JP3023116U - 携帯電話機用イヤーマフ - Google Patents
携帯電話機用イヤーマフInfo
- Publication number
- JP3023116U JP3023116U JP1995011001U JP1100195U JP3023116U JP 3023116 U JP3023116 U JP 3023116U JP 1995011001 U JP1995011001 U JP 1995011001U JP 1100195 U JP1100195 U JP 1100195U JP 3023116 U JP3023116 U JP 3023116U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound insulation
- speaker
- microphone
- auxiliary arm
- mobile phone
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 飛行場や建設工事現場のような高騒音下にお
いても相手方の音声信号を明瞭に受信することができる
携帯電話機用イヤーマフを提供する。 【構成】 ヘッドバンド1の両端にカップ状の遮音外被
体2を付設する。当該遮音外被体2の内部にスピーカー
4を配設する。遮音外被体2の外周部から補助アーム6
を延設し、当該補助アーム6の先端にマイクロホン8を
接続する。携帯電話機のコネクタジャック24に接続す
るコネクタプラグ10を具えた接続コード9を前記スピ
ーカー4及びマイクロホン8に接続する。
いても相手方の音声信号を明瞭に受信することができる
携帯電話機用イヤーマフを提供する。 【構成】 ヘッドバンド1の両端にカップ状の遮音外被
体2を付設する。当該遮音外被体2の内部にスピーカー
4を配設する。遮音外被体2の外周部から補助アーム6
を延設し、当該補助アーム6の先端にマイクロホン8を
接続する。携帯電話機のコネクタジャック24に接続す
るコネクタプラグ10を具えた接続コード9を前記スピ
ーカー4及びマイクロホン8に接続する。
Description
【0001】
本考案は騒音の激しい場所等において通話するのに適する携帯電話機用イヤー マフに関するものである。
【0002】
携帯電話機には、図1に示すように送話器21と受話器22が電話機本体20 に予じめ一体的に組み込まれており、通話の際は電話機本体20を手に持って受 話器22の部分を耳にあてがい、送話器21を通じて音声信号をアンテナ23か ら発振するものである。 しかしながら、これら従来の携帯電話機の場合、特に受話器22の部分には周 囲の雑音を遮断するような工夫がなされていないため、これを高騒音下において 使用する場合、周囲の騒音が音声信号に勝って聞き取り難く充分な通話ができな いという不具合がある。
【0003】 このような不具合をなくするため電話機本体20に用意されているコネクタジ ャック24にイヤホンを接続することも考えられるが、通常のイヤホンの場合に は、飛行場や建設工事現場等における90dbA前後の高騒音下においては実際 上役に立たないという問題点がある。
【0004】 そこで、本考案は飛行場や建設工事現場等における高騒音下においても相手方 の音声信号を明瞭に受信することができ、何ら支障なく通話できるようになした 携帯電話機用イヤーマフを提供することを目的とするものである。
【0005】
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は 、ヘッドバンドの両端に、耳の全体を覆うことのできるカップ状の遮音外被体を 付設し、当該遮音外被体の内部空間にスピーカーを配設すると共に、左右いずれ か一方の遮音外被体の外周部から使用者の口部周辺まで延設した補助アームの先 端にマイクロホンを接続し、携帯電話機のコネクタジャックに接続するコネクタ プラグを具えた接続コードを、前記ヘッドバンド及び補助アームに沿わせて配線 し、前記スピーカー及びマイクロホンに接続するように構成したことを特徴とす る携帯電話機用イヤーマフである。
【0006】 また、請求項2に係る考案は、頭部を覆うヘルメットの下端環状部両側に、耳 の全体を覆うことのできるカップ状の遮音外被体を付設し、当該遮音外被体の内 部空間にスピーカーを配設すると共に、左右いずれか一方の遮音外被体の外周部 から使用者の口部周辺まで延設した補助アームの先端にマイクロホンを接続し、 携帯電話機のコネクタジャックに接続するコネクタプラグを具えた接続コードを 、前記ヘルメットの内部及び補助アームに沿わせて配線し、前記スピーカー及び マイクロホンに接続するように構成したことを特徴とする携帯電話機用イヤーマ フである。
【0007】 本考案はこのように、頭部に装着するヘッドバンドまたはヘルメットに着目し 、これらヘッドバンドまたはヘルメットに遮音性能を有するカップ状の遮音外被 体を付設し、当該遮音外被体内に音声信号を拡声し得るスピーカーを配設して高 騒音下においても相手方の音声信号を確実に受信することができるようになした もので、飛行場や建設工事現場等における業務用通話手段として多大な効果を奏 するものである。 なお、本考案によった場合は携帯電話機本体を手に持たずに通話が可能となる ものであるから、両手を自由に使うことができるようになる。
【0008】
以下、本考案携帯電話機用イヤーマフの具体的構成を図示の実施例に基づき詳 細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す一部切欠正面図、図2は図1に示すイヤーマフ の側面図、図3は本考案の他の実施例を示す一部切欠正面図である。
【0009】 図1に示す実施例において、1は頭部に装着する公知のヘッドバンドであり、 2は当該ヘッドバンド1の両端部に付設したカップ状の遮音外被体である。 遮音外被体2は耳の全体を覆うことができる大きさを有しており、耳の周囲に 当接する部分には遮音性の高い材質からなるクッションパット3が環状に取付け られている。
【0010】 4は前記遮音外被体2の内部空間に取付プレート5を介して配設したダイナミ ックスピーカー等からなるスピーカーである。6は左右いずれか一方の遮音外被 体2の外周部に付設した取付部材7を介して使用者の口部周辺まで延設した補助 アームであり、当該補助アーム6の先端にはマイクロホン8を取付けてある。
【0011】 9は電話機本体20のコネクタジャック24に接続するコネクタプラグ10を 一端部に具えた接続コードであり、接続コード9の他端部は前記ヘッドバンド1 及び補助アーム6に沿わせて配線し、前記スピーカー4及びマイクロホン8にそ れぞれ接続してある。
【0012】 すなわち、接続コード9の受信系は前記取付部材7を介して一方の遮音外被体 2内に導入し、当該遮音外被体2内に配設してあるスピーカー4に接続すると共 に、他方の遮音外被体2内に配設してあるスピーカー4に接続するための受信系 接続コード9はヘッドバンド1に沿わせて他方の遮音外被体2内に導入するもの であり、接続コード9の送信系は前記取付部材7から延設してあるパイプ状の補 助アーム6内を挿通させる等補助アーム6に沿わせて先端のマイクロホン8に接 続するものである。
【0013】 次に、図3に示す実施例は頭部に被るヘルメット11に本考案を適用した例を 示すものであり、ヘルメット11の下端環状部両側に、適宜の取付部材12を介 して耳の全体を覆うことのできるカップ状の遮音外被体2を突成し、この遮音外 被体2の内部空間にスピーカー4をそれぞれ配設すると共に、左右いずれか一方 の遮音外被体2の外周部から使用者の口部周辺に到るまで補助アーム6を延設し 、当該補助アーム6の先端にマイクロホン8を接続する。
【0014】 一方、携帯電話機本体20に設けられているコネクタジャック24に接続する コネクタプラグ10を具えた接続コード9は、前記ヘルメット11の内部及び補 助アーム6に沿わせて配線し、前記スピーカー4及びマイクロホン8に接続する ものである。 なお、ヘルメット11の内部には通常頭部に嵌着する支持バンド(図示せず) が架設してあり、当該支持バンドに沿わせて受信系接続コード9を遮音外被体2 内のスピーカー4に接続するようにすることもできる。
【0015】 本考案携帯電話機用イヤーマフはこのような構成からなり、ヘッドバンド1又 はヘルメット11を頭部に装着して、接続コード9の先端に設けられているコネ クタプラグ10を電話機本体20のコネクタジャック24に差し込んで使用する ものであり、耳の全体が遮音効果の高い遮音外被体2によって覆われるので、飛 行場のようなたとえ騒音の激しい場所においてもスピーカーから出力される音声 を明瞭に受信することが可能となる。
【0016】
以上のように、本考案によれば騒音の激しい場所等において通話するのに最適 な携帯電話機用イヤーマフを提供することができるものである。 なお、本考案によった場合は携帯電話機本体を腰ベルトに取付ける等して、手 に持たずに通話が可能となるものであるから、両手を自由に使うことができるよ うになり建設工事現場や飛行場等の高騒音下における業務用の通話手段として多 大な効果を奏するものである。
【図1】本考案の一実施例を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図2】図1に示すイヤーマフの側面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
1:ヘッドバンド 2:遮音外被体 3:クッションパット 4:スピーカー 5:取付プレート 6:補助アーム 7:取付部材 8:マイクロホン 9:接続コード 10:コネクタプラ
グ 11:ヘルメット 12:取付部材 20:電話機本体 21:送話器 22:受話器 23:アンテナ 24:コネクタジャック
グ 11:ヘルメット 12:取付部材 20:電話機本体 21:送話器 22:受話器 23:アンテナ 24:コネクタジャック
Claims (2)
- 【請求項1】 ヘッドバンドの両端に、耳の全体を覆う
ことのできるカップ状の遮音外被体を付設し、当該遮音
外被体の内部空間にスピーカーを配設すると共に、左右
いずれか一方の遮音外被体の外周部から使用者の口部周
辺まで延設した補助アームの先端にマイクロホンを接続
し、携帯電話機のコネクタジャックに接続するコネクタ
プラグを具えた接続コードを、前記ヘッドバンド及び補
助アームに沿わせて配線し、前記スピーカー及びマイク
ロホンに接続するように構成したことを特徴とする携帯
電話機用イヤーマフ。 - 【請求項2】 頭部を覆うヘルメットの下端環状部両側
に、耳の全体を覆うことのできるカップ状の遮音外被体
を付設し、当該遮音外被体の内部空間にスピーカーを配
設すると共に、左右いずれか一方の遮音外被体の外周部
から使用者の口部周辺まで延設した補助アームの先端に
マイクロホンを接続し、携帯電話機のコネクタジャック
に接続するコネクタプラグを具えた接続コードを、前記
ヘルメットの内部及び補助アームに沿わせて配線し、前
記スピーカー及びマイクロホンに接続するように構成し
たことを特徴とする携帯電話機用イヤーマフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011001U JP3023116U (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 携帯電話機用イヤーマフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011001U JP3023116U (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 携帯電話機用イヤーマフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3023116U true JP3023116U (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=43158397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995011001U Expired - Lifetime JP3023116U (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 携帯電話機用イヤーマフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023116U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05337760A (ja) * | 1992-06-05 | 1993-12-21 | Mitsubishi Motors Corp | ワーク搬送システム及び該システムに好適に用いられるパレット搬送装置 |
WO2015145775A1 (ja) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Pioneer DJ株式会社 | ヘッドホン装置 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP1995011001U patent/JP3023116U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05337760A (ja) * | 1992-06-05 | 1993-12-21 | Mitsubishi Motors Corp | ワーク搬送システム及び該システムに好適に用いられるパレット搬送装置 |
WO2015145775A1 (ja) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Pioneer DJ株式会社 | ヘッドホン装置 |
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