JP3000521U

JP3000521U - 拡大レンズ付き温度測定器

Info

Publication number: JP3000521U
Application number: JP1994001098U
Authority: JP
Inventors: 秀幸迫
Original assignee: 秀幸迫
Priority date: 1994-01-28
Filing date: 1994-01-28
Publication date: 1994-08-09
Anticipated expiration: 2000-01-28

Abstract

(57)【要約】【目的】目の悪い者であっても数値を楽に見ることが
出来、また、遠くからでも測定出来、暗い場所や夜間等
でも計測出来る温度測定器を開発することにある。【構成】温度測定器において、数値あるいは表示され
る数値の表示窓あるいは透明な外筒の応当する箇所に、
拡大レンズを表示窓あるいは透明な外筒と一体に形成し
たものであり、また温度測定器は、体温計、温度計から
なり、該温度測定器の、表示窓あるいは透明な外筒の内
部に発光塗料が塗布されているもの。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、拡大レンズ付き温度測定器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、温度計や体温計の数値を見る際、数字が小さいため、目の悪いものは、近づいて見たりしなければならず、面倒であった。

【０００３】また、体温計は、夜間でも病室において定期的に検温する必要があるが、その都度、看護婦が病室の照明をつけて、入院患者に手渡したり、懐中電灯で照射しながら検温する必要があり、極めて煩雑であった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、この考案は、上記の各欠点を除去するために考案されたものであり、目の悪い者であっても数値を楽に見ることが出来、また、遠くからでも測定出来、暗い場所や夜間等でも計測出来る温度測定器を開発することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案は、温度測定器において、数値あるいは表示される数値の表示窓あるいは透明な外筒の応当する箇所に、拡大レンズを表示窓あるいは透明な外筒と一体に形成したことを特徴とする拡大レンズ付き温度測定器であり、該温度測定器は、体温計、温度計から選ばれたものであり、さらに、温度測定器の、表示窓あるいは透明な外筒の内部に発光塗料が塗布されている拡大レンズ付き温度測定器からなるものである。

【０００６】

【作用】

本考案の使用にあたっては、体温計や温度計の温度を測定する際に、数値が拡大レンズを介して見えるため、目の悪いものであっても容易に測定でき、また、温度測定器は発光塗料が付されているために暗い場所での測定も可能である。

【０００７】

【実施例１】本考案の最適な一実施例について図１を参照して以下説明すると、温度測定器（１）が体温計の場合において、内部の数値（２）が見えるよう形成した透明な外筒（３）の数値の応当する箇所に拡大レンズ（４）を外筒と一体に形成したものより構成される。

【０００８】

【実施例２】次に、この考案の他の実施例について図２を参照して以下説明すると、温度測定器（１′）において、数値（２′）が表示される表示窓（３′）に、拡大レンズ（４′）を該表示窓と一体に形成したことを特徴とする拡大レンズ付き温度測定器から構成される。

【０００９】尚、温度測定器（１）（１′）とは、温度計、体温計から選ばれたものをいい、透明な外筒（３）および表示される表示窓（３′）は、アクリル樹脂等の合成樹脂からなり、拡大レンズ（４）（４′）もこれらと一体に成型するものであり、また、これら温度測定器（１）（１′）には、できれば内部に発光塗料（５）を塗布しておくことにより、暗い場所、例えば検温する際に就寝中の病室などで看護婦より患者に手渡す場合、電気をつけることなく可能であり、また、温度測定器、即ち、温度計の場合には、図面には示さないが、センサーを設けて人が近づくとライトが点灯するよう構成してもよく、その電源である電池を取外し自在に内蔵するよう構成してもよい。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は、以上の構成よりなるものであり、この考案によると、表示される数値（２）、あるいは数値（２′）は、拡大レンズ（４）（４′）により拡大されて見えるため、目が悪くても確実に数値を読み取ることができ、また、温度測定器には、発光塗料（５）を塗布しているため、夜間でも照明を転倒することなく患者に手渡すことができる等極めて有益なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の一実施例を示す一部欠截拡大断面図で
ある。

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図４】本考案の他の実施例を示す一部欠截拡大断面図
である。

【符号の説明】

１温度測定器１′温度測定器２表示される数値２′数値３透明な外筒３′表示窓４拡大レンズ５発光塗料

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】温度測定器において、数値あるいは表示
される数値の表示窓あるいは透明な外筒の応当する箇所
に、拡大レンズを表示窓あるいは透明な外筒と一体に形
成したことを特徴とする拡大レンズ付き温度測定器。
【請求項２】温度測定器が、体温計、温度計から選ば
れたものであることを特徴とする請求項１記載の拡大レ
ンズ付き温度測定器。
【請求項３】温度測定器の、表示窓あるいは透明な外
筒の内部に発光塗料が塗布されていることを特徴とする
請求項１または２記載の拡大レンズ付き温度測定器。