JP2995648B2 - 照準望遠鏡 - Google Patents

照準望遠鏡

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JP2995648B2
JP2995648B2 JP7160179A JP16017995A JP2995648B2 JP 2995648 B2 JP2995648 B2 JP 2995648B2 JP 7160179 A JP7160179 A JP 7160179A JP 16017995 A JP16017995 A JP 16017995A JP 2995648 B2 JP2995648 B2 JP 2995648B2
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Telescopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、狩猟用の銃やゲーム又
はスポーツ用銃等に装備する照準望遠鏡であって、昼間
でも夜間でも照準合わせを行える照準望遠鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、昼間用にも夜間用にも使える昼夜
兼用の照準望遠鏡は知られていた。この従来の照準望遠
鏡は、対物レンズ系を備えた対物鏡胴本体と、接眼レン
ズ系を備えた接眼鏡胴本体及び、イメージインテンシフ
ァイア(電子倍増器付き撮像装置)を設けた連結管本体
との三体により構成されていた。この連結管本体の両側
面の片方はイメージインテンシファイアの受光面になっ
ており、他方はイメージ(映像)面になっている。
【0003】上記従来の照準望遠鏡は、昼間に使用する
際は、対物鏡胴本体の接眼側にじかに接眼鏡胴本体を連
結して照準望遠鏡を形成していた。この場合、その光学
的な構成は公知の照準望遠鏡と同じである。夜間に使用
する際は、先ず対物鏡胴本体の接眼側にその受光面を向
けて連結管本体を連結し、次いで該連結管のイメージ面
に、接眼鏡胴本体を連結して、対物鏡胴本体と接眼鏡胴
本体との間に連結管本体を介在させて夜間用の照準望遠
鏡を形成していた。この構成により、夜間でも標的のイ
メージ(映像)を接眼鏡胴本体の接眼部から視認でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の昼夜兼用の
照準望遠鏡は、昼間用から夜間用に切り替える際には先
ず、対物鏡胴本体の接眼側に連結した接眼鏡胴本体を対
物鏡胴本体から取り外す。次にイメージインテンシファ
イアを設けた連結管本体をその受光面を対物鏡胴本体の
接眼側に向けて連結してから、再び、取り外した接眼鏡
胴本体を連結管本体のイメージ面に向けて連結管本体に
連結して夜間用の照準望遠鏡に形成していた。この切り
替えには、上記の通り3回の操作を必要とした。夜間用
から昼間用に切り替える際にも同じく3回の操作を必要
とした。狩猟やゲーム等の最中では、上記の切り替え操
作の回数はできるだけ少ないにこしたことはないという
問題点があった。また、対物鏡胴本体だけを銃に安定よ
く固定し、銃を片手に抱えたまま、他方の手により上記
の切り替え操作を容易に確実にしたいという課題があっ
た。
【0005】昼間用から夜間用に切り替えて、照準望遠
鏡を形成した際、使用中に夜間の冷気により、照準望遠
鏡内の空気が露点以下の温度に低下し、対物鏡胴本体の
内部及び接眼鏡胴本体の内部においてレンズ表面に曇り
が生じて照準合わせが困難になるという問題点があっ
た。また、湿度の高い時期では、昼間用に切り替えた際
にも、同様に対物鏡胴本体の内部及び接眼鏡胴本体の内
部においてレンズ表面に曇りが生じるという問題点があ
った。
【0006】最近、ゲーム又はスポーツ用の銃を使っ
て、夜間ゲーム例えばウオーゲーム等を楽しむ人口が急
激に増加している。このゲームやスポーツのためにも昼
間でも夜間でも便利に使用できる照準望遠鏡が望まれて
いるという課題があった。狩猟用の銃にも同様な課題が
あった。
【0007】本発明は、上記の問題点や課題を解決する
ため、狩猟用やスポーツ又はゲーム用の銃に使用され、
可視用と暗視用との切り替え操作が容易であるととも
に、レンズが曇らない照準望遠鏡を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明照準望遠鏡は、上
記の目的を達成するため、対物光学系を備えた対物鏡胴
本体の接眼側開口に透明板を設け対物鏡胴本体を密封
し、この接眼側に可視用接眼鏡胴本体と暗視用接眼鏡胴
本体とを交換可能に連結するようにしてあることを特徴
とする。上記照準望遠鏡は、対物鏡胴本体の接眼側に可
視用接眼鏡胴本体を連結して可視用に形成してあること
を特徴とする。上記照準望遠鏡は、対物鏡胴本体の接眼
側に暗視用接眼鏡胴本体を連結して暗視用に形成してあ
ることを特徴とする。
【0009】接眼レンズ系を備えた可視用接眼鏡胴本体
の対物側開口に面して透明板を設け可視用接眼鏡胴本体
を密封してあることを特徴とする。接眼レンズ系を備え
た暗視用接眼鏡胴本体の対物側開口に面して電子倍増器
付き撮像装置を設け、これにより暗視用接眼鏡胴本体を
密封してあることを特徴とする。上記対物鏡胴本体及び
可視用接眼鏡胴本体と暗視用接眼鏡胴本体とに乾燥ガス
を封入してあることを特徴とする。上記対物鏡胴本体
に、銃身への取付部を装備してあることを特徴とする。
【0010】
【作用】対物光学系を備えた対物鏡胴本体の接眼側開口
に透明板を設け対物鏡胴本体を密封し、この接眼側に可
視用接眼鏡胴本体と暗視用接眼鏡胴本体とを交換可能に
連結するようにしてあるから、昼間は対物鏡胴本体に可
視用接眼鏡胴本体を連結して使用し、夜間は対物鏡胴本
体に暗視用接眼鏡胴本体を連結して使用できる。
【0011】
【実施例】本発明照準望遠鏡を図1乃至図3を用いて説
明する。図1は、対物鏡胴本体1の接眼側に可視用接眼
鏡胴本体2を交換可能に連結して可視用に形成した照準
望遠鏡3を示す。この対物鏡胴本体1は、その接眼開口
端5によって形成された接眼側開口に薄手円板状の透明
板4を設けて接眼側開口を密閉してある。この透明板
は、例えばガラス製でもよくプラスチック製でもよい。
一方、対物鏡胴本体1の接眼側の外面には、ローレット
付連結環6を、開口端5の近傍に形成した拡径部12と
ズーム環7との間で対物鏡胴本体1に沿って進退可能に
装備してあり、このローレット付連結環6が可視用接眼
鏡胴本体2を対物鏡胴本体1の接眼側に交換可能に連結
してある。
【0012】図1中、ローレット付連結環6は、外面に
ギザギザを形成しやや拡径したローレット部9と、この
ローレット部9から開口端5に向かってやや縮径して延
びた連結部10とによりなり、この連結部10の外面に
雄ネジを形成してある。また、このローレット付連結環
6は、そのローレット部9の端がズーム環7の端11に
当接する位置と、その連結部10の先端が拡径部12の
端に当接する位置との間で進退可能になっている。な
お、この連結部10の外面に形成した雄ネジは、後述す
るように可視用接眼鏡胴本体2の対物側開口を形成する
先端筒13の内面に形成した雌ネジと螺合している。さ
らに、拡径部12には、可視用接眼鏡胴本体2の先端筒
13の内側段差部26に設けた係合ピン25を受容する
細手溝状の切欠部8を光軸Pと平行に形成してある。
【0013】次に、対物鏡胴本体1に備えた光学系を説
明する。この光学系は、対物鏡胴本体1の対物開口端1
4により形成された対物側開口に面して設けた対物レン
ズ15及び、レチクル16、集光レンズ17、ズーム系
レンズ18、19とによりなっている。対物鏡胴本体1
の中央部外面に仰角調整部20と偏角調整部(仰角調整
部20から光軸Pを中心に角度90度図面裏側に回転移
動した位置)とを突起して設けてあり、また同じく外面
にズーム環7を回動可能に設けてある。
【0014】図中小黒丸状の目印は、対物鏡胴本体1を
密封にするために設けたリング状パッキングを示す。対
物鏡胴本体1の内部が外気に暴露されるおそれのある箇
所には、上記のパッキングを設けてある。さらに、対物
鏡胴本体1の接眼側開口は前記の通り透明板4により密
封してあるから、対物鏡胴本体1は気密に形成されてお
り、この対物鏡胴本体1に窒素ガスを封入してある。な
お、窒素ガスに代えて、例えばモレキュラーシーブによ
り乾燥処理を施した空気を封入してもよい。
【0015】上記の対物鏡胴本体1の外面には、仰角調
整部20と相反する位置に銃身への取付部21を光軸P
と平行に装備してある。この取付部21は、そのブラケ
ット状の両端部により、対物鏡胴本体1を容易に確実に
銃身に取着するためのものである。勿論この取付部21
は必要によりなくてもよい。
【0016】図1、図3中、可視用接眼鏡胴本体2は、
先端筒13と、この先端筒13の内面段差部26により
形成した縮径部22と、この縮径部22の外面に固着し
た固定筒27と、この固定筒27に螺合し、接眼レンズ
系24を備えた接眼筒28とによりなっている。この先
端筒13は、その開口端29により可視用接眼鏡胴本体
2の対物側開口を形成し、その縮径部22に薄手円板状
の透明板23を該対物側開口に面して設けて可視用接眼
鏡胴本体2を密閉してある。これにより、可視用接眼鏡
胴本体2の可視用接眼鏡胴本体2の固定筒27と接眼筒
28とを気密に形成してあり、そこに窒素ガスを封入し
てある。また、先端筒13は、その開口端29と内側段
差部26との間の内面に、対物鏡胴本体1の外面に取着
したローレット付連結環6の連結部10の外面に形成し
た雄ネジと螺合する雌ネジを形成してあり、さらに内側
段差部26に上記の係合ピン25を突設してある。
【0017】図1図示の可視用に形成した照準望遠鏡3
は、対物鏡胴本体1の切欠部8に可視用接眼鏡胴本体2
の係合ピン25を差し入れて、対物鏡胴本体1のローレ
ット付連結環6の連結部10を可視用接眼鏡胴本体2の
先端筒13の内面に螺合させて、対物鏡胴本体1の接眼
側に可視用接眼鏡胴本体2を連結してある。ここで、対
物鏡胴本体1と接眼鏡胴本体2との連結部では、透明板
4と透明板23とが僅かな間隔をおいて相対している。
【0018】図2は、対物鏡胴本体1の接眼側に暗視用
接眼鏡胴本体30を交換可能に連結して暗視用に形成し
た照準望遠鏡31を示す。対物鏡胴本体1の拡径部12
の切欠部8に、暗視用接眼鏡胴本体30の先端筒13の
内側段差部26に突設した係合ピン25を差し入れて、
ローレット付連結環6の連結部10の外面に形成した雄
ネジを暗視用接眼鏡胴本体30の先端筒13の内面に形
成した雌ネジに螺合させ、対物鏡胴本体1の接眼側に暗
視用接眼鏡胴本体30を連結して、暗視用の照準望遠鏡
31を形成してある。暗視用に形成した上記の照準望遠
鏡31は、対物鏡胴本体1と暗視鏡胴本体30との連結
部において、透明板4と電子倍増器付き撮像装置32の
受光部35とが僅かな間隔をおいて相対している。
【0019】図2、図3中、暗視用接眼鏡胴本体30
は、先端筒13と、内面段差部26により形成した先端
筒13の縮径部の外面に固着した固定筒27Aと、この
固定筒27Aに螺合し、接眼レンズ系24を備えた接眼
筒28とによりなっている。この先端筒13は、その開
口端29により暗視用接眼鏡胴本体30の対物側開口を
形成し、固定筒27Aに厚手円板状の電子倍増器付き撮
像装置32を該対物側開口に面して設けてある。これに
より、暗視用接眼鏡胴本体30の固定筒27Aと接眼筒
28とを気密に形成してあり、そこに窒素ガスを封入し
てある。なお、上記固定筒27Aの長さは、前記可視用
接眼鏡胴本体2の固定筒27の長さより、ほぼ電子倍増
器付き撮像装置32の厚さに相当する分だけ長くしてあ
る。また、固定筒27Aの上面には、スイッチ34付の
電池ボックス33を固着してあり、この電池ボックス3
3には電子倍増器付き撮像装置32の電源となる電池を
収納してある。
【0020】上記電子倍増器付き撮像装置32は、光電
材で形成した円板状の受光部35を上記対物側開口に向
け、蛍光材で形成した円板状の映像部36を接眼レンズ
系24に向けて固定筒27A内に設けてある。この受光
部35と映像部36との間には、電子レンズを配設し、
さらに電子倍増器を映像部36に近接させて配設してあ
る。この例では、電子倍増器にマイクロチャンネルプレ
ートを用いている。このマイクロチャンネルプレート
は、膨大な数の超微細の細孔を配列して形成したもので
あり、この細孔に入射した電子は、細孔の内面で繰り返
し反射され、1回反射するごとに電子の数は倍増してい
く。夜間、標的から対物レンズ15に入光したきわめて
微弱であって対物鏡胴本体1の光学系では視認できない
光は、受光部35によって電子に変換され、この電子は
電子レンズにより導かれて電子倍増器に到達する。そこ
で、この電子は上記の電子倍増器により膨大な数に増量
されて映像部36に達し映像に変換される。このように
して、夜間でも標的の映像を視認できる。
【0021】図3は、本発明照準望遠鏡の分解図を示
す。以下、図3を用いて、この照準望遠鏡の組立方法等
を説明する。先ず対物鏡胴本体1を取付部21によって
銃の銃身に取着し、固定する。この取着は容易に確実に
行える。次に、この銃を片手に抱えたまま、他方の手で
対物鏡胴本体1の接眼側に、前述の手順に従って、可視
用接眼鏡胴本体2を連結して可視用の照準望遠鏡3に組
み立てる。この組立は安定した姿勢で容易に行える。そ
の際、外気が対物鏡胴本体1と可視用接眼鏡胴本体2と
の連結部において透明板4と透明板23とに挟まれた僅
かな区画に残っている。しかし、この外気の量は僅かで
あるから、気温が低下しても透明板4、透明板23に曇
りを生じないので、照準合わせに不都合はない。対物鏡
胴本体1と、可視用接眼鏡胴本体2には窒素ガスを封入
してあるから対物光学系と接眼レンズ系24とに曇りは
生じない。
【0022】可視用から暗視用に切り替える際は、同じ
く銃を片手に抱えたまま、他方の手で可視用接眼鏡胴本
体2だけを取り外し、対物鏡胴本体1は銃身に固定した
ままにしておく。そこで、他方の手で対物鏡胴本体1の
接眼側に、前述の手順に従って、暗視用接眼鏡胴本体3
0を連結して暗視用の照準望遠鏡31に組み立てる。こ
の切り替えは安定した姿勢で容易に行える。その際、外
気が対物鏡胴本体1と暗視用接眼鏡胴本体30との連結
部において透明板4と受光部35とに挟まれた僅かな区
画に残っている。しかし、この外気の量は僅かであるか
ら、気温が低下しても透明板4、受光部35に曇りを生
じないので、照準合わせに不都合はない。暗視用接眼鏡
胴本体30には窒素ガスを封入してあるから接眼レンズ
系24に曇りは生じない。本発明照準望遠鏡では、上記
の通り、可視用から暗視用に切り替える際の操作は2回
で済み、同じ暗視用から可視用への切り替え操作も2回
で済む。特に、日没や黎明の際は、この切り替え操作が
2回で済むことは使い手にとって大きな助けとなる。
【0023】
【発明の効果】本発明照準望遠鏡は、対物光学系を備え
た対物鏡胴本体の接眼側開口に透明板を設け対物鏡胴本
体を密閉し、この接眼側に可視用接眼鏡胴本体と暗視用
接眼鏡胴本体とを交換可能に連結するようにしてあるか
ら、対物鏡胴本体に可視用接眼鏡胴本体を連結して可視
用に照準望遠鏡を形成でき、この可視用に形成した照準
望遠鏡から可視用接眼鏡胴本体を取り外し、代わって、
暗視用接眼鏡胴本体を対物鏡胴本体に連結して可視用か
ら暗視用に切り替えることが2回の操作で行える効果を
有する。同様に、暗視用から可視用に切り替えることが
2回の操作で行える効果を有する。
【0024】対物鏡胴本体の接眼側開口に透明板を設け
対物鏡胴本体を密閉して、対物鏡胴本体に乾燥ガスを封
入してあるから、外気の温度や湿度に影響されることな
く、常に対物鏡胴本体の内部のレンズ等の光学系は透明
な状態を保っているから、対物鏡胴本体の光学系は外気
の温度や湿度に影響されることなく常に透明な状態を保
っている効果を有する。
【0025】上記対物鏡胴本体の接眼側に可視用接眼鏡
胴本体を連結して可視用に形成した照準望遠鏡を提供で
きる効果を有するとともに、この照準望遠鏡は、その接
眼レンズ系を備えた可視用接眼鏡胴本体に透明板を設け
可視用接眼鏡胴本体を気密にして、乾燥ガスを封入して
あるから、外気の温度や湿度に影響されることなく、常
に接眼レンズ系は透明な状態を保っているので、使用の
さい直ちに照準合わせを行える効果を有する。
【0026】上記対物鏡胴本体の接眼側に暗視用接眼鏡
胴本体を連結して暗視用に形成した照準望遠鏡を提供で
きる効果を有するとともに、この照準望遠鏡は、その接
眼レンズ系を備えた暗視用接眼鏡胴本体に電子倍増器付
き撮像装置を設け、これにより暗視用接眼鏡胴本体を気
密にして、乾燥ガスを封入してあるから、外気の温度や
湿度に影響されることなく、常に接眼レンズ系は透明な
状態を保っているので、使用のさいに直ちに照準合わせ
を行える効果を有する。
【0027】上記対物鏡胴本体は、銃身への取付部を装
備してあるから、射手は安定した姿勢で、銃身に固定し
た対物鏡胴本体に、容易に可視用接眼鏡胴本体や暗視用
接眼鏡胴本体を交換可能に連結して、照準望遠鏡を可視
用又は暗視用に組み立できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】可視用に形成した本発明照準望遠鏡を示す断面
【図2】暗視用に形成した本発明照準望遠鏡を示す断面
【図3】本発明照準望遠鏡を分解した状態を示す分解図
【符号の説明】
1 対物鏡胴本体 2 可視用接眼鏡胴本体 3 可視用に形成した照準望遠鏡 4 透明板 5 開口端 6 ローレット付連結環 8 切欠部 9 ローレット部 10 連結部 12 拡径部 13 先端筒 15 対物レンズ 21 取付部 22 縮径部 23 透明板 24 接眼レンズ系 25 係合ピン 26 内側段差部 27 固定筒 28 接眼筒 29 開口端 30 暗視用接眼鏡胴本体 31 暗視用に形成した照準望遠鏡 32 電子倍増器付き撮像装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−88215(JP,A) 特開 平5−256595(JP,A) 特開 平1−150111(JP,A) 実開 平5−81816(JP,U) 実公 昭47−12934(JP,Y1) 実公 昭35−18966(JP,Y1) 米国特許4822994(US,A) 米国特許5140151(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 23/16 F41G 1/38 G02B 23/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物光学系を備えた対物鏡胴本体の接眼
    側開口に透明板を設け対物鏡胴本体を密封し、この接眼
    側に可視用接眼鏡胴本体と暗視用接眼鏡胴本体とを交換
    可能に連結するようにしてあり、接眼レンズ系を備えた
    暗視用接眼鏡胴本体の対物側開口に面して電子倍増器付
    き撮像装置を設け、これにより暗視用接眼鏡胴本体を密
    封してあることを特徴とする照準望遠鏡。
  2. 【請求項2】 上記対物鏡胴本体の接眼側に暗視用接眼
    鏡胴本体を連結して暗視用に形成してあることを特徴と
    する請求項1記載の照準望遠鏡。
  3. 【請求項3】 上記対物鏡胴本体及び可視用接眼鏡胴本
    体と暗視用接眼鏡胴本体とに乾燥ガスを封入してあるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の照準望遠鏡。
  4. 【請求項4】 上記対物鏡胴本体に、銃身への取付部を
    装備してあることを特徴とする請求項1乃至3記載のい
    ずれかの照準望遠鏡。
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