JP3005797U - 横断歩道における歩行者の安全対策システム - Google Patents

横断歩道における歩行者の安全対策システム

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JP3005797U
JP3005797U JP1994008892U JP889294U JP3005797U JP 3005797 U JP3005797 U JP 3005797U JP 1994008892 U JP1994008892 U JP 1994008892U JP 889294 U JP889294 U JP 889294U JP 3005797 U JP3005797 U JP 3005797U
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十九男 西山
義人 奥園
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有限会社西山巧芸社
義人 奥園
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号待ちしている横断歩行者又は定められた
横断歩道を渡ろうとしている歩行者に対し、判り易い交
通安全標語や図柄によって注意を喚起させ、車道横断時
の人身事故の発生を未然に防止することにある。 【構成】 両側に舗道1を伴う車道2面に、所定の標識
をもって構成された横断歩道3であって、該横断歩道3
近傍の前記舗道1上に、交通安全標語6を大きく表示す
るとともに、提供者名8を小さく表示した標示板7を車
道2を挟んで対向的に配設したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、横断歩道における歩行者の安全対策システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現行の横断歩道とは、信号機を設けた交叉点,車道又は信号機をもたない車道 などに、所定の標識をもって構成された横断歩道を指称するものであって、信号 機のある交叉点又は車道においては、青信号表示によって横断歩道上を安全に横 断し、また、信号機のない車道などの横断歩道では左右を見て車のないことを確 認した上で横断することが行われており、横断歩道標識のない車道では歩行者は 横断してはならないことになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一方、繁華街などにおける信号表示は、道路交通法に定められた幾多の標識が 掲示されており、点滅信号機にあっては車の直進,左折,右折可など複雑な信号 表示などがあり、その中に歩行者専用の信号機が存在するなど幼児やお年寄りで は横断しにくい仕組みになっていることから、信号無視による人身事故が発生し ているのが実情であり、特に、歩行者専用の信号機のない交叉点や横断歩道など においては、安全確認の判断が歩行者自身の判断にまかされているので、判断ミ スによる人身事故の発生が多くみられる。このように、信号機がある、なしに拘 らず横断歩道上で事故の発生が絶えないことは、運転者側にも非が認められるこ ともあるが、歩行者に対して信号機以外に、更にもう一度注意を喚起する何らか の手段が要求されているのが実情である。
【0004】 本考案の目的は、信号待ちしている横断歩行者又は定められた横断歩道を渡ろ うとしている歩行者に対し、判り易い交通安全標語や図柄によって注意を喚起さ せ、車道横断時の人身事故の発生を未然に防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
従来技術の課題を解決する本考案の構成は、両側に舗道を伴う車道面に、所定 の標識をもって構成された横断歩道であって、該横断歩道近傍の前記舗道上に、 交通安全標語を大きく表示するとともに、提供者名を小さく表示した標示板を車 道を挟んで対向的に配設したこと、前記標示板を、車道両側に設けた安全柵又は ガードレールの内側面に付設したこと、および、前記標示板に表示した交通安全 標語を、蛍光自発光塗料にて書字したものである。
【0006】
【作用】
信号待ちしている横断歩行者又は定められた無信号の横断歩道を渡ろうとして いる歩行者に、車道を隔てて対面に設置されている標示板の交通安全標語を視知 確認させることができ、この交通安全標語により横断歩行者に対して、信号の再 確認と安全の再確認を認識させ安全な横断が励行しうる。一方、標示板の提供者 名を表示する代償として、標示板の無料提供などが図れる。
【0007】
【実施例】
次に、図面について実施例の詳細を説明する。 図1は本考案システムの斜視図、図2A,Bは交通安全標語を表示した標示板 の正面図、図3は安全柵に標示板を装着した状態の側面図、図4Aはガードレー ルに標示板を装着した状態の一部切欠側面図、図4Bは図4Aの斜視図である。
【0008】 図1に示すように、両側に舗道1を伴う車道2の面に、所定の標識をもって構 成された横断歩道3を設け、該横断歩道3と前記舗道1の交点両側に車の侵入を ガードする安全柵4を設ける。横断歩道3に近接した安全柵4の車道2に面する 側に、図2A,Bで示すような、横断マナーを理解し易く表現した図柄5や、「 1,2,3注意、注意又注意」,「おばあちゃん信号はとっくに赤ですよ」など の交通安全標語6を書字した標示板7を着脱交換可能に装着したものである。一 方、該標示板7の一側端に、標示板7の提供者の記名表示欄8を設け、この記名 表示欄8に前記図柄5や交通安全標語6の表示作用を阻害しない程度の記名(図 示略)を書字する。また、前記図柄5及び交通安全標語6を蛍光自発光塗料にて 書字することにより、夜間においても明確に視知しうるようにしたものである。 標示板7は図に示すように横長形状に形成するとともに、図3に示すように、 標示板7の裏面上下に端面がハット形状の補強を兼ねた裏当て板9をとりつけ、 この裏当て板9の複数個所にボルト10を設け、このボルト10を前記安全柵4 の車道2側から舗道1側に突出させ、この突出したボルト10間に取付け板11 を橋架挿入し、ボルト10にナット12を螺合して標示板7を安全柵4に着脱交 換可能に止着する。
【0009】 また、図4A,Bで示すようなガードレール13に標示板7を装着する場合は 、このガードレール13には前記安全柵4のようにボルトの挿入間隙がないこと から、前記標示板7の裏面上下端縁部に上下一対のボルト14を設け、この上下 のボルト14をガードレール13の上下縁の外側方より後方に突出させ、この突 出したボルト14間に取付け板15を橋架挿入し、ボルト14にナット16を螺 合して標示板7をガードレール13に着脱交換可能に装着したものである。 また、本考案の請求項1に対応する標示板7は、横断歩道3の近傍の舗道1上 に車道2を挟んで対向的に設置されればよいので、前記標示板7は、必ずしも安 全柵4やガードレール13にとりつける必要はなく、専用のポール(図示略)な どに装着することにより目的は達せられる。従って図示実施例のものに特定され ることはない。
【0010】
【考案の効果】
上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得られる。 (a)信号待ちしている横断歩行者又は定められた無信号の横断歩道を渡ろうと している歩行者に、車道を隔てて対面に設置されている標示板の交通安全標語を 視知確認させ、この交通安全標語により横断歩行者に対して信号の再確認と安全 の再確認を認識させ、より安全な車道の横断を励行させることができ、横断歩道 上における人身事故率の低下が容易に図りうる。 (b)標示板の設置が、既設の安全柵やガードレールがそのまま利用でき、設置 のための経費が削減できる。 (c)交通安全標語などを蛍光自発光塗料で書字することにより、夜間における 視知確認が容易で事故発生防止効果が大きい。 (d)標示板に提供者の表示欄を設けることにより、この標示板の無料設置化が 図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案システムの斜視図である。
【図2】A,Bは交通安全標語を表示した標示板の正面
図である。
【図3】安全柵に標示板を装着した状態の側面図であ
る。
【図4】Aはガードレールに標示板を装着した状態の一
部切欠側面図である。Bは図4Aの斜視図である。
【符号の説明】
1 舗道 2 車道 3 横断歩道 4 安全柵 5 図柄 6 交通安全標語 7 標示板 8 記名表示欄 9 裏当て板 10 ボルト 11 取付け板 12 ナット 13 ガードレール 14 ボルト 15 取付け板 16 ナット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に舗道を伴う車道面に、所定の標識
    をもって構成された横断歩道であって、該横断歩道近傍
    の前記舗道上に、交通安全標語を大きく表示するととも
    に、提供者名を小さく表示した標示板を車道を挟んで対
    向的に配設したことを特徴とする横断歩道における歩行
    者の安全対策システム。
  2. 【請求項2】 前記標示板を、車道両側に設けた安全柵
    又はガードレールの内側面に付設した請求項1記載の横
    断歩道における歩行者の安全対策システム。
  3. 【請求項3】 前記標示板に表示した交通安全標語を、
    蛍光自発光塗料にて書字した請求項1又は請求項2記載
    の横断歩道における歩行者の安全対策システム。
JP1994008892U 1994-06-29 1994-06-29 横断歩道における歩行者の安全対策システム Expired - Fee Related JP3005797U (ja)

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