JP3003127U - 球技トレーニング用シート - Google Patents

球技トレーニング用シート

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JP3003127U
JP3003127U JP1994003931U JP393194U JP3003127U JP 3003127 U JP3003127 U JP 3003127U JP 1994003931 U JP1994003931 U JP 1994003931U JP 393194 U JP393194 U JP 393194U JP 3003127 U JP3003127 U JP 3003127U
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JP
Japan
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ball
training
sheet
ball game
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JP1994003931U
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Inventor
洋治 古根川
Original Assignee
株式会社ダイキ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば、野球等の球技における素振りの効果
を高めるための球技トレーニング用シートを得る。 【構成】 素振りに際し、球の位置の目標を与えるため
に壁面2等に貼付されて用いられる球技トレーニング用
シート1であって、シート基材の一面に再剥離性粘着剤
層を設けたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば野球の打撃トレーニングに際し、球の位置の目標を与えるた めの球技トレーニング用シートに関し、本考案は、野球のほか、卓球やテニス等 種々の球技のトレーニングに際し利用され得るものである。
【0002】
【従来の技術】
野球のゲームでは、代打要員は、代打が告げられるまで鏡の前で素振りを繰り 返すのが普通である。この素振りに際しては、単にバットを振るだけでなく、対 戦投手の投球をイメージして素振りを行う。また、単に対戦する投手を予想する だけでなく、球種、球速あるいは球のコース等をもイメージして素振りを行うの が普通である。
【0003】 他方、卓球やテニス等の他の球技においてもトレーニングの一環としてラケッ トを用いた素振りが広く行われている。これらの球技においても、素振りの効果 を上げるには、対戦相手の打球のコースや球速等をイメージしてトレーニングを 行うのが普通である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような素振りに際しては、球のコースや球速を予測し、それに応じて素 振りを行うことが効果的であることが指摘されている。
【0005】 しかしながら、従来は、野球のゲーム中、鏡の前で、単に頭の中で球種や球の コースを想像し、想像した球種や球のコースに応じて素振りを繰り返しているに 過ぎなかった。
【0006】 また、卓球やテニス等の球技においても、素振りに際し、単に頭の中で相手の 打球のコースや球速をイメージして、素振りを繰り返しているに過ぎなかった。 本考案の目的は、上記のような球技における素振りに際し、球の位置の目標を 与えることを可能とし、それによってトレーニングの効果をより効果的に発揮さ せることを可能とする、球技トレーニング用シートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、球技のトレーニングに際し、球の位置の目標等を与えるために、壁 面等に貼付されて用いられる球技トレーニング用シートであり、シート基材の一 面に再剥離性粘着剤層を設けたこと特徴とする。
【0008】 また、本考案の球技トレーニング用シートでは、請求項2に記載のように、シ ート基材の他面に夜光塗料よりなる表示が施され、それよって夜間や暗い所にお けるトレーニングの効果をより効果的に発揮させることが可能である。
【0009】
【作用】
本考案の球技トレーニング用シートは、シート基材の一面に再剥離性粘着剤層 を設けたものであるため、壁面等の任意の位置に繰り返し貼付することができる 。従って、使用に際しては、先ず、壁面等に、本考案の球技トレーニングシート を貼付し、貼付された球技トレーニング用シートの位置を目標としてバットやラ ケットの素振りを行う。この場合、球技トレーニング用シートにより明確な目標 が与えられるので、素振りに際して、バットやラケットを球のコースに正確に合 致するように素振りを行い得る。また、球技トレーニング用シートの貼付位置を 変更することにより、他のコースの球に対しても、同じくバットやラケットを用 いて素振りを行うことができる。
【0010】 すなわち、本考案は、シートを素振りに際しての目標とすることにより、素振 りの効果を効果的に発揮させ、かつ再剥離性粘着材の繰り返し接着し得る機能を 利用することにより、目標位置を容易に変更可能としたことに特徴を有する。
【0011】
【実施例の説明】 以下、図面を参照しつつ本考案の実施例を説明することにより、本考案を明ら かにする。
【0012】 図1は、本考案の一実施例にかかる球技トレーニング用シートを使用してトレ ーニングを行う状態を示す斜視図であり、図2は本考案の一実施例にかかる球技 トレーニング用シートを示す斜視図、図3は該球技トレーニング用シートの断面 図である。
【0013】 図1を参照して、本実施例の球技トレーニング用シート1は、鏡2よりなる壁 面に貼付されている。図1では、鏡2の前で、打者3が、バット4を用いて素振 りを繰り返している状態が示されている。このような光景は、野球場において代 打要員が代打を告げられるまでの間に通常見られるものである。
【0014】 ところで、従来は、単に、鏡2の前で打者3がバット4を用いて素振りを行っ ているに過ぎなかった。これに対して、本実施例では、球技トレーニング用シー ト1が鏡2に貼付されており、該球技トレーニング用シート1は、投手が投げる 球のコースに応じた位置に貼付されている。すなわち、例えば、外角低めに球が 来る場合を想定して素振りを繰り返す場合には、打者3は、外角低めの位置に応 じて本実施例の球技トレーニング用シート1を鏡2に貼付する。そして、貼付さ れた球技トレーニング用シート1を目標として、バット4を用いて素振りを行う 。従って、単に頭の中で外角低めに来たボールをイメージしてバット4を振る場 合に比べて、想定した球のコースに応じて、より正確にバット4を振ることがで きる。従って、素振りに際してのイメージトレーニングの効果を高めることが可 能となる。
【0015】 また、本実施例の球技トレーニング用シート1は、図2及び図3に示すように 、シート基材1aと、再剥離性粘着剤層1bとを有する。シート基材1aは、本 実施例では、野球のボールの形状に応じて、野球のボールと同等の大きさを有す るように、かつ平面形状が円形となるように構成されている。シート基材1aを 構成する材料としては、再剥離性粘着剤層1bを支持し得る適宜の材料を用いる ことができ、例えば、合成樹脂、布もしくは厚紙等を例示することができる。
【0016】 また、本実施例では、上記シート基材1aの表面には、野球のボールと同様の 模様1cが付与されており、それによって、より一層球のイメージを明確に描く ことが可能とされている。
【0017】 シート基材1aの裏面には、上記再剥離性粘着剤層1bが形成されている。再 剥離性粘着剤層1bは、球技トレーニング用シート1を壁面等に繰り返し貼付す ることを可能とするために設けられており、従って、使用する再剥離性粘着剤と しては、従来より公知のアクリル系もしくはゴム系の適宜の再剥離性粘着剤を用 いることができる。
【0018】 上記のように、本実施例の球技トレーニング用シート1を用いれば、野球のゲ ームにおいて、代打要員は、代打として登場するまでに、さまざまな球のコース を明確に想定して、効果的に素振りを行うことができるが、本考案の球技トレー ニング用シートは、このような用途にのみ用いられるものではない。例えば、通 常の打撃トレーニングにおいても、本考案の球技トレーニング用シートを、壁面 や木の幹などの適宜の位置に貼付し、同様にして素振りの効果を高めることがで きる。
【0019】 さらに、卓球やテニスの素振りに際しても、同様に本考案の球技トレーニング 用シートを壁面や木の幹などに貼付することにより、相手の打球の位置の目標が 与えられるため、より効果的に素振りを行うことができる。
【0020】 さらに、好ましくは、例えば上記実施例の球技トレーニング用シート1の表面 には、夜光塗料よりなる表示部が設けられる。夜光塗料よりなる表紙部を設けた 場合には、夜間や暗い場所においても、球技トレーニング用シート1の貼付され ている位置をより明確に把握することができ、従って、このような条件の悪いと ころでも、素振りによるトレーニングの効果を高めることができる。上記夜光塗 料としては、蛍光塗料、蓄光塗料等の適宜の塗料を用いることができる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、本考案の球技トレーニング用シートは、球の位置の目標を与え るために、壁面等に貼付されて用いられる。従って、相手の打球や投手の投げる 球のコースに応じて明確な目標が与えられるので、素振り等のトレーニング効果 を著しく高めることができる。
【0022】 しかも、本考案の球技トレーニング用シートは、シート基材の一面に再剥離性 粘着剤層を設けてなるものであるため、壁面等に繰り返し貼付することができる 。よって、種々の球の位置やコースに応じて、貼付位置を変えることにより、上 記のような素振りのトレーニング効果をより一層高めることができる。
【0023】 また、請求項2に記載のように、シート基材の他面に夜光塗料よりなる表示部 を設けた場合には、夜間や暗い場所においても、本考案の球技トレーニング用シ ートを用いて素振りの効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の球技トレーニング用シートの使用状態
を示す斜視図。
【図2】本考案の一実施例にかかる球技トレーニング用
シートを示す斜視図。
【図3】本考案の一実施例にかかる球技トレーニング用
シートの断面図。
【符号の説明】
1…球技トレーニング用シート 1a…シート基材 1b…再剥離性粘着剤層

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球技のトレーニングに際し、球の位置の
    目標を与えるために、壁面等に貼付されて用いられる球
    技トレーニング用シートであって、 シート基材の一面に再剥離性粘着剤層を形成してなるこ
    とを特徴とする、球技トレーニング用シート。
  2. 【請求項2】 前記シート基材の他面に夜光塗料よりな
    る表示が施されている、請求項1に記載の球技トレーニ
    ング用シート。
JP1994003931U 1994-04-15 1994-04-15 球技トレーニング用シート Expired - Lifetime JP3003127U (ja)

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