JP3015562U - 逆流防止装置付空気流量調整器 - Google Patents

逆流防止装置付空気流量調整器

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JP3015562U
JP3015562U JP1995003142U JP314295U JP3015562U JP 3015562 U JP3015562 U JP 3015562U JP 1995003142 U JP1995003142 U JP 1995003142U JP 314295 U JP314295 U JP 314295U JP 3015562 U JP3015562 U JP 3015562U
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章一 古谷
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章一 古谷
清水 俊郎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は観賞魚飼育用のエアー・ポンプより
水槽水中の発泡体に接続するチューブの中間に於いて、
従来別個に取付け使用されていた逆流防止装置と流量調
整器を一体として構成することにより、取付けの簡便化
と価格の低減化を可能にした逆流防止装置付空気流量調
整器の製作を目的としている。 【構成】 本考案の調整器体はメイン・ケース、サブ・
ケース等複数個の部分より成り流入口より流入した空気
を流出口より吐出する過程において、内部には逆流防止
装置を取り付けるともに、、調整部材をケースの外周面
に回動自在に嵌着し、調整孔との回動位置の変位により
連続的に吐出する空気量の調整を可能にしているが、そ
の構成には使用目的等によりケース、調整部材および逆
流防止装置には種々の形態を採用することができる。
又、ケースと調整部材には相互に関係する回転規制部と
抜出防止部が設けられ更にケースと調整部材には相互に
関係する回転位置を判断可能にする表示部をそれぞれ設
けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、観賞魚飼育用のエアー・ポンプより吐出される空気をチューブを介 して水槽水中の発泡体に接続するそのチューブの中間に於いて、最終的な吐出空 気量の増減調整を行う機能と、エアー・ポンプより吐出される空気が停止した場 合エアー・ポンプが水面より低い位置に設置されているとき、水槽水が逆流して くるのを防止する機能を併設した調整器体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鑑賞魚飼育に際しては通常、図7の如くエアー・ポンプaより吐出される空気 はチューブbを介して水槽水c中に沈設されている発泡体dより水中に気泡とし して放出され、水の攪拌と酸素の供給が行われている。そしてチューブbの中間 に空気量の増減調整を行う流量調整器eと、空気の供給が停止した場合水槽水c が逆流してくるのを防止する逆流防止装置fが個々に取り付けられている。
【0003】 流量調整器eは図8に示す通称コックと呼ばれるものでチューブbと接続する ノズルe1を設けた外側の固定体e2と、前記固定体e2の中心部にすり合わせ 状態でハンドルe4の操作により回動自在に嵌着してある可動体e3とより成り 、図示はしていない前記両体の内部に設けられている空気通路の重合面積の変化 により空気量を増減調整を行っている。 又逆流防止装置fとしては種々のものがあるが、例えば図9に示す中空状のケ ースf1に流入ノズルf2および流出ノズルf3を設け、内部には栓体f4をス プリングf5により流入ノズルf2の開口部に対して押圧する如くに収納してあ るので、流入ノズルf2に吐出空気の圧力が掛かったときのみ流出ノズルf3側 への空気の通過が可能になる。 従って、流量調整器eを操作する事により最終的な吐出空気量の増減調整と、 逆流防止装置fを取り付ける事により空気の供給が停止した場合等ポンプ側へ水 槽水cが逆流してくるのを防止する事が出来るように成っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記の如く、流量調整器eおよび逆流防止装置fが別体であるため個々にチュ ーブbの接続を行なう事が必要なので面倒であると共に、外観的にも好ましくな い点も生じ更には高価になる等の問題点があった。 そこで、流量調整器eおよび逆流防止装置fの両者を一体として構成すること により接続作業を簡単にすると共に、外観的にもまた操作性にも優れた低価格で 提供出来る調整器体の製作を可能にしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の条件を満足させるために、第1実施例として調整器体はメイ ン・ケース、サブ・ケース等複数個の部分より成り流入口より流入した空気を中 空室および貫通孔を介して流出口より吐出する過程において、流入口側であって ケースの円筒形外周面より中空室に貫通する調整孔を穿設し、次いで流出口側に 逆流防止装置を流出口側にのみ空気の通過が可能の状態で気密に取り付けたもの と、 調整部材として可撓性材質にて形成し中心部に前記制御部材の円筒形外周面に 回動自在に密着して嵌着される円筒形の内周面と、その内周面には前記調整孔と 回動位置の変位により重合面積が増減する状態に設けた調整凹溝と、該調整凹溝 に連通すると共に一端を大気中に開口する放出開口が設けてあるものと、 により構成されている。
【0006】 また第2実施例として調整器体はケース等複数個の部分より成り流入口より流 入した空気を中空室、調整孔、透孔および貫通孔を介して流出口より吐出する過 程において、流入口側であってケースの円筒形外周面より中空室に貫通する調整 孔および透孔を穿設すると共に中空室には前記両孔の間に隔壁を設け、次いで透 孔が開口する中空室側には流出口側に逆流防止装置を流出口側にのみ空気の通過 が可能の状態で気密に取り付けたものと、 調整部材として可撓性材質にて形成し中心部に前記制御部材の円筒形外周面に 回動自在に密着して嵌着される円筒形の内周面と、その内周面には前記調整孔と 回動位置の変位により重合面積が増減する状態に設けた調整凹溝と、前記調整凹 溝の延長部分にて透孔とは常時連通状態にある通気溝が設けてあるものと、 により構成されている。
【0007】 更に第3実施例として調整器体はケース等複数個の部分より成り流入口より流 入した空気を中間筒部材、中空室、調整孔および透孔を介して流出口より吐出す る過程において、流入口側に逆流防止装置を中空室側にのみ空気通過が可能の状 態で気密に取り付け、次いで流出口側であってケースの円筒形外周面より中空室 に貫通する調整孔および透孔を穿設すると共に中空室には前記両孔の間に隔壁を 設けたものと、 調整部材として可撓性材質にて形成し中心部に前記制御部材の円筒形外周面に 回動自在に密着して嵌着される円筒形の内周面と、その内周面には前記調整孔と 回動位置の変位により重合面積が増減する状態に設けた調整凹溝と、前記調整凹 溝の延長部分にて透孔とは常時連通状態にある通気溝が設けてあるものと、 により構成されている。
【0008】
【作用】
本考案の調整器体は、いづれの実施例の場合に於いてもケースの流入口より流 入した空気は中空室、調整孔、透孔、貫通孔および隔壁等を経由して流出口より 吐出される過程において、可撓性材質にて形成した調整部材と、流出口側にのみ 空気通過が可能の状態で取り付けられた逆流防止装置とを一体にて構成すること により、観賞魚飼育用のエアー・ポンプより吐出される空気をチューブを介して 水槽水中の発泡体に接続するそのチューブの中間に於いて、吐出空気量の増減と 水槽水の逆流を防止することを可能にしている。
【0009】
【実施例】
本考案を図面について詳しく説明すると、図1は本考案の調整器体の第1実施 例に於ける全体を破断の状態で内部構造を示す側面図。図2は同じく外観を示す 側面図。図3は調整部材のみは説明の為に中央にて破断した状態で示した全体の 分解斜視図。図4、5はそれぞれ第2、第3実施例、図6は変形例でいづれも第 1実施例と同じ状態で破断して内部構造を示す側面図である。
【0010】 本考案の調整器体10は円筒形のメイン・ケース20、サブ・ケース30およ び中間筒部材40を組み合わせて外郭を構成し、メイン・ケース20の外周面2 1には可撓性材質より成る円筒形の調整部材50を回動自在に密着して嵌着する とともに、ケース内に逆流防止装置として逆止弁60等を収納した状態を基本の 構造としている。
【0011】 本考案の第1実施例を図1乃至図3について詳細に説明すると、メイン・ケー ス20は合成樹脂を円筒形に成型したもので、一端には中央を流入口23としチ ューブbに接続するための流入ノズル22を設け、内部は円筒形空間の流入中空 室24とし他端は開口25となっている。 またメイン・ケース20の外周面21には吐出空気量を調整するための流入中 空室24に貫通する複数の小孔を調整孔26として円周方向に穿設するとともに 、前記開口25寄りの外周面21に後述の調整部材50に設けられている所要部 分と連携して、調整部材50の回動を規制する凸壁27と、同じく調整部材50 をメイン・ケース20に嵌着した場合相互の抜け外れを防止する鍔壁28が凸出 して設けられている。
【0012】 サブ・ケース30は合成樹脂を円筒形に成型したもので、一端には中央を流出 口31としチューブbに接続するための流出ノズル32を設け、内部は円筒形空 間の流出中空室33とし他端は開口34となっているとともに、内周開口部は後 述の逆止弁60の移動を規制するとともに、中間筒部材40を嵌着するための段 部35を形成している。
【0013】 サブ・ケース30の外周面には制御部材10の操作時に滑りを止めるための凸 条36、調整部材50の流量表示を示す指示マーク37および空気の通過方向を 示す方向マーク38が設けられている。
【0014】 そして前記メイン・ケース20およびサブ・ケース30の開口25、34は制 御部材10として組み立てられる際の接合面と成っている。
【0015】 中間筒部材40は合成樹脂を円筒形に成型したもので、メイン・ケース20お よびサブ・ケース30の間に密着して挟持されるが、メイン・ケース20側の外 周面はは前述の段部35に嵌着される太径部41とし、サブ・ケース30側の外 周面は逆止弁60が密着して嵌着される細径部42で、中心部は所要の肉厚を残 した状態で貫通孔43と成っている。
【0016】 調整部材50はゴム等の可撓性材質を円筒形に成型したもので特に図3にその 様態を詳しく表現してあるが、中心部はメイン・ケース20の外周面21に気密 に密着して嵌着される内周面51が円筒形状に形成されている。 52は調整凹溝であって制御部材10に嵌着した場合、前記メイン・ケース2 0の外周面21に設けられた複数の調整孔26全部と対接する関係位置の内周面 51に穿設され、更に調整凹溝52に連続してメイン・ケース20の流入ノズル 22方向で端部は大気中に開口する放出溝53が複数箇所穿設されている。 54は規制溝であって、調整部材50を嵌着回動した場合メイン・ケース20 の凸壁27と衝合位置に穿設され調整部材50の回動を規定範囲に規制する。 55は鍔溝であって、メイン・ケース20の鍔壁28に嵌合し調整部材50の 回動を案内するとともに、メイン・ケース20と調整部材50の抜け外れを防止 する。
【0017】 調整部材50の外周面で流入ノズル22側には操作時の滑りを止めるためのロ ーレット56および、サブ・ケース30の指示マーク37とにより流量の度合い を示す流量表示57がそれぞれ形成および刻設又は、マークが貼付表示されてい る。
【0018】 逆流防止装置として第1実施例の場合の逆止弁60は、ゴム等可撓性材質より 成るものを円筒形の鍔61と、それに続いて円筒形の中胴62、更に対抗面を三 角形状にした円錐形の三角錐63と、その頂辺を切開して弁口64とし中心部は 外形に沿った状態の孔を通気孔65として設けている。
【0019】 次に上記部品の組立てに付いて説明すると、逆止弁60の鍔61側通気孔65 を中間筒部材40の細径部42に嵌め込んでサブ・ケース30の流出中空室33 の段部35にしっかりと挿入することにより、逆止弁60と中間筒部材40およ び流出中空室33の内周面は気密状態にセットされる。 上記のものを図示しないサブ・ケース30およびメイン・ケース20に設けら れている嵌着指示ガイドに従って接合状態とし超音波溶着、接着材等により気密 に固着する。 次いでメイン・ケース20の流入ノズル22側より調整部材50の鍔溝55側 を外周面21に差し込んでゆくと、やがて鍔壁28に調整部材50の端部が突き 当たるが、更に押し込んで行くと調整部材50が拡開して鍔壁28を乗り越え鍔 溝55と鍔壁28が嵌着してメイン・ケース20と調整部材50は回動自在の状 態と成るとともに両者の抜け出しを防止する。又この位置で凸壁27と規制溝5 4も嵌合し両者の所定角度以上の回動を規制可能となると同時に、調整孔26と 調整凹溝52の重合面積が連続的に変化する位置に自動的に設定される。 尚、流量表示57と指示マーク37が最大量位置の場合は調整凹溝52と調整 孔26の重合面積はゼロ、又最低量位置の場合は重合面積は最大となるような位 置関係に構成されている。
【0020】 上述の如く組み立てられた調整器体10の使用状態を説明すると、図7と同様 にエアー・ポンプaの吐出口よりのチューブbにメイン・ケース20の流入ノズ ル22を接続することにより、流入口23より流入中空室24に空気が導入され 中間筒部材40の貫通孔43、逆止弁60の弁口64、サブ・ケース30の流出 中空室33、流出ノズル32を経由して流出口31に接続されているチューブb を経て発泡体dより水槽水中に放出される。
【0021】 今、流量表示57と指示マーク37が最大量を示す位置にある場合は調整凹溝 52と調整孔26の重合面積はゼロのため、流入空気は調整孔26を通過するこ と無く全量が貫通孔43より逆止弁60の弁口64、流出中空室33を経て流出 口31側に流れることになる。 次いで、調整部材50を回動していくと調整凹溝52が調整孔26の一部と重 合する状態となり、空気の一部が調整凹溝52よりそれと連なる放出溝53より 外部に放出されるので流出口31への空気量は減少する。 更に、調整部材50を回動していくと調整凹溝52が調整孔26の全部と重合 する位置に達すると同時に、規制溝54の一端が凸壁27に衝合して回動を停止 し、空気は最大限外部に放出されるので流出口31よりの空気量は微少に成るか 或いは停止する。 逆に、空気量を増加する場合は前述の反対操作をすれば良いのは勿論であり、 その増減いずれの過程に於いても空気量の変化は連続的に大きな回動角度の範囲 で行うことを可能とするわけである。
【0022】 図4は本考案の第2実施例の全体を破断の状態で示すものであり、ここでは主 たる構成のうちで第1実施例と異なる部分および作動状態に付いて説明する。 メイン・ケース20の異なる部分は調整孔26と開口25の間に流入中空室2 4を二分する位置に隔壁221を設けると共に、開口25側寄りの流入中空室2 4外周面21に透孔222が穿設されている。 一方、調整部材50には調整凹溝52の延長部分に放出溝53に代わり通気溝 251が設けられている。そして、調整凹溝52と調整孔26とは第1実施例と 同様の関係位置にあるが、透孔222とは調整部材50の回動範囲に於いて常に 通気可能の関係位置を構成している。 尚、前記の隔壁221に対する調整孔26および透孔222、調整凹溝52お よび通気溝251の位置は前後を逆に構成することもできる。
【0023】 上述の結果、流入中空室24に入った流入空気は隔壁221に遮られる為全部 が調整孔26を通過することとなり、調整凹溝52、通気溝251、透孔222 より流入中空室24の他側に入り、その後は第1実施例と同様の経路を経て吐出 され、調整部材50を回動することにより空気量の変化は連続的に大きな回動角 度の範囲で行うことができる。 従って、流入空気を流出口31に至る間に外部に放出することが無いのでエア ー・ポンプの全圧力を利用出来、特に深い水槽の場合有効に使用できる。
【0024】 図5は本考案の第3実施例の全体を破断の状態で示すものであり、ここでは主 たる構成のうちで第1実施例と異なる部分および作動状態に付いて説明するが、 前記実施例と本実施例の異なる点は、流入口側に逆流防止装置を設け流出口側に は調整部材50を設けると共に、中間筒部材を省略した構造としてある。 メイン・ケース70は一方を開口25、中央部は流入中空室24とし他端には 流出口71とその内側近傍に隔壁221を構成し、外周面21には凸壁27、鍔 壁28そして調整孔26および透孔222が穿設されている。 75は流入口部材で流入口76とメイン・ケース70に嵌着される太径部41 および逆止弁60が嵌着される細径部42が設けられている。 メイン・ケース70には逆止弁60と取り付けた流入口部材75を固着すると ともに、調整部材50を回動自在に嵌着することにより組立は完了する。
【0025】 流入口76よりの流入空気は最初に逆止弁60の通気孔65を通って流入中空 室24に入り、調整部材50の回動操作により調整孔26、調整凹溝52、透孔 222を経て流出口71より任意の空気が吐出されることとなる。
【0026】 図6は逆止弁60の代わりに球体とコイル・スプリングを逆流防止装置として 用いた調整器体の全体を破断の状態で示す変形例であって、サブ・ケース30の 流出口31側に円錐形状のコイル・スプリング81を着座せしめ、その頂部と中 間筒部材40の貫通孔43との間に球体80を軽く押圧した状態に保持している ため、流入空気の圧力に比例して球体80はコイル・スプリング81の押圧力に 抗して押し戻され流出口31より空気が吐出するが、調整部材50の回動操作に より任意の空気が増減吐出されることとなる。
【0027】 以上各実施例に付いて述べてきたが、調整器体は複数個の部分より成り流入口 より流出口に至る間に、主としてメイン・ケースの調整孔および調整部材の調整 凹溝の重合面積変化によって吐出空気量を増減調整可能とすると共に、逆流防止 装置によって空気吐出停止時の水槽水の逆流を防止するものであるが、具体的に は上記実施例に限定されずその要旨を逸脱しない範囲で製作変形は可能である。 特に逆流防止装置に関しては種々の形式のものの適用が可能で有り、又第3実 施例に述べた如き中間筒部材を省略する方法等の採用も可能である。
【0028】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、観賞魚飼育用のエアー・ポン プより吐出される空気をチューブを介して水槽水中の発泡体に接続するそのチュ ーブの中間に於いて、吐出空気量の増減と水槽水の逆流を防止する機能をケース 等と調整部材および逆流防止装置を一体として構成する逆流防止装置付空気流量 調整器を製作する場合、調整器体はメイン・ケース、サブ・ケース等複数個の部 分により構成し、逆止弁等の逆流防止装置を内部に気密に収納するとともに外周 面に調整部材を嵌着させた状態を基本として、請求項1乃至3に述べた如く各種 の通気路を設けることにより、使用目的や価格低減化に合わせて仕様を変えての 製作も可能である。 又、請求項4乃至5に述べた如き構成とする事により使用に当たって便利であ るとともに安心して使用することができる。
【0029】 いづれの場合も構造が簡単なため故障の発生も少なく、接続作業も簡単で操作 性や外観的にも優れている等実用的価値は多大なものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の調整器体の第1実施例に於ける全体を
破断の状態で内部構造を示す側面図である。
【図2】同じく第1実施例に於ける全体の外観を示す側
面図である。
【図3】同じく第1実施例に於ける調整部材のみは説明
の為に中央にて破断した状態で示した全体の分解斜視図
である。
【図4】本考案の調整器体の第2実施例に於ける全体を
破断の状態で内部構造を示す側面図である。
【図5】本考案の調整器体の第3実施例に於ける全体を
破断の状態で内部構造を示す側面図である。
【図6】第1実施例に於ける別の逆流防止装置を取付け
た調整器体の全体を破断の状態で内部構造を示す側面図
である。
【図7】観賞魚飼育用のエアー・ポンプより吐出される
空気が水槽水中に発泡される中間に於いて、流量調整器
と逆流防止装置が設けられている一般的な使用状態を示
す説明図である。
【図8】従来の技術に基づくコック方式による流量調整
器の斜視図である。
【図9】従来の技術に基づく逆流防止装置の全体を破断
の状態で内部構造を示す側面図である。
【符号の説明】
10 逆流防止装置付空気流量調整器(単に調整器
体と称する) 20 メイン・ケース 21 外周
面 26 調整孔 27 凸壁 28 鍔壁 221 隔壁 222 透孔 30 サブ・ケース 35 段部 36 凸条 37 指示マ
ーク 38 指示マーク 40 中間筒部材 41 太径
部 42 細径部 50 調整部材 51 内周
面 52 調整凹溝 53 放出溝 54 規制溝 55 鍔溝 57 流量表示 251 通気溝 60 逆止弁 64 弁口 70 メイン・ケース 75 流入
口部材 80 球体 81 コイ
ル・スプリング

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観賞魚飼育用のエアー・ポンプより吐出
    される空気をチューブを介して水槽水中の発泡体に接続
    するそのチューブの中間に於いて、吐出空気量の増減と
    水槽水の逆流を防止する機能をケース等と調整部材およ
    び逆流防止装置を一体として構成することにより可能と
    する、逆流防止装置付空気流量調整器(以下単に調整器
    体と称する)であって、 調整器体はメイン・ケース、サブ・ケース等複数個の部
    分より成り流入口より流入した空気を中空室および貫通
    孔を介して流出口より吐出する過程において、流入口側
    であってケースの円筒形外周面より中空室に貫通する調
    整孔を穿設し、次いで流出口側に逆流防止装置を流出口
    側にのみ空気の通過が可能の状態で気密に取り付けたも
    のと、 調整部材として可撓性材質にて形成し中心部に前記ケー
    スの円筒形外周面に回動自在に密着して嵌着される円筒
    形の内周面と、その内周面には前記調整孔と回動位置の
    変位により重合面積が増減する状態に設けた調整凹溝
    と、該調整凹溝に連通すると共に一端を大気中に開口す
    る放出開口が設けてあるものと、 により構成された調整器体。
  2. 【請求項2】 調整器体はメイン・ケース、サブ・ケー
    ス等複数個の部分より成り流入口より流入した空気を中
    空室、調整孔、透孔および貫通孔を介して流出口より吐
    出する過程において、流入口側であってケースの円筒形
    外周面より中空室に貫通する調整孔および透孔を穿設す
    ると共に中空室には前記両孔の間に隔壁を設け、次いで
    透孔が開口する中空室側には流出口側に逆流防止装置を
    流出口側にのみ空気の通過が可能の状態で気密に取り付
    けたものと、 調整部材として可撓性材質にて形成し中心部に前記ケー
    スの円筒形外周面に回動自在に密着して嵌着される円筒
    形の内周面と、その内周面には前記調整孔と回動位置の
    変位により重合面積が増減する状態に設けた調整凹溝
    と、前記調整凹溝の延長部分にて透孔とは常時連通状態
    にある通気溝が設けてあるものと、 により構成された請求項1に記載の調整器体。
  3. 【請求項3】 調整器体はメイン・ケース、サブ・ケー
    ス等複数個の部分より成り流入口より流入した空気を中
    間筒部材、中空室、調整孔および透孔を介して流出口よ
    り吐出する過程において、流入口側に逆流防止装置を中
    空室側にのみ空気の通過が可能の状態で気密に取り付
    け、次いで流出口側であってケースの円筒形外周面より
    中空室に貫通する調整孔および透孔を穿設すると共に中
    空室には前記両孔の間に隔壁を設けたものと、 調整部材として可撓性材質にて形成し中心部に前記ケー
    スの円筒形外周面に回動自在に密着して嵌着される円筒
    形の内周面と、その内周面には前記調整孔と回動位置の
    変位により重合面積が増減する状態に設けた調整凹溝
    と、前記調整凹溝の延長部分にて透孔とは常時連通状態
    にある通気溝が設けてあるものと、 により構成された請求項1に記載の調整器体。
  4. 【請求項4】 ケースと調整部材には相互に関係する回
    転規制部と、抜出防止部をそれぞれ設けた、請求項1乃
    至請求項3の調整器体。
  5. 【請求項5】 ケースと調整部材には相互に関係する回
    転位置を判断可能にする表示部をそれぞれ設けた、請求
    項1乃至請求項3に記載の調整器体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024075366A1 (ja) * 2022-10-07 2024-04-11 株式会社アイシン 給気装置

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WO2024075366A1 (ja) * 2022-10-07 2024-04-11 株式会社アイシン 給気装置

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