JP3020577U - 発光釣竿 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池と光ファイバーを使用して、竿先端を発
光させた発光釣竿 【構成】 釣竿本体に電池部、光ファイバー、及び発光
部を内蔵し、電池を挿入することにより、光ファイバー
を通じて竿先端が発光することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ この考案は、夜間における釣りに用いられる釣竿に、電池と光ファイバー を使用して、竿先端を発光させた発光釣竿に関するものである。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来、夜間における釣りに用いられる釣竿の先端を発光させて、微妙な魚 の当りを竿の先の動きで感じとる方法は、竿本体内に設けた電池と竿先端に 取りつけた発光ダイオードをリード線で結んで竿先端を発光させる方法であ った。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ この方法では、竿がしなった時に、どうしてもリード線に無理な力がかか り、リード線が切れて発光しなくなることがあり、また、竿の先端が釣りの 最中に水中につかると、電気がショートして発光しなくなる場合が生じてし まうという欠点がある。 本考案は、この欠点を除くためになされたものである。

【０００４】 ［問題を解決するための手段］ 本発光釣竿は、竿本体、電池部、光ファイバー、及び発光部で構成されて いる。 電池部は、電池（１）、リード線（２）、発光ダイオード（３）、及びレ ンズ（４）から成り、ここで発光源をつくる。本部分は、竿本体の手元部分 に内蔵される。光ファイバー（５）はコイル状の形状につくられており、電 池部と発光部を竿の内部を通じてつながっている。また、発光部は、竿先端 部の位置にあって、光を拡散させる透明樹脂（６）から成り、光ファイバー から接続されている。そして、光ファイバーから送られてくる光を受けて竿 先端を発光させる仕組みになっている。

【０００５】 ［作用］ 本発光釣竿に電池を装着することにより、光ファイバーを通じて竿先端が 発光する。

【０００６】 ［考察の効果］ 本考案により、竿がしなっても光ファイバーは切れることがないため、竿 先端は釣りの間中、発光させることができる。また、釣りの最中に竿の先端 が水中につかっても、光ファイバーは発光源からの光を送り続けるため、発 光しなくなるという問題は解消される。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の発光釣竿の断面図である。

【符号の説明】

１ 電池 ２ リード線 ３ 発光ダイオード
４ レンズ ５ 光ファイバー ６ 透明樹脂

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 竿本体内に設けた電池部と、竿の先端に
   取りつけた発光部と、 少なくとも２つの部分に分離した竿本体からなり、電池
   部と発光部とを光ファイバーで結ぶことにより、竿先端
   を発光させたことを特徴とする発光釣竿