JP3015135U - 就寝用人体保護カバー - Google Patents

就寝用人体保護カバー

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Publication number
JP3015135U
JP3015135U JP1995001019U JP101995U JP3015135U JP 3015135 U JP3015135 U JP 3015135U JP 1995001019 U JP1995001019 U JP 1995001019U JP 101995 U JP101995 U JP 101995U JP 3015135 U JP3015135 U JP 3015135U
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JP
Japan
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shell
shells
human body
sleep
sleeping
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995001019U
Other languages
English (en)
Inventor
昭雄 中井
Original Assignee
昭雄 中井
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Publication date
Application filed by 昭雄 中井 filed Critical 昭雄 中井
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 就寝中における上方からの落下物から人体を
保護する保護カバーを提供して、地震などの災害が起こ
りそうな夜でも、寝つきを良くするとともに熟睡できる
ようにする。 【構成】 横になった人体の周りを囲む、底部が開放さ
れた硬質で耐衝撃性を有し内面に弾性のパッドを備えた
複数個のシェルを、互いに前後にスライド自在に嵌め合
わせて就寝用人体保護カバーを構成すると、人体を全長
に亘って保護することができるので、安心感を得ること
ができ、寝つきが良くなり熟睡できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、就寝中における上方からの落下物から人体を保護するカバーに関 するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来より、余震や大規模な地震があったときは、本震や余震によって上方から 物が落下して怪我をするのではないかという不安から、床についてもなかなか寝 つかれず、また寝ついたとしても熟睡できない場合が多い。
【0003】 そこで、この考案は、就寝中における上方からの落下物から人体を保護して、 安心感を与え寝つきを良くするとともに、熟睡できるようにしようとするもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、横になった人体の周りを囲む、底 部が開放された硬質で耐衝撃性を有し内面に弾性のパッドを備えた複数個のシェ ルを、互いに前後にスライド自在に嵌め合わせて就寝用人体保護カバーを構成し た。
【0005】
【作用】
この考案に係る就寝用人体保護カバーにおいては、互いにスライド自在に嵌め 合わされた複数個のシェルが、横になった人体を全長に亘って囲むので、就寝中 の上方からの落下物から人体を保護することができる。
【0006】 また、各シェルをスライドさせて、互いにぴったりと重ね合わせると、人体保 護カバーが小さくなるので、場所を取らない。
【0007】 複数個のシェルのうち、前端部又は後端部が閉塞されたシェルを、閉塞された 端部を上にし底部を前にしてかぶり、内面のパッドに頭部と両肩を当接させると 、人体を保護しながら避難することができる。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0009】 この考案に係る就寝用人体保護カバー1は、図1に示すように、第1シェル2 、第2シェル3及び第3シェル4の3つのシェルを備えている。
【0010】 この保護カバー1は、第1シェル2が一番大きく、第3シェル4が一番小さく 形成され、3つのシェル2、3、4が互いに前後にスライド自在に嵌め合わされ て、横になった人体の全長に亘っている。また、第1シェル2が頭部に対応し、 第3シェル4が足部に対応するようになっており、保護カバー1の内部が、頭部 へ近づく程広くなるようになっている。
【0011】 各シェル2、3、4は、図1及び図2に示すように、底部が開放された半円筒 形状で、第1シェル2と第2シェル3は前後端が開放されており、第3シェル4 は前端が開放され後端が後壁12で閉塞されている。
【0012】 また、各シェル2、3、4は、内部に弾性のパッド5、6、7を備えている。
【0013】 各シェル2、3、4の両側部には、前端から後端に亘って内方へ突出するスラ イドガイド8、9、10が屈曲により形成されており、これらのスライドガイド 8、9、10を互いに嵌め合わせることによって、各シェル2、3、4の前後の スライドが案内されるとともに、各シェル2、3、4が互いに係合するようにな っている。
【0014】 図3に示すように、第1シェル2の前端上部には、庇11が一体に設けられて おり、この庇11の内面に位置するパッド5の部分は、下方に延びて、各シェル 2、3、4をぴったりと重ね合わせる際の第2シェル3と第3シェル4に対する ストッパーとなっている。
【0015】 このように、各シェル2、3、4をぴったりと重ねると、保護カバー1がかな り小さくなるので、場所を取らない。
【0016】 シェル2、3、4の材質としては、例えばFRPのような硬質で耐衝撃性を有 するものが望ましい。
【0017】 パッド5、6、7の材質としては、例えばウレタンやスポンジのような弾力性 のある加工し易いものが望ましい。
【0018】 また、第3シェル4の内面のパッド7は、図4及び図5に示すように、底部を 前とし後壁12を上として第3シェル4をかぶったときに、人体の頭部と両肩に 当接するように形成されており、第3シェル4で人体の上半身の大部分を保護し ながら避難できるようになっている。
【0019】 第3シェル4の両側部には、一対のグリップ13が設けられており、このグリ ップ13を握ると、移動の際に第3シェル4がズレたりすることがない。
【0020】 この就寝用保護カバー1は、以下のようにして使用される。
【0021】 普段は、図3に示すように、各シェル2、3、4をぴったりと重ねて、保護カ バー1を押入れなどに入れておく。
【0022】 地震が起こりそうな夜は、保護カバー1を押入れなどから取り出して、図1に 示すように、ふとんの上に置き、第1シェル2が頭部に来るように、各シェル2 、3、4をスライドさせながら、横になった人体の全身を保護カバー1で囲んで 、上方からの落下物から人体を保護する。保護カバー1の長さは、各シェル2、 3、4の重なり具合を変えて調整すればよい。
【0023】 第1シェル2の庇11が、頭部の真上にくるようにすると、頭部の両側が開放 されるので、あまり圧迫感を受けずに、眠ることができる。
【0024】 また、大規模な地震などで避難を要するときは、第3シェル4を、後方へスラ イドさせ、第2シェル3から引き抜いて、図4及び図5に示すように、底部を前 とし後壁12を上としてかぶり、内面のパッド7に頭部と両肩を当接させ、グリ ップ13を持ちながら避難すると、上半身の大部分を保護しつつ避難場所まで安 全に避難することができる。
【0025】
【効果】
この考案に係る就寝用人体保護カバーは、以上のように構成されていることよ り、就寝中の人体を上方からの落下物から保護するので、地震などが起こりそう な夜でも、安心感を得ることができ、寝つきが良くなるとともに熟睡できる。
【0026】 また、各シェルをぴったりと重ねると、保護カバーがかなり小さくなり場所を 取らないので、保管場所に困らない。
【0027】 さらに、複数個のシェルのうち、前端部又は後端部が閉塞されたシェルを、閉 塞された端部を上にし底部を前にしてかぶり、内面のパッドに頭部と両肩を当接 させると、人体を保護しながら避難できるので、大規模な地震などが起こっても 、安全に避難することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の使用状態を示す側面図
【図2】この考案の実施例の横断正面図
【図3】この考案の実施例の縦断側面図
【図4】この考案の実施例の第3シェルの使用状態を示
す縦断側面図
【図5】この考案の実施例の第3シェルの使用状態を示
す横断正面図
【符号の説明】
1 就寝用人体保護カバー 2 第1シェル 3 第2シェル 4 第3シェル 5 第1シェルの内面のパッド 6 第2シェルの内面のパッド 7 第3シェルの内面のパッド 8 第1シェルのスライドガイド 9 第2シェルのスライドガイド 10 第3シェルのスライドガイド 11 庇 12 第3シェルの後壁 13 グリップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横になった人体の周りを囲む、底部が開
    放された硬質で耐衝撃性を有し内面に弾性のパッドを備
    えた複数個のシェルを、互いに前後にスライド自在に嵌
    め合わせてなる就寝用人体保護カバー。
  2. 【請求項2】 上記複数個のシェルのうち少なくとも1
    つのシェルの前端部又は後端部を閉塞し、このシェルを
    閉塞された端部を上にし底部を前にしてかぶった状態に
    おいて、当該シェルの内面のパッドを人体の頭部と両肩
    に当接するように形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の就寝用人体保護カバー。
JP1995001019U 1995-02-24 1995-02-24 就寝用人体保護カバー Expired - Lifetime JP3015135U (ja)

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JP1995001019U JP3015135U (ja) 1995-02-24 1995-02-24 就寝用人体保護カバー

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JP1995001019U JP3015135U (ja) 1995-02-24 1995-02-24 就寝用人体保護カバー

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JP3015135U true JP3015135U (ja) 1995-08-29

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ID=43150713

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006265849A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Shimizu Kosan:Kk 簡易シェルター
KR20200062923A (ko) * 2018-11-27 2020-06-04 건양대학교산학협력단 가변형 접이식 지진대피 가구

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