JP3019996U - 電飾造花 - Google Patents

電飾造花

Info

Publication number
JP3019996U
JP3019996U JP1995006534U JP653495U JP3019996U JP 3019996 U JP3019996 U JP 3019996U JP 1995006534 U JP1995006534 U JP 1995006534U JP 653495 U JP653495 U JP 653495U JP 3019996 U JP3019996 U JP 3019996U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
artificial
artificial flower
stem
flower
illuminated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995006534U
Other languages
English (en)
Inventor
昭久 辻
勝裕 山川
Original Assignee
辻興産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 辻興産株式会社 filed Critical 辻興産株式会社
Priority to JP1995006534U priority Critical patent/JP3019996U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3019996U publication Critical patent/JP3019996U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状保持用のワイヤが必要ない電飾造花を提
供して、電飾造花の組み立てを容易にする。 【構成】 茎2の導線7、7に形態保持力を有する線材
を用いて電飾造花を構成すると、形状保持用のワイヤが
必要なくなるので、茎2の構造が簡素化され茎2の形成
が容易になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、花内に発光体を取り付けて視覚効果を高めた、いわゆる電飾造花 に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来より、電飾造花は、導線を中空のチューブに収容してなる茎と、この茎に 取り付けられた花と、この花内に設けられ導線と接続された発光体とで形成され ている。
【0003】 ところが、従来の電飾造花は、図8に示すように、茎30の形成の際に、導線 31自体に形状保持力がないため、導線31にいちいち形状保持用のワイヤ32 を沿わせ、ワイヤ32と一緒に導線31をチューブ33に収容しなければならな いので、茎30の製造工程が煩雑になるという問題があった。
【0004】 また、上記のワイヤ32が一般に金属で形成されていることより、導線31に 電球などの発光体や給電用のプラグを接続する際に、ワイヤ32が中空のチュー ブ33内で動いて電球やプラグの端子と接触すると、不意の短絡が発生してしま うので、電球やプラグの端子とワイヤとの接触に気を配らなければならず、発光 体等の茎30への取り付けに手間がかかるという問題もあった。
【0005】 そこで、この考案は、形状保持用のワイヤなしでも屈曲形態の保持が可能な電 飾造花を提供して、上記の問題を解決するとともに、この電飾造花を用いて電飾 造花ユニットを構成しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、茎の導線に形状保持力を有する線 材を用いて電飾造花を構成した。
【0007】 また、この電飾造花を複数本茎の下端部で集束させ、この茎群の下端部に各導 線と電気的に接続した電気接続部材を設けて、電飾造花ユニットを構成した。
【0008】 さらに、電飾造花を、基台の上面にソケットが複数設けられた支持部材上に、 茎内の導線をソケットに挿入接続することにより自立させて、電飾造花ユニット を構成した。
【0009】 また、電飾造花の茎の下端部に導線と接続したプラグを設けて、このプラグを 支持部材の上面に形成されたソケットに挿入接続することにより、電飾造花を支 持部材上に自立させるようにしてもよい。
【0010】
【作用】
この考案に係る電飾造花においては、導線が形状保持力を有する線材で形成さ れているので、形状保持用のワイヤが必要ない。
【0011】 また、電飾造花を複数本集めて電気接続部材を設けた電飾造花ユニットにおい ては、複数本の電飾造花の茎の下端部が電気接続部材に集束されているので、複 数本の電飾造花の取り換えが一度になされる。
【0012】 電飾造花を支持部材上で自立させた電飾造花ユニットにおいては、電飾造花が 支持部材に着脱自在となるので、電飾造花毎の取り換えが可能となる。
【0013】
【実施例】
この考案に係る電飾造花の実施例を、添付図面に基づいて説明する。
【0014】 図1に示す電飾造花1は、茎2と、この茎2の中間部分に取り付けられた葉3 と、茎2の上端に取り付けられた花4と、この花4内に取り付けられた電球5と からなる。
【0015】 茎2は、図2に示すように、絶縁性の樹脂6により囲まれた二本の導線7、7 を、絶縁材料からなるシース8で被覆して形成されている。
【0016】 導線7、7は、上端が花4内の電球5に接続されており、電球5は、導線7、 7を通して給電されるようになっている。
【0017】 また、導線7、7は、形状保持力を有する線材により形成されており、様々に アレンジされる電飾造花1の茎2の屈曲形状を保持できるようになっている。
【0018】 夫々の導線7、7を囲む樹脂6、6は、導線7、7の外周面をぴったりと被覆 しており、導線7、7が多数回屈曲されても断線しないように、導線7、7を補 強している。
【0019】 また、樹脂6、6により囲まれた導線7、7を被覆するシース8は、可撓性を 有する絶縁材料で形成されており、導線7、7を保護すると共に、茎2の外皮を 形成している。
【0020】 このように、茎2は、導線7、7の周りがシース8で完全に被覆されており、 図6に示す従来の茎30のような中空部分がないので、屈曲によるアレンジがし 易いと共に、質感が増し豪華に見える。
【0021】 この実施例では、導線7を銅製の単線とし、樹脂6をPVC又はETFEとし 、シース8をPVCにより形成した。
【0022】 また、茎2の色を変えるために、茎2の外周面にテープを巻いてもよい。この テープの色は、ライトグリーン、オリーブやブラウンなどが望ましい。
【0023】 図3は、このような構造の電飾造花1の用いた電飾造花ユニット9を示してい る。
【0024】 この電飾造花ユニット9は、電飾造花1を複数本寄せ集め、これらの茎2の下 端部を集束させ、この集束された茎2群の下端部を、口金10に嵌め込むと共に 、茎2内の導線7、7を口金10の端子に接続して形成されている。
【0025】 このような電飾造花ユニット9は、図3に示すように、下端部の口金10を、 鉢11の内部に設けられた口金用ソケット12に嵌め込んで、鉢植え風にして使 用される。口金用ソケット12は、電源ケーブル13に接続されており、外部電 源から電飾造花ユニット9へ給電している。
【0026】 このように、この電飾造花ユニット9は、複数本の電飾造花1を束ねて形成さ れていることより、鉢11内の電飾造花1を一度に交換することができるので、 店内で多数の電飾造花を鉢に入れて使用している場合であっても、電飾造花の取 り換えに手間がかからない。
【0027】 また、金属製の形状保持用のワイヤ32がないので、ワイヤ32と口金10の 端子との短絡を気にする必要が全くない。
【0028】 この電飾造花ユニット9においては、電気接続部材として口金10を使用した が、差し込みタイプやねじ込みタイプ等のプラグであってもよい。
【0029】 図4は、上記の構造の電飾造花を用いた他の電飾造花ユニット14を示してい る。
【0030】 この電飾造花ユニット14は、茎2の下端部に導線7と接続した差し込みプラ グ15を設けた電飾造花16と、この差し込みプラグ15と対になるソケット1 7を基台18の上面に複数設けてなる支持部材19とで形成されている。
【0031】 この差し込みプラグ15は、下端面に給電用の挿入孔が形成されている。
【0032】 また、支持部材19は、比較的重みのある円形の基台18と、この基台18の 上面に多数形成されたソケット17と、電源ケーブル20とで形成されている。
【0033】 ソケット17は、図5に示すように、上記差し込みプラグ15が嵌まる凹所2 1と、この凹所21の底壁に立設された一対の電源ピン22、22とからなって いる。
【0034】 この電源ピン22、22は、電源ケーブル20と接続されており、また、差し 込みプラグ15の上記挿入孔23、23に嵌脱可能に形成されている。
【0035】 この電飾造花ユニット14においては、挿入孔23、23に電源ピン22、2 2が嵌入するように、任意のソケット17の凹所21に差し込みプラグ15を嵌 め込むと、電飾造花16が、ソケット17を通して電源ケーブル20から給電さ れると共に、図4に示すように、支持部材19上で自立するようになる。また、 電飾造花16は、差し込みプラグ15がソケット17から抜かれることにより、 支持部材19から外される。
【0036】 このように、それぞれの電飾造花16が支持部材19に着脱自在であることよ り、使用者は、所望の電飾造花16を支持部材19上に任意に配置することがで きるので、自分の好みに合った電飾造花ユニット14を形成することができる。
【0037】 また、この電飾造花ユニット14は、基台18上に電飾造花が自立するので、 外観が生け花風となり、今までの電飾造花とは違った趣きをかもし出すことがで きる。
【0038】 図6は、生け花風の電飾造花ユニットの他の実施例を示している。
【0039】 この電飾造花ユニット24は、図4に示される電飾造花ユニット14に類似し ており、差し込みプラグ15が設けられていない電飾造花1を、支持部材25上 で自立させるようにしている。
【0040】 この支持部材25のソケット26は、茎2の下端がぴったり嵌まる浅目の凹所 27と、この凹所27の底壁に設けられた一対の給電孔28、28を備えている 。
【0041】 給電孔28、28は、図7に示すように、上端部分の径が、電飾造花1の茎2 の樹脂6及び導線7が嵌まる大きさに形成されると共に、上端部分より下方の部 分の径が上端部分の径より大きく形成されている。
【0042】 この給電孔28内の径の大きな部分には、底壁に固定された一対の板バネ電極 29、29が収容されている。
【0043】 これらの板バネ電極29、29は、それぞれの根元部分が互いに離れる方向に 屈曲すると共に、それぞれの上端部が互いに近接する方向に湾曲しており、この 湾曲した上端部により、電飾造花1の茎2の導線7を挾持している。
【0044】 また、板バネ電極29、29には、電源ケーブルが接続されており、板バネ電 極29、29を通して電飾造花1に給電されるようになっている。
【0045】 このように、この電飾造花ユニット24は、図6に示すように、電飾造花1の 茎2を直接ソケット26に嵌め入れるので、図4に示す電飾造花ユニット14の ような差し込みプラグ15がなく、外観がより生け花に近くなる。
【0046】 なお、上記の各実施例では、花4内の発光体を電球5としたが、LED(発光 ダイオード)としてもよい。
【0047】 また、支持部材19の基台18に、円形のものを用いたが、角形であってもよ いし、星形であってもよい。
【0048】
【効果】
この考案に係る電飾造花は、以上のように構成されていることより、形状保持 用のワイヤが必要ないので、茎の製造工程が簡素化されると共に、発光体や差し 込みプラグの茎への取り付けに手間がかからない。
【0049】 また、この考案に係る鉢植え風の電飾造花ユニットは、複数本の電飾造花の茎 の下端部が電気接続部材に集束していることより、複数本の電飾造花の取り換え が一度にできるので、店内などで多数の電飾造花を使用している場合であっても 、取り換えに手間がかからない。
【0050】 この考案に係る他の電飾造花ユニットは、電飾造花が支持部材に着脱自在とな ることより、電飾造花毎の取り換えが可能となるので、使用者の好みに合わせた アレンジが可能である。
【0051】 また、この電飾造花ユニットは、電飾造花が基台からなる支持部材上に自立し ているので、外観が生け花風となり、今までの電飾造花とは違った趣きをかもし 出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電飾造花の実施例の一部省略縦断面図
【図2】同上の茎部分の拡大横断面図
【図3】鉢植え風の電飾造花ユニットの実施例の断面図
【図4】生け花風の他の電飾造花ユニットの実施例の斜
視図
【図5】図4の実施例の一部省略断面図
【図6】他の生け花風の電飾造花ユニットの斜視図
【図7】図6の実施例の一部省略断面図
【図8】従来の電飾造花の茎部分の横断面図
【符号の説明】 1 電飾造花 2 茎 3 葉 4 花 5 電球 6 樹脂 7 導線 8 シース 9 鉢植え風の電飾造花ユニット 10 口金 11 鉢 12 口金用ソケット 13、20 電源ケーブル 14 生け花風の電飾造花ユニット 15 差し込みプラグ 16 差し込みプラグを備えた電飾造花 17、26 ソケット 18 基台 19、25 支持部材 21、27 凹所 22 電源ピン 23 挿入孔 24 他の生け花風の電飾造花ユニット 28 給電孔 29 板バネ電極 30 従来の電飾造花の茎 31 従来の電飾造花の導線 32 形状保持用のワイヤ 33 チューブ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二本の導線を絶縁材料で被覆した茎に花
    を取り付け、この花内に導線と接続した発光体を設けた
    電飾造花において、茎の導線に形状保持力を有する線材
    を用いたことを特徴とする電飾造花。
  2. 【請求項2】 上記の茎の下端部に導線と接続したプラ
    グを設けたことを特徴とする電飾造花。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の複数本の電飾造花を茎
    の下端部で集束させ、この茎群の下端部に各導線と接続
    した電気接続部材を設けた電飾造花ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電飾造花と、基台の上
    面にソケットを複数設けた支持部材とからなり、茎内の
    導線をソケットに挿入接続することにより、支持部材上
    に電飾造花を自立させるようにした電飾造花ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の電飾造花と、基台の上
    面にソケットを複数設けた支持部材とからなり、プラグ
    をソケットに挿入接続することにより、支持部材上に電
    飾造花を自立させるようにした電飾造花ユニット。
JP1995006534U 1995-06-29 1995-06-29 電飾造花 Expired - Lifetime JP3019996U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995006534U JP3019996U (ja) 1995-06-29 1995-06-29 電飾造花

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995006534U JP3019996U (ja) 1995-06-29 1995-06-29 電飾造花

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3019996U true JP3019996U (ja) 1996-01-12

Family

ID=43155387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995006534U Expired - Lifetime JP3019996U (ja) 1995-06-29 1995-06-29 電飾造花

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3019996U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011038226A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Step K 3:Kk 電飾造花、電飾造花用電源供給装置、及び電飾造花用照明装置
JP2011132635A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Step K 3:Kk 電飾造花、電飾造花用電源供給装置、及びそれらを用いた電飾造花用照明装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011038226A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Step K 3:Kk 電飾造花、電飾造花用電源供給装置、及び電飾造花用照明装置
JP2011132635A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Step K 3:Kk 電飾造花、電飾造花用電源供給装置、及びそれらを用いた電飾造花用照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10512354B2 (en) Modular tree with electrical connector
US10288236B1 (en) Shapeable light string and methods for tree decoration
US8201972B2 (en) LED molded tree branches with blossoms
US7055980B2 (en) Decorative tree lamp
US5934793A (en) Net lights
US4805075A (en) Artificial Christmas tree
US5063485A (en) Illuminated artificial flowers
EP0534021A1 (en) Lighting apparatus for outdoor use
US20050168973A1 (en) Artificial miniature, landscape model with three dimensionally variable colored LEDS
US3735117A (en) Electrified plastic christmas tree
US5746504A (en) Christmas tree light ring
US10982828B1 (en) Artificial tree with LED-based lighting systems
US4012631A (en) Tree lighting assembly
US1818884A (en) Portable electric lighting outfit
US2533222A (en) Christmas tree lighting system
JP3019996U (ja) 電飾造花
US5669701A (en) Lamp holder structure
US3902781A (en) Assembly unit for the construction of composite lamp holders
US6508572B2 (en) Garland light set
CN215411576U (zh) 一种可发光装饰件
CN210241238U (zh) 组合式usb插杆花
JPH11181611A (ja) 発光造花装飾具
CN209839762U (zh) 一种带插拔式连接线的线条灯
US1862678A (en) Illuminated novelty
JPS637125U (ja)