JP2997325B2 - 容器のカール成形装置 - Google Patents
容器のカール成形装置Info
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- JP2997325B2 JP2997325B2 JP3046648A JP4664891A JP2997325B2 JP 2997325 B2 JP2997325 B2 JP 2997325B2 JP 3046648 A JP3046648 A JP 3046648A JP 4664891 A JP4664891 A JP 4664891A JP 2997325 B2 JP2997325 B2 JP 2997325B2
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Description
関する。
部が形成されている。このカール部には外カール部と内
カール部といった種類のものがある。図3はこの外カー
ル部の成形方法を示す断面図である。図中符号101は
外カール型であり、この外カール型101の一側面には
断面円弧形状を有する溝101aが形成されている。し
かして、この外カール型101の溝101aに支持装置
104の嵌合部104aに嵌合されたカップ本体部10
2の端部を当接させ、外カール型101を図中下方に押
圧することにより、カップ本体部102の端部が溝10
1aに沿ってカールされ、外カール部が形成される。
面図である。図中符号103は内カール型であり、この
内カール型103の一側面には断面円弧形状を有する溝
103aが形成されている。しかして、この内カール型
103の溝103aに蓋部105を装着し、マンドレル
106に嵌合されたカップ本体部102の端部を当接さ
せ、内カール型103を図中下方に押圧することによ
り、カップ本体部102の端部が溝103aに沿ってカ
ールされ、内カール部が形成される。
01および内カール型103とのカップ本体部102の
接触面がPE層(ポリエチレン層)である場合には、特
に滑りが悪く図5(a)(b)に示すようにつぶれ10
2aを生じる場合がある。そのため、滑りを良好とする
ために、外カール型101、内カール型103の溝10
1a、103aにポリ四ふっ化エチレンをコーティング
したり、あるいは流動パラフィンを塗布するといった方
法が採られている。
化エチレンをカール型にコーティングした場合には、こ
のポリ四ふっ化エチレンが軟質であるがために、耐久性
に乏しいといった問題点がある。また、流動パラフィン
を塗布した場合には、この流動パラフィンが成形品であ
るカップ本体部に付着してしまうといった問題点があ
る。
れたものであり、接触面に滑りを付与することができ、
しかも耐久性に優れている容器のカール成形装置を提供
することを目的とする。
ールを形成する容器のカール成形装置において、カール
成形用の溝を一側面に有するカール型部材と、このカー
ル型部材に接続されると共に、上記カール型部材を振動
させて、容器とカール成形用の溝との接触面に滑りを付
与し、もって、摩擦抵抗を軽減する振動発振器とを備え
ていることを特徴とする。
さ方向に振動させる。この状態で容器の端部をカール型
部材の溝内に挿入する。すると、このカール型部材の振
動に伴い容器の端部は溝に沿ってカールされる。
について説明する。図1は本発明におけるカール成形装
置の斜視図である。図中符号1は振動発振器であり、こ
の振動発振器1にはロッド2が往復動可能に突設されて
いる。そして、このロッド2の先端部にはカール型部材
3が固設されている。このカール型部材3の一面部には
断面円弧形状を呈する溝3aが環状に延設されている
(図2)。
用について以下に説明する。まず、振動発振器1を作動
させて、カール型部材3を図2中矢印方向に振動させ
る。この状態で、支持装置5の嵌合部5a内に嵌合され
た横断面円形状のテーパカップ本体部4の端部をカール
型部材3の溝3a内に挿入する。すると、カール型部材
3の振動によって、カップ本体部4の端部が少しずつ断
面円弧形状の溝3aに沿ってカールされていき、カップ
本体部4の端部にカール部を成形することができる。こ
のとき、上記振動発振器1は振動数20〜30kHz、
振幅10〜50μmで振動しているために、断続的滑り
として、摩擦抵抗を軽減することができる。
はテーパ側面の横断面円形状のものについて説明した
が、この形状の容器に限定されるものではなく、側面は
例えば平行形状であってもよく、横断面形状は例えば四
角形、三角形であってもよい。また、上述実施例におけ
る作動時の振動発振器1は振動数20〜30kHz、振
幅10〜50μmで振動させたが、これらの数値は成形
速度、被加工物等によって、適宜変更される。また、本
実施例に示されるカップ本体部4の材質としては、紙/
PE、PE/紙/PE、PE単体、PEに類するプラス
チック等のものに使用することができる。
り、カール型部材と容器との接触面に滑りを付与するこ
とができる。また、耐久性に優れている等の効果を奏す
る。
る。
る断面図である。
図である。
図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 容器の端部にカールを形成する容器のカ
ール成形装置において、カール成形用の溝を一側面に有
するカール型部材と、このカール型部材に接続されると
共に、上記カール型部材を振動させて、容器とカール成
形用の溝との接触面に滑りを付与し、もって、摩擦抵抗
を軽減する振動発振器とを備えていることを特徴とする
容器のカール成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3046648A JP2997325B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 容器のカール成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3046648A JP2997325B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 容器のカール成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04282236A JPH04282236A (ja) | 1992-10-07 |
JP2997325B2 true JP2997325B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=12753136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3046648A Expired - Fee Related JP2997325B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 容器のカール成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2997325B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010034901A (ko) * | 1998-09-18 | 2001-04-25 | 기타지마 요시토시 | 단열 용기 |
KR100425822B1 (ko) * | 2001-08-07 | 2004-04-03 | 김학균 | 종이지관의 제조방법 |
JP6557467B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2019-08-07 | 株式会社日本デキシー | 紙製容器及び該紙製容器の製造方法 |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP3046648A patent/JP2997325B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04282236A (ja) | 1992-10-07 |
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