JP3016321U - 多機能型斧 - Google Patents
多機能型斧Info
- Publication number
- JP3016321U JP3016321U JP1995003577U JP357795U JP3016321U JP 3016321 U JP3016321 U JP 3016321U JP 1995003577 U JP1995003577 U JP 1995003577U JP 357795 U JP357795 U JP 357795U JP 3016321 U JP3016321 U JP 3016321U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal shaft
- hole
- striking
- multifunctional
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Knives (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アウトドアスポーツを従来より一層快適に楽
しむことができるようにすると共に、災害発生時には被
災者救助に多大な威力を発揮することのできる多機能型
斧を提供する。 【構成】 斧本体1の一端側に刃物部2、他端側に平坦
面を有する打撃部3を形成する。刃物部2と打撃部3の
ほぼ中間部分に比較的大型の通孔4を穿設する。下端部
に石突部9を突設したメタルシャフト6の上端部に、前
記斧本体1を固定する。斧本体1に穿設した通孔4にグ
リップベルト5を挿着する。
しむことができるようにすると共に、災害発生時には被
災者救助に多大な威力を発揮することのできる多機能型
斧を提供する。 【構成】 斧本体1の一端側に刃物部2、他端側に平坦
面を有する打撃部3を形成する。刃物部2と打撃部3の
ほぼ中間部分に比較的大型の通孔4を穿設する。下端部
に石突部9を突設したメタルシャフト6の上端部に、前
記斧本体1を固定する。斧本体1に穿設した通孔4にグ
リップベルト5を挿着する。
Description
【0001】
本考案はアウトドアスポーツあるいは災害被災者救助の際に威力を発揮する多 機能型斧に関するものである。
【0002】
キャンプ地において炊事に必要な薪を割ったり、あるいは冬季においては氷塊 を割ったりすることがある。また、テント張設用のペグを地中に叩き入れたり、 あるいは地面や氷雪面等に穴をあけたりすることがあるが、これまではこれらの 作業を一つの道具で行うことができず、そのため複数個の道具をキャンプ地等に 持ち込むことが多かった。 また、震災等被災者救助時においても、「割る」、「叩く」、「突く」等の一 連の作業が必要になることが多いが、これらの作業を一つの道具で賄えるように したものはこれまで提供されてこなかった。
【0003】 そこで、本考案は、「割る」、「叩く」、「突く」等の一連の作業を一つの道 具で行えるようにして、アウトドアスポーツを従来より快適に楽しむことができ るようになすと共に、震災等被災者救助時においても多大な威力を発揮すること のできる多機能型斧を提供することを目的とするものである。
【0004】
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、一端側に刃物部、他端 側に平坦面を有する打撃部を形成し、且つ当該刃物部と打撃部のほぼ中間部分に グリップベルト等を挿通することのできる比較的大型の通孔を穿設してなる斧本 体を、適当長さを有するメタルシャフトの上端部に固定すると共に、当該メタル シャフトの下端部に石突部を突設し、且つ当該石突部の上部のメタルシャフトの 外周部にグリップゴムを嵌着してなることを特徴とする多機能型斧である。
【0005】 本考案多機能型斧によれば、メタルシャフトを握って、斧本体の刃物部によっ て従来と同様の薪を割ったり、冬季においては氷塊を割ったりする作業を行うこ とができる。その際、斧本体に穿設してある通孔内にグリップベルトを挿着し、 当該グリップベルトの先端部を手首に巻き付けておくと、斧全体が手から滑り抜 けるのを有効に防止することができるものである。
【0006】 また、斧本体の他端側に形成してある打撃部によって、石を叩き割ったり、あ るいはペグを地中に打ちつけたりすることができる。その際も、前記と同様にグ リップベルトの先端部を手首に巻き付けておくとすっぽ抜けを防止することがで きるものである。 なお、本考案によった場合、斧本体のほぼ中間部分に比較的大型の通孔を穿設 してあり、当該通孔の作用によって刃物部または打撃部に掛かる衝撃が適当に分 散されるので、手首に優しい操作性の良好な斧となるものである。
【0007】 さらに、斧本体を固定するメタルシャフトの下端部には石突部を突設してある ので、地面或いは氷雪面を突いて穴を開けたり、災害時には壁板等を突き破って 被災者を救助することもできるものである。 また、本考案多機能型斧のメタルシャフトの外周部には、グリップゴムを嵌着 してあるので、メタルシャフト部を握って、「割る」、「叩く」、「突く」等の 一連の作業を行う際、手からシャフト部が滑るのを防止することができるもので ある。
【0008】
以下、本考案に係る多機能型斧の具体的構成を図示の実施例に基づき詳細に説 明する。 図1は本考案多機能型斧の一実施例を示す全体図、図2は刃物部と打撃部を有 する斧本体の平面図、図3は図2に示す斧本体の正面図、図4は斧本体の打撃部 側の側面図である。
【0009】 図中1は斧本体を示し、2は当該斧本体1の一端側に形成した刃物部、3は斧 本体1の他端側に形成した平坦面を有する打撃部である。斧本体1は図2に示す ように所要の厚みを有しており、刃物部2で薪を割ったり、氷塊を砕いたり、あ るいは打撃部3でペグを地中に打ち込んだりするのに都合のよい重量を有してい る。
【0010】 4は斧本体1の前記刃物部2と打撃部3のほぼ中間部分に穿設した比較的大型 の通孔であり、この通孔4にはグリップベルト5を挿着して使用する者の手から 斧全体が滑り抜けるのを防止するようにすることができる。 図示する実施例のグリップベルト5は、ベルトの先端に形成してある小ループ 部11を通孔4内に通してからベルトの他端に形成してある大ループ部12を小 ループ部11内に通して締め上げ斧本体1に固定すると共に、角カン13を調節 して大ループ部12の大きさを手首に合わせて使用するもので、ベルト全体の必 要長さはコキ14で調節を行うものである。
【0011】 なお、このグリップベルト5に替えて通孔4に、図示しないカラビナを通して おくと、携行の際に役に立つと共に、カラビナを腰のベルトに通しておけば斧を なくすことがなくなるものである。
【0012】 次に、6は内部を中空とした断面楕円形状をなすメタルシャフトであり、当該 メタルシャフト6の上端部に前記斧本体1が固定される。 図示する実施例では、メタルシャフト6の上端面中央に当該シャフトの長手方 向に沿って切溝を形成し、当該切溝内に斧本体1の下端部に突設してある取付片 7を挿着し、メタルシャフト6の外側からリベット8を打ち込んで斧本体1をメ タルシャフト6の上端部に固定する構造となっているが、斧本体1をメタルシャ フト6の上端部に固定する方法は他の手段をもって替えることができるのは云う までもなく、このような他の取付手段も本考案の範囲に含まれるものである。
【0013】 9は前記メタルシャフト6の下端部に突設固定した石突部であり、当該石突部 9を利用して氷雪面や地面を突いて穴を開けたりすることができる。 10はメタルシャフト6の外周部に嵌着したグリップゴムであり、メタルシャ フト6を握持して作業を行う際、シャフトが滑るのを防ぐ作用をなす。なお、図 示しないが、グリップゴム10の外周面に小さな凹溝を凹設して滑りを一層防ぐ ようにするとよいものである。
【0014】 なお、本考案においては、前記したように斧本体1の刃物部2と打撃部3のほ ぼ中間部分に比較的大型の通孔4を穿設してあり、本考案者が行った実験によれ ば、斧本体1の刃物部2と打撃部3のほぼ中間部分に通孔4が存在することによ り、「割る」、「叩く」の作業の際、刃物部2または打撃部3に掛かる衝撃が適 当に分散され、手首に掛かる負荷が軽減されて手首に優しい操作性の良好な斧と なることが判明した。
【0015】
本考案多機能型斧は以上のような構成からなり、シャフト部を握持して通常の 斧と同様に薪を割ったり、あるいは冬季においては氷塊等を叩き割ることができ るものである。また、他端側の打撃部を使用してテント張設用のペグを地中に打 ち込んだり、空き缶を叩いて持ち帰りに便利なよう小さくすることもできる。 その際、斧本体の通孔に挿着したグリップベルトを手首に通しておくと、すっ ぽ抜けを防止でき、安全に作業を行うことができるものである。
【0016】 また、メタルシャフトの下端部に突設してある石突部を用いて氷雪面に穴を開 けたり、あるいは災害発生時には壁板等を突き破って被災者を救助することがで きるものである。 このように、本考案多機能型斧によれば、「割る」、「叩く」、「突く」等の 一連の作業を一つの道具で行うことができ、アウトドアスポーツを一層快適に楽 しむことができるようになると共に、震災等被災者救助時においては大きな威力 を発揮するものである。
【図1】本考案多機能型斧の一実施例を示す全体図であ
る。
る。
【図2】刃物部と打撃部を有する斧本体の平面図であ
る。
る。
【図3】図2に示す斧本体の正面図である。
【図4】斧本体の打撃部側の側面図である。
1:斧本体 2:刃物部 3:打撃部 4:通孔 5:グリップベルト 6:メタルシャフト 7:取付片 8:リベット 9:石突部 10:グリップゴム 11:小ループ部 12:大ループ部 13:角カン 14:コキ
Claims (1)
- 【請求項1】 一端側に刃物部、他端側に平坦面を有す
る打撃部を形成し、且つ当該刃物部と打撃部のほぼ中間
部分にグリップベルト等を挿通することのできる比較的
大型の通孔を穿設してなる斧本体を、適当長さを有する
メタルシャフトの上端部に固定すると共に、当該メタル
シャフトの下端部に石突部を突設し、且つ当該石突部の
上部のメタルシャフトの外周部にグリップゴムを嵌着し
てなることを特徴とする多機能型斧。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003577U JP3016321U (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 多機能型斧 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003577U JP3016321U (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 多機能型斧 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3016321U true JP3016321U (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=43151852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995003577U Expired - Lifetime JP3016321U (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 多機能型斧 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016321U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103481249A (zh) * | 2013-05-07 | 2014-01-01 | 陈苏 | 随身携带的多用途消防腰斧 |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP1995003577U patent/JP3016321U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103481249A (zh) * | 2013-05-07 | 2014-01-01 | 陈苏 | 随身携带的多用途消防腰斧 |
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