JP3006040U - ゲーム器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 特異性、斬新性をもつ新規のゲーム器を提供
する。 【構成】 先方が高く後方が低い傾斜のゲーム面壁１お
よび外周に突設した落ち止め用突縁２をもつゲーム盤３
と、バックボード５と、バスケット６と、打ち始めボー
ル７の嵌め置き用孔８と、こぼれ球９の受け止め用孔１
０と、ゲーム面壁１の下面に配して先方端個所をゲーム
面壁１の下面に止着することによって上下方向に弾発す
るようにした弾出用板１１と、嵌め置き用孔８の真下位
置に向って延設した第１延長部１２と、こぼれ球９の各
受け止め用孔１０の真下位置に向って延設した第２延長
部１３と、弾出用板１１から突設した指掛部１４と、第
１および第２延長部１２、１３の上面において嵌め置き
用孔８および各受け止め用孔１０と対応する各個所に設
けた打ち出し用突起１５とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、バスケットボールゲーム、すごろくゲーム等の遊戯に興ずることが できるゲーム器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、多目的に利用できるゲーム器は列挙するまでもなく種々のものが知られ ている。しかしこれ等は商品として独創性、新鮮さを短い期間で失ってしまう傾 向がある。このような傾向にあるために業界では常に、特異性、斬新性をもつも のを望み求めている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記の要望に応える工夫を施した新規のゲーム器を提供することを目 的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案に係わるゲーム器は、先方が高く後方が低い 傾斜のゲーム面壁１および当該ゲーム面壁１の外周に突設した落ち止め用突縁２ をもつゲーム盤３と、ゲーム盤３の先方個所上にポスト４を介して立設したバッ クボード５と、バックボード５の下方の前面に設けたバスケット６と、ゲーム面 壁１の後方個所の上面に設けた打ち始めボール７の嵌め置き用孔８と、ゲーム面 壁１の上面の多数個所に設けたこぼれ球９の受け止め用孔１０と、ゲーム面壁１ の下面に配して先方端個所をゲーム面壁１の下面に止着することによって上下方 向に弾発するようにした弾出用板１１と、弾出用板１１から打ち始めボール７の 嵌め置き用孔８の真下位置に向って延設した第１延長部１２と、弾出用板１１か らこぼれ球９の各受け止め用孔１０の真下位置に向って延設した第２延長部１３ と、弾出用板１１からゲーム盤３の外に向って突設した指掛部１４と、第１およ び第２延長部１２、１３の上面において嵌め置き用孔８および各受け止め用孔１ ０と対応する各個所に設けた打ち出し用突起１５とを備えたものであり、

【０００５】 そして、弾出用板１１を二つに分けて構成したものであり、

【０００６】 そして、各受け止め用孔１０およびバスケット６に数字１６を付けたものであ る。

【０００７】

【作用】

本考案は次のように用いる。 （バスケットボールゲームとしての場合） 嵌め置き用孔８にボール７を嵌め入れたのち指掛部１４に手指を掛けて押し下 げてからこれを放す要領で用いる。斯くすると弾出用板１１が上方に弾発し打ち 出し用突起１５をしてボール７を打ち出す。この打ち出されたボールはバスケッ ト６に入って得点となったり、外れてゲーム面壁１上に落ちたり、落ち止め用突 縁２の外に出たりする。 （すごろくゲームとしての場合） 上記のようにして打ち出されたボール７がバスケット６に入ったとき、ゲーム 面壁１上に落ちて受け止め用孔１０に入ったときに、その側傍の数字１６をサイ コロの目の数として、これ等数字１６を読み取ってすごろくを進める。 （その他の場合） 上記数字１６を読み取って数の多い少いで競ったり、合計点で競ったりする遊 びに用いる。

【０００８】

【考案の効果】

本考案に係わるゲーム器による場合には上記のように幾種類ものゲームに興ず ることが可能で、所期の目的を完全に達成することができる。

【０００９】

【実施例】

図に示す実施例は、硬質合成樹脂材料を以て先方が高く後方が低い傾斜のゲー ム面壁１および当該ゲーム面壁１の外周に突設した落ち止め用突縁２をもつゲー ム盤３を構成し、このゲーム盤３の先方個所上に一対のポスト４を介してバック ボード５を立設し、このバックボード５の下方の前面にバスケット６を設けると 共にゲーム面壁１の後方個所の上面に打ち始めボール７の嵌め置き用孔８を、同 じくゲーム面壁１の上面の多数個所にこぼれ球９の受け止め用孔１０をそれぞれ 設け、またゲーム面壁１の下面に弾性を備えた１対の合成樹脂製の弾出用板１１ を配してその先方端個所をゲーム面壁１の下面にビス１８、１９により止着する ことによってこれ等各弾出用板１１を上下方向に弾発するようにすると共に各弾 出用板１１に各受け止め用孔１０の真下位置また嵌め置き用孔８の真下位置に延 長した第１延長部１２また第２延長部１３をそれぞれ設け、また各弾出用板１１ の後端にゲーム盤３の外に通孔２０を介して突出する１対の指掛部１４を設け、 また第１および第２延長部１２、１３の上面において嵌め置き用孔８および各受 け止め用孔１０と対応する各個所に打ち出し用突起１５を突設し、これ等各打ち 出し用突起１５の頂面２１の傾斜角度を各々微妙に異なるようにし、更に各受け 止め用孔１０およびバスケット６に数字１６を付けたものである。 尚、弾出用板１１は、トーションバネ、板バネ、コイルバネを用いて弾性を賦 与する構成としてもよい。 また、図中２３はジャマ用ピン、２４はジャマ用壁を示す。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す全体の平面図である。

【図２】同じく底面図である。

【図３】図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。

【符号の説明】

１ ゲーム面壁 ２ 落ち止め用突縁 ３ ゲーム盤 ４ ポスト ５ バックボード ６ バスケット ７ ボール ８ 嵌め置き用孔 ９ こぼれ球 １０ 受け止め用孔 １１ 弾出用板 １２ 第１延長部 １３ 第２延長部 １４ 指掛部 １５ 打ち出し用突起 １６ 数字 １８、１９ ビス ２０ 通孔 ２１ 頂面 ２３ ジャマ用ピン ２４ ジャマ用壁

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 先方が高く後方が低い傾斜のゲーム面壁
   １および当該ゲーム面壁１の外周に突設した落ち止め用
   突縁２をもつゲーム盤３と、ゲーム盤３の先方個所上に
   ポスト４を介して立設したバックボード５と、バックボ
   ード５の下方の前面に設けたバスケット６と、ゲーム面
   壁１の後方個所の上面に設けた打ち始めボール７の嵌め
   置き用孔８と、ゲーム面壁１の上面の多数個所に設けた
   こぼれ球９の受け止め用孔１０と、ゲーム面壁１の下面
   に配して先方端個所をゲーム面壁１の下面に止着するこ
   とによって上下方向に弾発するようにした弾出用板１１
   と、弾出用板１１から打ち始めボール７の嵌め置き用孔
   ８の真下位置に向って延設した第１延長部１２と、弾出
   用板１１からこぼれ球９の各受け止め用孔１０の真下位
   置に向って延設した第２延長部１３と、弾出用板１１か
   らゲーム盤３の外に向って突設した指掛部１４と、第１
   および第２延長部１２、１３の上面において嵌め置き用
   孔８および各受け止め用孔１０と対応する各個所に設け
   た打ち出し用突起１５とを備えたことを特徴とするゲー
   ム器。
2. 【請求項２】 弾出用板１１を複数に分けて構成したこ
   とを特徴とする請求項１記載のゲーム器。
3. 【請求項３】 各受け止め用孔１０およびバスケット６
   に数字１６を付けたことを特徴とする請求項１または２
   記載のゲーム器。