JP2994165B2 - キナゾリン誘導体、その製造法および該キナゾリン誘導体を含有する抗癌作用を得るための医薬調剤 - Google Patents

キナゾリン誘導体、その製造法および該キナゾリン誘導体を含有する抗癌作用を得るための医薬調剤

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JP2994165B2
JP2994165B2 JP5026577A JP2657793A JP2994165B2 JP 2994165 B2 JP2994165 B2 JP 2994165B2 JP 5026577 A JP5026577 A JP 5026577A JP 2657793 A JP2657793 A JP 2657793A JP 2994165 B2 JP2994165 B2 JP 2994165B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗癌活量を有し、その
結果、ヒトまたは動物の体を治療する方法に有用である
キナゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩に関
する。また、本発明は、記載されたキナゾリン誘導体の
製造法、該キナゾリン誘導体を含有する医薬調剤および
ヒトのような温血動物に抗癌作用を得るのに使用する医
薬品の製造での該キナゾリン誘導体の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】癌に関する現行の治療制度の多くは、D
NA合成を抑制する化合物を使用している。この種の化
合物は、一般に細胞に対して毒性であるが、しかし、迅
速に分裂する腫瘍細胞に対する該化合物の毒性作用は有
益であるといってよい。DNA合成の抑制以外のメカニ
ズムによって作用を示す抗癌剤への選択的な試みは、癌
細胞に抗する作用の向上された選択性を示すことが有用
なものとされている。
【0003】近年では、細胞が、細胞のDNAの一部が
癌遺伝子へ形質転換の力によって、即ち、遺伝子が、活
性化して、悪性腫瘍細胞の形成を導く癌になることが見
出された(Bradshaw著、Mutagenesi
s、1986年、第1巻、第91頁)。いくつかのこの
種の癌遺伝子は、成長因子の受容体であるペプチドの生
産を増大させる。その結果、成長因子受容体の複合体
は、細胞中での増殖を増加させる。例えば、いくつかの
癌遺伝子はチロシンキナーゼ酵素をエンコードし、しか
も、特定の成長因子受容体が、チロシンキナーゼ酵素で
もあることは、公知である(Yarden他著、An
n.Rev.Biochem.、1988年、第57
巻、第443頁;Larsen他著、Ann.Repo
rts inMed.Chem.1989年、第13
章)。
【0004】受容体のチロシンキナーゼは、細胞複製を
生じる生化学的シグナルの伝達に重要である。該受容体
のチロシンキナーゼは、細胞膜を結合し、細胞外に、表
皮成長因子のような成長因子のドメインを結合と細胞内
に、蛋白質中のリン酸チロシンアミノ酸に対するキナー
ゼとして機能し、故に、細胞増殖に影響を及ぼす部位を
有する大きな酵素である。この種のキナーゼは、しばし
ば、乳癌(Sainsbury他著、Brit.J.C
ancer、1988年、第58巻、第458頁;Gu
erin他著、Oncogene Res.、1988
年、第3巻、第21頁)、大腸癌、直腸癌または胃癌の
ような胃腸系癌(Bolen他著、Oncoigene
Res.、1987年、第1巻、第149頁)、白血
病(Konaka他著、Cell、1984年、第37
巻、第1035頁)および卵巣癌、気管支癌または膵臓
癌(欧州特許出願番号第0400586号明細書)のよ
うな一般のヒトの腫瘍に存在していることは、公知であ
る。他のヒト腫瘍組織は、受容体のチロシンキナーゼ活
量について試験されているので、その広範な普及が甲状
腺癌および子宮癌のような他の癌の場合に確立されるこ
とが期待される。また、チロシンキナーゼ活量が、通
常、細胞中では滅多に検出されないのに対して、悪性細
胞中ではるかにしばしば検出可能であることは、公知で
ある(Hunter著、Cell、1987年、第50
巻、第823頁)。更に最近(W JGullick
著、Brit.Med.Bull.1991年、第47
巻、第87頁)では、チロシンキナーゼ活量を有する表
皮成長因子受容体は、脳、肺扁平細胞、膀胱、胃腸、
胸、頭部および頸部、食道、婦人性および甲状腺腫瘍の
ような数多くのヒトの癌に顕著であることが見出され
た。
【0005】この結果、受容体チロシンキナーゼが哺乳
動物の癌細胞の成長の選択的抑制因子として有用である
べきことが認められた(Yaish他著、Scienc
e、1988年、第242巻、第933頁)。即ち、エ
ルプスタチン(erbstatin)、つまり、受容体
のチロシンキナーゼの抑制因子は、表皮成長因子(EG
F)受容体のチロシンキナーゼを発現する移植されたヒ
トの乳癌腫の無胸腺ヌードマウス中での成長を特に弱め
るが、しかし、EGF受容体のチロシンキナーゼを発現
しない別の癌腫の成長には影響を及ぼさないことを実現
することによって規定される(Toi他著、Eur.
J.Cancer Clin.Oncol.、1990
年、第26巻、第722頁)。また、スチレンの種々の
誘導体は、チロシンキナーゼ抑制の性質を有し(欧州特
許出願番号第0211363号明細書、同第03044
93号明細書および同第0322738号明細書)、抗
腫瘍剤として有用であることが記載されている。2つの
この種のスチレン誘導体生体内の抑制作用は、ヌードマ
ウスに接種されたヒトの扁平細胞癌腫の成長に抗して、
実現していた(Yoneda他著、Cancer Re
ssearch、1991年、第51巻、第4430
頁)。その結果、受容体のチロシンキナーゼ抑制因子が
ヒトの癌の種々の治療に有用であることが判明するよう
に指摘された。種々の公知のチロシンキナーゼ抑制因子
は、T R Burke Jr.によって、更に最近の
報告中に記載されている(Drugs of the
Future、1992年、第17巻、第119頁)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、抗癌
性の性質を有するキナゾリン誘導体を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】特定のキナゾリン誘導体
が、その受容体のチロシンキナーゼ抑制因子の性質から
生じると信じられている抗癌性の性質を有することが見
出された。
【0008】多くのキナゾリン誘導体は、既に公知であ
るが、任意のこの種のキナゾリン誘導体が受容体のチロ
キシンキナーゼ抑制因子の性質から生じる抗癌性の性質
を有することが記載されている如何なる刊行物も知られ
ていない。
【0009】英国特許第2033894号明細書の記載
から、特定のキナゾリン誘導体が鎮痛性および抗炎症性
の性質を有することは、公知である。この化合物および
該化合物を含有する医薬調剤は、一般式II:
【0010】
【化4】
【0011】〔式中、R1は、水素原子、ハロゲン原
子、トリフルオロメチル基またはニトロ基を表し;R2
は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルコ
キシ基を表し;R3は、水素原子またはアルキル基を表
す〕によって記載されている(以下に記載)。
【0012】1つを除いて、実施例の全てまたは実施例
中に記載された化合物は、R1が水素原子以外の置換基
であることを必要とする。この例外は、化合物4−(N
−メチルアニリノ)キナゾリンであり、即ち、それぞ
れ、R1およびR2が水素原子であり、R3がメチル基で
ある。以下に記載されているキナゾリン誘導体は、英国
特許第2033894号明細書に明確に記載された化合
物の全てを含むものではない。
【0013】英国特許第2033894号明細書に記載
された他の公知のキナゾリン誘導体は、化合物4−アニ
リノキナゾリンおよび4−アニリノ−6−クロロキナゾ
リンを包含し[それぞれ、J.Org.Chem.、1
976年、第41巻、第2646頁および米国特許第3
985749号明細書]、コクシジウム症の治療に公知
である。
【0014】ケミカル アブストラクツ、第107巻、
No.134278hの記載から、特定の4−(4′−
ヒドロキシアニリノ)キナゾリン誘導体が抗不整脈性の
性質について試験されたことは、公知である。化学的中
間体として記載された化合物は、4−(4′−ヒドロキ
シアニリノ)−6−メトキシキナゾリンおよび4−
(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7−メチレンジオ
キシキナゾリンを包含する。ケミカル アブストラク
ツ、第70巻、No.68419uの記載から、特定の
4−アミノキナゾリン誘導体が気管支拡張性および/ま
たは低血圧症性の性質を有することは、公知である。開
示されているこの種の1つの化合物は、4−アニリノ−
6,7−ジメトキシキナゾリンである。更に、ケミカル
アブストラクツ、第92巻、No.76445uの記
載から、特定の6,7,8−トリメトキシキナゾリン誘
導体が抗マラリア性の性質を有することは、公知であ
る。化学的中間体として記載された1つの化合物は、4
−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7,8−トリメ
トキシキナゾリンである。
【0015】更に、ケミカル アブストラクツ、第58
巻、No.9268の記載から、特定の4−(4′−ア
ゾアニリノ)キナゾリン誘導体が染料あることは、公知
である。中間体として前記ケミカル アブストラクツに
記載された化合物は、6−アミノ−4−(4′−アミノ
アニリノ)キナゾリンである。また、J.Chem.S
oc.1962年、第4679号の記載から、4−クロ
ロ−6−メチルキナゾリンが、アニリンと反応して4−
アニリノ−6−メチルキナゾリンを生じることは、公知
である。
【0016】本発明の1つの実施態様によれば、式I:
【0017】
【化5】
【0018】〔式中、mは、1、2または3を表し、R
は、それぞれ独立にヒドロキシ基、アミノ基、カルボ
キシ基、カルバモイル基、ウレイド基、C〜Cアル
コキシカルボニル基、N−C〜Cアルキルカルバモ
イル基、N,N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモ
イル基、ヒドロキシアミノ基、C〜Cアルコキシア
ミノ基、C〜Cアルカノイルオキシアミノ基、トリ
フルオロメトキシ基、C〜Cアルキル基、C〜C
アルコキシ基、C〜Cアルキレンジオキシ基、C
〜Cアルキルアミノ基、ジ−[C〜Cアルキ
ル]アミノ基、ピロリジン−1−イル基、ピペリジノ
基、モルホリノ基、ピペラジン−1−イル基、4−C
〜Cアルキルピペラジン−1−イル基、C〜C
ルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、C
〜Cアルキルスルホニル基、ハロゲン−C〜C
アルキル基(トリフルオロメチル基を除く)、ヒドロキ
シ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルカノイルオ
キシ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ−
〜Cアルキル基、カルボキシ−C〜Cアルキ
ル基、C〜Cアルコキシカルボニル−C〜C
ルキル基、カルバモイル−C〜Cアルキル基、N−
〜Cアルキルカルバモイル−C〜Cアルキル
基、N,N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル
−C〜Cアルキル基、アミノ−C〜Cアルキル
基、C〜Cアルキルアミノ−C〜Cアルキル
基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ−C〜C
ルキル基、ピペリジノ−C〜Cアルキル基、モルホ
リノ−C〜Cアルキル基、ピペラジン−1−イル−
〜Cアルキル基、4−C〜Cアルキルピペラ
ジン−1−イル−C〜Cアルキル基、ヒドロキシ−
〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基、C
アルコキシ−C〜Cアルコキシ−C〜C
ルキル基、ヒドロキシ−C〜Cアルキルアミノ−C
〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ−C〜C
アルキルアミノ−C〜Cアルキル基、C〜C
アルキルチオ−C〜Cアルキル基、ヒドロキシ−C
〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル基、C
アルコキシ−C〜Cアルキルチオ−C〜C
アルキル基、フェノキシ−C〜Cアルキル基、アニ
リノ−C〜Cアルキル基、フェニルチオ−C〜C
アルキル基、シアノ−C〜Cアルキル基、ハロゲ
ン−C〜Cアルコキシ基、ヒドロキシ−C〜C
アルコキシ基、C〜Cアルカノイルオキシ−C
アルコキシ基、C〜Cアルコキシ−C〜C
アルコキシ基、カルボキシ−C〜Cアルコキシ基、
〜Cアルコキシカルボニル−C〜Cアルコキ
シ基、カルバモイル−C〜Cアルコキシ基、N−C
〜Cアルキルカルバモイル−C〜Cアルコキシ
基、N,N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル
−C〜Cアルコキシ基、アミノ−C〜Cアルコ
キシ基、C〜Cアルキルアミノ−C〜Cアルコ
キシ基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ−C〜C
アルコキシ基、C〜Cアルカノイルオキシ基、ヒ
ドロキシ−C〜Cアルカノイルオキシ基、C〜C
アルコキシ−C〜Cアルカノイルオキシ基、フェ
ニル−C〜Cアルコキシ基、フェノキシ−C〜C
アルコキシ基、アニリノ−C〜Cアルコキシ基、
フェニルチオ−C〜Cアルコキシ基、ピペリジノ−
〜Cアルコキシ基、モルホリノ−C〜Cアル
コキシ基、ピペラジン−1−イル−C〜Cアルコキ
シ基、4−C〜Cアルキルピペラジン−1−イル−
〜Cアルコキシ基、ハロゲン−C〜Cアルキ
ルアミノ基、ヒドロキシ−C〜Cアルキルアミノ
基、C〜Cアルカノイルオキシ−C〜Cアルキ
ルアミノ基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキ
ルアミノ基、カルボキシ−C〜Cアルキルアミノ
基、C〜Cアルコキシカルボニル−C〜Cアル
キルアミノ基、カルバモイル−C〜Cアルキルアミ
ノ基、N−C〜Cアルキルカルバモイル−C〜C
アルキルアミノ基、N,N−ジ−[C〜Cアルキ
ル]カルバモイル−C〜Cアルキルアミノ基、アミ
ノ−C〜Cアルキルアミノ基、C〜Cアルキル
アミノ−C〜Cアルキルアミノ基、ジ−[C〜C
アルキル]アミノ−C〜Cアルキルアミノ基、フ
ェニル−C〜Cアルキルアミノ基、フェノキシ−C
〜Cアルキルアミノ基、アニリノ−C〜Cアル
キルアミノ基、フェニルチオ−C〜Cアルキルアミ
ノ基、C〜Cアルカノイルアミノ基、C〜C
ルコキシカルボニルアミノ基、C〜Cアルキルスル
ホニルアミノ基、ベンズアミド基、ベンゼンスルホンア
ミド基、3−フェニルウレイド基、2−オキソピロリジ
ン−1−イル基、2,5−ジオキソピロリジン−1−イ
ル基、ハロゲン−C〜C
アルカノイルアミノ基、ヒドロキシ−C2〜Cアルカ
ノイルアミノ基、C〜Cアルコキシ−C〜C
ルカノイルアミノ基、カルボキシ−C〜Cアルカノ
イルアミノ基、C〜Cアルコキシカルボニル−C
〜Cアルカノイルアミノ基、カルバモイル−C〜C
アルカノイルアミノ基、N−C〜Cアルキルカル
バモイル−C〜Cアルカノイルアミノ基、N,N−
ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル−C〜C
アルカノイルアミノ基、アミノ−C〜Cアルカノイ
ルアミノ基、C〜Cアルキルアミノ−C〜C
ルカノイルアミノ基またはジ−[C〜Cアルキル]
アミノ−C〜Cアルカノイルアミノ基を表し、この
場合、記載されたベンズアミド置換基またはベンゼンス
ルホンアミド置換基またはR置換基中の任意のアニリ
ノ基、フェノキシ基またはフェニル基は、場合によって
はハロゲン置換基、C〜Cアルキル置換基またはC
〜Cアルコキシ置換基1または2個を有していても
よく;nは、1または2を表し、Rは、それぞれ独立
に水素原子、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、トリフルオ
ロメチル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、C〜C
アルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜C
ルキルアミノ基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ
基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルス
ルフィニル基またはC〜Cアルキルスルホニル基を
表し、 この場合、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6−メトキシキナゾリン基、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7−メチレンジオキシキナゾリン基、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7,8−トリメトキシキナゾリン基、 4−(4′−メトキシアニリノ)−8−メトキシキナゾリン基、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−メトキシキナゾリン基、 8−ヒドロキシ−4−(4′−メトキシアニリノ)キナゾリン基、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−ヒドロキシキナゾリン基、 6−アミノ−4−(4′−アミノアニリノ)キナゾリン基、 4−アニリノ−6−メチルキナゾリンまたはその塩酸塩
および4−アニリノ−6,7−ジメトキシキナゾリンま
たはその塩酸塩は除外するものとする〕で示されるキナ
ゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩が得られ
る。
【0019】本発明のもう1つの実施態様によれば、前
記により定義された式I(但し、付加的に、R2は、C2
〜C4アルカノイルアミノ基、ベンズアミド基またはC2
〜C4アルカノイル基であってもよく、この場合記載さ
れたベンズアミド基は、場合によってはハロゲン置換
基、C1〜C4アルキル置換基またはC1〜C4アルコキシ
置換基1または2個を有していてもよい)のキナゾリン
誘導体;またはその製薬学的に認容性の塩が得られる。
【0020】本発明のもう1つの実施態様によれば、式
I(但し、mが1、2または3を表し、Rは、それぞ
れ独立にヒドロキシ基、アミノ基、カルボキシ基、カル
バモイル基、ウレイド基、C〜Cアルコキシカルボ
ニル基、N−C〜Cアルキルカルバモイル基、N,
N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル基、C
〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜C
アルキレンジオキシ基、C〜Cアルキルアミノ
基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ基、C〜C
アルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基、
〜Cアルキルスルホニル基、ハロゲン−C〜C
アルキル基(トリフルオロメチル基を除く)、ヒドロ
キシ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルカノイル
オキシ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ
−C〜Cアルキル基、カルボキシ−C〜Cアル
キル基、C〜Cアルコキシカルボニル−C〜C
アルキル基、カルバモイル−C〜Cアルキル基、N
−C〜Cアルキルカルバモイル−C〜C4アルキ
ル基、N,N−ジ−[C〜Cアルキル]−カルバモ
イル−C〜Cアルキル基、アミノ−C〜Cアル
キル基、C〜Cアルキルアミノ−C〜Cアルキ
ル基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ−C〜C
アルキル基、ピペリジノ−C〜Cアルキル基、モル
ホリノ−C〜Cアルキル基、ピペラジン−1−イル
−C〜Cアルキル基、4−C〜Cアルキルピペ
ラジン−1−イル−C〜Cアルキル基、ヒドロキシ
−C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基、C
〜Cアルコキシ−C〜Cアルコキシ−C〜C
アルキル基、ヒドロキシ−C〜Cアルキルアミノ−
〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ−C
アルキルアミノ−C〜Cアルキル基、C〜C
アルキルチオ−C〜Cアルキル基、ヒドロキシ−
〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル基、C
〜Cアルコキシ−C〜Cアルキルチオ−C〜C
アルキル基、ハロゲン−C〜Cアルコキシ基、ヒ
ドロキシ−C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルカ
ノイルオキシ−C〜Cアルコキシ基、C〜C
ルコキシ−C〜Cアルコキシ基、カルボキシ−C
〜Cアルコキシ基、C〜Cアルコキシカルボニル
−C〜Cアルコキシ基、カルバモイル−C〜C
アルコキシ基、N−C〜C
アルキルカルバモイル−C1〜Cアルコキシ基、N,
N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル−C
アルコキシ基、アミノ−C〜Cアルコキシ基、
〜Cアルキルアミノ−C〜Cアルコキシ基、
ジ−[C〜Cアルキル]アミノ−C〜Cアルコ
キシ基、ハロゲン−C〜Cアルキルアミノ基、ヒド
ロキシ−C〜Cアルキルアミノ基、C〜Cアル
カノイルオキシ−C〜Cアルキルアミノ基、C
アルコキシ−C〜Cアルキルアミノ基、カルボ
キシ−C〜Cアルキルアミノ基、C〜Cアルコ
キシカルボニル−C〜Cアルキルアミノ基、カルバ
モイル−C〜Cアルキルアミノ基、N−C〜C
アルキルカルバモイル−C〜Cアルキルアミノ基、
N,N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル−C
〜Cアルキルアミノ基、アミノ−C〜Cアルキ
ルアミノ基、C〜Cアルキルアミノ−C〜C
ルキルアミノ基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ−
〜Cアルキルアミノ基、C〜Cアルカノイル
アミノ基、C〜Cアルコキシカルボニルアミノ基、
〜Cアルキルスルホニルアミノ基、ベンズアミド
基、ベンゼンスルホンアミド基、ハロゲン−C〜C
アルカノイルアミノ基、ヒドロキシ−C〜Cアルカ
ノイルアミノ基、C〜Cアルコキシ−C〜C
ルカノイルアミノ基、カルボキシ−C〜Cアルカノ
イルアミノ基、C〜Cアルコキシカルボニル−C
〜Cアルカノイルアミノ基、カルバモイル−C〜C
アルカノイルアミノ基、N−C〜Cアルキルカル
バモイル−C〜Cアルカノイルアミノ基、N,N−
ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル−C〜C
アルカノイルアミノ基、アミノ−C〜Cアルカノイ
ルアミノ基、C〜Cアルキルアミノ−C〜C
ルカノイルアミノ基またはジ−[C〜Cアルキル]
アミノ−C〜Cアルカノイルアミノ基を表し、この
場合、記載されたベンズアミド置換基またはベンゼンス
ルホンアミド置換基は、場合によってはハロゲン置換
基、C〜Cアルキル置換基またはC〜Cアルコ
キシ置換基1または2個を有していてもよく;nは、1
または2を表し、Rは、それぞれ独立に水素原子、ヒ
ドロキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ア
ミノ基、ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルキル基、
〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルアミノ
基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ基、C〜C
アルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基ま
たはC〜Cアルキルスルホニル基を表し、 この場合、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6−メトキシキナゾリン、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7−メチレンジオキシキナゾリン、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7,8−トリメトキシキナゾリン、 4−(4′−メトキシアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 8−ヒドロキシ−4−(4′−メトキシアニリノ)キナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−ヒドロキシキナゾリン、 6−アミノ−4−(4′−アミノアニリノ)キナゾリン、 4−アニリノ−6−メチルキナゾリンまたはこれらの塩
酸塩および4−アニリノ−6,7−ジメトキシキナゾリ
ンまたはその塩酸塩は除外するものとする)のキナゾリ
ン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩が得られる。
【0021】本発明のもう1つの実施態様によれば、式
I(但し、mが、1または2を表し、Rは、それぞれ
独立にヒドロキシ基、アミノ基、カルボキシ基、C
アルコキシカルボニル基、C〜Cアルキル基、
〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキレンジオキ
シ基、C〜Cアルキルアミノ基、ジ−[C〜C
アルキル]アミノ基、C〜Cアルキルチオ基、C
〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキルス
ルホニル基、ヒドロキシ−C〜Cアルキル基、C
〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基、アミノ−C
〜Cアルキル基、C〜Cアルキルアミノ−C
〜Cアルキル基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ
−C〜Cアルキル基、ヒドロキシ−C〜Cアル
コキシ基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルコキ
シ基、カルボキシ−C〜Cアルコキシ基、C〜C
アルコキシカルボニル−C〜Cアルコキシ基、C
〜Cアルカノイルアミノ基、C〜Cアルキルス
ルホニルアミノ基、ベンズアミド基またはベンゼンスル
ホンアミド基を表し、この場合、ベンズアミド置換基お
よびベンゼンスルホンアミド置換基は、場合によっては
ハロゲン置換基、C〜Cアルキル置換基またはC
〜Cアルコキシ置換基を有していてもよく;nは、1
または2を表し、Rは、それぞれ独立に水素原子、ヒ
ドロキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ア
ミノ基、ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルキル基、
〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルアミノ
基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ基、C〜C
アルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基ま
たはC〜Cアルキルスルホニル基を表し、 この場合、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6−メトキシキナゾリン、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7−メチレンジオキシキナゾリン、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7,8−トリメトキシキナゾリン、 4−(4′−メトキシアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 8−ヒドロキシ−4−(4′−メトキシアニリノ)キナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−ヒドロキシキナゾリン、 6−アミノ−4−(4′−アミノアニリノ)キナゾリン、 4−アニリノ−6−メチルキナゾリンまたはこれらの塩
酸塩および4−アニリノ−6,7−ジメトキシキナゾリ
ンまたはその塩酸塩は除外するものとする)のキナゾリ
ン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩が得られる。
【0022】本明細書中で、“アルキル”という用語
は、直鎖および分枝鎖状のアルキル基の2つを包含する
が、個々のアルキル基、例えば“プロピル”に関して
は、直鎖状のものだけが詳説される。同様の慣用表現
は、他の一般用語にも当てはまる。
【0023】本発明の範囲内では、式Iのキナゾリン
は、互変異性の現象を示していてもよく、本明細書中の
式は、可能な互変異性形の1つだけを代表することがで
きると理解されるものである。本発明は、抗癌活性を有
する全ての互変異性形を包含すると理解されるものであ
り、式中に使用された互変異性形のいずれか1つだけに
限定されるものではない。式Iのキナゾリンは、2位で
は置換されていない。このことは、特に式I中で2位の
水素原子によって示される。R1は、キナゾリン環のベ
ンゾ位にのみ位置していることが理解される。
【0024】また、式Iの特定のキナゾリンは、例えば
水和物形のような溶媒和並びに非溶媒和の形で存在する
ことができるものと理解されている。本発明は、抗癌活
性を有する全てのこの種の溶媒和形を包含するものと理
解される。
【0025】上記の一般的な基の適当なものは、以下に
記載されているものを包含する。
【0026】R1またはR2の適当なものは、C1〜C4
ルキル基の場合には、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、第
二ブチル基または第三ブチル基であり;C1〜C4アルコ
キシ基の場合には、例えばメトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、イソプロポキシ基またはブトキシ基であ
り;C1〜C4アルキルアミノ基の場合には、例えばメチ
ルアミノ基、エチルアミノ基またはプロピルアミノ基で
あり;ジ−[C1〜C4アルキル]アミノ基の場合には、
例えばジメチルアミノ基、N−エチル−N−メチルアミ
ノ基、ジエチルアミノ基、N−メチル−N−プロピルア
ミノ基またはジプロピルアミノ基であり;C1〜C4アル
キルチオ基の場合には、例えばメチルチオ基、エチルチ
オ基またはプロピルチオ基であり;C1〜C4アルキルス
ルフィニル基の場合には、例えばメチルスルフィニル
基、エチルスルフィニル基またはプロピルスルフィニル
基であり;C1〜C4アルキルスルホニル基の場合には、
例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基または
プロピルスルホニル基であり;C2〜C4アルカノイルア
ミノ基の場合には、例えばアセトアミド基、プロピオン
アミド基またはブチルアミド基である。
【0027】キナゾリン環上に存在していてもよいそれ
ぞれのR1置換基の適当なものは、例えば次のものを包
含する: C1〜C4アルコキシカルボニル基の場合:メトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニ
ル基および第三ブトキシカルボニル基; N−C1〜C4アルキルカルバモイル基の場合:N−メチ
ルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基およびN
−プロピルカルバモイル基; N,N−ジ−[C1〜C4アルキル]カルバモイル基の場
合:N,N−ジメチルカルバモイル基、N−エチル−N
−メチルカルバモイル基およびN,N−ジエチルカルバ
モイル基; C1〜C4アルコキシアミノ基の場合:メトキシアミノ
基、エトキシアミノ基およびプロポキシアミノ基; C2〜C4アルカノイルオキシアミノ基の場合:アセトキ
シアミノ基、プロピオニルオキシアミノ基およびブチリ
ルオキシアミノ基; C1〜C3アルキレンジオキシ基の場合:メチレンジオキ
シ基、エチレンジオキシ基およびプロピレンジオキシ
基; 4−C1〜C4アルキルピペラジン−1−イル基の場合:
4−メチルピペラジン−1−イル基および4−エチルピ
ペラジン−1−イル基; ハロゲン−C1〜C4アルキル基の場合:フルオロメチル
基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチ
ル基、ジクロロメチル基、ジブロモメチル基、2−フル
オロエチル基、2−クロロエチル基および2−ブロモエ
チル基であるがトリフルオロメチル基を除く; ヒドロキシ−C1〜C4アルキル基の場合:ヒドロキシメ
チル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチ
ル基および3−ヒドロキシプロピル基; C2〜C4アルカノイルオキシ−C1〜C4アルキル基の場
合:アセトキシメチル基、プロピオニルオキシメチル
基、ブチリルオキシメチル基、2−アセトキシエチル基
および3−アセトキシプロピル基; C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキル基の場合:メト
キシメチル基、エトキシメチル基、1−メトキシエチル
基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基およ
び3−メトキシプロピル基; カルボキシ−C1〜C4アルキル基:カルボキシメチル
基、1−カルボキシエチル基、2−カルボキシエチル基
および3−カルボキシプロピル基; C1〜C4アルコキシカルボニル−C1〜C4アルキル基の
場合:メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニ
ルメチル基、第三ブトキシカルボニルメチル基、1−メ
トキシカルボニルエチル基、1−エトキシカルボニルエ
チル基、2−メトキシカルボニルエチル基、2−エトキ
シカルボニルエチル基、3−メトキシカルボニルプロピ
ル基および3−エトキシカルボニルプロピル基; カルバモイル−C1〜C4アルキル基の場合:カルバモイ
ルメチル基、1−カルバモイルエチル基、2−カルバモ
イルエチル基および3−カルバモイルプロピル基; N−C1〜C4アルキルカルバモイル−C1〜C4アルキル
基の場合:N−メチルカルバモイルメチル基、N−エチ
ルカルバモイルメチル基、N−プロピルカルバモイルメ
チル基、1−(N−メチルカルバモイル)エチル基、1
−(N−エチルカルバモイル)エチル基、2−(N−メ
チルカルバモイル)エチル基、2−(N−エチルカルバ
モイル)エチル基および3−(N−メチルカルバモイ
ル)プロピル基; N,N−ジ−[C1〜C4アルキル]カルバモイル−C1
〜C4アルキル基の場合:N,N−ジメチルカルバモイ
ルメチル基、N−エチル−N−メチルカルバモイルメチ
ル基、N,N−ジエチルカルバモイルメチル基、1−
(N,N−ジメチルカルバモイル)エチル基、1−
(N,N−ジエチルカルバモイル)エチル基、2−
(N,N−ジメチルカルバモイル)エチル基、2−
(N,N−ジエチルカルバモイル)エチル基および3−
(N,N−ジメチルカルバモイル)プロピル基; アミノ−C1〜C4アルキル基の場合:アミノメチル基、
1−アミノエチル基、2−アミノエチル基および3−ア
ミノプロピル基; C1〜C4アルキルアミノ−C1〜C4アルキル基の場合:
メチルアミノメチル基、エチルアミノメチル基、1−メ
チルアミノエチル基、2−メチルアミノエチル基、2−
エチルアミノエチル基および3−メチルアミノプロピル
基; ジ−[C1〜C4アルキル]アミノ−C1〜C4アルキル基
の場合:ジメチルアミノメチル基、ジエチルアミノメチ
ル基、1−ジメチルアミノエチル基、2−ジメチルアミ
ノエチル基および3−ジメチルアミノプロピル基; ピペリジノ−C1〜C4アルキル基の場合:ピペリジノメ
チル基および2−ピペリジノエチル基; モルホリノ−C1〜C4アルキル基の場合:モルホリノメ
チル基および2−モルホリノエチル基; ピペラジン−1−イル−C1〜C4アルキル基の場合:ピ
ペラジン−1−イルメチル基および2−(ピペラジン−
1−イル)エチル基; 4−C1〜C4アルキルピペラジン−1−イル−C1〜C4
アルキル基の場合:4−メチルピペラジン−1−イルメ
チル基、4−エチルピペラジン−1−イルメチル基、2
−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル基および
2−(4−エチルピペラジン−1−イル)エチル基; ヒドロキシ−C2〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキル基
の場合:2−ヒドロキシエトキシメチル基、3−ヒドロ
キシプロポキシメチル基、2−(2−ヒドロキシエトキ
シ)エチル基および2−(3−ヒドロキシプロポキシ)
エチル基; C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルコキシ−C1〜C4
ルキル基の場合:2−メトキシエトキシメチル基、2−
エトキシエトキシメチル基、3−メトキシプロポキシメ
チル基、3−エトキシプロポキシメチル基、2−(2−
メトキシエトキシ)エチル基および2−(2−エトキシ
エトキシ)エチル基; ヒドロキシ−C2〜C4アルキルアミノ−C1〜C4アルキ
ル基の場合:2−ヒドロキシエチルアミノメチル基、3
−ヒドロキシプロピルアミノメチル基、2−(2−ヒド
ロキシエチルアミノ)エチル基および2−(3−ヒドロ
キシプロピルアミノ)エチル基; C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルキルアミノ−C1
4アルキル基の場合:2−メトキシエチルアミノメチ
ル基、2−エトキシエチルアミノメチル基、3−メトキ
シプロピルアミノメチル基、2−(2−メトキシエチル
アミノ)エチル基および2−(2−エトキシエチルアミ
ノ)エチル基; C1〜C4アルキルチオ−C1〜C4アルキル基の場合:メ
チルチオメチル基、エチルチオメチル基、2−メチルチ
オエチル基、2−エチルチオエチル基、3−メチルチオ
プロピル基および3−エチルチオプロピル基; ヒドロキシ−C2〜C4アルキルチオ−C1〜C4アルキル
基の場合:2−ヒドロキシエチルチオメチル基、3−ヒ
ドロキシプロピルチオメチル基、2−(2−ヒドロキシ
エチルチオ)エチル基および2−(3−ヒドロキシプロ
ピルチオ)エチル基; C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルキルチオ−C1〜C4
アルキル基の場合:2−メトキシエチルチオメチル基、
2−エトキシエチルチオメチル基、3−メトキシプロピ
ルチオメチル基、2−(2−メトキシエチルチオ)エチ
ル基および2−(2−エトキシエチルチオ)エチル基; フェノキシ−C1〜C4アルキル基の場合:フェノキシメ
チル基、2−フェノキシエチル基および3−フェノキシ
プロピル基; アニリノ−C1〜C4アルキル基の場合:アニリノメチル
基、2−アニリノエチル基および3−アニリノプロピル
基; フェニルチオ−C1〜C4アルキル基の場合:フェニルチ
オメチル基、2−フェニルチオエチル基および3−フェ
ニルチオプロピル基; シアノ−C1〜C4アルキル基の場合:シアノメチル基、
2−シアノエチル基および3−シアノプロピル基; ハロゲン−C2〜C4アルコキシ基の場合:2−フルオロ
エトキシ基、2−クロロエトキシ基、2−ブロモエトキ
シ基、3−フルオロプロポキシ基および3−クロロプロ
ポキシ基 ヒドロキシ−C2〜C4アルコキシ基の場合:2−ヒドロ
キシエトキシ基、3−ヒドロキシプロポキシ基および4
−ヒドロキシブトキシ基; C2〜C4アルカノイルオキシ−C2〜C4アルコキシ基の
場合:2−アセトキシエトキシ基、2−プロピオニルオ
キシエトキシ基、2−ブチリルオキシエトキシ基および
3−アセトキシプロポキシ基; C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルコキシ基の場合:2
−メトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ基、3−
メトキシプロポキシ基および4−メトキシブトキシ基; カルボキシ−C1〜C4アルコキシ基の場合:カルボキシ
メトキシ基、1−カルボキシエトキシ基、2−カルボキ
シエトキシ基および3−カルボキシプロポキシ基; C1〜C4アルコキシカルボニル−C1〜C4アルコキシ基
の場合:メトキシカルボニルメトキシ基、エトキシカル
ボニルメトキシ基、1−メトキシカルボニルエトキシ
基、2−メトキシカルボニルエトキシ基、2−エトキシ
カルボニルエトキシ基および3−メトキシカルボニルプ
ロポキシ基; カルバモイル−C1〜C4アルコキシ基の場合:カルバモ
イルメトキシ基、1−カルバモイルエトキシ基、2−カ
ルバモイルエトキシ基および3−カルバモイルプロポキ
シ基; N−C1〜C4アルキルカルバモイル−C1〜C4アルコキ
シ基の場合:N−メチルカルバモイルメトキシ基、N−
エチルカルバモイルメトキシ基、2−(N−メチルカル
バモイル)エトキシ基、2−(N−エチルカルバモイ
ル)エトキシ基および3−(N−メチルカルバモイル)
プロポキシ基; N,N−ジ−[C1〜C4アルキル]カルバモイル−C1
〜C4アルコキシ基の場合:N,N−ジメチルカルバモ
イルメトキシ基、N−エチル−N−メチルカルバモイル
メトキシ基、N,N−ジエチルカルバモイルメトキシ
基、2−(N,N−ジメチルカルバモイル)エトキシ
基、2−(N,N−ジエチルカルバモイル)エトキシ基
および3−(N,N−ジメチルカルバモイル)プロポキ
シ基; アミノ−C2〜C4アルコキシ基の場合:2−アミノエト
キシ基および3−アミノプロポキシ基; C1〜C4アルキルアミノ−C2〜C4アルコキシ基の場
合:2−メチルアミノエトキシ基、2−エチルアミノエ
トキシ基、2−プロピルアミノエトキシ基、3−メチル
アミノプロポキシ基および3−エチルアミノプロポキシ
基; ジ−[C1〜C4アルキル]アミノ−C2〜C4アルコキシ
基の場合:2−ジメチルアミノエトキシ基、2−(N−
エチル−N−メチル)エトキシ基、2−ジエチルアミノ
エトキシ基、2−ジプロピルアミノエトキシ基、3−ジ
メチルアミノプロポキシ基および3−ジエチルアミノプ
ロポキシ基; C2〜C4アルカノイルオキシ基の場合:アセトキシ基、
プロピオニルオキシ基およびブチリルオキシ基; ヒドロキシ−C2〜C4アルカノイルオキシ基の場合:2
−ヒドロキシアセトキシ基、3−ヒドロキシプロピオニ
ルオキシ基および4−ヒドロキシブチリルオキシ基; C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルカノイルオキシ基の
場合:2−メトキシアセトキシ基、2−エトキシアセト
キシ基および3−メトキシプロピオニルオキシ基; フェニル−C1〜C4アルコキシ基の場合:ベンジルオキ
シ基、2−フェニルエトキシ基および3−フェニルプロ
ポキシ基; フェノキシ−C2〜C4アルコキシ基の場合:2−フェノ
キシエトキシ基、3−フェノキシプロポキシ基および4
−フェノキシブトキシ基; アニリノ−C2〜C4アルコキシ基の場合:2−アニリノ
エトキシ基、3−アニリノプロポキシ基および4−アニ
リノブトキシ基; フェニルチオ−C2〜C4アルコキシ基の場合:2−フェ
ニルチオエトキシ基、3−フェニルチオプロポキシ基お
よび4−フェニルチオブトキシ基; ピペリジノ−C2〜C4アルコキシ基の場合:2−ピペリ
ジノエトキシ基および3−ピペリジノプロポキシ基; モルホリノ−C2〜C4アルコキシ基の場合:2−モルホ
リノエトキシ基および3−モルホリノプロポキシ基; ピペラジン−1−イル−C2〜C4アルコキシ基の場合:
2−(ピペラジン−1−イル)エトキシ基および3−
(ピペラジン−1−イル)プロポキシ基; 4−C1〜C4アルキルピペラジン−1−イル−C2〜C4
アルコキシ基の場合:2−(4−メチルピペラジン−1
−イル)エトキシ基および3−(4−メチルピペラジン
−1−イル)プロポキシ基; ハロゲン−C2〜C4アルキルアミノ基の場合:2−フル
オロエチルアミノ基、2−クロロエチルアミノ基、2−
ブロモエチルアミノ基、3−フルオロプロピルアミノ基
および3−クロロプロピルアミノ基; ヒドロキシ−C2〜C4アルキルアミノ2−ヒドロキシエ
チルアミノ基、3−ヒドロキシプロピルアミノ基および
4−ヒドロキシブチルアミノ基; C2〜C4アルカノイルオキシ−C2〜C4アルキルアミノ
基の場合:2−アセトキシアミノ基、2−プロピオニル
オキシエチルアミノ基、2−ブチリルオキシエチルアミ
ノ基および3−アセトキシプロピルアミノ基; C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルキルアミノ基の場
合:2−メトキシエチルアミノ基、2−エトキシエチル
アミノ基、3−メトキシプロピルアミノ基および3−エ
トキシプロピルアミノ基; カルボキシ−C1〜C4アルキルアミノ基の場合:カルボ
キシメチルアミノ基、1−カルボキシエチルアミノ基、
2−カルボキシエチルアミノ基および3−カルボキシプ
ロピルアミノ基; C1〜C4アルコキシカルボニル−C1〜C4アルキルアミ
ノ基の場合:メトキシカルボニルメチルアミノ基、エト
キシカルボニルメチルアミノ基、1−メトキシカルボニ
ルエチルアミノ基、2−メトキシカルボニルエチルアミ
ノ基、2−エトキシカルボニルエチルアミノ基および3
−メトキシカルボニルプロピルアミノ基; カルバモイル−C1〜C4アルキルアミノ基の場合:カル
バモイルメチルアミノ基、1−カルバモイルエチルアミ
ノ基、2−カルバモイルエチルアミノ基および3−カル
バモイルプロピルアミノ基; N−C1〜C4アルキルカルバモイル−C1〜C4アルキル
アミノ基の場合:N−メチルカルバモイルメチルアミノ
基、N−エチルカルバモイルメチルアミノ基、2−(N
−メチルカルバモイル)エチルアミノ基、2−(N−エ
チルカルバモイル)エチルアミノ基および3−(N−メ
チルカルバモイル)プロピルアミノ基; N,N−ジ−[C1〜C4アルキル]カルバモイル−C1
〜C4アルキルアミノ基の場合:N,N−ジメチルカル
バモイルメチルアミノ基、N−エチル−N−メチルカル
バモイルメチルアミノ基、N,N−ジエチルカルバモイ
ルメチルアミノ基、2−(N,N−ジメチルカルバモイ
ル)エチルアミノ基、2−(N,N−ジエチルカルバモ
イル)エチルアミノ基および3−(N,N−ジメチルカ
ルバモイル)プロピルアミノ基; アミノ−C2〜C4アルキルアミノ基の場合:2−アミノ
エチルアミノ基、3−アミノプロピルアミノ基および4
−アミノブチルアミノ基; C1〜C4アルキルアミノ−C2〜C4アルキルアミノ基の
場合:2−メチルアミノエチルアミノ基、2−エチルア
ミノエチルアミノ基、2−プロピルアミノエチルアミノ
基、3−メチルアミノプロピルアミノ基、3−エチルア
ミノプロピルアミノ基および4−メチルアミノブチルア
ミノ基; ジ−[C1〜C4アルキル]アミノ−C2〜C4アルキルア
ミノ基の場合:2−ジメチルアミノエチルアミノ基、2
−(N−エチル−N−メチルアミノ)エチルアミノ基、
2−ジエチルアミノエチルアミノ基、2−ジプロピルア
ミノエチルアミノ基、3−ジメチルアミノプロピルアミ
ノ基、3−ジエチルアミノプロピルアミノ基および4−
ジメチルアミノブチルアミノ基; フェニル−C1〜C4アルキルアミノ基の場合:ベンジル
アミノ基、フェネチルアミノ基および3−フェニルプロ
ピルアミノ基; フェノキシ−C2〜C4アルキルアミノ基の場合:2−フ
ェノキシエチルアミノ基および3−フェノキシプロピル
アミノ基; アニリノ−C2〜C4アルキルアミノ基の場合:2−アニ
リノエチルアミノ基および3−アニリノプロピルアミノ
基; フェニルチオ−C2〜C4アルキルアミノ基の場合:2−
フェニルチオエチルアミノ基および3−フェニルチオプ
ロピルアミノ基; C1〜C4アルコキシカルボニルアミノ基の場合:メトキ
シカルボニルアミノ基、エトキシカルボニルアミノ基お
よびプロポキシカルボニルアミノ基; C1〜C4アルキルスルホニルアミノ基の場合:メチルス
ルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基およびプ
ロピルスルホニルアミノ基; ハロゲン−C2〜C4アルカノイルアミノ基の場合:2−
クロロアセトアミド基、2−ブロモアセトアミド基、3
−クロロプロピオンアミド基および3−ブロモプロピオ
ンアミド基; ヒドロキシ−C2〜C4アルカノイルアミノ基の場合:2
−ヒドロキシアセトアミド基、3−ヒドロキシプロピオ
ンアミド基および4−ヒドロキシブチルアミド基; C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルカノイルアミノ基の
場合:2−メトキシアセトアミド基、2−エトキシアセ
トアミド基、2−プロポキシアセトアミド基、3−メト
キシプロピオンアミド基、3−エトキシプロピオンアミ
ド基および4−メトキシブチルアミド基; カルボキシ−C2〜C4アルカノイルアミノ基の場合:2
−カルボキシアセトアミド基、3−カルボキシプロピオ
ンアミド基および4−カルボキシブチルアミド基; C1〜C4アルコキシカルボニル−C2〜C4アルカノイル
アミノ基の場合:2−メトキシカルボニルアセトアミド
基、2−エトキシカルボニルアセトアミド基、3−メト
キシカルボニルプロピオンアミド基および3−エトキシ
カルボニルプロピオンアミド基; カルバモイル−C2〜C4アルカノイルアミノ基の場合:
2−カルバモイルアセトアミド基、3−カルバモイルプ
ロピオンアミド基および4−カルバモイルブチルアミド
基; N−C1〜C4アルキルカルバモイル−C2〜C4アルカノ
イルアミノ基の場合:2−(N−メチルカルバモイル)
アセトアミド基、2−(N−エチルカルバモイル)アセ
トアミド基、3−(N−メチルカルバモイル)プロピオ
ンアミド基、3−(N−エチルカルバモイル)プロピオ
ンアミド基および4−(N−メチルカルバモイル)ブチ
ルアミド基; N,N−ジ−[C1〜C4アルキル]カルバモイル−C1
〜C4アルカノイルアミノ基の場合:2−(N,N−ジ
メチルカルバモイル)アセトアミド基、2−(N−エチ
ル−N−メチルカルバモイル)アセトアミド基、2−
(N,N−ジエチルカルバモイル)アセトアミド基、3
−(N,N−ジメチルカルバモイル)プロピオンアミド
基、3−(N,N−ジエチルカルバモイル)プロピオン
アミド基および4−(N,N−ジメチルカルバモイル)
ブチルアミノ基; アミノ−C2〜C4アルカノイルアミノ基の場合:2−ア
ミノアセトアミド基、3−アミノプロピオンアミド基お
よび4−アミノブチルアミド基; C1〜C4アルキルアミノ−C2〜C4アルカノイルアミノ
基の場合:2−メチルアミノアセトアミド基、2−エチ
ルアミノアセトアミド基、2−プロピルアミノアセトア
ミド基、3−メチルアミノプロピオンアミド基、3−エ
チルアミノプロピオンアミド基および4−メチルアミノ
ブチルアミド基; ジ−[C1〜C4アルキル]アミノ−C2〜C4アルカノイ
ルアミノ基の場合:2−ジメチルアミノアセトアミド
基、2−(N−エチル−N−メチルアミノ)アセトアミ
ド基、2−ジエチルアミノアセトアミド基、3−ジメチ
ルアミノプロピオンアミド基、3−ジエチルアミノプロ
ピオンアミド基および4−ジメチルアミノブチルアミド
基。
【0028】R1がC1〜C3アルキレンジオキシを表す
場合、それぞれこの種の基の酸素原子は、キナゾリン環
上の隣接位に存在する。
【0029】R1がベンズアミド基またはベンゼンスル
ホンアミド基を表し、R2がベンズアミド基を表す場合
にフェニル環上に存在していてもよいかまたはアニリノ
基、フェノキシ基またはフェニル基を有するR1置換基
上に存在していてもよい置換基の適当なものは、例えば
次のものを包含する: ハロゲン原子の場合:フッ素原子、塩素原子および臭素
原子; C1〜C4アルキル基の場合:メチル基、エチル基および
プロピル基; C1〜C4アルコキシ基の場合:メトキシ基、エトキシ基
およびプロポキシ基。
【0030】R2がハロゲン原子を表す場合のR2適当な
ものは、例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子または
沃素原子であり;R2がC2〜C4アルカノイル基を表す
場合には、例えばアセチル基、プロピオニル基またはブ
チリル基である。
【0031】本発明のキナゾリン誘導体の適当な製薬学
的に認容性の塩は、例えば十分に塩基性である本発明の
キナゾリン誘導体の酸付加塩、例えば無機または有機
酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、トリフル
オロ酢酸、クエン酸またはマレイン酸との例えば酸付加
塩である。付加的に、十分に酸性である本発明のキナゾ
リン誘導体の適当な製薬学的に認容性の塩は、アルカリ
金属塩、例えばナトリウム塩またはカリウム塩、アルカ
リ土類金属塩、例えばカルシウム塩またはマグネシウム
塩、アンモニウム塩または生理的に認容性の陽イオンを
提供する有機塩との塩、例えばメチルアミン、ジメチル
アミン、トリメチルアミン、ピペラジン、モルホリンま
たはトリス−(2−ヒドロキシエチル)アミンとの塩で
ある。
【0032】本発明の特に新規な化合物は、例えば式I
のキナゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩を
包含し、但し、前記により定義されたものを除くものと
する、即ち: (a) mは、1または2を表し、R1は、それぞれ独
立にヒドロキシ基、C1〜C4アルコキシカルボニル基、
1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基またはC1
〜C3アルキレンジオキシ基を表し;nおよびR2は、前
記によるかまたは本発明の特に新規な化合物に関連する
この項において定義された意味のいずれかを有し; (b) mは1または2を表し、R1はそれぞれ独立に
ヒドロキシ基、アミノ基、C1〜C4アルコキシカルボニ
ル基、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C
1〜C3アルキレンジオキシ基、ハロゲン−C1〜C4アル
キル基(但し、トリフルオロメチル基は除く)、C1
4アルキルアミノ−C1〜C4アルキル基、ジ−[C1
4アルキル]アミノ−C1〜C4アルキル基、ピペリジ
ノ−C1〜Cアルキル基、モルホリノ−C〜C4アル
キル基、ピペラジン−1−イル−C1〜C4アルキル基、
ヒドロキシ−C2〜C4アルキルチオ−C1〜C4アルキル
基、ヒドロキシ−C2〜C4アルコキシ基、C1〜C4アル
コキシ−C2〜C4アルコキシ基、C1〜C4アルコキシカ
ルボニル−C1〜C4アルコキシ基、カルバモイル−C1
〜C4アルコキシ基、C1〜C4アルキルアミノ−C2〜C
4アルコキシ基、ジ−[C1〜C4アルキル]アミノ−C2
〜C4アルコキシ基、ヒドロキシ−C2〜C4アルキルア
ミノ基、C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルキルアミノ
基、C1〜C4アルキルアミノ−C2〜C4アルキルアミノ
基、ジ−[C1〜C4アルキル]アミノ−C2〜C4アルキ
ルアミノ基、C2〜C4アルカノイルアミノ基、ヒドロキ
シ−C2〜C4アルカノイルアミノ基またはC1〜C4アル
コキシ−C2〜C4アルカノイルアミノ基を表し;nおよ
びR2は、前記によるかまたは本発明の特に新規な化合
物に関連するこの項において定義された意味のいずれか
を有し; (c) mは1または2を表し、R1はそれぞれ独立に
ヒドロキシ基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3アルキ
レンジオキシ基、ヒドロキシ−C2〜C4アルコキシ基、
1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルコキシ基、C1〜C4
アルコキシカルボニル−C2〜C4アルコキシ基、カルバ
モイル−C1〜C4アルコキシ基またはジ−[C1〜C4
ルキル]アミノ−C2〜C4アルコキシ基を表し;nおよ
びR2は、前記によるかまたは本発明の特に新規な化合
物に関連するこの項において定義された意味のいずれか
を有し; (d) mは1または2を表し、R1はそれぞれ独立に
アミノ基、ヒドロキシ−C2〜C4アルキルアミノ基、C
1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルキルアミノ基、ジ−
[C1〜C4アルキル]アミノ−C2〜C4アルキルアミノ
基、C2〜C4アルカノイルアミノ基、ヒドロキシ−C2
〜C4アルカノイルアミノ基またはC1〜C4アルコキシ
−C2〜C4アルカノイルアミノ基を表し;nおよびR2
は、前記によるかまたは本発明の特に新規な化合物に関
連するこの項において定義された意味のいずれかを有
し; (e) mは1、2または3を表し、R1はそれぞれ独
立にヒドロキシ基、アミノ基、カルボキシ基、ウレイド
基、C1〜C4アルコキシカルボニル基、ヒドロキシアミ
ノ基、トリフルオロメトキシ基、C1〜C4アルキル基、
1〜C4アルコキシ基、C1〜C3アルキレンジオキシ
基、C1〜C4アルキルアミノ基、ジ−[C1〜C4アルキ
ル]アミノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、ピペラジ
ン−1−イル基、4−C1〜C4アルキルピペラジン−1
−イル基、C1〜C4アルキルチオ基、ハロゲン−C1
4アルキル基(但し、トリフルオロメチル基は除
く)、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキル基、C1
〜C4アルキルアミノ−C1〜C4アルキル基、ジ−[C1
〜C4アルキル]アミノ−C1〜C4アルキル基、ピペリ
ジノ−C1〜C4アルキル基、モルホリノ−C1〜C4アル
キル基、ピペラジン−1−イル−C1〜C4アルキル基、
ヒドロキシ−C2〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキル
基、C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルコキシ−C1
4アルキル基、C1〜C4アルキルチオ−C1〜C4アル
キル基、ヒドロキシ−C2〜C4アルキルチオ−C1〜C4
アルキル基、アニリノ−C1〜C4アルキル基、フェニル
チオ−C1〜C4アルキル基、シアノ−C1〜C4アルキル
基、ハロゲン−C2〜C4アルコキシ基、ヒドロキシ−C
2〜C4アルコキシ基、C1〜C4アルコキシ−C2〜C4
ルコキシ基、C1〜C4アルコキシカルボニル−C1〜C4
アルコキシ基、カルバモイル−C1〜C4アルコキシ基、
1〜C4アルキルアミノ−C2〜C4アルコキシ基、ジ−
[C1〜C4アルキル]アミノ−C2〜C4アルコキシ基、
1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルカノイルオキシ基、
フェニル−C1〜C4アルコキシ基、フェノキシ−C2
4アルコキシ基、アニリノ−C2〜C4アルコキシ基、
ピペリジノ−C2〜C4アルコキシ基、モルホリノ−C2
〜C4アルコキシ基、ピペラジン−1−イル−C2〜C4
アルコキシ基、ヒドロキシ−C2〜C4アルキルアミノ
基、C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルキルアミノ基、
1〜C4アルキルアミノ−C2〜C4アルキルアミノ基、
ジ−[C1〜C4アルキル]アミノ−C2〜C4アルキルア
ミノ基、C2〜C4アルカノイルアミノ基、ベンズアミド
基、3−フェニルウレイド基、2−オキソピロリジン−
1−イル基、ハロゲン−C2〜C4アルカノイルアミノ
基、ヒドロキシ−C2〜C4アルカノイルアミノ基、C1
〜C4アルコキシ−C2〜C4アルカノイルアミノ基また
はC1〜C4アルコキシカルボニル−C2〜C4アルカノイ
ルアミノ基を表し;nおよびR2は、前記によるかまた
は本発明の特に新規な化合物に関連するこの項において
定義された意味のいずれかを有し; (f) mは、1または2を表し、R1は、それぞれ独
立にヒドロキシ基、アミノ基、ウレイド基、C1〜C4
ルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3アルキレン
ジオキシ基、C1〜C4アルキルアミノ基、ジ−[C1
4アルキル]アミノ基、ピペリジノ基、モルホリノ
基、C1〜C4アルキルチオ基、ハロゲン−C1〜C4アル
キル基(但し、トリフルオロメチル基は除く)、シアノ
−C1〜C4アルキル基、ハロゲン−C2〜C4アルコキシ
基、ヒドロキシ−C2〜C4アルコキシ基、C1〜C4アル
コキシ−C2〜C4アルコキシ基、カルバモイル−C1
4アルコキシ基、C1〜C4アルコキシ−C2〜C4アル
カノイルオキシ基、フェニル−C1〜C4アルコキシ基、
アニリノ−C2〜C4アルコキシ基、C1〜C4アルコキシ
−C2〜C4アルキルアミノ基、C2〜C4アルカノイルア
ミノ基、ハロゲン−C2〜C4アルカノイルアミノ基、3
−フェニルウレイド基、2−オキソピロリジン−1−イ
ル基またはC1〜C4アルコキシ−C2〜C4アルカノイル
アミノ基を表し;nおよびR2は、前記によるかまたは
本発明の特に新規な化合物に関連するこの項において定
義された意味のいずれかを有し; (g) nは、1または2を表し、R2は、それぞれ独
立に水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、
ニトロ基、シアノ基、C1〜C4アルキル基、ジ−[C1
〜C4アルキル]アミノ基またはC1〜C4アルキルチオ
基を表し;R1は、前記によるかまたは本発明の特に新
規な化合物に関連するこの項において定義された意味の
いずれかを有し; (h) nは、1または2を表し、R2は、それぞれ独
立にハロゲン原子、トリフルオロメチル基またはC1
4アルキル基を表し;R1は、前記によるかまたは本発
明の特に新規な化合物に関連するこの項において定義さ
れた意味のいずれかを有し; (i) nは、1または2を表し、R2は、それぞれ独
立に水素原子、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、トリフル
オロメチル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基またはC
1〜C4アルキル基を表し;R1は、前記によるかまたは
本発明の特に新規な化合物に関連するこの項において定
義された意味のいずれかを有する。
【0033】本発明の好ましい化合物は、式I(但し、
mは1または2を表し、R1は、それぞれ独立にヒドロ
キシ基、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基
またはメチレンジオキシ基を表し;nは、1を表し、R
2は、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、沃
素原子、メチル基またはエチル基を表す)のキナゾリン
誘導体またはその製薬学的に認容性の酸付加塩であり;
但し、4−アニリノ−6−メチルキナゾリンまたはその
塩酸塩および4−アニリノ−6,7−ジメトキシキナゾ
リンまたはその塩酸塩を除くものとする。
【0034】本発明のもう1つの好ましい化合物は、式
I〔但し、(R1mは、6−ヒドロキシ基、7−ヒドロ
キシ基、6,7−ジヒドロキシ基、6−メチル基、7−
メチル基、6−メトキシ基、6,7−ジメトキシ基また
は6,7−メチレンジオキシ基を表し;(R2nは、
3′−クロロ基、3′−ブロモ基または3′−メチル基
を表す〕のキナゾリン誘導体またはその製薬学的に認容
性の酸付加塩である。
【0035】本発明の特に好ましい化合物は、式Iの次
の化合物またはその製薬学的に認容性の酸付加塩であ
る:6,7−ジメトキシ−4−(3′−メチルアニリ
ノ)キナゾリン、6,7−ジメトキシ−4−(3′−ク
ロロアニリノ)キナゾリン、6,7−ジメトキシ−4−
(3′−ブロモアニリノ)キナゾリン、6,7−メチレ
ンジオキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン、7−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナ
ゾリン、7−ヒドロキシ−4−(3′−メチルアニリ
ノ)キナゾリン、6−メチル−4−(3′−メチルアニ
リノ)キナゾリンまたは7−メトキシカルボニル−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン。
【0036】本発明のもう1つの好ましい化合物は、式
I(但し、mは、1または2を表し、R1は、それぞれ
独立にヒドロキシ基、アミノ基、メトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、メチル基、エチル基、メト
キシ基、エトキシ基、メチレンジオキシ基、ジブロモメ
チル基、ジメチルアミノメチル基、ピペラジン−1−イ
ルメチル基、2−ヒドロキシエチルチオメチル基、2−
ヒドロキシエトキシ基、3−ヒドロキシプロポキシ基、
2−メトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ基、3
−メトキシプロポキシ基、3−エトキシプロポキシ基、
メトキシカルボニルメトキシ基、エトキシカルボニルメ
トキシ基、カルバモイルメトキシ基、2−ジメチルアミ
ノエトキシ基、2−ジエチルアミノエトキシ基、2−ヒ
ドロキシエチルアミノ基、3−ヒドロキシプロピルアミ
ノ基、2−メトキシエチルアミノ基、2−エトキシエチ
ルアミノ基、3−メトキシプロピルアミノ基、3−エト
キシプロピルアミノ基、2−ジメチルアミノエチルアミ
ノ基、2−ジエチルアミノエチルアミノ基、3−ジメチ
ルアミノプロピルアミノ基、3−ジエチルアミノプロピ
ルアミノ基、アセトアミド基、プロピオンアミド基、2
−メトキシアセトアミド基または2−エトキシアセトア
ミド基を表し;nは、1または2を表し、R2は、それ
ぞれ独立にフッ素原子、塩素原子、臭素原子、トリフル
オロメチル基、メチル基またはエチル基を表す)のキナ
ゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩である。
【0037】本発明のもう1つの好ましい化合物は、式
I〔但し、(R1mは、6−ヒドロキシ基、7−ヒドロ
キシ基、6,7−ジヒドロキシ基、6−アミノ基、7−
アミノ基、6−メチル基、6,7−ジメチル基、7−メ
トキシ基、6,7−ジメトキシ基、6−ヒドロキシ−7
−メトキシ基、7−ヒドロキシ−6−メトキシ基、6,
7−メチレンジオキシ基、6−(2−ヒドロキシエチル
チオメチル)基、7−(2−ヒドロキシエトキシ)−6
−メトキシ基、6,7−ジ−(2−ヒドロキシエトキ
シ)基、6−メトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)
基、7−カルバモイルメトキシ−6−メトキシ基、7−
(2−ジメチルアミノエトキシ)−6−メトキシ基、6
−(2−メトキシエチルアミノ)基、6−アセトアミド
基または7−(2−メトキシアセトアミド)基を表し;
(R2nは、4′−フルオロ基、3′−クロロ基、3′
−ブロモ基、3′−メチル基、3′−トリフルオロメチ
ル基または4′−フルオロ−3′−トリフルオロメチル
基を表す〕のキナゾリン誘導体またはその製薬学的に認
容性の酸付加塩である。
【0038】本発明のもう1つの好ましい化合物は、式
I〔但し、(R1mは、6−アミノ基、7−アミノ基、
6−(2−メトキシエチルアミノ)基、6−アセトアミ
ド基または7−(2−メトキシアセトアミド)基を表
し;(R2nは、3′−クロロ基、3′−メチル基また
は3′−トリフルオロメチル基を表す〕のキナゾリン誘
導体またはその製薬学的に認容性の酸付加塩である。
【0039】本発明のもう1つの特に好ましい化合物
は、式Iの次のキナゾリン誘導体またはその製薬学的に
認容性の酸付加塩である:6,7−ジメトキシ−4−
(3′−トリフルオロメチルアニリノ)キナゾリン、6
−ヒドロキシ−7−メトキシ−4−(3′−メチルアニ
リノ)キナゾリン、7−ヒドロキシ−6−メトキシ−4
−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、7−アミノ−
4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、6−アミノ
−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、6−アミ
ノ−4−(3′−クロロアニリノ)キナゾリン、6−ア
セトアミド−4−(3′−クロロアニリノ)キナゾリ
ン、6−(2−メトキシエチルアミノ)−4−(3′−
メチルアニリノ)キナゾリン、7−(2−メトキシアセ
トアミド)−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン、7−(2−ヒドロキシエトキシ)−6メトキシ−4
−(3′−メチルアニリノ)キナゾリンまたは7−(2
−メトキシエトキシ)−6メトキシ−4−(3′−メチ
ルアニリノ)キナゾリン。
【0040】本発明のもう1つの好ましい化合物は、式
I(但し、mは、1、2または3を表し、R1は、それ
ぞれ独立にヒドロキシ基、アミノ基、ウレイド基、メト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ヒドロキシ
アミノ基、トリフルオロメトキシ基、メチル基、エチル
基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロ
ポキシ基、ブトキシ基、メチレンジオキシ基、エチレン
ジオキシ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、ジメチ
ルアミノ基、ジエチルアミノ基、ピペリジノ基、モルホ
リノ基、メチルチオ基、エチルチオ基、ブロモメチル
基、ジブロモメチル基、メトキシメチル基、ピペリジノ
メチル基、モルホリノメチル基、ピペラジン−1−イル
メチル基、メトキシエトキシメチル基、メチルチオメチ
ル基、2−ヒドロキシエチルチオメチル基、アニリノメ
チル基、フェニルチオメチル基、シアノメチル基、2−
ブロモエトキシ基、2−ヒドロキシエトキシ基、3−ヒ
ドロキシプロポキシ基、2−メトキシエトキシ基、2−
エトキシエトキシ基、3−メトキシプロポキシ基、3−
エトキシプロポキシ基、メトキシカルボニルメトキシ
基、エトキシカルボニルメトキシ基、カルバモイルメト
キシ基、2−ジメチルアミノエトキシ基、2−ジエチル
アミノエトキシ基、2−メトキシアセトキシ基、ベンジ
ルオキシ基、2−アニリノエトキシ基、2−ピペリジノ
エトキシ基、2−モルホリノエトキシ基、2−(ピペラ
ジン−1−イル)エトキシ基、2−ヒドロキシエチルア
ミノ基、3−ヒドロキシプロピルアミノ基、2−メトキ
シエチルアミノ基、2−エトキシエチルアミノ基、3−
メトキシプロピルアミノ基、3−エトキシプロピルアミ
ノ基、2−ジメチルアミノエチルアミノ基、2−ジエチ
ルアミノエチルアミノ基、3−ジメチルアミノプロピル
アミノ基、3−ジエチルアミノプロピルアミノ基、アセ
トアミド基、プロピオンアミド基、ベンズアミド基、3
−フェニルウレイド基、2−クロロアセトアミド基、2
−オキソピロリジン−1−イル基、2−ヒドロキシアセ
トアミド基、2−メトキシアセトアミド基または2−エ
トキシアセトアミド基を表し;nは、1または2を表
し、R2は、それぞれ独立に水素原子、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、
シアノ基、メチル基またはエチル基を表す)のキナゾリ
ン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩である。
【0041】本発明のもう1つの好ましい化合物は、式
I〔但し、(R1mは、6−ヒドロキシ基、7−ヒドロ
キシ基、6,7−ジヒドロキシ基、6−アミノ基、7−
アミノ基、6−ウレイド基、6−トリフルオロメトキシ
基、6−メチル基、6,7−ジメチル基、6−メトキシ
基、7−メトキシ基、6,7−ジメトキシ基、6,7−
ジエトキシ基、6−ヒドロキシ−7−メトキシ基、7−
ヒドロキシ−6−メトキシ基、6−アミノ−7−メトキ
シ基、6−アミノ−7−メチルチオ基、5−アミノ−
6,7−ジメトキシ基、6−メトキシ−7−イソプロポ
キシ基、6,7−メチレンジオキシ基、6,7−エチレ
ンジオキシ基、6−ジメチルアミノ基、6−メトキシメ
チル基、6−(2−メトキシエトキシメチル)基、6−
シアノメチル基、7−(2−ヒドロキシエトキシ)−6
−メトキシ基、6,7−ジ−(2−ヒドロキシエトキ
シ)基、6−(2−メトキシエトキシ)基、6−メトキ
シ−7−(2−メトキシエトキシ)基、6,7−ジ−
(2−メトキシエトキシ)基、7−(2−ブロモエトキ
シ)−6−メトキシ基、7−ベンジルオキシ−6−メト
キシ基、6−(2−メトキシエチルアミノ)基、6−ア
セトアミド基、6−(2−クロロアセトアミド)基、6
−(2−メトキシアセトアミド)基または7−(2−メ
トキシアセトアミド)基を表し;(R2nは、水素原
子、4′−フルオロ基、3′−クロロ基、3′−ブロモ
基、3′,4′−ジクロロ基、4′−フルオロ−3′−
クロロ基、3′−トリフルオロメチル基、4′−フルオ
ロ−3′−トリフルオロメチル基、3′−ニトロ基、
3′−ニトロ−4′−クロロ基、3′−ニトロ−4′−
フルオロ基または3′−メチル基を表す〕のキナゾリン
誘導体またはその製薬学的に認容性の酸付加塩である。
【0042】本発明のもう1つの特に好ましい化合物
は、式Iの次のキナゾリン誘導体またはその製薬学的に
認容性の酸付加塩である:4−(3′−クロロ−4′−
フルオロアニリノ)−6,7−ジメトキシキナゾリン、
4−(3′,4′−ジクロロアニリノ)−6,7−ジメ
トキシキナゾリン、6,7−ジメトキシ−4−(3′−
ニトロアニリノ)キナゾリン、6,7−ジエトキシ−4
−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、6−メトキシ
−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、4−
(3′−クロロアニリノ)−6−ジメトキシキナゾリ
ン、6,7−エチレンジオキシ−4−(3′−メチルア
ニリノ)キナゾリン、6−アミノ−7−メトキシ−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、4−(3′−メ
チルアニリノ)−6−ウレイドキナゾリンまたは6−
(2−メトキシエトキシメチル)−4−(3′−メチル
アニリノ)キナゾリン。
【0043】本発明のもう1つの好ましい化合物は、式
I〔但し、(R1mは、6−ヒドロキシ基、7−ヒドロ
キシ基、6,7−ジヒドロキシ基、6−アミノ基、7−
アミノ基、6−ウレイド基、6−トリフルオロメトキシ
基、6−メチル基、6,7−ジメチル基、6−メトキシ
基、7−メトキシ基、6,7−ジメトキシ基、6,7−
ジエトキシ基、6−ヒドロキシ−7−メトキシ基、7−
ヒドロキシ−6−メトキシ基、6−アミノ−7−メトキ
シ基、6−アミノ−7−メチルチオ基、5−アミノ−
6,7−ジメトキシ基、6−メトキシ−7−イソプロポ
キシ基、6,7−メチレンジオキシ基、6,7−エチレ
ンジオキシ基、6−メチルアミノ基、7−メチルアミノ
基、6−ジメチルアミノ基、6−アミノ−7−メチルア
ミノ基、6−メトキシメチル基、6−ブロモメチル基、
6−(2−メトキシエトキシメチル)基、6−シアノメ
チル基、6−メチルチオメチル基、6−フェニルチオメ
チル基、7−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキ
シ基、6,7−ジ−(2−ヒドロキシエトキシ)基、6
−(2−ブロモエトキシ)基、6−(2−メトキシエト
キシ)基、6−メトキシ−7−(2−メトキシエトキ
シ)基、6,7−ジ−(2−メトキシエトキシ)基、7
−(2−ブロモエトキシ)−6−メトキシ基、7−ベン
ジルオキシ−6−メトキシ基、6−(2−メトキシエチ
ルアミノ)基、6−アセトアミド基、6−ベンズアミド
基、6−(2−クロロアセトアミド)基、6−(2−メ
トキシアセトアミド)基または7−(2−メトキシアセ
トアミド)基を表し;(R2nは、水素原子、4′−フ
ルオロ基、3′−クロロ基、3′−ブロモ基、3′,
4′−ジクロロ基、4′−フルオロ−3′−クロロ基、
3′−トリフルオロメチル基、4′−フルオロ−3′−
トリフルオロメチル基、3′−ニトロ基、3′−ニトロ
−4′−クロロ基、3′−ニトロ−4′−フルオロ基ま
たは3′−メチル基を表す〕のキナゾリン誘導体または
その製薬学的に認容性の酸付加塩である。
【0044】本発明のもう1つの特に好ましい化合物
は、式Iの次のキナゾリン誘導体またはその製薬学的に
認容性の酸付加塩である:6,7−ジ−(2−メトキシ
エトキシ)−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン、6−ジメチルアミノ−4−(3′−メチルアニリ
ノ)キナゾリンまたは6−ベンズアミド−4−(3′−
メチルアニリノ)キナゾリン。
【0045】式Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学
的に認容性の塩は、化学的に類縁の化合物の製造に適当
であることが知られている全ての方法によって製造する
ことができる。適当な方法は、例えば英国特許出願第2
033894号明細書中で使用されている方法によって
説明されている。この方法は、式Iのキナゾリン誘導体
またはその製薬学的に認容性の塩を製造するのに使用さ
れる場合には、本発明のもう1つの特徴として規定さ
れ、かつ次の比較例によって説明され、この場合、別記
しない限り、R1、m、nおよびR2は、式Iのキナゾリ
ン誘導体について上記により定義されたような意味のい
ずれかを有する。必要な出発物質は、有機化学の常法に
よって得ることができる。この種の出発物質の製造は、
実施例に記載されているが、本発明はそれによって制限
されるものではない。選択的に、必要な出発物質は、有
機化学の当業者によって記載されたものと同様の方法に
よって、入手可能である。
【0046】(a) 好ましくは適当な塩基の存在下で
の式III:
【0047】
【化6】
【0048】〔式中、Zは、置換可能な基を表す〕で示
されるキナゾリンと式IVのアニリンとの反応。
【0049】適当な置換可能な基Zは、例えばハロゲン
原子、アルコキシ基、アリールオキシ基またはスルホニ
ルオキシ基、例えば塩素原子、臭素原子、メトキシ基、
フェノキシ基、メタンスルホニルオキシ基またはトルエ
ン−p−スルホニルオキシ基である。
【0050】適当な塩基は、例えば有機アミン塩基、例
えばピリジン、2,6−ルチジン基、コリジン、4−ジ
メチルアミノピリジン、トリエチルアミン、モルホリ
ン、N−メチルモルホリンまたはジアザビシクロ[5,
4,0]ウンデク−7−エンもしくは、例えばアルカリ
金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩またはヒドロキシ
ド、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシ
ウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムである。
【0051】この反応は、有利に適当な不活性溶剤また
は希釈剤、例えばアルカノールまたはエステル、例えば
メタノール、エタノール、イソプロパノールまたは酢酸
エチル、ハロゲン化した溶剤、例えば塩化メチレン、ク
ロロホルムまたは四塩化炭素、エーテル、例えばテトラ
ヒドロフランまたは1,4−ジオキサン、芳香族溶剤、
例えばトルエンまたは二極性の非プロトン性溶剤、例え
ばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルア
セトアミド、N−メチルピロリジン−2−オンまたはジ
メチルスルホキシドの存在下に実施される。この反応
は、好ましくは、例えば10〜150℃、有利に20〜
80℃の範囲内の温度で実施される。
【0052】式Iのキナゾリン誘導体は、前記方法によ
り、遊離塩基の形で得ることができるかまたは選択的に
式:H−Z〔式中、Zは、上記により定義されたような
意味を有する〕で示される酸との塩の形で得ることがで
きる。遊離塩基を塩から得ることが望ましい場合には、
該塩は、常法により、上記により定義されたような適当
な塩基で処理することができる。
【0053】(b) R1またはR2が、ヒドロキシ基を
表す式Iの前記化合物を製造する場合のR1またはR
2が、C1〜C4アルコキシ基を表す式Iのキナゾリン誘
導体の分解。
【0054】この分解反応は、好ましくは、この種の変
換について知られている多くの方法のいずれかによって
実施される。この方法は、例えばナトリウムエタンチオ
レートのようなアルカリ金属C1〜C4アルキル硫化物で
キナゾリン誘導体を処理してかまたは、例えばリチウム
ジフェニルリン化物のようなアルカリ金属ジアリールリ
ン化物で処理することによって行うことができる。選択
的に、この分解反応は、好ましくは、例えば三臭化硼素
のような三ハロゲン化硼素またはアルミニウムでキナゾ
リン誘導体を処理することによって行うことができる。
この反応は、有利に、上記により定義されたような適当
な不活性溶剤または希釈剤の存在下に、適当な温度で、
記載の実施例中で説明されたようにして実施される。
【0055】(c) R1またはR2が、C1〜C4アルキ
ルスルフィニル基またはC1〜C4アルキルスルホニル基
を表す式Iの前記化合物を製造する場合のR1またはR2
が、C1〜C4アルキルチオ基を表す式Iのキナゾリン誘
導体の酸化。
【0056】適当な酸化剤は、例えばスルフィニルおよ
び/またはスルホニルにチオを酸化するための方法にお
いて知られている任意の助剤、例えば過酸化水素、過酸
(例えば、3−クロロ過酸化安息香酸または過酸化酢
酸)、アルキル金属ペルオキシスルファト(例えば、ペ
ルオキシスルファトカリウム)、三酸化クロムまたはプ
ラチナの存在下でのガス状の酸素である。この酸化は、
一般に、できるだけ温和な条件下で、過剰な酸化の危険
を減少しかつ他の官能基に損害を与えるのに必要とされ
る酸化剤の化学量論的量で実施される。一般に、反応
は、適当な溶剤または希釈剤、例えば塩化メチレン、ク
ロロホルム、アセトン、テトラヒドロフランまたは第三
ブチルメチルエーテルの存在下に、例えば−25〜+5
0℃の範囲内の温度、好ましくは環境温度または環境温
度付近で、15〜35℃で実施される。スルフィニル基
を有する1つの化合物が必要とされる場合には、温和な
酸化剤は、また、例えばメタ過ヨウ素酸ナトリウムまた
はメタ過ヨウ素酸カリウム、好ましくは極性溶剤、例え
ば酢酸またはエタノールを使用してもよい。C1〜C4
ルキルスルホニル基を有する式Iの1つの化合物が必要
とされる場合には、相応するC1〜C4アルキルスルフィ
ニル化合物並びに相応するC1〜C4アルキルチオ化合物
の酸化によって得られることが評価される。
【0057】(d) R1が、アミノ基を表す式Iの前
記化合物を製造する場合のR1が、ニトロ基を表す式I
のキナゾリン誘導体の還元。
【0058】この還元は、好ましくは、この種の変換に
ついて知られている多くの方法のいずれかによって実施
される。前記還元は、例えば、上記により定義されたよ
うな不活性溶剤または希釈剤中のニトロ化合物の溶液の
水素添加によって、パラジウムまたはプラチナのような
適当な金属触媒の存在下に、実施してもよい。もう1つ
の適当な還元剤は、例えば、(鉄粉を、塩酸のような酸
の希薄な溶液で洗浄することによって得られる)活性鉄
のような活性金属である。従って、例えばこの還元は、
水とアルコール、例えばメタノールまたはエタノールと
の混合物のような適当な溶剤または希釈剤中で、ニトロ
化合物と活性金属との混合物を、例えば50〜150℃
の範囲内の温度、好ましくは70℃または70℃付近の
温度に加熱することによって実施してもよい。
【0059】(e) R1が、C2〜C4アルカノイルア
ミノ基または置換C2〜C4アルカノイルアミノ基、ウレ
イド基、3−フェニルウレイド基またはベンズアミド基
を表すかまたはR2が、アセトアミド基またはベンズア
ミド基を表す式Iの前記化合物を製造する場合のR1
たはR2が、アミノ基を表す式Iのキナゾリン誘導体の
アシル化。
【0060】適当なアシル化剤は、例えば、好ましくは
前記により定義されたような適当な塩基の存在下に、ア
ミノ基をアシルアミノ基にアシル化するための方法にお
いて知られている任意の助剤、例えばハロゲン化アシ
ル、例えばC2〜C4アルカノイルクロリドまたはブロミ
ドもしくは塩化ベンゾイルまたは臭化ベンゾイル、アル
カン酸無水物または混合された無水物、例えばC2〜C4
アルカン酸無水物、例えば酢酸無水物または前記により
定義されたような適当な塩基の存在下に、アルカン酸と
1〜C4アルコキシカルボニルハロゲン化物、例えばC
1〜C4アルコキシカルボニルクロリドとの反応によって
形成された混合された無水物である。R1が、ウレイド
基または3−フェニルウレイド基を表す式Iの前記化合
物を製造する場合には、適当なアシル化剤は、例えばシ
アネート、例えばアルカリ金属シアネート、例えばシア
ン酸ナトリウムまたは例えばイソシアネート、例えばフ
ェニルイソシアネートである。一般に、アシル化は、前
記により定義されたような不活性溶剤または希釈剤中
で、例えば−30〜+120℃の範囲内の温度、好まし
くは環境温度または環境温度付近で実施される。
【0061】(f) R1が、C1〜C4アルコキシ基ま
たは置換C1〜C4アルコキシ基を表すかまたはR1が、
1〜C4アルキルアミノ基または置換C1〜C4アルキル
アミノ基を表す式Iの前記化合物の製造を製造する場合
の、有利に、前記により定義されたような適当な塩基の
存在下での、R1が、適当なものとしてヒドロキシ基ま
たはアミノ基を表す式Iのキナゾリン誘導体のアルキル
化。
【0062】適当なアルキル化剤は、前記により定義さ
れたような適当な塩基の存在下に、前記により定義され
たような適当な適当な不活性溶剤または希釈剤中で、例
えば10〜140℃の範囲内の温度、好ましくは環境温
度または環境温度付近で、例えばヒドロキシ基をアルコ
キシ基または置換アルコキシ基にアルキル化するかまた
はアミノ基をアルキルアミノ基または置換アルキルアミ
ノ基にアルキル化するための方法において知られている
任意の助剤、例えばアルキル基、置換ハロゲン化アルキ
ル基、例えばC1〜C4アルキルクロリド、C1〜C4アル
キルブロミド、C1〜C4アルキルヨウ化物または置換C
1〜C4アルキルクロリド、置換C1〜C4アルキルブロミ
ド、置換C1〜C4アルキルヨウ化物である。
【0063】(g) R1が、カルボキシ置換基または
カルボキシ基を有する置換基を表す式Iの前記化合物を
製造する場合のR1が、C1〜C4アルコキシカルボニル
置換基またはC1〜C4アルコキシカルボニル基を有する
置換基を表す式Iのキナゾリン誘導体の加水分解。
【0064】この加水分解は、好ましくは、例えば添付
された実施例中に説明されたような塩基性の条件下で実
施することができる。
【0065】(h) R1が、アミノ置換C1〜C4アル
キル置換基、オキシ置換C1〜C4アルキル置換基、チオ
置換C1〜C4アルキル置換基またはシアノ置換C1〜C4
アルキル置換基を表す式Iの前記化合物を製造する場合
の、有利に、前記により定義されたような適当な塩基の
存在下での、R1が、前記により定義された置換可能な
基を有するC1〜C4アルキル置換基を表す式Iのキナゾ
リン誘導体と、適当なアミン、アルコール、チオールま
たはシアン化物との反応。
【0066】この反応は、有利に、前記により定義され
たような適当な不活性溶剤または希釈剤中で、例えば1
0〜100℃の温度、好ましくは環境温度または環境温
度付近で実施される。
【0067】式Iのキナゾリン誘導体の製薬学的に認容
性の塩が必要とされる場合には、例えば記載された化合
物と、例えば適当な酸との常法による反応によって得る
ことができる。
【0068】本明細書中で定義された中間体の多くは、
新規のものであり、例えば式IIIのものであり、かつ
本発明のもう1つの特徴として得られるものである。更
に、前記された変法(d)において使用するための出発
物質のいくつか、即ち、mが、2または3を表しR1
の1つが、ニトロ基を表す式Iの前記化合物は、新規で
あるばかりでなく、受容体のチロシンキナーゼの抑制因
子として活性である。従って、前記化合物は、本発明の
もう1つの特徴として得られる。
【0069】前記のように、本発明中で定義されたキナ
ゾリン誘導体は、前記化合物の受容体のチロシンキナー
ゼ抑制因子の活量から生じると信じられている抗癌活量
を有する。前記性質は、評価することができ、この場
合、例えば以下に記載の方法の1つまたはそれ以上を使
用する: (a) 酵素受容体のチロシンキナーゼを抑制する試験
化合物の能力を測定する試験管内での評価。受容体のチ
ロシンキナーゼは、部分的に精製された形で、(ヒトの
子宮癌から誘導された)A−431細胞から、Carp
enter他著、J.Biol.Chem.、1979
年、第254巻、第4884頁、Cohen他著、J.
Biol.Chem、1982年、第257巻、第15
23頁およびBraun他著、J.Biol.Che
m.、1984年、第259巻、第2051頁に記載さ
れたものに関連した方法によって得られる。
【0070】A−431細胞は、ウシ胎児血清(FC
S)5%を含有するドルベッコ(Dulbecco)の
変性されたイーグル培地(DMEM)を用いて成長さ
せ、集密的状態にさせた。得られた細胞を低張性硼酸塩
/EDTA緩衝液中で、pH10.1で均質化した。こ
のホモジネートを、400gで0〜4℃で10分間、遠
心分離した。この上清を25000gで0〜4℃で30
分間、遠心分離した。ペレット状にされた物質を、グリ
セロール5%、ベンズアミジン4mMおよびトリトンX
−100 1%を含有するpH7.4のヘペス緩衝液
(Hepes buffer)30mM中で懸濁させ、
0〜40℃で1時間撹拌し、かつ100000gで0〜
4℃で1時間、再度遠心分離した。受容体のチロシンキ
ナーゼを溶解して含有する上清を、液体窒素中に貯蔵し
た。
【0071】試験目的のために、こうして得られた酵素
溶液40μlを、pH7.4のヘペス緩衝液150mM
と、o−バナジン酸ナトリウム500μMと、トリトン
X−100 0.1%と、グリセロール10%と、水2
00μlとの混合物400μl、25mMのDDT80
μlおよび塩化マンガン12.5mMと、塩化マグネシ
ウム125mMおよび蒸留水との混合物80μlの混合
物に添加した。試験酵素溶液は、こうして得られた。
【0072】それぞれの試験化合物を、ジメチルスルホ
キシド(DMSO)中に溶解し、溶液50mMを生じ、
この溶液を、トリトンX−100 0.1%、グリセロ
ール10%およびDMSO10%を有するヘペス緩衝液
40mMで希釈し、溶液500μMを生じた。前記溶液
の当量および表皮成長因子(EGF;20μg/ml)
の溶液を混合した。
【0073】[γ−32P]ATP(3000Ci/m
M、250μCi)を、蒸留水中のATP(100μ
M)の溶液の添加によって希釈して2mlの容量にし
た。pH7.4のヘペス緩衝液40mMと、トリトンX
−100 0.1%とグリセロール10%との混合物中
のペプチドArg−Arg−Leu−Ile−Glu−
Asp−Ala−Glu−Tyr−Ala−Ala−A
rg−Glyの溶液4mg/mlの当量を添加した。
【0074】試験化合物/EGF混合溶液(5μl)
を、試験酵素溶液(10μl)に添加し、この混合物を
0〜4℃で30分間恒温保持した。ATP/ペプチド混
合物(10μl)を添加し、この混合物を25℃で10
分間恒温保持した。リン酸化反応をトリクロロ酢酸5%
(40μl)およびウシ血清アルブミン(BSA;1m
g/ml、5μl)の添加によって終了させた。この混
合物を、4℃で30分間放置し、次に遠心分離した。こ
の上清の一部(40μl)を、ワットマン(Whatm
an)p81 ホスホセルロース紙のストリップ上に置
いた。このストリップをリン酸75mMで洗浄し(4×
10ml)、吸い込ませて乾燥させた。濾紙中に存在す
る放射能を、液体シンチレーションカウンター(配列
A)を用いて測定した。この反応配列を、EGFの不存
在下に繰返し(配列B)、かつ試験化合物の不存在下に
再度繰返した(配列C)。
【0075】受容体のチロシンキナーゼの抑制は、次の
ように計算した:
【0076】
【数1】
【0077】次に、抑制の程度は、試験化合物の濃度の
範囲で測定し、IC50値を生じた。
【0078】(b) ヒトの上咽頭癌細胞列KBの成長
を抑制する試験化合物の能力を測定する試験管内での評
価。
【0079】KB細胞を、凹み1つ当たり細胞1×10
4〜1.5×104個の濃度で凹みに接種し、(木炭を除
去して)FCS5%で補充したDMEM中で24時間成
長させた。細胞の成長は、3日間の恒温保持後に、MT
Tテトラゾリウム染料の代謝の程度によって帯青色を帯
びることが測定された。次に、細胞の成長は、EGF
(10ng/ml)の存在下でかまたはEGF(10n
g/ml)および試験化合物の存在下で濃度範囲で測定
された。次に、IC50値は、計算することができた。
【0080】(c) 成長因子TGFα(400μg/
kg、試験化合物の投薬後それぞれ3〜7時間で、皮下
に、通常、2回配量される)の投薬によって惹起される
肝細胞の成長を抑制する(通常、ソルベート0.5%中
のボール粉砕された懸濁液として傾向投与される)試験
化合物の能力を測定したオスのラットの群での生体内で
の評価。
【0081】ラットの対照群の場合、TGFαの投薬
は、肝細胞の成長の平均5倍の刺激を惹起する。
【0082】対照および試験動物中の細胞の成長は、次
のように測定される:試験化合物(または対照群の場
合、ポリソルベート0.5%)の配量後の翌朝に、動物
にブロモデオキシウリジン(BrdU;100mg/k
g、腹腔内)を配量した。この動物を、4時間後に殺
し、肝臓を摘出した。それぞれの肝臓から薄片を切り出
し、BrdUの摂取を、Goldsworty他著、C
hemically Induced Cell Pr
oliferation:Implications
for Risk Assessment、Wiley
−Liss Inc.、1991年、第253〜284
頁中の論文の第267〜268頁に記載されたのと同様
に従来の免疫組織化学技術によって測定する。
【0083】他の試験は、BrdUの摂取の抑制によっ
て測定されたように肝細胞の増殖の抑制の近似のED50
値を計算できるようにするために試験化合物の配量の範
囲を用いて実施した。
【0084】式Iの化合物の薬理学的性質は、期待され
たように構造変化で変動するが、一般に、式Iの化合物
によって得られる活量は、次の濃度または上記試験
(a)、(b)および(c)の1つまたはそれ以上での
配量で測定することができる: 試験(a):例えば、0.0005〜1μMの範囲内で
のIC50 試験(b):例えば、0.01〜10μMの範囲内での
IC50 試験(c):例えば、1〜100mg/kgの範囲内で
のED50
【0085】従って、例として、化合物6,7−ジメト
キシ−4(3′−メチルアニリノ)キナゾリンは、試験
(a)の場合には、0.005μMのIC50を有し、試
験(b)の場合には、0.05μMのIC50を有し、か
つ試験(c)の場合には、<5mg/kgのED50を有
し;化合物6,7−ジメトキシ−4−(3′−トリフル
オロメチルアニリノ)キナゾリンは、試験(a)の場合
には、0.01μMのIC50を有し、かつ試験(b)の
場合には、0.3μMのIC50を有し;化合物6−アミ
ノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリンは、試験
(a)の場合には、0.055μMのIC50を有し、試
験(b)の場合には、1μMのIC50を有し、かつ試験
(c)の場合には、<5mg/kgのED50を有し;化
合物6−アセトアミド−4−(3′−メチルアニリノ)
キナゾリンは、試験(a)の場合には、0.01μMの
IC50を有し、かつ試験(b)の場合には、0.65μ
MのIC50を有し;化合物7−(2−ヒドロキシエトキ
シ)−6−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キ
ナゾリンは、試験(a)の場合には、0.005μMの
IC50を有し、かつ試験(b)の場合には、0.14μ
MのIC50を有する。
【0086】前記のように、化合物4−アニリノ−6,
7−ジメトキシキナゾリンは、公知であり、気管支拡張
性および/または低血症性の性質を有することが記載さ
れている。
【0087】本発明のもう1つの実施態様によれば、前
記により定義された式Iのキナゾリン誘導体またはその
製薬学的に認容性の塩、または4−(4′−ヒドロキシ
アニリノ)−6−メトキシキナゾリン、4−(4′−ヒ
ドロキシアニリノ)−6,7−メチレンジオキシキナゾ
リン、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7,8
−トリメトキシキナゾリン、6−アミノ−4−(4′−
アミノアニリノ)キナゾリンおよび4−アニリノ−6−
メチルキナゾリンから選択されたキナゾリン誘導体また
はその塩酸塩を製薬学的に認容性の希釈剤または担持剤
と一緒にして含有する医薬組成物が得られる。
【0088】該組成物は、例えば錠剤またはカプセル剤
のような経口投薬に適当な形、滅菌溶液、懸濁液または
乳濁液のような腸管外接種(この場合、静脈内、皮下、
筋内、脈管内または点滴を包含する)に適当な形、軟膏
またはクリームのような局所投薬に適当な形または坐薬
のような直腸投薬に適当な形であってもよい。
【0089】一般に、前記組成物は、常用の賦形剤を用
いる常法により製造することができる。
【0090】キナゾリンは、通常、動物の体表面積1平
方メートル当たり5〜5000mgの範囲の配量単位、
即ち、ほぼ0.1〜100mg/kgで温血動物に投薬
されるものであり、このことから、通常、治療学的に作
用を有する配量が得られる。錠剤またはカプセル剤のよ
うな単位配量形は、しばしば、例えば活性成分1〜25
0mgを含有する。有利に、1〜50mg/kgの範囲
内の一日量が採用される。しかしながら、この一日量
は、処置された宿主、投薬の特殊な経路および処置され
ている病気の過酷さに応じて必然的に変動する。その結
果、最適投薬量は、任意の特殊な患者を処置している開
業医によって測定されてもよい。
【0091】本発明のもう1つの実施態様によれば、治
療によるヒトまたは動物の処置方法での使用のための前
記により定義されたような式Iのキナゾリン誘導体が得
られる。
【0092】さて、本発明の化合物および本発明の化合
物の定義から除外される前記の公知化合物は、その受容
体のチロシンキナーゼ抑制因子活量から生じると信じら
れている抗癌性の性質を有することが見出された。
【0093】従って、本発明の前記実施態様によれば、
ヒトのような温血動物の場合に抗癌作用の取得に使用す
るための医薬品の製造での式Iのキナゾリン誘導体また
はその製薬学的に認容性の塩、または4−(4′−ヒド
ロキシアニリノ)−6−メトキシキナゾリン、4−
(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7−メチレンジオ
キシキナゾリン、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−
6,7,8−トリメトキシキナゾリン、6−アミノ−4
−(4′−アミノアニリノ)キナゾリン、4−アニリノ
−6−メチルキナゾリンから選択されたキナゾリン誘導
体のまたはその塩酸塩を製薬学的に認容性の希釈剤また
は担持剤と一緒にして使用が提供される。
【0094】本発明の前記実施態様のもう1つの特徴に
よれば、直前に定義されたキナゾリン誘導体の有効量を
記載された動物に投薬することからなるこの種の処置の
必要なヒトのような温血動物中で抗癌作用を製造するた
めの方法が提供される。
【0095】前記のように、特殊な癌の治療または予防
処置のために必要とされる配量の程度は、処置された宿
主、投薬の特殊な経路および処置されている病気の過酷
さに応じて必然的に変動する。例えば、1〜100mg
/kg、有利に1〜50mg/kgの範囲内の配量単位
が、予想される。
【0096】前記により定義された抗癌処置は、単独の
治療として使用してもよいかまたは付加的に本発明のキ
ナゾリン誘導体、1つまたはそれ以上の別の抗腫瘍物
質、例えば有糸分裂抑制因子、例えばビンブラスチン;
アルキル化剤、例えばシスプラチン、カルボプラチンお
よびシクロホスファミド;代謝拮抗物質、例えば5−フ
ルオロウラシル、シトシンアラビノシドおよびヒドロキ
シ尿素から選択されたものまたは欧州特許出願第239
362号明細書に記載された好ましい代謝拮抗物質の1
つ、例えばN−{5−[N−(3,4−ジヒドロ−2−
メチル−4−オキソキナゾリン−6−イルメチル)−N
−メチルアミノ]−2−テノイル}−L−グルタミン
酸;挿入抗生物質、例えばアドリアマイシンおよびブレ
オマイシン;酵素、例えばアスパラギナーゼ;トポイソ
メラーゼ抑制因子、例えばエトポサイド(etopos
ide);生体応答調節剤、例えばインターフェロン;
抗ホルモン、例えば抗エストロゲン、例えば‘NOLV
ADEX’(タモキシフェン(tamoxifen))
または、例えば抗アンドロゲン、例えば‘CASODE
X’(4′−シアノ−3−(4−フルオロフェニルスル
ホニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル−3′−(トリ
フルオロメチル)プロピオンアニリドを包含していても
よい。この連合した処置は、処置の個々の成分の同時配
量、逐次配量または分離配量によって達成することがで
きる。本発明の前記実施態様によれば、前記により定義
されたような式Iのキナゾリン誘導体または、4−
(4′−ヒドロキシアニリノ)−6−メトキシキナゾリ
ン、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7−メチ
レンジオキシキナゾリン、6−アミノ−4−(4′−ア
ミノアニリノ)キナゾリン、4−アニリノ−6−メチル
キナゾリンまたはその塩酸塩および付加的に癌の連合し
た処置のための前記により定義されたような抗腫瘍物質
が得られる。
【0097】前記のように、本発明において定義された
キナゾリン誘導体は、有効な抗癌剤であり、その性質
は、受容体のチロシンキナーゼ抑制因子活量から生じる
と信じられている抗癌性の性質である。本発明のこの種
のキナゾリン誘導体は、白血病および乳癌、肺癌、結腸
癌、直腸癌、胃癌、前立腺癌、膀胱癌、膵臓癌および卵
巣癌のような多くの通常のヒトの癌において関連付けら
れている受容体のチロシンキナーゼと同様に、抗癌性の
性質の広い範囲を有することが期待されている。従っ
て、本発明のキナゾリン誘導体は、前記の癌に抗する抗
癌活量を有することが期待されている。付加的に、本発
明のキナゾリンは、白血病、悪性リンパ腫および肝臓、
腎臓、前立腺および膵臓のような組織中の癌腫のような
充実性腫瘍および肉腫の範囲に抗する活量を有すること
が期待されている。
【0098】さて、本発明は、次の実施例につき説明さ
れるものであるが、別記しない限り本発明はそれによっ
て制限されるものではない: (i)蒸発を回転蒸発によって真空中で実施し、かつ濾
過によって乾燥剤のような残留物の固体を除去した後に
後処理を実施した; (ii)操作を環境温度、即ち、18〜25℃の範囲内
およびアルゴンのような不活性ガスの雰囲気下で実施し
た; (iii)カラムクロマトグラフィー(フラッシュ法に
よる)および中くらいの圧力の液体クロマトグラフィー
(MPLC)を、メルク社、ドイツ連邦共和国、ダルム
シュタット在(E.Merck、Darmstadt、
Germany)より得られるメルク シリカゲル シ
リカ(Merck Kieselgelsilica)
(商品番号9385)またはメルク リクロプレップ
(MerkLichroprep)RP−18(商品番
号9303)逆相シリカ上で実施した; (iv)収率は説明のためにのみ記載するが、必ずしも
最大値を達成可能である必要はない; (v)融点は修正されず、メットラー(Mettle
r)SP62自動融点測定装置、油浴装置またはコッフ
ラー(Koffler)熱板装置を用いて測定した。
(vi)式Iの最終生成物の構造を、核(一般に陽子)
磁気共鳴(NMR)およびかつ質量スペクトル技術によ
って確認し;陽子磁気共鳴化学シフト値を、デルタスケ
ール上で測定し、ピークの多重項は、次のようなもので
あることが判明した:s、一重線;d、二重線;t、三
重線;m、多重線; (vii)中間体は、一般に、完全には特性決定されて
おらず、かつ純度は薄層クロマトグラフィー(TL
C)、赤外線(IR)分析またはNMR分析によって評
価された; (viii)次の略符号を使用した: DMF N,N−ジメチルホルムアミド; DMA N,N−ジメチルアセトアミド; THF テトラヒドロフラン。
【0099】
【実施例】
例 1 4−クロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン(0.3
g)と、3−メチルアニリン(0.143g)とイソプ
ロパノール(5ml)との混合物を撹拌し、還流下に1
時間加熱した。この混合物を、環境温度に冷却した。沈
澱物を瀘別し、冷たいイソプロパノールおよびジエチル
エーテルで洗浄した。こうして、6,7−ジメトキシ−
4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリンヒドロクロリ
ド(0.226g、51%)、融点248〜249℃が
得られた。
【0100】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.36(s,3H)、3.99(s,3H)、4.0
2(s,3H)、7.13(d,1H)、7.38
(s,1H)、7.39(t,1H)、7.49(s,
2H)、8.34(s,1H)、8.80(s,1
H);元素分析:実測値 C、61.4%;H、5.4
%;N、12.5%;C171732.HCl 計算値
C、61.4%;H、5.4%;N、12.7%。
【0101】出発物質として使用した4−クロロ−6,
7−ジメトキシキナゾリンを、次のようにして得た:
4,5−ジメトキシアントラニル酸(19.7g)とホ
ルムアミド(10ml)との混合物を撹拌し、5時間で
190℃に加熱した。この混合物をほぼ80℃に冷却
し、かつ水(50ml)を添加した。この混合物を環境
温度で3時間貯蔵した。沈澱物を単離し、水で洗浄し、
かつ乾燥させた。こうして、6,7−ジメトキシキナゾ
リン−4−オン(3.65g)が得られた。
【0102】こうして得られた物質の少量(2.06
g)と、塩化チオニル(20ml)とDMF(1滴)と
の混合物を撹拌し、還流下に2時間加熱した。この混合
物を蒸発させ、残分を酢酸エチルと飽和した重炭酸ナト
リウム水溶液に分配した。有機相を水で洗浄し、乾燥さ
せ(MgSO4)、かつ蒸発させた。この残分を、塩化
メチレンと酢酸エチルとの極性が次第に増大する混合物
を溶離剤として使用することによりカラムクロマトグラ
フィー処理によって精製した。こうして、必要とされた
出発物質(0.6g、27%)が得られた。
【0103】例 2 3−メチルアニリンの代りに適当なアニリンを使用し、
適当な場合には、適当な置換4−クロロキナゾリンを4
−クロロ−6,7−ジメトキシキナゾリンの代りに使用
したことを除いて、例1に記載された方法を繰返した。
こうして、塩酸塩として、次の表に記載された化合物、
陽子磁気共鳴分光器および元素分析によって確認された
構造が得られた。
【0104】
【表1】
【0105】註 a. 生成物は、次の分析データ:実測値 C、48.
3%;H、3.6%;N、10.4%;C1614BrN
32.HCl 計算値 C、48.4%;H、3.8
%;N、10.6%;および次の特性NMRデータを生
じた:(CD3SOCD3)4.0(s,3H)、4.2
2(s,3H)、7.36(s,1H)、7.5(m,
2H)、7.76(m,1H)、8.02(m,1
H)、8.35(s,1H)、8.66(s,1H)。
【0106】b. 生成物は、次の分析データ:実測値
C、60.3%;H、4.3%;N、13.3%;C
161332.1.08HCl 計算値 C、60.2
%;H、4.4%;N、13.2%;および次の特性N
MRデータを生じた:(CD3SOCD3)2.36
(s,3H)、6.37(s,2H)、7.13(d,
2H)、7.35(t,1H)、7.37(s,1
H)、7.49(m,2H)、8.28(s,1H)、
8.78(s,1H)。
【0107】出発物質として使用された4−クロロ−
6,7−メチレンジオキシキナゾリンは、出発物質の製
造に関連している例1の部分に記載されたのと同様の方
法を用いて、4,5−メチレンジオキシアントラニル酸
から得られた。
【0108】c. 出発物質として使用された4−クロ
ロ−7−メトキシキナゾリンは、出発物質の製造に関連
している例1の部分に記載されたのと同様の方法を用い
て、4−メトキシアントラニル酸から得られた。
【0109】d. 反応混合物を、還流下に2時間加熱
した。この混合物を環境温度に冷却した場合に、沈澱物
は沈澱しなかった。この混合物を、水(50ml)中に
注入し、飽和した水酸化アンモニウム水溶液を滴加し
た。生じた沈澱を単離し、水で洗浄し、かつ乾燥させ
た。こうして、収率47%で7−メトキシカルボニル−
4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリンが得られた。
【0110】生成物は、次の分析データ:実測値 C、
69.8%;H、5.2%;N、13.9%;C1715
32 計算値 C、69.6%;H、5.2%;N、
14.3%;および次の特性NMRデータを生じた:
(CD3SOCD3)2.36(s,3H)、3.95
(s,3H)、6.98(d,1H)、7.29(t,
1H)、7.67(m,2H)、8.08(m,1
H)、8.29(d,1H)、8.68(s,1H)、
8.70(s,1H)。
【0111】出発物質として使用された4−クロロ−7
−メトキシカルボニルキナゾリンは、次のようにして得
られた:出発物質の製造に関連している例1の部分の第
1節に記載されたのと同様の方法を用いて、4−カルボ
キシアントラニル酸(14.2g)を、ホルムアミドと
反応させて、7−カルボキシキナゾリン−4−オン
(8.5g)を生じた。こうして得られた物質の少量
(4g)と、メタノール(40ml)と濃厚な硫酸(2
ml)との混合物を撹拌し、かつ還流下に6時間加熱し
た。この混合物を環境温度に冷却し、かつ沈澱物を単離
した。こうして、7−メトキシカルボニルキナゾリン−
4−オン(5.7g)が得られた。
【0112】こうして得られた物質の少量(0.5g)
と、塩化ホスホリル(2ml)とDMF(1滴)との混
合物を撹拌し、かつ還流下に2時間加熱した。この混合
物を蒸発させて、4−クロロ−7−メトキシカルボニル
キナゾリンを生じ、これを更に精製せずに使用した。
【0113】例 3 4−クロロ−6−メチルキナゾリン(0.5g)と、3
−メチルアニリン(0.33g)とイソプロパノール
(10ml)との混合物を撹拌し、かつ還流下に1時間
加熱した。この混合物を、環境温度に冷却した。沈澱物
を瀘別し、かつ冷たいイソプロパノールおよびジエチル
エーテルで洗浄した。こうして、6−メチル−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.61g、7
6%)、融点243〜245℃が得られた。
【0114】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.38(s,3H)、2.57(s,3H)、7.1
〜8.0(m,6H)、8.77(s,1H)、8.8
8(s,1H); 元素分析:実測値 C、67.0%;H、5.5%;
N、14.5%;C16153.HCl 計算値 C、
67.2%;H、5.6%;N、14.7%。
【0115】4−クロロ−6−メチルキナゾリン−4−
オン(10g;J.Med.Chem.、1989年、
第32巻、第847頁)と、塩化ホスホリル(12.5
ml)と、N,N−ジメチルアニリン(14.25m
l)とトルエン(150ml)との混合物を撹拌し、か
つ還流下に2.5時間加熱した。この混合物を氷の上に
注ぎ、有機層を分離し、水で洗浄し、乾燥させ(MgS
4)、かつ蒸発させた。こうして、必要とされた出発
物質が固体(10.4g、93%)として得られ、これ
を更に精製せずに使用した。
【0116】例 4 7−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン(0.106g)と、ナトリウムエタンチオラート
(0.336g)とDMF(5ml)との混合物を撹拌
し、かつ4時間で140℃に加熱した。この混合物を蒸
発させ、残分を、水と、メタノールとトリフルオロ酢酸
との混合物45:55:0.2v/vを溶離剤として使
用することによりカラムクロマトグラフィー処理によっ
て精製した。こうして、7−ヒドロキシ−4−(3′−
メチルアニリノ)キナゾリン(0.068g、41
%)、融点52〜60℃が得られた。
【0117】元素分析:実測値 C、51.6%;H、
3.6%;N、10.3%;C15133O.1.4C
3CO2H 計算値 C、52.0%;H、3.5%;
N、10.2%。
【0118】例 5 例4に記載されたのと同様の方法を用いて、6,7−ジ
メトキシ−4−(3′−クロロアニリノ)キナゾリンを
ナトリウムエタンチオラートと反応させて、収率68%
で6,7−ジヒドロキシ−4−(3′−クロロアニリ
ノ)キナゾリン、融点233〜235℃を生じた。
【0119】元素分析:実測値 C、46.3%;H、
2.7%;N、10.0%;C1410ClN32.1.
18CF3CO2H 計算値 C、46.6%;H、2.
7%;N、10.0%。
【0120】例 6 適当なアニリンを、3−メチルアニリンの代りに使用
し、かつ適当な場合には、適当な置換4−クロロキナゾ
リンを4−クロロ−6,7−ジメトキシキナゾリンの代
りに使用したことを除いて、例1に記載された方法を繰
り返した。こうして、塩酸塩として、次の表に記載され
た化合物、陽子磁気共鳴分光分析および元素分析によっ
て確認された構造が得られた。
【0121】
【表2】
【0122】註 a. 生成物は、次の分析データ:実測値 C、52.
9%;H、4.0%;N、10.6%;C171433
2.HCl.0.1(CH32CHOH 計算値
C、53.0%;H、4.0%;N、10.7%;およ
び次の特性NMRデータを生じた:(CD3SOCD3
4.0(s,3H)、4.03(s,3H)、7.37
(s,1H)、7.64(d,1H)、7.73(t,
1H)、8.09(d,1H)、8.16(s,1
H)、8.39(s,1H)、8.89(s,1H)、
11.59(幅広s,1H)。
【0123】b. 生成物は、次の分析データ:実測値
C、50.3%;H、3.7%;N、9.9%;C17
13432.HCl.0.5EtOH 計算値
C、50.7%;H、3.6%;N、9.9%;および
次の特性NMRデータを生じた:(CD3SOCD3
4.0(s,3H)、4.03(s,3H)、7.37
(s,1H)、7.65(t,1H)、8.1〜8.2
5(m,2H)、8.44(s,1H)、8.89
(s,1H)、11.76(s,1H)。
【0124】c. 塩酸塩として最初に得られた精製物
を、次のような相応する遊離塩基に変換した。この塩
を、酢酸エチルおよび1Nの水酸化ナトリウム水溶液に
分配した。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(Mg
SO4)、かつ蒸発させた。こうして得られた物質を、
酢酸エチル下で磨砕した。こうして、必要とされた遊離
塩基、融点227〜230℃が得られた; NMRスペクトル:(CD3SOCD3)3.94(s,
3H)、3.98(s,3H)、7.16〜7.25
(m,3H)、7.7〜7.8(m,3H)、8.40
(s,1H)、9.5(s,1H); 元素分析:実測値 C、64.1%;H、4.7%;
N、13.8%;C1614FN32 計算値 C、6
4.2%;H、4.7%;N、14.0%。
【0125】d. トリエチルアミンの2当量を、反応
混合物に添加してから、反応混合物を還流下に3時間加
熱した。この混合物を環境温度に冷却し、かつ塩化メチ
レンおよび水に分配した。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、かつ蒸発させた。残分をイソプロパノールから再
結晶させ、必要とされた生成物を生じた。
【0126】e. 生成物は、次の分析データ:実測値
C、70.7%;H、6.3%;N、14.3%;C
17173.0.7HCl 計算値 C、70.7%;
H、6.15%;N、14.5%; および次の特性NMRデータを生じた:(CD3SOC
3)2.36(s,3H)、2.5(s,6H)、
7.1〜7.7(m,5H)、8.56(s,1H)、
8.77(s,1H)。
【0127】出発物質として使用された4−クロロ−
6,7−ジメチルキナゾリンは、出発物質の製造に関連
している例1の部分に記載されたのと同様の方法を用い
て、4,5−ジメチルアントラニル酸(Acta Ch
emica Scand.1967年、第21巻、第9
83頁)から得られた。
【0128】f. 生成物は、次の分析データ:実測値
C、58.2%;H、5.9%;N、10.6%;C
1614ClN3.1.3HCl.0.8(CH32CH
OH計算値 C、58.2%;H、5.8%;N、1
1.0%; および次の特性NMRデータを生じた:(CD3SOC
3)2.5(s,6H)、7.37(m,1H)、
7.51(t,1H)、7.73(s,1H)、7.7
8(m,1H)、7.96(t,1H)、8.74
(s,1H)、8.92(s,1H)、11.5(幅広
s,1H)。
【0129】g. 生成物は、次の分析データ:実測値
C、41.4%;H、3.4%;N、9.1%;C16
13BrN3.HCl.1.1H2O 計算値 C、4
1.4%;H、3.5%;N、9.1%; および次の特性NMRデータを生じた:(CD3SOC
3)2.38(s,3H)、7.18(s,3H)、
7.40(t,1H)、7.49(m,2H)、7.5
1(s,1H)、7.94(d,1H)、8.29
(m,1H)、8.91(s,1H)、9.10(d,
1H)、11.7(s,1H)。
【0130】4−クロロ−6−ジブロモメチルキナゾリ
ン(7.3g)[6−メチル−4−オキソ−3,4−ジ
ヒドロキナゾリン(欧州特許出願第86304148.
9号)と塩化チオニルとの反応によって得られた]と、
N−ブロモサクシンイミド(7.32g)と、過酸化ジ
ベンゾイル(0.1g)と四塩化炭素(200ml)と
の混合物を撹拌し、還流下に6時間加熱した。この混合
物を蒸発させ、かつ残分を、塩化メチレンと酢酸エチル
との極性が次第に増大する混合物を溶離剤として使用す
ることによりカラムクロマトグラフィー処理によって精
製した。こうして、更に、4−クロロ−6−ジブロモメ
チルキナゾリン(0.5g)および6−ブロモメチル−
4−クロロキナゾリン(4g)が得られた。
【0131】例 7 ギ酸アンモニウム(3.6g)を、4−(3′−メチル
アニリノ)−7−ニトロキナゾリン(4g)と、木炭上
の10%パラジウム触媒(0.4g)とエタノール(2
00ml)との撹拌混合物に添加し、この混合物を環境
温度で3時間撹拌した。この混合物を濾過し、かつ瀘液
を蒸発させた。この残分を、塩化メチレンおよび水に分
配した。有機相を乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発さ
せた。この残分を、エタノールから再結晶した。こうし
て、7−アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾ
リン(3.39g)、融点196〜197℃が得られ
た。
【0132】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.32(s,3H)、5.96(幅広s,2H)、
6.7〜6.9(m,3H)、7.23(t,1H)、
7.6(m,2H)、8.21(d,1H)、8.38
(s,1H); 元素分析:実測値 C、69.1%;H、6.8%;
N、19.0%;C15144.C25OH 計算値
C、69.1%;H、6.8%;N、18.9%。
【0133】出発物質として使用された4−(3′−メ
チルアニリノ)−7−ニトロキナゾリンは、次のように
して得られた:出発物質の製造に関連している例1の部
分に記載されたのと同様の方法を用いて、4−ニトロア
ントラニル酸を、4−クロロ−7−ニトロキナゾリンに
変換した。反応体を一緒に環境温度で20分間撹拌する
ことを除いて、例1に記載されたのと同様の方法を用い
て、4−クロロ−7−ニトロキナゾリンを3−メチルア
ニリンと反応させて、4−(3′−メチルアニリノ)−
7−ニトロキナゾリンを生じた。
【0134】例 8 例7に記載されたのと同様の方法を用いて、4−(3′
−メチルアニリノ)−6−ニトロキナゾリンを還元し
て、収率43%で6−アミノ−4−(3′−メチルアニ
リノ)キナゾリン、融点205〜206℃を生じた。
【0135】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.32(s,3H)、5.6(幅広s,2H)、6.
8(d,1H)、7.2〜7.7(m,6H)、8.3
4(s,1H); 元素分析:実測値 C、71.7%;H、5.7%;
N、22.4%;C15144 計算値 C、72.0
%;H、5.6%;N、22.4%。
【0136】出発物質として使用された4−(3′−メ
チルアニリノ)−6−ニトロキナゾリンは、次のように
して得られた:出発物質の製造に関連している例1の部
分に記載されたのと同様の方法を用いて、5−ニトロア
ントラニル酸を、ホルムアミドと反応させて収率82%
で6−ニトロキナゾリン−4−オン、融点268〜27
1℃が得られた。
【0137】6−ニトロキナゾリン−4−オン(10
g)と、五塩化リン(16.4g)と塩化ホスホリルと
の混合物を、還流下に2時間加熱した。この混合物を環
境温度に冷却し、かつヘキサン(700ml)を添加し
た。この混合物を、0℃で16時間貯蔵した。沈澱物を
単離し、かつクロロホルム(700ml)および水(5
50ml)に分配した。水層を、2Nの水酸化ナトリウ
ム水溶液の添加によって塩基性化し、かつクロロホルム
で抽出した(2×200ml)。混合有機溶液を乾燥さ
せ(MgSO4)、かつ蒸発させた。こうして、4−ク
ロロ−6−ニトロキナゾリン(1.6g)が得られ、こ
れを更に精製せずに使用した。
【0138】3−メチルアニリン(0.139g)を、
4−クロロ−6−ニトロキナゾリン(0.25g)とイ
ソプロパノール(5ml)との混合物に添加し、この混
合物を撹拌し、かつ還流下に2時間加熱した。この混合
物を環境温度に冷却し、かつ蒸発させた。この残分を、
ヘキサンと酢酸エチルとの極性が次第に増大する混合物
を溶離剤として使用することによりカラムクロマトグラ
フィー処理によって精製した。こうして、油が得られ、
この油は、ジエチルエーテルとイソプロパノールとの混
合物の下に磨砕した際に固化した。こうして、4−
(3′−メチルアニリノ)−6−ニトロキナゾリン
(0.09g、26%)、融点248〜249℃が得ら
れた。
【0139】質量スペクトル:(P+1)m/e 28
1。
【0140】元素分析:実測値 C、64.0%;H、
4.5%;N、18.6%;C151242.0.25
(CH32CHOH 計算値 C、64.1%;H、
4.8%;N、18.9%。
【0141】例 9 例7に記載されたのと同様の方法を用いて、4−(3′
−クロロアニリノ)−6−ニトロキナゾリンを還元し
て、収率18%で6−アミノ−4−(3′−クロロアニ
リノ)キナゾリン、融点>150℃(分解)を生じた。
【0142】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
7.27(m,1H)、7.39(d,1H)、7.4
5(m,2H)、7.66(d,1H)、7.74
(d,1H)、7.97(t,1H)、8.60(s,
1H); 元素分析:実測値 C、56.4%;H、4.5%;
N、18.4%;C1411ClN4.0.5HCl.
0.5H2O 計算値 C、56.4%;H、4.2
%;N、18.8%。
【0143】出発物質として使用した4−(3′−クロ
ロアニリノ)−6−ニトロキナゾリンは、次のようにし
て得られた:更に、トリエチルアミン(2.53g)と
3−クロロアニリン(3.35g)を、4−クロロ−6
−ニトロキナゾリン(5g)とイソプロパノール(40
ml)との撹拌混合物に添加した。この混合物を撹拌
し、かつ80℃で1時間加熱した。この混合物を環境温
度に冷却し、沈澱物を単離し、かつジエチルエーテルで
洗浄した。こうして、必要とされた出発物質(5.09
g)、融点272〜274℃が得られた。
【0144】例 10 例7に記載されたのと同様の方法を用いて、6−ニトロ
−4−(3′−トリフルオロメチルアニリノ)キナゾリ
ンを還元して、収率38%で6−アミノ−4−(3′−
トリフルオロメチルアニリノ)キナゾリン、融点190
〜192℃が得られた。
【0145】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
5.7(幅広s,2H)、7.28(m,1H)、7.
38(d,1H)、7.40(d,1H)、7.6
(m,2H)、8.23(d,1H)、8.35(s,
1H)、8.42(s,1H); 元素分析:実測値 C、57.4%;H、3.6%;
N、17.6%;C151134.0.5H2O 計算
値 C、57.5%;H、3.8%;N、17.9%。
【0146】出発物質として使用した6−ニトロ−4−
(3′−トリフルオロメチルアニリノ)キナゾリンは、
次のようにして得られた:更に、トリエチルアミン
(3.46g)および3−トリフルオロメチルアニリン
(3.46g)を、4−クロロ−6−ニトロキナゾリン
(4.5g)とイソプロパノール(30ml)との撹拌
混合物に添加した。この混合物を、1時間で80℃に加
熱した。この混合物を環境温度に冷却し、かつ沈澱物を
塩化メチレンおよび水に分配した。有機相を乾燥させ
(MgSO4)、かつ蒸発させた。残分を、塩化メチレ
ンと酢酸エチルとの極性が次第に増大する混合物を溶離
剤として使用することによりカラムクロマトグラフィー
処理によって精製した。こうして、必要とされた出発物
質(1.76g)、融点206〜207℃が得られた。
【0147】例 11 無水酢酸(0.204g)を、DMA(5ml)中の6
−アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.5g)の撹拌溶液に添加し、この混合物を環境温
度で24時間撹拌した。この混合物を蒸発させ、残分
を、イソプロパノールと、アセトンと水との混合物4:
1:2から再結晶した。こうして、6−アセトアミド−
4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.413
g)が得られた。
【0148】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.12(s,3H)、2.33(s,3H)、6.9
3(d,1H)、7.28(t,1H)、7.6(m,
2H)、7.73(d,1H)、7.84(m,1
H)、8.49(s,1H)、8.64(d,1H)、
9.68(s,1H); 元素分析:実測値 C、69.6%;H、5.5%;
N、19.1%;C17164O 計算値 C、69.
8%;H、5.5%;N、19.2%。
【0149】例 12 例11に記載したのと同様の方法を用いて、6−アミノ
−4−(3′−クロロアニリノ)キナゾリンを無水酢酸
と反応させ、収率50%で6−アセトアミド−4−
(3′−クロロアニリノ)キナゾリン、融点260〜2
62℃が得られた。
【0150】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.13(s,3H)、7.13(m,1H)、7.3
9(t,1H)、7.8(m,3H)、8.03(s,
1H)、8.56(s,1H)、8.66(d,1
H)、9.87(幅広s,1H)、10.24(幅広
s,1H); 元素分析:実測値 C、61.2%;H、4.1%;
N、18.0%;C1613ClN4 計算値 C、6
1.4%;H、4.2%;N、17.9%。
【0151】例 13 2−メトキシアセチルクロリド(0.094g)を、D
MA(4ml)中の7−アミノ−4−(3′−メチルア
ニリノ)キナゾリン(0.206g)の撹拌溶液に添加
した。この混合物を撹拌し、かつ1時間で100℃に加
熱した。この混合物を環境温度に冷却し、かつ塩化メチ
レンと水との混合物に注入した。この混合物を、希薄な
水酸化ナトリウム水溶液を添加してpH9に塩基性化し
た。有機層を乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発させ
た。残分を、初めに塩化メチレンとエタノールとの混合
物100:1、次に塩化メチレンとエタノールとの極性
が次第に増大する混合物を溶離剤として使用することに
よりカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。
こうして、7−(2−メトキシアセトアミド)−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.085
g)、融点222℃が得られた。
【0152】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、3.42(s,3H)、4.0
8(s,2H)、6.9〜7.9(m,4H)、8.2
1(d,1H)、8.48(d,1H)、8.52
(s,1H)、9.6(s,1H)、10.2(s,1
H); 元素分析:実測値 C、66.6%;H、5.7%;
N、17.0%;C181842.0.1H2O 計算
値 C、66.7%;H、5.6%;N、17.3%。
【0153】例 14 反応混合物を、100℃に加熱するよりも環境温度で撹
拌したことを除いて、例13に記載されたのと同様の方
法を用いて、6−アミノ−4−(3′−クロロアニリ
ノ)キナゾリンを、2−メトキシアセチルクロリドと反
応させて、収率41%で6−(2−メトキシアセトアミ
ド)−4−(3′−クロロアニリノ)キナゾリン、融点
177〜180℃を生じた。
【0154】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
3.44(s,3H)、4.09(s,2H)、7.1
7(m,1H)、7.44(t,1H)、7.8(m,
2H)、8.0(m,2H)、8.61(s,1H)、
8.71(d,1H)、9.9(s,1H)、10.0
5(s,1H); 元素分析:実測値 C、59.7%;H、4.4%;
N、16.2%;C181842. 計算値 C、5
9.6.%;H、4.4%;N、16.3%。
【0155】例 15 ベンゼンスルホニルクロリド(0.158g)を、3℃
に冷却しておいた7−アミノ−4−(3′−メチルアニ
リノ)キナゾリン(0.2g)と、トリエチルアミン
(0.181g)と塩化メチレン(10ml)との撹拌
混合物に添加した。この混合物を、環境温度に加熱する
ことができ、かつ16時間撹拌した。この混合物を蒸発
させ、かつ残分を、塩化メチレンと酢酸エチルとの極性
が次第に増大する混合物を溶離剤として使用することに
よりカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。
こうして、7−ベンゼンスルホンアミド−4−(3′−
メチルアニリノ)キナゾリン(0.05g)、融点18
0〜185℃(分解)が得られた。
【0156】元素分析:実測値 C、61.5%;H、
4.8%;N、13.4%;C211842S.H2
計算値 C、61.7%;H、4.4%;N、13.
7%。
【0157】例 16 2−ブロモエタノール(0.109g)を7−アミノ−
4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.2g)
と、炭酸カリウム(0.218g)とDMA(6ml)
との混合物に添加した。この混合物を撹拌し、かつ1時
間で110℃に加熱した。2−ブロモエタノールの他の
少量(3×0.109g)を、周期的に添加し、かつ混
合物を5時間で110℃に加熱した。この混合物を蒸発
させ、かつ残分を、塩化メチレンと酢酸エチルとの極性
が次第に増大する混合物を溶離剤として使用することに
よりカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。
こうして得られた生成物を、最初に、メタノールと、水
とトリフルオロ酢酸との混合物25:75:0.2およ
び最後に、前記溶剤の混合物50:50:0.2を溶離
剤として使用することにより逆相カラムクロマトグラフ
ィー処理によって精製した。こうして、7−(2−ヒド
ロキシエチルアミノ)−4−(3′−メチルアニリノ)
キナゾリン(0.027g)が得られた。
【0158】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.36(s,3H)、3.77(t,2H)、4.3
4(t,2H)、6.8〜7.5(m,7H)、8.3
7(d,1H)、8.61(s,1H)、10.79
(s,1H)。
【0159】例 17 例16に記載されたのと同様の方法を用いて、6−アミ
ノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリンを2−ブ
ロモエチルメチルエーテルと反応させて、収率20%で
6−(2−メトキシエチルアミノ)−4−(3′−メチ
ルアニリノ)キナゾリン、融点163〜167℃を生じ
た。
【0160】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
CD3CO2D)2.39(s,3H)、3.36
(s,3H)、3.44(t,2H)、3.63(t,
2H)7.17(d,1H)、7.4〜7.7(m,6
H)、8.6(s,1H); 元素分析:実測値 C、56.4%;H、5.0%;
N、13.1%;C18204O.CF3CO2H 計算
値 C、56.8%;H、5.0%;N、13.3%。
【0161】例 18 例7に記載されたのと同様の方法を用いて、7−(3−
ジメチルアミノプロピルアミノ)−4−(3′−メチル
アニリノ)−6−ニトロキナゾリンを還元して、収率5
6%で6−アミノ−7−(3−ジメチルアミノプロピル
アミノ)−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、
融点60〜66℃を生じた。
【0162】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
1.84(m,2H)、2.28(s,6H)、2.3
0(s,3H)、2.31(m,2H)、3.23
(m,2H)、6.58(s,1H)、6.81(d,
1H)、7.19(t,1H)、7.31(s,1
H)、7.63(m,2H)、8.24(s,1H); 元素分析:実測値 C、66.5%;H、7.6%;
N、22.8%;C20266.0.66H2O 計算値
C、66.3%;H、7.6%;N、23.2%。
【0163】出発物質として使用された7−(3−ジメ
チルアミノプロピルアミノ)−4−(3′−メチルアニ
リノ)−6−ニトロキナゾリンは、次のようにして得ら
れた:4−クロロアントラニル酸(17.2g)とホル
ムアミド(10ml)との混合物を撹拌し、45分間で
130℃に加熱し、かつ75分間で175℃に加熱し
た。この混合物をほぼ100℃に冷却し、かつ2−(2
−エトキシエトキシ)エタノール(50ml)を添加し
た。こうして形成された前記溶液を、氷と水との混合物
(250ml)中に注入した。沈澱物を単離し、水で洗
浄し、かつ乾燥させた。こうして、7−クロロキナゾリ
ン−4−オン(15.3g、85%)が得られた。
【0164】こうして得られた物質の少量(6g)を、
濃厚な硫酸(12ml)および発煙硝酸(12ml)と
の撹拌混合物に少量ずつ添加した。この混合物を、30
分間で110℃に加熱した。この混合物を環境温度に冷
却し、かつ氷上に注入した。固体を単離し、水で洗浄
し、かつ乾燥させた。こうして、7−クロロ−6−ニト
ロキナゾリン−4−オン(6.89g、92%)が得ら
れた。
【0165】こうして得られた物質の少量(4g)と、
塩化チオニル(30ml)と、塩化ホスホリル(5m
l)とDMF(10滴)との混合物を撹拌し、かつ還流
下に4時間加熱した。この混合物を、蒸発させた。残分
と、3′−メチルアニリン(1.89g)とイソプロパ
ノール(25ml)との混合物を撹拌し、かつ還流下に
2時間加熱した。この混合物を濾過し、かつ固体をイソ
プロパノールおよびジエチルエーテルで洗浄した。こう
して、7−クロロ−4−(3′−メチルアニリノ)−6
−ニトロキナゾリン(3.74g、67%)、融点27
1〜274℃が得られた。
【0166】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.37(s,3H)、7.13(d,1H)、7.4
7(t,1H)、7.57(m,2H)、8.20
(s,1H)、8.83(s,1H)、9.72(s,
1H)。
【0167】3−ジメチルアミノプロピルアミン(2.
44g)を、DMA(20ml)中のこうして得られた
物質の少量(0.75g)の撹拌溶液に添加した。この
混合物を1時間で70℃に加熱し、かつ更に1時間で9
0℃に加熱した。この混合物を、蒸発させた。残分を水
の下に磨砕し、固体を生じた。この固体を、熱いメタノ
ール中に入れた。水を添加し、かつ溶液を冷却した。生
じた沈澱物を単離し、かつ乾燥させた。こうして、7−
(3−ジメチルアミノプロピルアミノ)−4−(3′−
メチルアニリノ)−6−ニトロキナゾリン(0.47
g、52%)、融点112〜118℃が得られた。
【0168】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
1.61(m,2H)、2.2〜2.3(3s′s,9
H)、2.39(t,2H)、3.39(m,2H)、
6.93(s,1H)、6.96(d,1H)、7.2
7(t,1H)、7.61(s,1H)、7.63
(d,1H)、8.36(t,1H)、8.42(s,
1H)、9.50(s,1H)、10.07(幅広s,
1H)。
【0169】例 19 6,7−ジメトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キ
ナゾリン(4g)と、ナトリウムエタンチオラート
(9.8g)とDMF(100ml)との混合物を撹拌
し、かつ6時間で80℃に加熱した。この混合物を冷却
し、かつ酢酸エチルと水との混合物中に注入した。この
混合物を、希薄な塩酸水溶液の添加によってpH7に酸
化した。有機相を乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発さ
せた。こうして得られた油を、ジエチルエーテルの下に
磨砕し、固体を生じた。こうして、7−ヒドロキシ−6
−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(1.02g)、融点139〜149℃が得られた。
【0170】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、3.97(s,3H)、6.9
0(m,1H)、7.05(s,1H)、7.26
(m,1H)、7.5〜7.7(m,2H)、7.84
(s,1H)、8.39(s,1H)、9.34(幅広
s,1H); 元素分析:実測値 C、66.5%;H、5.7%;
N、13.7%;C161532.0.15Et2O.
0.5H2O 計算値 C、66.3%;H、5.5
%;N、14.0%。
【0171】例 20 6,7−ジメトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キ
ナゾリン(4g)と、ナトリウムエタンチオラート
(9.8g)とDMF(100ml)との混合物を撹拌
し、かつ3時間で80℃に加熱した。この混合物を環境
温度に冷却し、かつ氷酢酸の添加によってpH4に酸性
化した。この混合物を蒸発させ、かつ残分を、塩化メチ
レンとメタノールとの極性が次第に増大する混合物を溶
離剤として使用することによりカラムクロマトグラフィ
ー処理によって精製した。こうして、6−ヒドロキシ−
7−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン(0.3g)、融点265〜267℃が得られた。
【0172】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.32(s,3H)、3.97(s,3H)、6.9
0(m,1H)、7.15〜7.30(m,2H)、
7.66(m,2H)、7.80(s,1H)、8.4
1(s,1H)、9.24(幅広s,1H)、9.53
(幅広s,1H); 元素分析:実測値 C、65.2%;H、5.2%;
N、14.0%;C161532.0.67H2O 計
算値 C、65.5%;H、5.6%;N、14.3
%。
【0173】例 21 ブロモ酢酸エチル(0.033g)を、7−ヒドロキシ
−6−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾ
リン(0.05g)と、炭酸カリウム(0.074g)
とDMF(1ml)との撹拌混合物に滴加した。この混
合物を、環境温度で1時間撹拌した。この今後物を蒸発
させ、かつ残分を、塩化メチレンと酢酸エチルとの極性
が次第に増大する混合物を溶離剤として使用することに
よりカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。
こうして、7−(エトキシカルボニルメトキシ)−6−
メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.051g)、融点165〜168℃が得られた。
【0174】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
1.24(t,3H)、2.35(s,3H)、3.9
9(s,3H)、4.99(q,2H)、4.33
(s,2H)、6.9〜7.9(m,6H)、8.43
(s,1H)、9.40(s,1H); 元素分析:実測値 C、64.8%;H、5.9%;
N、10.9%;C202134.0.2H2O 計算
値 C、64.7%;H、5.8%;N、11.3%。
【0175】例 22 2−ヨードアセトアミドを、ブロモ酢酸エチルの代りに
使用することを除いて、例21に記載された方法を使用
した。こうして、収率91%で7−(カルバモイルメト
キシ)−6−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)
キナゾリン、融点214〜222℃が得られた。
【0176】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、3.99(s,3H)、4.6
5(s,2H)、6.9〜7.9(m,6H)、8.4
5(s,1H); 元素分析:実測値 C、47.8%;H、4.9%;
N、11.9%;C181843.0.1HI 計算値
C、47.5%;H、4.8%;N、12.3%。
【0177】例 23 7−ヒドロキシ−6−メトキシ−4−(3′−メチルア
ニリノ)キナゾリン(0.556g)と、2−ブロモエ
タノール(0.153ml)と、炭酸カリウム(0.8
19g)とDMF(10ml)との混合物を撹拌し、か
つ3時間で80℃に加熱した。この混合物を蒸発させ、
かつ残分を、酢酸エチルとメタノールとの混合物19:
1を溶離剤として使用することによりカラムクロマトグ
ラフィー処理によって精製した。更に、この生成物を、
メタノールと、水とトリフルオロ酢酸との混合物50:
50:0.2を溶離剤として使用することにより逆相ク
ロマトグラフィー処理によって精製した。こうして、7
−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.154
g)、融点122〜124℃が得られた。
【0178】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、3.81(m,2H)、3.9
7(s,3H)、4.17(t,2H)、6.9〜7.
9(m,6H)、8.45(s,1H); 元素分析:実測値 C、52.9%;H、4.9%;
N、8.7%;C181933.1.1CF3CH2H.
0.5H2O 計算値 C、52.7%;H、4.6
%;N、9.1%。
【0179】例 24 2−ブロモエチルメチルエーテルを、ブロモ酢酸エチル
の代りに使用し、この反応混合物を環境温度で16時間
撹拌することを除いて、例21に記載された方法を使用
した。こうして、6−メトキシ−7−(2−メトキシエ
トキシ)−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
が、無色の油として得られた。この油を酢酸エチル(2
ml)中に溶解し、かつジエチルエーテル中の塩化水素
の飽和溶液を添加した。こうして、全体の収率73%で
生成物の塩酸塩、融点211〜227℃が得られた。
【0180】NMRスペクトル:(CD3SOCD3)2.
35(s,3H)、3.34(s,3H)、3.78
(q,2H)、4.01(s,3H)、4.31(q,2
H)、6.9〜7.6(m,5H)、8.23(s,1
H)、8.75(s,1H); 元素分析:実測値 C、61.2%;H、6.0%;
N、10.9%;C192133.0.9HCl 計算
値 C、61.2%;H、5.9%;N、11.3%。
【0181】例 25 7−(エトキシカルボニルメトキシ)−6−メトキシ−
4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.262
g)と、2Nの水酸化ナトリウム水溶液(2ml)と、
1,4−ジオキサン(2ml)との混合物を、環境温度
で3時間撹拌した。この混合物を2Nの塩酸水溶液の添
加によって酸性化し、かつ酸度を水酸化アンモニウム水
溶液の添加によってpH6に低下させた。沈澱物を単離
し、かつ乾燥させた。こうして7−(カルボキシメトキ
シ)−6−メトキシ−4(3′−メチルアニリノ)キナ
ゾリン(0.159g)、融点215〜222℃が得ら
れた。
【0182】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、3.95(s,3H)、4.3
3(s,2H)、6.9〜7.9(m,6H)、8.4
1(s,1H); 元素分析:実測値 C、53.5%;H、5.0%;
N、10.5%;C1816NaN34.2.3H2
計算値 C、53.6%;H、5.1%;N、10.4
%。
【0183】例 26 7−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.23g)
と、DMF(1滴)と塩化チオニル(5ml)との混合
物を、還流下に2時間加熱した。この混合物を、蒸発さ
せた。
【0184】残分をDMF(3ml)中に溶解し、かつ
溶液をジメチルアミンガスで飽和させた。この溶液を撹
拌し、かつ3時間で100℃に加熱した。この混合物を
蒸発させ、メタノールと、水とトリフルオロ酢酸との混
合物50:50:0.2を溶離剤として使用することに
より逆相カラムクロマトグラフィー処理によって精製し
た。こうして、7−(2−ジメチルアミノエトキシ)−
6−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン(0.24g)、融点97〜100℃が得られた。
【0185】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.37(s,3H)、2.93(s,6H)、3.6
6(t,2H)、3.98(s,3H)、4.57
(t,2H)、7.1〜8.2(m,6H)、8.78
(s,1H)、10.82(s,1H); 元素分析:実測値 C、46.4%;H、4.2%;
N、8.8%;C202442.2.6CF3CO2
計算値 C、46.6%;H、4.1%;N、8.6
%。
【0186】例 27 2−ヨードエタノール(0.327ml)を、6,7−
ジヒドロキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン(0.534g)と、炭酸カリウム(1.1g)とD
MA(10ml)との混合物に添加した。この混合物
を、環境温度で18時間撹拌した。この混合物を蒸発さ
せ、かつ残分を、メタノールと、水とトリフルオロ酢酸
との混合物50:50:0.2を溶離剤として使用する
ことにより逆相カラムクロマトグラフィー処理によって
精製した。こうして、6,7−ジ−(2−ヒドロキシエ
トキシ)−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.049g)、融点96〜102℃が得られた。
【0187】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.37(s,3H)、3.85(m,4H)、4.2
3(m,4H)、7.05〜7.55(m,5H)、
8.06(s,1H)、8.76(s,1H)、10.
78(幅広s,1H); 元素分析:実測値 C、49.2%;H、4.5%;
N、7.9%;C192134.1.6CF3CO2
計算値 C、49.5%;H、4.2%;N、7.8
%。
【0188】出発物質として使用された6,7−ジヒド
ロキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリンは、
収率77%で、例4に記載されたのと同様の方法を用い
て、6,7−ジメトキシ−4−(3′−メチルアニリ
ノ)キナゾリンから得られた。
【0189】例 28 DMF(3ml)中の6−ブロモエチル−4−(3′−
メチルアニリノ)キナゾリンの溶液をジメチルアミンガ
スで飽和させ、かつ生じた溶液を環境温度で16時間撹
拌した。この混合物を蒸発させ、かつ残分を、塩化メチ
レンとメタノールとの混合物17:3を溶離剤として使
用することによりカラムクロマトグラフィー処理によっ
て精製した。更に、生じた固体(0.308g)を、水
と、メタノールとトリフルオロ酢酸との混合物3:2:
0.01を溶離剤として使用することにより逆相カラム
クロマトグラフィー処理によって精製した。こうして、
6−ジメチルアミノメチル−4−(3′−メチルアニリ
ノ)キナゾリン(0.172g)、融点174〜177
℃が得られた。
【0190】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、2.85(s,6H)、4.4
7(s,2H)、7.0〜8.1(m,6H)、8.6
6(d,1H)、8.85(s,1H); 元素分析:実測値 C、49.2%;H、4.2%;
N、10.4%;C18204.2.25CF3CO2
計算値 C、49.2%;H、4.1%;N、10.
2%。
【0191】例 29 例28に記載されたのと同様の方法を用いて、6−ブロ
モメチル−4−クロロキナゾリンを3−メチルアニリン
と反応させ、こうして形成された生成物をピペラジンと
反応させた。こうして、収率45%で4−(3′−メチ
ルアニリノ)−6−(ピペラジン−1−イルメチル)キ
ナゾリン、融点175〜178℃が得られた。
【0192】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.38(s,3H)、2.73(m,4H)、3.1
7(m,4H)、3.86(s,2H)、7.1〜8.
1(m,6H)、8.66(d,1H)、8.90
(s,1H); 元素分析:実測値 C、43.0%;H、3.7%;
N、9.0%;C20235.3.9CF3CO2H 計
算値 C、42.9%;H、3.5%;N、9.0%。
【0193】例 30 例28に記載されたのと同様の方法を用いて、6−ブロ
モメチル−4−クロロキナゾリン(0.5g)を3−メ
チルアニリン(0.204g)と反応させ、こうして形
成された生成物と、2−メルカプトエタノールのナトリ
ウム塩[2−メルカプトエタノール(0.38g)とD
MA(5ml)中の水素化ナトリウム(鉱油中の60%
の分散液、0.17g)との反応によって製造すること
ができる]との混合物を環境温度で2時間撹拌した。こ
の混合物を蒸発させ、かつ残分を、メタノールと、水と
トリフルオロ酢酸との混合物11:9:0.04を溶離
剤として使用することにより逆相カラムクロマトグラフ
ィー処理によって精製した。こうして、6−(2−ヒド
ロキシエチルチオメチル)−4−(3′−メチルアニリ
ノ)キナゾリン(0.38g)、融点93〜94℃が得
られた。
【0194】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.37(s,3H)、2.52(m,2H)、3.5
6(m,2H)、3.98(s,2H)、7.1〜8.
1(m,6H)、8.60(d,1H)、8.84
(s,1H); 元素分析:実測値 C、54.1%;H、4.5%;
N、9.3%;C18193OS.1.1CF3CO2
計算値 C、53.8%;H、4.5%;N、9.3
%。
【0195】例 31 7−メトキシカルボニル−4−(3′−メチルアニリ
ノ)キナゾリン(1.3g)と、2Nの水酸化ナトリウ
ム水溶液(10mlとの混合物を撹拌し、かつ4時間で
40℃に加熱した。この混合物を環境温度に冷却し、か
つ氷酢酸の添加によってpH6に酸性化した。沈澱物を
単離し、水で洗浄し、かつ乾燥させた。こうして、7−
カルボキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(1.16g)、融点>280℃が得られた。
【0196】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.36(s,3H)、6.98(d,1H)、7.2
9(t,1H)、7.66(m,2H)、8.18
(m,1H)、8.28(d,1H)、8.64(s,
1H)、8.66(d,1H)、9.88(s,1
H); 元素分析:実測値 C、67.3%;H、4.8%;
N、14.8%;C161332.0.3H2O 計算
値 C、67.3%;H、4.8%;N、14.7%。
【0197】例 32 クロロギ酸エチル(0.146g)およびトリエチルア
ミン(0.162g)を、更に、7−カルボキシ−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.3gとTH
F(5ml)との撹拌混合物に添加した。この混合物
を、環境温度で1時間撹拌した。ホウ水素化ナトリウム
(0.123g)を添加し、かつ混合物を環境温度で2
時間撹拌した。この混合物を、2Nの塩酸の添加によっ
て酸性化し、かつ蒸発させた。残分を水中に溶解し、か
つ塩化メチレンで抽出した。水相を、飽和水酸化アンモ
ニウム水溶液の添加によってpH9に塩基性化し、かつ
酢酸エチルで抽出した。有機相を乾燥させ(MgS
4)、かつ蒸発させた。残分を、塩化メチレンとメタ
ノールとの極性が次第に増大する混合物を溶離剤として
使用することによりカラムクロマトグラフィー処理によ
って精製した。こうして、7−ヒドロキシメチル−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.125
g)、融点175〜177℃が得られた。
【0198】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、4.70(d,2H)、5.45
(t,1H)、6.96(d,1H)、7.2〜7.7
(m,5H)、8.50(s,1H)、8.57(s,1
H)、9.64(s,1H); 元素分析:実測値 C、72.2%;H、5.8%;
N、15.8%;C16153O 計算値 C、72.
4%;H、5.7%;N、15.8%。
【0199】例 33 例11に記載されたのと同様の方法を用いて、6−アミ
ノ−4−(3′−トリフルオロメチルアニリノ)キナゾ
リンを、無水酢酸と反応させて、収率87%で6−アセ
トアミド−4−(3′−トリフルオロメチルアニリノ)
キナゾリンた、固体として得られた。
【0200】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.14(s,3H)、7.45(d,1H)、7.6
4(t,1H)、7.78(d,1H)、7.87
(m,1H)、8.18(d,1H)、8.26(s,
1H)、8.60(s,1H)、8.73(d,1
H); 元素分析:実測値 C、58.7%;H、3.9%;
N、16.1%;C171334O 計算値 C、5
9.0%;H、3.8%;N、16.5%。
【0201】例 34 例1に記載されたのと同様の方法を用いて、適当な置換
4−クロロキナゾリンを、適当なアニリンと反応させ
て、塩酸塩として、次の表に記載された化合物、陽子磁
気共鳴分光分析および元素分析によって確認された構造
が得られた。
【0202】
【表3】
【0203】註 a. 生成物は、次の分析データ:実測値 C、63.
1%;H、5.2%;N、13.5%;C1615
3O.1.1HCl 計算値 C、62.9%;H、
5.3%;N、13.8%;および次の特性NMRデー
タを生じた:(CD3SOCD3)2.37(s,3
H)、4.01(s,3H)、7.16(d,1H)、
7.38(m,1H)、7.52(s,2H)、7.7
3(m,1H)、7.94(d,1H)、8.43
(d,1H)、8.84(s,1H)、11.63
(s,1H)。
【0204】出発物質として使用された4−クロロ−6
−メトキシキナゾリンは、出発物質の製造に関連してい
る例1の部分に記載されたのと同様の方法を用いて、5
−メトキシアントラニル酸から得られた。
【0205】出発物質として使用された5−メトキシア
ントラニル酸は、次のようにして得られた:5−クロロ
−2−ニトロ安息香酸(60.5g)と塩化チオニル
(113ml)との混合物を撹拌し、かつ還流下に4時
間加熱した。この混合物を、蒸発させた。こうして得ら
れた物質を、ナトリウム(15.2g)とメタノール
(250ml)に添加することによって得られた溶液に
添加した。この混合物を、還流下に4時間加熱した。こ
の混合物を蒸発させ、かつ残分を酢酸エチルおよび水に
分配した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発
させた。この残分を、塩化メチルとメタノールとの極性
が次第に増大する混合物を溶離剤として使用することに
よりカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。
こうして、5−メトキシ−2−ニトロ安息香酸が、油
(22.5g)として得られた。
【0206】こうして得られた物質と、木炭上の10%
パラジウム触媒(2.1g)と、エタノール(200m
l)とギ酸アンモニウム(25.2g)との混合物を撹
拌し、つ2時間で70℃に加熱した。この混合物を濾過
し、かつ瀘液を蒸発させた。残分を、塩化メチレンおよ
び希薄な重炭酸ナトリウム水溶液に分配した。有機層を
乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発させてメチル2−ア
ミノ−5−メトキシベンゾエート(15.2g)を生じ
た。
【0207】こうして得られた物質と、2Nの水酸化ナ
トリウム水溶液(150ml)と1,4−ジオキサン
(50ml)との混合物を撹拌し、かつ3時間で40℃
に加熱した。1,4−ジオキサンの嵩を蒸発させ、水性
残分を、濃厚な塩酸の添加によってpH4に酸性化し、
かつ溶液を酢酸エチルで抽出した。有機相を乾燥させ
(MgSO4)、かつ蒸発させて5−メトキシアントラ
ニル酸(14.1g)を生じた。
【0208】b. 反応混合物を、還流下に3時間加熱
した。生成物は、次の分析データ:実測値 C、55.
4%;H、4.0%;N、12.8%;C1512ClN
3O.1.1HCl 計算値 C、55.2%;H、
4.0%;N、12.9%;および次の特性NMRデー
タを生じた:(CD3SOCD3)4.02(s,3
H)、7.37(m,1H)、7.53(m,1H)、
7.67(m,2H)、7.95(m,2H)、8.5
1(d,1H)、8.91(s,1H)、11.62
(s,1H)。
【0209】c. 6−アセトキシ−4−クロロキナゾ
リンを適当なキナゾリンとして使用し、かつ反応混合物
を還流下に2.5時間加熱した。生成物は、次の分析デ
ータ:実測値 C、58.6%;H、5.3%;N、1
3.4%;C15133O.1HCl.1H2O 計算値
C、58.9%;H、5.2%;N、13.7%;お
よび次の特性NMRデータを生じた:(CD3SOC
3)2.36(s,3H)、7.14(d,1H)、
7.36(t,1H)、7.51(d,2H)、7.7
2(m,1H)、7.90(d,1H)、8.07
(d,1H)、8.78(s,1H)、10.42
(s,1H)、11.22(s,1H)。
【0210】出発物質として使用された6−アセトキシ
−4−クロロキナゾリンは、次のようにして得られた:
出発物質の製造に関連している例1の部分に記載された
のと同様の方法を用いて、5−ヒドロキシアントラニル
酸を6−ヒドロキシキナゾリン−4−オンに変換した。
無水酢酸(1.38g)を、6−ヒドロキシキナゾリン
−4−オン(2g)と、トリエチルアミン(1.37
g)とDMF(60ml)との混合物に滴加した。この
混合物を、環境温度で1時間撹拌した。この混合物を蒸
発させ、6−アセトキシキナゾリン−4−オンを生じ、
これを、出発物質の製造に関連している例1の部分に記
載されたのと同様の方法を用いて塩化チオニルと反応さ
せた。
【0211】d. 生成物は、次の分析データ:実測値
C、54.1%;H、3.7%;N、11.7%;C
161233O.1HCl 計算値 C、54.0%;
H、3.7%;N、11.8%;および次の特性NMR
データを生じた:(CD3SOCD3)2.37(s,3
H)、7.17(s,1H)、7.38(t,1H)、
7.51(d,2H)、8.07(m,2H)、8.9
1(m,2H)、11.45(s,1H)。
【0212】出発物質として使用された4−クロロ−6
−トリフルオロメトキシキナゾリンは、出発物質の製造
に関連している例1の部分に記載されたのと同様の方法
を用いて、5−トリフルオロメトキシアントラニル酸か
ら得られた。
【0213】e. 反応混合物を、還流下に2時間加熱
した。生成物は、次の分析データ:実測値 C、51.
7%;H、3.7%;N、11.1%;C1613ClF
32.1HCl 計算値 C、51.9%;H、3.
8%;N、11.4%;および次の特性NMRデータを
生じた:(CD3SOCD3)4.01(s,3H)、
4.04(s,3H)、7.45(s,1H)、7.5
9(t,1H)、7.84(m,1H)、8.1(m,
1H)、8.51(s,1H)、8.93(s,1
H)、11.74(s,1H)。
【0214】f. 反応混合物を、還流下に2時間加熱
した。生成物は、次の特性NMRデータを生じた:(C
3SOCD3)4.04(s,3H)、4.08(s,
3H)、7.35(s,1H)、7.91(s,1
H)、8.03(d,1H)、8.18(m,1H)、
8.47(d,1H)、8.74(s,1H)、9.9
3(s,1H)。
【0215】g. 反応混合物を、還流下に2時間加熱
した。生成物は、次の分析データ:実測値 C、49.
7%;H、3.7%;N、11.0%;C1613Cl2
32.1HCl 計算値 C、49.7%;H、3.
65%;N、10.9%;および次の特性NMRデータ
を生じた:(CD3SOCD3)4.01(s,3H)、
4.04(s,3H)、7.36(s,1H)、7.7
4(m,1H)、7.83(m,1H)、8.17
(d,1H)、8.38(s,1H)、8.91(s,
1H)、11.55(s,1H)。
【0216】h. 反応混合物を、還流下に2時間加熱
した。生成物は、次の分析データ:実測値 C、53.
1%;H、4.2%;N、15.3%;C1614
44.1HCl 計算値 C、53.0%;H、4.2
%;N、15.4%;および次の特性NMRデータを生
じた:(CD3SOCD3)4.0(s,3H)、4.0
4(s,3H)、7.37(s,1H)、7.75
(t,1H)、8.11(m,1H)、8.33(m,
1H)、8.40(s,1H)、8.74(m,1
H)、8.88(s,1H)、11.58(s,1
H)。
【0217】i. 反応混合物を、還流下に3時間加熱
した。生成物は、次の分析データ:実測値 C、59.
1%;H、5.0%;N、12.7%;C1615
32.1HCl.0.35H2O 計算値 C、59.
3%;H、5.2%;N、13.0%;および次の特性
NMRデータを生じた:(CD3SOCD3)3.99
(s,3H)、4.02(s,3H)、7.1〜7.6
(m,4H)、7.68〜7.75(m,2H)、8.
43(s,1H)、8.80(s,1H)。
【0218】j. 反応混合物を、還流下に2時間加熱
した。生成物は、次の分析データ:実測値 C、48.
3%;H、3.5%;N、13.5%;C1613ClN
44.1HCl 計算値 C、48.4%;H、3.5
%;N、14.1%;および次の特性NMRデータを生
じた:(CD3SOCD3)4.01(s,3H)、4.
05(s,3H)、7.34(s,1H)、7.86
(d,1H)、7.88(d,1H)、8.23(m,
1H)、8.48(s,1H)、8.64(d,1
H)、8.94(s,1H)、11.87(s,1
H)。
【0219】k. 生成物は、次の分析データ:実測値
C、50.7%;H、3.4%;N、14.2%;C
1613FN44.1HCl 計算値 C、50.5%;
H、3.7%;N、14.7%;および次の特性NMR
データを生じた:(CD3SOCD3)4.0(s,3
H)、4.04(s,3H)、7.40(s,1H)、
7.71(m,1H)、8.29(m,1H)、8.5
0(s,1H)、8.65(m,1H)、8.92
(s,1H)、11.9(幅広s,1H)。
【0220】例 35 3−メチルアニリン(0.123g)を、DMF(3m
l)中の6−ブロモメチル−4−クロロキナゾリン
(0.3g)の撹拌溶液に添加した。この混合物を、環
境温度で2時間撹拌した。ジエチルエーテル(10m
l)を添加し、かつ沈澱物を単離した。こうして、収率
32%で6−ブロモメチル−4−(3′−メチルアニリ
ノ)キナゾリン、融点>260℃(分解)が得られた;
NMRスペクトル:(CD3SOCD3)2.37(s,
3H)、4.98(s,2H)、7.17(d,1
H)、7.39(t,1H)、7.53(m,2H)、
7.95(d,1H)、8.15(m,1H)、8.9
3(s,1H)、8.96(d,1H)、11.59
(幅広s,1H);元素分析:実測値 C、56.5
%;H、4.6%;N、12.3%;C1614Br
3.0.25HCl 計算値 C、56.9%;H、
4.3%;N、12.4%。
【0221】出発物質として使用した6−ブロモメチル
−4−クロロキナゾリンは、例6の表IIの下の註gに
記載されたようにして得られた。
【0222】例 36 例7に記載されたのと同様の方法を用いて、6,7−ジ
メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)−5−ニトロ
キナゾリンを還元して、5−アミノ−6,7−ジメトキ
シ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリンを生じ、
これを、塩化メチレンと酢酸エチルとの極性が次第に増
大する混合物を溶離剤として使用することによりカラム
クロマトグラフィー処理によって精製した。こうして、
収率55%で必要とされた生成物、融点181〜182
℃が得られた。
【0223】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.30(s,3H)、3.70(s,3H)、3.8
6(s,3H)、6.51(s,1H)、6.86
(d,1H)、7.10(m,2H)、7.19(t,
1H)、7.90(s,1H);元素分析:実測値
C、65.4%;H、5.9%;N、17.6%;C17
1842.0.15H2O 計算値 C、65.2
%;H、5.8%;N、17.9%。
【0224】出発物質として使用された6,7−ジメト
キシ−4−(3′−メチルアニリノ)−5−ニトロキナ
ゾリンは、次のようにして得られた:6,7−ジメトキ
シキナゾリン−4−オン(10g)を、0℃に冷却して
おいた濃厚な硫酸(30mlと、発煙硝酸(30mlと
の撹拌混合物に少量ずつ添加した。この混合物を、環境
温度で1時間撹拌した。この混合物を、氷と水(500
ml)との混合物上に注入した。こうして、6,7−ジ
メトキシ−5−ニトロキナゾリン−4−オン(9.51
g)が得られた。
【0225】例1に記載されたのと同様の方法を用い
て、こうして得られた化合物を、収率71%で6,7−
ジメトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)−5−ニト
ロキナゾリン、融点151〜155℃に変換した。
【0226】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.30(s,3H)、3.86(s,3H)、4.0
2(s,3H)、6.75(m,2H)、6.88
(d,1H)、7.22(t,1H)、7.28(s,
1H)、7.85(s,1H)。
【0227】例 37 反応混合物を2時間で70℃に加熱したことを除いて、
例7に記載されたのと同様の方法を用いて、4−(3′
−メチルアニリノ)−7−メチルチオ−6−ニトロキナ
ゾリンを6−アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)−
7−メチルチオキナゾリンに還元して、これを、塩化メ
チレンと酢酸エチルとの極性が次第に増大する混合物を
溶離剤として使用することによりカラムクロマトグラフ
ィー処理によって精製した。こうして、収率22%で必
要とされた生成物、融点217〜218℃が得られた。
【0228】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.33(s,3H)、2.59(s,3H)、5.3
4(幅広s,2H)、6.90(d,1H)、7.24
(t,1H)、7.44(s,1H)、7.50(s,
1H)、7.63(s,2H)、8.47(s,1
H);元素分析:実測値 C、64.8%;H、5.4
%;N、18.7%;C16164S 計算値 C、6
4.8%;H、5.4%;N、18.9%。
【0229】出発物質として使用された4−(3′−メ
チルアニリノ)−7−メチルチオ−6−ニトロキナゾリ
ンは、次のようにして得られた:4−クロロアントラニ
ル酸(17.2g)とホルムアミド(10ml)との混
合物を撹拌し、45分間で130℃に加熱し、かつ75
分間で175℃に加熱した。この混合物をほぼ100℃
に冷却し、かつ2−(2−エトキシエトキシ)エタノー
ル(50ml)を添加した。こうして形成された溶液
を、氷と水との混合物(250ml)に注入した。沈澱
物を単離し、水で洗浄し、かつ乾燥させた。こうして、
7−クロロキナゾリン−4−オン(15.3g、85
%)が得られた。
【0230】この反応を繰返した後に、7−クロロキナ
ゾリン−4−オン(30g)を、0℃に冷却しておいた
濃厚な硫酸(60ml)と発煙硝酸(60ml)との撹
拌混合物に少量ずつ添加した。この混合物を環境温度で
1時間撹拌し、次に30分間で110℃に加熱した。こ
の混合物を環境温度に冷却し、かつ氷と水(1l)との
混合物上に注入した。沈澱物を単離し、水で洗浄し、か
つ乾燥させた。こうして、7−クロロ−6−ニトロキナ
ゾリン−4−オン(38.1g)が得られた。
【0231】例1に記載されたのと同様の方法を用い
て、こうして得られた物質を、収率59%で7−クロロ
−4−(3′−メチルアニリノ)−6−ニトロキナゾリ
ン、融点271〜274℃に変換した。
【0232】こうして得られた物質の少量(0.9g)
を、DMA(15ml)中に溶解した。ナトリウムメタ
ンチオレート(0.44g)を添加し、かつ混合物を環
境温度で1時間撹拌した。この混合物を、氷酢酸の添加
によって酸性化した。この混合物を蒸発させ、かつ残分
を塩化メチレンの下に磨砕した。こうして得られた固体
を、塩化メチレンおよび希薄な水酸化アンモニウム水溶
液に分配した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、かつ
蒸発させ、4−(3′−メチルアニリノ)−7−メチル
チオ−6−ニトロキナゾリン(0.473g)、融点2
30〜231℃が得られた。
【0233】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.33(s,3H)、2.63(s,3H)、6.9
7(d,1H)、7.28(t,1H)、7.61
(s,1H)、7.63(m,2H)、8.63(s,
1H)、9.70(s,1H);元素分析:実測値
C、58.6%;H、4.6%;N、17.2%;C16
1442S 計算値 C、58.8%;H、4.3
%;N、17.1%。
【0234】例 38 7−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)−6−ニ
トロキナゾリン(0.4g)と、木炭上の10%パラジ
ウム触媒(0.06g)と、DMF(5ml)とエタノ
ール(20ml)との混合物を、水素雰囲気下に5時間
撹拌した。この混合物を濾過し、かつ瀘液を蒸発させ
た。残分を、メタノールと、水とトリフルオロ酢酸との
極性が次第に減少する混合物を溶離剤として使用するこ
とにより逆相シリカ上のカラムクロマトグラフィー処理
によって精製した。こうして、更に、次のものが得られ
た:6−ヒドロキシアミノ−7−メトキシ−4−(3′
−メチルアニリノ)キナゾリン(0.038g)、融点
130〜147℃。
【0235】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、4.02(s,3H)、7.1
2(d,1H)、7.19(s,1H)、7.34
(t,1H)、7.48(m,2H)、8.10(s,
1H)、8.70(s,1H);元素分析:実測値
C、44.0%;H、3.5%;N、10.5%;C16
1642.1H2O.2CF3CO2H 計算値 C、
44.3%;H、3.7%;N、10.7%;および6
−アミノ−7−メトキシ−4−(3′−メチルアニリ
ノ)キナゾリン(0.049g)、融点85〜95℃。
【0236】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.36(s,3H)、4.03(s,3H)、7.1
2(d,1H)、7.18(s,1H)、7.35
(t,1H)、7.45(m,2H)、7.62(s,
1H)、8.69(s,1H);元素分析:実測値
C、52.3%;H、4.0%;N、13.0%;C16
164O.1.3CF3CO2H 計算値 C、52.
1%;H、4.0%;N、13.1%。
【0237】出発物質として使用した7−メトキシ−4
−(3′−メチルアニリノ)−6−ニトロキナゾリン
は、次のようにして得られた:7−クロロ−4−(3′
−メチルアニリノ)−6−ニトロキナゾリン(0.35
g)を、ナトリウムメトキシドのメタノール溶液[メタ
ノール(5ml)にナトリウム(0.055g)を添加
して得られた]に少量ずつ添加した。この混合物を撹拌
し、かつ還流下に1時間加熱した。ナトリウムの2回目
の分量(0.069g)を添加し、かつ混合物を還流下
に5時間加熱した。この混合物を蒸発させ、かつ残分
を、最初に、水と、メタノールとトリフルオロ酢酸との
混合物50:50:0.2および次に、水と、メタノー
ルとトリフルオロ酢酸との極性が次第に減少する混合物
を溶離剤として使用することにより逆相シリカ上のカラ
ムクロマトグラフィー処理によって精製した。こうし
て、7−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)−6
−ニトロキナゾリン(0.81g)、融点149〜15
4℃が得られた。
【0238】例 39 1,2−ジブロモエタン(10.9g)を、7−ヒドロ
キシ−6−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キ
ナゾリン(2.5g)と炭酸カリウム(3.69g)と
DMF(60ml)との撹拌混合物に添加した。この混
合物を環境温度で30分間撹拌し、次に2時間で80℃
に加熱した。この混合物を蒸発させ、かつ残分を塩化メ
チレンおよび水に分配した。有機層を乾燥させ(MgS
4)、かつ蒸発させた。残分を、塩化メチレンとメタ
ノールとの極性が次第に増大する混合物を溶離剤として
使用することによりカラムクロマトグラフィー処理によ
って精製した。こうして、7−(2−ブロモエトキシ)
−6−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾ
リン(2.8g)、融点86〜89℃が得られた。
【0239】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、3.89(t,2H)、3.9
9(s,3H)、4.51(t,2H)、7.21
(s,1H)、7.28(t,1H)、7.58(s,
1H)、7.62(d,1H)、7.88(s,1
H)、8.46(s,1H)、8.94(d,1H)、
9.46(s,1H);元素分析:実測値 C、55.
7%;H、5.9%;N、11.9%;C1818BrN
32.0.9DMF 計算値 C、55.5%;H、
5.6%;N、11.7%。
【0240】例 40 7−(2−ブロモエトキシ)−6−メトキシ−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.25g)
と、アニリン(4ml)との混合物を、環境温度で16
時間撹拌した。この混合物を蒸発させ、かつ残分を、塩
化メチレンと酢酸エチルとの極性が次第に増大する混合
物を溶離剤として使用することによりカラムクロマトグ
ラフィー処理によって精製した。こうして、7−(2−
アニリノエトキシ)−6−メトキシ−4−(3′−メチ
ルアニリノ)キナゾリン(0.169g)、融点160
〜162℃が得られた。
【0241】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、3.51(m,2H)、3.9
7(s,3H)、4.30(t,2H)、6.58
(t,1H)、6.66(d,2H)、6.94(d,
1H)、7.12(t,2H)、7.20(s,1
H)、7.28(t,1H)、7.58(s,1H)、
7.63(d,1H)、7.87(s,1H)、8.4
8(s,1H)、9.50(s,1H); 元素分析:
実測値 C、69.6%;H、6.2%;N、13.6
%;C242442.0.75H2O 計算値 C、6
9.6%;H、6.2%;N、13.5%。
【0242】例 41 7−(2−ブロモエトキシ)−6−メトキシ−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.25g)
と、モルホリン(4ml)との混合物を、環境温度で4
時間撹拌した。この混合物を蒸発させ、かつ分を塩化メ
チレンおよび希薄な重炭酸ナトリウム水溶液に分配し
た。有機相を乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発させ
た。この残分を、ジエチルエーテルの下に磨砕し、6−
メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)−7−(2−
モルホリノエトキシ)キナゾリン(0.198g)、融
点168〜170℃を生じた。
【0243】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
CD3CO2D)2.35(s,3H)、3.15
(t,4H)、3.81(t,4H)、3.96(s,
3H)、6.93(d,1H)、7.21(s,1
H)、7.26(t,1H)、7.58(s,1H)、
7.63(d,1H)、7.84(s,1H)、8.4
4(s,1H)、9.58(s,1H);元素分析:実
測値 C、64.3%;H、6.9%;N、13.8
%;C222643.0.9H2O 計算値 C、6
4.3%;H、6.8%;N、13.6%。
【0244】例 42 2−メトキシアセチルクロリド(0.085g)をDM
F(1ml)中の7−ヒドロキシ−6−メトキシ−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.2g)の撹
拌溶液に添加し、かつ混合物を環境温度で16時間撹拌
した。2−メトキシアセチルクロリド(0.085g)
の2回目の量を添加し、かつ混合物を3時間で45℃に
加熱した。この混合物を環境温度に冷却し、かつ酢酸エ
チル(5ml)を添加した。沈澱物を単離し、酢酸エチ
ルおよびジエチルエーテルで洗浄し、かつ真空下で乾燥
させた。こうして、6−メトキシ−7−(2−メトキシ
アセトキシ)−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン(0.218g)、融点215〜219℃が得られ
た。
【0245】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.37(s,3H)、3.43(s,3H)、4.0
6(s,3H)、4.45(s,2H)、7.16
(d,1H)、7.33(s,1H)、7.38(t,
1H)、7.52(m,2H)、8.83(s,1
H)、8.62(s,1H);元素分析:実測値 C、
53.5%;H、5.8%;N、10.0%;C1919
34.1HCl.2H2O 計算値 C、53.5
%;H、5.6%;N、9.9%。
【0246】例 43 6−アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.25g)と、塩化ベンゾイル(0.148g)
と、トリエチルアミン(2ml)とDMF(2ml)と
の混合物を撹拌し、かつ3時間で100℃に加熱した。
塩化ベンゾイルのもう1つの量(0.296g)を添加
し、かつ混合物を更に3時間で100℃に加熱した。こ
の混合物を環境温度に冷却し、かつ塩化メチレンおよび
水に分配した。有機相を乾燥させ(MgSO4)、かつ
蒸発させた。この残分を、塩化メチレンと酢酸エチルと
の極性が次第に増大する混合物を溶離剤として使用する
ことによりカラムクロマトグラフィー処理によって精製
した。こうして、6−ベンズアミド−4−(3′−メチ
ルアニリノ)キナゾリン(0.142g)、融点243
〜245℃が得られた。
【0247】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、6.95(d,1H)、7.2
7(m,1H)、7.6(m,5H)、7.79(d,
1H)、8.01(m,1H)、8.04(m,2
H)、8.52(s,1H)、8.90(d,1H)、
9.80(s,1H)、10.55(s,1H);元素
分析:実測値 C、73.2%;H、5.0%;N、1
5.4%;C22184O.0.25H2O 計算値
C、73.6%;H、5.2%;N、15.6%。
【0248】例 44 6−アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.75g)と、メチル−3−クロロホルミルプロピ
ン酸塩(0.451g)と、トリエチルアミン(0.3
03g)とトルエン(6ml)との混合物を撹拌し、か
つ還流下に4時間加熱した。この混合物を蒸発させ、か
つ残分を、塩化メチレンとメタノールとの極性が次第に
増大する混合物を溶離剤として使用することによりカラ
ムクロマトグラフィー処理によって精製した。こうし
て、6−(3−メトキシカルボニルプロピオンアミド)
−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.46
g)、融点202〜203℃が得られた。
【0249】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、2.68(m,4H)、3.6
1(s,3H)、6.95(d,1H)、7.26
(t,1H)、7.6(s,2H)、7.74(d,1
H)、7.84(m,1H)、8.52(s,1H)、
8.70(d,1H)、9.8(s,1H)、10.3
(s,1H);元素分析:実測値 C、65.3%;
H、5.5%;N、14.8%;C202043 計算
値 C、65.2%;H、5.5%;N、15.0%。
【0250】例 45 6−アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.5g)と、メチル−4−クロロブチレート(1m
l)とトリエチルアミン(0.55ml)との混合物を
撹拌し、かつ4時間で100℃に加熱した。この混合物
を環境温度に冷却し、かつ塩化メチレンおよび水に分配
した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発させ
た。この残分を、塩化メチレンとメタノールとの混合物
20:1を溶離剤として使用することによりカラムクロ
マトグラフィー処理によって精製した。こうして、6−
(3−メトキシカルボニルプロピルアミノ)−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.32g)が
得られた。
【0251】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
1.92(m,2H)、2.34(s,3H)、3.2
3(m,4H)、3.61(s,3H)、6.22
(t,1H)、6.93(d,1H)、7.18(d,
1H)、7.25(m,1H)、7.29(t,1
H)、7.6(s,1H)、7.65(d,1H)、
8.43(s,1H)、9.25(s,1H)。
【0252】こうして得られた物質と、ジフェニルエー
テル(0.5ml)との混合物を撹拌し、かつ3時間で
160℃に加熱した。この混合物を環境温度に冷却し、
かつ塩化メチレンと水との間に分配した。有機相を乾燥
させ(MgSO4)、かつ蒸発させた。この残分を、塩
化メチレンとメタノールとの混合物20:1を溶離剤と
して使用することによりカラムクロマトグラフィー処理
によって精製した。こうして、4−(3′−メチルアニ
リノ)−6−(2−オキソピロリジン−1−イル)キナ
ゾリン(0.053g)、融点212〜215℃が得ら
れた。
【0253】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.15(m,2H)、2.35(s,3H)、2.5
9(t,2H)、4.01(t,2H)、7.02
(d,1H)、7.30(t,1H)、7.6(m,2
H)、7.8(d,1H)、8.24(d,1H)、
8.55(s,1H)、8.60(m,1H)、9.8
8(s,1H);元素分析:実測値 C、64.8%;
H、5.0%;N、14.9%;C19184O.0.
75CH2Cl2.0.5H2O 計算値 C、64.4
%;H、5.4%;N、14.6%。
【0254】例 46 フェニルイソシアネート(0.193g)を、6−アミ
ノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.3
9g)と、−2℃に冷却しておいたTHF(15ml)
との撹拌混合物に添加した。この混合物を5℃で10分
間撹拌し、次に環境温度に加熱した。この混合物を蒸発
させ、かつ残分を、塩化メチレンとメタノールとの混合
物20:1を溶離剤として使用することによりカラムク
ロマトグラフィー処理によって精製した。こうして、4
−(3′−メチルアニリノ)−6−(3−フェニルウレ
イド)キナゾリン(0.335g)、融点224〜22
6℃が得られた。
【0255】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、6.94(d,1H)、7.0
1(m,1H)、7.28(m,2H)、7.30
(t,1H)、7.51(m,2H)、7.62(m,
2H)、7.73(d,1H)、7.92(m,1
H)、8.46(d,1H)、8.49(s,1H)、
8.90(s,1H)、8.94(s,1H)、9.7
5(s,1H);元素分析:実測値 C、65.2%;
H、5.5%;N、17.2%;C22195O.2H2
O 計算値 C、65.2%;H、5.7%;N、1
7.3%。
【0256】例 47 水(3ml)中のシアン酸ナトリウム(0.195g)
の溶液を、水(5ml)および酢酸(0.1ml)中の
6−アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.25g)の撹拌溶液に添加した。この混合物を、
環境温度で2時間撹拌した。この混合物を蒸発させ、か
つ残分を、最初に、メタノールと、水とトリフルオロ酢
酸との混合物30:70:0.2、次に混合物45:5
5:0.2を溶離剤として使用することにより、逆相シ
リカ上のカラムクロマトグラフィー処理によって精製し
た。こうして、4−(3′−メチルアニリノ)−6−ウ
レイドキナゾリン(0.047g)、融点>230℃
(分解)が得られた。
【0257】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.36(s,3H)、6.18(s,2H)、7.1
2(d,1H)、7.36(m,1H)、7.48
(m,2H)、7.79(d,1H)、8.01(m,
1H)、8.65(d,1H)、8.75(s,1
H)、9.11(s,1H)、11.12(s,1
H);元素分析:実測値 C、48.8%;H、4.1
%;N、15.4%;C16155O.1H2O.1.3
CF3CO2H 計算値 C、48.6%;H、4.0
%;N、15.2%。
【0258】例 48 塩化ベンジル(0.378g)を、7−ヒドロキシ−6
−メトキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.281g)と、炭酸カリウム(0.414gとD
MA(4ml)との撹拌混合物に添加した。この混合物
を環境温度で10分間撹拌し、次に1時間で60℃に加
熱した。この混合物を蒸発させ、かつ残分を、最初に、
塩化メチレン、次に塩化メチレンとメタノールとの混合
物100:3を溶離剤として使用することによりカラム
クロマトグラフィー処理によって精製した。こうして、
7−ベンジルオキシ−6−メトキシ−4−(3′−メチ
ルアニリノ)キナゾリン(0.225g)、融点203
〜205℃が得られた。
【0259】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、3.97(s,3H)、5.2
8(s,2H)、6.93(d,1H)、7.27
(t,1H)、7.28(s,1H)、7.22〜7.
55(m,5H)、7.58(s,1H)、7.63
(d,1H)、7.87(s,1H)、8.44(s,
1H)、9.41(s,1H);元素分析:実測値
C、74.0%;H、5.8%;N、11.1%;C23
2132 計算値 C、74.4%;H、5.7%;
N、11.3%。
【0260】例 49 臭化イソプロピル(0.246g)を、7−ヒドロキシ
−6−メトキシ−4(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン(0.281g)と、炭酸カリウム(0.414g)
とDMA(3ml)との撹拌混合物に添加した。この混
合物を環境温度で30分間撹拌し、次に1時間で70℃
に加熱した。この混合物を、酢酸エチルおよび水に分配
した。有機相を乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発させ
て、7−イソプロポキシ−6−メトキシ−4(3′−メ
チルアニリノ)キナゾリン(0.28g)、融点218
〜221℃が得られた。
【0261】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
1.36(d,6H)、2.34(s,3H)、3.9
4(s,3H)、4.83(m,1H)、6.94
(d,1H)、7.17(s,1H)、7.27(t,
1H)、7.57(s,1H)、7.64(d,1
H)、7.82(s,1H)、8.43(s,1H);
元素分析:実測値 C、69.4%;H、6.7%;
N、12.0%;C192132.0.3H2O.0.
1EtOAc 計算値 C、69.0%;H、6.6
%;N、12.4%。
【0262】例 50 ヨウ化エチル(0.624g)を、6,7−ジヒドロキ
シ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.5
34g)と、炭酸カリウム(0.828g)とDMA
(10ml)との撹拌混合物に添加した。この混合物
を、2時間で50℃に加熱した。ヨウ化エチルの2回目
の量(0.624g)を添加し、かつ混合物を2時間で
60℃に加熱した。この混合物を蒸発させ、かつ残分
を、最初に、塩化エチレン、次に、塩化エチレンとメタ
ノールとの極性が次第に増大する混合物を溶離剤として
使用することによりカラムクロマトグラフィー処理によ
って精製した。こうして、6,7−ジエトキシ−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.26g)、
融点178〜180℃が得られた。
【0263】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
1.43および1.44(2t′s,6H)、2.34
(s,3H)、4.2(m,4H)、6.92(d,1
H)、7.14(s,1H)、7.26(t,1H)、
7.57(s,1H)、7.63(d,1H)、7.8
2(s,1H)、8.42(s,1H);元素分析:実
測値 C、69.1%;H、6.6%;N、12.2
%;C192132.0.48H2O 計算値 C、6
8.7%;H、6.6%;N、12.6%。
【0264】例 51 2−ブロモエチルメチルエーテル(0.834g)を、
6,7−ジヒドロキシ−4−(3′−メチルアニリノ)
キナゾリン(0.534g)と、炭酸カリウム(0.8
28g)とDMA(10ml)との撹拌混合物に添加し
た。この混合物を、環境温度で16時間撹拌した。この
混合物を蒸発させ、かつ残分を酢酸エチルおよび水に分
配した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発さ
せた。この残分を、塩化メチレンとメタノールとの極性
が次第に増大する混合物を溶離剤として使用することに
よりカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。
こうして得られたゴム状物を酢酸エチル(4ml)中に
溶解し、ジエチルエーテル中の塩化水素の飽和溶液の添
加によって酸性化した。この沈澱物を、単離した。こう
して、6,7−ジ−(2−メトキシエトキシ)−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリンヒドロクロリド
(0.292g)、融点218〜220℃が得られた。
【0265】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、3.36(s,6H)、3.7
5〜3.8(m,4H)、4.1〜4.5(m,4
H)、7.14(d,1H)、7.37(t,1H)、
7.40(s,1H)、7.48(m,2H)、8.3
5(s,1H)、8.79(s,1H);元素分析:実
測値 C、59.8%;H、6.4%;N、9.9%;
212534.1HCl 計算値 C、60.0%;
H、6.2%;N、10.0%。
【0266】例 52 1,2−ジブロモエタン(0.376g)を、6,7−
ジヒドロキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン(0.534g)と、炭酸カリウム(0.828g)
とDMA(20ml)との撹拌混合物に添加した。この
混合物を、30分間で100℃に加熱した。この混合物
を蒸発させ、かつ残分を塩化メチレンと酢酸エチルとの
極性が次第に増大する混合物を溶離剤として使用するこ
とによりカラムクロマトグラフィー処理によって精製し
た。こうして、6,7−エチレンジオキシ−4−(3′
−メチルアニリノ)キナゾリン(0.23g)、融点2
23〜226℃が得られた。
【0267】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、4.40(s,4H)、7.1
4(d,1H)、7.17(s,1H)、7.26
(t,1H)、7.66(m,2H)、8.10(s,
1H)、8.43(s,1H)、9.38(s,1
H);元素分析:実測値 C、67.5%;H、5.1
%;N、13.0%;C171532.0.33H
2O.0.25EtOAc 計算値 C、67.2%;
H、5.5%;N、13.1%。
【0268】例 53 6−ブロモメチル−4−(3′−メチルアニリノ)キナ
ゾリン(0.415g)とモルホリン(2ml)との混
合物を撹拌し、かつ2時間で60℃に加熱した。この混
合物を環境温度に冷却し、かつ沈澱物を単離した。こう
して得られた固体を、塩化メチレンと水との間に分配し
た。有機相を塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、
かつ蒸発させた。こうして、6−モルホリノメチル−4
−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.195
g)、融点191〜193℃が得られた。
【0269】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、2.49(t,4H)、3.6
2(t,4H)、3.69(s,2H)、6.96
(d,1H)、7.29(t,1H)、7.69(m,
2H)、7.74(d,1H)、7.85(m,1
H)、8.45(s,1H)、8.55(s,1H)、
9.71(s,1H);元素分析:実測値 C、71.
2%;H、6.8%;N、16.2%;C20224
計算値 C、71.2%;H、6.6%;N、16.
6%。
【0270】例 54 6−ブロモメチル−4−(3′−メチルアニリノ)キナ
ゾリン(0.3g)と、アニリン(0.085g)とD
MA(5ml)との混合物を撹拌し、かつ2時間で80
℃に加熱した。この混合物を蒸発させ、かつ残分を、塩
化メチレンとメタノールとの極性が次第に増大する混合
物を溶離剤として使用することによりカラムクロマトグ
ラフィー処理によって精製した。こうして、油としての
6−アニリノメチル−4−(3′−メチルアニリノ)キ
ナゾリン(0.254g)が得られ、この油を、酢酸エ
チル中に溶解した。ジエチルエーテル中の塩化水素の飽
和溶液を添加し、こうして形成された沈澱を単離した。
こうして、6−アニリノメチル−4−(3′−メチルア
ニリノ)キナゾリンジヒドロクロリド、融点216〜2
21℃が得られた。
【0271】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.30(s,3H)、4.45(s,2H)、6.6
(t,1H)、6.7(d,2H)、7.05(d,1
H)、7.08(d,1H)、7.10(d,1H)、
7.31(m,1H)、7.5(m,2H)、7.88
(d,1H)、8.06(m,1H)、8.83(s,
1H)、9.02(s,1H);元素分析:実測値
C、60.4%;H、5.8%;N、12.9%;C22
204.2HCl.1.33H2O 計算値 C、6
0.4%;H、5.6%;N、12.8%。
【0272】例 55 ナトリウムメトキシド(0.073g)を、6−ブロモ
メチル−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.3g)とメタノール(5ml)との撹拌混合物に
添加した。この混合物を、環境温度で2時間撹拌した。
この混合物を蒸発させ、かつ残分を、塩化メチレンと酢
酸エチルとの極性が次第に増大する混合物を溶離剤とし
て使用することによりカラムクロマトグラフィー処理に
よって精製した。こうして、ゴム状物としての6−メト
キシメチル−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.045g)が得られた。
【0273】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.36(s,3H)、3.39(s,3H)、4.6
2(s,2H)、7.07(d,1H)、7.35
(t,1H)、7.58(s,2H)、7.82(d,
1H)、7.92(d,1H)、8.65(s,1
H)、8.76(s,1H)。
【0274】例 56 6−ブロモメチル−4−(3′−メチルアニリノ)キナ
ゾリン(0.5g)と2−メトキシエタノール(2.5
ml)との混合物を撹拌し、かつ2時間で80℃に加熱
した。この混合物を環境温度に冷却し、かつ塩化メチレ
ンおよび水に分配した。有機相を塩水で洗浄し、乾燥さ
せ(MgSO4)、かつ蒸発させた。この残分を、塩化
メチレンと酢酸エチルとの極性が次第に増大する混合物
を溶離剤として使用することによりカラムクロマトグラ
フィー処理によって精製した。こうして、油としての6
−(2−メトキシエトキシメチル)−4−(3′−メチ
ルアニリノ)キナゾリン(0.211g)が得られた。
【0275】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、3.27(s,3H)、3.5
3(m,2H)、3.63(m,2H)、4.67
(s,2H)、6.96(d,1H)、7.28(t,
1H)、7.7(m,2H)、7.8(m,2H)、
8.5(s,1H)、8.57(s,1H)、9.8
(s,1H);元素分析:実測値 C、68.5%;
H、6.8%;N、12.5%;C192132 計算
値 C、68.6%;H、6.7%;N、12.6%。
【0276】例 57 ナトリウムメタンチオラート(0.141g)を、6−
ブロモメチル−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリ
ン(0.6g)と、トリエチルアミン(0.203g)
とDMF(2ml)との撹拌混合物に添加した。この混
合物を、環境温度で4時間撹拌した。この混合物を蒸発
させ、かつ残分を、塩化メチレンと酢酸エチルとの極性
が次第に増大する混合物を溶離剤として使用することに
よりカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。
こうして、油が得られ、この油をヘキサンとジエチルエ
ーテルとの混合物の下に磨砕し、4−(3′−メチルア
ニリノ)−6−メチルチオメチルキナゾリン(0.20
5g)、融点134〜136℃を生じた。
【0277】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.01(s,3H)、2.34(s,3H)、3.8
8(s,2H)、6.97(d,1H)、7.28
(t,1H)、7.6(m,2H)、7.75(d,1
H)、7.83(m,1H)、8.45(d,1H)、
8.58(s,1H)、9.8(幅広s,1H);元素
分析:実測値 C、69.7%;H、5.8%;N、1
4.2%;C17173S.0.1C614 計算値
C、69.5%;H、6.1%;N、13.8%。
【0278】例 58 トリエチルアミン(0.1ml)を、6−ブロモメチル
−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.33
g)と、ベンゼンチオール(0.11g)とDMA(2
ml)との撹拌混合物に添加した。この混合物を、環境
温度で5時間撹拌した。この混合物を蒸発させ、かつ残
分を、塩化メチレンと酢酸エチルとの極性が次第に増大
する混合物を溶離剤として使用することによりカラムク
ロマトグラフィー処理によって精製した。こうして、4
−(3′−メチルアニリノ)−6−フェニルチオメチル
キナゾリン(0.155g)、融点145〜148℃が
得られた。
【0279】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、4.41(s,2H)、6.9
6(d,1H)、7.24(t,1H)、7.3(s,
5H)、7.65(m,2H)、7.72(d,1
H)、7.86(m,1H)、8.54(d,1H)、
8.55(s,1H)、9.73(s,1H);元素分
析:実測値 C、73.7%;H、5.3%;N、1
1.5%;C22193S 計算値 C、73.9%;
H、5.4%;N、11.8%。
【0280】例 59 スクシニルジクロリド(0.207g)を、6−アミノ
−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.32
g)と、トリエチルアミン(0.128g)とトルエン
(5ml)との混合物に添加した。この混合物を撹拌
し、かつ還流下に2時間加熱した。この混合物を蒸発さ
せ、かつ残分を、塩化メチレンとメタノールとの極性が
次第に増大する混合物を溶離剤として使用することによ
りカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。こ
うして、4−(3′−メチルアニリノ)−6−(2,5
−ジオキソピロリジン−1−イル)キナゾリン(0.0
82g)、融点>150℃が得られた。
【0281】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、2.90(s,4H)、6.9
8(d,1H)、7.28(t,1H)、7.61
(d,2H)、7.75(m,1H)、7.88(d,
1H)、8.50(d,1H)、8.64(s,1
H)、9.95(s,1H);元素分析:実測値 C、
64.9%;H、5.2%;N、15.2%;C1916
42.0.4HCl.0.4CH3OH 計算値
C、64.8%;H、5.0%;N、15.6%。
【0282】例 60 3−クロロアセチルクロリド(0.473g)を、6−
アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(1
g)と、トリエチルアミン(0.423g)とDMF
(5ml)との混合物に添加した。この混合物を撹拌
し、かつ2時間で50℃に加熱した。この混合物を蒸発
させ、かつ残分を、塩化メチレンとメタノールとの極性
が次第に増大する混合物を溶離剤として使用することに
よりカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。
こうして、6−(2−クロロアセトアミド)−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.775
g)、融点>290℃が得られた。
【0283】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.32(s,3H)、4.33(s,2H)、6.9
4(d,1H)、7.25(t,1H)、7.6(m,
2H)、7.75(d,1H)、7.84(m,1
H)、8.50(s,1H)、8.68(d,1H)、
9.80(s,1H)、10.57(s,1H);元素
分析:実測値 C、62.6%;H、4.5%;N、1
7.1%;C1715ClN4O 計算値 C、62.5
%;H、4.6%;N、17.1%。
【0284】例 61 ナトリウムシアノホウ化水素(0.2g)を、6−アミ
ノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.5
g)と、ホルムアルデヒド(水中で37%の溶液、0.
8ml)とアセトニトリル(15ml)との混合物に少
量ずつ添加した。この混合物を、環境温度で45分間撹
拌した。この混合物を氷酢酸の添加によって中和し、か
つ蒸発させた。この残分を、塩化メチレンと2Nの水酸
化ナトリウム水溶液との間に分配した。有機相を乾燥さ
せ(MgSO4)、かつ蒸発させた。この残分を、塩化
メチレンとメタノールとの極性が次第に増大する混合物
を溶離剤として使用することによりカラムクロマトグラ
フィー処理によって精製した。こうして、6−ジメチル
アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.237g)、融点>200℃(分解)が得られ
た。
【0285】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.33(s,3H)、3.06(s,6H)、6.9
5(d,1H)、7.26(t,1H)、7.41
(s,1H)、7.48(d,1H)、7.6(m,2
H)、7.65(d,1H)、8.37(s,1H)、
9.5(s,1H);元素分析:実測値 C、71.2
%;H、6.3%;N、19.4%;C17184
0.4H2O 計算値 C、71.5%;H、6.6
%;N、19.6%。
【0286】例 62 DMAをDMFの代りに使用し、かつ反応混合物を4時
間で80℃に加熱したことを除いて、例39に記載され
たのと同様の方法を用いて、6−ヒドロキシ−4−
(3′−メチルアニリノ)キナゾリンを1,2−ジブロ
モエタンと反応させ、収率47%で6−(2−ブロモエ
トキシ)−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、
融点129〜135℃を生じた。
【0287】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、3.92(t,2H)、4.5
2(t,2H)、6.95(d,1H)、7.28
(t,1H)、7.53(m,1H)、7.63(m,
2H)、7.74(d,1H)、7.96(d,1
H)、8.49(s,1H)、9.52(s,1H);
元素分析:実測値 C、57.5%;H、4.2%;
N、11.5%;C1716BrN3O 計算値 C、5
7.0%;H、4.5%;N、11.7%。
【0288】例 63 2−ブロモエチルメチルエーテルを、1,2−ジブロモ
エタンの代りに使用したことを除いて、例62に記載さ
れた方法を繰返した。こうして、収率52%で6−(2
−メトキシエトキシ)−4−(3′−メチルアニリノ)
キナゾリン、融点177〜179℃が得られた。
【0289】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、3.36(s,3H)、3.7
6(t,2H)、4.29(t,2H)、6.95
(d,1H)、7.28(m,1H)、7.51(m,
1H)、7.62(s,1H)、7.65(d,1
H)、7.72(d,1H)、7.95(d,1H)、
8.49(s,1H);元素分析:実測値 C、69.
4%;H、6.2%;N、13.2%;C1819
32.0.1H2O 計算値 C、69.4%;H、
6.2%;N、13.5%。
【0290】例 64 ジメチルアミンガスを、DMA(5ml)中の6−(2
−ブロモエトキシ)−4−(3′−メチルアニリノ)キ
ナゾリン(0.237g)の撹拌溶液中に導入し、かつ
混合物を環境温度で16時間撹拌した。この混合物を蒸
発させ、かつ残分を、塩化メチレンとメタノールとの極
性が次第に増大する混合物を溶離剤として使用すること
によりカラムクロマトグラフィー処理によって精製し
た。こうして、6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−
4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリンヒドロブロミ
ド(0.177g)、融点83〜86℃が得られた。
【0291】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、2.5(s,6H)、3.09
(t,2H)、4.35(t,2H)、6.96(d,
1H)、7.29(m,1H)、7.50(m,1
H)、7.62(m,2H)、7.64(d,1H)、
7.98(d,1H)、8.49(s,1H)、9.5
4(s,1H);元素分析:実測値 C、56.6%;
H、5.9%;N、13.6%;C19224O.0.
1HBr 計算値 C、56.6%;H、5.7%;
N、13.9%。
【0292】例 65 シアン化ナトリウム(0.121g)およびトリエチル
アミン(0.303g)を、更に、6−ブロモメチル−
4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.3g)
とDMA(5ml)との混合物に添加した。この混合物
を、環境温度で16時間撹拌した。この混合物を蒸発さ
せ、かつ残分を、塩化メチレンと酢酸エチルとの極性が
次第に増大する混合物を溶離剤として使用することによ
りカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。こ
うして、固体としての6−シアノメチル−4−(3′−
メチルアニリノ)キナゾリン(0.084g)が得られ
た。
【0293】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、4.24(s,2H)、6.9
8(d,1H)、7.29(t,1H)、7.61
(m,2H)、7.83(s,2H)、8.56(s,
1H)、8.62(s,1H);元素分析:実測値
C、72.7%;H、4.9%;N、19.6%;C17
144.0.33H2O 計算値 C、72.8%;
H、5.2%;N、20.0%。
【0294】例 66 ジ−(1−イミダゾリル)ケトン(0.421g)を、
7−カルボキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾ
リン(0.558g)と、THF(40ml)とDMF
(20ml)との混合物に添加した。この混合物を撹拌
し、かつ90分間で40℃に加熱した。この混合物を5
℃に冷却し、かつジメチルアミンを40分間で該混合物
中に導入した。この混合物を蒸発させ、かつ残分を水の
下に磨砕した。こうして得られた固体を単離し、かつ乾
燥させた。こうして、7−(N,N−ジメチルカルバモ
イル)−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.55g)、融点207〜209℃が得られた。
【0295】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
CD3CO2D)2.35(s,3H)、2.96
(s,3H)、3.07(s,3H)、7.04(d,
1H)、7.32(t,1H)、7.63(m,1
H)、7.66(s,2H)、7.82(d,1H)、
8.60(d,1H)、8.64(s,1H);元素分
析:実測値 C、69.6%;H、5.8%;N、1
8.1%;C18184.0.2H2O 計算値 C、6
9.8%;H、5.9%;N、18.1%。
【0296】例 67 例1に記載されたのと同様の方法を用いて、4−クロロ
−6−モルホリノキナゾリンを3−メチルアニリンと反
応させ、収率76%で4−(3′−メチルアニリノ)−
6−モルホリノキナゾリンヒドロクロリド、融点276
〜278℃を生じた。
【0297】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.38(s,3H)、3.41(m,4H)、3.8
2(m,4H)、7.18(d,1H)、7.38
(m,1H)、7.48(s,1H)、7.50(d,
1H)、7.87(s,2H)、8.08(s,1
H)、8.75(s,1H);元素分析:実測値 C、
63.9%;H、6.0%;N、15.4%;C1920
4O.1HCl 計算値 C、64.1%;H、5.
9%;N、15.8%。
【0298】出発物質として使用された4−クロロ−6
−モルホリノキナゾリンは、次のようにして得られた:
5−クロロ−2−ニトロ安息香酸(20.2g)とモル
ホリン(50ml)との混合物を撹拌し、かつ還流下に
3時間加熱した。この混合物を、蒸発させた。水(10
0ml)を添加し、かつ混合物を濃厚な塩酸の添加によ
ってpH2に酸性化した。沈澱物を単離し、水で洗浄
し、かつ乾燥させた。こうして、2−ニトロ−5−モル
ホリノ安息香酸(24.3g)が得られた。
【0299】こうして得られた物質の少量(10g)
と、木炭上の10%パラジウム触媒(1g)とDMA
(150ml)との混合物を40℃に加熱し、かつ水素
雰囲気下に4時間撹拌した。この混合物を濾過し、かつ
瀘液を蒸発させた。この残分を、ジエチルエーテルの下
に磨砕し、5−モルホリノアントラニル酸(6.05
g)を生じた。
【0300】こうして得られた物質の少量(5.5g)
とホルムアミド(20ml)との混合物を撹拌し、かつ
4時間で170℃に加熱した。この混合物を環境温度に
冷却し、かつ沈澱物を単離し、更に、ホルムアミドと、
酢酸エチルとジエチルエーテルとで洗浄し、かつ乾燥さ
せた。こうして、6−モルホリノキナゾリン−4−オン
(4.8g)、融点270〜273℃が得られた。
【0301】塩化ホスホリル(0.664g)を、6−
モルホリノキナゾリン(0.5)gと、N,N−ジメチ
ルアニリン(0.471g)とトルエン(10ml)と
の撹拌混合物に添加した。この混合物を、還流下に1時
間加熱した。この混合物を環境温度に冷却し、トルエン
(25ml)で希釈し、かつ希薄な塩化アンモニウム水
溶液で抽出した。有機相を乾燥させ(MgSO4)、か
つ蒸発させた。この残分を、塩化メチレンと酢酸エチル
との極性が次第に増大する混合物を溶離剤として使用す
ることによりカラムクロマトグラフィー処理によって精
製した。こうして、固体としての4−クロロ−6−モル
ヒリノキナゾリン(0.52g)が得られた。
【0302】例 68 4−クロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン(0.44
9g)と、1,3−フェニレンジアミン(0.433
g)とTHF(16ml)との混合物を撹拌し、かつ還
流下に20時間加熱した。この混合物を、環境温度に冷
却した。沈澱物を単離し、ジエチルエーテルで洗浄し、
かつ乾燥させた。こうして、4−(3′−アミノアニリ
ノ)−6,7−ジメトキシキナゾリンヒドロクロリド
(0.367g)、融点242〜243℃が得られた。
【0303】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
3.97(s,3H)、4.0(s,3H)、6.64
(m,1H)、6.95(d,1H)、7.02(d,
1H)、7.16(t,1H)、7.87(s,1
H)、8.25(s,1H)、8.72(s,1H)、
10.99(幅広s,1H);元素分析:実測値 C5
7.6%;H、5.0%;N、16.4%;C1616
42.1HCl.0.1H2O 計算値 C、57.4
%;H、5.2%;N、16.7%。
【0304】例 69 例68に記載されのと同様の方法を用いて、4−クロロ
−6,7−ジメトキシキナゾリンを3−アミノフェノー
ルと反応させ、収率92%で4−(3′−ヒドロキシア
ニリノ)−6,7−ジメトキシキナゾリン、融点256
〜257℃を生じた。
【0305】NMRスペクトル:3.98(s,3
H)、4.02(s,3H)、6.75(m,1H)、
7.12(d,1H)、7.14(d,1H)、7.2
5(t,1H)、7.42(s,1H)、8.37
(s,1H)、8.80(s,1H)、9.5(幅広の
膨張,1H)、11.4(幅広s,1H);元素分析:
実測値 C、57.1%;H、4.8%;N、12.1
%;C161533.1HCl.0.25H2O 計算
値 C、56.8%;H、4.9%;N、12.4%。
【0306】例 70 4−クロロ−6−ピペリジノキナゾリン(0.371
g)と、3,4−ジクロロアニリン(0.243g)
と、イソプロパノール(3ml)とTHF(4ml)と
の混合物を撹拌し、かつ還流下に3時間加熱した。この
混合物を、環境温度に冷却した。沈澱物を単離し、TH
Fおよびジエチルエーテルで洗浄し、かつ乾燥させた。
こうして、4−(3′,4′−ジクロロアニリノ)−6
−ピペリジノキナゾリンヒドロクロリド(0.331
g、54%)、融点>280℃が得られた。
【0307】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
1.68(m,6H)、3.49(m,4H)、7.7
〜8.0(m,5H)、8.13(s,1H)、8.8
1(s,1H);元素分析:実測値 C、56.4%;
H、4.7%;N、13.6%;C1918Cl24
0.9HCl 計算値 C、56.3%;H、4.7
%;N、13.8%。
【0308】出発物質として使用された4−クロロ−6
−ピぺリジノキナゾリンは、次のようにして得られた:
5−クロロ−2−ニトロ安息香酸(13.7g)と、ピ
ペリジン(27ml)とDMA(100ml)との混合
物を撹拌し、かつ18時間で120℃に加熱した。この
混合物を、蒸発させた。残分を水中に溶解し、かつ溶液
を2Nの水酸化ナトリウム水溶液の添加によってpH1
0に塩基性化した。この溶液を、酢酸エチルで抽出し
た。水層を濃厚な塩酸の添加によってpH2に酸性化
し、かつ酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥させ(M
gSO4)、かつ蒸発させ、2−ニトロ−5−ピペリジ
ノ安息香酸(16.25g)、融点130〜140℃を
生じた。
【0309】こうして得られた物質の少量(10g)
と、木炭上の10%パラジウム触媒(1g)とDMA
(150ml)との混合物を40℃に加熱し、かつ水素
雰囲気下に4時間撹拌した。この混合物を濾過し、かつ
瀘液を蒸発させた。こうして、油としての5−ピペリジ
ノアントラニル酸(12.1g)が得られ、これを、更
に精製せずに使用した。
【0310】こうして得られた物質とホルムアミド(5
0ml)との混合物を撹拌し、かつ90分間で170℃
に加熱した。この混合物を、環境温度に冷却した。沈澱
物を単離し、ホルムアミドおよびジエチルエーテルで洗
浄し、かつ乾燥させた。こうして、6−ピペリジノキナ
ゾリン−4−オン(5.95g)、融点160〜166
℃が得られた。
【0311】塩化ホスホリル(5.37g)を、6−ピ
ペリジノキナゾリン(4g)と、N,N−ジメチルアニ
リン(3.81g)とトルエン(70ml)との撹拌混
合物に添加した。この混合物を、還流下に2時間加熱し
た。この混合物を環境温度に冷却し、トルエン(80m
l)で希釈し、かつ希薄な塩化アンモニウム水溶液で抽
出した。有機相を乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発さ
せた。この残分を、塩化メチレンと酢酸エチルとの極性
が次第に増大する混合物を溶離剤として使用することに
よりカラムクロマトグラフィー処理によって精製した。
こうして、固体としての4−クロロ−6−ピペリジノキ
ナゾリン(2.01g)が得られた。
【0312】例 71 7−メチルアミノ−4−(3′−メチルアニリノ)−6
−ニトロキナゾリン(1g)と、木炭上の10%パラジ
ウム触媒(0.1g)とDMA(20ml)との混合物
を撹拌し、かつ水素雰囲気下に3時間で50℃に加熱し
た。この混合物を環境温度に冷却し、かつ濾過した。こ
の瀘液を蒸発させ、かつ残分を塩化メチレンおよび水酸
化アンモニウム水溶液に分配した。有機相を乾燥させ
(MgSO4)、かつ蒸発させた。この残分を、塩化メ
チレンとメタノールとの極性が次第に増大する混合物を
溶離剤として使用することによりカラムクロマトグラフ
ィー処理によって精製した。こうして、6−アミノ−7
−メチルアミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾ
リン(0.056g、6%)、融点229〜232℃が
得られた。
【0313】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.31(s,3H)、2.86(d,3H)、5.1
0(幅広s,2H)、5.98(幅広s,1H)、6.
65(s,1H)、6.84(d,1H)、7.20
(m,1H)、7.32(s,1H)、7.60(d,
1H)、7.62(s,1H)、8.29(s,1
H)、9.10(幅広s,1H);元素分析:実測値
C、65.9%;H、5.8%;N、23.8%;C16
175.0.1H2O.0.15CH2Cl2 計算値
C、66.2%;H、5.9%;N、23.7%。
【0314】出発物質として使用された7−メチルアミ
ノ−4−(3′−メチルアニリノ)−6−ニトロキナゾ
リンは、次のようにして得られた:7−クロロ−4−
(3′−メチルアニリノ)−6−ニトロキナゾリン(1
0.5g)と、メチルアミンのエタノール溶液(30%
重量/容量;100ml)とエタノール(100ml)
との混合物を、環境温度で16時間撹拌した。この混合
物を蒸発させ、必要とされた出発物質を生じ、これを、
更に精製せずに使用した。
【0315】例 72 亜硝酸第三ブチル(0.051g)を、6−アミノ−4
−(3′−メチルアニリノ)−7−モルホリノキナゾリ
ン(0.167g)と、65℃に加熱しておいたDMF
(5ml)との混合物に添加した。この混合物を、30
分間で65℃に加熱した。亜硝酸第三ブチルの2回目の
量(0.051g)を添加し、かつ混合物を環境温度で
65時間撹拌した。この混合物を蒸発させ、かつ残分
を、メタノールと、水とトリフルオロ酢酸との混合物6
0:40:0.2を溶離剤として使用することにより逆
相カラムクロマトグラフィー処理によって精製した。こ
うして、4−(3′−メチルアニリノ)−7−モルホリ
ノキナゾリン(0.066g、41%)、融点227〜
229℃が得られた。
【0316】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.33(s,3H)、3.50(m,4H)、3.8
2(m,4H)、6.93(d,1H)、7.14
(d,1H)、7.56(d,1H)、7.57(s,
1H)、7.59(m,1H)、8.49(d,1
H)、8.75(s,1H)、10.93(幅広s,1
H)。
【0317】出発物質として使用された6−アミノ−4
−(3′−メチルアニリノ)−7−モルホリノキナゾリ
ンは、次のようにして得られた。
【0318】7−クロロ−4−(3′−メチルアニリ
ノ)−6−ニトロキナゾリン(1g)とモルホリン
(0.306ml)との混合物を撹拌し、かつ3時間で
70℃に加熱した。この混合物を蒸発させ、かつ残分を
塩化メチレンの下に磨砕した。こうして、4−(3′−
メチルアニリノ)−7−モルホリノ−6−ニトロキナゾ
リン(1.02g)、融点212〜215℃が得られ
た。
【0319】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、3.11(t,4H)、3.7
4(t,4H)、6.97(d,1H)、7.28
(t,1H)、7.31(s,1H)、7.62(s,
1H)、7.64(d,1H)、7.62(s,1
H)、7.64(d,1H)、8.58(s,1H)、
9.19(s,1H)、9.90(幅広s,1H);元
素分析:実測値 C、55.7%;H、16.4%;
N、4.7%;C191953.0.73CH2Cl2
計算値 C、55.4%;H、16.4%;N、4.6
%。
【0320】反応を環境温度で行ったことを除いて、例
70に記載されたのと同様の方法を用いて、4−(3′
−メチルアニリノ)−7−モルホリノ−6−ニトロキナ
ゾリンを還元して、収率48%で6−アミノ−4−
(3′−メチルアニリノ)−7−モルホリノキナゾリ
ン、融点211〜213℃を生じた。
【0321】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.32(s,3H)、2.98(m,4H)、3.8
4(m,4H)、5.24(幅広s,2H)、6.92
(d,1H)、7.18(s,1H)、7.25(t,
1H)、7.52(s,1H)、7.62(d,2
H)、8.38(s,1H)、9.37(幅広s,1
H);元素分析:実測値 C、67.7%;H、6.4
%;N、20.5%;C19215O 計算値 C、6
8.0%;H、6.3%;N、20.9%。
【0322】例 73 反応混合物を還流下に2時間加熱したことを除いて、例
1に記載されたのと同様の方法を用いて、適当な4−ク
ロロキナゾリンを適当なアニリンと反応させ、塩酸塩と
して(別記しない限り)、次の表に記載された化合物、
陽子磁気共鳴分光分析および元素分析によって確認され
た構造が得られた。
【0323】
【表4】
【0324】註 a. 最初に塩酸塩として得られた生成物を、次のよう
に相応する遊離塩基に変換した。この塩を、塩化メチレ
ンと1Nの水酸化ナトリウム水溶液との混合物で処理し
た。この混合物を濾過し、こうして単離された固体を塩
化メチレンとメタノールとの混合物10:1で洗浄し、
かつ乾燥させた。こうして必要とされた遊離塩基、融点
>240℃が得られた;NMRスペクトル:(CD3
OCD3)3.97(s,3H)、4.0(s,3
H)、7.22(s,1H)、7.55(m,1H)、
7.62(m,1H)、7.83(s,1H)、8.1
6(m,1H)、8.38(m,1H)、8.56
(s,1H)、9.67(幅広s,1H);元素分析:
実測値 C、66.0%;H、4.6%;N、18.0
%;C171442.0.2H2O 計算値 C、6
5.9%;H、4.7%;N、18.1%。
【0325】b. 生成物は、次の分析データ:実測値
C、58.3%;H、5.0%;N、11.2%;C
181733.1HCl.0.5H2O 計算値 C、
58.6%;H、5.2%;N、11.4%;および次
の特性NMRデータを生じた:2.62(s,3H)、
3.99(s,3H)、4.04(s,3H)、7.4
3(s,1H)、7.62(m,1H)、7.90
(m,1H)、8.05(m,1H)、8.29(m,
1H)、8.47(s,1H)、8.84(s,1
H)、11.74(幅広s,1H)。
【0326】c. 最初に塩酸塩として得られた生成物
を、次のように相応する遊離塩基に変換した。有機相を
塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、かつ乾燥させ
た。この残分を、塩化メチレンとメタノールとの混合物
19:1を溶離剤として使用することによりカラムクロ
マトグラフィー処理によって精製した。こうして、必要
とされた遊離塩基、融点>240℃が得られた。
【0327】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
3.82(s,6H)、7.05〜7.35(m,3
H)、7.72(s,1H)、8.21(s,1H)、
9.34(幅広s,1H);元素分析:実測値 C、6
0.6%;H、4.1%;N、13.4%;C1613
232 計算値 C、60.6%;H、4.1%;
N、13.2%。
【0328】d. 生成物は、次の分析データ:実測値
C、67.8%;H、6.9%;N、15.3%;C
20224.1.03HCl 計算値 C、67.4
%;H、6.5%;N、15.7%;および次の特性N
MRデータを生じた:(CD3SOCD3)1.63
(m,6H)、2.35(s,3H)、3.45(m,
4H)、7.13(d,1H)、7.36(m,1
H)、7.45(m,2H)、7.75(d,1H)、
7.84(m,1H)、8.69(s,1H)、8.8
8(d,1H)、11.2(幅広s,1H)。
【0329】例 74 4−クロロ−6,7−ジメトキシキナゾリン(0.67
4g)と1,2−フェニレンジアミン(0.649g)
とTHF(24ml)との混合物を撹拌し、かつ還流下
に40時間加熱した。この混合物を、環境温度に冷却し
た。沈澱物を単離し、ジエチルエーテルで洗浄し、かつ
乾燥させた。こうして、4−(2′−アミノアニリノ)
−6,7−ジメトキシキナゾリンヒドロクロリド(0.
83g、83%)、融点241〜243℃が得られた。
【0330】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
3.98(s,6H)、6.68(m,1H)、6.8
7(d,1H)、7.12(m,2H)、7.40
(s,1H)、8.29(s,1H)、8.68(s,
1H)、11.05(幅広s,1H);元素分析:実測
値 C、57.9%;H、5.2%;N、16.6%;
161642.1HCl 計算値 C、57.7%;
H、5.15%;N、16.8%。
【0331】例 75 例74に記載されたのと同様の方法を用いて、4−クロ
ロ−6,7−ジメトキシキナゾリンを1,4−フェニレ
ンジアミンと反応させ、収率85%で4−(4′−アミ
ノアニリノ)−6,7−ジメトキシキナゾリンヒドロク
ロリド、融点274〜276℃が得られた。
【0332】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
3.95(s,3H)、3.98(s,3H)、6.7
5(d,2H)、7.35(s,1H)、7.38
(d,2H)、8.25(s,1H)、8.67(s,
1H)、11.05(幅広s,1H);元素分析:実測
値 C、57.6%;H、5.0%;N、16.9%;
161642.1HCl 計算値 C、57.7%;
H、5.15%;N、16.8%。
【0333】例 76 ナトリウムシアノホウ化水素(0.013g)を、6−
アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.5g)と、ホルムアルデヒド(水中で37%の溶
液、0.16ml)とDMA(5ml)との混合物に添
加した。この混合物を、環境温度で1時間撹拌した。こ
の混合物を、氷酢酸の添加によって中和した。この混合
物を蒸発させ、かつ残分を、塩化メチレンとメタノール
との極性が次第に増大する混合物を溶離剤として使用す
ることによりカラムクロマトグラフィー処理によって精
製した。こうして、6−メチルアミノ−4−(3′−メ
チルアニリノ)キナゾリン(0.15g、28%)、融
点99〜102℃が得られた。
【0334】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.34(s,3H)、2.85(d,3H)、6.3
2(q,1H)、6.96(d,1H)、7.20
(d,1H)、7.28(m,2H)、7.54(d,
1H)、7.6(m,2H)、8.48(s,1H)、
9.52(幅広s,1H);元素分析:実測値 C、7
0.8%;H、5.9%;N、20.5%;C1616
4.0.4H2O 計算値 C、70.7%;H、6.2
%;N、20.6%。
【0335】例 77 6−アミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
(0.05g)と、ベンズアルデヒド(0.02ml)
とメタノール(5ml)との混合物を撹拌し、かつ還流
下に1時間加熱した。この混合物を環境温度に冷却し、
かつナトリウムホウ化水素(0.0076g)を少量ず
つ添加した。この混合物を、環境温度で16時間撹拌し
た。この混合物を蒸発させ、かつ残分を、塩化メチレン
と酢酸エチルとの混合物4:1を溶離剤として使用する
ことによりカラムクロマトグラフィー処理によって精製
した。こうして、6−ベンジルアミノ−4−(3′−メ
チルアニリノ)キナゾリン(0.068g)が得られ
た。
【0336】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.35(s,3H)、4.36(d,1H)、6.6
7(t,1H)、6.93(d,1H)、7.2〜7.
7(m,11H)、8.33(s,1H)、9.26
(幅広s,1H);元素分析:実測値 C、77.3
%;H、6.1%;N、16.0%;C22204
0.125H2O 計算値 C、77.1%;H、5.
9%;N、16.4%。
【0337】例 78 DMA(3ml)をジメチルアミンガスで飽和させ、か
つ6−(2−クロロアセトアミド)−4−(3′−メチ
ルアニリノ)キナゾリン(0.2g)を添加した。この
混合物を、環境温度で18時間撹拌した。この混合物を
蒸発させ、かつ残分を、塩化メチレンとメタノールとの
極性が次第に増大する混合物を溶離剤として使用するこ
とによりカラムクロマトグラフィー処理によって精製し
た。こうして、6−(2−ジメチルアミノアセトアミ
ド)−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン(0.
127g、62%)、融点146〜148℃が得られ
た。
【0338】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.32(s,9H)、3.14(s,2H)、6.9
4(d,1H)、7.26(t,1H)、7.65
(m,2H)、7.75(d,1H)、8.13(m,
1H)、8.53(s,1H)、8.61(d,1
H)、9.64(幅広s,1H)、9.89(幅広s,
1H);元素分析:実測値 C、67.7%;H、6.
5%;N、20.6%;C19215O 計算値 C、
68.0%;H、6.3%;N、20.9%。
【0339】例 79 例11に記載されたのと同様の方法を用いて、4(3′
−アミノアニリノ)−6,7−ジメトキシキナゾリンヒ
ドロクロリドを、無水酢酸と反応させた。この粗製生成
物を、塩化メチレンと、メタノールとアンモニアとの混
合物150:8:1を溶離剤として使用することにより
カラムクロマトグラフィー処理によって精製した。こう
して、収率47%で4−(3′−アセトアミドアニリ
ノ)6,7−ジメトキシキナゾリン、融点252〜25
5℃が得られた。
【0340】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
2.06(s,3H)、3.94(s,3H)、3.9
6(s,3H)、7.18(s,1H)、7.27〜
7.35(m,2H)、7.45(m,1H)、7.8
7(s,1H)、8.06(s,1H)、8.45
(s,1H)、9.5(幅広s,1H)、9.9(幅広
s,1H);元素分析:実測値 C、62.9%;H、
5.5%;N、16.1%;C181843.0.25
2O 計算値 C、63.1%;H、5.4%;N、
16.3%。
【0341】例 80 4−(3′−アミノアニリノ)−6,7−ジメトキシキ
ナゾリンヒドロクロリド(0.083g)と、塩化ベン
ゾイル(0.042g)と、トリエチルアミン(0.1
01g)とDMF(1.5ml)との混合物を、環境温
度で20時間撹拌した。この混合物を蒸発させ、かつ残
分を、塩化メチレンと、メタノールとアンモニアとの混
合物100:8:1を溶離剤として使用することにより
カラムクロマトグラフィー処理によって精製した。こう
して、4−(3′−ベンズアミドアニリノ)−6,7−
ジメトキシキナゾリン(0.15g、15%)、融点2
39〜242℃が得られた。
【0342】NMRスペクトル:(CD3SOCD3
3.92(s,3H)、3.96(s,3H)、7.1
8(s,1H)、7.34(t,1H)、7.45〜
7.63(m,5H)、7.87(s,1H)、7.9
6(m,2H)、8.26(t,1H)、8.45
(s,1H)、9.52(幅広s,1H)、10.29
(幅広s,1H);元素分析:実測値 C、65.9
%;H、5.3%;N、13.0%;C232043
0.3CH3OH.0.75H2O 計算値 C、66.
1%;H、5.4%;N、13.2%。
【0343】例 81 次のものは、ヒトにおける治療または予防の使用のため
の式Iの化合物またはその製薬学的に認容性の塩(この
後の化合物X)を含有する代表的な製薬学的投薬量を説
明する: (a) 錠剤 I mg/錠剤 化合物 X 100 ラクトース Ph.Eur 182.75 クロスカルメロースナトリウム 12.0 トウモロコシスターチペースト(5% w/v ペースト)2.25 ステアリン酸マグネシウム 3.0 (b) 錠剤 II mg/錠剤 化合物 X 50 ラクトース Ph.Eur 223.75 クロスカルメロースナトリウム 6.0 トウモロコシスターチ 15.0 ポリビニルピロリドン (5% w/v ペースト)2.25 ステアリン酸マグネシウム 3.0 (c) 錠剤 III mg/錠剤 化合物 X 1.0 ラクトース Ph.Eur 93.25 クロスカルメロースナトリウム 4.0 トウモロコシスターチペースト(5% w/v ペースト)0.75 ステアリン酸マグネシウム 1.0 (d) カプセル剤 mg/カプセル剤 化合物 X 10 ラクトース Ph.Eur 488.5 ステアリン酸マグネシウム 1.5 (e) 注射液 I (50mg/ml) 化合物 X 5.0% w/v 1Mの水酸化ナトリウム溶液 0.1Mの塩酸(pHを7.6に調節するため)15.0% w/v ポリエチレングリコール 400 4.5% w/v 注射用の水、100%になるまでの添加量 (f) 注射液 II (10mg/ml) 化合物 X 1.0% w/v 燐酸ナトリウム BP 3.6% w/v 0.1Mの水酸化ナトリウム溶液 15.0% w/v 注射用の水、100%になるまでの添加量 (g) 注射液 III (1mg/ml、pH6に緩衝剤で処理される) 化合物 X 0.1 % w/v 燐酸ナトリウム BP 2.26% w/v クエン酸 0.38% w/v ポリエチレングリコール 400 3.5 % w/v 注射用の水、100%になるまでの添加量 註 上記配合物は、製薬学の文献でよく知られている常法に
よって得ることができる。錠剤(a)〜(c)は、例え
ば酢酸フタル酸セルロースの被膜を得るための常法によ
って、腸溶性に被覆することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 239/94 A61K 31/505 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 〔式中、mは、1、2または3を表し、Rは、それぞ
    れ独立にヒドロキシ基、アミノ基、カルボキシ基、カル
    バモイル基、ウレイド基、C〜Cアルコキシカルボ
    ニル基、N−C〜Cアルキルカルバモイル基、N,
    N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル基、ヒド
    ロキシアミノ基、C〜Cアルコキシアミノ基、C
    〜Cアルカノイルオキシアミノ基、トリフルオロメト
    キシ基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ
    基、C〜Cアルキレンジオキシ基、C〜Cアル
    キルアミノ基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ基、
    ピロリドン−1−イル基、ピペリジノ基、モルホリノ
    基、ピペラジン−1−イル基、4−C〜Cアルキル
    ピペラジン−1−イル基、C〜Cアルキルチオ基、
    〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキ
    ルスルホニル基、ハロゲン−C〜Cアルキル基(ト
    リフルオロメチルを除く)、ヒドロキシ−C〜C
    ルキル基、C〜Cアルカノイルオキシ−C〜C
    アルキル基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキ
    ル基、カルボキシ−C〜Cアルキル基、C〜C
    アルコキシカルボニル−C〜Cアルキル基、カルバ
    モイル−C〜Cアルキル基、N−C〜Cアルキ
    ルカルバモイル−C〜Cアルキル基、N,N−ジ−
    [C〜Cアルキル]カルバモイル−C〜Cアル
    キル基、アミノ−C〜Cアルキル基、C〜C
    ルキルアミノ−C〜Cアルキル基、ジ−[C〜C
    アルキル]アミノ−C〜Cアルキル基、ピペリジ
    ノ−C〜Cアルキル基、モルホリノ−C〜C
    ルキル基、ピペラジン−1−イル−C〜Cアルキル
    基、4−C〜Cアルキルピペラジン−1−イル−C
    〜Cアルキル基、ヒドロキシ−C〜Cアルコキ
    シ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ−C
    〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基、ヒドロキ
    シ−C〜Cアルキルアミノ−C〜Cアルキル
    基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキルアミノ
    −C〜Cアルキル基、C〜Cアルキルチオ−C
    〜Cアルキル基、ヒドロキシ−C〜Cアルキル
    チオ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ−
    〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル基、フェ
    ノキシ−C〜Cアルキル基、アニリノ−C〜C
    アルキル基、フェニルチオ−C〜Cアルキル基、シ
    アノ−C〜Cアルキル基、ハロゲン−C〜C
    ルコキシ基、ヒドロキシ−C〜Cアルコキシ基、C
    〜Cアルカノイルオキシ−C〜Cアルコキシ
    基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルコキシ基、
    カルボキシ−C〜Cアルコキシ基、C〜Cアル
    コキシカルボニル−C〜Cアルコキシ基、カルバモ
    イル−C〜Cアルコキシ基、N−C〜Cアルキ
    ルカルバモイル−C〜Cアルコキシ基、N,N−ジ
    −[C〜Cアルキル]カルバモイル−C〜C
    ルコキシ基、アミノ−C〜Cアルコキシ基、C
    アルキルアミノ−C〜Cアルコキシ基、ジ−
    [C〜Cアルキル]アミノ−C〜Cアルコキシ
    基、C〜Cアルカノイルオキシ基、ヒドロキシ−C
    〜Cアルカノイルオキシ基、C〜Cアルコキシ
    −C〜Cアルカノイルオキシ基、フェニル−C
    アルコキシ基、フェノキシ−C〜Cアルコキシ
    基、アニリノ−C〜Cアルコキシ基、フェニルチオ
    −C〜Cアルコキシ基、ピペリジノ−C〜C
    ルコキシ基、モルホリノ−C〜Cアルコキシ基、ピ
    ペラジン−1−イル−C〜Cアルコキシ基、4−C
    〜Cアルキルピペラジン−1−イル−C〜C
    ルコキシ基、ハロゲン−C〜Cアルキルアミノ基、
    ヒドロキシ−C〜Cアルキルアミノ基、C〜C
    アルカノイルオキシ−C〜Cアルキルアミノ基、C
    〜Cアルコキシ−C〜Cアルキルアミノ基、カ
    ルボキシ−C〜Cアルキルアミノ基、C〜C
    ルコキシカルボニル−C〜Cアルキルアミノ基、カ
    ルバモイル−C〜Cアルキルアミノ基、N−C
    アルキルカルバモイル−C〜Cアルキルアミノ
    基、N,N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル
    −C〜Cアルキルアミノ基、アミノ−C〜C
    ルキルアミノ基、C〜Cアルキルアミノ−C〜C
    アルキルアミノ基、ジ−[C〜Cアルキル]アミ
    ノ−C〜Cアルキルアミノ基、フェニル−C〜C
    アルキルアミノ基、フェノキシ−C〜Cアルキル
    アミノ基、アニリノ−C〜Cアルキルアミノ基、フ
    ェニルチオ−C〜Cアルキルアミノ基、C〜C
    アルカノイルアミノ基、C〜Cアルコキシカルボニ
    ルアミノ基、C〜Cアルキルスルホニルアミノ基、
    ベンズアミド基、ベンゼンスルホンアミド基、3−フェ
    ニルウレイド基、2−オキソピロリジン−1−イル基、
    2,5−ジオキソピロリジン−1−イル基、ハロゲン−
    〜Cアルカノイルアミノ基、ヒドロキシ−C
    アルカノイルアミノ基、C〜Cアルコキシ−C
    〜Cアルカノイルアミノ基、カルボキシ−C〜C
    アルカノイルアミノ基、C〜Cアルコキシカルボ
    ニル−C〜Cアルカノイルアミノ基、カルバモイル
    −C〜Cアルカノイルアミノ基、N−C〜C
    ルキルカルバモイル−C〜Cアルカノイルアミノ
    基、N,N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル
    −C〜Cアルカノイルアミノ基、アミノ−C〜C
    アルカノイルアミノ基、C〜Cアルキルアミノ−
    〜Cアルカノイルアミノ基またはジ−[C〜C
    アルキル]アミノ−C〜Cアルカノイルアミノ基
    を表し、この場合、記載されたベンズアミド置換基また
    はベンゼンスルホンアミド置換基または任意のアニリノ
    基、フェノキシ基またはフェニル基は、置換基Rの中
    で、1個または2個のハロゲン置換基、C〜Cアル
    キル置換基またはC〜Cアルコキシ置換基を選択的
    に有してもよく;nは、1または2を表し、Rは、そ
    れぞれ独立に水素原子、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、
    トリフルオロメチル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ
    基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、
    〜Cアルキルアミノ基、ジ−[C〜Cアルキ
    ル]アミノ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜C
    アルキルスルフィニル基またはC〜Cアルキルスル
    ホニル基を表し; この場合、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6−メトキシキナゾリン、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7−メチレンジオキシキナゾリン、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7,8−トリメトキシキナゾリン、 4−(4′−メトキシアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 8−ヒドロキシ−4−(4′−メトキシアニリノ)キナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−ヒドロキシキナゾリン、 6−アミノ−4−(4′−アミノアニリノ)キナゾリン、 4−アニリノ−6−メチルキナゾリンまたはこれらの塩
    酸塩および4−アニリノ−6,7−ジメトキシ−キナゾ
    リンまたはその塩酸塩は除くものとする〕で示される、
    キナゾリン誘導体またはこれらの製薬学的に認容性の
    塩。
  2. 【請求項2】 付加的にRが、C〜Cアルカノイ
    ルアミノ基、ベンズアミド基またはC〜Cアルカノ
    イル基を表し、この場合、記載されたベンズアミド基
    は、場合によっては、ハロゲン置換基、C〜Cアル
    キル置換基またはC〜Cアルコキシ置換基1個また
    は2個を有していてもよい、請求項1記載の式Iのキナ
    ゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩。
  3. 【請求項3】 mが、1、2または3を表し、Rが、
    それぞれ独立にヒドロキシ基、アミノ基、カルボキシ
    基、カルバモイル基、ウレイド基、C〜Cアルコキ
    シカルボニル基、N−C〜Cアルキルカルバモイル
    基、N,N−ジ−[C〜Cアルキル]カルバモイル
    基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、
    〜Cアルキレンジオキシ基、C〜Cアルキル
    アミノ基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ基、C
    〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニ
    ル基、C〜Cアルキルスルホニル基、ハロゲン−C
    〜Cアルキル基(トリフルオロメチルを除く)、ヒ
    ドロキシ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルカノ
    イルオキシ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルコ
    キシ−C〜Cアルキル基、カルボキシ−C〜C
    アルキル基、C〜Cアルコキシカルボニル−C
    アルキル基、カルバモイル−C〜Cアルキル
    基、N−C〜Cアルキルカルバモイル−C〜C
    アルキル基、N、N−ジ−[C〜Cアルキル]−カ
    ルバモイル−C〜Cアルキル基、アミノ−C〜C
    アルキル基、C〜Cアルキルアミノ−C〜C
    アルキル基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ−C
    〜Cアルキル基、ピペリジノ−C〜Cアルキル
    基、モルホリノ−C〜Cアルキル基、ピペラジン−
    1−イル−C〜Cアルキル基、4−C〜Cアル
    キルピペラジン−1−イル−C〜Cアルキル基、ヒ
    ドロキシ−C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル
    基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルコキシ−C
    〜Cアルキル基、ヒドロキシ−C〜Cアルキル
    アミノ−C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ
    −C〜Cアルキルアミノ−C〜Cアルキル基、
    〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル基、ヒド
    ロキシ−C〜Cアルキルチオ−C〜Cアルキル
    基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルキルチオ−
    〜Cアルキル基、ハロゲン−C〜Cアルコキ
    シ基、ヒドロキシ−C〜Cアルコキシ基、C〜C
    アルカノイルオキシ−C〜Cアルコキシ基、C
    〜Cアルコキシ−C〜Cアルコキシ基、カルボキ
    シ−C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルコキシカ
    ルボニル−C〜Cアルコキシ基、カルバモイル−C
    〜Cアルコキシ基、N−C〜Cアルキルカルバ
    モイル−C〜Cアルコキシ基、N、N−ジ−[C
    〜Cアルキル]カルバモイル−C〜Cアルコキシ
    基、アミノ−C〜Cアルコキシ基、C〜Cアル
    キルアミノ−C〜Cアルコキシ基、ジ−[C〜C
    アルキル]アミノ−C〜Cアルコキシ基、ハロゲ
    ン−C〜Cアルキルアミノ基、ヒドロキシ−C
    アルキルアミノ基、C〜Cアルカノイルオキシ
    −C〜Cアルキルアミノ基、C〜Cアルコキシ
    −C〜Cアルキルアミノ基、カルボキシ−C〜C
    アルキルアミノ基、C〜Cアルコキシカルボニル
    −C〜Cアルキルアミノ基、カルバモイル−C
    アルキルアミノ基、N−C〜Cアルキルカルバ
    モイル−C〜Cアルキルアミノ基、N、N−ジ−
    [C〜Cアルキル]カルバモイル−C〜Cアル
    キルアミノ基、アミノ−C〜Cアルキルアミノ基、
    〜Cアルキルアミノ−C〜Cアルキルアミノ
    基、ジ−[C〜Cアルキル]アミノ−C〜C
    ルキルアミノ基、C〜Cアルカノイルアミノ基、C
    〜Cアルコキシカルボニルアミノ基、C〜C
    ルキルスルホニルアミノ基、ベンズアミド基、ベンゼン
    スルホンアミド基、ハロゲン−C〜Cアルカノイル
    アミノ基、ヒドロキシ−C〜Cアルカノイルアミノ
    基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアルカノイルア
    ミノ基、カルボキシ−C〜Cアルカノイルアミノ
    基、C〜Cアルコキシカルボニル−C〜Cアル
    カノイルアミノ基、カルバモイル−C〜Cアルカノ
    イルアミノ基、N−C〜Cアルキルカルバモイル−
    〜Cアルカノイルアミノ基、N、N−ジ−[C
    〜Cアルキル]カルバモイル−C〜Cアルカノイ
    ルアミノ基、アミノ−C〜Cアルカノイルアミノ
    基、C〜Cアルキルアミノ−C〜Cアルカノイ
    ルアミノ基またはジ−[C〜Cアルキル]アミノ−
    〜Cアルカノイルアミノ基っを表し、この場合、
    記載されたベンズアミド置換基またはベンゼンスルホン
    アミド置換基は、場合によってはハロゲン置換基、C
    〜Cアルキル置換基またはC〜Cアルコキシ置換
    基1個または2個を有していてもよく;nが、1または
    2を表し、Rが、それぞれ独立に水素原子、ヒドロキ
    シ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、アミノ
    基、ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルキル基、C
    〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルアミノ基、ジ
    −[C〜Cアルキル]アミノ基、C〜Cアルキ
    ルチオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基またはC
    〜Cアルキルスルホニル基を表し; この場合、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6−メトキシキナゾリン、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7−メチレンジオキシキナゾリン、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7,8−トリメトキシキナゾリン、 4−(4′−メトキシアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 8−ヒドロキシ−4−(4′−メトキシアニリノ)キナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−ヒドロキシキナゾリン、 6−アミノ−4−(4′−アミノアニリノ)キナゾリン、 4−アニリノ−6−メチルキナゾリンまたはこれらの塩
    酸塩および4−アニリノ−6,7−ジメトキシ−キナゾ
    リンまたはその塩酸塩を除くものとする、請求項1記載
    の式Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性
    の塩。
  4. 【請求項4】 mが、1または2を表し、Rは、それ
    ぞれ独立にヒドロキシ基、アミノ基、カルボキシ基、C
    〜Cアルコキシカルボニル基、C〜Cアルキル
    基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキレンジ
    オキシ基、C〜Cアルキルアミノ基、ジ−[C
    アルキル]アミノ基、C〜Cアルキルチオ基、
    〜Cアルキルスルフィニル基、C〜Cアルキ
    ルスルホニル基、ヒドロキシ−C〜Cアルキル基、
    〜Cアルコキシ−C〜Cアルキル基、アミノ
    −C〜Cアルキル基、C〜Cアルキルアミノ−
    〜Cアルキル基、ジ−[C〜Cアルキル]ア
    ミノ−C〜Cアルキル基、ヒドロキシ−C〜C
    アルコキシ基、C〜Cアルコキシ−C〜Cアル
    コキシ基、カルボキシ−C〜Cアルコキシ基、C
    〜Cアルコキシカルボニル−C〜Cアルコキシ
    基、C〜Cアルカノイルアミノ基、C〜Cアル
    キルスルホニルアミノ基、ベンズアミド基またはベンゼ
    ンスルホンアミド基を表し、この場合、記載された少な
    くとも2個の置換基は、場合によっては、1個または2
    個のハロゲン、C〜CアルキルまたはC〜C
    ルコキシ置換基を有していてもよく;nが、1または2
    を表し、Rが、それぞれ独立に水素原子、ヒドロキシ
    基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、
    ニトロ基、シアノ基、C〜Cアルキル基、C〜C
    アルコキシ基、C〜Cアルキルアミノ基、ジ−
    [C〜Cアルキル]アミノ基、C〜Cアルキル
    チオ基、C〜Cアルキルスルフィニル基またはC
    〜Cアルキルスルホニル基を表し; この場合、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6−メトキシキナゾリン、 4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7−メチレンジオキシキナゾリン、 4−(4′−メトキシアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−メトキシキナゾリン、 8−ヒドロキシ−4−(4′−メトキシアニリノ)キナゾリン、 4−(4′−クロロアニリノ)−8−ヒドロキシキナゾリン、 6−アミノ−4−(4′−アミノア、ニリノ)キナゾリン、 4−アニリノ−6−メチルキナゾリンまたはこれらの塩
    酸塩および4−アニリノ−6,7−ジメトキシキナゾリ
    ンまたはその塩酸塩を除くものとする、請求項1記載の
    式Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の
    塩。
  5. 【請求項5】 mが、1、2または3を表し、Rは、
    それぞれ独立にヒドロキシ基、アミノ基、ウレイド基、
    メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ヒドロ
    キシアミノ基、トリフルオロメトキシ基、メチル基、エ
    チル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソ
    プロポキシ基、ブトキシ基、メチレンジオキシ基、エチ
    レンジオキシ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、ジ
    メチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ピペリジノ基、モ
    ルホリノ基、メチルチオ基、エチルチオ基、ブロモメチ
    ル基、ジブロモメチル基、メトキシメチル基、ピペリジ
    ノメチル基、モルホリノメチル基、ピペラジン−1−イ
    ルメチル基、メトキシエトキシメチル基、メチルチオメ
    チル基、2−ヒドロキシエチルチオメチル基、アニリノ
    メチル基、フェニルチオメチル基、シアノメチル基、2
    −ブロモエトキシ基、2−ヒドロキシエトキシ基、3−
    ヒドロキシプロポキシ基、2−メトキシエトキシ基、2
    −エトキシエトキシ基、3−メトキシプロポキシ基、3
    −エトキシプロポキシ基、メトキシカルボニルメトキシ
    基、エトキシカルボニルメトキシ基、カルバモイルメト
    キシ基、2−ジメチルアミノエトキシ基、2−ジエチル
    アミノエトキシ基、2−メトキシアセトキシ基、ベンジ
    ルオキシ基、2−アニリノエトキシ基、2−ピペリジノ
    エトキシ基、2−モルホリノエトキシ基、2−(ピペラ
    ジン−1−イル)エトキシ基、2−ヒドロキシエチルア
    ミノ基、3−ヒドロキシプロピルアミノ基、2−メトキ
    シエチルアミノ基、2−エトキシエチルアミノ基、3−
    メトキシプロピルアミノ基、3−エトキシプロピルアミ
    ノ基、2−ジメチルアミノエチルアミノ基、2−ジエチ
    ルアミノエチルアミノ基、3−ジメチルアミノプロピル
    アミノ基、3−ジエチルアミノプロピルアミノ基、アセ
    トアミド基、プロピオンアミド基、ベンズアミド基、3
    −フェニルウレイド基、2−クロロアセトアミド基、2
    −オキソピロリジン−1−イル基、2−ヒドロキシアセ
    トアミド基、2−メトキシアセトアミド基または2−エ
    トキシアセトアミド基を表し;nが、1または2を表
    し、Rが、それぞれ独立に水素原子、フッ素原子、塩
    素原子、臭素原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、
    シアノ基、メチル基またはエチル基を表し;この場合、
    4−(4′−クロロアニリノ)−8−メトキシキナゾリ
    ンおよび4−(4′−クロロアニリノ)−8−ヒドロキ
    シキナゾリンを除くものとする、請求項1記載の式Iの
    キナゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩。
  6. 【請求項6】 (Rが、6−ヒドロキシ基、7−
    ヒドロキシ基、6,7−ジヒドロキシ基、6−アミノ
    基、7−アミノ基、6−ウレイド基、6−トリフルオロ
    メトキシ基、6−メチル基、6,7−ジメチル基、6−
    メトキシ基、7−メトキシ基、6,7−ジメトキシ基、
    6,7−ジエトキシ基、6−ヒドロキシ−7−メトキシ
    基、7−ヒドロキシ−6−メトキシ基、6−アミノ−7
    −メトキシ基、6−アミノ−7−メチルチオ基、5−ア
    ミノ−6,7−ジメトキシ基、6−メトキシ−7−イソ
    プロポキシ基、6,7−メチレンジオキシ基、6,7−
    エチレンジオキシ基、6−ジメチルアミノ基、6−メト
    キシメチル基、6−(2−メトキシエトキシメチル)
    基、6−シアノメチル基、7−(2−ヒドロキシエトキ
    シ)−6−メトキシ基、6,7−ジ−(2−ヒドロキシ
    エトキシ)基、6−(2−メトキシエトキシ)基、6−
    メトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)基、6,7−
    ジ−(2−メトキシエトキシ)基、7−(2−ブロモエ
    トキシ)−6−メトキシ基、7−ベンジルオキシ−6−
    メトキシ基、6−(2−メトキシエチルアミノ)基、6
    −アセトアミド基、6−(2−クロロアセトアミド)
    基、6−(2−メトキシアセトアミド)基または7−
    (2−メトキシアセトアミド)基を表し;(R
    が、水素原子、4′−フルオロ基、3′−クロロ基、
    3′−ブロモ基、3′,4′−ジクロロ基、4′−フル
    オロ−3′−クロロ基、3′−トリフルオロメチル基、
    4′−フルオロ−3′−トリフルオロメチル基、3′−
    ニトロ基、3′−ニトロ−4′−クロロ基、3′−ニト
    ロ−4′−フルオロ基または3′−メチルを表す、請求
    項1記載の式Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学的
    に認容性の酸付加塩基。
  7. 【請求項7】 4−(3′−クロロ−4′−フルオロア
    ニリノ)−6,7−ジメトキシキナゾリン、4−
    (3′,4′−ジクロロアニリノ)−6,7−ジメトキ
    シキナゾリン、6,7−ジメトキシ−4−(3′−ニト
    ロアニリノ)キナゾリン、6,7−ジエトキシ−4−
    (3′−メチルアニリノ)キナゾリン、6−メトキシ−
    4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、4−(3′
    −クロロアニリノ)−6−メトキシキナゾリン、6,7
    −エチレンジオキシ−4−(3′−メチルアニリノ)キ
    ナゾリン、6−アミノ−7−メトキシ−4−(3′−メ
    チルアニリノ)キナゾリン、4−(3′−メチルアニリ
    ノ)−6−ウレイドキナゾリンおよび6−(2−メトキ
    シエトキシメチル)−4−(3′−メチルアニリノ)キ
    ナゾリンから選択されている、請求項1記載の式Iのキ
    ナゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の酸付加
    塩。
  8. 【請求項8】 (Rが、6−ヒドロキシ基、7−
    ヒドロキシ基、6,7−ジヒドロキシ基、6−アミノ
    基、7−アミノ基、6−ウレイド基、6−トリフルオロ
    メトキシ基、6−メチル基、6,7−ジメチル基、6−
    メトキシ基、7−メトキシ基、6,7−ジメトキシ基、
    6,7−ジエトキシ基、6−ヒドロキシ−7−メトキシ
    基、7−ヒドロキシ−6−メトキシ基、6−アミノ−7
    −メトキシ基、6−アミノ−7−メチルチオ基、5−ア
    ミノ−6,7−ジメトキシ基、6−メトキシ−7−イソ
    プロポキシ基、6,7−メチレンジオキシ基、6,7−
    エチレンジオキシ基、6−メチルアミノ基、7−メチル
    アミノ基、6−ジメチルアミノ基、6−アミノ−7−メ
    チルアミノ基、6−メトキシメチル基、6−ブロモメチ
    ル基、6−(2−メトキシエトキシメチル)基、6−シ
    アノメチル基、6−メチルチオメチル基、6−フェニル
    チオメチル基、7−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−
    メトキシ基、6,7−ジ−(2−ヒドロキシエトキシ)
    基、6−(2−ブロモエトキシ)基、6−(2−メトキ
    シエトキシ)基、6−メトキシ−7−(2−メトキシエ
    トキシ)基、6,7−ジ−(2−メトキシエトキシ)
    基、7−(2−ブロモエトキシ)−6−メトキシ基、7
    −ベンジルオキシ−6−メトキシ基、6−(2−メトキ
    シエチルアミノ)基、6−アセトアミド基、6−ベンズ
    アミド基、6−(2−クロロアセトアミド)基、6−
    (2−メトキシアセトアミド)基または7−(2−メト
    キシアセトアミド)基を表し;(Rが、水素原
    子、4′−フルオロ基、3′−クロロ基、3′−ブロモ
    基、3′,4′−ジクロロ基、4′−フルオロ−、3′
    −クロロ基、3′−トリフルオロメチル基、4′−フル
    オロ−3′−トリフルオロメチル基、3′−ニトロ基、
    3′−ニトロ−4′−クロロ基、3′−ニトロ−4′−
    フルオロ基または3′−メチル基を表す、請求項1に記
    載の式Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学的に認容
    性の酸付加塩。
  9. 【請求項9】 6,7−ジ−(2−メトキシエトキシ)
    −4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン、6−ジメ
    チルアミノ−4−(3′−メチルアニリノ)キナゾリン
    および6−ベンズアミド−4−(3′−メチルアニリ
    ノ)キナゾリンから選択されている、請求項1記載の式
    Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の酸
    付加塩。
  10. 【請求項10】 6,7−ジメトキシ−4−(3′−ブ
    ロモアニリノ)キナゾリンである、請求項1〜6および
    8項のいずれか1項に記載の式Iのキナゾリン誘導体ま
    たはその製薬学的に認容性の酸付加塩。
  11. 【請求項11】 請求項1から10までのいずれか1項
    に記載の式Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学的に
    認容性の塩を製造する方法において、式III: 〔式中、Zは、置換可能な基を表す〕で示されるキナゾ
    リンを、式IV: で示されるアニリンと反応させ、式Iのキナゾリン誘導
    体の製薬学的に認容性の塩が必要な場合には、常法を用
    いて記載された化合物と適当な酸との反応によって該塩
    を得ることを特徴とする、請求項1から10までのいず
    れか1項に記載の式Iのキナゾリン誘導体またはその製
    薬学的に認容性の塩の製造法。
  12. 【請求項12】 請求項1から10までのいずれか1項
    に記載の式Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学的に
    認容性の塩を製造する方法において、RまたはR
    ヒドロキシ基を表す式Iの化合物を製造する際には、R
    またはRがC〜Cアルコキシ基を表す式Iのキ
    ナゾリン誘導体を分解し;式Iのキナゾリン誘導体の製
    薬学的に認容性の塩が必要な場合には、常法を用いて記
    載された化合物と適当な酸との反応によって該塩を得る
    ことを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1
    項に記載の式Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学的
    に認容性の塩の製造法。
  13. 【請求項13】 式Iのキナゾリン誘導体またはその製
    薬学的に認容性の塩を製造する方法において、Rまた
    はRがC〜Cアルキルスルフィニル基またはC
    〜Cアルキルスルホニル基を表す式Iの化合物を製造
    する際には、RまたはRがC〜Cアルキルチオ
    基を表す式Iのキナゾリン誘導体を酸化し;式Iのキナ
    ゾリン誘導体の製薬学的に認容性の塩が必要な場合に
    は、常法を用いて記載された化合物と適当な酸との反応
    によって該塩を得ることを特徴とする、請求項1から1
    0までのいずれか1項に記載の式Iのキナゾリン誘導体
    またはその製薬学的に認容性の塩の製造法。
  14. 【請求項14】 式Iのキナゾリン誘導体またはその製
    薬学的に認容性の塩を製造する方法において、Rがア
    ミノ基を表す式Iの化合物を製造する際には、Rがニ
    トロ基を表す式Iのキナゾリン誘導体を還元し;式Iの
    キナゾリン誘導体の製薬学的に認容性の塩が必要な場合
    には、常法を用いて記載された化合物と適当な酸との反
    応によって該塩を得ることを特徴とする、請求項1から
    10までのいずれか1項に記載の式Iのキナゾリン誘導
    体またはその製薬学的に認容性の塩の製造法。
  15. 【請求項15】 式Iのキナゾリン誘導体またはその製
    薬学的に認容性の塩を製造する方法において、RがC
    〜Cアルカノイルアミノ基、置換C〜Cアルカ
    ノイルアミノ基、ウレイド基、3−フェニルウレイド基
    またはベンズアミド基を表すかまたはRがアセトアミ
    ド基またはベンズアミド基を表す式Iの化合物を製造す
    る際には、RまたはRがアミノ基を表す式Iのキナ
    ゾリン誘導体をアシル化し;式Iのキナゾリン誘導体の
    製薬学的に認容性の塩が必要な場合には、常法を用いて
    記載された化合物と適当な酸との反応によって該塩を得
    ることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか
    1項に記載の式Iのキナゾリン誘導体またはその製薬学
    的に認容性の塩の製造法。
  16. 【請求項16】 式Iのキナゾリン誘導体またはその製
    薬学的に認容性の塩を製造する方法において、RがC
    〜Cアルコキシ基または置換C〜Cアルコキシ
    基を表すかまたはRがC〜Cアルキルアミノ基ま
    たは置換C〜Cアルキルアミノ基を表す式Iの化合
    物を製造する際には、有利に、Rがヒドロキシ基また
    はアミノ基を表す式Iのキナゾリン誘導体をアルキル化
    し;式Iのキナゾリン誘導体の製薬学的に認容性の塩が
    必要な場合には、常法を用いて記載された化合物と適当
    な酸との反応によって該塩を得ることを特徴とする、請
    求項1から10までのいずれか1項に記載の式Iのキナ
    ゾリン誘導体またはその製薬学的に認容性の塩の製造
    法。
  17. 【請求項17】 式Iのキナゾリン誘導体またはその製
    薬学的に認容性の塩を製造する方法において、Rがカ
    ルボキシ置換基を表すかまたはカルボキシ基を含有する
    置換基を表す式Iの化合物の製造の際には、RがC
    〜Cアルコキシカルボニル置換基を表すかまたはC
    〜Cアルコキシカルボニル基を包含する置換基を表す
    式Iのキナゾリン誘導体を加水分解し;式Iのキナゾリ
    ン誘導体の製薬学的に認容性の塩が必要な場合には、常
    法を用いて記載された化合物と適当な酸との反応によっ
    て該塩を得ることを特徴とする、請求項1から10まで
    のいずれか1項に記載の式Iのキナゾリン誘導体または
    その製薬学的に認容性の塩の製造法。
  18. 【請求項18】 式Iのキナゾリン誘導体またはその製
    薬学的に認容性の塩を製造する方法において、R がア
    ミノ置換されたC 〜C アルキル置換基、オキシ置換
    されたC 〜C アルキル置換基、チオ置換されたC
    〜C アルキル置換基またはシアノ置換されたC 〜C
    アルキル置換基を表す式Iの化合物の製造の際には、
    が置換可能な基を有するC 〜C アルキル置換基
    を表す式Iのキナゾリン誘導体を、有利にアミン、アル
    コール、チオールまたはシアン化物と反応させ;式Iの
    キナゾリン誘導体の製薬学的に認容性の塩が必要な場合
    には、常法を用いて記載された化合物と適当な酸との反
    応によって該塩を得ることを特徴とする、請求項1から
    10までのいずれか1項に記載の式Iのキナゾリン誘導
    体またはその製薬学的に認容性の塩の製造法。
  19. 【請求項19】 抗癌作用を得るための医薬調剤におい
    て、請求項1から10までのいずれか1項に記載のキナ
    ゾリン誘導体または4−(4′−ヒドロキシアニリノ)
    −6−メトキシキナゾリン、4−(4′−ヒドロキシア
    ニリノ)−6,7−メチレンジオキシキナゾリン、4−
    (4′−ヒドロキシアニリノ)−6, 7,8−トリメト
    キシキナゾリン、6−アミノ−4−(4′−アミノアニ
    リノ)キナゾリンおよび4−アニリノ−6−メチルキナ
    ゾリン、4−アニリノ−6,7−ジメトキシキナゾリン
    またはこれらの塩酸塩から選択されたキナゾリン誘導体
    またはこれらの製薬学的に認容性の塩を含有することを
    特徴とする、抗癌作用を得るための医薬調剤
  20. 【請求項20】 製薬学的に認容性の希釈剤または担持
    剤とともに、6,7−ジメトキシ−4−(3′−ブロモ
    アニリノ)キナゾリンである、請求項1〜6および8項
    のいずれか1項に記載の式Iのキナゾリン誘導体または
    その製薬学的に認容性の塩酸塩から選択されたキナゾリ
    ン誘導体を含有する、抗癌作用を得るための医薬調剤。
  21. 【請求項21】 製薬学的に認容性の希釈剤または担持
    剤とともに、請求項1から10までのいずれか1項に記
    載のキナゾリン誘導体または4−(4′−ヒドロキシア
    ニリノ)−6−メトキシキナゾリン、4−(4′−ヒド
    ロキシアニリノ)−6 7−メチレンジオキシキナゾリ
    ン、4−(4′−ヒドロキシアニリノ)−6,7,8−
    トリメトキシキナゾリン、6−アミノ−4−(4′−ア
    ミノアニリノ)キナゾリンおよび4−アニリノ−6−メ
    チルキナゾリンまたはこれらの塩酸塩から選択されたキ
    ナゾリン誘導体を含有する、抗癌作用を得るための医薬
    調剤
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