JP3001490B2 - Lan端末およびパケット転送方法 - Google Patents
Lan端末およびパケット転送方法Info
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- JP3001490B2 JP3001490B2 JP893398A JP893398A JP3001490B2 JP 3001490 B2 JP3001490 B2 JP 3001490B2 JP 893398 A JP893398 A JP 893398A JP 893398 A JP893398 A JP 893398A JP 3001490 B2 JP3001490 B2 JP 3001490B2
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Description
ワーク間を接続して構成されるネットワークにおいて、
サブネットワーク間を移動するLAN端末およびパケッ
ト転送方法に関する。
ットワーク)環境は、広域網やインターネットと接続さ
れ、構内に閉じた利用から広域の企業網としての利用に
移行しつつある。一方、パソコン等の小型化に伴い、出
張等の移動時にLAN端末を持ち運びする機会が多くな
っている。このような背景により、個人がどの場所に移
動しても同じLAN環境で仕事ができるロジカルなLA
N環境が望まれている。この移動型LANサービスとし
て、例えば移動先でも同じIPアドレスの使用を可能と
するモバイルIPや、電話系の位置登録管理機構の利用
を特徴とするロジカルオフィスサービスが提案されてい
る。
接続するサブネットワークをホームネットワークとし、
LAN端末が移動先で接続するサブネットワークをリモ
ートネットワークとし、各サブネットワークがインター
ネット等を介して接続されて1つのネットワークを構成
しているものとする。モバイルIPやロジカルオフィス
サービスは、このリモートネットワークとホームネット
ワークの間のパケット転送プロトコルである。
にホームエージェントサーバを設け、リモートネットワ
ーク側にフォーリンエージェントサーバを設ける。各エ
ージェントサーバは、自サブネットワークの識別符号を
含むアドバタイズメント信号を自サブネットワークに周
期的に送信する。
メント信号内の識別符号の変化によりサブネットワーク
間の移動を検出し、登録信号をエージェントサーバに送
信する。フォーリンエージェントサーバは登録信号を受
信すると、ホームエージェントサーバにLAN端末の移
動を通知し、フォーリンエージェントサーバとホームエ
ージェントサーバ間のパケット転送を開始する(参考文
献:RFC 2002,"IP Mobility Support")。
ットワーク側にホームサーバを設け、リモートネットワ
ーク側にリモートサーバを設ける。また、ホームサーバ
とリモートサーバ間でパケット転送する際に、アドレス
解決するためのアドレス解決サーバをネットワーク上に
設ける。リモートサーバは、自サブネットワークを流れ
る全パケットのソースアドレスをモニタリングする。
すると、リモートサーバがこれを検出し、アドレス解決
サーバにLAN端末のホームサーバのアドレスを問い合
わせる。アドレス解決サーバは、リモートサーバにホー
ムサーバのアドレスを通知するとともに、ホームサーバ
へリモートサーバのアドレスを通知する。通知を受けた
リモートサーバとホームサーバは、そのアドレスに基づ
いてパケット転送を開始する(参考文献:谷本 他,
“ロジカルオフィスサービス”,NTTR&D vol.45,
no.10, 1996) 。
AN端末が移動する頻度に関わらず、周期的にアドバタ
イズメント信号がサブネットワーク全体に送信されるの
で、サブネットワーク全体のトラヒックが定常的に増加
する問題がある。さらに、アドバタイズメント信号の送
信間隔が短くなるにつれてトラヒックが増加する。一
方、アドバタイズメント信号の送信間隔を長くすると、
移動したLAN端末はアドバタイズメント信号を受信す
るまでサブネットワークの移動を検出できないので、移
動先のフォーリンエージェントサーバに登録することが
できず、ホームネットワークとの通信ができない問題が
ある。
が最初のパケットを送信したときに、ホームネットワー
クとリモートネットワーク間のパケット転送が開始され
る。そのため、移動端末で送信パケットが生起するま
で、ホームネットワークから移動端末宛てのパケットを
転送することができなかった。
サブネットワーク全体のトラヒックが端末移動の頻度に
関わらず定常的に増加する問題を解決し、サブネットワ
ーク全体の定常的なトラヒック増加を伴わずにホームネ
ットワークとリモートネットワーク間のパケット転送を
可能にするLAN端末およびパケット転送方法を提供す
ることを目的とする。
N端末がアドバタイズメント信号を受信するまで、また
は最初にパケットを送信するまで、ホームネットワーク
とリモートネットワーク間のパケット転送が開始されな
い点を解決し、LAN端末がサブネットワーク間を移動
したことを速やかに検出し、ホームネットワークとリモ
ートネットワーク間のパケット転送を開始することがで
きるLAN端末およびパケット転送方法を提供すること
を目的とする。
よび請求項5のパケット転送方法は、サブネットワーク
に有線接続するLAN端末が移動する場合のものであ
る。
ネットワークに接続したことを検出するサブネットワー
ク接続検出手段と、サブネットワークに接続したことを
検出したときに登録信号を送信する登録信号送信手段と
を備え、ホームネットワークまたはリモートネットワー
クに接続したことを検出したときに登録信号を送信す
る。リモートサーバは、登録信号を受信した場合に、そ
れを送信したLAN端末が未登録のときはホームサーバ
との間にパケット転送路を設定してパケット転送を開始
し、登録済みのときはホームサーバとの間のパケット転
送を継続する。ホームサーバは、登録信号を受信した場
合に、それを送信したLAN端末が未登録のときはリモ
ートサーバとの間のパケット転送を終了する。
動先のリモートネットワークに接続後、直ちにホームネ
ットワークとリモートネットワーク間でパケット転送を
開始することができる。また、リモートネットワークか
らホームネットワークに移動したときには、直ちにホー
ムネットワークとリモートネットワーク間のパケット転
送を終了することができる。
的な報知を行わずに、ホームネットワークとリモートネ
ットワーク間でパケット転送を開始することができる。
したがって、アドバタイズメント信号受信または送信パ
ケット生起まで、パケット転送が開始されない事態を防
止することができるとともに、サブネットワーク全体の
トラヒック増加を防止することができる。
ケット転送方法は、サブネットワークに無線接続するL
AN端末が移動する場合のものである。すなわち、無線
接続のLAN端末は、通信中に移動したときに、移動元
無線基地局から移動先無線基地局に自動的に接続を切り
替えるハンドオフ手段と、移動元無線基地局から移動先
無線基地局に接続を切り替えたときに、各無線基地局の
ドメインIDを比較するドメインID比較手段と、移動
元無線基地局のドメインIDと移動先無線基地局のドメ
インIDが異なるときに登録信号を送信する登録信号送
信手段とを備え、他のサブネットワークにハンドオフし
たときに登録信号を送信する。リモートサーバは、登録
信号を受信した場合は、ホームサーバとの間にパケット
転送路を設定してパケット転送を開始する。ホームサー
バは、登録信号を受信した場合は、ホームサーバとリモ
ートサーバとの間のパケット転送を終了する。
動先のリモートネットワークにハンドオフ後、直ちにホ
ームネットワークとリモートネットワーク間でパケット
転送を開始することができる。また、リモートネットワ
ークからホームネットワークに移動したときには、直ち
にホームネットワークとリモートネットワーク間のパケ
ット転送を終了することができる。
的な報知を行わずに、ホームネットワークとリモートネ
ットワーク間でパケット転送を開始することができる。
したがって、アドバタイズメント信号受信または送信パ
ケット生起まで、パケット転送が開始されない事態を防
止することができるとともに、サブネットワーク全体の
トラヒック増加を防止することができる。
ットワーク間の移動をドメインIDの変化により検出す
ることができるので、ドメインIDが変化した場合にの
み登録信号を送信すればよい。これにより、登録信号送
信によるトラヒック増加を防ぎ、かつホームサーバおよ
びリモートサーバの処理負荷の増加を防ぐことができ
る。
7,8のパケット転送方法は、サブネットワークに有線
接続または無線接続するハイブリッドLAN端末が移動
する場合のものである。
ブネットワークに有線接続または無線接続したことを検
出するサブネットワーク接続検出手段と、無線接続によ
り通信中に移動したときに、移動元無線基地局から移動
先無線基地局に自動的に接続を切り替えるハンドオフ手
段と、サブネットワークに有線接続したことを検出した
とき、または移動元無線基地局から移動先無線基地局に
接続を切り替えたとき、または有線接続から無線接続に
切り替えたときに登録信号を送信する登録信号送信手段
とを備え、リモートネットワークまたはホームネットワ
ークに有線接続したことを検出したとき、または他のサ
ブネットワークにハンドオフしたとき、または有線接続
から無線接続に切り替えたときに登録信号を送信する。
合に、それを送信したLAN端末が未登録のときはホー
ムサーバとの間にパケット転送路を設定してパケット転
送を開始し、登録済みのときはホームサーバとの間のパ
ケット転送を継続する。ホームサーバは、登録信号を受
信した場合に、それを送信したLAN端末が未登録のと
きはリモートサーバとの間のパケット転送を終了する。
リモートネットワークに移動し、また接続形態が有線接
続と無線接続で切り替わった場合でも、直ちにホームネ
ットワークとリモートネットワーク間でパケット転送を
開始することができる。また、リモートネットワークか
らホームネットワークに移動し、また接続形態が有線接
続と無線接続で切り替わった場合でも、直ちにホームネ
ットワークとリモートネットワーク間のパケット転送を
終了することができる。
的な報知を行わずに、ホームネットワークとリモートネ
ットワーク間でパケット転送を開始することができる。
したがって、アドバタイズメント信号受信または送信パ
ケット生起まで、パケット転送が開始されない事態を防
止することができるとともに、サブネットワーク全体の
トラヒック増加を防止することができる。
ットワーク間の移動をドメインIDの変化により検出す
ることができるので、ドメインIDが変化した場合にの
み登録信号を送信すればよい。これにより、登録信号送
信によるトラヒック増加を防ぎ、かつホームサーバおよ
びリモートサーバの処理負荷の増加を防ぐことができ
る。
ワークの構成を示す。図において、複数のサブネットワ
ークはインターネット1を介して接続され、1つのネッ
トワークが構成される。各サブネットワークは、移動す
るLAN端末が最も頻繁に接続するホームネットワーク
2と、LAN端末が移動先で接続するリモートネットワ
ーク3に分類される。各サブネットワークは、ルータ2
1,31を介してインターネット1に接続される。ま
た、各サブネットワークは複数の無線基地局を収容し、
各無線基地局は自局が所属するサブネットワークを表す
ドメインIDをもつ。
線基地局をホーム基地局(H)22−1,22−2、リ
モートネットワーク3に属する無線基地局をリモート基
地局(R)32−1,32−2という。また、ホームネ
ットワーク2にはホームサーバ(HS)23が設けら
れ、リモートネットワーク3にはリモートサーバ(R
S)33が設けられる。
ト)インタフェースをもつLAN端末(T)41と、無
線インタフェースをもつ無線LAN端末(RT)42
と、有線インタフェースおよび無線インタフェースをも
つハイブリッドLAN端末(HT)43の3種類があ
る。
41がホームネットワークホストと通信中に移動した際
のパケット転送手順を示す。第2の実施形態は、無線L
AN端末42がホームネットワークホストと通信中に移
動した際のパケット転送手順を示す。第3の実施形態
は、ハイブリッドLAN端末43がホームネットワーク
ホストと通信中に移動し、かつサブネットワークとの接
続形態が有線接続と無線接続との間で切り替わる際のパ
ケット転送手順を示す。各実施形態における移動形態を
表1に示す。
ムネットワーク2内の移動、(2) ホームネットワーク2
からリモートネットワーク3aへの移動、(3) リモート
ネットワーク3aからホームネットワーク2への移動、
(4) リモートネットワーク3a内の移動、(5) リモート
ネットワーク3aからリモートネットワーク3bへの移
動に分けて説明する。
ーク2内の移動(ホーム基地局間でハンドオフ)、(7)
ホームネットワーク2からリモートネットワーク3aへ
の移動(ホーム基地局とリモート基地局間でハンドオ
フ)、(8) リモートネットワーク3aからホームネット
ワーク2への移動(リモート基地局とホーム基地局間で
ハンドオフ)、(9) リモートネットワーク3a内の移動
(リモート基地局間でハンドオフ)、(10)リモートネッ
トワーク3aからリモートネットワーク3b(リモート
基地局間でハンドオフ)への移動に分けて説明する。
ーク2内で有線接続から無線接続に切り替わる移動、(1
2)ホームネットワーク2内で無線接続から有線接続に切
り替わる移動、(13)ホームネットワーク2からリモート
ネットワーク3aへの移動で有線接続から無線接続に切
り替わる移動、(14)ホームネットワーク2からリモート
ネットワーク3aへの移動で無線接続から有線接続に切
り替わる移動、(15)リモートネットワーク3aからホー
ムネットワーク2への移動で有線接続から無線接続に切
り替わる移動、(16)リモートネットワーク3aからホー
ムネットワーク2への移動で無線接続から有線接続に切
り替わる移動、(17)リモートネットワーク3a内で有線
接続から無線接続に切り替わる移動、(18)リモートネッ
トワーク3a内で無線接続から有線接続に切り替わる移
動、(19)リモートネットワーク3aからリモートネット
ワーク3bへの移動で有線接続から無線接続に切り替わ
る移動、(20)リモートネットワーク3aからリモートネ
ットワーク3bへの移動で無線接続から有線接続に切り
替わる移動に分けて説明する。
トワークとの接続形態が変わらない場合は、第1の実施
形態におけるLAN端末41の移動、または第2の実施
形態における無線LAN端末42の移動と同様である。
端末41がホームネットワークホストと通信中に移動し
た際のパケット転送手順を示す。
スト(HWS)24と通信中に、ホームネットワーク2
内で移動し、有線インタフェースによりイーサネット接
続を検出すると、登録信号をホームサーバ23に送信す
る。ホームサーバ23は登録信号を受信すると、そのL
AN端末41の登録の有無を判断する。このLAN端末
41はホームネットワーク2内での移動であるので登録
済みと判断され、ホームネットワークホスト24との通
信を継続する。
ばイーサネット未接続時に開放中の有線インタフェース
に一定の電圧をかけておき、イーサネット接続時に回路
が閉じることにより生じる電流または電圧降下を検出す
る方法をとる。
ットワーク3aへ移動 図3において、LAN端末41がホームネットワークホ
スト24と通信中、例えばTCPアプリケーションの1
つのtelnet(telecommunications network)によりログイ
ン中に、ホームネットワーク2からリモートネットワー
ク3aへ移動し、有線インタフェースによりイーサネッ
ト接続を検出すると、登録信号をリモートサーバ33に
送信する。
と、そのLAN端末41の登録の有無を判断する。この
LAN端末41は未登録であるので、他のサブネットワ
ーク(ここではホームネットワーク2)から移動してき
たものと判断し、リモートサーバ33とホームサーバ2
3との間のパケット転送路を設定し、パケット転送を開
始する。パケット転送路としては、例えばパケットトン
ネリング技術を用いたインターネット上の仮想プライベ
ートネットワーク(Virtual Private Network)、または
ATMのバーチャルチャネル、または公衆電話回線等を
用いる。これにより、LAN端末41は、リモートネッ
トワーク3aに接続後、速やかにホームネットワークホ
スト24と通信を開始することができる。
ネットワーク2へ移動 図4において、リモートネットワーク3aに接続のLA
N端末41がホームネットワークホスト24と通信中
に、リモートネットワーク3aからホームネットワーク
2へ移動し、有線インタフェースによりイーサネット接
続を検出すると、登録信号をホームサーバ23に送信す
る。
と、そのLAN端末41の登録の有無を判断する。この
LAN端末41は未登録であるので、リモートネットワ
ーク3aから移動してきたものと判断し、設定中のリモ
ートサーバ33とホームサーバ23間のパケット転送路
を切断してパケット転送を終了する。これにより、ホー
ムサーバ23は、LAN端末41がホームネットワーク
2に接続後、速やかにリモートサーバ33へのパケット
転送を終了でき、無駄なパケット転送による中継パケッ
トのトラヒック増加とサーバの負荷増加を回避すること
ができる。また、LAN端末41はホームネットワーク
2に接続後、速やかにホームネットワークホスト24と
通信を開始することができる。
N端末41がホームネットワークホスト24と通信中
に、リモートネットワーク3a内で移動し、有線インタ
フェースによりイーサネット接続を検出すると、登録信
号をリモートサーバ33に送信する。リモートサーバ3
3は登録信号を受信すると、そのLAN端末41の登録
の有無を判断する。このLAN端末41はリモートネッ
トワーク2内での移動であるので登録済みと判断され、
ホームネットワークホスト24との通信を継続する。
トネットワーク3bへ移動 図6において、リモートネットワーク3aに接続のLA
N端末41がホームネットワークホスト24と通信中
に、リモートネットワーク3aからリモートネットワー
ク3bへ移動し、有線インタフェースによりイーサネッ
ト接続を検出すると、登録信号を移動先のリモートサー
バ33bに送信する。
ると、そのLAN端末41の登録の有無を判断する。こ
のLAN端末41は未登録であるので、他のサブネット
ワークから移動してきたものと判断し、リモートサーバ
33bとホームサーバ23との間のパケット転送路を設
定する。また、ホームサーバ23は設定中のリモートサ
ーバ33aとホームサーバ23間のパケット転送路を切
断し、リモートサーバ33bとの間でパケット転送を開
始する。これにより、LAN端末41は、リモートネッ
トワーク3bに接続後、速やかにホームネットワークホ
スト24と通信を開始することができる。また、ホーム
サーバ23は、LAN端末41がリモートネットワーク
3bに接続後、速やかにリモートサーバ33aへのパケ
ット転送を終了でき、無駄なパケット転送による中継パ
ケットのトラヒック増加を回避することができる。
LAN端末42がホームネットワークホストと通信中に
移動した際のパケット転送手順を示す。
ム基地局間でハンドオフ) 図7において、無線LAN端末42がホームネットワー
クホスト(HWS)24と通信中に、ホームネットワー
ク2内で移動してホーム基地局22−1からホーム基地
局22−2にハンドオフすると、ホーム基地局22−2
からドメインIDが通知される。そして、ハンドオフ後
にホーム基地局22−1のドメインIDとホーム基地局
22−2のドメインIDを比較する。このときドメイン
IDが一致するので、サブネットワーク間の移動ではな
いと判断し、無線LAN端末42は登録信号を送信せ
ず、ホームネットワークホスト24との通信を継続す
る。
ットワーク3aへ移動(ホーム基地局とリモート基地局
間でハンドオフ) 図8において、無線LAN端末42がホームネットワー
クホスト24と通信中に、ホームネットワーク2からリ
モートネットワーク3aへ移動すると、ホーム基地局2
2からリモート基地局32へのハンドオフが行われる。
無線LAN端末42は、ハンドオフ時にリモート基地局
32からドメインIDが通知され、ハンドオフ後にホー
ム基地局22のドメインIDとリモート基地局32のド
メインIDを比較する。このとき、ドメインIDが異な
るので、他のサブネットワークから移動してきたものと
判断し、登録信号をリモートサーバ33に送信する。
と、その無線LAN端末42を登録し、リモートサーバ
33とホームサーバ23との間のパケット転送路を設定
し、パケット転送を開始する。これにより、無線LAN
端末42は、リモートネットワーク3に接続後、速やか
にホームネットワークホスト24と通信を開始すること
ができる。
ネットワーク2へ移動(リモート基地局とホーム基地局
間でハンドオフ) 図9において、リモートネットワーク3aに接続の無線
LAN端末42がホームネットワークホスト24と通信
中に、リモートネットワーク3aからホームネットワー
ク2へ移動すると、リモート基地局32からホーム基地
局22へのハンドオフが行われる。無線LAN端末42
は、ハンドオフ時にホーム基地局22からドメインID
が通知され、ハンドオフ後にリモート基地局32のドメ
インIDとホーム基地局22のドメインIDを比較す
る。このとき、ドメインIDが異なるので、他のサブネ
ットワークから移動してきたものと判断し、登録信号を
ホームサーバ23に送信する。
と、設定中のリモートサーバ33とホームサーバ23間
のパケット転送路を切断してパケット転送を終了する。
これにより、ホームサーバ23は、無線LAN端末42
がホームネットワーク2にハンドオフ後、速やかにリモ
ートサーバ33へのパケット転送を終了でき、無駄なパ
ケット転送による中継パケットのトラヒック増加とサー
バの負荷増加を回避することができる。また、無線LA
N端末42はホームネットワーク2にハンドオフ後、速
やかにホームネットワークホスト24と通信を開始する
ことができる。
(リモート基地局間でハンドオフ) 図10において、リモートネットワーク3aに接続の無
線LAN端末42がホームネットワークホスト24と通
信中に、リモートネットワーク3a内で移動してリモー
ト基地局32−1からリモート基地局32−2にハンド
オフすると、リモート基地局32−2からドメインID
が通知される。そして、ハンドオフ後にリモート基地局
32−1のドメインIDとリモート基地局32−2のド
メインIDを比較する。このときドメインIDが一致す
るので、サブネットワーク間の移動ではないと判断し、
無線LAN端末42は登録信号を送信せず、ホームネッ
トワークホスト24との通信を継続する。
トネットワーク3bへ移動(リモート基地局間でハンド
オフ) 図11において、リモートネットワーク3aに接続の無
線LAN端末42がホームネットワークホスト24と通
信中に、リモートネットワーク3aからリモートネット
ワーク3bへ移動すると、リモート基地局32aからリ
モート基地局32bへのハンドオフが行われる。無線L
AN端末42は、ハンドオフ時にリモート基地局32b
からドメインIDが通知され、ハンドオフ後にリモート
基地局32aのドメインIDとリモート基地局32bの
ドメインIDを比較する。このとき、ドメインIDが異
なるので、他のサブネットワークから移動してきたもの
と判断し、登録信号を移動先のリモートサーバ33bに
送信する。
ると無線LAN端末42を登録し、リモートサーバ33
bとホームサーバ23との間のパケット転送路を設定す
る。また、ホームサーバ23は設定中のリモートサーバ
33aとホームサーバ23間のパケット転送路を切断
し、リモートサーバ33bとの間でパケット転送を開始
する。これにより、無線LAN端末42は、リモートネ
ットワーク3bにハンドオフ後、速やかにホームネット
ワークホスト24と通信を開始することができる。ま
た、ホームサーバ23は、無線LAN端末42がリモー
トネットワーク3bにハンドオフ後、速やかにリモート
サーバ33aへのパケット転送を終了でき、無駄なパケ
ット転送による中継パケットのトラヒック増加を回避す
ることができる。
イブリッドLAN端末43がホームネットワークホスト
と通信中に移動し、サブネットワークとの接続で有線イ
ンタフェースと無線インタフェースが切り替わる際のパ
ケット転送手順を示す。
ら無線接続に切り替わる移動 図12において、ホームネットワーク2に有線接続され
ているハイブリッドLAN端末43がホームネットワー
クホスト(HWS)24と通信中に、イーサネットから
の切り離しを検出すると、無線インタフェースに切り替
え、移動元ドメインIDを初期化する。この初期値は、
ドメインIDに用いることがない値とする。次に、ホー
ムネットワーク2の無線LAN圏内への移動を検出する
と、ホーム基地局22に接続し、ホーム基地局22から
ドメインIDが通知される。このドメインIDは、記憶
しているドメインID(初期値)と異なるので、登録信
号をホームサーバ23に送信する。
と、そのハイブリッドLAN端末43の登録の有無を判
断する。このハイブリッドLAN端末43はホームネッ
トワーク2内での移動であるので登録済みと判断され、
ホームネットワークホスト24との通信を継続する。
ら有線接続に切り替わる移動 図13において、ハイブリッドLAN端末43がホーム
基地局22を介してホームネットワークホスト24と通
信中に無線LAN圏外に移動し、イーサネット接続を検
出すると有線インタフェースに切り替え、登録信号をホ
ームサーバ23に送信する。ホームサーバ23は登録信
号を受信すると、そのハイブリッドLAN端末43の登
録の有無を判断する。このハイブリッドLAN端末43
はホームネットワーク2内での移動であるので登録済み
と判断され、ホームネットワークホスト24との通信を
継続する。
ットワーク3aへ有線接続から無線接続に切り替わる移
動 図14において、ハイブリッドLAN端末43が有線イ
ンタフェースを介してホームネットワークホスト24と
通信中に、イーサネットからの切り離しを検出すると、
無線インタフェースに切り替え、移動元ドメインIDを
初期化する。この初期値は、ドメインIDに用いること
がない値とする。次に、リモートネットワーク3aの無
線LAN圏内への移動を検出すると、リモート基地局3
2に接続し、リモート基地局32からドメインIDが通
知される。このドメインIDは、記憶しているドメイン
ID(初期値)と異なるので、登録信号をリモートサー
バ33に送信する。
と、そのハイブリッドLAN端末43の登録の有無を判
断する。このハイブリッドLAN端末43は未登録であ
るので、他のサブネットワーク(ここではホームネット
ワーク2)から移動してきたものと判断し、リモートサ
ーバ33とホームサーバ23との間のパケット転送路を
設定し、パケット転送を開始する。これにより、ハイブ
リッドLAN端末43は、リモートネットワーク3aに
接続後、速やかにホームネットワークホスト24と通信
を開始することができる。
ットワーク3aへ無線接続から有線接続に切り替わる移
動 図15において、ハイブリッドLAN端末43がホーム
基地局22を介してホームネットワークホスト24と通
信中に無線LAN圏外に移動し、イーサネット接続を検
出すると有線インタフェースに切り替え、登録信号をリ
モートサーバ33に送信する。
と、そのハイブリッドLAN端末43の登録の有無を判
断する。このハイブリッドLAN端末43は未登録であ
るので、他のサブネットワーク(ここではホームネット
ワーク2)から移動してきたものと判断する。以下の動
作は図14と同様である。
ネットワーク2へ有線接続から無線接続に切り替わる移
動 図16において、ハイブリッドLAN端末43が有線イ
ンタフェースを介してホームネットワークホスト24と
通信中に、イーサネットからの切り離しを検出すると、
無線インタフェースに切り替え、移動元ドメインIDを
初期化する。この初期値は、ドメインIDに用いること
がない値とする。次に、ホームネットワーク2の無線L
AN圏内への移動を検出すると、ホーム基地局22に接
続し、ホーム基地局22からドメインIDが通知され
る。このドメインIDは、記憶しているドメインID
(初期値)と異なるので、登録信号をホームサーバ23
に送信する。
と、そのハイブリッドLAN端末43の登録の有無を判
断する。このハイブリッドLAN端末43は未登録であ
るので、リモートネットワーク3aから移動してきたも
のと判断し、設定中のリモートサーバ33とホームサー
バ23間のパケット転送路を切断してパケット転送を終
了する。これにより、ホームサーバ23は、ハイブリッ
ドLAN端末43がホームネットワーク2に接続後、速
やかにリモートサーバ33へのパケット転送を終了で
き、無駄なパケット転送による中継パケットのトラヒッ
ク増加とサーバの負荷増加を回避することができる。ま
た、ハイブリッドLAN端末43はホームネットワーク
2に接続後、速やかにホームネットワークホスト24と
通信を開始することができる。
ネットワーク2へ無線接続から有線接続に切り替わる移
動 図17において、ハイブリッドLAN端末43がリモー
ト基地局32を介してホームネットワークホスト24と
通信中に無線LAN圏外に移動し、イーサネット接続を
検出すると有線インタフェースに切り替え、登録信号を
ホームサーバ23に送信する。
と、そのハイブリッドLAN端末43の登録の有無を判
断する。このハイブリッドLAN端末43は未登録であ
るので、リモートネットワーク3aから移動してきたも
のと判断する。以下の動作は図16と同様である。
続から無線接続に切り替わる移動 図18において、ハイブリッドLAN端末43が有線イ
ンタフェースを介してホームネットワークホスト24と
通信中に、イーサネットからの切り離しを検出すると、
無線インタフェースに切り替え、移動元ドメインIDを
初期化する。この初期値は、ドメインIDに用いること
がない値とする。次に、リモートネットワーク3aの無
線LAN圏内への移動を検出すると、リモート基地局3
2に接続し、リモート基地局32からドメインIDが通
知される。このドメインIDは、記憶しているドメイン
ID(初期値)と異なるので、登録信号をリモートサー
バ33に送信する。
と、そのハイブリッドLAN端末43の登録の有無を判
断する。このハイブリッドLAN端末43はリモートネ
ットワーク3a内での移動であるので登録済みと判断さ
れ、ホームネットワークホスト24との通信を継続す
る。
続から有線接続に切り替わる移動 図19において、ハイブリッドLAN端末43がリモー
ト基地局32を介してホームネットワークホスト24と
通信中に無線LAN圏外に移動し、イーサネット接続を
検出すると有線インタフェースに切り替え、登録信号を
リモートサーバ33に送信する。リモートサーバ33は
登録信号を受信すると、そのハイブリッドLAN端末4
3の登録の有無を判断する。このハイブリッドLAN端
末43はリモートネットワーク3a内での移動であるの
で登録済みと判断され、ホームネットワークホスト24
との通信を継続する。
トネットワーク3bへ有線接続から無線接続に切り替わ
る移動 図20において、ハイブリッドLAN端末43が有線イ
ンタフェースを介してホームネットワークホスト24と
通信中に、イーサネットからの切り離しを検出すると、
無線インタフェースに切り替え、移動元ドメインIDを
初期化する。この初期値は、ドメインIDに用いること
がない値とする。次に、リモートネットワーク3bの無
線LAN圏内への移動を検出すると、リモート基地局3
2bに接続し、リモート基地局32bからドメインID
が通知される。このドメインIDは、記憶しているドメ
インID(初期値)と異なるので、登録信号を移動先の
リモートサーバ33bに送信する。
ると、そのハイブリッドLAN端末43の登録の有無を
判断する。このハイブリッドLAN端末43は未登録で
あるので、他のサブネットワークから移動してきたもの
と判断し、リモートサーバ33bとホームサーバ23と
の間のパケット転送路を設定する。また、ホームサーバ
23は設定中のリモートサーバ33aとホームサーバ2
3間のパケット転送路を切断し、リモートサーバ33b
との間でパケット転送を開始する。これにより、ハイブ
リッドLAN端末43は、リモートネットワーク3bに
接続後、速やかにホームネットワークホスト24と通信
を開始することができる。また、ホームサーバ23は、
ハイブリッドLAN端末43がリモートネットワーク3
bに接続後、速やかにリモートサーバ33aへのパケッ
ト転送を終了でき、無駄なパケット転送による中継パケ
ットのトラヒック増加を回避することができる。
トネットワーク3bへ無線接続から有線接続に切り替わ
る移動 図21において、ハイブリッドLAN端末43がリモー
ト基地局32aを介してホームネットワークホスト24
と通信中に無線LAN圏外に移動し、イーサネット接続
を検出すると有線インタフェースに切り替え、登録信号
を移動先のリモートサーバ33bに送信する。
ると、そのハイブリッドLAN端末43の登録の有無を
判断する。このハイブリッドLAN端末43は未登録で
あるので、他のサブネットワークから移動してきたもの
と判断する。以下の動作は図20と同様である。
8,20において、ハイブリッドLAN端末43が有線
接続から無線接続に切り替わったとき、すなわちイーサ
ネットから切り離され、無線インタフェースに切り替
え、無線LAN圏内を検出したときには、ドメインID
初期化やドメインID比較等の処理を行わすに、直ちに
登録信号を送信するようにしてもよい。この場合でも、
その登録信号を受信したホームサーバ23またはリモー
トサーバ33は、ハイブリッドLAN端末43の登録の
有無を判断することにより、サブネットワーク間の移動
を検出することができる。
接続していたサブネットワークに対応するドメインID
を取得していれば、それを移動元ドメインIDとするこ
とができる。すなわち、有線接続から無線接続への切り
替わりでも、無線LAN端末42のハンドオフと同様の
扱いとなり、ドメインIDが変化したときに登録信号を
送信することができる。なお、ハイブリッドLAN端末
43が有線接続していたサブネットワークに対応するド
メインIDを取得するには、例えばホームサーバ23ま
たはリモートサーバ33に送信する登録信号に端末の接
続形態(無線接続または有線接続の種別)を示す情報を
付加し、有線接続の端末から登録信号を受信したホーム
サーバ23またはリモートサーバ33がドメインIDを
その端末に通知する方法をとることにより可能である。
末は、サブネットワーク間を移動したことを速やかに検
出し、リモートサーバにパケット転送の開始を要求する
ことができる。
N端末がホームネットワークからリモートネットワーク
に移動したとき、または他のリモートネットワークに移
動したときに、直ちにホームネットワークと移動先のリ
モートネットワーク間のパケット転送を開始することが
できる。また、LAN端末がリモートネットワークから
ホームネットワークに移動したときに、直ちにホームネ
ットワークとリモートネットワーク間のパケット転送を
終了することができる。
ケット転送方法は、アドバタイズメント信号の周期的な
報知を行わなくても、LAN端末がサブネットワーク間
を移動したときに、直ちにホームネットワークとリモー
トネットワーク間でパケット転送を開始することができ
る。したがって、アドバタイズメント信号受信または送
信パケット生起まで、パケット転送が開始されない事態
を防止することができるとともに、サブネットワーク全
体のトラヒック増加を防止することができる。
ネットワーク全体のトラヒックが端末移動の頻度に関わ
らず定常的に増加する問題を解決し、サブネットワーク
全体の定常的なトラヒック増加を伴わずにホームネット
ワークとリモートネットワーク間のパケット転送を実現
することができる。
図。
ネットワーク2内で移動した場合のパケット転送手順を
示す図。
ネットワーク2からリモートネットワーク3aへ移動し
た場合のパケット転送手順を示す図。
トネットワーク3aからホームネットワーク2へ移動し
た場合のパケット転送手順を示す図。
トネットワーク3a内で移動した場合のパケット転送手
順を示す図。
トネットワーク3aからリモートネットワーク3bへ移
動した場合のパケット転送手順を示す図。
ームネットワーク2内で移動した場合のパケット転送手
順を示す図。
ームネットワーク2からリモートネットワーク3aへ移
動した場合のパケット転送手順を示す図。
モートネットワーク3aからホームネットワーク2へ移
動した場合のパケット転送手順を示す図。
リモートネットワーク3a内で移動した場合のパケット
転送手順を示す図。
リモートネットワーク3aからリモートネットワーク3
bへ移動した場合のパケット転送手順を示す図。
N端末がホームネットワーク2内で有線接続から無線接
続に切り替わる場合のパケット転送手順を示す図。
N端末がホームネットワーク2内で無線接続から有線接
続に切り替わる場合のパケット転送手順を示す図。
N端末がホームネットワーク2(有線接続)からリモー
トネットワーク3a(無線接続)へ移動した場合のパケ
ット転送手順を示す図。
N端末がホームネットワーク2(無線接続)からリモー
トネットワーク3a(有線接続)へ移動した場合のパケ
ット転送手順を示す図。
N端末がリモートネットワーク3a(有線接続)からホ
ームネットワーク2(無線接続)へ移動した場合のパケ
ット転送手順を示す図。
N端末がリモートネットワーク3a(無線接続)からホ
ームネットワーク2(有線接続)へ移動した場合のパケ
ット転送手順を示す図。
N端末がリモートネットワーク3a内で有線接続から無
線接続に切り替わる場合のパケット転送手順を示す図。
N端末がリモートネットワーク3a内で無線接続から有
線接続に切り替わる場合のパケット転送手順を示す図。
N端末がリモートネットワーク3a(有線接続)からリ
モートネットワーク3b(無線接続)へ移動した場合の
パケット転送手順を示す図。
N端末がリモートネットワーク3a(無線接続)からリ
モートネットワーク3b(有線接続)へ移動した場合の
パケット転送手順を示す図。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のサブネットワーク間を接続して構
成されるネットワーク内で、各サブネットワークのいず
れかに有線接続するLAN端末において、 前記サブネットワークに接続したことを検出するサブネ
ットワーク接続検出手段と、 前記サブネットワークに接続したことを検出したときに
登録信号を送信する登録信号送信手段と、 前記登録信号を送信後にパケット転送を開始するパケッ
ト通信手段と を備えたことを特徴とするLAN端末。 - 【請求項2】 ドメインIDにより識別される複数のサ
ブネットワーク間を接続して構成されるネットワーク内
で、各サブネットワークに収容されてそれぞれ対応する
ドメインIDをもつ無線基地局のいずれかに無線接続す
るLAN端末において、 通信中に移動したときに、移動元無線基地局から移動先
無線基地局に自動的に接続を切り替えるハンドオフ手段
と、 前記移動元無線基地局から前記移動先無線基地局に接続
を切り替えたときに、各無線基地局のドメインIDを比
較するドメインID比較手段と、 前記移動元無線基地局のドメインIDと前記移動先無線
基地局のドメインIDが異なるときに登録信号を送信す
る登録信号送信手段と、前記登録信号を送信後にパケット転送を開始するパケッ
ト通信手段と を備えたことを特徴とするLAN端末。 - 【請求項3】 ドメインIDにより識別される複数のサ
ブネットワーク間を接続して構成されるネットワーク内
で、各サブネットワークのいずれかに有線接続、または
各サブネットワークに収容されてそれぞれ対応するドメ
インIDをもつ無線基地局のいずれかに無線接続するL
AN端末において、 前記サブネットワークに有線接続または無線接続したこ
とを検出するサブネットワーク接続検出手段と、 無線接続により通信中に移動したときに、移動元無線基
地局から移動先無線基地局に自動的に接続を切り替える
ハンドオフ手段と、前記移動元無線基地局から前記移動先無線基地局に接続
を切り替えたときに、各無線基地局のドメインIDを比
較するドメインID比較手段と、 前記サブネットワークに有線接続したことを検出したと
き、または前記移動元無線基地局のドメインIDと前記
移動先無線基地局のドメインIDが異なるとき、または
有線接続から無線接続に切り替えたときに登録信号を送
信する登録信号送信手段と、 前記登録信号を送信後にパケット転送を開始するパケッ
ト通信手段と を備えたことを特徴とするLAN端末。 - 【請求項4】 ドメインIDにより識別される複数のサ
ブネットワーク間を接続して構成されるネットワーク内
で、各サブネットワークのいずれかに有線接続、または
各サブネットワークに収容されてそれぞれ対応するドメ
インIDをもつ無線基地局のいずれかに無線接続するL
AN端末において、 前記サブネットワークに有線接続または無線接続したこ
とを検出するサブネットワーク接続検出手段と、 無線接続により通信中に移動したときに、移動元無線基
地局から移動先無線基地局に自動的に接続を切り替える
ハンドオフ手段と、前記移動元無線基地局から前記移動先無線基地局に接続
を切り替えたときに各無線基地局のドメインIDを比較
し、また有線接続から無線接続に切り替えたときに、有
線接続していたサブネットワークに対応するドメインI
Dと移動先無線基地局のドメインIDを比較するドメイ
ンID比較手段と、 前記サブネットワークに有線接続したことを検出したと
き、または前記ドメインID比較手段で比較されるドメ
インIDが異なるときに登録信号を送信する登録信号送
信手段と、 前記登録信号を送信後にパケット転送を開始するパケッ
ト通信手段と を備えたことを特徴とするLAN端末。 - 【請求項5】 複数のサブネットワーク間を接続して1
つのネットワークを構成し、 前記複数のサブネットワークのうち、移動するLAN端
末が最も頻繁に接続するホームネットワークにホームサ
ーバを設け、前記LAN端末が移動先で接続するリモー
トネットワークにリモートサーバを設け、 前記LAN端末が前記リモートネットワークに有線接続
したとき、そのリモートサーバは前記LAN端末から送
信されたパケットを前記ホームネットワークに転送し、
前記ホームサーバは前記ホームネットワーク内で生じた
前記LAN端末宛のパケットを移動先リモートネットワ
ークに転送するパケット転送方法において、 前記LAN端末は、前記サブネットワークに有線接続し
たことを検出したときに登録信号を送信し、 前記リモートサーバが前記登録信号を受信した場合に、
それを送信したLAN端末が未登録のときは前記ホーム
サーバとの間にパケット転送路を設定してパケット転送
を開始し、登録済みのときは前記ホームサーバとの間の
パケット転送を継続し、 前記ホームサーバが前記登録信号を受信した場合に、そ
れを送信したLAN端末が未登録のときは前記リモート
サーバとの間のパケット転送を終了することを特徴とす
るパケット転送方法。 - 【請求項6】 ドメインIDにより識別される複数のサ
ブネットワーク間を接続して1つのネットワークを構成
し、 前記各サブネットワークは、自局が収容されているサブ
ネットワークに対応するドメインIDを有する1以上の
無線基地局を収容し、 前記サブネットワークのうち、移動するLAN端末が最
も頻繁に接続するホームネットワークにホームサーバを
設け、前記LAN端末が移動先で接続するリモートネッ
トワークにリモートサーバを設け、 前記LAN端末が前記リモートネットワークの無線基地
局に接続したとき、そのリモートサーバは前記LAN端
末から送信されたパケットを前記ホームネットワークに
転送し、前記ホームサーバは前記ホームネットワーク内
で生じた前記LAN端末宛のパケットを移動先リモート
ネットワークに転送するパケット転送方法において、 前記LAN端末は、移動によって移動元無線基地局から
移動先無線基地局に接続を切り替え、前記移動元無線基
地局のドメインIDと前記移動先無線基地局のドメイン
IDとを比較して両者が異なるときに登録信号を送信
し、 前記リモートサーバが前記登録信号を受信した場合は、
前記ホームサーバとの間にパケット転送路を設定してパ
ケット転送を開始し、 前記ホームサーバが前記登録信号を受信した場合は、前
記ホームサーバと前記リモートサーバとの間のパケット
転送を終了することを特徴とするパケット転送方法。 - 【請求項7】 ドメインIDにより識別される複数のサ
ブネットワーク間を接続して1つのネットワークを構成
し、 前記各サブネットワークは、自局が収容されているサブ
ネットワークに対応するドメインIDを有する1以上の
無線基地局を収容し、 前記サブネットワークのうち、移動するLAN端末が最
も頻繁に接続するホームネットワークにホームサーバを
設け、前記LAN端末が移動先で接続するリモートネッ
トワークにリモートサーバを設け、 前記LAN端末が前記リモートネットワークに有線接続
または無線接続したとき、そのリモートサーバは前記L
AN端末から送信されたパケットを前記ホームネットワ
ークに転送し、前記ホームサーバは前記ホームネットワ
ーク内で生じた前記LAN端末宛のパケットを移動先リ
モートネットワークに転送するパケット転送方法におい
て、 前記LAN端末は、前記サブネットワークに有線接続し
たことを検出したとき、または移動によって移動元無線
基地局から移動先無線基地局に接続を切り替え、前記移
動元無線基地局のドメインIDと前記移動先無線基地局
のドメインIDとを比較して両者が異なるとき、または
有線接続から無線接続に切り替えたときに登録信号を送
信し、 前記リモートサーバが前記登録信号を受信した場合に、
それを送信したLAN端末が未登録のときは前記ホーム
サーバとの間にパケット転送路を設定してパケット転送
を開始し、登録済みのときは前記ホームサーバとの間の
パケット転送を継続し、 前記ホームサーバが前記登録信号を受信した場合に、そ
れを送信したLAN端末が未登録のときは前記リモート
サーバとの間のパケット転送を終了することを特徴とす
るパケット転送方法。 - 【請求項8】 ドメインIDにより識別される複数のサ
ブネットワーク間を接続して1つのネットワークを構成
し、 前記各サブネットワークは、自局が収容されているサブ
ネットワークに対応するドメインIDを有する1以上の
無線基地局を収容し、 前記サブネットワークのうち、移動するLAN端末が最
も頻繁に接続するホームネットワークにホームサーバを
設け、前記LAN端末が移動先で接続するリモートネッ
トワークにリモートサーバを設け、 前記LAN端末が前記リモートネットワークに有線接続
または無線接続したとき、そのリモートサーバは前記L
AN端末から送信されたパケットを前記ホームネットワ
ークに転送し、前記ホームサーバは前記ホームネットワ
ーク内で生じた前記LAN端末宛のパケットを移動先リ
モートネットワークに転送するパケット転送方法におい
て、 前記LAN端末は、前記サブネットワークに有線接続し
たことを検出したとき、または移動によって移動元無線
基地局から移動先無線基地局に接続を切り替え、前記移
動元無線基地局のドメインIDと前記移動先無線基地局
のドメインIDとを比較して両者が異なるとき、または
有線接続から無線接続に切り替え有線接続していたサブ
ネットワークに対応するドメインIDと移動先無線基地
局のドメインIDが異なるときに登録信号を送信し、 前記リモートサーバが前記登録信号を受信した場合に、
それを送信したLAN端末が未登録のときは前記ホーム
サーバとの間にパケット転送路を設定してパケット転送
を開始し、登録済みのときは前記ホームサーバとの間の
パケット転送を継続し、 前記ホームサーバが前記登録信号を受信した場合に、そ
れを送信したLAN端末が未登録のときは前記リモート
サーバとの間のパケット転送を終了することを特徴とす
るパケット転送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP893398A JP3001490B2 (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | Lan端末およびパケット転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP893398A JP3001490B2 (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | Lan端末およびパケット転送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11205372A JPH11205372A (ja) | 1999-07-30 |
JP3001490B2 true JP3001490B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=11706477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP893398A Expired - Lifetime JP3001490B2 (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | Lan端末およびパケット転送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001490B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4598946B2 (ja) * | 2000-12-20 | 2010-12-15 | キヤノン株式会社 | 移動通信端末管理方法 |
US6917611B2 (en) * | 2001-02-17 | 2005-07-12 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for switching an on going communication of user information between a wireless connection and a wired connection |
JP2003169058A (ja) | 2001-11-30 | 2003-06-13 | Fujitsu Ltd | ローカルエリアネットワークにおける回線切替システム、サーバ及び端末装置 |
JP3880549B2 (ja) * | 2003-06-16 | 2007-02-14 | 松下電器産業株式会社 | 移動端末装置およびそのハンドオフ方法 |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP893398A patent/JP3001490B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
INTERNETWORKING RESEARCH AND EXPERIENCE,Vol.6 No.4,Dec.1995,Vineet Chikarmane et al,"Implementing Mobile IP routing in 4.3 BSD Unix: A Case Study",pages.209−227 |
Proceedings of ACM SIGCOMM’91(Computer Communication Review,Vol.21 No.4,Sep.1991),John Ioannidis et al,"IP−based Protocols for mobile Internetworking",pages.235−245 |
コンピュータソフトウエア,Vol.9 No.3,May 1992,寺岡 文男 他,「広域ネットワークにおけるホスト移動透過性」,pages.50−64 |
電子情報通信学会技術研究報告 Vol.92 No.218,SSE92−67,和田 浩美 他「パケット転送に基づく移動透過通信方式」,pages.85−90,1992年9月18日 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11205372A (ja) | 1999-07-30 |
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