JP3021586U - 回転式表示装置 - Google Patents

回転式表示装置

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JP3021586U
JP3021586U JP1995008428U JP842895U JP3021586U JP 3021586 U JP3021586 U JP 3021586U JP 1995008428 U JP1995008428 U JP 1995008428U JP 842895 U JP842895 U JP 842895U JP 3021586 U JP3021586 U JP 3021586U
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JP
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equilateral triangular
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regular triangular
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JP1995008428U
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Inventor
一成 高間
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シュアラスター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の正三角筒を120°ずつ回転させるこ
とにより、各正三角筒の外周面の一面が同一平面にそろ
う面で順次3種類の表示を行う装置において、簡単な構
造で、複数の正三角筒を表示面を同一平面にそろえて静
止させられるようにする。 【解決手段】 正三角筒11に底板13を設ける。支持台17
上に3個のボール支持台27とクッション性の良好な弾性
部材29を設置する。底板13をボール支持台27上に載せる
と、その重量により弾性部材29が圧縮され、その反発力
で正三角筒11の回転に制動がかかる。このため正三角筒
11が惰性で回転しすぎることがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、商品陳列棚の上部などに設置して商品の広告や説明を表示するのに 好適な回転式表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
商品の広告などを表示するものとして、複数の正三角筒を外周面の一面が同一 平面にそろうように並べて、120°ずつ同期回転させることにより、3種類の 表示を順次繰り返して行う回転式表示装置が知られている。この種の回転式表示 装置は屋外の大型広告板などに使用されるのが一般的であった。
【考案が解決しようとする課題】
この種の回転式表示装置を小型化し、構造を簡略化して、商品陳列棚の一部な どに設置できるようにすれば、商品の売上向上を図るのに有効と考えられる。し かしながら構造を簡略化すると、複数の正三角筒を120°ずつ回転させたとき に各々の表示面が同一平面にそろうように静止させることが意外と困難である。 これは、正三角筒を回転駆動するモーターを120°回転した位置で停止させた としても、正三角筒の惰性で回転しすぎてしまう場合があるからである。各々の 正三角筒の表示面が同一平面にそろわないようなことがあると、商品のイメージ にも悪い印象を与え、せっかくの広告機能が損なわれてしまう。 また商品陳列棚などでは商品の入れ替えなどがあるため、表示装置としては表 示内容の変更が簡単にできることが求められるが、従来の装置は表示内容の変更 が面倒である。 以上のような問題点に鑑み、本考案の第1の目的は、簡単な構造で、複数の正 三角筒を表示面を同一平面にそろえて静止させることができる回転式表示装置を 提供することにある。 本考案の第2の目的は、表示内容の変更のため正三角筒を簡単に交換できる回 転式表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため本考案は、複数の正三角筒を、それぞれの中心軸線を 垂直にして、外周面の一面が同一平面にそろうように配置し、これらの正三角筒 を120°ずつ回転させることにより、各正三角筒の外周面の一面が同一平面に そろう面で順次複数種類の表示を行う回転式表示装置において、 各正三角筒は底板を有していて、その底板の中心に連結された回転軸により1 20°ずつ回転するようになっており、 各正三角筒の底板は、回転軸のまわりに設置された3個以上のボール又はロー ラー支持体と1個以上の弾性部材上に載置されており、 各正三角筒および底板は、ボール又はローラー支持体上に載置された状態で、 自重により弾性部材を弾性変形させ、この弾性部材の弾性反発力により回転に制 動がかかるようになっている、 ことを特徴とするものである。 正三角筒にかける制動力は小さなものでよいので、弾性部材としては発泡プラ スチック片などを使用することができる。 上記のような構造にすると、正三角筒は弾性部材により制動をかけられながら 回転するため、回転軸が停止(モーターの回転が停止)すればそれと同時に正三 角筒も停止するようになる。このため停止位置の精度が向上し、各正三角筒の表 示面を容易に同一平面にそろえて静止させることが可能となる。 また正三角筒は底板がボール又はローラー支持体に載った状態で回転するよう になっているので、構造的にもきわめて簡単であり、組立も容易である。 また正三角筒の底板を回転軸に対し着脱可能にすれば、正三角筒を簡単に交換 することができ、表示内容の変更に容易に対応することが可能となる。
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図1〜図8を参照して詳細に説明する。図1は本考 案の回転式表示装置の正面図、図2は同背面図、図3は同一部切開平面図である 。この回転式表示装置は3個の正三角筒11を備えている。各正三角筒11は同 じ大きさで、それぞれ下端に底板13を一体に有し、上端が開口した構造である 。正三角筒11の3つの面には表示すべき文字または図形が描かれている。正三 角筒11の上端を開口させるのは、正三角筒11の上部に蛍光灯を配置して、正 三角筒11の内側から光を照射するためである。このようなことから正三角筒1 1の材質は不透明で光透過性のプラスチックとすることが望ましい。 符号15は装置全体を支持するベースである。ベース15上には3個の支持台 17が、その中心間隔が正三角筒11の一辺の長さに相当する間隔で固定されて いる。各支持台17の下面にはモーター19が、その回転軸20を垂直に立てた 状態で固定されている。回転軸20の中間部には図1および図3に示すように円 板21が取り付けられ、この円板21上には3本の位置決めピン22が垂直に立 てられている(図1、図3、図5参照)。正三角筒11の底板13の中央部には 、前記回転軸20と位置決めピン22が挿入される孔23、25が形成されてい る(図5、図6参照)。 また支持台17の上面には、前記回転軸20のまわりに3個のボール支持体2 7が設置されている。ボール支持体27は、固定ボール受け台にボールを上部だ けを残して回転自在に埋め込んだものである。ボールの代わりにローラーを用い たローラー支持体を使用することも可能である。正三角筒11の底板13は、こ のボール支持体27上に載置された状態で、回転軸20により回転駆動されるよ うになっている。 また支持台17の上面の、ボール支持体27の間には、クッション性の良好な 発泡プラスチック片などからなる弾性部材29が取り付けられている。この弾性 部材29は、図7に示すように正三角筒11の底板13がボール支持体27上に 載置されていない状態では、高さがボール支持体27より高くなるように作られ ており、図8に示すように正三角筒11の底板13がボール支持体27上に載置 されると、正三角筒11および底板13の重量により容易に弾性変形するように なっている。このため弾性部材29は常に弾性反発力を正三角筒11の底板13 に作用させており、この弾性反発力が正三角筒11の回転に対し制動をかける働 きをする。 なお弾性部材29は回転する正三角筒11の底板13と常に擦れ合うことにな るため、弾性部材29の上面には図7および図8に示すように布30などを張り 付けて耐摩耗性を高めることが望ましい。 一方、支持台17の背面には、図2および図3に示すようにリミットスイッチ 31が取り付けられている。このリミットスイッチ31のローラー(動作点)は 回転軸20の真後ろに位置している。また正三角筒の底板13の下面には、図6 に示すように正三角形の頂点に対応するように突起33が120°間隔で形成さ れている。正三角筒11の回転により突起33がリミットスイッチ31を押すと リミットスイッチ31はオフとなり、突起33がリミットスイッチ31を押して いないときはリミットスイッチ31はオンの状態になっている。 リミットスイッチ31のオンオフ信号は制御回路35に入力される。制御回路 35は、リミットスイッチ31からオフ信号が入力されると直ちにそれに対応す るモーター19の回転を停止させ、最初の(又は最後の)リミットスイッチ31 のオフ信号が入力されてから一定時間経過後に3個のモーター19を一斉に同方 向に回転させるという制御を行う。3個の正三角筒11が一斉に同方向に回転す ると、正三角筒の底板13の下面には120°間隔で突起が形成されているから 、各正三角筒11は120°回転すると、突起33がリミットスイッチ31を押 すため、そこで回転が停止する。なお制御回路35は通常、ベース15上に設置 される。 このようにして回転、停止を繰り返すことにより、各正三角筒11の3面に描 かれた表示内容を次々に表示する。特にこの装置では、正三角筒11が弾性部材 29によって制動をかけられた状態で回転するため、回転軸20の回転が停止す ると同時に正三角筒11の回転が停止し、正三角筒11が惰性で回転しすぎるこ とがなくなり、各正三角筒11の表示面を正確に同一平面にそろえて静止させる ことができる。また弾性部材29は正三角筒11および底板13の自重を利用し て制動をかけるようになっているので、構造もきわめて簡単である。 さらに正三角筒11の底板13は、その中央部の孔23、25に回転軸20と 位置決めピン22を挿入した状態で、ボール支持体27および弾性部材29上に 載置されているだけなので、正三角筒11は上方へ持ち上げるだけで回転軸20 から取り外すことが可能である。したがって正三角筒11の交換が容易であり、 表示内容の変更にも簡単に対応できる。
【考案の効果】
以上説明したように本考案の装置ば、正三角筒をボール又はローラー支持体に 載せて回転させると弾性部材により制動がかかるようになっているので、回転軸 の回転が停止すれば正三角筒も同時に回転を停止するようになり、各正三角筒を 正確に120°ずつ回転させ、各正三角筒の表示面を同一平面にそろえて静止さ せることができる。したがって正三角筒が静止したときに表示面にずれのない、 見栄えのよい表示を行うことができる。また構造もきわめて簡単であり、製作費 も安くて済む。 また正三角筒の底板を回転軸に着脱できるようにしておけば、正三角筒を簡単 に交換することができるので、表示内容の変更に容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の回転式表示装置の一実施形態を示す
正面図。
【図2】 図1の装置の背面図。
【図3】 図1の装置の一部切開平面図。
【図4】 図1の装置で正三角筒が回転しているときの
状態を示す一部切開平面図。
【図5】 図1の装置における正三角筒を回転軸から取
り外した状態を示す一部切開正面図。
【図6】 図5の正三角筒の底面図。
【図7】 図1の装置における正三角筒をボール支持体
に載置する前の状態を示す周方向展開図。
【図8】 図1の装置における正三角筒をボール支持体
に載置した状態を示す周方向展開図。
【符号の説明】
11:正三角筒 13:底板 15:ベース 17:支持台 19:モーター 20:回転軸 22:位置決めピン 23、25:孔 27:ボール支持体 29:弾性部材 31:リミットスイッチ 33:突起 35:制御回路

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の正三角筒を、それぞれの中心軸線を
    垂直にして、外周面の一面が同一平面にそろうように配
    置し、これらの正三角筒を120°ずつ回転させること
    により、各正三角筒の外周面の一面が同一平面にそろう
    面で順次複数種類の表示を行う回転式表示装置におい
    て、 各正三角筒は底板を有していて、その底板の中心に連結
    された回転軸により120°ずつ回転するようになって
    おり、 各正三角筒の底板は、回転軸のまわりに設置された3個
    以上のボール又はローラー支持体と1個以上の弾性部材
    上に載置されており、 各正三角筒および底板は、ボール又はローラー支持体上
    に載置された状態で、自重により弾性部材を弾性変形さ
    せ、この弾性部材の弾性反発力により回転に制動がかか
    るようになっている、 ことを特徴とする回転式表示装置。
  2. 【請求項2】各正三角筒の底板が回転軸に対し着脱可能
    になっていることを特徴とする請求項1記載の回転式表
    示装置。
  3. 【請求項3】弾性部材がクッション性のある発泡プラス
    チック片からなることを特徴とする請求項1または2記
    載の回転式表示装置。
  4. 【請求項4】弾性部材の上面に布が張り付けられている
    ことを特徴とする請求項3記載の回転式表示装置。
JP1995008428U 1995-08-11 1995-08-11 回転式表示装置 Expired - Lifetime JP3021586U (ja)

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