JP3011253U - ステンレスバンドの切断具 - Google Patents
ステンレスバンドの切断具Info
- Publication number
- JP3011253U JP3011253U JP1994015278U JP1527894U JP3011253U JP 3011253 U JP3011253 U JP 3011253U JP 1994015278 U JP1994015278 U JP 1994015278U JP 1527894 U JP1527894 U JP 1527894U JP 3011253 U JP3011253 U JP 3011253U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- cutting tool
- cutting
- stainless steel
- stainless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Scissors And Nippers (AREA)
- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案はステンレスバンドの切断具に関
し、特にステンレスバンドを用いるスライディングボー
ル方式のロックバンドにおけるステンレスバンドの切断
具に関する。 【構成】 2本の把手を枢軸によってX字型に交させ、
両把手の先端に刃先部を形成し、一方の刃先部に他の刃
先部を案内するための案内受を形成する。 【効果】 案内受によって一方の刃先部が案内されるの
で、両刃先部にねじれが生じないのでステンレスバンド
の切断を容易に行うことができる。
し、特にステンレスバンドを用いるスライディングボー
ル方式のロックバンドにおけるステンレスバンドの切断
具に関する。 【構成】 2本の把手を枢軸によってX字型に交させ、
両把手の先端に刃先部を形成し、一方の刃先部に他の刃
先部を案内するための案内受を形成する。 【効果】 案内受によって一方の刃先部が案内されるの
で、両刃先部にねじれが生じないのでステンレスバンド
の切断を容易に行うことができる。
Description
【0001】
この考案はステンレスバンドの切断具に関し、具体的にはスライディングボー ル方式のロックバンド、特にステンレスバンドの締結時の延出部分の切断具に係 る。
【0002】
従来の金属性バンドの切断具としては金属ばさみ,ペンチ等があり、これ等の 切断具は通常非ステンレス性の金属性バンドに適用されるもので、しかも前記バ ンドの厚さは薄いものに限定されていた。
【0003】
この考案はこの出願の発明者が考案し、登録第3002034号で技術開示し たスライディングボール方式の締結具に使用されているステンレスバンドに適用 する切断具を提供しようとするものである。
【0004】 前記の締結具は図7に示すように図示しない被締結物をバインドしているステ ンレスバンド11はロックヘッド12内のボール13によって基板14に押圧さ れ、ゆるみ方向への移動を阻止されている。この締結状態を解除する場合には、 ロックヘッドの後部の切溝15を起立して形成される通孔Hより押杆6(鎖線図 参照)を差し込んでボール13を鎖線方向に強制移動させて行うものである。
【0005】 この考案は締結時にロックヘッドの前端に過大に延出した場合のステンレスバ ンドの先端部17を所定長さに切断できる切断具を提供しようとするものである 。
【0006】
この考案は前記したステンレスバンドの延出部を切断するために鋏形状の刃先 部の切刃の断面形状を直角形にし、剪断力で切断するようにすると共に、切断時 の刃先部のねじれを防ぐためにいずれか一方の刃先部先端縁に案内部を設けるよ うに構成したものである。
【0007】
ステンレスバンドを剪断力で切断するのでバンドの切口が直線的であり、しか も刃先部の案内部8によって肉厚バンドにも適用できるものである。
【0008】
この考案の実施例を図1を参照にして説明すれば次のとおりである。 ステンレスバンドの切断具10は2本の把手1,2を枢軸3によってX字型に 交差させたいわゆる鋏形状に形成されており、しかも端部を前記両把手1,2に 固設したスプリング4によって常時刃先部5,6を開方向に維持するように形成 されている。
【0009】 また符号8は押杆81を着脱自在に格納した格納部で把手2の後端部に設けら れている。また両刃先部の切刃5’,6’は直角に形成されており、図示しない ステンレスバンドの切断に際しては剪断力により行うものである。 この考案の特徴が符号7で示す案内受に示されており、この案内溝7は刃先部 5の先端部に取付けており、その構造を図2により説明すれば次のとおりである 。
【0010】 案内受7は刃先部5の先端縁上部に前記刃先部厚と同厚で所定高さの案内片7 1と刃先部5の先端縁側部に取付けた案内片72とで形成されており、しかも両 案内片71,72によって他の刃先部6を遊嵌状に案内する空溝Cが形成されて いる。
【0011】 前記した案内受7の作用を図3および図4により説明すれば次のとおりである 。両図に示すように両刃先部5,6が摺接した状態(この状態は図示しないステ ンレスバンドを切断した後の状態)では特に図4で明らかなように一方の刃先部 6の切刃6’は2つの案内片71,72で形成された空溝C内に嵌入して保持さ れる。
【0012】 この考案の特徴の他の1つが図1の符号8として示した格納部で、この格納部 8には、既に説明したこの出願の切断具を適用するためのスライディングボール 方式を用いたロックヘッド(図7参照)のボール3を押し出すための押杆の機能 を備えた押杆81が格納されている。
【0013】 この格納部8は保持溝83を備えたねじ82を把手の表側から挿込み把手の裏 側に形成した格納溝85内に格納した押杆81を前記保持具83内に保持して固 定ねじ84によって押杆81を格納するものである。 この格納部は通常押杆の先端が把手の外端以内に位置するように形成されてお り、必要に応じて図1に示す鎖線位置まで押杆81を延出できるものである。 この考案の他の実施例が図6に示されており、この実施例の場合は刃先部5, 6を湾曲させたもので、被切断物の切断面を湾曲に形成するものである。
【0014】
この考案は切刃の断面形状を直角にした2本の刃先部を摺接させて、剪断力に よる切断するのでステンレス等の剛性金属バンドに最適である。 また、この考案は1本の切断部の先端部に案内部を設け、この案内部によって 他の切断部の先端縁を案内するようにしたので、バンドの切断時に両切断部間に ねじれが生じないので切断を良好に行うことができる。
【0015】 またこの考案は1本の把手に押杆を格納保持するようにしたので、ロックヘッ ドとステンレスバンドとを用いたスライディングホール方式の締結具の切断具と して最適である。
【図1】この考案に係る切断具の平面図である。
【図2】図1のI−I断面拡大図である。
【図3】切断最終時の切断具の説明図である。
【図4】図3のII−II断面拡大図である。
【図5】図1の III−III 断面図である。
【図6】この考案の他の実施例の説明図である。
【図7】この考案の切断具に適用されるステンレスバン
ドの締結具の要部断面図である。
ドの締結具の要部断面図である。
1 把手 2 把手 3 枢動 4 ばね 5 刃先部 5’ 切刃 6 刃先部 6’ 切刃 7 案内部 71 案内片 72 案内片 8 押杆の格納部 81 押杆 C 空溝
Claims (2)
- 【請求項1】 ステンレスバンドを用いるスライディン
グボール方式のステンレスバンドの切断具であって、2
本の把手を枢軸を中心にしてX字状に形成し、それぞれ
の先端部に形成した刃先部の刃先を断面直角形に形成
し、しかも一方の刃先部の先端縁に、先端縁の上部に所
定高さの案内片と先端縁の側部に他の刃先部の肉厚とほ
ぼ同巾の空溝を保持し、前記案内片とほぼ同高を持つ他
の案内片を形成したことを特徴とするステンレスバンド
の切断具。 - 【請求項2】 請求項1記載のいずれか一方の把手に押
杆の格納部を設けたことを特徴とするステンレスバンド
の切断具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994015278U JP3011253U (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ステンレスバンドの切断具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994015278U JP3011253U (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ステンレスバンドの切断具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3011253U true JP3011253U (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=43146989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994015278U Expired - Lifetime JP3011253U (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ステンレスバンドの切断具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011253U (ja) |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP1994015278U patent/JP3011253U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5957429A (en) | Utility bar | |
US6256889B1 (en) | Auto glass replacement tool | |
US5826338A (en) | Wire cutter structure for multipurpose tool | |
US6257553B1 (en) | Utility bar | |
US4186484A (en) | Cutting hand tool | |
US4884307A (en) | Pocket tool | |
US4614001A (en) | Multipurpose plier | |
US5699617A (en) | Multiple purpose compound action snips | |
US7424838B2 (en) | Combination pliers and adjustable wrench | |
CA1087561A (en) | Fastener setting hand tool | |
US3908268A (en) | Wire-holding attachment for wire-clippers | |
US6142715A (en) | File adapter for power saw tool | |
US6334255B1 (en) | Shears capable of cutting simultaneously a plurality of objects of different dimensions and profiles | |
JP3011253U (ja) | ステンレスバンドの切断具 | |
US20130239417A1 (en) | Hand held cable cutter | |
US4796877A (en) | Workpiece holder and saw guide device | |
US4610086A (en) | Drive notching tool | |
US6115922A (en) | Punch pliers device for cutting J-channel siding elements | |
US5419048A (en) | Cutting tool | |
US6089075A (en) | Hook bar tool for bumper repair | |
US4094349A (en) | Hand sabre saw | |
US6477884B1 (en) | Reciprocating saw blade repair device | |
US2589891A (en) | Ear notching tool | |
EP1097787A1 (en) | Device for cutting welded wire structure | |
JP3040569U (ja) | ネジ切り補助具 |