JP3022854U - 浮体を収納可能にした水着 - Google Patents
浮体を収納可能にした水着Info
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- JP3022854U JP3022854U JP1995007517U JP751795U JP3022854U JP 3022854 U JP3022854 U JP 3022854U JP 1995007517 U JP1995007517 U JP 1995007517U JP 751795 U JP751795 U JP 751795U JP 3022854 U JP3022854 U JP 3022854U
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- JP
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水着の少なくとも正面側に浮体の収納部を該
浮体に対応して個々に設けておき、着用者の遊泳力等に
応じて浮体の収納数を増減して浮力調節すると共に、着
用時における身体への圧迫感を軽減し、かつ収納部から
浮体が容易に離脱しない。 【構成】 水着10は、少なくともその正面側に浮体1
2を個々に収納する収納部14が設けられている。収納
部14は、腹部から胸部にかけての部分に3つ形成され
ており、該収納部14にこれよりも若干小さめに成形さ
れた浮体12が収納される。この浮体12は、発泡樹脂
等を使用して柱状体に成形したものであって、該浮体1
2を収納部14の下方に設けられた開口部14aを介し
て必要数だけ収納する。これにより着用者の遊泳力に応
じた浮力の調節を行なうことができると共に、着用者の
遊泳力の向上に伴って浮体12の収納数を1個づつ減ら
していくことができる。
浮体に対応して個々に設けておき、着用者の遊泳力等に
応じて浮体の収納数を増減して浮力調節すると共に、着
用時における身体への圧迫感を軽減し、かつ収納部から
浮体が容易に離脱しない。 【構成】 水着10は、少なくともその正面側に浮体1
2を個々に収納する収納部14が設けられている。収納
部14は、腹部から胸部にかけての部分に3つ形成され
ており、該収納部14にこれよりも若干小さめに成形さ
れた浮体12が収納される。この浮体12は、発泡樹脂
等を使用して柱状体に成形したものであって、該浮体1
2を収納部14の下方に設けられた開口部14aを介し
て必要数だけ収納する。これにより着用者の遊泳力に応
じた浮力の調節を行なうことができると共に、着用者の
遊泳力の向上に伴って浮体12の収納数を1個づつ減ら
していくことができる。
Description
【0001】
この考案は、浮体を収納可能にした水着に関し、更に詳細には、水着に収納部 を一体的に設け、この収納部に浮体を収納することにより、浮力を設けるように した水着に関するものである。
【0002】
幼児等が遊泳をする際には、内部に空気を入れた浮き輪やショルダー等の補助 具が好適に使用されている。また年少者が基本的な水泳の練習を行なう場合には 、前記浮き輪の他に、例えば発泡樹脂からなる浮き板(所謂ビート板)が好適に使 用されている。この浮き板に関しては、各自の遊泳力やそれに必要とされる浮力 に応じて1枚だけでなく2枚以上を重ねて使用されることもある。
【0003】
前述した浮き輪あるいは浮き板等の補助具は、遊泳する際や水泳の練習中に使 用者が常に各自で持ち歩かなければならないと云った煩わしさがある。このうち 浮き輪や前記ショルダーでは、その使用中に空気栓に手指等が触れることによっ て、該栓が外れてしまい空気が抜け易くなると云った欠点がある。また浮き板は 、一般的に板体を手で把持しておき、進行方向に向けて前方に突き出した状態で 使用されるが、この使用中に誤って板体から手が離れた場合に、該板体による浮 力を失った使用者がこの不測の事態に対処し得なくなることも指摘される。更に 例えばプールサイドに上がる際には、この板体を把持した手を一旦離す必要があ るが、この際にも他方の手が手摺りを把持していない状態で浮き板から手が離れ た場合には、前記と同様に不測の事態が生じかねない。
【0004】
この考案は、前述した従来技術に係る浮体とその使用時に内在している欠点に 鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、水着の少なくとも正 面側に浮体の収納部を該浮体に対応して個々に設けておき、着用者の遊泳力等に 応じて浮体の収納数を増減して浮力調節すると共に、着用時における身体への圧 迫感を軽減し、かつ収納部からの浮体が容易に離脱しないよう構成した浮体を収 納可能にした水着を提供することを目的とする。
【0005】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本考案に係る浮体を収納可能 にした水着は、水着の少なくとも正面側あるいは背面側に、発泡材等からなる浮 体を個々に収納し得る寸法に設定された収納部を複数設け、 前記浮体を着用者の遊泳力等に応じて夫々の前記収納部に適宜収納することに より、該着用者に掛かる水中からの浮力を調節し得るようにしたことを特徴とす る。
【0006】
次に、本考案に係る浮体を収納可能にした水着につき、好適な実施例を挙げて 、添付図面を参照しながら以下説明する。実施例に係る水着10は、図1に示す 如く、その少なくとも正面側に、浮体(後述)12を個々に収納する収納部14が 該浮体12を収納し得る大きさで複数設けられている。すなわちこの収納部14 は、図に示すように、腹部から胸部にかけての部分に3つ形成したものであって 、水着10の正面側を形成する所謂「まえ身ごろ」の表面部に、該収納部14を形 成する大きさに裁断された布地16を重ね、その上端部を該水着10に縫着した 後、該布地16全体を横方向に3分割される位置において縦方向に縫着すること により形成される。これによって収納部14は、下方にのみ開口部14aが形成 された袋状となる。また水着10の背面側を形成する所謂「うしろ身ごろ」にも、 該収納部14と同様に3つの収納部14が形成される。
【0007】 なお収納部14は、前述したように、水着10の正面側および背面側に夫々設 けられるが、この収納部14は正面側または背面側の何れか一方に設けるように してもよい。これは例えばクロール等の練習を行なう際に、腹部あるいは背中の どちらかに浮力を持たせてバランスを取り易くするためである。また布地16自 体は、水着10の生地と同一あるいはある程度の伸縮性を有する素材を使用する ことにより、前記浮体12を収納部14に対して密着的に収納し得ると共に、着 用者の身体に掛かる該水着10からの不要な圧迫感を最少限に抑えることができ る。
【0008】 前記収納部14に対しては、これよりも若干小さめに成形された前記浮体12 が収納される。この浮体12は、例えば発泡樹脂等を使用したものであって、断 面が略楕円形状に成形された柱状体に成形されている。この浮体12を、図2お よび図3に示す如く、各収納部14の下方に設けられた前記開口部14aを介し て必要数だけ収納する。これにより着用者の遊泳力に応じた浮力の調節を行なう ことができると共に、着用者の遊泳力の向上に伴って該浮体12の収納数を1個 づつ減らしていくことができる。なお収納部14の開口部14aには、特に止着 部材等は配設されていないが、前述したように収納部14が水着10の生地と同 一あるいはある程度の伸縮性を有する素材を使用して浮体12を密着的に収納し 得るようにしたことによって、該収納部14から容易に離脱しないように構成さ れる。また浮体12は、前述した発泡樹脂に限定されるものではなく、例えば内 部に空気を充填したゴム性の浮体や、プラスチック等の合成樹脂等を中空部を有 した浮体として成形したものであってもよい。
【0009】 図4は、前記水着10の使用例を示すものであって、幼児や遊泳力が充分でな い使用者には、正面側および背面側に設けた各収納部14に6個の浮体12を夫 々収納した状態で使用される。これによって着用者は胸部から上部を水面上に出 して浮くことができる。また遊泳力が向上した場合には、例えば正面側あるいは 背面側に収納した浮体12を適宜減らしていくようにする。
【0010】
以上に説明したように、本考案に係る浮体を収納可能にした水着によれば、浮 体の収納部を水着に複数設け、これに発泡樹脂等の該浮体を収納するようにした ことによって、浮き輪や浮き板等の補助具を携帯する必要がなくなる。しかも浮 体が容易に水着から離脱しないため安全性が極めて高くなると共に、浮体の数を 増減することで、着用者の遊泳力に応じた浮力調節を容易に行なうこともできる 。また該収納部自体は、水着に対して別体の布地を縫着させるだけの簡易な構成 であるので、その製造に際しては生産コスト自体を極力最少限に抑えることがで きる。
【図1】本考案の好適な実施例に係る浮体を収納可能に
した水着を示す正面図である。
した水着を示す正面図である。
【図2】本考案に係る浮体を収納可能にした水着に、浮
体を収納する状態を示す斜視図である。
体を収納する状態を示す斜視図である。
【図3】本考案に係る浮体を収納可能にした水着に、浮
体を収納した状態を示す斜視図である。
体を収納した状態を示す斜視図である。
【図4】本考案に係る浮体を収納可能にした水着の使用
状態図である。
状態図である。
10 水着 12 浮体 14 収納部
Claims (3)
- 【請求項1】 水着(10)の少なくとも正面側あるいは背
面側に、発泡材等からなる浮体(12)を個々に収納し得る
寸法に設定された収納部(14)を複数設け、 前記浮体(12)を着用者の遊泳力等に応じて夫々の前記収
納部(14)に適宜収納することにより、該着用者に掛かる
水中からの浮力を調節し得るようにしたことを特徴とす
る浮体を収納可能にした水着。 - 【請求項2】 前記浮体(12)は、発泡スチロール等の発
泡樹脂等である請求項1記載の浮体を収納可能にした水
着。 - 【請求項3】 前記浮体(12)は、中空部が形成された合
成樹脂等である請求項1記載の浮体を収納可能にした水
着。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007517U JP3022854U (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 浮体を収納可能にした水着 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007517U JP3022854U (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 浮体を収納可能にした水着 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022854U true JP3022854U (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=43158144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995007517U Expired - Lifetime JP3022854U (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 浮体を収納可能にした水着 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022854U (ja) |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP1995007517U patent/JP3022854U/ja not_active Expired - Lifetime
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