JP2995834B2 - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JP2995834B2 JP2995834B2 JP2260983A JP26098390A JP2995834B2 JP 2995834 B2 JP2995834 B2 JP 2995834B2 JP 2260983 A JP2260983 A JP 2260983A JP 26098390 A JP26098390 A JP 26098390A JP 2995834 B2 JP2995834 B2 JP 2995834B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection yoke
- rib
- fixed cover
- tightening band
- main body
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機等に用いられる陰極線
管に装着されて電子ビームの制御を行う偏向ヨークに関
するものである。
管に装着されて電子ビームの制御を行う偏向ヨークに関
するものである。
従来の技術 従来、垂直コイル水平コイル共鞍形で、ホビンに巻線
する偏向ヨークが陰極線管に利用されている。
する偏向ヨークが陰極線管に利用されている。
以下、従来の偏向ヨークについて説明する。第6図は
偏向ヨークの小口径部に嵌着される偏向ヨークの固定カ
バーを斜視図であり、第7図は前記カバーの嵌合部の要
部正面図である。
偏向ヨークの小口径部に嵌着される偏向ヨークの固定カ
バーを斜視図であり、第7図は前記カバーの嵌合部の要
部正面図である。
3は偏向ヨーク本体の小口径部に嵌着される偏向ヨー
クの固定カバー、4は陰極線管のネック部に偏向ヨーク
本体を緊締する開放端部に螺子41等を有する緊締バン
ド、5は固定カバー3の陰極線管を貫通する貫通口の周
囲に分割状に配設された立壁、6は立壁5の外部に設け
られた突起部、7は緊締バンド5に設けられた突起部6
を遊嵌する孔部、8はコマコレクターである。
クの固定カバー、4は陰極線管のネック部に偏向ヨーク
本体を緊締する開放端部に螺子41等を有する緊締バン
ド、5は固定カバー3の陰極線管を貫通する貫通口の周
囲に分割状に配設された立壁、6は立壁5の外部に設け
られた突起部、7は緊締バンド5に設けられた突起部6
を遊嵌する孔部、8はコマコレクターである。
以上のように構成された従来の偏向ヨーク固定カバー
について、以下その組立てを説明する。緊締バンド4を
偏向ヨークの固定カバー3の立壁5の外側に遊嵌し、緊
締バンド4の孔部7に立壁5の突起部6を遊動自在に係
合させ、偏向ヨーク本体の小口径部に、固定カバー3を
嵌装し、係着手段で係止する。次いで、陰極線管のネッ
ク部に偏向ヨークを偏向ヨーク本体の大口径部から挿入
し所定部で固定カバー3の緊締バンド4の螺子41を締め
て偏向ヨークを陰極線管に固定する。
について、以下その組立てを説明する。緊締バンド4を
偏向ヨークの固定カバー3の立壁5の外側に遊嵌し、緊
締バンド4の孔部7に立壁5の突起部6を遊動自在に係
合させ、偏向ヨーク本体の小口径部に、固定カバー3を
嵌装し、係着手段で係止する。次いで、陰極線管のネッ
ク部に偏向ヨークを偏向ヨーク本体の大口径部から挿入
し所定部で固定カバー3の緊締バンド4の螺子41を締め
て偏向ヨークを陰極線管に固定する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、受像機使用中の熱
や搬送時の外力等で、緊締バンド4が螺子41の緩みでグ
ラついたり立壁5の突起部6から外れ、コマコレクター
8に接触したり、更には緊締バンド4が外れるという問
題があった。更に、偏向ヨークが陰極線管の固定部から
ズレるという問題もあった。
や搬送時の外力等で、緊締バンド4が螺子41の緩みでグ
ラついたり立壁5の突起部6から外れ、コマコレクター
8に接触したり、更には緊締バンド4が外れるという問
題があった。更に、偏向ヨークが陰極線管の固定部から
ズレるという問題もあった。
課題を解決するための手段 本発明は、偏向ヨークの小口径部のツバ部に立設した
リブを設け、前記リブを偏向ヨークの固定カバーのリブ
挿通孔に嵌挿するようにしたものである。
リブを設け、前記リブを偏向ヨークの固定カバーのリブ
挿通孔に嵌挿するようにしたものである。
作用 上記構成により、偏向ヨークの固定カバーのリブ挿通
孔を嵌挿したリブが、緊締バンドを押しつけるととも
に、緊締バンドのコマコレクターへの接触を防ぎ、か
つ、リブの先端に設けられているカギ部等で、前記固定
カバーが、偏向ヨークから脱落するのを防止する。
孔を嵌挿したリブが、緊締バンドを押しつけるととも
に、緊締バンドのコマコレクターへの接触を防ぎ、か
つ、リブの先端に設けられているカギ部等で、前記固定
カバーが、偏向ヨークから脱落するのを防止する。
実施例 第1図は本発明の一実施例における偏向ヨークの部分
正面図であり、第2図は偏向ヨークの小口径部に嵌着さ
れた固定カバーの要部斜視図、第3図は偏向ヨークに固
定バンドを嵌着したときのリブ部の要部平面図、第4図
は他の実施例の要部拡大図である。
正面図であり、第2図は偏向ヨークの小口径部に嵌着さ
れた固定カバーの要部斜視図、第3図は偏向ヨークに固
定バンドを嵌着したときのリブ部の要部平面図、第4図
は他の実施例の要部拡大図である。
3は固定カバー、4は緊締バンド、5は立壁、6は突
起部、7は孔部、8はコマコレクターであり、従来例と
同様のものであるので説明を省略する。1は偏向ヨーク
本体、2は偏向ヨーク本体1の小口径部、9は偏向ヨー
ク本体1の小口径部2の最上段のツバ部に立設されたリ
ブである。リブ9は、偏向ヨーク本体1と一体に形成し
てもよく、または別異に金属等で形成したものを植設し
てもよい。リブ9には、第3図に示すように先端部にカ
ギ状部91を設けると固定カバー3の脱落防止を確実にで
き好ましい。なお、カギ状部91を設けないときは、リブ
9を固定カバー3の陰極線管挿通口の中心部へ傾斜して
設けてもよい。リブ9の先端部で緊締バンド4を押圧で
き同様の目的・効果を有するからである。また、リブ9
の緊締バンド4側に、第4図に示す突起部93を設けても
よい。緊締バンド4のグラつきを確実に防止し、緊締バ
ンド4とコマコレクター8の接触を防止するためであ
る。リブ9は少なくとも1個以上、好ましくは複数個設
けるとよい。リブ9の高さは緊締バンド4の幅の1/3〜
2倍の高さにするとよい。92は固定カバー3に設けられ
たリブ9の挿通孔である。リブ挿通孔92は固定カバー3
の立壁5の外側に設けられ、緊締バンド4を押圧できる
位置であればよいが、できればコマコレクター8間に設
けられるのが好ましい。
起部、7は孔部、8はコマコレクターであり、従来例と
同様のものであるので説明を省略する。1は偏向ヨーク
本体、2は偏向ヨーク本体1の小口径部、9は偏向ヨー
ク本体1の小口径部2の最上段のツバ部に立設されたリ
ブである。リブ9は、偏向ヨーク本体1と一体に形成し
てもよく、または別異に金属等で形成したものを植設し
てもよい。リブ9には、第3図に示すように先端部にカ
ギ状部91を設けると固定カバー3の脱落防止を確実にで
き好ましい。なお、カギ状部91を設けないときは、リブ
9を固定カバー3の陰極線管挿通口の中心部へ傾斜して
設けてもよい。リブ9の先端部で緊締バンド4を押圧で
き同様の目的・効果を有するからである。また、リブ9
の緊締バンド4側に、第4図に示す突起部93を設けても
よい。緊締バンド4のグラつきを確実に防止し、緊締バ
ンド4とコマコレクター8の接触を防止するためであ
る。リブ9は少なくとも1個以上、好ましくは複数個設
けるとよい。リブ9の高さは緊締バンド4の幅の1/3〜
2倍の高さにするとよい。92は固定カバー3に設けられ
たリブ9の挿通孔である。リブ挿通孔92は固定カバー3
の立壁5の外側に設けられ、緊締バンド4を押圧できる
位置であればよいが、できればコマコレクター8間に設
けられるのが好ましい。
以上のように構成された本実施例の偏向ヨークについ
て、以下、その動作について説明する。第5図はリブ9
を固定カバー3に挿通した状態を示す要部拡大図であ
る。偏向ヨーク本体1のリブ9を固定カバー3の挿通孔
92に挿通させると、カギ状部91の下部が固定カバー3の
上壁を係止し、前記固定カバー3つの脱落を防止すると
ともに、カギ状部91の上端で、緊締バンド4を規制する
ので緊締バンド4のグラつきを防止できる。カギ状部91
を設けない場合は、内側にリブ9を傾斜させるか、リブ
9の緊締バンド4側に突起部93を設けて同様に動作をす
るように構成されている。
て、以下、その動作について説明する。第5図はリブ9
を固定カバー3に挿通した状態を示す要部拡大図であ
る。偏向ヨーク本体1のリブ9を固定カバー3の挿通孔
92に挿通させると、カギ状部91の下部が固定カバー3の
上壁を係止し、前記固定カバー3つの脱落を防止すると
ともに、カギ状部91の上端で、緊締バンド4を規制する
ので緊締バンド4のグラつきを防止できる。カギ状部91
を設けない場合は、内側にリブ9を傾斜させるか、リブ
9の緊締バンド4側に突起部93を設けて同様に動作をす
るように構成されている。
発明の効果 本発明は、偏向ヨーク本体に立設されたリブを固定カ
バーに挿通する簡単な作業で、固定カバーの脱落を防
ぎ、かつ、固定バンドのグラつきや外れを防止し、品質
管理上極めて安定性の高いものであり、作業性を大幅に
向上させる。また、緊締バンドとコマコレクターの接触
が生じないので、著しく高信頼性の偏向ヨークを提供で
きる。
バーに挿通する簡単な作業で、固定カバーの脱落を防
ぎ、かつ、固定バンドのグラつきや外れを防止し、品質
管理上極めて安定性の高いものであり、作業性を大幅に
向上させる。また、緊締バンドとコマコレクターの接触
が生じないので、著しく高信頼性の偏向ヨークを提供で
きる。
第1図は偏向ヨーク本体の部分正面図、第2図は偏向ヨ
ークに嵌着された固定カバーの要部斜視図、第3図は偏
向ヨークに固定バンドを嵌着したときのリブ部の要部平
面図、第4図は他の実施例の要部拡大図、第5図はリブ
を固定カバーに挿通した状態を示す要部拡大図、第6図
は偏向ヨークに嵌着された従来例の固定カバーの斜視
図、第7図は従来例の固定カバーの嵌口部の要部正面図
である。 1……偏向ヨーク本体 2……偏向ヨークの小口径部 3……偏向ヨークの固定カバー 4……緊締バンド、41……螺子 5……立壁、6……突起部 7……孔部、8……コマコレクター 9……リブ、91……カギ状部 92……挿通孔、93……突起部
ークに嵌着された固定カバーの要部斜視図、第3図は偏
向ヨークに固定バンドを嵌着したときのリブ部の要部平
面図、第4図は他の実施例の要部拡大図、第5図はリブ
を固定カバーに挿通した状態を示す要部拡大図、第6図
は偏向ヨークに嵌着された従来例の固定カバーの斜視
図、第7図は従来例の固定カバーの嵌口部の要部正面図
である。 1……偏向ヨーク本体 2……偏向ヨークの小口径部 3……偏向ヨークの固定カバー 4……緊締バンド、41……螺子 5……立壁、6……突起部 7……孔部、8……コマコレクター 9……リブ、91……カギ状部 92……挿通孔、93……突起部
Claims (1)
- 【請求項1】偏向ヨーク本体の小口径部のツバ部に立設
されたリブと、 前記リブを挿通する挿通孔を有する固定カバーと、 前記固定カバーの陰極線管貫通孔周囲に配設された立壁
と前記挿通孔を嵌挿した前記リブの間に介在される緊締
バンドとを有し、 前記リブは、前記緊締バンドを押圧できる位置に設けら
れたことを特徴とする偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260983A JP2995834B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260983A JP2995834B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138644A JPH04138644A (ja) | 1992-05-13 |
JP2995834B2 true JP2995834B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=17355450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2260983A Expired - Fee Related JP2995834B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2995834B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0648153U (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-28 | 松下電器産業株式会社 | 偏向ヨーク |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2260983A patent/JP2995834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04138644A (ja) | 1992-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |