JP3002105B2 - ゴルフ練習用マット - Google Patents

ゴルフ練習用マット

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JP3002105B2
JP3002105B2 JP6310943A JP31094394A JP3002105B2 JP 3002105 B2 JP3002105 B2 JP 3002105B2 JP 6310943 A JP6310943 A JP 6310943A JP 31094394 A JP31094394 A JP 31094394A JP 3002105 B2 JP3002105 B2 JP 3002105B2
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収 黒田
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クロコ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にアイアンクラブを
用いて打撃練習を行うゴルフ練習用マットに係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフ練習用マットは、実公昭3
9−25581号または実開昭62−78962号公報
記載の考案に示されるように、大型に形成した基板に凹
部を形成し、この凹部内に、アイアンクラブを用いて打
撃練習を行う、植毛マットを嵌合している。このように
基板に、凹部を形成して植毛マットを嵌合することによ
り、アイアンクラブ等による打撃が植毛マット等に加え
られても、植毛マットが移動したりする危険がなく、安
定した練習を行うことができる利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、練習者
が打撃練習を行う場合には、練習者の立つ位置が基板に
対して一定の位置に特定される場合が多い。そのため、
上述の如く基板の凹部に固定的に植毛マットの全部を嵌
合して使用する方法は、植毛マットの特定部分にのみア
イアンクラブの接触が行われ、特定部分の植毛だけが損
傷する傾向がある。その結果、植毛マットの他の部分は
何ら損傷していないにもかかわらず、植毛マットの使用
ができなくなってしまう欠点を有している。
【0004】従来の、上述の如きゴルフ練習マットに於
ても、植毛マットの基板へのはめ込み方向を変えたりす
ることにより、損傷部分の位置を変えて植毛マットの寿
命を延ばすことも行われている。しかし、この場合に於
ても植毛マットの表面上の左右二カ所が損傷すれば、他
の部分が正常な状態であっても、使用できなくなる欠点
を有している。
【0005】本発明は上述の如き課題を解決するため、
基板に対する植毛マットの係合位置の移動を、自由に行
なう事によって、植毛マットの表面の全ての部分を、ア
イアンクラブ等の打撃練習に使用することができるよう
にすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき課
題を解決するため、基板の表面の長さ方向に複数個の係
合突起を、係合間隔を設けて突出形成するとともにこの
係合突起を嵌合する係合凹部を、表面に植毛を施した植
毛マットの裏面に形成し、この植毛マットの長さ方向の
寸法を、基板の長さ方向の寸法よりも短く形成して成る
ものである。
【0007】また、基板の表面に設けた係合突起は、幅
方向の両側に、係合間隔を設けて長さ方向に連続して各
々形成したものであっても良い。
【0008】また、基板の表面に設けた係合突起は、長
さ方向の一端から他端まで、係合間隔を設けて連続的に
形成したものであっても良い。
【0009】また、基板の表面に設けた係合突起は、長
さ方向の両端部には形成せず、基板の長さ方向の両端部
を平坦部としたものであっても良い。
【0010】また、植毛マットは、軟弾性の伸縮可能な
材質により形成し、ゴルフクラブによる打撃時に、伸長
して弾性変形するものであっても良い。
【0011】
【作用】本発明は上述の如く構成したものであるから、
アイアンクラブ等を用いてゴルフの打撃練習を行う場合
には、基板の表面に係合間隔を介して突出した係合突起
に、植毛マットの裏面に凹設して設けた係合凹部を係合
する。このように係合突起と係合凹部を嵌合することに
より、植毛マットは基板に固定され、位置を安定する。
そのため、その植毛の表面にゴルフボールを載置して打
撃練習を行っても、植毛マットが打撃によって移動した
り、飛んだりする危険を防止することができる。
【0012】また、打撃練習者は、基板に対して定位置
に向き合って打撃練習を行うのが一般的である。そのた
め、アイアンクラブ等を用いて打撃を行う場合、植毛マ
ットのボールの載置位置は、常に一定の場所に於て行わ
れる場合が多い。その結果、植毛マットの一部のみが損
傷を生じるものとなる。
【0013】このように、植毛マットの一部にのみ損傷
が生じた場合は、植毛マットを基板から分離し、その位
置を基板上に於て左右いずれかに移動した後、再度植毛
マットの係合凹部を基板の係合突起に嵌合する。この嵌
合により、植毛マットは基板に対する位置を移動するも
のとなる。
【0014】そのため、打撃練習者が基板に対して定位
置で打撃練習を行うと、植毛マットの損傷されていない
部分が、打撃練習者の定位置に対応するものとなる。そ
して、打撃練習者は損傷されていない、正常な植毛位置
に於て打撃練習を行うことができる。
【0015】また、この新しい位置での打撃練習に於て
も植毛に損傷を生じた場合には、再度植毛マットを基板
上に於て移動させ、打撃練習者の対応位置に、損傷され
ていない植毛部分を対応させることにより、植毛マット
の全ての部分に於て、打撃練習を行うことが可能とな
る。そして、植毛マットの植毛の殆どを損傷するまで、
長期間にわたり植毛マットの使用が可能となる。そのた
め、極めて経済的な植毛マットの使用を可能とするもの
である。
【0016】また、上述の如き植毛マットの移動が行わ
れても、植毛マットの複数の係合凹部と基板の複数の係
合突起とは、常にその一部が係合しているため、打撃練
習に於いて植毛マットの安定を常に確保することができ
る。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、(1)は基板で、ゴム等の適宜の重量と摩擦力及び
弾性を有する材質に於て形成する。その形状は、一般的
には長方形に形成することが好ましいが、正方形、円形
等に形成しても差し支えない。
【0018】また、この基板(1)の表面には、係合間隔
(2)を設けて係合突起(3)を突出形成している。この係
合突起(3)は、図1乃至図6に示す如く、基板(1)の上
面両側にそれぞれ一定の係合間隔(2)を介して各々形成
している。また、この係合突起(3)の形成は、基板(1)
の一端から他端まで、係合間隔(2)を介して連続的に形
成してもよいが、一実施例に於ては、資材の使用量及び
成形型を廉価にするため、図1、図2に示すごとく、基
板(1)の両端方向には係合突起(3)を設けず、単なる平
坦部(4)としている。
【0019】また、基板(1)の係合突起(3)に対応する
係合凹部(5)を、植毛マット(6)の裏面に形成する。こ
の植毛マット(6)は、表面に合成樹脂材等により形成し
た植毛(7)を施している。そして、係合突起(3)に対応
する係合凹部(5)を、植毛マット(6)の裏面の両側に設
けることにより、植毛マット(6)の中央部を肉厚とする
ことができる。その結果、アイアンクラブによる打撃に
対して強い強度を保持することが可能となる。
【0020】また、植毛マット(6)は、軟弾性材性の伸
縮可能なナイロン、スポンジ等の材質により形成し、ア
イアンクラブ等のゴルフクラブによる打撃時に、所謂ダ
フリ等によって、植毛マット(6)が打撃された場合に
は、伸長して弾性変形し、ゴルフ練習者への衝撃を和ら
げるような伸縮可能な材質をもって形成している。ま
た、基板(1)も軟弾性材性の伸縮可能なナイロン、スポ
ンジ等の材質により形成すれば、植毛マット(6)は基板
(1)とともに伸長することができるから、伸長性を良く
し、衝撃の緩和を更に有効なものとすることができる。
【0021】また、植毛マット(6)は基板(1)の一端か
ら他端までの長さ方向の寸法よりも短く形成し、基板
(1)の上面に載置した時、少なくともその一端側には、
基板(1)の表面が露出する露出部(8)を設ける寸法に
形成している。
【0022】上述の如く構成したものに於て、打撃練習
を行うには、まず図3に示す如く、植毛マット(6)の裏
面に形成した係合凹部(5)を、基板(1)の表面に突出形
成した係合突起(3)に嵌合する。このようにセットする
ことにより、植毛マット(6)は基板(1)と一体となり、
その位置を安定的に保持することができる。そのため、
ゴルフの打撃練習者が打撃を行い、植毛マット(6)に強
い衝撃等を与えることがあっても、その位置をずらせた
り、不用意な方向に植毛マット(6)を飛ばしたりする危
険を防止することができる。
【0023】そして、一定期間の打撃練習によって、植
毛マット(6)の植毛(7)が損傷を受けた場合には、植毛
マット(6)を図2に示す如く、基板(1)から引き剥がし
た後、図4に示す如く一方に移動する。この移動は、任
意量移動することが可能であるが、上記の打撃練習で損
傷した部分が、ゴルフ練習者の、打撃練習位置に配置さ
れることがないよう、図4に示す如く、基板(1)に対し
て一方向、図4では左側に移動するものとする。
【0024】そして、更に図4に示す状態に於ても、植
毛マット(6)の植毛(7)に損傷を生じたような場合に
は、更に一方向又は他方向に植毛マット(6)を移動し、
係合凹部(5)と係合突起(3)を嵌合することにより、植
毛マット(6)の損傷されていない植毛(7)部分を、ゴル
フ練習者に対応させることができる。
【0025】また、植毛マット(6)は基板(1)の上面に
於て左右に移動するだけではなく、基板(1)上に於て、
植毛マット(6)の左右を反転することにより、打撃練習
者側から見た植毛マット(6)の手前側と向こう側の植毛
位置も、使い分けを行うことが可能となる。この場合
は、植毛マット(6)の移動方向は、図5に示す如く上記
とは反対方向に行うことが多いものである。
【0026】この植毛マット(6)の移動は、基板(1)上
に於て、左右方向任意の位置に移動しても、係合凹部
(5)と係合突起(3)の嵌合は、一部に於いて常に行われ
るものとなるから、安定した打撃練習を行うことが可能
となる。
【0027】また、上記の植毛マット(6)と基板(1)
の、更に安定的な係合を目的とする場合には、図7に示
す如く、基板(1)の長さ方向の一端から他端まで係合突
起(3)を突出形成する。このように形成することによ
り、基板(1)上で植毛マット(6)を移動しても、植毛マ
ット(6)の全ての係合凹部(5)に、基板(1)の係合突起
(3)の一部が係合するものとなり、植毛マット(6)の安
定を更に良いものとすることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、植毛の一部を損傷することによって従来廃棄され
ていた植毛マットを、植毛の全ての部分を有効に打撃練
習に使用することができるものとなり、経済的な植毛マ
ットの使用を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板と植毛マットを分離した状態を示す斜視図
である。
【図2】基板上に於て植毛マットを反転して分離した状
態を示す斜視図である。
【図3】基板と植毛マットの嵌合状態を示す平面図であ
る。
【図4】基板上に於て植毛マットの位置を移動させた状
態を示す平面図である。
【図5】基板上に於て植毛マットの位置を、図4とは反
対側に移動させた状態を示す平面図である。
【図6】図3のAーA線断面図である。
【図7】係合突起を基板の長さ方向の一端から他端まで
形成した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 係合間隔 3 係合突起 4 平坦部 5 係合凹部 6 植毛マット 7 植毛
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 69/36 E01C 13/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面の長さ方向に複数個の係合突
    起を、係合間隔を設けて突出形成するとともにこの係合
    突起を嵌合する係合凹部を、表面に植毛を施した植毛マ
    ットの裏面に形成し、この植毛マットの長さ方向の寸法
    を、基板の長さ方向の寸法よりも短く形成した事を特徴
    とするゴルフ練習用マット。
  2. 【請求項2】 基板の表面に設けた係合突起は、幅方向
    の両側に、係合間隔を設けて長さ方向に連続して各々形
    成したものである事を特徴とする請求項1のゴルフ練習
    用マット。
  3. 【請求項3】 基板の表面に設けた係合突起は、長さ方
    向の一端から他端まで、係合間隔を設けて連続的に形成
    したものである事を特徴とする請求項1、2のゴルフ練
    習用マット。
  4. 【請求項4】基板の表面に設けた係合突起は、長さ方向
    の両端部には形成せず、基板の長さ方向の両端部を平坦
    部とした事を特徴とする請求項1、2のゴルフ練習用マ
    ット。
  5. 【請求項5】 植毛マットは、軟弾性の伸縮可能な材質
    により形成し、ゴルフクラブによる打撃時に、伸長して
    弾性変形するものである事を特徴とする請求項1のゴル
    フ練習用マット。
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