JP3006445U - 電球展示装置 - Google Patents

電球展示装置

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JP3006445U
JP3006445U JP1994009274U JP927494U JP3006445U JP 3006445 U JP3006445 U JP 3006445U JP 1994009274 U JP1994009274 U JP 1994009274U JP 927494 U JP927494 U JP 927494U JP 3006445 U JP3006445 U JP 3006445U
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light bulb
support frame
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JP1994009274U
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Inventor
徹 上村
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株式会社フォー・アド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の構成で電球の展示態様を変更する。 【構成】 第1のフック溝25を支持フレーム1の第2
の係止部材12に係合させることにより、電球の点灯台
2を上向き状態で装着し、電球4を点灯台2の上側に配
置した展示態様とする。点灯台2を反転し、第2のフッ
ク溝26を支持フレーム1の第1の係止部材11に係合
させることにより、点灯台2を下向きとし、電球4を点
灯台2の下側に配置した展示態様とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案発明は電球を店頭等に展示して、その販売促進を行なう電球展示装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
電球の販売促進を行なうため、電球を店頭に並べて点灯させ、その明るさや大 きさ、形状等を展示することが行なわれている。従来より行なわれている展示は 、電球を電球笠に取り付け、この電球笠を吊り下げたり、展示用の点灯台を下向 きに配置し、この点灯台に電球を取り付けることによりなされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、電球笠を用いた展示では、電球が電球笠に隠れてよく見えない と共に、下向きの点灯台を用いた展示においても電球の視認がしにくいところか ら、いずれの展示態様も充分な販売促進ができない問題を有していた。又、いず れも電球の展示が一態様であり、変化に富んだ展示が行なわれないものとなって いた。
【0004】 本考案は前記事情を考慮してなされたものであり、電球が見え易く、その販売 促進を効果的に行なうことが可能で、しかも展示態様の変更も可能な電球展示装 置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記目的を達成するため、本考案の電球展示装置は、係止部材が少なくとも上 段及び下段に掛け渡された支持フレームと、電球が着脱自在に取り付けられると 共に、前記係止部材に係脱自在に係合するフック溝が反対方向に向くように設け られ、前記支持フレームに正逆反転自在に装着される点灯台と、前記係止部材及 び点灯台に係脱自在に係合する係合部を有して装着される展示板とを備えている ことを特徴としている。
【0006】 この構成における点灯台は、反対方向を向いた一方のフック溝を支持フレーム の係止部材に係合させることにより、上向き状態で取り付けられて電球を点灯さ せる。これにより、電球が視界から遮られることがなく全体が露呈し、その視認 が容易となる。一方、反対方向を向いた他方のフック溝を用いる場合には、点灯 台が下向き状態となり、この状態でも電球を点灯、展示させることができる。従 って、上向き、下向きのいずれの展示態様にも適用でき、展示に合せた使用が可 能となる。展示板は電球に関する商品説明、宣伝文等が印刷等により展示されて おり、これらの態様のいずれにおいても、展示板はその係合部が残りの係止部材 又は点灯台に係合して、電球と共に展示され販売促進に寄与する。
【0007】 本考案の別の電球展示装置は、係止部材が少なくとも上段及び下段に掛け渡さ れると共に、これらの係止部材の配設部位と異なった位置に係止部材が掛け渡さ れた支持フレームと、この支持フレームが正逆反転自在に取り付けられるベース フレームと、電球が着脱自在に取り付けられると共に、前記係止部材に係脱自在 に係合するフック溝が反対方向に向くように設けられ、前記支持フレームに正逆 反転自在に装着される点灯台と、前記係止部材及び点灯台に係脱自在に係合する 係合部を有して装着される展示板とを備えていることを特徴としている。
【0008】 この構成の電球展示装置においても、前述の電球展示装置と同様に作用するが 、これに加えて支持フレームの係止部材の数が多いため、点灯台の取り付け数が その分、増加し、電球の展示数が増加する。かかる電球展示装置において、ベー スフレームは支持フレームを正逆反転自在に支持するため、支持フレームに取り 付けられる点灯台を上向き及び下向きの任意の装着形態とすることができる。
【0009】
【実施例】
図1ないし図7は本考案の第一実施例を示す。この実施例は1台の点灯台2を 正逆反転自在に取り付けて電球を展示するものであり(図1及び図6参照)、支 持フレーム1と、点灯台2と、展示板3とを備えている。支持フレーム1は金属 製のパイプ、ロッド等の長尺材からなり、この長尺材が折り曲げられることによ り、図2及び図7に示すように側面「L」字形状に成形されている。この支持フ レーム1には第1の係止部材11及び第2の係止部材12が上下二段に設けられ ている。各第1及び第2の係止部材11、12は支持フレーム1と同様な材質の 長尺材を2本平行に配置することにより構成されており、支持フレーム1の立ち 上がり部13に両端が溶接、接着等によって固着されることにより、係合部材1 1、12が設けられている。本実施例において、支持フレーム1及び係止部材1 1、12としてパイプ等の長尺材が使用されており、これにより軽量化がなされ ているが、本考案ではこれらを板材により構成しても良く、この場合は強度が大 きくなる利点がある。かかる支持フレーム1はその水平部14を点灯の陳列棚等 に載置することにより、電球の展示に用いられものである。
【0010】 点灯台2は電球4が単数又は複数(実施例では3個)、着脱自在に取り付けら れており、全体がプラスチックにより成形されてその軽量化が図られている。電 球4を点灯させるため、点灯台2はコード22が引き出され、コード22の先端 のプラグ21が商業電源に接続されると共に、その内部には変圧器等の電気部品 (図示省略)が設けられている。図2において、23は電球4が着脱自在に取り 付けられるソケットであり、点灯台2の上面24に前方側に配設されている。
【0011】 この点灯台2の後方側には第1及び第2のフック溝25、26が設けられてい る。これらのフック溝25、26は反対方向を向くように設けられ、図示例にお いては図2及び図3に示すように、第1のフック溝25が下向きに、第2のフッ ク溝26が上向きに開放されている。尚、第1のフック溝25は点灯台2の横方 向に連続的に形成されており、第2のフック溝26は上方に屈曲する折曲片26 aを点灯台2の横方向に間欠的に設けることにより、この折曲片26aの背面部 分との間に断続的に形成されるが、これらの構造には限定されるものではない。 これらのフック溝25、26は支持フレーム1の係止部材11、12に係合する ことにより、点灯台2を支持フレーム1に装着するものであり、用いるフック溝 25、26によって後述するように、点灯台2の装着姿勢が変化する。
【0012】 展示板3はその展示する電球4の商品説明、価格、宣伝文等の表示を行なうも のであり、これらがその表面に印刷、シール貼り、その他の手段で記載されてい る。又、展示板3の裏面には、図5に示すように、係合部31が設けられている 。係合部31は屈曲状の偏平なフック片を接着、溶着等により、展示板3の裏面 に配置されており、支持フレーム1の係止部材11、12及び点灯台2に係合す ることにより、展示板3がこれらに装着される。この場合、点灯台2への係合を 行なうため、点灯台2の下面には、図4に示すように、展示板3の係合部31が 挿入されて係合するスリット27が係合部31との対応位置に形成されている。
【0013】 以上の本実施例は、その組み立て構造を変更することにより、図1及び図6に 示す夫々の展示態様に適用できる。図1に示す展示態様に対しては、図3に示す ように、支持フレーム1の第2の係止部材12に対して下向きに開放された第1 のフック溝25を係合させる。これにより図2に示すように、点灯台2が上向き 状態で支持フレーム1に装着される。一方、第1の係止部材11に対して展示板 3の係合部31を係合させて、展示板3を点灯台2の上方に位置するように支持 フレーム1に装着する。かかる組み立てにより、電球4は図1に示すように、点 灯台2の上側に配置されて展示される。この展示態様では、電球4が遮られるこ となく、全体が露呈するため、その明るさ、大きさ、形状等を容易に視認でき、 大きな販売促進効果を発揮できる。
【0013】 次に、図6に示す展示態様に対しては、図8に示すように、点灯台2を反転さ せその第2のフック溝26を支持フレーム1の第1の係止部材11に係合させて 点灯台2を下向き状態で支持フレーム1に装着する。そして、反転状態の点灯台 2に対し、図7に示すように、展示板3の係合部31をそのスリット27に係合 させて展示板3を点灯台2に装着する。これにより、電球4は図6に示すように 、点灯台2の下側に位置するように配置されてその展示が行なわれる。この展示 態様においても、電球4及び点灯台2が陳列棚の棚面と離れた上方に位置するた め、電球4の視認が容易で、その販売促進を効果的に行なうことができる。
【0014】 図9ないし図16は本考案の台2実施例を示し、第1実施例と同一の要素は同 一の符号を付して対応させることにより、重複する説明を省略する。この第2実 施例では、支持フレーム1、点灯台2、展示板3に加えてベースフレーム5が組 み付けられるものである。このベースフレーム5は支持フレーム1と同様に、パ イプ、ロッド等の長尺材からなり、この長尺材が折り曲げられることにより、図 10及び図14に示すように、横長の「L」字形状に成形されている。このベー スフレーム5の両端部分は上方に立ち上がっており、この両端部分が支持フレー ム1を連結する連結部51となっている。
【0015】 本実施例における支持フレーム1においても、第1及び第2の係止部材11、 12が上下二段に掛け渡されるが、これらの係止部材11、12と別個の第3の 係止部材15が設けられる。この第3の係止部材15は第1及び第2の係止部材 11、12の配設部位と垂直面上で重ならない異なった部位に配置される。この ため、支持フレーム1の水平部14の先端部分が上方に立ち上がるように屈曲さ れ(図10、図14参照)、この屈曲部16に第3の係止部材15が掛け渡され ている。尚、第3の係止部材15は2本の平行な長尺材を屈曲部16に掛け渡す ことにより、構成されているが、これに限らず、板材を掛け渡しても良い。
【0016】 かかる支持フレーム1はベースフレーム5に取り付けられる。この取り付けは 支持フレーム1の立ち上がり部13の上端及び下端に短尺の第1及び第2の連結 管17、18を設け、この連結管17、18にベースフレーム5の連結部51を 挿入することにより行なわれる。この場合、連結部51が挿入される連結管17 、18を選択することにより、支持フレーム1は正逆反転された形態でベースフ レーム5に取り付けられる。
【0017】 この第2実施例は複数の点灯台2を用いて展示を行なうものであるが、その組 み立て構造を変更することにより、図9及び図13に示す展示態様に変化させる ことができる。ここで、図9に示す展示態様は電球4が点灯台2の上側に配置さ れるものである。この展示態様に対する組み立ては、図10に示すように、ベー スフレーム5の連結部51を支持フレーム1の第2の連結管18に挿入すること により行なう。そして、図11及び図12に示すように、2台の点灯台2の夫々 の第1のフック溝25と、第2及び第3の係止部材12、15とを係合させる。 これと共に、支持フレーム1の第1の係止部材11にその係合部31を係合させ て展示板3を支持フレーム1の最上段に装着する。
【0018】 かかる組み立てにより、図9にしめすように、2台の点灯台がいずれも上向き 状態で段違い状に支持フレーム1に装着され、全ての電球4が点灯台2の上側に 配置された状態となる。これにより、全ての電球4が遮られることなく露呈し、 その視認が容易となる。
【00019】 これに対し、図13に示す展示態様は電球4が点灯台2の下側に配置されるも のである。この組み立ては、図14に示すように、支持フレーム1を反転して、 その第1の連結管17をベースフレーム5の連結部51に連結する。そして、図 15及び図16に示すように、2台の点灯台2を反転させて下向きとし、その第 2のフック溝26を支持フレーム1の第2及び第3の係止部材12、15に係合 させる。これにより、2台の点灯台2はいずれも下向きで、しかも段違い状態で 支持フレーム1に装着される。その後、図15に示すように、最上段に位置した 点灯台2のスリット27に対し、その係合部31を係合させて展示板3を取り付 ける。
【0020】 かかる組み立てにより、図13に示すように、2台の点灯台2が下向き状態で 、段違い状に支持フレーム1に装着され、全ての電球4が点灯台2の下側に配置 された展示態様となる。この展示態様においても、電球4が陳列棚の棚面と離れ た上方に位置し、しかも段違い状に配置されるため、その視認を容易に行なうこ とができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案の電球展示装置は、反対方向を向いたフック溝を選択して支持フレーム の係止部材に係合させることにより、その点灯台を上向き又は下向きのいずれの 向きにも装着することができ、展示態様の変更が可能であり、しかも、いずれの 態様においても電球を確実に展示させることができ、販売促進や宣伝効果を大き く発揮できる。又、本考案では、支持フレームに別の係止部材を設けると共に、 ベースフレームと組み合わせることにより、複数の点灯台を上向き、下向きのい ずれの向きにも装着できる。このため、多数の電球の展示態様を容易に変更でき る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の展示態様を示す斜視図
である。
【図2】図1の組み立てを示す分解斜視図である。
【図3】図2の要部を示す側面図である。
【図4】点灯台の底面図である。
【図5】展示板の背面からの斜視図である。
【図6】第1実施例の別の展示態様を示す斜視図であ
る。
【図7】図6の組み立てを示す分解斜視図である。
【図8】図7の要部を示す側面図である。
【図9】本考案の第2実施例の展示態様を示す斜視図で
ある。
【図10】支持フレームとベースフレームの組み立てを
示す斜視図である。
【図11】図9の組み立てを示す分解斜視図である。
【図12】図11の要部を示す側面図である。
【図13】第2実施例の展示態様を示す斜視図である。
【図14】支持フレームとベースフレームの別の組み立
てを示す斜視図である。
【図15】図13の組み立てを示す分解斜視図である。
【図16】図15の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 支持フレーム 2 点灯台 3 展示板 4 電球 11、12 係止部材 25、26 フック溝 31 係合部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係止部材が少なくとも上段及び下段に掛
    け渡された支持フレームと、電球が着脱自在に取り付け
    られると共に、前記係止部材に係脱自在に係合するフッ
    ク溝が反対方向に向くように設けられ、前記支持フレー
    ムに正逆反転自在に装着される点灯台と、前記係止部材
    及び点灯台に係脱自在に係合する係合部を有して装着さ
    れる展示板とを備えていることを特徴とする電球展示装
    置。
  2. 【請求項2】 係止部材が少なくとも上段及び下段に掛
    け渡されると共に、これらの係止部材の配設部位と異な
    った位置に係止部材が掛け渡された支持フレームと、こ
    の支持フレームが正逆反転自在に取り付けられるベース
    フレームと、電球が着脱自在に取り付けられると共に、
    前記係止部材に係脱自在に係合するフック溝が反対方向
    に向くように設けられ、前記支持フレームに正逆反転自
    在に装着される点灯台と、前記係止部材及び点灯台に係
    脱自在に係合する係合部を有して装着される展示板とを
    備えていることを特徴とする電球展示装置。
JP1994009274U 1994-07-07 1994-07-07 電球展示装置 Expired - Lifetime JP3006445U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108523552A (zh) * 2018-05-31 2018-09-14 中山市意米欧照明有限公司 灯具展示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108523552A (zh) * 2018-05-31 2018-09-14 中山市意米欧照明有限公司 灯具展示装置

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