JP3017110B2 - イメージ生成装置およびイメージ生成方法 - Google Patents

イメージ生成装置およびイメージ生成方法

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JP3017110B2 JP8295799A JP29579996A JP3017110B2 JP 3017110 B2 JP3017110 B2 JP 3017110B2 JP 8295799 A JP8295799 A JP 8295799A JP 29579996 A JP29579996 A JP 29579996A JP 3017110 B2 JP3017110 B2 JP 3017110B2
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勝宣 磯野
茂 赤松
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株式会社エイ・ティ・アール人間情報通信研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージ生成装置
およびイメージ生成方法に関し、特に、共通する幾何学
的構造を有する複数のサンプル物体をもとに、物体のイ
メージを人工的に生成するイメージ生成装置およびイメ
ージ生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイメージ生成方法は、たとえば、
「A. J. O'Tool, “Sex classification is better wit
h three-dimensional head structure than with image
intensity information」(文献1)および「櫻井保
志,岩佐英彦,竹村治雄,横矢直和,“距離画像を用い
た顔方向と表情によらない顔認識”,画像の認識・理解
シンポジウム(MIRU'96 )講演論文集I,pp.181-186,
1996」(文献2)に開示されている。この文献1,2に
開示されているイメージ生成方法では、共通する構造を
持つ3次元物体の範疇に属する多数の3次元物体につい
ての3次元計測データを対象とした主成分分析を行な
い、それにより求まった固有ベクトルを3次元物体の基
底構造とし、基底構造の線形結合によって、3次元物体
の再生成を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のイメージ生成方
法では、物体の特徴点から物体中心座標系を定義し、物
体中心座標系の変換のみを行なったデータを用いて主成
分分析を行なっている。このため、従来のイメージ生成
方法では、サンプルとなる複数の物体画像間で、データ
同士の対応がとれていない。たとえば、顔画像を考えた
場合、座標系の変換を行なっただけでは、顔の向きや傾
きはすべて対応がとれているが、n番目の測定点が、あ
る画像では目尻を示し、ある画像では瞳中心を示すな
ど、同一番目にある測定点が顔の同じ特徴を示しておら
ず、測定点同士の対応がとれていない。以下に、測定点
同士の対応がとれていない場合の不都合について説明す
る。
【0004】2次元の顔画像で対応がとれていないデー
タを用いて平均顔を作成した例が、「L. Sirovich and
M. Kirby,“Low-dimensional procedure for the char
acterization of human faces ”, Optical Society of
America,Vol.4, No.3, pp.519-524, March 1987 」
(文献3)に示されている。
【0005】この文献3のように測定点同士の対応がと
れていない複数の顔画像を用いて平均顔を作成すると、
ぼやけた不自然な画像になるという問題がある。また、
線形結合時の結合係数をいろいろ変化させた場合におい
ても、平均顔の作成の場合と同様に、ぼやけた不自然な
画像が生成されてしまうという問題がある。さらに、サ
ンプルとなる複数の顔画像間で対応がとれていないデー
タを主成分分析に用いると、個々の顔の特徴表現におい
て、各成分の表わす内容が対応づいておらず、特徴の可
視化を必要とする場合には適用が困難になるという問題
がある。このような問題は、2次元の顔画像を用いた場
合だけでなく、3次元においても生じる。
【0006】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、サンプルとなる複数の物体画
像間で、対応がとれたデータを用いて、物体のイメージ
を生成するイメージ生成装置およびイメージ生成方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のイメ
ージ生成装置は、共通する構造上の特徴を有する複数の
サンプル物体をもとに、物体のイメージを生成する。こ
のイメージ生成装置は、サンプル物体の表面上の複数の
点について第1の物理量を測定し、第1の物理量をもと
に物体の画像を作成する手段と、サンプル物体の構造上
の複数の特徴点に対応する画像上の複数の第1の点を基
準として、画像を複数の領域に分割する分割手段と、各
領域に対応して予め定められた規則に従って、各領域上
に複数の第2の点を取得する点取得手段と、点取得手段
によって得られた複数の第2の点について、第1の物理
量と同じ第2の物理量を得る物理量獲得手段と、複数の
サンプル物体について得られた第2の物理量をもとに、
物体のイメージを生成する手段とを備える。
【0008】本発明の請求項2のイメージ生成装置は、
請求項1に記載のものであって、予め定められた規則
は、分割手段によって得られた領域を、所定の分割数で
格子状に分割して複数の格子点を得ることである。点取
得手段は、複数の格子点を、複数の第2の点とする。
【0009】本発明の請求項3のイメージ生成装置は、
請求項1に記載のものであって、物理量獲得手段は、サ
ンプル物体の表面上の複数の点に対応する画像上の複数
の点のうち、第2の点の近傍に存在する所定数の点につ
いての第1の物理量に基づいて、第2の点についての第
2の物理量を求める。
【0010】本発明の請求項4のイメージ生成装置は、
請求項1に記載のものであって、分割手段はサンプル物
体上の部分に応じて分割する領域を異ならせる。本発明
の請求項のイメージ生成装置は、請求項1から請求項
3のいずれか1項に記載のものであって、第1の物理量
は、位置および色である。
【0011】本発明の請求項のイメージ生成方法は、
共通する構造上の特徴を有する複数のサンプル物体をも
とに、物体のイメージを生成するイメージ生成方法であ
る。このイメージ生成方法は、サンプル物体の表面上の
複数の点について、第1の物理量を測定し、第1の物理
量をもとにサンプル物体の画像を作成するステップと、
サンプル物体の構造上の複数の特徴点に対応する画像上
の複数の第1の点を抽出するステップと、複数の第1の
点を基準として、画像を複数の領域に分割する分割ステ
ップと、各領域に対応して予め定められた規則に従っ
て、各領域上に複数の第2の点を取得する点取得ステッ
プと、点取得ステップによって得られた複数の第2の点
について、第1の物理量と同じ第2の物理量を得る物理
量獲得ステップと、複数のサンプル物体について得られ
た第2の物理量をもとに、物体のイメージを生成するス
テップとを含む。
【0012】本発明の請求項のイメージ生成方法は、
請求項に記載のものであって、予め定められた規則
は、分割ステップによって得られた領域を、所定の分割
数で格子状に分割して複数の格子点を得ることである。
点取得ステップでは、複数の格子点を、複数の第2の点
とする。
【0013】本発明の請求項に記載のイメージ生成方
法は、請求項に記載のものであって、物理量獲得ステ
ップでは、サンプル物体の表面上の複数の点に対応する
画像上の複数の点のうち、第2の点の近傍に存在する所
定数の点についての第1の物理量に基づいて、第2の点
についての第2の物理量を求める。本発明の請求項9に
記載のイメージ生成方法は、請求項6に記載のものであ
って、分割ステップはサンプル物体上の部分に応じて分
割する領域数を異ならせる。
【0014】本発明の請求項10のイメージ生成方法
は、請求項から請求項のいずれか1項に記載のもの
であって、第1の物理量は、位置および色である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態によるイメー
ジ生成装置として、顔に代表されるように、個々の3次
元物体が共通する構造を持ち、他方で個々の3次元物体
は共通する構造の範囲内で幅広い多様性を持っているよ
うな3次元物体に関し、その多様性を反映した3次元物
体のイメージを人工的に作りだす3次元イメージ生成装
置について説明する。想定されるアプリケーションとし
ては、顔を例にすれば、顔画像の分析合成符号化への応
用、顔画像の識別・同定への応用、コンピュータアニメ
ーションへの応用(顔の3次元モーフィング)および心
理学実験刺激への応用などが考えられる。以下、3次元
物体として、人間の顔を例に挙げて説明するが、本実施
の形態は、人間の顔に限らず、各種の物体を対象とする
ことができる。
【0016】図1は、本発明の実施の形態による3次元
イメージ生成装置の全体構成を示す概略ブロック図であ
る。図1を参照して、この3次元イメージ生成装置は、
物体表面計測部100、物体中心座標系基準点抽出部2
00、物体中心座標系算出部300、座標変換処理部4
00、再サンプリング処理部500、主成分分析処理部
600および基底構造線形結合処理部700を備える。
【0017】物体表面計測部100について説明する。
物体表面計測部100では、3次元スキャナを用いて、
標本(対象物体)としての顔の全周画像を取得する。つ
まり、顔の3次元データを取得する。この顔の3次元デ
ータは、円筒座標系で表現された顔の3次元形状データ
と、顔の表面上での形状の測定点に対応するカラーデー
タ(RGB値)とからなる。ここで、3次元形状データ
は、顔の表面上の測定点の位置座標の集合である。円筒
座標系で表現された顔の3次元形状データは、直交座標
系に変換される。測定した顔の3次元データは、物体中
心座標系基準点抽出部200に送られる。
【0018】物体中心座標系基準点抽出部200につい
て説明する。物体中心座標系基準点抽出部200では、
顔の3次元CG(コンピュータグラフィック)モデルの
3次元空間における姿勢を定めるための基準点を、物体
表面計測部100で得られた3次元データ(3次元CG
モデル)上に設定する。なお、顔の3次元CGモデル
(画像)は、物体表面計測部100で得られた3次元デ
ータをもとに作成されている。物体中心座標系基準点抽
出部200における処理を詳しく説明する。基準点は、
物体表面計測部100で得られた3次元データのカラー
情報を2次元平面に展開した画像(レンジマップ)上を
マウスでピックすることにより取得する。本実施の形態
では、基準点は、レンジマップ上で位置を特定しやす
い、左右の目尻、口両端、左右の耳の穴の6点とする。
【0019】物体中心座標系基準点抽出部200におけ
る処理について、さらに詳しく説明する。基準点の取得
には、画像生成処理部を持つ汎用グラフィックワークス
テーションの対応処理機能を利用する。すなわち、表示
されたレンジマップから目視で基準点を検出し、マウス
操作によってレンジマップ表面上を移動するカーソルを
用いて基準点の位置を特定する。基準点の位置を特定し
たとき、汎用グラフィックワークステーションの対応処
理機能によって、基準点の位置に存在するカーソルの3
次元空間中の位置座標が出力される。この位置座標が、
基準点の座標である。取得した基準点の情報は、物体中
心座標系算出部300に与えられる。なお、基準点の取
得には、3次元CGモデルの面データの曲率を自動的に
検出する方法なども用いることができる。
【0020】物体中心座標系算出部300について説明
する。物体中心座標系算出部300では、物体中心座標
系基準点抽出部200で求まった6つの基準点から物体
中心座標系を求める。図2は、顔の3次元CGモデルの
物体中心座標系を説明するための図である。図2(a)
を参照して、左右の目尻の点をそれぞれPR ,PL 、口
の両端の点をそれぞれMR ,ML 、左右の耳の穴の点を
それぞれER ,EL 、線分MR L の中点をMM とした
とき、三角形PR L M を考える。この三角形PR
L M の法線ベクトルnを顔の正面方向とする。図2
(b)も参照して、三角形PL R M の法線ベクトル
nは、物体中心座標系のz軸と一致し、ベクトルPR
L が物体中心座標系のx軸と一致する。なお、物体中心
座標系のy軸はx軸およびz軸に垂直なベクトルと一致
する。このようにして、顔の3次元CGモデルの物体中
心座標系が求まると、この情報が座標変換処理部400
に与えられる。
【0021】座標変換処理部400について説明する。
座標変換処理部400では、三角形PR L M の法線
ベクトルnが物体中心座標系のz軸と一致し、ベクトル
RL が物体中心座標系のx軸と一致するように、座
標の変換を行なう。さらに、座標変換処理部400は、
座標原点が、x:口両端MR L の中点MM のx座標,
y:左右目尻PL R の中点のy座標,z:左右耳EL
R の中点のz座標と一致するように座標変換を行な
う。
【0022】再サンプリング処理部500について説明
する。図3は、再サンプリング処理部500を示す概略
ブロック図である。図3を参照して、再サンプリング処
理部500は、特徴点抽出部50、領域切出し処理部5
1、領域分割処理部52、格子分割処理部53および格
子点の座標・カラー算出部54を含む。
【0023】特徴点抽出部50について説明する。特徴
点抽出部50は、標本(対象物体)としての顔のレンジ
マップから特徴点の位置座標を決定する。図4は、特徴
点抽出部50での処理に用いる顔のレンジマップを示す
図である。図4および以下の表に示すように、本実施の
形態では、特徴点は、額1、右目目尻2、右目目頭3、
右目上部4、右目下部5、左目目尻6、左目目頭7、左
目上部8、左目下部9、口右端10、口左端11、右耳
穴12、左耳穴13、鼻頂点14および顎15の15点
とする。なお、特徴点は、顔の構造上の特徴点に対応す
るように決めている。
【0024】
【表1】 特徴点の取得について詳しく説明する。額1、右目目尻
2、右目目頭3、右目上部4、右目下部5、左目目尻
6、左目目頭7、左目上部8、左目下部9、口右端1
0、口左端11、右耳穴12および左耳穴13について
は、図1の物体中心座標系基準点抽出部200における
場合と同様に、顔のレンジマップ上で目視で特徴点を検
出し、マウス操作によってレンジマップ表面上を移動す
るカーソルを用いて特徴点の位置を特定し、汎用グラフ
ィックワークステーションの対話処理機能を用いて、特
徴点の位置座標を求める。鼻の頂点14については、|
z|値が最も大きい点とする。顎15は、顎の近辺にお
いて|y|値の最も大きい点とする。
【0025】ここで、顔の形状が平坦ではなく、鼻や顎
の周辺では曲率の変化が大きい。このため、直交座標系
よりも極座標系で処理を行なった方がその変化による影
響が少ない。したがって、これ以降、極座標系による処
理を行なうことを考える。図5は、直交座標系および極
座標系を示す図である。図5には、直交座標系(x,
y,z)および極座標系(r,θ,φ)が示されてい
る。図5を参照して、点Pの座標は(r,θ,φ)で表
わされる。ここで、rは原点Oから点Pまでの距離を示
し、φは線分OPとy軸との間の角度を示し、θは線分
OPのXZ平面への正射影とz軸との間の角度を示し、
Lは線分OPの長さを示す。θおよびφは次式で表わさ
れる。
【0026】
【数1】 図3の領域切出し処理部51について説明する。撮影さ
れた顔画像は、髪の部分はデータが正確に得られず、ま
た、顔以外の部分(肩など)も含まれている。これらの
領域はデータが不安定であり、データとして扱うには不
適当である。そこで、領域切出し処理部51では、扱う
データを頭髪などを含まない領域に限定し、その領域の
切出しを行なう。切出す領域は、
【0027】
【数2】 である。すなわち、切出す領域は、θ方向は右耳(θ=
θearR)から左耳(θ=θearL)まで、φ方向は額(φ
=φhead)から顎(φ=π/12)までである。なお、
φの最小値をπ/12としたが、必要に応じて変更可能
である。
【0028】領域分割処理部52について説明する。領
域分割処理部52では、領域切出し処理部51で切出し
た領域を、特徴点抽出部50で取得した特徴点を基準に
して、複数の領域に分割する。図6は、領域分割処理部
52における処理を説明するための図である。図6を参
照して、本実施の形態では、領域切出し処理部51で切
出された領域55を、特徴点抽出部50によって得られ
た特徴点を基準にして、θ方向に6分割し、φ方向に6
分割する。これによって、切出した領域55は、36個
の領域に分割される。θ方向の分割は、右耳穴−右目目
尻、右目目尻−右目目頭、右目目頭−鼻、鼻−左目目
頭、左目目頭−左目目尻、左目目尻−左耳穴とする。φ
方向の分割は、π/12−顎、顎−口、口−鼻、鼻−目
下部、目下部−目上部、目上部−額とする。
【0029】図3の格子分割処理部53について説明す
る。格子分割処理部53では、切出した領域55の各領
域(領域分割処理部52によって、切出した領域55を
特徴点を基準に分割して得られた各領域)を、さらに分
割する。詳しくは、切出した領域55の各領域の分割数
を任意に決定し、決定した分割数で切出した領域55の
各領域を格子状に一定ピッチで分割し、その格子点の座
標を求める。本実施の形態では、切出した領域55の各
領域の分割数を、下の表に示すように設定する。
【0030】
【表2】 格子点の座標・カラー算出部54について説明する。こ
こで、格子分割処理部53によって得られた格子点を再
サンプリング点と呼ぶことにする。再サンプリング点は
一般に物体表面計測部100による3次元計測時のサン
プリング点とは一致しない。このため、rの値(極座標
の原点から再サンプリング点までの距離、図5参照)
を、再サンプリング点のθ、φから直接求めることは困
難である。そこで、格子点の座標・カラー算出部54で
は、以下のようにして再サンプリング点のr値を求め
る。図7は、再サンプリング点のr値の求め方を説明す
るための図である。図7を参照して、格子点の座標・カ
ラー算出部54では、再サンプリング点PS を中心に4
つの領域を考え、各領域内で際サンプリング点PS に最
も近い測定点(オリジナル点)P1 〜P4 を、複数の測
定点(オリジナル点)の中から選択する。そして、選択
した測定点のr値に、選択した測定点から再サンプリン
グ点までの距離の2乗に反比例する重みをかけた、重み
付き平均をとり、これを再サンプリング点のr値とす
る。具体的には、次式により、再サンプリング点PS
r値を求める。なお、測定点(オリジナル点)とは、図
1の物体表面計測部100で3次元計測を行なう際の顔
表面の計測点のことである。
【0031】
【数3】 式(4)において、rn は、選択した4つの測定点P1
〜P4 のr値である。Rn は、再サンプリング点PS
ら、選択した4つの測定点P1 〜P4 までの距離であ
る。再サンプリング点Ps のカラー情報についても、再
サンプリング点PS のr値を求めた場合と同様にして、
選択した4つの測定点P1 〜P4 のRGB値からその値
を計算する。たとえば、再サンプリング点PS のG
(緑)値を求める場合には、式(4)の n の代わり
に、選択した測定点のG値Gn (n=1,2,3,4)
を用いる。このようにして、再サンプリング点の各点に
おいてRGB情報を持つことができる。
【0032】以上のようにして、256×256×3=
M次元の形状データΨ(S) およびカラーデータΨ(c)
得られる。この形状データΨ(S) およびカラーデータΨ
(c)を再サンプリングデータと呼ぶことにする。
【0033】
【数4】 図8は、図1の物体表面計測部100による3次元計測
によって得られた3次元データに基づいて得られた顔画
像を示す図である。図8(a)は、形状データのみに基
づく顔画像であり、図8(b)は、形状データおよびカ
ラーデータに基づく顔画像である。図9は、図1の再サ
ンプリング処理部500によって得られた再サンプリン
グデータに基づいて作成された顔画像を示す図である。
図9(a)は、形状データΨ(S) のみに基づいて得られ
た顔画像であり、図9(b)は、形状データΨ(S) およ
びカラーデータΨ(c) に基づいて得られた顔画像であ
る。図8および図9を参照して、再サンプリングを行な
っても、形状、カラーともに、元画像(図8)を非常に
よく再現している。
【0034】上述した物体表面計測部100〜再サンプ
リング処理部500における処理を複数の人間の顔に対
して行なう。そして、複数の人間の各顔について、再サ
ンプリングデータを求める。ここで、再サンプリング
は、特徴点(図4参照)を基準に分割して得られた各領
域(図6参照)を予め定められた分割数で格子状に一定
ピッチで分割し、その格子点の座標を求めることにより
行なう。このため、複数の人間の各顔画像間でこのよう
な特徴点の数および位置を同じに設定し、さらに、複数
の人間の顔画像間で、特徴点を基準に分割して得られた
領域(図6参照)の分割数を同じに設定すれば、複数の
人間の各顔画像間で、対応する格子点(再サンプリング
点)が近似的に同一の場所を示していると考えることが
できる。
【0035】図1の主成分分析処理部600について説
明する。主成分分析処理部600では、再サンプリング
処理部500で求めた再サンプリングデータの一部(た
とえば、複数の人間の顔の目だけに関するデータ)また
は全部を用いて顔(3次元物体)を表現する特徴ベクト
ルとする。そして、標本集合を構成する複数の人間の各
顔に対する特徴ベクトルの集合を対象に主成分分析を行
なう。主成分分析により求まった固有ベクトルを基底構
造(基底形状および基底カラー)とする。
【0036】図1の基底構造線形結合処理部700につ
いて説明する。基底構造線形結合処理部700では、主
成分分析処理部600で得られた基底構造の任意の線形
結合により、形状データおよびカラーデータを求める。
こうして求まった形状データおよびカラーデータをもと
に、顔の3次元イメージを生成する。以下、主成分分析
処理部600および基底構造線形結合処理部700にお
ける処理の詳細について説明する。
【0037】画像サンプルとしての顔画像の次元数をM
とすれば、K個のサンプル画像は、ベクトルΨi (i=
1,2,…,K)と表現される。このとき、それらの平
均ベクトルをΨA とする。
【0038】
【数5】 顔画像ベクトル{Ψi }の共分散行列Cは、
【0039】
【数6】 と表わされる。tは、転置行列を示す。行列Cについて
次式を満足する固有ベクトルuk のうち、大きさの順に
並べたL(≦K−1)個の固有値λ1 ,…,λLに対応
するu1 ,…,uL を求める。
【0040】
【数7】 k は、画像ベクトルの集合を主成分分析して得られる
L次元部分空間の正規直交基底であり、Ψi と同様に画
像とみなせるM次元ベクトルで表わされるので、「固有
顔」と呼ばれている。Ψi は固有顔の上位N個を用い
て、その線形結合により次のように近似される。
【0041】
【数8】 ここで、重み係数an は、
【0042】
【数9】 となる。以上により得られた、顔画像ベクトルΨが表わ
す各サンプリング点の3次元空間での位置とその表面の
カラー属性値を用いて、顔表面の三角パッチを生成し、
各点のカラー情報を用いてグーロシェーディングを行な
い任意の視点位置からの顔画像を表示する。
【0043】以上のように、本発明の実施の形態による
3次元イメージ生成装置では、サンプルとしての顔画像
を特徴点(図4参照)に基づいて分割し、さらに、この
ようにして分割して得られた各領域(図6参照)を、任
意の分割数で格子状に分割し、再サンプリング点を得
る。そして、再サンプリング点での形状データおよびカ
ラーデータを取得する。このような処理を、複数の人間
の顔画像に対して行なう。ここで、複数の人間の各顔画
像て、特徴点(図4参照)の数および位置ならびに特徴
点を基準に分割して得られた各領域(図6参照)の分割
数は同じである。
【0044】このため、本発明の実施の形態による3次
元イメージ生成装置では、共通の構造を持った個々の3
次元物体(上述の説明では顔)を、互いに対応付けのと
れた表現で記述できる。つまり、共通の構造を持った3
次元物体の各画像間で、データ(形状データおよびカラ
ーデータ)同士の対応がとれている。したがって、この
ようなデータ同士の対応がとれている3次元物体の各画
像を主成分分析の対象とすることにより、平均画像がぼ
けの少ないより自然な画像となる。また、このようなデ
ータ同士の対応がとれている3次元物体の各画像を主成
分分析の対象とすることにより、結合係数をいろいろ変
化させて生成した画像が、ぼけの少ないより自然な画像
となる。さらに、このようなデータ同士の対応がとれて
いる3次元物体の各画像を主成分分析の対象にすると、
個々の3次元物体の特徴表現において、各成分の表わす
内容も対応がとれているため、特徴の可視化を必要とす
る場合にも適用できる。
【0045】次に、本発明の実施の形態による3次元イ
メージ生成装置による顔画像の生成実験の結果を示す。
第1、第2および第3の実験を行う。第1および第2の
実験の条件は、次のとおりである。20代の男女各18
名、計36名をサンプルとして3次元データを取得す
る。データ撮影時にはヘアバンドで髪を上げ、額に髪が
かからないようにする。表情は無表情とし、眼鏡は外
す。
【0046】図10は、第1の実験の結果を示す図であ
る。図10には、固有顔の数を変化させて生成された顔
画像が示されている。図10を参照して、( )内の数
字は第1固有顔から第何固有顔までを用いたかを示した
ものである。固有顔の数を多く用いれば、元画像(図8
(a)参照)をより近似でき、この例では、第25固有
顔まで用いれば、ほぼ元画像を近似していることがわか
る。また、どの状態においてもより自然な画像が得られ
ている。対応のとれていないデータでは、生成に用いる
固有顔の数が少ないと、ぼやけた不自然な顔になってし
まうが、対応のとれたデータを用いることにより、生成
に用いる固有顔の数に関係なく、より自然な鮮明な画像
を得ることができる。
【0047】図11は、第2の実験の結果を示す図であ
る。図11には、重み係数(結合係数)を変化させて生
成した顔画像が示されている。図11を参照して、(
)内の数字は重み係数の倍率を示したものである。こ
こで、基準となる重み係数は元の顔を生成するために用
いた重み係数とする。重み係数を変化させることによ
り、いろいろな変形顔が生成でき、生成された顔画像も
自然な画像が得られていることがわかる。これも、固有
顔の数を変えた場合と同様に、重み係数の変化に関係な
く、自然な画像が得られることを示している。なお、顔
画像の生成には、固有顔の全成分を用いている。
【0048】第1および第2の実験の結果は、生成に用
いる固有顔の数や重み係数を変化させても、自然な画像
が得られるということだけでなく、固有顔における特徴
表現も対応がとれていることを示している。これによ
り、実施の形態によるイメージ生成装置は、あいまいイ
メージ検索のような、特徴の分析を必要とする分野にも
適用できると考えられる。
【0049】図12は、第3の実験の結果を示す図であ
る。図12には、3種類の平均顔が示されている。これ
らの平均顔はサンプルとして男性26名、女性26名、
計52名(日本人41名、欧米人11名)の画像を用い
ている。図12(a)は、図1の物体表面計測部100
による測定データをそのまま用いた場合を示している。
図12(b)は、物体中心座標系の変換を行なったデー
タを用いた場合を示している。図12(c)は、物体中
心座標系への変換および再サンプリングによる点の近似
的に対応付けを行なったデータを用いた場合を示してい
る。図12(a)を参照して、画像が完全にぼやけてし
まい、顔かどうかもわからない画像になっている。図1
2(b)を参照して、人の顔だと判断はできるが、依然
として画像がぼやけている。図12(c)を参照して、
若干のぼやけは残るものの、図12(a)(b)に比
べ、より鮮明な画像を得ることができる。図12(c)
が、実施の形態によるイメージ生成装置によって生成さ
れた平均顔である。図12に示した結果は、データ間の
対応付けの重要性を示すだけでなく、本発明の実施の形
態によるイメージ生成装置の有効性を示している。
【0050】
【発明の効果】この発明に係るイメージ生成装置および
イメージ生成方法では、複数のサンプル物体間におい
て、特徴点を一致させることができる。さらに、複数の
サンプル物体の複数の画像間において、第1の点を一致
させることができる。さらに、複数のサンプル物体の複
数の画像間において、対応する領域同士で、予め定めら
れた規則を同じにすることができる。
【0051】したがって、この発明に係るイメージ生成
装置およびイメージ生成方法では、複数のサンプル物体
の複数の画像間において、第2の点同士の対応をとるこ
とができ、対応がとれた第2の物理量をもとに物体のイ
メージを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるイメージ生成装置の
全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】物体中心座標系を説明するための図である。
【図3】図1の再サンプリング処理部を示す概略ブロッ
ク図である。
【図4】図3の特徴点抽出部で用いるレンジマップを示
す図である。
【図5】直交座標系および極座標系を示す図である。
【図6】図3の領域分割処理部における処理を説明する
ための図である。
【図7】図3の格子点の座標・カラー算出部における処
理を説明するための図である。
【図8】図1の物体表面計測部による3次元計測で求ま
った3次元データータを用いて得られた顔画像を示す図
である。
【図9】図1の再サンプリング処理部で求まった再サン
プリングデータを用いて得られた顔画像を示す図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態によるイメージ生成装置
の第1の実験結果を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態によるイメージ生成装置
の第2の実験結果を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態によるイメージ生成装置
の第3の実験結果を示す図である。
【符号の説明】
50 特徴点抽出部 51 領域切出し処理部 52 領域分割処理部 53 格子分割処理部 54 格子点の座標・カラー算出部 55 切出した領域 100 物体表面計測部 200 物体中心座標系基準点抽出部 300 物体中心座標系算出部 400 座標変換処理部 500 再サンプリング処理部 600 主成分分析処理部 700 基底構造線形結合処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 主成分分析による顔画像の基底生成と 空間記述 電子情報通信学会論文誌 D −▲II▼ Vol.J79−D−▲II ▼ No.7 p.1230−1235 1996年 7月 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 17/00 G06T 7/00 G06T 1/00 JICSTファイル(JOIS) 特許ファイル(PATOLIS) 実用ファイル(PATOLIS)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通する構造上の特徴を有する複数のサ
    ンプル物体をもとに、物体のイメージを生成するイメー
    ジ生成装置であって、 前記サンプル物体の表面上の複数の点について、第1の
    物理量を測定し、前記第1の物理量をもとに前記サンプ
    ル物体の画像を作成する手段と、 前記サンプル物体の構造上の複数の特徴点に対応する前
    記画像上の複数の第1の点を基準として、前記画像を複
    数の領域に分割する分割手段と、 前記各領域に対応して予め定められた規則に従って、前
    記各領域上に複数の第2の点を取得する点取得手段と、 前記点取得手段によって得られた前記複数の第2の点に
    ついて、前記第1の物理量と同じ第2の物理量を得る物
    理量獲得手段と、 前記複数のサンプル物体について得られた前記第2の物
    理量をもとに、物体の前記イメージを生成する手段とを
    備える、イメージ生成装置。
  2. 【請求項2】 前記予め定められた規則は、前記分割手
    段によって得られた前記領域を、所定の分割数で格子状
    に分割して複数の格子点を得ることであり、 前記点取得手段は、前記複数の格子点を、前記複数の第
    2の点とする、請求項1に記載のイメージ生成装置。
  3. 【請求項3】 前記物理量獲得手段は、前記サンプル物
    体の表面上の前記複数の点に対応する画像上の複数の点
    のうち、前記第2の点の近傍に存在する所定数の点につ
    いての前記第1の物理量に基づいて、前記第2の点につ
    いての前記第2の物理量を求める、請求項1に記載のイ
    メージ生成装置。
  4. 【請求項4】 前記分割手段は、前記サンプル物体上の
    部分に応じて分割する領域数を異ならせる、請求項1に
    記載のイメージ生成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の物理量は、位置および色であ
    る、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のイメ
    ージ生成装置。
  6. 【請求項6】 共通する構造上の特徴を有する複数のサ
    ンプル物体をもとに、サンプル物体のイメージを生成す
    るイメージ生成方法であって、 前記サンプル物体の表面上の複数の点について、第1の
    物理量を測定し、前記第1の物理量をもとに前記サンプ
    ル物体の画像を作成するステップと、 前記サンプル物体の構造上の複数の特徴点に対応する前
    記画像上の複数の第1の点を抽出するステップと、 前記複数の第1の点を基準として、前記画像を複数の領
    域に分割する分割ステップと、 前記各領域に対応して予め定められた規則に従って、前
    記各領域上に複数の第2の点を取得する点取得ステップ
    と、 前記点取得ステップで得られた前記複数の第2の点につ
    いて、前記第1の物理量と同じ第2の物理量を得る物理
    量獲得ステップと、 前記複数のサンプル物体について得られた前記第2の物
    理量をもとに、物体の前記イメージを生成するステップ
    とを含む、イメージ生成方法。
  7. 【請求項7】 前記予め定められた規則は、前記分割ス
    テップによって得られた前記領域を、所定の分割数で格
    子状に分割して複数の格子点を得ることであり、 前記点取得ステップでは、前記複数の格子点を、前記複
    数の第2の点とする、請求項に記載のイメージ生成方
    法。
  8. 【請求項8】 前記物理量獲得ステップでは、前記サン
    プル物体の表面上の前記複数の点に対応する画像上の複
    数の点のうち、前記第2の点の近傍に存在する所定数の
    点についての前記第1の物理量に基づいて、前記第2の
    点についての前記第2の物理量を求める、請求項に記
    載のイメージ生成方法。
  9. 【請求項9】 前記分割ステップは、前記サンプル物体
    上の部分に応じて分割する領域数を異ならせる、請求項
    6に記載のイメージ生成方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の物理量は、位置および色で
    ある、請求項から請求項のいずれか1項に記載のイ
    メージ生成方法。
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主成分分析による顔画像の基底生成と空間記述 電子情報通信学会論文誌 D−▲II▼ Vol.J79−D−▲II▼ No.7 p.1230−1235 1996年7月

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