JP3006833U - 電話から直接録音可能で電池切れでも記録を保持する 音声録音再生カード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の音声録音カードは取扱いが面倒
で、かつ電源切れで折角の記録が消去されるという欠点
があったが、これらを除くのが目的である 【構成】 （イ）台紙の中にあらかじめ制御部、
記憶部、再生出力部が付いた回路基板を装着し、録音
は台紙にあけた窓から接触端子を通じて行う事に
よって、録音時の取扱いが簡単になった （ロ）回路基板の記憶部のメモリーを書き換え可能な
不揮発性メモリーにする事によって、電源切れによる記
憶の消失が防げた

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は電話回線を通じて送られてくる、音声によるメッセージを録音再生し て伝達する、カードに関するものであり、音声メッセージカードや音声電報とし て利用できる。

【０００２】

【従来の技術】

従来は （イ）電話回線より送られてくる音声を外部の符号化装置で分析符号化し 基板の記憶部に書き込み、台紙に装着していた （ロ）電源が切れないように、録音時にも内部回路の電源を入れていた

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった （イ）外部で符号化して基板の記憶部に書き込み、台紙に装着するのは、 操作が多くなり作業効率が悪かった （ロ）作業中に電源が切れて、それまで書き込んでいた記録が消えること があった （ハ）電源が切れると記憶部に書き込まれた記録が消去されるので、長期 にわたる保存ができなかった

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）あらかじめ台紙に制御部、記憶部、再生出力部付き回路基板、 電源を装着しておき、接触端子が触れるように台紙に窓をあ ける （ロ）内部回路基板の記憶部には書き換え可能な不揮発性メモリーを使 用する 以上の構成からなる音声録音再生カードである

【０００５】

【作用】

（イ）台紙の窓から直接、接触端子に接続ピンを接触させて音声を録音 する （ロ）電源が切れたときは再び入れ直す

【０００６】

【実施例】

本考案の実施例を上げる （イ）接触端子の入力端子にマイク端子を接続すると電話を使わずに録 音することができる （ロ）電池駆動の場合は電池の交換ができるように電池蓋を設ける （ハ）電話回線を親子回線にして、一方を接触端子に接続し、もう一方 を受話器に接続すると録音しつつモニターすることができる

【０００７】

【考案の効果】

（イ）あらかじめ台紙の中に回路部分を装着してしまうので、回路上に異 物が混入して起きる障害が防げる （ロ）台紙の封入時に使う接着剤による汚れは商品を駄目にするが、本方 式では接着剤を使用しないのでこのような障害は起きない （ハ）長く保存して電池が切れて再生不可能となったときも電池の交換だ けで再び再生可能となる。大事なメッセージの場合は特に役立つ

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図

【図２】 本考案内部回路のブロック図

【符号の説明】 回路基板を入れる台紙 台紙にあけた窓 接触端子 回路基板 電源

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 台紙にあけられた窓から接触
   できる接触端子を有し、内部に制御部、記憶部、再生
   出力部の入った回路基板、電源をあらかじめ装着し
   た音声録音再生カード
2. 【請求項２】 内部回路基板の記憶部に書き換
   え可能な不揮発性メモリーを使用した、請求項１の音声
   録音再生カード