JP3013644B2 - Hydraulic active suspension control device - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌の流体
圧式アクティブサスペンションに係り、更に詳細には流
体圧式アクティブサスペンションの制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌の流体圧式アクティブサ
スペンションは、従来より一般に、各車輪に対応して設
けられ作動流体室に対し作動流体が給排されることによ
り対応する部位の車高を増減するアクチュエータと、作
動流体室に対し作動流体を給排する作動流体給排手段
と、車輌の走行状態に基く制御量に応じて作動流体給排
手段を制御する制御手段とを有し、車輌の走行状態に応
じて作動流体室に対する作動流体を給排を制御し作動流
体室内の圧力を制御することにより、車輌の良好な乗り
心地性を確保しつつ加減速走行時や旋回時に於ける車体
の姿勢変化を防止するようになっている。
【0003】かかる流体圧式アクティブサスペンション
の制御装置の一つとして、例えば本願出願人と同一の出
願人の出願にかかる特願平4−184428号明細書及
び図面に記載されている如く、車速、操舵角速度、車体
の実横加速度を検出し、車速及び操舵角速度より車体の
横加加速度(遅れ補償値)を演算し、検出された実横加
速度と演算された横加加速度との和を推定横加速度とし
て作動流体給排手段を制御するよう構成されたアクティ
ブサスペンションの制御装置は従来よりよく知られてい
る。
【0004】かかる流体圧式アクティブサスペンション
の制御装置によれば、車速及び操舵角速度より車体の横
加加速度が遅れ補償値として演算され、検出された実横
加速度と演算された横加加速度との和が推定横加速度と
して作動流体給排手段の制御に使用されるので、検出さ
れた実横加速度のみが横加速度として作動流体給排手段
の制御に使用される場合に比して、車輌の旋回時に於け
る車体の姿勢制御の遅れを低減し車体のロールを効果的
に低減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如きアクティブ
サスペンションの制御装置に於ては、遅れ補償値は実際
の走行の結果に基き車速及び操舵角速度の関数として一
義的に作成されたマップより演算されるようになってい
る。しかし車輌が実際に走行する路面の種類は広範囲に
亘り、また路面の性状も天候などにより変化し、更には
車輌の積載重量、タイヤの摩耗の如き車輌の走行状況も
一定ではないため、車速及び操舵角速度が同一であって
も発生する車体の横加加速度が常に同一であるとは限ら
ず、マップより演算される遅れ補償値が実際の横加加速
度と一致しない場合が生じ、そのため実横加速度と遅れ
補償値との和に基き作動流体給排手段が制御されると車
体のロール制御が不連続的になったり車体の逆ロールが
生じたりし易く、これにより車輌の乗員が違和感を感じ
ることがあるという問題がある。
【0006】本発明は、従来のアクティブサスペンショ
ン制御装置に於ける上述の問題に鑑み、制御の遅れを伴
うことなく車体のロールを効果的に低減することができ
ると共にロール制御時に車輌の乗員が違和感を感じるこ
とがないよう改良された流体圧式アクティブサスペンシ
ョンの制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、図1に示されている如く、各車輪に対応し
て設けられ作動流体室に対し作動流体が給排されること
により対応する部位の車高を増減するアクチュエータ
(2)と、前記作動流体室に対し作動流体を給排する作
動流体給排手段(4)と、車輌の走行状態に基き車体の
姿勢変化を抑制するための制御量を演算する制御量演算
手段(6)と、前記制御量に基き前記作動流体給排手段
を制御する制御手段(8)とを有する流体圧式アクティ
ブサスペンションの制御装置にして、前記制御量演算手
段は車速検出手段(10)と、操舵角速度検出手段(1
2)と、横加速度検出手段(14)と、車速検出手段に
より検出された車速に基き操舵角速度補正量を演算する
操舵角速度補正量演算手段(16)と、操舵角速度検出
手段により検出された操舵角速度及び前記操舵角速度補
正量に基き制御ゲインを演算する制御ゲイン演算手段
(18)と、横加速度検出手段により検出された前記車
体の実横加速度に基き横加加速度を演算する横加加速度
演算手段(20)と、前記制御ゲインと前記横加加速度
との積として遅れ補償値を演算する遅れ補償値演算手段
(22)と、前記実横加速度と前記遅れ補償値との和と
して推定横加速度を演算する推定横加速度演算手段(2
4)とを有し、少くとも前記推定横加速度に基き前記制
御量を演算するよう構成されていることを特徴とする流
体圧式アクティブサスペンションの制御装置によって達
成される。
【0008】
【作用】前述の如く、実際に発生する車体の横加速度は
路面の性状や車輌の走行状況によって異なるので、車体
の実横加速度に基き例えばその時間微分値として横加加
速度を演算すれば、車速及び操舵角速度より横加加速度
を推定する場合に比して実際の路面性状や車輌の走行状
況等に応じて適切に車体の横加加速度を推定することが
できる。また一般に、車速が同一であっても操舵角速度
が高いほど高い横加速度が発生し、操舵角速度が同一で
あっても車速が高いほど高い横加速度が発生する。
【0009】上述の如き構成によれば、操舵角速度補正
量演算手段(16)により車速に基き操舵角速度補正量
が演算され、制御ゲイン演算手段(18)により操舵角
速度及び操舵角速度補正量に基き、即ち車速に応じて補
正された操舵角速度に基き制御ゲインが演算され、横加
加速度演算手段(20)により車体の実横加速度に基き
横加加速度が演算され、遅れ補償値演算手段(22)に
より制御ゲインと横加加速度との積として遅れ補償値が
演算され、推定横加速度演算手段(24)により実横加
速度と遅れ補償値との和として推定横加速度が演算され
る。
【0010】従って本発明によれば、遅れ補償値によっ
て制御の遅れが補償されることにより車体のロールを効
果的に低減することが可能であると共に、遅れ補償値は
車速及び操舵角速度より推定演算される場合に比して実
際に発生する横加加速度に近い値に演算されることによ
り、ロール制御が不連続的になったり車体の逆ロールが
生じたりすることが確実に防止される。
【0011】
【課題を解決するための手段の補足説明】本発明の一つ
の実施例によれば、本発明の制御装置は各車輪に対応し
て設けられたエアスプリングのエアチャンバに対する作
動気体の給排を制御することにより車体の姿勢を制御す
るエアサスペンションの制御装置であって、車輌の走行
状態に基きエアチャンバ内の目標気体質量Moが演算さ
れると共にエアチャンバ内の実気体質量Mが演算され、
実気体質量Mと目標気体質量Moとの偏差Mcに基き該
偏差が減少するようエアチャンバに対する作動気体の給
排が制御されるよう構成される。
【0012】かかる実施例によれば、車輌の旋回時や加
減速時に於ける車体の姿勢変化を低減し車輌の操縦安定
性を向上させることができるだけでなく、路面の凹凸に
起因して車輪がバウンド、リバウンドしても目標気体質
量Moは変更されず偏差Mcは変化しないので、エアチ
ャンバに対する作動気体の給排が繰返し頻繁に行われる
ことがなく、従ってエアチャンバ内の圧力がフィードバ
ック制御されることによりエアチャンバに対し作動気体
の給排が行われる場合に比して消費エネルギ及びコスト
が低減すると共にエアサスペンションの耐久性が向上す
る。
【0013】またエアサスペンションに於けるエアスプ
リングのエアチャンバ内の圧力、エアチャンバの容積、
エアチャンバ内の気体の温度、エアチャンバ内の気体の
質量をそれぞれP、V、T、Mとし、標準状態、即ち車
輪が中立位置にあるときのエアチャンバ内の圧力、エア
チャンバの容積、エアチャンバ内の気体の温度、エアチ
ャンバ内の気体の質量(目標気体質量)をそれぞれ
P1 、V1 、T1 、M1 とし、車輪が路面の突起を乗り
越える等によって外力を受けた後のエアチャンバ内の圧
力、エアチャンバの容積、エアチャンバ内の気体の温
度、エアチャンバ内の気体の質量をそれぞれP2 、
V2 、T2 、M2 とし、気体を完全気体とみなしRを気
体の気体定数としてエアサスペンション制御装置に於て
演算される気体の質量Mを下記の数1の如く定義する。
【数1】M=(P・V)/(R・T)
【0014】いま車輌が直進しているものと仮定し、エ
アチャンバ内の気体の質量は一定であると仮定すると、
エアサスペンション制御装置に於て演算される目標質量
M1は下記の数2により表される。
【数2】M1 =(P1 ・V1 )/(R・T1 )
【0015】エアスプリング内に於て生じる状態変化を
ポリトロープ変化とし、エアチャンバの系が閉じている
と仮定すると、nをポリトロープ指数として下記の数3
が成立する。
【数3】P1 ・V1 n =P2 ・V2 n
【0016】数3よりエアサスペンションが外力を受け
た後のエアチャンバ内の圧力P2 は下記の数4により表
される。
【数4】P2 =(V1 /V2 )n ・P1
【0017】またエアサスペンションが外力を受けた後
のエアチャンバ内の容積V2 はSをサスペンションスト
ローク(標準位置よりバウンド方向への変位を正とす
る)とし、Aをエアサスペンションのピストンの断面積
として下記の数5により表される。
【数5】V2 =V1 −A・S
【0018】数4及び数5にて表される圧力P2 及び容
積V2 はそれぞれ圧力検出手段及び容積検出手段により
検出される値であり、数1、数4、数5より気体の質量
Mは下記の数6により表される。
【数6】
M=(P2 ・V2 )/(R・T2 )
={(P1 ・V1 )/(R・T2 )}・{V1 /(V1 −A・S)}n-1
【0019】ここで温度検出手段により検出されるエア
チャンバ内の気体の温度Tの変化がエアチャンバの容積
の変化よりも十分遅くなるよう温度Tを平滑処理し、温
度変化のポリトロープ指数を実質的に1.0とみなす
と、下記の数7が成立する。
【数7】T2 =T1
【0020】従って数6は下記の数8の如く表される。
【数8】M={(P1 ・V1 )/(R・T1 )}・{V
1 /(V1 −(V1 A・S)}n-1
【0021】いまエアサスペンション制御装置に於ける
フィードバック制御量Eを下記の数9の如く定義する。
尚下記の数9に於てKはフィードバックゲインであり、
E<0はエアチャンバより気体を排出させる排気に相当
し、E>0はエアチャンバへ気体を供給する給気に相当
する。
【数9】E=K・(M1 −M)
【0022】数9に数2及び数8を代入すると、数9は
下記の数10の如く表される。
【数10】E=K・{(P1 ・V1 )/(R・T1 )}
・[1−{V1 /(V1 −(V1 A・S)}n-1 ]
【0023】車輪が路面の凸部を通過することによりバ
ウンド方向へSだけストロークしたとすると、V1 −A
・S<V1 であるので、下記の数11が成立する。
【数11】V1 /(V1 −A・S)>1
【0024】車輪がバウンドするとエアチャンバ内の圧
力Pは増大するので(即ち定圧変化ではないので)、ポ
リトロープ指数nは1以上であり、従って下記の数12
が成立する。
【数12】1−{V1 /(V1 −A・S)}n-1 <0
【0025】数12に基き数10を検討すると、下記の
数13が成立する。
【数13】E<0
【0026】数13は上述の如く排気を意味し、車輪が
路面よりバウンド方向の入力を受けるとエアチャンバよ
り気体が排出されることによってエアスプリングのばね
力が低下されることを意味する。
【0027】また車輪が路面の凹部を通過することによ
りリバウンド方向へSだけストロークしたとすると、V
1 −A・S>V1 であるので、下記の数14が成立す
る。
【数14】V1 /(V1 −A・S)<1
【0028】車輪がリバウンドするとエアチャンバ内の
圧力Pは減小するので(即ち定圧変化ではないので)、
ポリトロープ指数nは1以上であり、従って下記の数1
5が成立する。
【数15】1−{V1 /(V1 −A・S)}n-1 >0
【0029】数15に基き数10を検討すると、下記の
数16が成立する。
【数16】E>0
【0030】数16は上述の如く給気を意味し、車輪が
リバウンド方向の入力を受けるとエアチャンバへ気体が
供給されることによってエアスプリングのばね力が増大
されることを意味する。
【0031】本発明の他の一つの実施例によれば、上述
のエアサスペンションの制御装置の実施例に於て、実気
体質量Mは、エアチャンバの容積及びエアチャンバ内の
圧力と、温度検出手段により検出されたエアチャンバ内
の作動気体の温度を示す信号を平滑処理することにより
得られた平滑処理後の温度とに基き演算される。
【0032】かかる実施例によれば、上述の如く車輪が
路面の凸部を通過する際の如くバウンド方向の力を受け
る場合にはエアスプリングのばね力が低下され、逆に車
輪が路面の凹部を通過する際の如くリバウンド方向の力
を受ける場合にはエアスプリングのばね力が増大される
ので、エアチャンバに対し作動気体の給排が行われない
通常のエアサスペンションの場合に比して車輌の乗り心
地性が向上する。
【0033】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0034】図2はエアサスペンション制御装置として
構成された本発明による流体圧式アクティブサスペンシ
ョン制御装置の一つの実施例を示す概略構成図である。
尚図2に於て、*は各輪に対応する記号であり、*が付
された符号にて示された部材は右前輪(*=fr)、左前
輪(*=fl)、右後輪(*=rr)、左後輪(*=rl)の
各々に対応して設けられていることを示している。
【0035】図2に於て、30*は図には示されていな
いばね上とばね下との間に配設されたショックアブソー
バを示しており、32*はショックアブソーバ30*と
一体に形成されたエアスプリングを示している。エアス
プリング32*は周知の如く図には示されていない車輪
のバウンド、リバウンドに伴いそれぞれ容積を減小し増
大するエアチャンバ34*を有している。
【0036】エアチャンバ34*には給気導管36*の
一端が接続されており、該導管の他端は内部に高圧の空
気を貯容する高圧タンク38に接続されている。給気導
管36*の途中にはソレノイド式の常閉型の開閉弁であ
る給気用制御弁40*が設けられている。給気導管36
*のエアスプリング30*と給気用制御弁40*との間
の部分には排気導管42*の一端が接続されており、該
導管の他端は内部に低圧の空気を貯容する低圧タンク4
4が接続されている。排気導管42*の途中には制御弁
40*と同様ソレノイド式の常閉型の開閉弁である排気
用制御弁46*が設けられている。
【0037】図2に示されている如く、図示の実施例に
於ては、制御弁40*及び46*は操舵角速度θd を検
出する操舵角速度センサ48、車速Vを検出する車速セ
ンサ50、車体の横加速度Gy を検出する横加速度セン
サ52、車体の前後加速度Gx を検出する前後加速度セ
ンサ54、各輪に対応する部位の車高H*を検出する車
高センサ56*、各エアスプリングのエアチャンバ34
内の圧力P*を検出する圧力センサ58*、各エアチャ
ンバ内の空気の温度T*を検出する温度センサ60*よ
りの信号に基き、後述の如く電子制御装置62によって
開閉制御されるようになっている。
【0038】電子制御装置62は図3に示されている如
く、マイクロコンピュータ64を有している。マイクロ
コンピュータ64は図3に示されている如き一般的な構
成のものであってよく、中央処理ユニット(CPU)6
6と、リードオンリメモリ(ROM)68と、ランダム
アクセスメモリ(RAM)70と、入力ポート装置72
と、出力ポート装置74とを有し、これらは双方向性の
コモンバス76により互いに接続されている。
【0039】入力ポート装置72には操舵角速度センサ
48により検出された操舵角速度θd を示す信号、車速
センサ50により検出された車速Vを示す信号、横加速
度センサ52により検出された車体の横加速度Gy を示
す信号、前後加速度センサ54により検出された車体の
前後加速度Gx を示す信号が入力されるようになってお
り、また図には示されていない各輪に対応して設けられ
た車高センサ56*、圧力センサ58*、温度センサ6
0*よりそれぞれ各輪に対応する部位の車高H*、各エ
アチャンバ内の圧力P*、各エアチャンバ内の空気の温
度T*を示す信号が入力されるようになっている。
【0040】入力ポート装置72はそれに入力された信
号を適宜に処理し、ROM68に記憶されているプログ
ラムに基くCPU66の指示に従い、CPU及びRAM
70へ処理された信号を出力するようになっている。R
OM68は図4乃至図7に示された制御プログラム及び
図8〜図14に示されたグラフに対応するマップを記憶
している。CPU66は図4乃至図7に示された制御プ
ログラムに基き後述の如く種々の演算及び信号の処理を
行うようになっている。出力ポート装置74はCPU6
6の指示に従い、駆動回路78*を経て各エアスプリン
グに対応する給気用制御弁40へ制御信号を出力し、ま
た駆動回路80*を各エアスプリングに対応する排気用
制御弁46*へ制御信号を出力するようになっている。
【0041】次に図4に示されたフローチャートを参照
して図示の実施例に於けるエアサスペンションの制御に
ついて説明する。尚図4に示されたルーチンは図には示
されていないイグニッションスイッチの閉成により開始
される。また図4に示されたフローチャートに於て、*
は各輪に対応する記号であり、図4に示されたルーチン
による制御は例えば右前輪(*=fr)、左前輪(*=f
l)、右後輪(*=rr)、左後輪(*=rl)の順に繰返
し実行される。
【0042】まず最初のステップ50に於ては、後述の
如く図5に示されたフローチャートに従って前輪側及び
後輪側の制御量演算用の推定横加速度Gymf 、Gymr が
演算され、ステップ100に於ては、後述の如く図6に
示されたフローチャートに従ってエアチャンバ内の目標
空気質量Mo*が演算され、ステップ200に於ては後
述の如く図7に示されたフローチャートに従って各エア
チャンバ内の実空気質量M*が演算され、ステップ30
0に於てはステップ100及び200に於て演算された
質量の偏差Mc*(=Mo*−M*)が演算される。
【0043】ステップ400に於てはα(正の定数)を
制御のしきい値として偏差Mc*が−α以上でありα以
下であるか否かの判別が行われ、−α≦Mc*≦αであ
る旨の判別が行われたときにはステップ800に於て給
気用制御弁40*及び排気用制御弁46*が閉弁された
後ステップ50へ戻り、−α≦Mc*≦αではない旨の
判別が行われたときにはステップ500へ進む。
【0044】ステップ500に於ては偏差Mc*がα以
上であるか否かの判別が行われ、α≦Mc*ではない旨
の判別が行われたときにはステップ600に於て給気用
制御弁40*が開弁されると共に排気用制御弁46*が
閉弁された後ステップ50へ戻り、α≦Mc*である旨
の判別が行われたときにはステップ700に於て給気用
制御弁40*が閉弁されると共に排気用制御弁46*が
開弁された後ステップ50へ戻る。
【0045】次に図5に示されたフローチャートを参照
して図4に示されたフローチャートのステップ50に於
て行われる前輪側及び後輪側の制御量演算用の推定横加
速度Gymf 、Gymr の演算ルーチンについて説明する。
【0046】まずステップ55に於ては操舵角速度θd
、車速V、車体の横加速度Gy 、車体の前後加速度Gx
、各輪に対応する部位の車高H*、各エアスプリング
のエアチャンバ34*内の圧力P*、各エアチャンバ内
の空気の温度T*の読込みが行われる。ステップ60に
於ては車速Vに基きそれぞれ図8及び図9に示されたグ
ラフに対応するマップより前輪側及び後輪側の制御量演
算用の操舵角速度の補正量θf 及びθr が演算され、ス
テップ65に於てはそれぞれ下記の数17及び数18に
従って前輪側及び後輪側の制御量演算用の補正後の操舵
角速度の絶対値θdf及びθdrが演算される。
【0047】
【数17】θdf=|θd |+θf
【数18】θdr=|θd |+θr
【0048】ステップ70に於てはステップ65に於て
演算された補正後の操舵角速度の絶対値θdf及びθdrに
基きそれぞれ図10及び図11に示されたグラフに対応
するマップより前輪側及び後輪側の制御量演算用の制御
ゲインKyf及びKyrが演算され、ステップ75に於ては
横加速度センサ52により検出された車体の実横加速度
Gy について例えば時間微分の演算が行われることによ
り横加加速度Gydが演算され、ステップ80に於てはカ
ットオフ周波数を例えば0.1Hz に設定して横加加速
度Gydを示す信号をローパスフィルタ処理することによ
りローパスフィルタ処理後の車体の横加加速度Gydlpが
演算される。
【0049】ステップ85に於てはステップ70に於て
演算された制御ゲインKyf、Kyr及びステップ80に於
て演算されたローパスフィルタ処理後の車体の横加加速
度Gydlpに基きそれぞれ下記の数19及び数20に従っ
て前輪側及び後輪側の制御量演算用の遅れ補償値Gyof
、Gyor が演算される。
【0050】
【数19】Gyof =Kyf・Gydlp
【数20】Gyor =Kyr・Gydlp
【0051】ステップ90に於てはKc を1よりも小さ
い正の定数としてそれぞれ下記の数21及び数22に従
ってロール剛性配分の演算、即ち実横加速度の前輪側配
分量Pf 及び後輪側配分量Pr が演算される。
【0052】
【数21】Pf =Kc ・Gy
【数22】Pr =(1−Kc )・Gy
【0053】ステップ95に於てはステップ90に於て
演算された実横加速度の配分量Pf、Pr 及びステップ
85に於て演算された遅れ補償値Gyof 、Gyor に基き
それぞれ下記の数23及び数24に従って前輪側及び後
輪側の制御量演算用の推定横加速度Gymf 、Gymr が演
算される。
【0054】
【数23】Gymf =Pf +Gyof
【数24】Gymr =Pr +Gyor
【0055】かくしてステップ50に於ては、ステップ
60及び65に於て車速Vに応じて補正された補正後の
操舵角速度の絶対値θdf及びθdrが演算され、ステップ
70に於て補正後の操舵角速度に基き制御ゲインKyf及
びKyrが演算されると共に、ステップ75及び80に於
てローパスフィルタ処理後の車体の横加加速度Gydlp、
即ち車体の実横加速度の変化率が演算され、ステップ8
5に於て制御ゲインKyf、Kyrとローパスフィルタ処理
後の車体の横加加速度Gydlpとの積として遅れ補償値G
yof 、Gyor が演算され、ステップ90及び95に於て
車体の実横加速度Pf 、Pr と遅れ補償値Gyof 、Gyo
r とが加算されることにより、これらの和として推定横
加速度Gymf 、Gymr が演算される。
【0056】次に図6に示されたフローチャートを参照
して図4に示されたフローチャートのステップ100に
於て行われる目標空気質量Mo*の演算ルーチンについ
て説明する。
【0057】ステップ120に於てはステップ50に於
て演算された車体の推定横加速度Gymf 及びGymr に基
きそれぞれ図12及び図13に示されたグラフに対応す
るマップに基き前輪側及び後輪側についての車体の目標
ロール量Rmf及びRmrが演算され、ステップ125に於
ては車体の前後加速度Gx に基き図14に示されたグラ
フに対応するマップに基き車体の目標ピッチ量Pm が演
算される。
【0058】ステップ130に於てはステップ120に
於て演算された目標ロール量Rmf、Rmr及びステップ1
25に於て演算された目標ピッチ量Pm に基き、Kp及
びKrを正の定数として下記の数25に従って各輪の目
標ストローク量S*が演算される。尚車速V等に応じて
車高が制御される場合には、下記の数25の各式に於て
車速V等に応じたヒーブ量hが加算されてよい。
【数25】Sfr=Kp・Pm −Kr ・Rmf
Sfl=Kp・Pm +Kr ・Rmf
Srr=−Kp・Pm −Kr ・Rmr
Srl=−Kp・Pm +Kr ・Rmr
【0059】ステップ135に於てはSV*を各輪のエ
アスプリング32*のエアチャンバ34*の基準容積
(対応する車輪が中立位置にあるときの容積)とし、下
記の数26に従って各エアスプリングの目標エアチャン
バ容積Vo*が演算される。尚数26に於てA1 及びA
2 はそれぞれ左右前輪及び左右後輪のショックアブソー
バ30のシリンダの断面積である。
【数26】Vofr=SVfr+A1 ・Sfr
Vofl=SVfl+A1 ・Sfl
Vorr=SVrr+A2 ・Srr
Vorl=SVrl+A2 ・Srl
【0060】ステップ140に於ては図5のステップ9
5に於て演算された車体の推定横加速度Gymf 及びGym
r に基き、Df 及びDr をそれぞれ前輪側及び後輪側の
正の定数として下記の数27に従って各エアチャンバ内
圧力の増分Py *が演算される。
【数27】Pyfr =Df ・Gymf
Pyfl =−Pyfr
Pyrr =Df ・Gymr
Pyrl =−Pyrr
【0061】ステップ145に於てはステップ55に於
て読込まれた車体の前後加速度Gxに基き、Dpを正の
定数として下記の数28に従って各エアチャンバ内圧力
の増分Px *が演算される。
【数28】Pxfr =Dp ・Gx
Pxfl =Pxfr
Pxrr =−Dp ・Gx
Pxrl =Pxrr
【0062】ステップ150に於てはSP*を各エアチ
ャンバ内圧力の基準圧力(車輌が静止状態にあり且対応
する車輪が中立位置にあるときの圧力)として下記の数
29に従って目標エアチャンバ内圧力Po*が演算され
る。
【数29】Pofl=SPfr+Pyfr +Pxfr
Pofr=SPfl+Pyfl +Pxfl
Porr=SPrr+Pyrr +Pxrr
Porl=SPrl+Pyrl +Pxfl
【0063】ステップ155に於てはステップ55に於
て読込まれた各エアチャンバ内の空気温度T*、ステッ
プ135に於て演算された目標エアチャンバ容積Vo
*、ステップ150に於て演算された目標エアチャンバ
内圧力Po*に基き、Rを気体定数として下記の数30
に従って各エアチャンバ内の目標空気質量Mo*が演算
される。
【数30】Mo*=(Po*・Vo*)/(R・T*)
【0064】次に図7に示されたフローチャートを参照
して図4に示されたフローチャートのステップ200に
於て行われる実空気質量M*の演算ルーチンについて説
明する。
【0065】まずステップ220に於てはカットオフ周
波数を例えば0.01Hz に設定して温度T*を示す信
号をローパスフィルタ処理することによりローパスフィ
ルタ処理後の温度Tlp*が演算される。
【0066】ステップ230に於ては、ステップ52に
於て読込まれた各輪に対応する部位の車高H*に基き、
K1 及びK2 をそれぞれ左右前輪及び左右後輪について
の係数(正の定数)として各輪のエアチャンバの容積V
*が下記の数31に従って演算される。
【数31】Vfr=SVfr+K1 ・Hfr
Vfl=SVfl+K1 ・Hfl
Vrr=SVrr+K2 ・Hrr
Vrl=SVrl+K2 ・Hrl
【0067】ステップ240に於てはステップ52に於
て読込まれた各輪のエアチャンバ内圧力P*、ステップ
220に於て演算されたローパスフィルタ処理後の各エ
アチャンバ内温度Tlp*、ステップ230に於て演算さ
れた各エアチャンバ容積V*に基き、Rを気体定数とし
て下記の数32に従って各エアチャンバ内の実空気質量
M*が演算される。
【数32】M*=(P*・V*)/(R・Tlp*)
【0068】かくして図示の実施例によれば、ステップ
50、即ちステップ55〜95に於て前輪側及び後輪側
の推定横加速度Gymf 及びGymr が演算され、ステップ
100、即ちステップ135〜155に於て車輌の走行
状態、即ち旋回や加減速に応じて各エアチャンバ内の目
標空気質量Mo*が演算され、ステップ200、即ちス
テップ220〜240に於て各エアチャンバ内の実空気
質量M*が演算され、ステップ300に於て目標空気質
量Mo*と実空気質量M*との偏差Mc*が演算され、
ステップ400〜800に於て偏差Mc*が−α以上且
α以下になるよう各エアチャンバ内の空気の質量がフィ
ードバック制御される。
【0069】従って車輌の定速直進走行時の如く実質的
に旋回や加減速が行われない場合には、路面の凹凸によ
り車輪がバウンド、リバウンドしても目標空気質量Mo
*は変化せず偏差Mc*も変化しないので、制御弁40
*及び46*が繰り返し頻繁に開閉されることが確実に
回避される。
【0070】また車輌の旋回時や加減速時には、車体の
横加速度や前後加速度に起因する車体の姿勢変化を抑制
するよう目標空気質量Mo*が演算され、目標空気質量
Mo*と実空気質量M*との偏差Mc*が−α以上且α
以下になるよう制御弁40*及び46*が開閉され、各
エアチャンバに対し空気が給排されることにより、車体
の横加速度や前後加速度に起因して車体にロール、ノー
ズダイブ、スクォートの如き大きい姿勢変化が生じるこ
とが効果的に防止される。
【0071】特に車輌の旋回時には、車速Vに応じて補
正された操舵角速度の絶対値θdf及びθdrに基き制御ゲ
インKyf及びKyrが演算され、ローパスフィルタ処理さ
れた後の車体の実横加速度に基き横加加速度Gydlpが演
算され、制御ゲインと横加加速度との積として遅れ補償
値Gyof 、Gyor が演算され、実横加速度と遅れ補償値
との和として推定横加速度Gymf 、Gymr が演算される
ので、これらの遅れ補償値によって制御の遅れが補償さ
れることにより車体のロールが効果的に防止されるだけ
でなく、遅れ補償値は車速及び操舵角速度より推定演算
される場合に比して実際に発生する横加加速度に近い値
に演算されることにより、ロール制御が不連続的になっ
たり車体の逆ロールが生じたりすることが確実に防止さ
れる。
【0072】また図示の実施例によれば、遅れ補償値G
yof 及びGyor を演算するための制御ゲインKyf及びK
yrはそれぞれ図10及び図11に示されたグラフに対応
するマップより補正後の操舵角速度に基き個別に演算さ
れるので、これらのマップを適宜に設定し調整すること
により、ある横加加速度Gydに対し前輪側及び後輪側に
ついて互いに異なる遅れ補償値を演算することができ、
これにより車輌の過渡旋回時に於ける前後輪のロール剛
性配分を定常旋回時のロール剛性配分(ステップ90の
Kc 、1−Kc )とは異なる値にチューニングすること
ができ、従って車輌の過渡旋回時に於けるUS−OS特
性を良好に制御することができる。
【0073】また図示の実施例によれば、操舵角速度の
補正量θf 及びθr もそれぞれ図8及び図9に示された
グラフに対応するマップより前輪側及び後輪について個
別に演算されるので、これらのマップを適宜に設定し調
整することにより、補正後の操舵角速度の絶対値θdf及
びθdrも前輪側及び後輪側について互いに異なる値に演
算することができる。
【0074】例えば図8及び図9に示されたグラフに対
応するマップをそれぞれ図15及び図16に示されてい
る如く設定すると、車輌が車速V1 にて走行している状
態に於て図17に示されている如く操舵されると、操舵
角速度θd 、補正後の操舵角速度θdf及びθdrはそれぞ
れ図18に示されている如く変化する。従って前輪側及
び後輪側の補正後の操舵角速度が0以外の値になるタイ
ミングを制御することができ、これにより遅れ補償値G
yof 、Gyor に基くロール制御の開始タイミングを制御
することができるので、操舵角速度の補正量θf 及びθ
r が前輪側及び後輪について個別に演算されない場合に
比して車輌の過渡旋回時に於けるUS−OS特性を良好
に制御することができる。
【0075】更に図示の実施例によれば、各エアチャン
バ内の空気の温度T*を示す信号がローパスフィルタ処
理されることにより温度T*を示す信号が平滑処理さ
れ、平滑処理後の温度Tlp*に基き各エアチャンバ内の
実空気質量M*が演算されるようになっており、従って
数1乃至数16に沿って上述した如く、車輪がバウンド
方向の力を受ける場合にはエアスプリングのばね力が低
下され、逆に車輪がリバウンド方向の力を受ける場合に
はエアスプリングのばね力が増大されるので、検出され
た温度T*に基き各エアチャンバ内の実空気質量M*が
演算される場合に比して車輌の乗り心地性が向上する。
【0076】尚上述の実施例に於ては平滑処理後の横加
加速度Gydlp及び温度Tlp*はそれぞれ横加加速度Gyd
を示す信号及び各エアチャンバ内の空気の温度T*を示
す信号がローパスフィルタ処理されることにより演算さ
れるようになっているが、横加加速度Gydを示す信号及
び温度T*を示す信号に対する平滑処理は例えば図示の
実施例の如くデジタル演算により実行されるのではなく
電子制御装置に組込まれたローパスフィルタによってア
ナログ式に実行されてもよく、また前述の特願平4−1
84428号の図8に示された重み付け平均の演算等に
より実行されてもよい。
【0077】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0078】例えば上述の実施例に於ては遅れ補償値G
yof 、Gyor に基く制御量はフィードバックグループに
通されるようになっているが、本発明によれば遅れ補償
値は従来に比して実際に発生する車体の横加加速度に近
い値に演算されるので、遅れ補償値に基く制御量はフィ
ードフォワード制御量として使用されてもよい。その場
合には制御装置の応答遅れが大きい場合にも制御の遅れ
を伴うことなく車体のロールを効果的に低減することが
できる。
【0079】上述の如きフィードフォワード制御は、例
えば上述の実施例のステップ140に於てGymf =Pf
、Gymr =Pr としてステップ120〜155により
目標空気量Mo *を演算すると共に、ステップ140に
於てGymf =Gyof 、Gymr =Gyor としてステップ1
20〜155により目標空気量の遅れ補償値Myo*を演
算し、Mc *+Myo*を補正後の偏差Mc *としてステ
ップ400〜800を実行することにより達成されてよ
い。
【0080】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明によれば、路面の凹凸に起因して車輪がバウンド、リ
バウンドしても目標気体質量Moは変更されず偏差Mc
は変化しないので、エアチャンバに対する作動気体の給
排が繰返し頻繁に行われることがなく、従ってエアチャ
ンバ内の圧力がフィードバック制御されエアチャンバに
対し作動気体が給排される場合に比して消費エネルギ及
びコストを低減しエアサスペンションの耐久性を向上さ
せることができるだけでなく、遅れ補償値によって制御
の遅れが補償されることにより車体のロールを効果的に
低減することができると共に、遅れ補償値は車速及び操
舵角速度より推定演算される場合に比して実際に発生す
る横加加速度に近い値に演算されることにより、ロール
制御が不連続的になったり車体の逆ロールが生じたりす
ることに起因してロール制御時に車輌の乗員が違和感を
感じることを確実に防止することができる。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a fluid for vehicles such as automobiles.
More specifically, it relates to a pressure-type active suspension.
The present invention relates to a control device for a body pressure type active suspension.
[0002]
2. Description of the Related Art Fluid pressure active sensors for vehicles such as automobiles.
Conventionally, a spence is generally installed for each wheel.
And the working fluid is supplied to and discharged from the working fluid chamber.
Actuator to increase or decrease the vehicle height at the
Working fluid supply / discharge means for supplying / discharging the working fluid to / from the dynamic fluid chamber
And supply and discharge of working fluid according to a control amount based on the running state of the vehicle.
Control means for controlling the means, and responds to the running state of the vehicle.
Supply and discharge of the working fluid to the working fluid chamber
By controlling the pressure in the body room, the vehicle
Body while accelerating / decelerating or turning while ensuring comfort
The posture change is prevented.
[0003] Such a hydraulic active suspension.
As one of the control devices, for example, the same
Japanese Patent Application No. 4-184428 and Japanese Patent Application No. 4-184428 relating to the applicant's application
Vehicle speed, steering angular speed, vehicle body
The actual lateral acceleration of the vehicle is detected, and the vehicle
Calculate the lateral jerk (delay compensation value) and detect the actual lateral jerk.
The sum of the speed and the calculated lateral jerk is used as the estimated lateral acceleration.
Actuating means for controlling the working fluid supply and discharge means
Control systems for suspensions are well known
You.
[0004] Such a hydraulic active suspension.
According to the control device of the above, the lateral speed of the vehicle body is
The jerk is calculated as a delay compensation value, and the detected actual lateral
The sum of the acceleration and the calculated lateral jerk is the estimated lateral acceleration
Is used to control the working fluid supply / discharge means.
Working fluid supply / discharge means
When turning the vehicle, compared to when it is used to control
Effective control of body roll by reducing delay of body control
Can be reduced.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION
The delay compensation value is actually
As a function of vehicle speed and steering angular speed,
It is calculated from the map that was created
You. However, the types of roads on which vehicles actually travel
Over time, and the nature of the road surface also changes due to weather, etc.
The running condition of the vehicle, such as the load weight of the vehicle and tire wear,
Since the vehicle speed and the steering angular speed are not the same,
Is not always the same
The delay compensation value calculated from the map is the actual lateral acceleration
May not coincide with the degree, and therefore the actual lateral acceleration and the delay
When the working fluid supply / discharge means is controlled based on the sum with the compensation value, the vehicle
Roll control of the body becomes discontinuous or reverse roll of the car body
And the occupants of the vehicle feel uncomfortable
There is a problem that sometimes.
[0006] The present invention relates to a conventional active suspension.
In view of the above-mentioned problems in
Body rolls can be effectively reduced without
And the occupants of the vehicle feel uncomfortable during roll control.
Improved hydraulic active suspension
It is intended to provide a control device for the application.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The above-mentioned object is achieved by the present invention.
According to the description, as shown in FIG.
The working fluid is supplied to and discharged from the working fluid chamber
Actuator that increases or decreases the vehicle height at the corresponding site
(2) an operation of supplying and discharging a working fluid to and from the working fluid chamber
A dynamic fluid supply / discharge means (4);
Control amount calculation for calculating the control amount for suppressing the posture change
Means (6), and the working fluid supply / discharge means based on the control amount
Activator having control means (8) for controlling pressure
A suspension control device, and
The gear is a vehicle speed detecting means (10) and a steering angular velocity detecting means (1).
2), lateral acceleration detecting means (14), and vehicle speed detecting means.
Calculates the steering angular velocity correction amount based on the detected vehicle speed
Steering angular velocity correction amount calculating means (16) and steering angular velocity detection
Means for detecting the steering angular velocity and the steering angular velocity
Control gain calculating means for calculating the control gain based on the positive amount
(18) and the vehicle detected by the lateral acceleration detecting means
Calculate lateral jerk based on actual lateral acceleration of body
Calculation means (20), the control gain and the lateral jerk
Delay value calculation means for calculating a delay compensation value as a product of
(22) and the sum of the actual lateral acceleration and the delay compensation value
Lateral acceleration calculating means (2)
4) and the control is performed based on at least the estimated lateral acceleration.
A flow that is configured to calculate a controlled variable.
Reached by the control system of the active pressure suspension
Is done.
[0008]
As described above, the actual lateral acceleration of the vehicle body is
Depending on the nature of the road surface and the running conditions of the vehicle,
For example, based on the actual lateral acceleration of
If the speed is calculated, the lateral jerk is calculated from the vehicle speed and the steering angular speed.
Road conditions and vehicle running conditions
It is possible to appropriately estimate the lateral jerk of the vehicle according to the situation
it can. In general, even if the vehicle speed is the same, the steering angular velocity
The higher the steering angle, the higher the lateral acceleration is
Even so, the higher the vehicle speed, the higher the lateral acceleration.
According to the above configuration, the steering angular velocity correction is performed.
The amount of steering angular velocity correction based on the vehicle speed by the amount calculating means (16)
Is calculated by the control gain calculating means (18).
Based on the speed and the steering angular speed correction amount, that is, in accordance with the vehicle speed,
The control gain is calculated based on the corrected steering angular velocity,
Based on the actual lateral acceleration of the vehicle body by the acceleration calculating means (20)
Lateral jerk is calculated, and the delay compensation value calculating means (22) is calculated.
Lag compensation value as the product of control gain and lateral jerk
Calculated by the estimated lateral acceleration calculating means (24).
The estimated lateral acceleration is calculated as the sum of the speed and the delay compensation value.
You.
Therefore, according to the present invention, the delay compensation value
The roll of the vehicle is effective by compensating for the control delay.
And the delay compensation value is
Compared to the case where estimation is calculated from the vehicle speed and the steering angular speed, the actual
Is calculated to a value close to the lateral jerk
Roll control becomes discontinuous or reverse roll of the vehicle
Is reliably prevented.
[0011]
Supplementary explanation of means for solving the problems One of the present invention
According to the embodiment of the present invention, the control device of the present invention corresponds to each wheel.
Of the air spring provided for the air chamber
Controls the attitude of the vehicle body by controlling the supply and exhaust of moving gas
Control device for the air suspension,
The target gas mass Mo in the air chamber is calculated based on the state.
And the actual gas mass M in the air chamber is calculated,
Based on the deviation Mc between the actual gas mass M and the target gas mass Mo,
Supply of working gas to the air chamber to reduce the deviation
Evacuation is configured to be controlled.
According to this embodiment, when the vehicle is turning or when the vehicle is
Reduces vehicle body posture change during deceleration and stabilizes vehicle operation
Not only can improve the
Target gas quality even if the wheels bounce or rebound due to
Since the amount Mo is not changed and the deviation Mc does not change,
Supply and exhaust of working gas to and from the chamber is repeated and frequently performed
And the pressure in the air chamber is
Working gas for the air chamber
Energy consumption and cost compared to when supply and exhaust of
And the durability of the air suspension improves.
You.
[0013] Further, an air sp
The pressure in the air chamber of the ring, the volume of the air chamber,
The temperature of the gas in the air chamber,
The masses are P, V, T, and M, respectively.
Pressure in the air chamber when the wheel is in the neutral position, air
Chamber volume, gas temperature in air chamber, air chamber
The mass of the gas in the chamber (target gas mass)
P1, V1, T1, M1And the wheels ride on bumps on the road
Pressure in the air chamber after receiving external force
Force, volume of air chamber, temperature of gas in air chamber
And the mass of the gas in the air chamber is PTwo,
VTwo, TTwo, MTwoR is assumed to be gas
In the air suspension controller as the gas constant of the body
The calculated mass M of the gas is defined as in the following Equation 1.
## EQU1 ## M = (PV) / (RT)
Assuming that the vehicle is traveling straight ahead,
Assuming that the mass of the gas in the chamber is constant,
Target mass calculated by air suspension controller
M1Is represented by Equation 2 below.
[Equation 2] M1= (P1・ V1) / (RT1)
The state change occurring in the air spring is
Polytropic change and air chamber system is closed
Assuming that n is a polytropic index,
Holds.
[Equation 3] P1・ V1 n= PTwo・ VTwo n
According to Equation 3, the air suspension receives an external force.
In the air chamber after pressureTwoIs represented by the following equation 4.
Is done.
[Equation 4] PTwo= (V1/ VTwo)n・ P1
After the air suspension receives an external force,
Volume V in the air chamberTwoIs the suspension strike for S
Roke (displacement in the bound direction from the standard position is positive
And A is the cross-sectional area of the piston of the air suspension.
Is represented by the following Expression 5.
## EQU5 ## VTwo= V1-AS
The pressure P expressed by Equations 4 and 5TwoAnd content
Product VTwoAre determined by pressure detection means and volume detection means, respectively.
It is the value to be detected, and the mass of the gas from Equations 1, 4, and 5.
M is represented by Equation 6 below.
(Equation 6)
M = (PTwo・ VTwo) / (RTTwo)
= {(P1・ V1) / (RTTwo)} ・ {V1/ (V1-AS)}n-1
Here, the air detected by the temperature detecting means is
The change in the temperature T of the gas in the chamber depends on the volume of the air chamber.
Temperature T so as to be sufficiently slower than the change in
Consider the polytropic index of the degree change to be substantially 1.0
And the following equation 7 is established.
[Equation 7] TTwo= T1
Therefore, equation (6) is represented as equation (8) below.
M = {(P1・ V1) / (RT1)} ・ {V
1/ (V1− (V1AS)}n-1
Now in the air suspension control device
The feedback control amount E is defined as in the following Expression 9.
In the following equation 9, K is a feedback gain.
E <0 is equivalent to exhaust that exhausts gas from the air chamber
E> 0 is equivalent to air supply to supply gas to the air chamber
I do.
E = K · (M1-M)
Substituting Equations 2 and 8 into Equation 9 gives Equation 9
It is expressed as in the following Expression 10.
E = K {(P1・ V1) / (RT1)}
・ [1- {V1/ (V1− (V1AS)}n-1]
When the wheels pass through the bumps on the road surface,
If you make a stroke in the undo direction by S, V1-A
・ S <V1Therefore, the following Expression 11 is established.
(Equation 11)1/ (V1-AS)> 1
When the wheel bounces, the pressure in the air chamber
Since the force P increases (ie, is not a constant pressure change),
The retrop exponent n is greater than or equal to 1 and therefore
Holds.
## EQU12 ## 1- {V1/ (V1-AS)}n-1<0
Considering Equation 10 based on Equation 12, the following is obtained.
Equation 13 holds.
E <0
Equation 13 means exhaust as described above, and
When receiving a direction input from the road surface, the air chamber
The air spring is released
It means that the power is reduced.
Further, when the wheel passes through the concave portion of the road surface,
If the stroke is S in the rebound direction,
1-AS> V1Therefore, the following Expression 14 holds.
You.
(Equation 14)1/ (V1-AS) <1
When the wheel rebounds, the air chamber
Since the pressure P decreases (ie, is not a constant pressure change),
The polytropic index n is greater than or equal to 1 and therefore:
5 holds.
## EQU15 ## 1- {V1/ (V1-AS)}n-1> 0
Considering Equation 10 based on Equation 15, the following is obtained.
Equation 16 holds.
E> 0
Equation 16 means the air supply as described above,
When an input in the rebound direction is received, gas enters the air chamber.
The spring force of the air spring increases due to the supply
Means to be done.
According to another embodiment of the present invention,
In the embodiment of the air suspension control device,
The body mass M depends on the volume of the air chamber and the volume in the air chamber.
In the air chamber detected by the pressure and temperature detecting means
By smoothing the signal indicating the temperature of the working gas
The calculation is performed based on the obtained temperature after the smoothing process.
According to this embodiment, the wheels are
As it passes through bumps on the road surface,
The spring force of the air spring is reduced,
Force in the rebound direction, such as when the wheel passes through a recess in the road surface
The spring force of the air spring increases
Therefore, supply and discharge of working gas to and from the air chamber are not performed.
Ride of vehicle compared to normal air suspension
Geological properties are improved.
[0033]
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG.
An example will be described in detail.
FIG. 2 shows an air suspension control device.
Hydraulic active suspension according to the invention constituted
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing one embodiment of an application control device.
In FIG. 2, * is a symbol corresponding to each wheel, and * is attached.
The members indicated by the reference numerals are the front right wheel (* = fr) and the front left
Wheel (* = fl), right rear wheel (* = rr), left rear wheel (* = rl)
It is shown that it is provided corresponding to each.
In FIG. 2, 30 * is not shown in the figure.
Shock absorber disposed between sprung and unsprung
32 * indicates the shock absorber 30 *
5 shows an integrally formed air spring. Airs
The pulling 32 * is a wheel not shown in the drawing as is well known.
Volume decreased and increased with the bounce and rebound of
It has a large air chamber 34 *.
The air chamber 34 * has a supply conduit 36 *
One end is connected, and the other end of the conduit has a high-pressure air inside.
It is connected to a high pressure tank 38 for storing air. Air supply guide
In the middle of the pipe 36 *, there is a solenoid type normally closed on-off valve.
An air supply control valve 40 * is provided. Air supply conduit 36
* Between the air spring 30 * and the air supply control valve 40 *
Is connected to one end of an exhaust conduit 42 *.
The other end of the conduit is a low-pressure tank 4 for storing low-pressure air inside.
4 are connected. Control valve in the middle of the exhaust conduit 42 *
Exhaust that is a solenoid-type normally closed on-off valve similar to 40 *
Control valve 46 * is provided.
As shown in FIG. 2, in the illustrated embodiment,
In this case, the control valves 40 * and 46 * detect the steering angular velocity θd.
The steering angular speed sensor 48 that outputs the vehicle speed, the vehicle speed sensor that detects the vehicle speed V
Sensor 50, a lateral acceleration sensor for detecting the lateral acceleration Gy of the vehicle body.
The longitudinal acceleration sensor 52 for detecting the longitudinal acceleration Gx of the vehicle body.
Sensor 54, a vehicle for detecting the vehicle height H * of the portion corresponding to each wheel
Height sensor 56 *, air chamber 34 for each air spring
Pressure sensor 58 * that detects the pressure P * inside the
A temperature sensor 60 * that detects the temperature T * of the air in the chamber
The electronic control unit 62 based on the
Opening / closing is controlled.
The electronic control unit 62 operates as shown in FIG.
And a microcomputer 64. micro
The computer 64 has a general configuration as shown in FIG.
Central processing unit (CPU) 6
6, read only memory (ROM) 68, and random
Access memory (RAM) 70 and input port device 72
And an output port device 74, which are bidirectional.
They are connected to each other by a common bus 76.
The input port device 72 has a steering angular velocity sensor
48, a signal indicating the steering angular velocity θd detected by the
Signal indicating vehicle speed V detected by sensor 50, lateral acceleration
The lateral acceleration Gy of the vehicle body detected by the degree sensor 52 is shown.
Signal of the vehicle body detected by the longitudinal acceleration sensor 54
A signal indicating the longitudinal acceleration Gx has been input.
Provided for each wheel not shown in the figure.
Vehicle height sensor 56 *, pressure sensor 58 *, temperature sensor 6
From 0 *, the vehicle height H * of the part corresponding to each wheel
Pressure in chamber A *, temperature of air in each air chamber
A signal indicating the degree T * is input.
The input port device 72 receives a signal inputted thereto.
Number is appropriately processed, and the program stored in the ROM 68 is processed.
CPU and RAM according to the instruction of CPU 66 based on the RAM
70, and outputs the processed signal. R
The OM 68 includes the control program shown in FIGS.
Store maps corresponding to the graphs shown in FIGS.
are doing. The CPU 66 controls the control program shown in FIGS.
Various operations and signal processing based on the program
It is supposed to do. The output port device 74 is a CPU 6
6. According to the instruction of 6, each air spring through the drive circuit 78 *
Output a control signal to the air supply control valve 40 corresponding to the
Drive circuit 80 * for exhaust corresponding to each air spring
A control signal is output to the control valve 46 *.
Next, refer to the flowchart shown in FIG.
To control the air suspension in the illustrated embodiment.
explain about. Note that the routine shown in FIG.
Started by closing an unlit ignition switch
Is done. In the flowchart shown in FIG.
Is a symbol corresponding to each wheel, and is a routine shown in FIG.
Is controlled by, for example, the right front wheel (* = fr) and the left front wheel (* = f
l), right rear wheel (* = rr), left rear wheel (* = rl)
And executed.
First, in the first step 50,
As shown in the flowchart of FIG.
The estimated lateral accelerations Gymf and Gymr for calculating the control amount of the rear wheels are
The calculation is performed, and in step 100, as shown in FIG.
Targets in the air chamber according to the flow chart shown
The air mass Mo * is calculated, and in step 200,
As described above, according to the flowchart shown in FIG.
The actual air mass M * in the chamber is calculated, and
At 0, the calculation was performed at steps 100 and 200
The mass deviation Mc * (= Mo * -M *) is calculated.
In step 400, α (positive constant) is
As a control threshold, the deviation Mc * is equal to or greater than -α,
It is determined whether it is below or not, and -α ≦ Mc * ≦ α.
When it is determined that the
The air control valve 40 * and the exhaust control valve 46 * are closed
Thereafter, the flow returns to step 50 to indicate that -α≤Mc * ≤α is not satisfied.
When the determination is made, the process proceeds to step 500.
In step 500, the deviation Mc * is smaller than α.
It is determined whether it is above or not, and that α ≦ Mc * is not satisfied.
Is determined in step 600, the air supply
The control valve 40 * is opened and the exhaust control valve 46 * is opened.
After the valve is closed, the process returns to step 50 to indicate that α ≦ Mc *.
If the determination is made in step 700,
The control valve 40 * is closed and the exhaust control valve 46 * is closed.
After the valve is opened, the process returns to step 50.
Next, refer to the flowchart shown in FIG.
Then, in step 50 of the flowchart shown in FIG.
Lateral load for front-wheel and rear-wheel-side control variable calculations
The calculation routine for the speeds Gymf and Gymr will be described.
First, in step 55, the steering angular velocity θd
, Vehicle speed V, body lateral acceleration Gy, body longitudinal acceleration Gx
, Vehicle height H * corresponding to each wheel, each air spring
Pressure P * in air chamber 34 * of each air chamber
Of the air temperature T * is read. To step 60
8 and 9 based on the vehicle speed V.
Control amount performance on the front wheel side and rear wheel side from the map corresponding to the rough
The correction amounts θf and θr of the steering angular velocity for calculation are calculated, and
In Step 65,
Therefore, the corrected steering for calculating the control amounts on the front wheel side and the rear wheel side
The absolute values of the angular velocities θdf and θdr are calculated.
[0047]
(17) θdf = | θd | + θf
[Equation 18] θdr = | θd | + θr
In step 70, in step 65
The calculated absolute values of the corrected steering angular velocity θdf and θdr
Based on the graphs shown in FIGS. 10 and 11, respectively.
For calculating control amounts on the front and rear wheels from the map
The gains Kyf and Kyr are calculated, and in step 75,
Actual vehicle lateral acceleration detected by lateral acceleration sensor 52
For example, a time differential operation is performed on Gy.
The lateral jerk Gyd is calculated.
Set the cut-off frequency to, for example, 0.1 Hz and accelerate laterally.
By subjecting the signal indicating the degree Gyd to low-pass filtering.
The vehicle's lateral jerk Gydlp after low-pass filtering
Is calculated.
In step 85, in step 70
In the calculated control gains Kyf, Kyr and step 80,
Acceleration of vehicle body after low-pass filter processing
Based on the degrees Gydlp, according to the following equations 19 and 20, respectively.
The delay compensation value Gyof for calculating the control amount on the front wheel side and the rear wheel side
, Gyor are calculated.
[0050]
Gyof = Kyf.Gydlp
Gyor = Kyr · Gydlp
In step 90, Kc is set smaller than 1.
The following positive and negative constants are used in accordance with Equations 21 and 22, respectively.
Calculation of the roll stiffness distribution, that is, the distribution of the actual lateral acceleration on the front wheel side
The amount Pf and the rear wheel side distribution amount Pr are calculated.
[0052]
## EQU21 ## Pf = Kc.Gy
## EQU22 ## Pr = (1-Kc) .Gy
In step 95, in step 90
Calculated actual lateral acceleration distribution amounts Pf, Pr and steps
Based on the delay compensation values Gyof and Gyor calculated at 85
Front wheel side and rear according to Equations 23 and 24 below, respectively
The estimated lateral accelerations Gymf and Gymr for calculating the wheel-side control amount are performed.
Is calculated.
[0054]
## EQU23 ## Gymf = Pf + Gyof
[Equation 24] Gymr = Pr + Gyor
Thus, in step 50, step
After the correction at 60 and 65 according to the vehicle speed V
The absolute values of the steering angular velocity θdf and θdr are calculated, and
In step 70, the control gain Kyf and the control gain Kyf are calculated based on the corrected steering angular velocity.
And Kyr are calculated, and in steps 75 and 80
The lateral jerk Gydlp of the vehicle after low-pass filtering
That is, the change rate of the actual lateral acceleration of the vehicle body is calculated, and step 8
5. Control gains Kyf and Kyr and low-pass filter processing at 5
The delay compensation value G is calculated as a product of the lateral jerk Gydlp of the rear vehicle body.
yof and Gyor are calculated, and in steps 90 and 95
Actual lateral accelerations Pf and Pr of the vehicle body and delay compensation values Gyof and Gyo
is added to the estimated horizontal
The accelerations Gymf and Gymr are calculated.
Next, refer to the flowchart shown in FIG.
Step 100 of the flowchart shown in FIG.
Calculation routine of target air mass Mo *
Will be explained.
In step 120, in step 50
Based on the estimated lateral accelerations Gymf and Gymr
Correspond to the graphs shown in FIGS. 12 and 13, respectively.
Target for the front and rear wheels based on the map
The roll amounts Rmf and Rmr are calculated.
14 based on the longitudinal acceleration Gx of the vehicle body.
The target pitch amount Pm of the vehicle is based on the map corresponding to
Is calculated.
In step 130, the process proceeds to step 120.
Roll amount Rmf, Rmr calculated in step 1 and step 1
Based on the target pitch amount Pm calculated in step 25, Kp and
And Kr as positive constants and the eye of each wheel according to the following equation 25.
The standard stroke amount S * is calculated. Note that depending on the vehicle speed V, etc.
When the vehicle height is controlled, the following equation (25) is used.
The heave amount h according to the vehicle speed V or the like may be added.
Sfr = Kp · Pm−Kr · Rmf
Sfl = Kp · Pm + Kr · Rmf
Srr = −Kp · Pm−Kr · Rmr
Srl = −Kp · Pm + Kr · Rmr
In step 135, SV * is applied to each wheel.
Reference volume of air spring 34 * of aspring 32 *
(The volume when the corresponding wheel is in the neutral position)
The target air channel for each air spring according to
The volume Vo * is calculated. In addition, A1And A
TwoAre shock absorbers for the left and right front wheels and the left and right rear wheels, respectively.
It is a cross-sectional area of the cylinder of the bar 30.
[Equation 26] Vofr = SVfr + A1・ Sfr
Vofl = SVfl + A1・ Sfl
Volr = SVrr + ATwo・ Srr
Voll = SVrl + ATwo・ Srl
In step 140, step 9 in FIG.
5. The estimated lateral accelerations Gymf and Gym of the vehicle body calculated in step 5
and Df and Dr on the front wheel side and the rear wheel side, respectively.
In each air chamber as a positive constant according to Equation 27 below
The pressure increment Py * is calculated.
[Equation 27] Pyfr = Df · Gymf
Pyfl = -Pyfr
Pyrr = Df · Gymr
Pyrl = -Pyrr
At step 145, at step 55
Dp is positive based on the longitudinal acceleration Gx
The pressure in each air chamber according to the following equation 28 as a constant
Is calculated.
[Equation 28] Pxfr = Dp · Gx
Pxfl = Pxfr
Pxrr = -Dp * Gx
Pxrl = Pxrr
In step 150, SP * is set to each air channel.
Reference pressure of chamber pressure (vehicle is stationary and responds
The pressure when the running wheel is in the neutral position)
29, the target air chamber pressure Po * is calculated.
You.
[Equation 29] Pofl = SPfr + Pyfr + Pxfr
Pofr = SPfl + Pyfl + Pxfl
Porr = SPrr + Pyrr + Pxrr
Porl = SPrl + Pyrl + Pxfl
In step 155, the process proceeds to step 55.
Air temperature T * in each air chamber
Target air chamber volume Vo calculated in step 135
*, Target air chamber calculated in step 150
Based on the internal pressure Po *, R is a gas constant,
The target air mass Mo * in each air chamber is calculated according to
Is done.
## EQU30 ## Mo * = (Po * Vo *) / (RT *)
Next, refer to the flowchart shown in FIG.
To step 200 of the flowchart shown in FIG.
Of the routine for calculating the actual air mass M *
I will tell.
First, in step 220, the cutoff cycle
A signal indicating the temperature T * by setting the wave number to, for example, 0.01 Hz.
Low-pass filter
The temperature Tlp * after the filter processing is calculated.
In step 230, step 52
Based on the height H * of the part corresponding to each wheel read at
K1And KTwoFor the left and right front wheels and left and right rear wheels respectively
Of the air chamber of each wheel as a coefficient (positive constant)
* Is calculated according to the following equation (31).
Vfr = SVfr + K1・ Hfr
Vfl = SVfl + K1・ Hfl
Vrr = SVrr + KTwo・ Hrr
Vrl = SVrl + KTwo・ Hrl
In step 240, the process proceeds to step 52.
Pressure P * in the air chamber of each wheel
After the low-pass filter processing calculated at 220,
A chamber internal temperature Tlp *, calculated in step 230
Let R be a gas constant based on each air chamber volume V *
And the actual air mass in each air chamber according to
M * is calculated.
M * = (P * .V *) / (R.Tlp *)
Thus, according to the illustrated embodiment, the steps
50, that is, the front wheel side and the rear wheel side in steps 55 to 95
The estimated lateral accelerations Gymf and Gymr of
100, that is, the running of the vehicle in steps 135 to 155
Eyes in each air chamber according to the condition,
The target air mass Mo * is calculated, and step 200, that is,
Actual air in each air chamber at steps 220-240
The mass M * is calculated, and in step 300, the target air quality
The deviation Mc * between the amount Mo * and the actual air mass M * is calculated,
In steps 400 to 800, the deviation Mc * is -α or more and
The mass of air in each air chamber is
Feedback control.
Therefore, substantially when the vehicle is traveling straight ahead at a constant speed.
If turning or acceleration / deceleration is not performed during
Target air mass Mo even if the wheels bounce and rebound
* Does not change and the deviation Mc * does not change.
* And 46 * are repeatedly opened and closed frequently
Be avoided.
Also, when turning or accelerating / decelerating the vehicle,
Suppresses body posture changes caused by lateral acceleration and longitudinal acceleration
The target air mass Mo * is calculated as follows.
The difference Mc * between Mo * and the actual air mass M * is -α or more and α
The control valves 40 * and 46 * are opened and closed so that
The air is supplied to and exhausted from the air chamber,
Roll or no
Large posture changes such as diving and squat
Are effectively prevented.
In particular, when the vehicle is turning, supplementary information is set according to the vehicle speed V.
Based on the corrected absolute values of the steering angular velocity θdf and θdr,
In Kyf and Kyr are calculated and low pass filtered.
The lateral jerk Gydlp performs based on the actual lateral acceleration of the
Calculated as a product of the control gain and lateral jerk
The values Gyof and Gyor are calculated, and the actual lateral acceleration and delay compensation value are calculated.
And the estimated lateral accelerations Gymf and Gymr are calculated as the sum of
Therefore, these delay compensation values compensate for control delay.
Only effectively prevents the body from rolling.
Instead, the delay compensation value is estimated from the vehicle speed and steering angular speed.
Value closer to the actual lateral jerk compared to when
The roll control becomes discontinuous.
Or reverse roll of the vehicle body is reliably prevented.
It is.
Further, according to the illustrated embodiment, the delay compensation value G
control gains Kyf and K for calculating yof and Gyor
yr corresponds to the graphs shown in FIGS. 10 and 11, respectively.
Individually calculated based on the corrected steering angular velocity from the map
These maps should be set and adjusted accordingly.
As a result, for a given lateral jerk Gyd,
Different delay compensation values can be calculated for
As a result, the roll stiffness of the front and rear wheels during transient turning of the vehicle
The distribution of roll stiffness during steady turning (step 90
Kc, 1-Kc)
Therefore, the US-OS feature during transient turning of the vehicle
Properties can be controlled well.
According to the illustrated embodiment, the steering angular velocity
The correction amounts θf and θr are also shown in FIGS. 8 and 9, respectively.
Individual front and rear wheels from the map corresponding to the graph
These maps are calculated separately, so these maps are set appropriately and adjusted.
The absolute value of the corrected steering angular velocity θdf and
And θdr also have different values for the front and rear wheels.
Can be calculated.
For example, referring to the graphs shown in FIGS.
The corresponding maps are shown in FIGS. 15 and 16, respectively.
If the vehicle is running at V1
When the vehicle is steered as shown in FIG.
The angular velocity θd and the corrected steering angular velocity θdf and θdr are respectively
It changes as shown in FIG. Therefore, the front wheel
And the steering wheel speed after correction on the rear wheel side becomes a value other than 0.
The delay compensation value G
Control start timing of roll control based on yof and Gyor
Correction amounts θf and θ of the steering angular velocity.
r is not calculated separately for the front and rear wheels
Good US-OS characteristics during transient turning of the vehicle
Can be controlled.
Further, according to the illustrated embodiment, each air channel
The signal indicating the temperature T * of the air in the chamber is processed by a low-pass filter.
The signal indicating the temperature T * is smoothed.
And based on the temperature Tlp * after the smoothing process,
The actual air mass M * is calculated, so that
As described above along the formulas 1 to 16, the wheels are bound.
When the force of the direction is received, the spring force of the air spring is low.
When the wheel is rebounded
Is detected because the spring force of the air spring is increased.
The actual air mass M * in each air chamber based on the temperature T *
The ride comfort of the vehicle is improved as compared with the case where the calculation is performed.
In the above embodiment, the horizontal processing after the smoothing process is performed.
The acceleration Gydlp and the temperature Tlp * are the lateral jerk Gyd, respectively.
And the temperature T * of the air in each air chamber
Signal is low-pass filtered.
Signal indicating the lateral jerk Gyd
The smoothing process for the signal indicating the temperature and the temperature T * is, for example, shown in FIG.
Instead of being executed by digital operation as in the embodiment,
A low-pass filter built into the electronic control unit
It may be executed in a analog manner, and the above-mentioned Japanese Patent Application No. Hei.
In the calculation of the weighted average shown in FIG.
It may be performed more.
In the foregoing, the present invention has been described with respect to particular embodiments.
However, the present invention is not limited to such an embodiment.
Rather than various other embodiments within the scope of the present invention.
It will be clear to those skilled in the art that is possible.
For example, in the above embodiment, the delay compensation value G
Control amount based on yof and Gyor is in feedback group
Lag compensation according to the present invention.
The value is closer to the actual lateral jerk of the vehicle body than in the past.
Control value based on the delay compensation value.
It may be used as a feedforward control amount. On the spot
Control delay even when the response delay of the control unit is large
Body rolls can be effectively reduced without
it can.
The feedforward control as described above is an example.
For example, Gymf = Pf in step 140 of the above embodiment.
, Gymr = Pr and steps 120 to 155
Calculate the target air amount Mo * and go to step 140
Step 1 with Gymf = Gyof and Gymr = Gyor
The target air amount delay compensation value Myo * is performed by 20 to 155.
Mc * + Myo * is calculated as the corrected deviation Mc *.
Achieved by performing steps 400-800
No.
[0080]
As is clear from the above description, the present invention
According to Ming, the wheels will bounce and rebound due to uneven road surfaces.
Even if it bounces, the target gas mass Mo is not changed and the deviation Mc
Does not change, the supply of working gas to the air chamber
Drainage is not repeated frequently, and
Feedback control of the pressure in the
On the other hand, energy consumption and
Cost and cost and improve air suspension durability
Control by delay compensation value
The body roll effectively by compensating for the delay of
The delay compensation value can be reduced according to the vehicle speed and operation.
It actually occurs compared to the case where it is estimated and calculated from the steering angular speed.
Calculated to a value close to the lateral jerk
Discontinuous control or reverse roll of the vehicle
The occupants of the vehicle feel uncomfortable during roll control due to
Feeling can be reliably prevented.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流体圧式アクティブサスペンショ
ン制御装置の構成を特許請求の範囲の記載に対応させて
示す説明図である。
【図2】エアサスペンション制御装置として構成された
本発明による流体圧式アクティブサスペンション制御装
置の一つの実施例を示す概略構成図である。
【図3】図3に示された電子制御装置の一つの実施例を
示すブロック線図である。
【図4】図2及び図3に示された電子制御装置により達
成されるエアサスペンションの制御のメインルーチンを
示すフローチャートである。
【図5】図4に示されたフローチャートのステップ50
に於て行われる車体の推定横加速度の演算ルーチンを示
すフローチャートである。
【図6】図4に示されたフローチャートのステップ10
0に於て行われる目標気体質量の演算ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図7】図4に示されたフローチャートのステップ20
0に於て行われる実空気質量のの演算ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図8】車速Vと前輪側の制御量演算用の操舵角速度の
補正量θf との間の関係を示すグラフである。
【図9】車速Vと後輪側の制御量演算用の操舵角速度の
補正量θr との間の関係を示すグラフである。
【図10】前輪側について補正後の操舵角速度θdfと制
御ゲインKyfとの間の関係を示すグラフである。
【図11】後輪側について補正後の操舵角速度θdrと制
御ゲインKyrとの間の関係を示すグラフである。
【図12】前輪側について車体の推定横加速度Gymf と
車体の目標ロール量Rmfとの間の関係を示すグラフであ
る。
【図13】後輪側について車体の推定横加速度Gymr と
車体の目標ロール量Rmrとの間の関係を示すグラフであ
る。
【図14】車体の前後加速度Gx と車体の目標ピッチ量
Pm との間の関係を示すグラフである。
【図15】車速Vと前輪側の制御量演算用の操舵角速度
の補正量θf との間の関係の一例を示すグラフである。
【図16】車速Vと後輪側の制御量演算用の操舵角速度
の補正量θr との間の関係の一例を示すグラフである。
【図17】操舵角θの変化の一例を示すグラフである。
【図18】操舵角速度θd 、補正後の操舵角速度θdf及
びθdrの変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
2…アクチュエータ
4…作動流体給排手段
6…制御量演算演算手段
8…制御手段
10…車速検出手段
12…操舵角速度検出手段
14…横加速度検出手段
16…操舵角速度補正量演算手段
18…制御ゲイン演算手段
20…横加加速度演算手段
22…遅れ補償値演算手段
24…推定横加速度演算手段
30*…ショックアブソーバ
32*…エアスプリング
34*…エアチャンバ
40*…給気用制御弁
46*…排気用制御弁
48…操舵角速度センサ
50…車速センサ
52…横加速度センサ
54…前後加速度センサ
56*…車高センサ
58*…圧力センサ
60*…温度センサ
62…電子制御装置BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an explanatory diagram showing a configuration of a hydraulic active suspension control device according to the present invention, corresponding to the description in the claims. FIG. 2 is a schematic configuration diagram showing one embodiment of a hydraulic active suspension control device according to the present invention configured as an air suspension control device. FIG. 3 is a block diagram showing one embodiment of the electronic control device shown in FIG. 3; FIG. 4 is a flowchart showing a main routine of control of an air suspension achieved by the electronic control device shown in FIGS. 2 and 3; FIG. 5 is a step 50 of the flowchart shown in FIG. 4;
3 is a flowchart showing a routine for calculating an estimated lateral acceleration of the vehicle body, performed in step (a). FIG. 6: Step 10 of the flowchart shown in FIG.
5 is a flowchart showing a target gas mass calculation routine performed at 0. FIG. 7: Step 20 of the flowchart shown in FIG.
9 is a flowchart showing a routine for calculating the actual air mass performed at 0. FIG. 8 is a graph showing a relationship between a vehicle speed V and a correction amount θf of a steering angular velocity for calculating a control amount of a front wheel. FIG. 9 is a graph showing a relationship between a vehicle speed V and a correction amount θr of a steering angular velocity for calculating a control amount on the rear wheel side. FIG. 10 is a graph showing a relationship between a corrected steering angular velocity θdf and a control gain Kyf for the front wheels. FIG. 11 is a graph showing a relationship between a corrected steering angular velocity θdr and a control gain Kyr on the rear wheel side. FIG. 12 is a graph showing a relationship between an estimated lateral acceleration Gymf of the vehicle body and a target roll amount Rmf of the vehicle body on the front wheel side. FIG. 13 is a graph showing a relationship between an estimated lateral acceleration Gymr of the vehicle body and a target roll amount Rmr of the vehicle body on the rear wheel side. FIG. 14 is a graph showing the relationship between the longitudinal acceleration Gx of the vehicle body and the target pitch amount Pm of the vehicle body. FIG. 15 is a graph illustrating an example of a relationship between a vehicle speed V and a correction amount θf of a steering angular velocity for calculating a control amount of a front wheel. FIG. 16 is a graph showing an example of a relationship between a vehicle speed V and a correction amount θr of a steering angular velocity for calculating a control amount on the rear wheel side. FIG. 17 is a graph showing an example of a change in the steering angle θ. FIG. 18 is a time chart showing changes in the steering angular velocity θd and the corrected steering angular velocity θdf and θdr. [Description of Signs] 2 ... Actuator 4 ... Working fluid supply / discharge means 6 ... Control amount calculation / calculation means 8 ... Control means 10 ... Vehicle speed detection means 12 ... Steering angular velocity detection means 14 ... Lateral acceleration detection means 16 ... Steering angular velocity correction amount calculation Means 18 Control gain calculating means 20 Lateral jerk calculating means 22 Delay compensation value calculating means 24 Estimated lateral acceleration calculating means 30 * Shock absorber 32 * Air spring 34 * Air chamber 40 * Air supply control valve 46 * ... Exhaust control valve 48 ... Steering angular velocity sensor 50 ... Vehicle speed sensor 52 ... Lateral acceleration sensor 54 ... Longitudinal acceleration sensor 56 * ... Vehicle height sensor 58 * ... Pressure sensor 60 * ... Temperature sensor 62 ... Electronic control device
Claims (1)
給排されることにより対応する部位の車高を増減するア
クチュエータと、前記作動流体室に対し作動流体を給排
する作動流体給排手段と、車輌の走行状態に基き車体の
姿勢変化を抑制するための制御量を演算する制御量演算
手段と、前記制御量に基き前記作動流体給排手段を制御
する制御手段とを有する流体圧式アクティブサスペンシ
ョンの制御装置にして、前記制御量演算手段は車速検出
手段と、操舵角速度検出手段と、横加速度検出手段と、
車速検出手段により検出された車速に基き操舵角速度補
正量を演算する操舵角速度補正量演算手段と、操舵角速
度検出手段により検出された操舵角速度及び前記操舵角
速度補正量に基き制御ゲインを演算する制御ゲイン演算
手段と、横加速度検出手段により検出された前記車体の
実横加速度に基き横加加速度を演算する横加加速度演算
手段と、前記制御ゲインと前記横加加速度との積として
遅れ補償値を演算する遅れ補償値演算手段と、前記実横
加速度と前記遅れ補償値との和として推定横加速度を演
算する推定横加速度演算手段とを有し、少くとも前記推
定横加速度に基き前記制御量を演算するよう構成されて
いることを特徴とする流体圧式アクティブサスペンショ
ンの制御装置。(57) [Claims] An actuator provided corresponding to each wheel to supply / discharge working fluid to / from the working fluid chamber to increase / decrease the vehicle height of a corresponding portion, and actuate to the working fluid chamber. A working fluid supply / discharge means for supplying / discharging fluid, a control amount calculating means for calculating a control amount for suppressing a change in posture of the vehicle body based on a running state of the vehicle, and a working fluid supply / discharge means based on the control amount. A control device for a hydraulic active suspension having control means for controlling, wherein the control amount calculating means includes a vehicle speed detecting means, a steering angular velocity detecting means, a lateral acceleration detecting means,
Steering angular velocity correction amount calculating means for calculating a steering angular velocity correction amount based on the vehicle speed detected by the vehicle speed detecting means, and a control gain for calculating a steering angular velocity detected by the steering angular velocity detecting means and a control gain based on the steering angular velocity correction amount. Calculating means; lateral jerk calculating means for calculating a lateral jerk based on the actual lateral acceleration of the vehicle body detected by the lateral acceleration detecting means; delay compensation for calculating a delay compensation value as a product of the control gain and the lateral jerk. Value calculating means, and estimated lateral acceleration calculating means for calculating an estimated lateral acceleration as a sum of the actual lateral acceleration and the delay compensation value, wherein the control amount is calculated based on at least the estimated lateral acceleration. A control device for a hydraulic active suspension, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5037580A JP3013644B2 (en) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | Hydraulic active suspension control device |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JPH06227231A JPH06227231A (en) | 1994-08-16 |
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JP5037580A Expired - Fee Related JP3013644B2 (en) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | Hydraulic active suspension control device |
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Country | Link |
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-
1993
- 1993-02-02 JP JP5037580A patent/JP3013644B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102392506B (en) * | 2011-09-16 | 2013-08-21 | 沈阳远大铝业工程有限公司 | Metal-plate curtain wall structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06227231A (en) | 1994-08-16 |
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