JP2959268B2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JP2959268B2 JP2959268B2 JP4086701A JP8670192A JP2959268B2 JP 2959268 B2 JP2959268 B2 JP 2959268B2 JP 4086701 A JP4086701 A JP 4086701A JP 8670192 A JP8670192 A JP 8670192A JP 2959268 B2 JP2959268 B2 JP 2959268B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- reflector
- security ball
- ball cover
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- Prior art date
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- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【産業上の利用分野】本発明は器具本体を覆う反射板の
下面中央部に保安球カバーを設ける構造の照明器具に関
する。
下面中央部に保安球カバーを設ける構造の照明器具に関
する。
【従来の技術】点灯装置を収納する器具本体を備え、前
記器具本体の下面を覆う反射板を備え、前記反射板の下
面中央部に取付ける保安球カバーを備えた照明器具は既
知であり、広く普及している。以上のような照明器具の
製造過程で前記反射板を量産し、それらを載置して一時
的に保管する。その際に各反射板が相互に密に重なる
と、個々の反射板を分離する作業が難くなる。このた
め、密に重なることを防止する重なり防止の工夫が必要
となる。
記器具本体の下面を覆う反射板を備え、前記反射板の下
面中央部に取付ける保安球カバーを備えた照明器具は既
知であり、広く普及している。以上のような照明器具の
製造過程で前記反射板を量産し、それらを載置して一時
的に保管する。その際に各反射板が相互に密に重なる
と、個々の反射板を分離する作業が難くなる。このた
め、密に重なることを防止する重なり防止の工夫が必要
となる。
【発明が解決しようとする課題】実公昭６０−１６４２
９号公報に照明器具用部品についての重なり防止の技術
が開示されている。それは個々の部品に適宜の切り起こ
しを設け、該切り起こしにより部品相互の密なる重なり
を防止する方式である。前記反射板に前記のごとき切り
起こしを設ければ、反射板相互の密なる重なりを防止す
ることができる。しかし、反射板に切り起こしを設ける
と、不体裁となる。特に保安球カバー付の反射板の場合
は保安球カバーとその側の反射面が露出する形態（隠す
形態であれば保安球カバーは無意味）であり、下側から
見上げたときに反射板の前記切り起こしが目視可能であ
ると、照明器具としての外観上の体載を著しく損ねる。
また反射効率低下の原因となる。本発明の目的は、外観
上の体載を損なうことのない、また反射効率低下の原因
とならない重なり防止手段を提供することである。
９号公報に照明器具用部品についての重なり防止の技術
が開示されている。それは個々の部品に適宜の切り起こ
しを設け、該切り起こしにより部品相互の密なる重なり
を防止する方式である。前記反射板に前記のごとき切り
起こしを設ければ、反射板相互の密なる重なりを防止す
ることができる。しかし、反射板に切り起こしを設ける
と、不体裁となる。特に保安球カバー付の反射板の場合
は保安球カバーとその側の反射面が露出する形態（隠す
形態であれば保安球カバーは無意味）であり、下側から
見上げたときに反射板の前記切り起こしが目視可能であ
ると、照明器具としての外観上の体載を著しく損ねる。
また反射効率低下の原因となる。本発明の目的は、外観
上の体載を損なうことのない、また反射効率低下の原因
とならない重なり防止手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】本発明は、点灯装置を収
納する器具本体を備え、前記器具本体の下面を覆う反射
板を備え、前記反射板の下面中央部に円形押し込み部を
設け、前記反射板の下面中央部に取付ける保安球カバー
を備えた照明器具を前提とする。本発明においては、前
記円形押し込み部に属するその周縁部であって前記保安
球カバーにて覆われる箇所に切り起こしを設ける。該切
り起こしは、同様な複数の反射板が相互に密に重なるの
を防止する重なり防止用の部品である。前記切り起こし
を３個以上の個数とし、それらを互いにほぼ等間隔とな
るように配置する。
納する器具本体を備え、前記器具本体の下面を覆う反射
板を備え、前記反射板の下面中央部に円形押し込み部を
設け、前記反射板の下面中央部に取付ける保安球カバー
を備えた照明器具を前提とする。本発明においては、前
記円形押し込み部に属するその周縁部であって前記保安
球カバーにて覆われる箇所に切り起こしを設ける。該切
り起こしは、同様な複数の反射板が相互に密に重なるの
を防止する重なり防止用の部品である。前記切り起こし
を３個以上の個数とし、それらを互いにほぼ等間隔とな
るように配置する。
【作用】保安球の交換は前記保安球カバーを外してなさ
れる。保安球の光は保安球カバーを介して下方へ拡散し
て放射する。保安球カバーは保安球の目視を避け、また
光を拡散して輝度を下げる役割を負う。重なり防止用の
前記切り起こしは常時は保安球カバーに隠れて見えな
い。照明器具製造の過程で前記反射板を量産し、それら
を載置して一時的に保管する。前記切り起こしはその載
置の際に反射板相互が密に重なるのを防止する。前記切
り起こしは保安球カバーにて覆われる範囲内にあり、反
射板の反射効率とは関係がない。
れる。保安球の光は保安球カバーを介して下方へ拡散し
て放射する。保安球カバーは保安球の目視を避け、また
光を拡散して輝度を下げる役割を負う。重なり防止用の
前記切り起こしは常時は保安球カバーに隠れて見えな
い。照明器具製造の過程で前記反射板を量産し、それら
を載置して一時的に保管する。前記切り起こしはその載
置の際に反射板相互が密に重なるのを防止する。前記切
り起こしは保安球カバーにて覆われる範囲内にあり、反
射板の反射効率とは関係がない。
【実施例】図１〜図４を用いて説明する。本発明に係る
照明器具は、点灯装置を収納する器具本体１を備える。
器具本体１の下面を覆う反射板２を備える。反射板２の
下面中央部に円形押し込み部４を設ける。反射板２の下
面中央部に取付ける保安球カバー３を備える。円形押し
込み部４に属するその周縁部であって保安球カバー３に
て覆われる箇所に、同様な複数の反射板２が相互に密に
重なるのを防止する重なり防止用の切り起こし５Ａ・５
Ｂ・５Ｃを設ける。切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃを３個
以上の個数とし、それらを互いにほぼ等間隔となるよう
に配置する。図示の切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃは都合
３個であり、それらを１２０゜の間隔で放射状に配置す
る。円形押し込み部４は器具使用状況下では上向きに凸
となる。その円形押し込み部４の中央をさらに押し込
み、略三角形状の三角形押し込み部６を形成する。三角
形押し込み部６の範囲に保安球穴８Ａ・８Ｂと組立用位
置決め穴９Ａ・９Ｂとスイッチ引紐穴１０を設ける。円
形押し込み部４に属し、三角形押し込み部６に属さない
周縁区域に、前記各切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃを設
け、さらに保安球カバー３を取付けるための係合用切り
欠き７Ａ・７Ｂ・７Ｃを設ける。図１の１１は都合２個
の保安球であり、その一部は各保安球穴８Ａ・８Ｂを介
してさらに下方に位置し、三角形押し込み部６・保安球
カバー３間に配光する。その光は保安球カバー３を拡散
透過して下方へ向かう。保安球１１の交換ないしは着脱
は保安球カバー３を外した状態でなされる。図示の各保
安球１１は異なる用途を持つが、その一方を他方の予備
とすることも可能である。１２はプルスイッチであり、
その操作レバーないしはそこから垂下する図外の引紐は
スイッチ引紐穴１０を介し、さらに保安球カバー３中央
に形成した図外の小穴を介して下方へ延在する。１３は
器具本体１に固着されたランプ給電を兼ねるホルダーア
ームあるいは給電を兼ねないホルダーアームであり、環
状蛍光ランプ１４を着脱自在に保持する。環状蛍光ラン
プ１４の一部の光は反射板２で反射し、下方へ転向す
る。照明器具の製造過程で反射板２を量産し、それらを
載置して一時的に保管する。図４はその載置の様子を示
したものである。図４の各反射板２は裏返しの状態で載
置されている。説明の便宜上、各反射板２の部品符号に
２に相互に区別するための添え字Ａ・Ｂ・Ｃを付加す
る。隣り合う一対の反射板２Ａ・２Ｂは上側の反射板２
Ａに設けた切り起こし５Ａ（５Ｂ・５Ｃ）により、密な
る重なりが防止される。一対の反射板２Ｂ・２Ｃは、反
射板２Ｂに設けた切り起こし５Ａ（５Ｂ・５Ｃ）によ
り、密なる重なりが防止される。図４では、切り起こし
５Ａだけが見え、他の切り起こし５Ｂ・５Ｃは見えない
が、実際には各切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃが三方から
バランスよく介在する態様で、密なる重なりを防止す
る。１個の切り起こし５Ａだけでは、バランスが悪い。
また、各切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃをほぼ１箇所に集
めた場合も同様である。このため、各切り起こし５Ａ・
５Ｂ・５Ｃを円形押し込み部４ないしは保安球カバー３
の範囲の周縁部に互いにほぼ等間隔となるように配置す
ることが望ましい。図示の反射板２は下面中央部に円形
押し込み部４を設け、その円形押し込み部４の範囲に各
切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃや保安球カバー３のための
係合用切り欠き７Ａ・７Ｂ・７Ｃ等を集中して配置した
ものであり、反射板製作用金型の小形化が図れ、経済的
である。また、反射板２の反射面（保安球カバー３を除
くその周辺部）には凹凸（例えば各切り起こし５Ａ・５
Ｂ・５Ｃの凹凸）がなく、汚れを嫌う該反射面の掃除が
楽である。
照明器具は、点灯装置を収納する器具本体１を備える。
器具本体１の下面を覆う反射板２を備える。反射板２の
下面中央部に円形押し込み部４を設ける。反射板２の下
面中央部に取付ける保安球カバー３を備える。円形押し
込み部４に属するその周縁部であって保安球カバー３に
て覆われる箇所に、同様な複数の反射板２が相互に密に
重なるのを防止する重なり防止用の切り起こし５Ａ・５
Ｂ・５Ｃを設ける。切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃを３個
以上の個数とし、それらを互いにほぼ等間隔となるよう
に配置する。図示の切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃは都合
３個であり、それらを１２０゜の間隔で放射状に配置す
る。円形押し込み部４は器具使用状況下では上向きに凸
となる。その円形押し込み部４の中央をさらに押し込
み、略三角形状の三角形押し込み部６を形成する。三角
形押し込み部６の範囲に保安球穴８Ａ・８Ｂと組立用位
置決め穴９Ａ・９Ｂとスイッチ引紐穴１０を設ける。円
形押し込み部４に属し、三角形押し込み部６に属さない
周縁区域に、前記各切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃを設
け、さらに保安球カバー３を取付けるための係合用切り
欠き７Ａ・７Ｂ・７Ｃを設ける。図１の１１は都合２個
の保安球であり、その一部は各保安球穴８Ａ・８Ｂを介
してさらに下方に位置し、三角形押し込み部６・保安球
カバー３間に配光する。その光は保安球カバー３を拡散
透過して下方へ向かう。保安球１１の交換ないしは着脱
は保安球カバー３を外した状態でなされる。図示の各保
安球１１は異なる用途を持つが、その一方を他方の予備
とすることも可能である。１２はプルスイッチであり、
その操作レバーないしはそこから垂下する図外の引紐は
スイッチ引紐穴１０を介し、さらに保安球カバー３中央
に形成した図外の小穴を介して下方へ延在する。１３は
器具本体１に固着されたランプ給電を兼ねるホルダーア
ームあるいは給電を兼ねないホルダーアームであり、環
状蛍光ランプ１４を着脱自在に保持する。環状蛍光ラン
プ１４の一部の光は反射板２で反射し、下方へ転向す
る。照明器具の製造過程で反射板２を量産し、それらを
載置して一時的に保管する。図４はその載置の様子を示
したものである。図４の各反射板２は裏返しの状態で載
置されている。説明の便宜上、各反射板２の部品符号に
２に相互に区別するための添え字Ａ・Ｂ・Ｃを付加す
る。隣り合う一対の反射板２Ａ・２Ｂは上側の反射板２
Ａに設けた切り起こし５Ａ（５Ｂ・５Ｃ）により、密な
る重なりが防止される。一対の反射板２Ｂ・２Ｃは、反
射板２Ｂに設けた切り起こし５Ａ（５Ｂ・５Ｃ）によ
り、密なる重なりが防止される。図４では、切り起こし
５Ａだけが見え、他の切り起こし５Ｂ・５Ｃは見えない
が、実際には各切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃが三方から
バランスよく介在する態様で、密なる重なりを防止す
る。１個の切り起こし５Ａだけでは、バランスが悪い。
また、各切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃをほぼ１箇所に集
めた場合も同様である。このため、各切り起こし５Ａ・
５Ｂ・５Ｃを円形押し込み部４ないしは保安球カバー３
の範囲の周縁部に互いにほぼ等間隔となるように配置す
ることが望ましい。図示の反射板２は下面中央部に円形
押し込み部４を設け、その円形押し込み部４の範囲に各
切り起こし５Ａ・５Ｂ・５Ｃや保安球カバー３のための
係合用切り欠き７Ａ・７Ｂ・７Ｃ等を集中して配置した
ものであり、反射板製作用金型の小形化が図れ、経済的
である。また、反射板２の反射面（保安球カバー３を除
くその周辺部）には凹凸（例えば各切り起こし５Ａ・５
Ｂ・５Ｃの凹凸）がなく、汚れを嫌う該反射面の掃除が
楽である。
【発明の効果】本発明においては、円形押し込み部に属
するその周縁部であって、保安球カバーにて覆われる箇
所に重なり防止用の切り起こしを設け、切り起こしを保
安球カバーで隠すようにしたので、外観上の体裁を損な
わないで済む。また、反射板の反射効率を損わずに実施
できる。
するその周縁部であって、保安球カバーにて覆われる箇
所に重なり防止用の切り起こしを設け、切り起こしを保
安球カバーで隠すようにしたので、外観上の体裁を損な
わないで済む。また、反射板の反射効率を損わずに実施
できる。
【図１】本発明に係る照明器具を示す一部切欠き正面図
である。
である。
【図２】その要部を示す一部切欠き底面図である。
【図３】その反射板を示す底面図である。
【図４】各反射板の重なり具合を示す断面図である。
１：器具本体 ２：反射板 ２Ａ・２Ｂ・２Ｃ：反射板 ３：保安球カバー ４：円形押し込み部 ５Ａ・５Ｂ・５Ｃ：切り起こし ６：三角形押し込み部 ７Ａ・７Ｂ・７Ｃ：係合用切り欠き ８Ａ・８Ｂ：保安球穴 ９Ａ・９Ｂ：組立用位置決め穴 １０：スイッチ引紐穴 １１：保安球 １２：プルスイッチ １３：ホルダーアーム １４：環状蛍光ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 譲 茨城県竜ケ崎市若柴町69番地 日立照明 株式会社竜ケ崎工場内 審査官 丸山 英行 (56)参考文献 特開 平１−183062（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−115107（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F21V 1/00 - 15/04
Claims (1)
- 【請求項１】点灯装置を収納する器具本体（１）を備
え、前記器具本体（１）の下面を覆う反射板（２）を備
え、前記反射板（２）の下面中央部に円形押し込み部
（４）を設け、前記反射板（２）の下面中央部に取付け
る保安球カバー（３）を備えた照明器具において、前記円形押し込み部（４）に属するその周縁部であって
前記保安球カバー（３）にて覆われる箇所に同様な複数
の反射板（２）が相互に密に重なるのを防止する重なり
防止用の切り起こし（５Ａ・５Ｂ・５Ｃ）を設け、前記
切り起こし（５Ａ・５Ｂ・５Ｃ）を３個以上の個数とし
それらを互いにほぼ等間隔となるように配置した ことを
特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4086701A JP2959268B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4086701A JP2959268B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 照明器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05234408A JPH05234408A (ja) | 1993-09-10 |
| JP2959268B2 true JP2959268B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=13894247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4086701A Expired - Lifetime JP2959268B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2959268B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP4086701A patent/JP2959268B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05234408A (ja) | 1993-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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