JP2951496B2 - パタン認識方法 - Google Patents

パタン認識方法

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JP2951496B2 JP4343686A JP34368692A JP2951496B2 JP 2951496 B2 JP2951496 B2 JP 2951496B2 JP 4343686 A JP4343686 A JP 4343686A JP 34368692 A JP34368692 A JP 34368692A JP 2951496 B2 JP2951496 B2 JP 2951496B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,文字読取り装置を始め
とするパタン認識装置におけるパタン認識方法,特に認
識精度を向上させるパタン認識方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】文字認識を例に説明する。文字認識では
識別関数として距離関数が多くの場合用いられる。ユー
クリッド距離,重み付きユークリッド距離,2次識別関
数(ベイズ識別関数),修正2次識別関数,投影距離等
である。従来,距離関数を用いた場合の認識精度の向上
は,読取り対象の各クラスにおける特徴の分布をより忠
実に表現することによりなされてきた。ユークリッド距
離に対して,各クラスの各特徴の分散の逆数を重みとし
て用いるのが重み付きユークリッド距離であり,ユーク
リッド距離に比べて精度は向上する。また,2次識別関
数,修正2次識別関数,投影距離は,各クラスにおいて
特徴の共分散行列の固有ベクトル,固有値等を識別に利
用するため,特徴間に相関が存在する場合においても高
い精度を得ることができる。しかしながら,これらの方
法は手法的には限界にあり,これ以上の高精度化は望め
ない状況にある。
【0003】文字認識の高精度化を図る場合に重要とな
るもう一つの視点は,各クラスにおいて他のクラスとの
違いを強調することである。これの一つの実現手段は距
離関数を用いて識別を行ったときに求められる入力パタ
ンと各クラスの間の距離を,入力パタンが属するクラス
に対しては小さく,属さないクラスに対しては大きくな
るように修正することである。
【0004】このような修正を行うためには,各クラス
に対し,当該クラスに属するパタン集合に対しては負の
値を,属さないパタン集合に対しては正の値を持つよう
な関数を求める必要がある。そのような方式として文献
(川谷他:“距離関数と線形判別関数の重畳による識別
関数の高度化”,1989年信学秋季全大, D-166, pp.6-16
6(平1))に述べられている方法がある。
【0005】この方法では,重み付きユークリッド距
離,2次識別関数等を原距離関数とし,原距離関数で訓
練パタンに対して識別を行った結果から各クラスごとに
求められるそのクラスに誤った,または誤りそうになっ
たパタン集合とそのクラスのパタン集合との間で,変数
として訓練パタンの特徴ベクトルの各要素から参照パタ
ンベクトルの各要素を引いたもの,もしくはそれを自乗
したもののどちらか一方を用い判別分析を行って,目的
とする関数(判別関数と呼ぶ)を求める。そして,実際
に識別を行うときには,原距離関数で求められる各クラ
スの距離値に,判別関数で求められる各クラスの値を加
え,その値をもとに入力パタンのクラスを決定する。
【0006】この方法では,判別関数により求められる
各クラスの値を原距離関数で求められる各クラスの距離
に加えることにより,原距離関数の重みベクトル,参照
パタンベクトルを修正するのと同等の効果を得ている。
すなわち,判別分析を行うときに,変数として訓練パタ
ンの特徴ベクトルの各要素から参照パタンベクトルの各
要素を引いたものを用いるときには参照パタンベクトル
が修正され,自乗したものを用いるときには重みベクト
ルが修正される。
【0007】しかしながら,この方法では,重みベクト
ルと参照パタンベクトルの修正は独立に行われる結果と
なっている。そのため,重みベクトルと参照パタンベク
トルを最適に組み合わせる形で修正することはできなか
った。その結果として認識能力の改善効果は限られてい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点の
解決を図り,原距離関数に現れる参照パタンベクトル,
重みベクトル,あるいは定数項を同時にかつ最適に修正
することにより,認識精度を向上させることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では,原距離関数
で訓練パタンに対して識別を行った結果から,各クラス
毎に求められるそのクラスに誤った,または誤りそうに
なったパタン集合(ライバルパタン集合と呼ぶ)とその
クラスのパタン集合との間で,訓練パタンの特徴ベクト
ルの各要素から参照パタンベクトルの各要素を引いたも
のおよびそれを自乗したものの両方を変数として用い
て,あるいは訓練パタンの特徴ベクトルから前記識別辞
書に格納されている参照パタンベクトルを差し引いたベ
クトルを部分空間に射影して得られるベクトルの各要素
および各要素を自乗したものを変数として用いて判別分
析を行い,目的とする判別関数を求めるようにする。
【0010】
【作用】実際に認識を行うときに,原距離関数により求
められる各クラス毎の値に判別関数により求められる各
クラス毎の値を加えた値を用いることにより,原距離関
数に現れる参照パタンベクトル,重みベクトル,あるい
は定数項を同時にかつ最適に修正する効果を得ることが
でき,そのため認識精度の著しい向上を期待することが
できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す図である。図
中,1は前処理,2は特徴抽出処理,3は距離算出処
理,4は識別辞書,5は判別値算出処理,6は判別辞
書,7はクラス決定処理を表す。
【0012】入力されたパタンについて,まず前処理1
で位置,大きさの正規化,雑音除去等の前処理が行わ
れ,次いで特徴抽出処理2で識別に用いる特徴が抽出さ
れる。距離算出処理3では,距離関数D(x)を用い読
取り対象の各クラス毎に入力特徴ベクトルと参照パタン
ベクトルとの距離値dが求められる。判別値算出処理5
では,判別関数F(x)を用い各クラス毎に判別値fが
求められる。各クラスの判別関数F(x)は,入力パタ
ンがそのクラスに属していれば負の,属していなければ
正の値を持つように設計されている。すなわち,F
(x)は各クラスで他のクラスとの違いを反映する関数
である。
【0013】クラス決定処理7では各クラス毎に, g=d+γ・f を求め,gが最も小さい値を与えるクラスを選択し,入
力パタンの属するクラスを決定する。なお,γは予め決
められた定数である。ここで,D(x)としてどのよう
な関数を用いるか,F(x)をどのように決定するかが
課題となる。
【0014】本発明では,D(x)を用いて識別を行っ
たときに求められるライバルパタン集合と各クラスのパ
タン集合との間で線形判別分析が行われてF(x)が決
定される。以下,D(x)として重み付きユークリッド
距離,2次識別関数(ベイズ識別関数),修正2次識別
関数・投影距離を用いた場合の例を示す。
【0015】 重み付きユークリッド距離の場合 重み付きユークリッド距離は,以下のように書ける。 D(x)=Σωm (xm −μm 2 但し,x=(x1 ,…,xM t は入力特徴ベクトル,
μ=(μ1 ,…,μMt は参照パタンベクトル,ω=
(ω1 ,…,ωM t は重みベクトル,Mは特徴の次元
数である。また,tは転置を表す。Σはm=1からMま
での総和を表す。ここで,ω1 〜ωM が1であればD
(x)はユークリッド距離となる。識別辞書4には,各
クラスの参照パタンベクトル,重みベクトルが格納され
る。判別関数F(x)は,変数ym ,yM+m を以下のよ
うに定義して求める。
【0016】ym =(xm −μm 2M+m =(xm −μm ) すなわち,変数として訓練パタンの特徴ベクトルの各要
素から参照パタンベクトルの各要素を引いたもの,およ
びそれを自乗したものの両方を変数として用いる。F
(x)は次のように定義される。
【0017】 F(x)=Σam m +Σbm M+m +c =Σam (xm −μm 2 +Σbm (xm −μm )+c 〔Σはm=1からMまでの総和〕 但し,xが着目クラスに属するときは負,ライバルパタ
ン集合に属するときは正となるように{am },
{bm },cの符号が決められる。判別辞書6には,
{am },{bm },cがクラス毎に格納される。{a
m },{bm },cの具体的な求め方は後述する。
【0018】 2次識別関数(ベイズ識別関数)の場合 Sを着目クラスの共分散行列,φm ,λm をSのm次の
固有ベクトル,固有値とすると,ベイズ識別関数D
(x)は以下のように書ける。
【0019】 D(x)=(x−μ)t -1(x−μ)+ln|S| =Σ{φm t (x−μ)}2 /λm +ln|S| 〔Σはm=1からMまでの総和〕 この場合には,識別辞書4にはクラス毎にμ,(φ1
…,φM ),(λ1 ,…,λM ),ln|S|が格納さ
れる。また,定数項ln|S|を無視すれば,マハラノ
ビス距離となる。線形判別関数F(x)は,変数ym
M+m を ym ={φm t (x−μ)}2M+m =φm t (x−μ) として求めるものとする。すなわち,訓練パタンの特徴
ベクトルから参照パタンベクトルを差し引いたベクトル
(φ1 ,…,φM )を基底ベクトルとする部分空間に射
影して得られるベクトルの各要素,および各要素を自乗
したものを変数として用いる。F(x)は次式で与えら
れる。
【0020】 F(x)=Σam {φm t (x−μ)}2 +Σbm {φm t (x−μ)}+c 〔Σはm=1からMまでの総和〕 である。判別辞書6には,{am },{bm },cがク
ラス毎に格納される。
【0021】 修正2次識別関数,投影距離の場合 修正2次識別関数,投影距離の場合,D(x)は以下の
ように書ける。 D(x)=α[‖x−μ‖2 −Σωu {φu t (x−
μ)}2 ]+d 〔Σはu=1からTまでの総和〕 ここで,修正2次識別関数の場合には,Tは固有値の累
積寄与率が初めて所定の定数δを超える次数であり,
(T+1)次以上の固有値の値はλT+1 とされる。さら
に, α=1/λT+1 ωu =1−λT+1 /λu d=ln(Πλu ・ΠλT+1 ) である。ここで,最初のΠはu=1からTまでの積,次
のΠはu=T+1からMまでの積である。識別辞書4に
は,クラス毎にTの値,μ,(φ1 ,…,φT ),(λ
1 ,…,λT+1 ),dが格納される。また,投影距離の
場合は,Tは所定の定数,α=1,ωu =1,d=0で
ある。
【0022】修正2次識別関数,投影距離の場合には変
数yu ,yT+u を yu ={φu t (x−μ)}2T+u =φu t (x−μ) 但し,u≦T としたうえで,線形判別関数F(x)を求める。F
(x)は次のように与えられる。
【0023】 F(x)=Σau {φu t (x−μ)}2 +Σbu {φu t (x−μ)}+c 〔Σはu=1からTまでの総和〕 判別辞書6には,{au },{bu },cがクラス毎に
格納される。
【0024】以上,重み付きユークリッド距離,ユーク
リッド距離,2次識別関数,マハラノビス距離,修正2
次識別関数,投影距離について説明したが,同様な考え
方で他の距離関数,例えばシティブロック距離等にも適
用できる。
【0025】図2は,{am },{bm },cの求め方
の詳細を示したものである。この求め方は,上述の重み
付きユークリッド距離,2次識別関数,修正2次識別関
数等で共通である。
【0026】まず,ステップ11で訓練パタンを用意
し,ステップ12で全訓練パタンに対し,原距離関数D
(x)により認識を行う。ステップ13では,その認識
結果からライバルパタンの編集を行う。ライバルパタン
は,各クラス毎に着目クラス以外のクラスに属するパタ
ンから着目クラスに誤認識したパタン,および誤認識し
そうになったパタンを選択することにより求める。誤認
識しそうになったパタンは,着目クラス以外のクラスに
属するパタンを着目パタンからの距離の近い順に並べ,
そのうちの一定個を選ぶことにより求めることができ
る。
【0027】次いで,ステップ14で線形判別分析を行
うが,この手順は以下の通りである。まず,ベクトルy
=(y1 ,…,yM ,yM+1 ,…,y2M)に関する着目
クラスの共分散行列をSs ,およびライバルパタンの共
分散行列をSR とすると,行列Sを S=qS S +qR R により求める。qS ,qR に関しては共に0.5とする
方法,およびパタン数の比とする方法〔qS =着目クラ
スのパタン数/(着目クラスのパタン数+ライバルパタ
ン数),qR =1−qS 〕が知られており,どちらを用
いても算出可能である。次に,a=(a1 ,…,aM
1 ,…,bM t とし,着目クラス,およびライバル
パタンの平均ベクトルyS ,yR ,を用いて,aおよび
cを, a=S-1(yR −yS ) c=(1/2)at (yR +yS ) により求める。
【0028】次に,ステップ15,16で最適なγを決
定する。これは全ての訓練パタンを用い,各クラス毎に
距離関数D(x)の値dと判別関数F(x)の値fか
ら, g=d+γ・f を求め,gが最も小さい与えるクラスを選択して入力パ
タンのクラスを決定したときに,訓練パタンに対して最
も認識率が高くなるγを選択することにより求めること
ができる。上述のような処理を繰り返し行ったときに前
回の認識率との差をステップ17で比較し,差が小さけ
れば終了し,大きければステップ18で前回までは正読
で今回初めて誤読となったパタンをライバルパタン集合
に新しく加え,線形判別分析からの処理を繰り返す。
【0029】図3は,本発明の第2の実施例を示す図で
ある。21は前処理,22は特徴抽出処理,23は距離
算出処理,24は識別判別辞書,25はクラス決定処理
を表す。
【0030】この実施例では,図1に示す識別辞書4の
内容と判別辞書6の内容とを重畳した情報を持つ識別判
別辞書24を用いる。特徴抽出処理22までの処理は図
1の例と同じである。距離算出処理23では,各クラス
毎に距離関数D(x)の値と判別関数F(x)の値を加
えた値G(x)を求めるようにしている。クラス決定処
理25では,G(x)の値をもとに入力パタンのクラス
を決定する。この場合の識別判別辞書24の内容は次の
ように求めることができる。
【0031】 重み付きユークリッド距離の場合 G(x)=D(x)+γ・F(x) =Σωm ′(xm −μm ′)2 +d 但し, ωm ′=ωm +γam μm ′=μm −(1/2)γbm /ωm ′ d=γc−(1/4)Σ(γbm 2 /ωm ′ であり,識別判別辞書24には各クラス毎にμ′=(μ
1 ′,…,μM ′)t ,ω′=(ω1 ′,…,ωM ′)
t ,dが格納される。なお,Σはm=1からMまでの総
和を表す。
【0032】 2次識別関数(ベイズ識別関数)の場
合 G(x)=D(x)+γ・F(x) =Σ{φm t (x−μ)}2 /λm +ln|S| +γΣam {φm t (x−μ)}2 +γΣbm {φm t (x−μ)}γc =Σωm {φm t (x−μ′)}2 +d 但し, ωm =1/λm +γam d=ln|S|+γc−(1/4)Σ(γbm 2 /ω
m μ′=μ−(A)-1z z=(z1 ,…,zM tm =(1/2)γbm /ωm A:φm を行の要素とする行列 であり,識別判別辞書24には,各クラス毎に(φ1
…,φM ),μ′=(μ 1 ′,…,μM ′)t ,ω=
(ω1 ,…,ωM t ,dが格納される。なお,Σはm
=1からMまでの総和を表す。
【0033】 修正2次識別関数,投影距離の場合 G(x)=D(x)+γ・F(x) =α[‖x−μ‖2 −Σωu {φu t (x−μ)}2
+d+γΣau {φu t (x−μ)}2 +γΣbu {φu t (x−μ)}+γc =α[‖x−μ′‖2 −Σωu ′{φu t (x−
μ′)]+d′ 但し, ωu ′=ωu −γau α μ′=μ−(A)-1z z=(z1 ,…,zM tu =(1/2)γbu /(α−αωu +γau ) if u≦T =0 otherwise d′=d+γc−(1/4)Σ(γbu 2 /(α−α
ωu +γau ) であり,識別判別辞書24には,各クラス毎にα,(φ
1 ,…,φT ),μ′=(μ1 ′,…,μM ′)t
ω′=(ω1 ′,…,ωT ′)t ,d′が格納される。
なお,Σはu=1からTまでの総和を表す。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば,各
クラスに対し,他のクラスとの違いを強調する態様で識
別を行うことができ,認識精度の著しい向上が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】判別関数を求める場合の手順を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 前処理 2 特徴抽出処理 3 距離算出処理 4 識別辞書 5 判別値算出処理 6 判別辞書 7 クラス決定処理 21 前処理 22 特徴抽出処理 23 距離算出処理 24 識別判別辞書 25 クラス決定処理

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたパタンから抽出された特徴ベ
    クトルと,少なくとも各クラス毎の参照パタンベクトル
    に関する情報を持つ識別辞書とを照合して,入力された
    パタンのクラスを決定するパタン認識方法において,入
    力の特徴ベクトルと前記識別辞書とを照合し距離を求め
    る過程と,予め訓練パタンに対して前記識別辞書を用い
    て認識を行い各クラス毎にそのクラスに誤った,または
    誤りそうになったエラーパタン集合を求め,該パタン集
    合と本来そのクラスに属するパタン集合との間で,訓練
    パタンの特徴ベクトルの各要素から前記識別辞書に格納
    されている参照パタンベクトルの各要素を差し引いたも
    のと差し引いて自乗したものとを変数として用いて,あ
    るいは訓練パタンの特徴ベクトルから前記識別辞書に格
    納されている参照パタンベクトルを差し引いたベクトル
    を部分空間に射影して得られるベクトルの各要素とその
    各要素を自乗したものとを変数として用いて,判別分析
    を行うことにより求められた判別関数を定める情報が格
    納された判別辞書をもとに,入力の特徴ベクトルに対す
    る判別関数の値を求める過程と,各クラス毎に入力の特
    徴ベクトルと前記識別辞書とを照合して求められる距離
    の値に,各クラス毎に入力の特徴ベクトルと前記判別辞
    書とを照合して得られる値を加え,それをもとに入力さ
    れたパタンのクラスを決定する過程とを有することを特
    徴とするパタン認識方法。
  2. 【請求項2】 入力されたパタンから抽出された特徴ベ
    クトルと予め用意された辞書とを照合して入力されたパ
    タンのクラスを決定するパタン認識方法において,前記
    辞書として,請求項1記載の識別辞書と請求項1記載の
    判別辞書とを重畳して得られる情報を持つ識別判別辞書
    を用いて,各クラス毎に入力の特徴ベクトルに関する請
    求項1記載の識別辞書から得られる距離の値と請求項1
    記載の判別辞書から得られる前記判別関数の値とを加え
    た値に相当する値を求め,それをもとに入力されたパタ
    ンのクラスを決定することを特徴とするパタン認識方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のパタン認
    識方法において,各クラス毎に新規にそのクラスに誤っ
    た,または誤りそうになったパタンをエラーパタン集合
    に加えつつ判別分析を繰り返し行うことにより作成/更
    新された判別辞書または識別判別辞書を用いることを特
    徴とするパタン認識方法。
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