JP3006346B2 - 位置決め装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法 - Google Patents
位置決め装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法Info
- Publication number
- JP3006346B2 JP3006346B2 JP5107473A JP10747393A JP3006346B2 JP 3006346 B2 JP3006346 B2 JP 3006346B2 JP 5107473 A JP5107473 A JP 5107473A JP 10747393 A JP10747393 A JP 10747393A JP 3006346 B2 JP3006346 B2 JP 3006346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- wafer
- pattern
- position information
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
決め装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法に関
し、特にウエハとレチクルとの位置合わせを行った後に
レチクル面上のパターンをウエハ面上に投影光学系を介
して又は直接密着して転写する際に、該ウエハを載置す
るXYステージを2次元平面内において所定の位置に移
動させる為のものである。
をウエハ上に投影するステッパ等の投影露光装置では、
レチクルとウエハとの位置合わせを行う機能が備えられ
ており、それにより位置合わせを行った後に露光を行っ
ている。
は、投影すべきパターンが描かれたレチクル等の原板と
ウエハ等の被露光体とのズレ量を計測し、その結果に基
づいて被露光体を載置したXYステージをレーザ干渉計
による測長制御により移動したり、又は原板と被露光体
とを移動したりすることにより行われている。
軸に関して、それぞれレーザ光を利用して測長を行うレ
ーザ干渉計により位置決めを行っている。
している為に空気中では空気の屈折率の変化によって測
長誤差が生じ、測長が不安定になったりする。
差を補正している。
等から成る固定長をレーザ干渉計によりディファレンシ
ャル計測し、レーザ干渉計の出力変化分を空気の屈折率
の変化と見なしてステージの位置検出用のレーザ干渉計
の値を補正している。この固定長は多くの場合、ステー
ジの位置検出用のレーザ干渉計の光路の近くや、ステー
ジ上に搭載されている。
湿度等によって変化する。中でも温度と気圧に対しては
敏感で、これらの変化によりレーザ干渉計は測長誤差を
生じる。そこで従来は温度と気圧を装置上の所定の代表
点でモニタしてレーザ干渉計の測長誤差を補正してい
る。
グラフィー工程において、ステップ・アンド・リピート
方式の縮小投影型露光装置、所謂ステッパーは中心的役
割を担うようになっている。このステッパーにおけるマ
スク或はレチクル(以下、レチクルと呼ぶ)に形成され
た回路パターンの投影像と感光基盤(以下、ウエハと呼
ぶ)上にすでに形成されている回路パターン(以下、チ
ップと呼ぶ)との位置合わせを行う装置、即ちアライメ
ント系として投影レンズとレチクルを介してレチクルの
マークとウエハのマークとを検出して位置合わせを行う
オン・アクシス方式と、レチクルのマークは検出せずに
専らウエハのマークのみを検出するオフ・アクシス方式
との2種類に大別される。
・アクシス方式のアライメント系を備えたステッパーで
は、アライメント系のマーク検出基準位置、即ちアライ
メント位置とレチクルの回路パターンの投影像の投影位
置、即ち露光位置とが異なる。
ウエハ上のチップとを正確に重ね合わせる(重ね合わせ
精度)為には、アライメント位置と投影位置の相対的位
置関係(以下、ベースライン)を安定化しなければなら
ない。
温調制御を厳しく行ったり、投影光学系が搭載されるレ
ンズ定盤を低熱膨張材として該定盤にアライメント系を
固定する等の手段をとっている。
用いて測長する方法のうち前述の(1−1)の方法では
次のような問題点があった。
定長を非常に長くしなければならない。しかしながらス
テージ上に長い固定長を設けることは製造上、コスト
上、非常に困難である。
による変形を伴わないようにすることも技術的に非常に
困難である。
長の空間しか測定できない為、レーザ干渉計の補正誤差
は比較的大きくなる。又前述の(1−2)の方法では次
のような問題点があった。
ニタであるが為にレーザ干渉計の光路全域の温度・気圧
変化を補正することはできず、補正誤差が比較的大き
い。
とした温度・気圧変化をモニタして補正している。
装置では、周囲の温度は例えば約1分周期で変動する場
合もあるし、気圧も1分間で0.5mbar程度変化する場
合もある。従って、このような場合は良好なる補正が難
しい。
投影露光装置等においてウエハを載置するXYステージ
からレーザ干渉計に至る光路中の温度分布が一定でなく
ても、又周囲の気圧が種々と変化しても、これらの環境
変化に悪影響を受けずにXYステージの移動制御、即ち
位置決めを高精度に行うことのできる位置決め装置及び
それを用いた半導体素子の製造方法の提供にある。
安定化を図る為に行って来た方法では、温度制御がすで
に限界であることや、アライメント系の内部がベースラ
インに対して不安定であること、そしてウエハを載置
し、結像面内で2次元的に移動させるステージが搭載さ
れるレンズ定盤を加工が困難な低熱膨張材で構成して
も、ステージやアライメント系から発する微少な熱によ
り各定盤が変形してくるという問題点があった。
とを位置合わせする際の基準マークの位置情報の環境変
化による検出誤差を少なくし、レチクルとウエハとを高
精度に位置合わせをし、レチクル面上のパターンをウエ
ハ面上に高い解像力で投影することができる投影露光装
置及びそれを用いた半導体素子の製造方法の提供にあ
る。
物体を載置し、XY平面内で移動するXYステージの一
部にミラーを設け、該ミラーにレーザ干渉計からのレー
ザ光を入射させ、該ミラーを介したレーザ光を利用して
該XYステージの位置決めを制御手段で制御する際、該
レーザ干渉計から該ミラーに至る光路中に該光路中の各
領域での温度を測定する為の複数の温度測定手段を設け
ると共に、該XYステージが収納されているチェンバ内
の気圧を測定する為の気圧測定手段を設け、該温度測定
手段と気圧測定手段で得られる測定値を参照して該制御
手段により該XYステージの位置決めを制御しているこ
とを特徴としている。
としては、レチクルとウエハとの相対的な位置検出を行
った後に、レチクル面上のパターンをウエハ面に転写
し、該ウエハを現像処理工程を介して半導体素子を製造
する際、該ウエハを載置し、XY平面内で移動するXY
ステージの一部に設けたミラーから該XYステージの移
動情報を測定する為のレーザ干渉計までに至る光路中に
該光路中の各領域での温度を測定する為に設けた複数の
温度測定手段と該XYステージが収納されているチェン
バ内の気圧を測定する為に設けた気圧測定手段で得られ
る測定値を参照して制御手段により該XYステージの位
置決めを制御していることを特徴としている。
は、第1物体面上のパターンを投影レンズにより第2物
体面上に投影する投影露光装置において、該第2物体面
上に設けたアライメントマークの位置情報をパターン検
出手段で検出し、検出した該アライメントマークの位置
情報と該パターン検出手段に設けた基準マークの位置情
報とを利用して、該第1物体と第2物体との相対的な位
置情報を検出する際、該基準マークの支持部材と該投影
レンズの鏡筒とを共に低熱膨張材から成る材料で構成
し、双方を機械的に連結したことを特徴としている。
としては、ウエハ面上に設けたアライメントマークの位
置情報をパターン検出手段で検出し、検出した該アライ
メントマークの位置情報と該パターン検出手段に設けた
基準マークの位置情報とを利用して、レクチルとウエハ
との相対的な位置情報を検出した後に該レチクル面上の
パターンを投影レンズにより該ウエハ面上に投影露光
し、該ウエハを現像処理工程を介して半導体素子を製造
する際、該基準マークの支持部材と該投影レンズの鏡筒
とを共に低熱膨張材から成る材料で構成し、双方を機械
的に連結したことを特徴としている。
は図1のYZ断面図である。
ジに本発明を適用した場合を示している。
せすべき物体としてのウエハである。2はウエハチャッ
クでありウエハ1を保持している。3はXステージであ
り、ウエハチャック2を保持し、DCサーボモータ4に
よってX方向に駆動されている。5はYステージであ
り、Xステージ3を載置してDCサーボモータ6によっ
てY方向に駆動されている。Xステージ3とYステージ
5はXYステージの一要素を構成している。
計であり、Xステージ3上に固定されたミラー9を測長
ターゲットとして、Xステージ3のX方向の位置、即ち
Xステージ3の移動状態を検出している。10はレーザ
干渉計8の想定した光軸である。
測定手段であり、光軸10の近傍であって、ミラー9か
らレーザ干渉計8に至る光路中の複数の領域での温度
(温度分布)を測定することができるように配置してい
る。
構成されている。
固定されたミラー13を測長ターゲットとしてYステー
ジ5のY方向の位置を検出している。
は光軸14の近傍であって、ミラー13からレーザ干渉
計12に至る光路中の複数の領域での温度(温度分布)
を測定している。16は気圧測定手段であり、前述した
各要素を収納するチェンバ(不図示)内の気圧を測定し
ている。
と気圧測定手段16、そしてレーザ干渉計8からの信号
を用いてDCサーボモータ4によりXステージ3の移動
量を制御している。
と気圧測定手段16、そしてレーザ干渉計12からの信
号を用いてDCサーボモータ6によりYステージ5の移
動量を制御している。
りX方向とY方向の光路中の空気の温度分布を測定でき
るように光路近傍に複数点配置されているが、温度測定
手段の個数は温度分布の大小又は必要測長精度の大小に
よっていくつあっても良い。又、X方向の温度分布とY
方向の温度分布が同様であれば、どちらか一方の温度分
布を代表して用いても良い。
ージ空間又はその近傍において、一点だけ測定している
が、より高精度化していくには、気圧計も温度計と同様
に光路近傍に複数配置して複数点測定しても良い。
そしてレーザ干渉計8,12の出力を用いて制御手段1
7,18で後述する補正演算方法によってX,Yステー
ジ3,5の移動に関する補正量を求め、DCサーボモー
タ4,6を駆動してウエハ1を正しい位置に位置決めし
ている。
からの出力をAとすると、
Hgという定数である。(2)式より
計12からの出力が(6)式から求まるAとなるように
Yステージを制御している。以上のことはX方向につい
ても同様である。
したXステージ3とYステージ5を駆動制御して位置決
めしている。
相対的位置合わせを行った後に、レチクル面上の電子回
路パターンをレジストが塗布されているウエハ面上に投
影露光又は密着露光している。
処理工程を介して、これにより半導体素子を製造してい
る。
Nはその時の空気の状態(気圧・温度・湿度等)から理
論式によって求めても良いし、又既知の固定長を計測し
て屈折率Nを求めても良い。
り多項式で近似して温度と同様に計算しても良い。この
ような補正を行うことで光路中の空気温度の変化及び気
圧変化によるレーザ干渉計の測長誤差又は測長不安定性
を最小に抑えている。
のステップ毎に行っても良い。これによれば測長精度又
は測長安定性を更に向上させることができる。
製造用の露光装置においてアライメント精度や焼き付け
精度の更なる高精度化を図っている。
る。
化を多項式で近似したり、積分計算を行う計算式を簡略
化したことが異なっており、その他の構成は同じであ
る。
には同符番を付している。
割領域を想定し、該領域の略センターに温度測定手段を
配置している。
減少し、補正計算における時間を短縮している。
補正式のうち、どの式を用いるかは必要測長精度との兼
ね合いによって決定している。
る。
ーンを投影レンズ102を介して照明系(不図示)によ
りウエハ103上に投影露光する。ウエハ103はチャ
ック104に吸着固定され、ステージ105上に載置さ
れている。ステージ105はXY方向に駆動可能でY方
向のレーザ干渉計106とX方向のレーザ干渉計(不図
示)及びそれらの計測ターゲットとなるY方向のミラー
107とX方向のミラー(不図示)により位置決めして
いる。
定されている。投影レンズ102は鏡筒定盤108に固
定されている。回路パターンと共にウエハ103上に転
写されたアライメントマークAMの位置ズレ量をアライ
メント系109によって検出している。
上のアライメントマークAMと基準マーク115を同時
にCCD116で検出している。
5は光学的に等倍であり、光学系114で拡大されてC
CD114面上に結像している。CCD116は基準マ
ーク115とアライメントマークAMとの差分を検出
し、位置ズレ量を求めている。
ライメントマークAMを検出する同一の光学的な経路に
ある必要はなく、例えば光学的経路を切り換えることで
CCD116が基準マーク115を検出できれば良い。
その時はある一定時間や一定ウエハ枚数ごとに基準マー
ク115の位置をCCD116で検出し、その位置をC
CD116上の基準とすれば良い。
持部材117によって支持され、更に同じく低熱膨張材
から成る連結部材118によって直接的に、他の部材に
触れることなく、独立して投影レンズ102の鏡筒定盤
108に連結されている。
115の相対的位置関係は安定に保たれる。
えばインバー、スーパーインバー、ゼロジュール等が適
用可能である。
4×10-6程度の部材もある。この時は支持部材117
や連結部材118を温調するのが良い。
も良いし、内部に冷媒を流して温調すれば部材温度は特
に安定するので好ましい。
する為にXY平面に略平行に配置している。基準マーク
115以外は直接にレンズ鏡筒102aに固定される必
要もなく、本実施例では筐体119に固定されスペーサ
120を介して鏡筒定盤108に取付けている。
十分でない場合でステージ105のXY方向の移動によ
り連結部材118が振動的になる時は鏡筒定盤108等
を基準にして連結部材118を粘性ダンパ等で連結すれ
ば振動は抑制される。
たシリンダ内にシリコンオイル等を注入し、その中へ鏡
筒定盤108に固定されたピストンを入れるという構造
のもので良い。
ずにCCD116自体を基準とする時にはCCD116
を低熱膨張材から成る部材で投影レンズ102と連結す
れば良い。
学的位置を更にウエハ側に設定することも可能である。
ベースラインの不安定性は略零となるので好ましい。
ライメント系との各定盤を独立した低熱膨張材から成る
部材で連結することによりベースラインを安定化してい
る。
ターンの位置ズレの基準となるもの、例えばアライメン
ト系の内部に基準パターン(基準マーク)を持ち、該基
準パターンとウエハ上のパターンの比較によってウエハ
上のパターンの位置ズレ量を検出する場合には、前記基
準パターンがベースラインの基準となっている。
となってウエハ上のパターンの位置ズレ量を検出する場
合には前記CCD等がベースラインの基準となる。
低熱膨張材から成る部材で支持し、各定盤等の変形の影
響を受けないように、それらとは独立して直接的に投影
露光系、例えば投影レンズ鏡筒等と連結させることによ
りベースラインの安定化を図っている。
でなく、例えアライメント系の光学系が変化しても基準
パターンの位置又はCCD等の位置の少なくともどちら
か一方が不変位置であり、ベースラインが変化したこと
を検出でき、これによりその変化分を補正している。
であるならば、基準パターン又はCCD等を直接的に前
記定盤に低熱膨張材から成る部材を介して固定すれば、
少なくとも前述の光学的変化の影響は除去できるので好
ましい。
体デバイスの製造方法の実施例を説明する。
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローを示す。
スの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では設
計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
ン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウ
エハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスク
とウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ上に
実際の回路を形成する。
ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半
導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイ
シング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ
封入)等の工程を含む。
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが
完成し、これが出荷(ステップ7)される。
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。
光装置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露
光する。ステップ17(現像)では露光したウエハを現
像する。ステップ18(エッチング)では現像したレジ
スト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト
剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを
取り除く。
ってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
造が難しかった高集積度の半導体デバイスを製造するこ
とができる。
成することにより、 (4−1)半導体素子製造用の投影露光装置等において
ウエハを載置するXYステージからレーザ干渉計に至る
光路中の温度分布が一定でなくても、又周囲の気圧が種
々と変化しても、これらの環境変化に悪影響を受けずに
XYステージの移動制御、即ち位置決めを高精度に行う
ことのできる位置決め装置及びそれを用いた半導体素子
の製造方法を達成することができる。
せする際の基準マークの位置情報の環境変化による検出
誤差を少なくし、レチクルとウエハとを高精度に位置合
わせをし、レチクル面上のパターンをウエハ面上に高い
解像力で投影することができる投影露光装置及びそれを
用いた半導体素子の製造方法を達成することができる。
ーチャート
ーチャート
Claims (4)
- 【請求項1】 位置合わせすべき物体を載置し、XY平
面内で移動するXYステージの一部にミラーを設け、該
ミラーにレーザ干渉計からのレーザ光を入射させ、該ミ
ラーを介したレーザ光を利用して該XYステージの位置
決めを制御手段で制御する際、該レーザ干渉計から該ミ
ラーに至る光路中に該光路中の各領域での温度を測定す
る為の複数の温度測定手段を設けると共に、該XYステ
ージが収納されているチェンバ内の気圧を測定する為の
気圧測定手段を設け、該温度測定手段と気圧測定手段で
得られる測定値を参照して該制御手段により該XYステ
ージの位置決めを制御していることを特徴とする位置決
め装置。 - 【請求項2】 レチクルとウエハとの相対的な位置検出
を行った後に、レチクル面上のパターンをウエハ面に転
写し、該ウエハを現像処理工程を介して半導体素子を製
造する際、該ウエハを載置し、XY平面内で移動するX
Yステージの一部に設けたミラーから該XYステージの
移動情報を測定する為のレーザ干渉計までに至る光路中
に該光路中の各領域での温度を測定する為に設けた複数
の温度測定手段と該XYステージが収納されているチェ
ンバ内の気圧を測定する為に設けた気圧測定手段で得ら
れる測定値を参照して制御手段により該XYステージの
位置決めを制御していることを特徴とする半導体素子の
製造方法。 - 【請求項3】 第1物体面上のパターンを投影レンズに
より第2物体面上に投影する投影露光装置において、該
第2物体面上に設けたアライメントマークの位置情報を
パターン検出手段で検出し、検出した該アライメントマ
ークの位置情報と該パターン検出手段に設けた基準マー
クの位置情報とを利用して、該第1物体と第2物体との
相対的な位置情報を検出する際、該基準マークの支持部
材と該投影レンズの鏡筒とを共に低熱膨張材から成る材
料で構成し、双方を機械的に連結したことを特徴とする
投影露光装置。 - 【請求項4】 ウエハ面上に設けたアライメントマーク
の位置情報をパターン検出手段で検出し、検出した該ア
ライメントマークの位置情報と該パターン検出手段に設
けた基準マークの位置情報とを利用して、レクチルとウ
エハとの相対的な位置情報を検出した後に該レチクル面
上のパターンを投影レンズにより該ウエハ面上に投影露
光し、該ウエハを現像処理工程を介して半導体素子を製
造する際、該基準マークの支持部材と該投影レンズの鏡
筒とを共に低熱膨張材から成る材料で構成し、双方を機
械的に連結したことを特徴とする半導体素子の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5107473A JP3006346B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 位置決め装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5107473A JP3006346B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 位置決め装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06302498A JPH06302498A (ja) | 1994-10-28 |
JP3006346B2 true JP3006346B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=14460099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5107473A Expired - Fee Related JP3006346B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 位置決め装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006346B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU1682999A (en) | 1997-12-18 | 1999-07-05 | Nikon Corporation | Method of controlling air pressure in chamber, apparatus for the same, and exposure apparatus |
KR100315417B1 (ko) * | 1999-11-10 | 2001-11-28 | 황인길 | 무게 측정을 통한 반도체 웨이퍼의 정렬 시스템 |
KR100342754B1 (ko) * | 1999-11-10 | 2002-07-04 | 황인길 | 무게 측정을 통한 반도체 웨이퍼의 정렬 시스템 |
JP4148627B2 (ja) * | 2000-03-30 | 2008-09-10 | 株式会社東芝 | 荷電粒子ビーム装置及び荷電粒子ビーム装置用試料室 |
EP1482373A1 (en) * | 2003-05-30 | 2004-12-01 | ASML Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and device manufacturing method |
JP5306498B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2013-10-02 | 富士フイルム株式会社 | 画像形成装置 |
WO2012144904A2 (en) | 2011-04-22 | 2012-10-26 | Mapper Lithography Ip B.V. | Position determination in a lithography system using a substrate having a partially reflective position mark |
JP2014513869A (ja) | 2011-04-22 | 2014-06-05 | マッパー・リソグラフィー・アイピー・ビー.ブイ. | ウェーハのようなターゲットを処理するためのリソグラフィシステム、及びウェーハのようなターゲットを処理するためのリソグラフィシステムを動作させる方法 |
WO2012158025A2 (en) | 2011-05-13 | 2012-11-22 | Mapper Lithography Ip B.V. | Lithography system for processing at least a part of a target |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5107473A patent/JP3006346B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06302498A (ja) | 1994-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI696042B (zh) | 測量裝置、微影系統及曝光裝置、以及管理方法、重疊測量方法及元件製造方法 | |
EP1014199B1 (en) | Stage control apparatus, exposure apparatus and method of manufacturing a semiconductor device | |
JP2002319541A (ja) | レーザ干渉干渉計システムを含む露光装置 | |
KR20170118209A (ko) | 계측 장치, 리소그래피 시스템 및 노광 장치, 그리고 디바이스 제조 방법 | |
JP2002033271A (ja) | 投影露光方法、それを用いたデバイス製造方法、及び投影露光装置 | |
KR20020011864A (ko) | 스테이지 장치, 계측장치 및 계측방법, 노광장치 및노광방법 | |
JP3006346B2 (ja) | 位置決め装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法 | |
KR100914181B1 (ko) | 노광장치 및 디바이스 제조방법 | |
US6069683A (en) | Scanning exposure method and apparatus | |
US6532056B2 (en) | Alignment system and projection exposure apparatus | |
JP3454497B2 (ja) | 投影露光方法および装置 | |
US20010006422A1 (en) | Stage system in projection exposure apparatus | |
JP3919592B2 (ja) | ステージ装置及びその制御方法並びに露光装置 | |
JP2000187338A (ja) | 露光装置およびデバイス製造方法 | |
US6750950B1 (en) | Scanning exposure method, scanning exposure apparatus and making method for producing the same, and device and method for manufacturing the same | |
JP2001059704A (ja) | 位置決めステージ装置、半導体露光装置およびデバイス製造方法 | |
JP2004228383A (ja) | 露光装置 | |
US6256085B1 (en) | Exposure apparatus | |
JPH11325821A (ja) | ステージ制御方法および露光装置 | |
JP2003059808A (ja) | 露光方法及びデバイス製造方法 | |
JP3337951B2 (ja) | 投影露光装置および方法 | |
JP4677180B2 (ja) | 半導体製造装置およびデバイス製造方法 | |
JPH1197339A (ja) | 露光装置 | |
US6856404B2 (en) | Scanning exposure method and apparatus, and device manufacturing method using the same | |
JPH0320062B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |