JP2995338B2 - 体内骨位置検出装置 - Google Patents

体内骨位置検出装置

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JP2995338B2
JP2995338B2 JP2254295A JP25429590A JP2995338B2 JP 2995338 B2 JP2995338 B2 JP 2995338B2 JP 2254295 A JP2254295 A JP 2254295A JP 25429590 A JP25429590 A JP 25429590A JP 2995338 B2 JP2995338 B2 JP 2995338B2
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主に医学の分野において用いられ、骨の長
手方向の状態を表示する体内骨位置検出装置に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、人工関節などの手術を実施する場合に関節部位
については切り開く必要があり、この部分から骨の中に
人工関節を差し込む。この場合、単に差し込むだけでは
接続性が十分ではなく、このままであると人工関節と骨
組織とが結合するまで固定して待つことになる。手術後
に比較的短時間で本来の活動を開始できるようにするた
め、現在はこの人工関節と本来の骨とを横からネジ止め
を行うのが通常実施されている方法である。このネジ止
め部位まで筋肉組織を切り開くことは手術部位の拡大に
なり、回復を遅らせる結果となるので、この部分は極力
小さくし、ネジ止めは関節周囲の筋肉組織を通して実施
するのが通例である。
この場合、ネジ止め位置を決定することが必要であっ
て、通常X線像を見ながら実施される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の方法は患者と医者が
X線を浴びながら手術を行わねばならないため、健康上
問題が生ずるという課題があった。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するために第1の発明は検体を
挾んで対向する位置に固定した第1および第2のトラン
スジューサから送出した超音波が骨から反射されてくる
反射信号を受信し、それぞれの反射信号を座標変換位置
により骨の長手方向の情報に変換し、変換された信号を
合成装置により1つの画像信号に合成して表示装置によ
り表示するようにしたものである。
第2の発明は、検体を挟んで所定の位置に対向する状
態で固定される第1および第2のトランスジューサと、
これらトランスジューサと検体との間の空間を埋める水
袋と、2つのトランスジューサから超音波を交互に送信
しそれが骨から反射されてくる信号を受信する超音波送
受信装置と、第1および第2のトランスジューサから受
信された信号を独立に骨の長手方向の信号に変換する座
標変換装置と、座標変換された信号を合成して表示する
表示装置とで構成されるようにしたものである。
[作用] 超音波が水袋を介してトンランスジューサから交互に
送信され、それが骨から反射されてくる信号を長手方向
の信号に変換され、2つのトランスジューサからの信号
が合成されて表示される。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。図に
おいて1は例えば検体である人間の足の断面図であり、
11は筋肉組織、12は骨組織である。21および22は足1か
ら所定距離離れた位置に固定されたトランスジューサで
あり、トランスジューサ21、22と足1との間には水袋
(中に水が満たされている)31,32が配置されている。
ここで、水袋を用いたのは検体の大きさが不安である
ことに対処するものである。すなわち、トランスジュー
サからの信号は後述するように座標変換して使用するの
で、その座標が固定している方が座標変換の演算が簡単
になる。ところがトランスジューサを検体に直接接触さ
せた場合、その座標は検体の大きさによって変わってし
まうので、座標変換の演算が面倒になる。そこでトラン
スジューサは固定した。
ところがこのままではトランスジューサと足との空間
を介して超音波が骨まで伝わることになるので、その空
気と筋肉組織の誘電率の相違から足の皮膚で界面反射が
起こり、トランスジューサで受信できる骨からの信号が
弱くなる。このため、筋肉組織もその成分は大部分は水
であることから、トランスジューサと検体である足の間
は筋肉組織とほぼ同一の誘電率となるように水袋を配置
して不必要な反射波が生じないようにしている。
41、42は超音波送受信機であり、これらは交互に超音
波を送信し、相互の干渉が発生しないようになってい
る。51,52は座標変換装置であり、超音波送受信機41,42
で得られる信号は骨の断面方向の情報であるため、それ
を長手方向の情報に変換するものである。6は座標変換
装置51,52の信号を合成して一つの画像信号にする合成
装置、7は表示装置である。
このように構成された装置はトランスジューサ21,22
から交互に超音波信号が送信される。この場合、トラン
スジューサを結ぶ線から外れるにしたがい反射波が弱く
なるので、その部分の情報も収集したい場合はトランス
ジューサを上側にも下側にもそれぞれ複数配列する必要
があるが、今回の目的は長手方向を横から見た情報が得
られればよいので、上側に一つと、下側に一つのトラン
スジューサがあれば十分である。
トランスジューサ41,42で受信された骨からの反射波
は座標変換装置51,52で骨12の長手方向の信号に変換さ
れ、合成装置6で合成されて表示装置7で表示される。
第2図はこの状態を示した図であり骨12を長手方向から
見た輪郭が描かれ、同時に体内に挿入されるドリル8の
位置信号も捉えて表示されている。ドリル8からの反射
信号は骨組織からの反射信号と同等以上の強度となり、
かつドリル8の上面からの信号であるので、三日月上の
信号として捉えられている。図において信号の強い部分
は横線を密集させ、弱い部分は横線の間隔を開けて表示
している。また、記号Dは骨の径方向を示している。
第3図は上部トランスジューサからの信号と下部トラ
ンスジューサからの信号を合成せず、そのまま表示した
ときの図であるが、骨の長手方向の画像を得るためには
このような画面を表示する必要はないので、断面方向は
長手方向の座標変換のためのデータ収集するのみで十分
である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、超音波によって体内の
骨位置が検出できるようになったので、X線を用いる必
要がなくなり、安全に治療が行えるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の装置によって得られる骨の長手方向の画像の例
を示す図、第3図は第1図の装置で得られる骨の断面を
示す図である。 1……足、11……筋肉組織、12……骨、21,22……トラ
ンスジューサ、31,32……水袋、41,42……超音波送受信
機、51,52……座標変換装置、6……合成装置、7……
表示装置。
フロントページの続き (72)発明者 松浦 宏明 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−62448(JP,A) 特開 昭59−51842(JP,A) 実開 昭60−129907(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 8/00 - 8/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検体を挾んで対向する位置に固定された第
    1および第2のトランスジューサと、前記第1および第
    2のトランジューサから送出された超音波が骨から反射
    されてくる反射信号を受信し、それぞれの反射信号を骨
    の長手方向の情報に変換する座標変換装置と、 前記座標変換装置により変換された信号を1つの画像信
    号に合成する合成装置と、 前記合成装置により合成された画像を表示する表示装置
    と を備えた体内骨位置検出装置。
  2. 【請求項2】献体を挾んで所定の位置に対向する状態で
    固定される第1および第2のトランスジューサと、 これらトランスジューサと検体との間の空間を埋める水
    袋と、 2つのトランスジューサから超音波を交互に送信しそれ
    が骨から反射されてくる信号を受信する超音波送受信機
    と、 第1および第2のトランスジューサから受診された信号
    を独立に骨の長手方向の信号に変換する座標変換装置
    と、 座標変換された信号を合成して表示する表示装置とで構
    成される体内骨位置検出装置。
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