JP3001356U - 赤外線を利用したｘ線フィルム現像器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はＸ線フィルムの現像定着が熟練者未
熟練者を問わず確実に容易に出来ることを目的とする。 【構成】 本考案は現像液、定着液１を入れた２のトレ
ーに３の赤外線放射物質を入れその上に撮影済みＸ線フ
ィルムを置き３の赤外線放射物質より放射される放射線
の波動、エネルギーを利用して現像定着をするので安定
性がありＸ線フィルム現像定着が確実にできる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は歯科医科のレントゲンフィルムの現像定着に利用する。

【０００２】

【従来の技術】

暗室又は暗箱に現像又は定着液を入れフィルムを浸しフィルムを手又は機械的に 振動又はもんで現像又は定着させていた。 歯科用インスタントフィルムも現像液定着液がフィルムと共に袋に同封密閉され て撮影後、人の手で揉みながら現像定着を行なっている。このため未熟練者が行 なえば現像の失敗やむら等が出る事になる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

Ｘ線フィルムを熟練者、未熟練者を問わず容易に確実に現像定着の作業が出来失 敗やむらを無くすこと。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

【０００５】

【作用】

赤外線は、電磁波であり波動があり固有のエネルギーを放出している。その波動 とエネルギーを利用しフィルム及び現像定着液を振動させる。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は現像液である。２はトレーで あり３は赤外線放射物質４は撮影済みＸ線フィルムである。４を３の上に載せる ことにより、赤外線の透過性や波動、エネルギーを利用して現像液やフィルムを 微震動させ手揉みや機械揉みより正確な作業をさせることができる。 歯科用インスタントフィルムは、現像液、定着液がフィルムに同封密閉されて いるため３の上に載せるだけで現像定着が出来るのである。

【０００７】 本考案の一実施例は上述のような構成からなるもので、赤外線放射物質３の上に 載せる事により放射線の性質やエネルギーを利用してＸ線フィルムを確実に現像 定着することが出来るのである。

【０００８】

【考案の効果】

本考案の効果は器械にも人の手にも頼らず赤外線の波動、エネルギーを利用しフ ィルム及び現像液、定着液を振動させ時間管理および温度管理により容易に確実 にＸ線フィルムの現像定着ができ診療効率を高め未熟練者による失敗やむらをな くす効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の赤外線を利用したＸ線フィルム現像器
の一実施例を示す平面図である。

【図２】本考案の断面図である。

【図３】本考案の立面図である。

【符号の説明】

１ 現像液 ２ トレー ３ 赤外線放射物質 ４ 撮影済みＸ線フィルム

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】赤外線を放射する物質を使用して、Ｘ線フ
   ィルム現像を確実に行なう現像器。