JP2997325B2 - 容器のカール成形装置 - Google Patents

容器のカール成形装置

Info

Publication number
JP2997325B2
JP2997325B2 JP3046648A JP4664891A JP2997325B2 JP 2997325 B2 JP2997325 B2 JP 2997325B2 JP 3046648 A JP3046648 A JP 3046648A JP 4664891 A JP4664891 A JP 4664891A JP 2997325 B2 JP2997325 B2 JP 2997325B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curl
container
groove
type member
forming equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3046648A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04282236A (ja
Inventor
明 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP3046648A priority Critical patent/JP2997325B2/ja
Publication of JPH04282236A publication Critical patent/JPH04282236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2997325B2 publication Critical patent/JP2997325B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器のカール成形装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、紙カップ容器の端部にはカール
部が形成されている。このカール部には外カール部と内
カール部といった種類のものがある。図3はこの外カー
ル部の成形方法を示す断面図である。図中符号101は
外カール型であり、この外カール型101の一側面には
断面円弧形状を有する溝101aが形成されている。し
かして、この外カール型101の溝101aに支持装置
104の嵌合部104aに嵌合されたカップ本体部10
2の端部を当接させ、外カール型101を図中下方に押
圧することにより、カップ本体部102の端部が溝10
1aに沿ってカールされ、外カール部が形成される。
【0003】図4は上記内カール部の成形方法を示す断
面図である。図中符号103は内カール型であり、この
内カール型103の一側面には断面円弧形状を有する溝
103aが形成されている。しかして、この内カール型
103の溝103aに蓋部105を装着し、マンドレル
106に嵌合されたカップ本体部102の端部を当接さ
せ、内カール型103を図中下方に押圧することによ
り、カップ本体部102の端部が溝103aに沿ってカ
ールされ、内カール部が形成される。
【0004】ところで、上述成形動作中、外カール型1
01および内カール型103とのカップ本体部102の
接触面がPE層(ポリエチレン層)である場合には、特
に滑りが悪く図5(a)(b)に示すようにつぶれ10
2aを生じる場合がある。そのため、滑りを良好とする
ために、外カール型101、内カール型103の溝10
1a、103aにポリ四ふっ化エチレンをコーティング
したり、あるいは流動パラフィンを塗布するといった方
法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ポリ四ふっ
化エチレンをカール型にコーティングした場合には、こ
のポリ四ふっ化エチレンが軟質であるがために、耐久性
に乏しいといった問題点がある。また、流動パラフィン
を塗布した場合には、この流動パラフィンが成形品であ
るカップ本体部に付着してしまうといった問題点があ
る。
【0006】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、接触面に滑りを付与することができ、
しかも耐久性に優れている容器のカール成形装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は容器の端部にカ
ールを形成する容器のカール成形装置において、カール
成形用の溝を一側面に有するカール型部材と、このカー
ル型部材に接続されると共に、上記カール型部材を振動
させて、容器とカール成形用の溝との接触面に滑りを付
与し、もって、摩擦抵抗を軽減する振動発振器とを備え
ていることを特徴とする。
【0008】
【作用】振動発振器を作動させ、カール型部材を溝の深
さ方向に振動させる。この状態で容器の端部をカール型
部材の溝内に挿入する。すると、このカール型部材の振
動に伴い容器の端部は溝に沿ってカールされる。
【0009】
【実施例】以下、添附図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明におけるカール成形装
置の斜視図である。図中符号1は振動発振器であり、こ
の振動発振器1にはロッド2が往復動可能に突設されて
いる。そして、このロッド2の先端部にはカール型部材
3が固設されている。このカール型部材3の一面部には
断面円弧形状を呈する溝3aが環状に延設されている
(図2)。
【0010】このように構成されたカール成形装置の作
用について以下に説明する。まず、振動発振器1を作動
させて、カール型部材3を図2中矢印方向に振動させ
る。この状態で、支持装置5の嵌合部5a内に嵌合され
た横断面円形状のテーパカップ本体部4の端部をカール
型部材3の溝3a内に挿入する。すると、カール型部材
3の振動によって、カップ本体部4の端部が少しずつ断
面円弧形状の溝3aに沿ってカールされていき、カップ
本体部4の端部にカール部を成形することができる。こ
のとき、上記振動発振器1は振動数20〜30kHz、
振幅10〜50μmで振動しているために、断続的滑り
として、摩擦抵抗を軽減することができる。
【0011】なお、上述実施例においては、カップ形状
はテーパ側面の横断面円形状のものについて説明した
が、この形状の容器に限定されるものではなく、側面は
例えば平行形状であってもよく、横断面形状は例えば四
角形、三角形であってもよい。また、上述実施例におけ
る作動時の振動発振器1は振動数20〜30kHz、振
幅10〜50μmで振動させたが、これらの数値は成形
速度、被加工物等によって、適宜変更される。また、本
実施例に示されるカップ本体部4の材質としては、紙/
PE、PE/紙/PE、PE単体、PEに類するプラス
チック等のものに使用することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
り、カール型部材と容器との接触面に滑りを付与するこ
とができる。また、耐久性に優れている等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるカール成形装置の斜視図であ
る。
【図2】本発明におけるカール成形装置の作用を説明す
る断面図である。
【図3】従来の容器のカール成形の作用を説明する断面
図である。
【図4】従来の容器のカール成形の作用を説明する断面
図である。
【図5】従来の容器のカール成形を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1 振動発振器 3 カール型部材 3a 溝 4 カップ本体部(容器)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の端部にカールを形成する容器のカ
    ール成形装置において、カール成形用の溝を一側面に有
    するカール型部材と、このカール型部材に接続されると
    共に、上記カール型部材を振動させて、容器とカール成
    形用の溝との接触面に滑りを付与し、もって、摩擦抵抗
    を軽減する振動発振器とを備えていることを特徴とする
    容器のカール成形装置。
JP3046648A 1991-03-12 1991-03-12 容器のカール成形装置 Expired - Fee Related JP2997325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3046648A JP2997325B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 容器のカール成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3046648A JP2997325B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 容器のカール成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04282236A JPH04282236A (ja) 1992-10-07
JP2997325B2 true JP2997325B2 (ja) 2000-01-11

Family

ID=12753136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3046648A Expired - Fee Related JP2997325B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 容器のカール成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2997325B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010034901A (ko) * 1998-09-18 2001-04-25 기타지마 요시토시 단열 용기
KR100425822B1 (ko) * 2001-08-07 2004-04-03 김학균 종이지관의 제조방법
JP6557467B2 (ja) * 2014-12-25 2019-08-07 株式会社日本デキシー 紙製容器及び該紙製容器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04282236A (ja) 1992-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0131862B1 (en) Method for manufacturing an angled and cylindrical container
JPH0375874U (ja)
JP2997325B2 (ja) 容器のカール成形装置
US3891135A (en) Convolute wound fibre drum with thermoplastic adhesive
JP3544883B2 (ja) 断熱性容器
JP3340692B2 (ja) 断熱性容器
JPS595415B2 (ja) 熱収縮性発泡樹脂シ−ト製容器の製造方法
JPS5936308Y2 (ja) ゴムホ−スの表面に塗布した過剰の接着剤除去具
JPH0258927U (ja)
JPH0141981B2 (ja)
CN216510310U (zh) 固定假睫毛的纸托
ES8607817A1 (es) Procedimiento de soldadura por ultrasonidos de tejido de poliamida
JPS5962435A (ja) 紙容器
JPH0465232A (ja) 断熱容器の製造方法
JPS6121390Y2 (ja)
JPH06122498A (ja) スティック
JPS6125447B2 (ja)
JP4538926B2 (ja) 紙カップとその製造方法
JPS6046224U (ja) 熱可塑性樹脂発泡シ−トの接合装置
US1671734A (en) Telephone-mouthpiece sanitary cap
JP4420789B2 (ja) マスカラ付与方法
JP2595035Y2 (ja) 糊等の塗布器用ノズル
GB2283725A (en) Adhesive tape applicator
JPS6143705Y2 (ja)
JP2001009932A (ja) 二重カップの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees