JP3006910U - アドレス体得用位置決め具 - Google Patents

アドレス体得用位置決め具

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JP3006910U
JP3006910U JP1994009979U JP997994U JP3006910U JP 3006910 U JP3006910 U JP 3006910U JP 1994009979 U JP1994009979 U JP 1994009979U JP 997994 U JP997994 U JP 997994U JP 3006910 U JP3006910 U JP 3006910U
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義男 木村
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義男 木村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフスイングに於けるアドレスを正確に、
しかも短期間に体得するためのアドレス体得用位置決め
具の提供。 【構成】 ゴルファーに対し最適のスタンスを特定する
と共に打球方向を指示するためのスタンス特定スケール
11と、足−ボール間距離を特定するための足−ボール
間距離特定スケール12とを、相互に交差状態に重ね合
わせ、かつ各々に長さ方向に沿って形成したスリット1
4、14を通じて、相互を、蝶ねじである止め具13で
係合したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴルフスイングに於ける正しいアドレスを短期間に身につけるため のアドレス体得用位置決め具に関する。
【0002】 ゴルフスイングを正しく行なうには、ゴルファーとクラブとの接点であるグリ ップを固め、ついで正しいアドレスをとらなければならない。正しいアドレスと はいっても、指導者や基本書によっても若干の差異があり、初心者ゴルファーに とって一貫して正しいアドレスをとることは容易ではない。また、最初に、曖昧 なアドレスが身に付くと修正に手間取り、上達を妨げることになる。
【0003】 アドレスは、ボールのセット位置及び打球方向を基準として、スタンスを定め 、かつ正しくグリップされたクラブによってボールと足の爪先との間の距離を定 めなければならない。正しいアドレスがとれれば、スムーズなスイングが保証さ れ、飛球方向及び距離共に望ましい成果が期待できる。
【0004】
【従来の技術】
従来より基本的アドレスとしては、両足の爪先を結んだ線が打球方向と平行と なり、両足間のスタンスが肩幅となるように立つ、いわゆるスクエアスタンスが 推奨されている。このスクエアスタンスを基準として、打球方向後ろ側の足(右 利きの場合の右足)がやや後ろに下がるクローズドスタンスと打球方向前側の足 (右利きの場合の左足)が下がるオープンスタンスとがある。
【0005】 このようなスクエアスタンスによる基本的アドレスを目指して、特別意識する ことなしにボールと爪先との間隔及び理想的なスタンスが得られるまで、コーチ の手ほどきを受け、あるいは鏡で確認しながら繰り返し練習する方法が採用され ていた。
【0006】 しかし、現実には、肩幅に相当するスタンスといっても、迷うことなく常時理 想的スタンスがとれるまでには多くの練習を必要とする。コーチの指導や鏡の無 い状態では困難が伴い、まして周囲の雰囲気によってさえ気分的に差異が生ずる のが一般的である。
【0007】 また、足の爪先とボールとの間の距離についても同様である。両膝及び腰を軽 く曲げて前傾し、背筋を伸ばした状態で無理のないスイングが可能な距離である ことが要求される。このような距離は、最終的には目測によって正確に設定可能 な様になることが要求されるが、その域に達するまでに多くの練習を重ねなけれ ばならない。
【0008】 正しいグリップに加えてゴルファーの性別、体格や体の柔軟さ、運動神経等を 考慮して正しい標準のアドレスを確認した後、理想的練習を繰り返すことによっ て体得しない限りナイスショットは得られないし、確実なスコアメーク、したが って、ハンディキャップの減少も望むことはできない。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上のような従来からの問題点を解消して、ゴルファーの各種条件 に適合するアドレスを短期間に確実に習得することが可能なアドレス体得用位置 決め具を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の構成の要旨とするところは、 ゴルファーに対し最適のスタンスを特定すると共に打球方向を指示するための スタンス特定スケールと、 該スタンス特定スケールに対して所定角度で交差するように設定可能な足−ボ ール間距離特定スケールと、 で構成したアドレス体得用位置決め具であり、これによって前記課題を解決す ることができる。
【0011】
【作用】
本考案のアドレス体得用位置決め具によれば、ゴルファーの諸条件に応じた、 最適のスタンス及び足−ボール間距離を容易に確認することができ、このように 確認された状態で繰り返し練習を行なうことにより、短期間に正しいゴルフスイ ングを体得することができるようになる。
【0012】 このアドレス体得用位置決め具の使用にあたっては、スタンス特定スケールを 打球方向に合わせて、実際には、クラブヘッドの仮想運動軌跡より所定距離、例 えば、10〜15cm程度離してセットする。この場合、足−ボール間距離特定ス ケールを任意の角度、例えば、スクエアスタンスをとるための直角に設定し、練 習を行なうべき場所にセットする。なお、必要に応じてオープンスタンスやクロ ーズドスタンスに対応する設定も可能であり、そうした上で、これらの練習を行 なうことができる。
【0013】 練習を行なうには、足−ボール間距離特定スケールの先端延長上の所定距離先 方、例えば、5〜10cm先方にボールをセットする。このような足−ボール間距 離特定スケールの先端の延長線上、10〜15cmにボールをセットするのは、ク ラブヘッドでスケールの一部を叩いてしまう危険を回避するためである。当然、 ドライバーの練習にあってはボールはティーアップする。フェアウエイウッドや アイアン等のドライバー以外のクラブの場合は、芝生、人工芝、打球練習マット 等の上にボールをセットする。
【0014】 本考案のアドレス体得用位置決め具によれば、右利きの場合の左足は、足−ボ ール間距離特定スケールの外側におく。爪先側はやや離隔し、かかとはスケール に軽く接する程度に定める。一方、右足は、左足から練習者の肩幅に相当する標 準的スタンスが確保でき、かつスタンス特定スケールからの距離が、左足のそれ と同じになる位置に定める。この状態で軽く素振りを行ない、微調整を行なう。 最終的に最適の両足の位置を、記憶又は記録しておき、その後の練習にあたって は、ただちにこの様な足位置に立って練習を開始することができる。
【0015】 なお、ここでは右利きゴルファーについての使用法を開示しているが、左利き の場合は、左右足を置換すればよい。また、当初の練習開始時は、熟練者のアド バイスや基本練習書により正しい基本姿勢等の基本を身につけるように配慮する ことが望ましいことは言うまでもない。
【0016】
【実施例】
以下、実施例を示す添付図を参照しつつ本考案を詳細に開示する。 図1は、第一の実施例を示すもので、スタンス特定スケール1と、足−ボール 間距離特定スケール2とが、支点3によって結合されているものである。それぞ れのスケールには1cmごとの直読可能な目盛りが付されており、これに合わせて スタンス及び足−ボール間距離をそれぞれ特定することができる。なお、この面 は、右利き用の構成であるが、裏面にも同様の目盛りを付しておくことにより、 単に裏返すだけで左利きにも適合せしめることができる。
【0017】 この実施例に於いては、各スケール1及び2は、支点3によって角度変更可能 に連結されており、標準となるスクエアスタンスを示すSを基準として、鋭角で あるO、鈍角であるCのいずれにも設定することができる。これら両スケール1 及び2の設定によって、いずれの状態でも任意に練習することができる。しかし 、スクエアスタンスが標準であり、最も基本的アドレスであることには相違ない 。
【0018】 ここに示した各部材は種々の素材から構成することができるが、ステンレスス チールやアルミ合金等の金属をはじめ、適宜プラスチックを使用することができ る。これらを単独であるいは複数材料を組み合わせて構成することもできる。
【0019】 図2は、第二の実施例を示すものである。 この実施例では、スタンス特定スケール11と、足−ボール間距離スケール1 2を、相互に交差させ、各々のスリット14に止め具13を係合して連結するこ とにより構成したものである。上記止め具13としては、格別の工具等なしに、 手指又は極めてありふれた部材により操作可能なねじ、例えば、蝶ねじを採用す ることができる。このような構成では、各スケール11及び12は、全く同じも のを作成しておけば足り、コストを低減することができる。
【0020】 このような構成であれば、右利き又は左利きのいずれのプレーヤーにも合わせ て構成することができる。更に、図1のように、ボール近くに、スタンス特定ス ケール11を置くことができるように、相互の結合部を定めたり、スタンス特定 スケール11を、ボール−足間の任意の位置、例えば、足の爪先に近い部位に位 置させるように、相互の結合部を定めることもできる。
【0021】 図3は、本考案のアドレス体得用位置決め具の利用例を示したものである。ス タンス特定スケール1、11と、足−ボール間距離特定スケール2、12とを、 直交させて、スクエアスタンスによるアドレスの体得を目指す練習を行なおうと する例を図示したものである。したがって、スタンス特定スケール1、11は、 矢印Aで示した打球方向と平行に設定される。
【0022】 この場合の左右の足の間隔、即ち、スタンスStは、例えば、ドライバーに適 するSt1である。スプーンであれば、St3に、そしてアイアンであれば、S tIの範囲のいずれかに設定される。なお、これらの位置又は範囲は、性別や体 形等によって異なるため、スケール自体に特定することはできない。例えば、着 脱可能なクリップ状マーカーや、移動可能なスライド矢印等とすることが望まし い。これらのマーカーや矢印は、スケールとは異なる色彩、例えば、赤、青、黒 等の分かり易い色彩とすることができる。
【0023】 また、足−ボール間距離特定スケール2、12は、左足の踵の内側とボールB とを指向する部位に設定される。実際の足−ボール間の距離Dは、スケール先端 とボールBの距離D1とスケール先端から爪先までの距離D2との和、即ち、D =D1+D2である。
【0024】 これらの距離のうち前者D1は、クラブヘッドによってスケール先端を打って しまうことがないようにとられる安全距離であり、例えば、20cm程度以上の距 離とする。後者D2は、性別、体形、使用クラブのシャフト長さ等に応じて適宜 調整されるものである。したがって、この場合にも、足−ボール間距離特定スケ ール2、12上に、図示していない適宜色彩のマーカー又は矢印等を付し、それ ぞれの状況に応じた距離が容易に特定可能であるように構成することが望ましい 。
【0025】
【考案の効果】
本考案のアドレス体得用位置決め具によれば、ゴルファーの性別、年齢、体形 等の人的要件と、使用クラブのシャフト長さ、あるいは材質等を考慮した、最適 のスタンス及び足−ボール間距離を設定し、短期間で、これらに適するアドレス を体得することができる。グリップについで基本的なアドレスを正確かつ迅速に 体得することができ、ゴルフ技能の向上に資することができる。
【0026】 したがって、初心者ゴルファーの技能向上が容易となり、ハンディキャップを 大幅に減少せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例を示す一部切欠平面図。
【図2】第二の実施例の主要部を示す部分平面図。
【図3】本考案のアドレス体得用位置決め具の使用状態
を説明する説明図。
【符号の説明】
1 スタンス特定スケール 11 スタンス特定スケール 2 足−ボール間距離特定スケール 12 足−ボール間距離特定スケール 3 支点 13 支点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルファーに対し最適のスタンスを特定
    すると共に打球方向を指示するためのスタンス特定スケ
    ールと、 該スタンス特定スケールに対して所定角度で交差するよ
    うに設定可能な足−ボール間距離特定スケールと、 で構成したアドレス体得用位置決め具。
  2. 【請求項2】 前記スタンス特定スケールと前記足−ボ
    ール間距離特定スケールとの交差設定部分のいずれか一
    方に、直角を基準角とし、鋭角から鈍角までの角度目盛
    りが付されている請求項1のアドレス体得用位置決め
    具。
JP1994009979U 1994-07-19 1994-07-19 アドレス体得用位置決め具 Expired - Lifetime JP3006910U (ja)

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