JP3010283U - 震動筆 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は震動筆に関し、混雑した環境内や移
動電話のベル音が締め切られていても電話を受け取れる
ようにすると共に、筆の機能を有し付加価値を高める。 【構成】 ペン軸１を主体としてペン軸１内に筆芯１１
を設けてあり、筆芯１１の上方にあるペン軸１内部にス
イッチ１２と感知器１３と震動モーター１４と電力を供
給する電池１５を設けてある。外部よりスイッチ１２が
電池１５に導通することを制御してから、感知器１３地
点は感知状態となり、感知器１３がその感知範囲内にお
いて移動電話からくる電話の周期を感知した場合に、震
動モーター１４に接触して震動を発生する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は震動筆に係り、特に、たとえ混雑した環境内やオートバイに乗ってい ても、もとどおりにその震動によって電話があることを知って、重要な業務の電 話を受取ることができるように構成した震動筆に関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般によく用いる移動電話は皆音声で呼びかける方式である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

もしそれが混雑した環境内やオートバイに乗っている場合に、或いは移動電話 をポケットや皮カバン内に入れたり、もっともそれが冬の厚い外套内に、或いは 移動電話のひびき声を締め切っている場合に（会議や劇場内の如く）、常にベル の声が遮られて所有者が電話を聞く機会を失うため、これによって業務の損失や 人間関係の亀裂をつくりあげて（わざと聞かない）、人をしていたし方がないの である。

【０００４】 本考案は震動筆を提供するのであり、それは震動方式によって移動電話に電話 があることを所有者に注意を与えさせて、電話を受取ることを本考案の主要な目 的とする。

【０００５】 本考案は震動筆を提供するのであり、それは筆の造型と機能を具有し、単に携 帯と造型が美観であるばかりでなく、且つその付加価値も高いことを本考案の次 の一目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記の課題を解決するために本考案では、ペン軸を主体としてペン軸内に筆芯 を設けてあり、筆芯の上方にある該ペン軸内部に仕切り板を設け、仕切り板上の 該ペン軸内部にスイッチと感知器と震動モーターと電力を供給する電池を設けて あり、電池の底部にまたマイナス極とスプリングを設け、スプリングを上記のペ ン軸内に設ける仕切り板の上方に設置し、そのスプリングによって電池のマイナ ス極をペン軸と導通させ、ペン軸をマイナス極にするように、電池のプラス極が 感知器と導通し、感知器が更に震動モーターと導通するように、スイッチを別々 にペン軸と感知器に接続し、そのスイッチが電源に導通することを制御してから 、感知器地点は感知状態となり、感知器がその感知する範囲内においても移動電 話からくる電話の周期を感知した場合に、震動モーターに接触して震動を発生す る構成とした。

【０００７】

【作用】

上記の構成により、感知器が移動電話からくる電話の周期を感知した場合に、 震動モーターが震動を発生するように作用する。

【０００８】

【実施例】

次に、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。

【０００９】 図１及び図２に示す如く、本考案はペン軸１を主体としてペン軸１内に筆芯１ １を設けてあり、その特徴は筆芯１１の上方に仕切り板１７を設け、仕切り板１ ７上のペン軸１の内部にスイッチ１２と感知器１３と震動モーター１４と電力を 供給する電池１５を設けてあり、電池の底部にあるマイナス極地点に、スプリン グ１６を設けてスプリング１６を上記のペン軸１内に設ける仕切り板１７の上方 に設置する。

【００１０】 図２は本考案の比較的よい実施例の縦断面図であり、図３は本考案の比較的よ い実施例の接続方式による説明図である。

【００１１】 両図に示す如く、スプリング１６によって電池１５のマイナス極をペン軸１と 導通させてペン軸１をマイナス極にするようにし、電池１５のプラス極を感知器 １３と接続し、感知器１３を更に震動モーター１４と接続するようにし、スイッ チ１２の両端子を別々にペン軸１と感知器１３に接続する。該スイッチ１２はプ ッシュ式、或いは回転式のスイッチでよいが、本実施例では図２に示す如くプッ シュ式であり、上記の接続方式によって組み合わせてから、外部よりスイッチ１ ２が電池に導通するよう制御すると、感知器１３は感知状態となる。感知器１３ がその感知する範囲（約１．５ｍ）内において移動電話からくる電話の周波数（ 約８００〜９００ＭＨＺ）を感知した場合に、感知器１３が震動モーター１４に 接触して震動を発生する。このために、たとえ混雑した環境内やオートバイに乗 っている場合、或いは移動電話をポケットや皮カバン内に入れたり、もっともそ れが冬の厚い外套内に、或いは移動電話の呼出し音を締め切っている場合に（会 議や劇場内の如く）、もとどおりにその震動によって電話があることを知って重 要な業務の電話を受け取ることができる。また、ペン軸１上端の適当な地点にペ ン・クリップ１８を設置し、ペン軸１の末端にはペン・キャップ１９を設けてあ る。この構成はペンの造型と機能を具有し、単に携帯を便利にして造型が美しい ばかりでなく、且つその付加価値を高めることができるものである。

【００１２】

【考案の効果】

上述の如く本考案によれば、感知器が移動電話からくる電話の周期を感知した 場合に震動モーターが震動を発生するので、混雑した環境内や移動電話のひびき 声を締め切っている場合でも所有者に電話があることを知らせて電話を受け取ら せることができると共に、筆の造型と機能を具有するため、単に携帯と造型が美 観であるばかりでなくその付加価値を高めることができる特長がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の比較的よい実施例の外観立体図であ
る。

【図２】本考案の比較的よい実施例の縦断面図である。

【図３】本考案の比較的よい実施例の接続方式による説
明図である。

【符号の説明】

１ ペン軸 １１ 筆芯 １２ スイッチ １３ 感知器 １４ 震動モーター １５ 電池 １６ スプリング １７ 仕切り板 １８ ペン・クリップ １９ ペン・キャップ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ペン軸を主体としてペン軸内に筆芯を設
   けてあり、 筆芯の上方にある該ペン軸内部に仕切り板を設け、仕切
   り板上の該ペン軸内部にスイッチと感知器と震動モータ
   ーと電力を供給する電池を設けてあり、電池の底部にま
   たマイナス極とスプリングを設け、スプリングを上記の
   ペン軸内に設ける仕切り板の上方に設置し、そのスプリ
   ングによって電池のマイナス極をペン軸と導通させ、ペ
   ン軸をマイナス極にするように、電池のプラス極が感知
   器と導通し、感知器が更に震動モーターと導通するよう
   に、スイッチを別々にペン軸と感知器に接続し、そのス
   イッチが電源に導通することを制御してから、感知器地
   点は感知状態となり、感知器がその感知する範囲内にお
   いても移動電話からくる電話の周期を感知した場合に、
   震動モーターに接触して震動を発生することを特徴とす
   る震動筆。