JP3018105U - 一服分封入小袋抹茶 - Google Patents

一服分封入小袋抹茶

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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 抹茶の扱いを容易にするにある。 【構 成】 一服分にプラスチックなどの耐湿性の小袋
に封入した抹茶。

Description

【考案の詳細な説明】 喫茶店や家庭などでコーヒーなどを飲む場合砂糖などを入れない人は多い。そ れならいっそのこと砂糖やミルクを入れなくてよいカフェイン飲料が欲しい。と 言って世の中に全く新しいそう言うものはない。抹茶が好いと思う。喫茶店でで も家庭ででも簡単に抹茶を点てゝ喫したい。喫茶店ででも抹茶と湯と茶碗と茶筅 などを出して、客に点てゝ飲んでもらうようにすると好いと思う。勿論要望があ れば、菓子を添えると好い。この場合一服分の抹茶を小皿などに入れて出すのも 好いが、一服分が小袋に封入されたものだと安全性が高く小奇麗である。
勿論抹茶は湿気り易いものであるから、家庭用のものでも従来のように纒めて 罐などに入れておくのではなく、一服分の小袋に封入して罐などに仕舞って置く のが好い。そこで考案したのが本考案である。
本考案の構成は実用新案登録請求の範囲に簡潔に記してある。
一般に抹茶の一服の量は1.2グラムと言われている。したがって本考案にお いても1.2グラムを目安に封入したい。そしてこの一服は約40CCの湯で点 てるのが普通である。恐らくこの組み合せが一服としては最も美味なのであろう 。
そこで本考案を喫茶店などや家庭で客に出す場合には、本考案を小皿に載せて 盆に置き、それに茶碗を添え、熱湯をポットに入れて添え、茶筅を添え、一服分 の湯を量るメジャー・カップを添え、建水を添え、そして要望があれば菓子を菓 子皿に載せて添えて出したい。
このセットの茶碗はどちらかと言えば小振りな陶器や磁器や漆器の現代風な意 匠のものが好かろう。こゝの漆器の茶椀というのは従来ない。茶筅の動作によっ て椀の内側が傷付き光沢が無くなるからであろう。しかし私は漆器の茶椀は面白 いと思う。一般に茶碗は軽い装飾的なものが好まれる。その点で漆器も好かろう と思うのである。そこで工夫をしたい。椀の内側に金箔を貼るのである。こうす ると茶筅に対する耐性が出てくる。金茶椀と呼ぶことにしたい。こゝに提案して 著作権を確立しておき、必要あらば実用新案登録願を出したい。
点前用の熱湯を入れて出すポットは湯差と呼ぶことにしたい。茶碗やメジャー ・カップを温める分や喫茶後の飲用分も入らなくてはならないので、余り小容量 なものではなくなる。茶碗とマッチングの好い素材と意匠が好いから茶碗に合っ たいろいろなものが作られよう。
茶筅は従来竹製であったが、家庭では兎も角喫茶店などでは回転させて用いな くてはならないが、この場合次に出すときに前の使用によって水が茶筅に浸みて いては好くない。そこで業務用のものはプラスチックで作りたい。耐熱性の軟質 の素材で彩色とデザインを考え、旨く他の道具にマッチさせたい。
メジャー・カップは湯マスと呼んで、そのマスの字には石の偏に斗の旁を組合 せたものを当てたい。40CCを入れて八分目になる容積のものにしたい。これ は熱湯を入れて手で持つものであるので、柄を設ける必要がある。コーヒー・カ ップのようににである。旁に升ではなく斗を当てた所以である。茶碗や湯差など との調和の採れたものをいろいろと意匠開発したい。こゝに斯く提案して著作権 を確立して置きたい。必要あれば後日実用新案登録出願したい。
この場合における建水は一人分だけのものであるので、従来のもののように大 振りである必要はない。この場合の茶碗くらいに小振りなものでよい。他の道具 と相関性を持たせて、茶碗としゅん別しているには縁を少し絞って庇を設けるな どして飲むには一見して不便なものと思われる意匠となっていなくてはならない 。こゝに提案して著作権を確立して置きたい。これも必要あらば後日出願したい 。
菓子皿も茶碗など他の道具と好く調和した小振りなものを開発したい。菓子と のマッチングもあるので、いろいろな種類が必要であろう。
盆は洗濯に耐え、水の浸まないものが好い。丸盆より角盆の方が好いのではあ るまいか。そして中には鉉を設けたものも好いし、あるいは作り付けの取っ手を 設けたものも好い。しかし収納と言うことを考えると一般にはやはり平盆が好か ろう。
こういう本考案に向いた抹茶道具は一般家庭においても来客の時や少し畏まっ て喫茶する時などに用いられるので、コーヒー・セットや紅茶セットなどと同じ ように必らず備え置かられるものとなろう。今や家庭人もコーヒーや紅茶には少 々食傷気味である。変わったヵフェイン飲料を求めている。本考案と本考案用の 道具は高く広い普及が約足されている。
本考案と本考案用の道具の考案によって茶の湯は我々の日常生活の中に入り込 んで来ることになった。儀式的なものから生活的なものに進化することになった 。しかし本考案と本考案用の道具でもってしても、少し改まった茶会などが持て ないことはない。座敷を使ったものを考えて見ても、主人と客の配置を本考案を 用いる場合の盆を乗せる膳のような台の配置をもってし、主人自らがする場合と 給仕をもってする場合とに分けて、風炉の配置場所などを考え、抹茶の組合せ道 具の配盆や湯の配給時期などを考えて、少々儀式化して行けばよい。この場合の 茶道具戸棚や風炉と茶釜や茶掛けや茶花などにも新機軸があってよい。
風炉はガス・カセット・ボンベを用いるカセット風炉というものを開発したい 。こゝに提案して著作権を主張しておく。この風炉には茶釜も茶罐も掛かるよう にしたい。客が多い場合は茶釜を少ない場合は茶罐を用いたい。この風炉と茶釜 ・茶罐はほうろう引きに七宝細工など施したものなどが好かろう。
茶掛けも禅的言葉のものから人道的言葉のものに変えたい。人は何時でも何処 でも誰に対してもそこには守るべきルールがあることを新茶道と呼ぶべきものを 通して共に学びたいと考えている。
茶花も禅性から離れるのであるからわび性は要らなくなる。少し華やいだもの がよくなる。一般に華道というものはこれからは切り花から遠ざかって行かせた い。根付きの花がこの生け花に向いた砂や砂利でもってこれも向いた花器に生け られるようにしたい。したがって根付き生花は立花用にも盛り花用にもかなりわ い小に栽培されねばならない。新茶道の茶会の床の間にわい小に作られたぼたん などが活けられているのはこれまでにない潤滑である。松・竹・梅にしても総て わい小に作られねばならない。小さな陶製やプラスチックの鉢で栽培すれば目的 は達せられる。こゝに新華道の在り方を提案して華道界の復活を望みたい。生花 生産農家にも新しい夢となろうし。
本考案をベースとした抹茶セットは近年衰退傾向著しい喫茶店業界に新風を送 ることになろう。人と人との生なふれ合いを何時までも可能とする社会を求め続 け、そのふれ合いの場を新しく趣向を加え続けて提供することが大切である。し かし今でも喫茶店業界の売上高は1兆5000億円もある。この抹茶セットが客 の退潮を食い止めて喫茶店業界の売上高が2千億円でも3千億円でも伸びること を祈っている。
本考案が家庭用と業務用とを合せて1日1000万袋出るとすれば、1袋が約 1.2グラムであるので、1年間には4380トンの需要があることになる。末 端価格で抹茶は平均して20グラム800円くらいであるので、本考案は1袋6 5円くらいで販売されることになろう。勿論これよりも安いものもあれば高いも のもあることになる。その年間の総需要高は2373億円に昇ることになる。コ ーヒーの末端総売上高は1兆5000億円くらいと見られるので、それから見れ ば大した規模ではないが、現在の500トン200億円と言う規模から見れば夢 のような額である。我国の茶の生産規模9万トン約6000億円から見ても本考 案に如何に希望があるかが解る。本考案が1日に2000万袋でも出るようなこ とになれば、国内の茶産業も堂々と1兆円業界に達する。
本考案用の茶道具の需要が陶磁食器業界に与える影響も極めて大きい。この業 界は現在国民1人当たり1000円の末端需要があるとしても、その年間総需要 規模は1250億円くらいなものである。今本考案用の茶碗が国民1人当たり1 箇1000円普及するとすれば、その規模は1250億円に、また湯差が1人当 たり1箇1500円用いられるとすれば、その総額は1875億円に、湯マスも 1箇700円づつ普及するとすれば、その規模は875億円に、建水も1箇10 00円づつ出るとすれば、その規模は1250億円に、菓子皿も1枚500円づ つ普及するとすれば、その総額は625億円に昇り、これらを合せた総額は58 75億円に達する。年間に直して1千億円を下ることはあるまい。陶磁食器業界 の生産規模は倍増することになるのである。夢が描けない筈がない。
茶筅業界や盆業界にも又和菓子業界にも希望が湧く。特に茶筅業界と盆業界に は需要をこなす能力がなくて対応に窮する程であろう。茶杓や柄杓の業界の応援 を得なくてはなるまい。尚なつめ業界には金茶椀に進出してもらえばよかろう。
我国個有の食事文化の一つがこゝに大きく開花する。この大花を受け入れ発展 させて行く経済の安定特にエネルギーの安定と国民情操の安定かあり続けうれば 、この大花は国民誰の庭にも咲き盛ることになろう。その広がりと求道の深さが 外国にも普及して行けば、日本の心はそこでも理解され根付くことになろう。関 係業界関係業者の期待は絶大であろう。是非安定した立派な文化に育って行って ほしい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の簡単な平面図(丸皿に載せるには等辺
等角形が好ましい、その中で正三角形が開封の場合に最
も安全性が高い、こゝに採用した、大体実物大である)
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一服分にプラスチックなどの耐湿性の小
    袋に封入した抹茶。
JP1995006055U 1995-05-15 1995-05-15 一服分封入小袋抹茶 Expired - Lifetime JP3018105U (ja)

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JP1995006055U JP3018105U (ja) 1995-05-15 1995-05-15 一服分封入小袋抹茶

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