JP2993527B2 - 移動通信トラヒック制御装置 - Google Patents

移動通信トラヒック制御装置

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JP2993527B2
JP2993527B2 JP7705391A JP7705391A JP2993527B2 JP 2993527 B2 JP2993527 B2 JP 2993527B2 JP 7705391 A JP7705391 A JP 7705391A JP 7705391 A JP7705391 A JP 7705391A JP 2993527 B2 JP2993527 B2 JP 2993527B2
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mobile station
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control
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彰 広池
知之 山田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信方式において
システム立ち上げ時、及び、制御チャネルの輻輳時に必
要となる制御チャネルのトラヒック制御方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3に移動通信方式のシステム構成を示
す。同図において51は移動局、52は移動局と無線通
信回線で接続されている無線基地局、53は複数の無線
基地局を制御する制御局、54は通話回線の切替えを行
なっている交換局、57はネットワークを表わしてい
る。サービスエリア55は複数の無線ゾーン56から構
成されており、それぞれの無線ゾーンに無線基地局が設
置されている。移動局はサービスエリア内を移動しなが
ら無線ゾーンを選択し、該無線ゾーンの制御チャネルを
用いて着信処理及び発信処理を行なう。
【0003】図4は典型的な制御チャネル構成の例を示
す図である。通常、無線基地局から移動局への制御チャ
ネル(下り制御チャネル)と、移動局から無線基地局へ
の制御チャネル(上り制御チャネル)では構成が異な
る。同図に示すように下り制御チャネル58は、報知制
御チャネル・着信制御チャネル・セル個別シグナリング
チャネルから構成される。一方、上り制御チャネル59
は、セル個別シグナリングチャネルのみで構成されてお
り複数の移動局からのランダムアクセスとなっているの
が普通である。ここで、報知制御チャネル・着信制御チ
ャネルはそれぞれ、その基地局の無線ゾーンに位置する
全移動局に共通する報知情報・ある移動局に対する着信
信号を伝達するためのチャネルである。また、セル個別
シグナリングチャネルは、発信・着信時の個別の呼に関
する情報を伝達するためのチャネルである。
【0004】上述のように、無線区間の上り制御チャネ
ルは、ランダムアクセスになるため、移動局がある無線
ゾーンに集中した場合、上り制御信号の衝突が発生し輻
輳状態になることがある。この輻輳状態が発生した時、
制御チャネルを用いる移動局の数を制限するトラヒック
制御が必要になってくる。また、トラヒック制御は無線
ゾーン増設やシステムダウン時のシステム立ち上げ時に
も必要となる。これはシステム立ち上げ時に基地局の処
理が急に増加するため基地局が処理できなくなることが
あるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のトラヒック制御
は、図5に示すように報知制御チャネル60にトラヒッ
ク制御ビット61を設けることにより行なわれていた。
移動局はこのトラヒック制御ビットを読むことにより、
自移動局が該制御チャネルを用いて発信・着信処理を行
なうことが可能かどうかを判断していた。すなわち、制
御チャネルが輻輳状態にある場合や、システム立ち上げ
時には、このトラヒック制御ビットを用いて発信・着信
処理が不可能であることを移動局に指示し、トラヒック
規制を行なうのである。
【0005】この、従来行なわれていた方法の場合、規
制対象の移動局の数をきめ細かく調整するためには、ト
ラヒック制御ビット数を増やす必要があり、そのため、
無線区間の回線の使用を増加させる必要があるという欠
点があった。例えば、規制対象の移動局の数を調整する
方法として移動局を群分けする方法が考えられるが、そ
の方法を採用すると群の識別情報をトラヒック制御ビッ
トに付加する必要があり、ビット数を増加させなければ
ならない。一例を挙げると、移動局を32群に分ける場
合、5ビットが必要となる。この5ビットは通常は使用
しないビットであるため、無線区間の使用効率を落とす
という大きな欠点が含まれることになる。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、トラヒック制御対象の移動局の数をきめ細かく調整
することが可能で、かつ、無線区間の使用回線数の増加
を必要としない制御チャネルのトラヒック制御方式を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記特許請求の
範囲に記載したとおり、無線基地局と移動局を有し、移
動局と無線基地局間の通信を確立するための制御信号
を、無線基地局と移動局間に用意された制御チャネルを
用いて、誤り訂正符号を付加して伝送する移動通信シス
テムにおいて、移動局に、前記誤り訂正符号を用いて受
信信号中の誤りビットを訂正し、誤りビット数が訂正可
能な範囲を越えているときには、該受信信号を放棄する
手段を設けると共に、無線基地局に、制御チャネルのト
ラヒックを監視する手段と、無線基地局から移動局への
送信制御信号に誤りビットを混入することが可能な誤り
ビット挿入手段と、制御チャネルのトラヒックが予め定
めた値を越えたとき、前記誤りビット挿入手段を用い
て、移動局への送信制御信号に誤りビットを挿入する手
段とを設けたことを特徴とする移動通信トラヒック制御
装置である。
【0008】
【作用】本発明は、ビット誤りを故意に発生させて制御
チャネルを正常に受信できる移動局数を少なくすること
によりトラヒック制御を行なうことを最も主要な特徴と
する。従来の技術とは、無線区間に負担をかけることな
く制御チャネルのトラヒック制御ができるところが異な
る。
【0009】移動局は、移動局が在圈する無線ゾーンの
制御チャネルを選択し、該制御チャネルを用いて着信・
発信処理を行なう。在圈する無線ゾーンの制御チャネル
の選択は、移動局が各制御チャネルの受信レベルを測定
・比較することによって行なうことができる。しかし、
該制御チャネルで着信・発信処理を行なうために該制御
チャネルの情報内容を読みにいった時に、情報内容の誤
りビットが誤りビット最大訂正能力より多い場合は、そ
の制御チャネルを用いて処理を行なうことができないた
め該制御チャネルでの処理は放棄して、他の制御チャネ
ルを選択し直すことになる。本発明のトラヒック制御方
式は、故意に制御チャネルに誤りビットを付加すること
により、該制御チャネルを正常に受信できる移動局数を
制限して該制御チャネルのトラヒック制御を行なうもの
である。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図であって、
(a)は基地局の送信部の構成を、(b)は移動局の受
信部の構成を示している。同図(a)に示すように、基
地局側送信部は、制御部1、上位制御装置との接続部で
あるインタフェース回路2、ベースバンド部の処理を行
なう信号処理部3、無線区間に送信するための変調器
6、アンテナ7とから構成されている。信号処理部3に
は、誤り訂正/検出符号化機能4の他に、誤りビット付
加機能5が付加されており、本発明のトラヒック制御方
式を実現する。なお、この図では誤り訂正/検出符号化
と誤りビット付加が別々の機能として表現されている
が、ハード構成は必ずしも別々にする必要はなく、1つ
のハード構成の下にソフト制御を行なう構成としても良
い。一方、移動局側受信部は同図(b)に示すように、
制御部8、信号処理部9、復調器11、アンテナ12と
から構成されており、信号処理部9には、誤り訂正/検
出符号復号化機能10が実装されている。
【0011】ここで、図2を用いて、制御チャネルを用
いて送信されるレイヤ2信号フレーム構成と誤り訂正・
検出方法の一例を説明する。同図に示すように、レイヤ
2信号フレーム20はアドレス部21、制御部22、情
報部23によって構成されている。そして、レイヤ2フ
レームは、ユニットに分割されてそれぞれに信号分解組
立用ビットWが付加される。各ユニットは誤り検出ビッ
トCRCが付加された後、さらに小ブロックに分割さ
れ、それぞれの小ブロックは誤り訂正・検出符号である
BCH符号で符号化される。その後、小ブロックに分割
されCRCとBCHが付加されたユニットは、インタリ
ーブされて、無線区間に送出される。インタリーブと
は、バースト誤りをランダム誤りとするために、データ
列の順番を入れ替えて送信し、受信側で元に戻す操作の
ことである。
【0012】本発明の方式のトラヒック制御は、以上で
述べた下り制御信号の小ブロックに故意に誤りを発生さ
せることにより行なうものである。従って、移動局が受
信する下り制御信号の小ブロックの誤りビットの数は、
伝送の際に発生する誤りビット数に、故意に付加された
誤りビット数を足したものになるため、その誤り数が誤
り訂正能力以上であった場合、その小ブロックを正常に
受信できなくなり、その小ブロックが属するフレームも
非受信となって、移動局はその制御チャネルを放棄し
て、他の制御チャネルで処理を行なうことになるから、
該制御チャネルのトラヒック制御ができる。
【0013】前述のように、フレームは複数の小ブロッ
クで構成されているから、故意に誤りビットを付加する
小ブロック数を変化させることにより、フレームの非受
信率を変化させて、制御チャネルを正常に受信できる移
動局数を変化させることができるので、誤りビットを付
加する小ブロック数を増減させることにより、きめ細か
くトラヒック制御対象の移動局数を調整することが可能
である。上述のように、本発明のトラヒック制御方式
は、報知制御チャネルのビットを用いないで、誤りを付
加する小ブロック数を増減させるという方法でトラヒッ
クを制御するものであるから、きめ細かい制御を望む場
合であっても、報知制御チャネルのトラヒック制御ビッ
トを増やすことなく所望の制御を実現できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線区間の使用回線数の増加を招くことなく、トラヒッ
ク制御対象の移動局の数をきめ細かく調整することがで
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】レイヤ2信号フレーム構成について説明する図
である。
【図3】移動通信のシステム構成を示す図である。
【図4】無線区間の制御チャネルの構成を示す図であ
る。
【図5】報知制御チャネルの構成を示す図である。
【符号の説明】
1,8 制御部 2 インタフェース回路 3,9 信号処理部 4 誤り訂正/検出符号化機能 5 誤りビット付加機能 6 変調器 7,12 アンテナ 10 誤り訂正/検出符号復号化機能 11 復調器 20 レイヤ2信号フレーム 21 アドレス部 22 制御部 23 情報部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−36643(JP,A) 特開 平3−104328(JP,A) 特開 平4−49742(JP,A) 特開 平3−198545(JP,A) 特開 平3−102925(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局と移動局を有し、移動局と無
    線基地局間の通信を確立するための制御信号を、無線基
    地局と移動局間に用意された制御チャネルを用いて、誤
    り訂正符号を付加して伝送する移動通信システムにおい
    て、移動局に、 前記誤り訂正符号を用いて受信信号中の誤りビットを訂
    正し、誤りビット数が訂正可能な範囲を越えているとき
    には、該受信信号を放棄する手段を設けると共に、 無線基地局に、 制御チャネルのトラヒックを監視する手段と、 無線基地局から移動局への送信制御信号に誤りビットを
    混入することが可能な誤りビット挿入手段と、 制御チャネルのトラヒックが予め定めた値を越えたと
    き、前記誤りビット挿入手段を用いて、移動局への送信
    制御信号に誤りビットを挿入する手段とを設けた ことを
    特徴とする移動通信トラヒック制御装置
JP7705391A 1991-03-15 1991-03-15 移動通信トラヒック制御装置 Expired - Lifetime JP2993527B2 (ja)

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JPH04287428A JPH04287428A (ja) 1992-10-13
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