運転を中断せずに設定で
きるようにする。 【解決手段】各ロールの回転を、モーターのロール直結
によらず、ベルトまたはチェン2による滑車式連結駆動
機構とすることにより、ベルトまたはチェン2の長さを
一定にしたまま、また、ベルトまたはチェン2と滑車部
及びロールとの接角及び接触長を変えずに対のロール間
隔を広い範囲で任意に変更できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、平行に設置した二本のロールを逆回転させ、該ロール間に材料を挟 んで加圧しながら送り出すロール加圧装置に関する。さらに詳しくは、例えば複 数の長尺材料、フィルムとフィルム、アルミ箔とフィルム、金属シートとフィル ムなどを、ロール間に挟んで加圧しながら張合わせるラミネート装置の、新規な 駆動方法に関する。 ロール加圧の代表的な応用例の一つであるラミネート作業は、一般に、二以上 の長尺の材料を、それら材料間に接着剤を挟んで重ね合わせ、加圧して接合させ るか、あるいは両材料または一方の材料の接合面を加熱しながら加圧、融着して 連続して送り出していくことにより行なわれる。 本考案は、このような加圧ロール装置における新規な駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
加圧ロールの駆動は、ロール軸にモーター回転軸を直結したり、両軸に歯車を 取り付け中間歯車を介してモーター回転をロール回転に伝えたりして行なわれる また、モーター回転軸と、ロール軸とをベルトやチエンで繋ぎ、モーターの回 転をロールの回転に換える方法も公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
対をなす加圧ロールのそれぞれにモーターを直結する方法においては、加圧さ れる材料の厚みや加圧程度に応じて二本のロールの間隔を調節する時、ロールだ けでなくモーターも一緒に動かさねばならない。大型ロールを使うケースにおい てはモーターも大型になり、この両者を合わせた重量は大変大きく、両方合わせ たものを一つとして間隔調節することは動力消費の点においても、調節精度の点 においても、負担は大きい。 たとえば、左右の重量バランスの偏り、ロール自身または装置固定枠の撓みの 問題、などのファクターを考慮して調節をせねばならない。即ちロールの微妙な 動きに合わせてモーター自身も動かさねばならない。そのためロールとモーター の両者を合わせた微調整機構が必要である。 ロール軸、モーター回転軸両者に歯車を付け、モーター回転をロール回転に伝 える場合は、両者の位置関係は歯車の歯深に制限され、回転精度や許容あそびの 関係から歯の深さ自身に制約があり、ロールの位置の変化はこの歯深に制約され ごく狭い範囲に制限される。たとえば、50mm〜100mmという大きな間隔 は取りにくくなる。 また、ベルトやチエンを使って回転を伝える方法においてもこのロール間隔の 変化の制約は歯車の場合と大差なく、同様であり、ギアチェンジ方式などにより ある程度の対応はできるが、ギアチェンジ機構を使うこと自体より複雑な機器構 成を要することになり、または多数の長さの異なるベルトやチエンを準備して取 り替えるなど、運転を中断しての調節など手間暇が掛かるうえ、スムースな調整 がしにくい。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、モーターをロールと離して固定し、モーターの回転を、歯車や滑車 とベルトまたはチエンの組合わせによる滑車式機構を取り入れることにより、ロ ールの回転軸に伝達することにより、ベルトまたはチエンの長さは一定のままロ ール間隔を広い範囲で任意に連続して変えられるようにした。 図でさらに詳細に説明する。 図1は本考案の原理を一つのロールについて示した概念図である。ベルトまた はチェン2により、枠Aに取り付けられたロール1が滑車3,4を介してモータ ー6により回転されることを示している。枠Aが位置A’に移動しても、ロール 1’が滑車3’,4’を介してモーター6により回転される。 図1によりモーター6は固定したまま枠A、即ちロール1の位置が任意かつス ムースに無理なく移動でき、ベルトまたはチェンの長さに全く関係ないことを示 している。 モーター6によりベルトまたはチェン2及び滑車3,4を介してロール1が回 転され、かつ固定枠AがA’の位置にチェン長さをかえずに移動できることが理 解できよう。 図2は二本の対の加圧ロールの駆動位置関係を示した概念図である。図1のロ ール駆動装置を二つ並べたものである。滑車式の駆動伝達機構により、二本のロ ール間隔を自由な位置に移動固定できることがよくわかる。
【0005】
【効果】
本考案により、ロール間隔が運転を中断することなく容易に調整できる。 モーターはロールと離して固定できるのでロールの調整がし易い。 メンテナンスが容易である。 ロールの偏荷重などの問題から開放される。 加圧しないときのロール間隔が大きく開けられるので、作業前、あるいは作業 後の清掃、点検、調整などが容易であ。 ロールを移動してもベルトまたはチェンの長さは全く変わらず、各回転部分と ベルトまたはチェンのなす角度も一定しており、摩擦、テンションなどの変動を おこさな。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案のロール駆動方式である滑車式駆動に
ついて基本原理を分かりやすく示した概念図である。
【図2】は本考案の対をなす加圧ロールの全体構成を示
す概念図である。
【符号の説明】
1は対をなす加圧ロールの一方のロール、 2はベルトまたはチェン 3,4,5は滑車機構を構成する回転車。 6はロール1を駆動するモーター。 1’,2’,3’,4’はロール1が1’の位置に移動
した時の1,2,3,4の位置を示したものである。 Aはロール1の固定枠の最初の位置を示す。 A’は固定枠が移動した時の状態を示す。 7は1と対をなす加圧ロールのもう一方のロール。 8はベルトまたはチェン 9,10,11はもう一方のロールの滑車機構を構成す
る回転車。 12はロール7を駆動するモーター。 Bはロール7の固定枠 矢印は枠A,Bが可動であることを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するロールとロールの間に材料を挟み
    加圧する装置において、ロールの回転を、ベルトまたは
    チェンと滑車とを組合わせた滑車方式を介することによ
    り、駆動モーターはロールから離れた位置に固定したま
    ま、ロール間の間隔を連続して任意かつ広い範囲で変更
    ・設定できるようにしたことを特長とするロール駆動装
    置。
JP1995009694U 1995-08-09 1995-08-09 滑車式ロール駆動装置 Expired - Lifetime JP3024936U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995009694U JP3024936U (ja) 1995-08-09 1995-08-09 滑車式ロール駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995009694U JP3024936U (ja) 1995-08-09 1995-08-09 滑車式ロール駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3024936U true JP3024936U (ja) 1996-06-07

Family

ID=43160151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995009694U Expired - Lifetime JP3024936U (ja) 1995-08-09 1995-08-09 滑車式ロール駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3024936U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1719605B1 (en) Welding system of web
JP3024936U (ja) 滑車式ロール駆動装置
JP5303805B2 (ja) 動力伝達チェーン伸張装置
US3837231A (en) Vibrator for generating directional vibrations
EP4129628A1 (en) A device and unit for transversely stretching elastic films
KR102013570B1 (ko) 논슬립 감가속 장치
KR900005135B1 (ko) 적층 철심용(積層鐵芯用) 금형유니트의 회동장치
JPH09509721A (ja) 歯付ベルト伝動装置
JP3294639B2 (ja) 板状体の往復搬送装置
CN211762724U (zh) 实验室胶膜生产装置上专用胶料输送机
JPH04226232A (ja) シート状材料の搬送装置
EP4129625A1 (en) A unit for transversely stretching elastic films
EP4129645A1 (en) A method and apparatus for producing elastic laminates
CN210164790U (zh) 一种防滑胶辊
CN210655507U (zh) 自重式可调压力摆杆装置
JP2584532Y2 (ja) シート材の研磨装置
JPS58152747A (ja) ロ−ルフイ−ド
US803141A (en) Transmission mechanism.
JPH0250219B2 (ja)
JPH06134659A (ja) ガラス板搬送装置
JP2002127256A (ja) ラミネータ
JPH0921451A (ja) 駆動伝達装置及び画像形成装置並びに画像読取装置
EP0764598A1 (en) Mechanical transmission for a roller conveyor
JPH0178173U (ja)
JPS5931453B2 (ja) ペ−パ−アングル材の製造装置