JP2944974B2 - Frp製二重殻タンクおよびその製造方法 - Google Patents

Frp製二重殻タンクおよびその製造方法

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JP2944974B2 JP10001982A JP198298A JP2944974B2 JP 2944974 B2 JP2944974 B2 JP 2944974B2 JP 10001982 A JP10001982 A JP 10001982A JP 198298 A JP198298 A JP 198298A JP 2944974 B2 JP2944974 B2 JP 2944974B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FRP製二重殻タ
ンク、詳しくは、地下埋設用タンクとして好適に用いら
れるFRP製二重殻タンク、およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来まで、地下埋設用のオイルタンクと
しては、鋼製タンクが用いられてきた。しかし、鋼製タ
ンクは、長年地下に埋設していると、タンク外側からは
酸性土壌による腐食を受け、一方タンク内側からはオイ
ルに混入した水などによる腐食を受けるため、耐食性の
面において問題があった。そのため、耐食性に優れた地
下埋設用のオイルタンクとして、FRP製二重殻タンク
の使用が検討されるに至っている。
【0003】このFRP製二重殻タンクは、強化プラス
チックからなる内殻と、強化プラスチックからなる外殻
とを備え、内殻と外殻との間には、タンク内のオイル漏
れを検知するための検知空間が形成されるようにしてい
る。このようなFRP製二重殻タンクとしては、たとえ
ば、実用新案登録第3022356号公報には、内殻と
外殻との間に、凹凸を有するプラスチックシートを介装
するとともに、このプラスチックシートと外殻との間に
フィルムを介装することで、検知空間を効率的に設けて
FRP製二重殻タンクを製造することが記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実用新案登録
第3022356号公報に記載された製造方法によって
FRP製二重殻タンクを製造するには、内殻が成形され
た後に、その内殻上にプラスチックシートを配置して、
配置されたプラスチックシート上にフィルムを巻き付け
て、その上で、外殻を形成する必要があり、製造工程が
多く、作業性が良好でないなどの不具合があった。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、少ない製造工程数
で作業性よく製造でき、生産性が高められたFRP製二
重殻タンクおよびその製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、FRP製二重殻タンクの
製造方法であって、強化プラスチックからなる内殻を成
形する工程と、所望の空隙率を有する検知空間が形成さ
れるように、単位面積あたりの数が任意に選定された状
態で、直径約1〜3mmの多数の粒子が互いに間隔を隔
てながら一方の面に接着されているフィルムを用意し
て、前記粒子が前記内殻に向かう状態としながら、前記
フィルムで前記内殻を覆う工程と、前記内殻を覆った前
記フィルムの他方の面上に強化プラスチックからなる外
殻を成形する工程とを備えることを特徴としている。
【0007】このような製造方法によると、フィルムで
内殻を覆うのみで、粒子と粒子との間の隙間によって、
内殻と外殻との間に危険物を検知するための検知空間が
形成されるので、次にフィルム上に外殻を形成すること
により、簡単にFRP製二重殻タンクを製造することが
できる。そのため、従来のように、内殻上にプラスチッ
クシートを配置して、その上にフィルムを巻き付けると
いうような煩雑な作業を必要とせず、少ない製造工程数
で作業性よく製造することができる。
【0008】また、検知空間の空隙率は、フィルムの単
位面積あたりに接着される粒子の数を適宜選ぶことで、
簡単に設定することができる。また、請求項2に記載の
発明は、請求項1に記載の発明に含まれる前記フィルム
で前記内殻を覆う工程において、前記フィルムとして長
尺のものを用意し、前記フィルムを前記内殻に巻き付け
ることを特徴としている。長尺のフィルムを内殻に巻き
付ければ、検知空間を形成しつつ容易に内殻を覆うこと
ができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、強化プラスチッ
クからなる内殻と、前記内殻を覆う強化プラスチックか
らなる外殻とを備える、FRP製二重殻タンクにおい
て、前記内殻と前記外殻との間には、所望の空隙率を有
する検知空間が形成されるように、単位面積あたりの数
が任意に選定された状態で、直径約1〜3mmの多数の
粒子が互いに間隔を隔てながら一方の面に接着されたフ
ィルムが、前記粒子が前記内殻に向かう状態で介装され
ていることを特徴としている。このような構成によれ
ば、粒子と粒子との間の隙間によって、内殻と外殻との
間に危険物を検知するための検知空間が形成される。そ
のため、簡易な構造によって検知空間が形成され、生産
性が高く、よりコストの低減が図られたFRP製二重殻
タンクを得ることができる。また、検知空間の空隙率
は、フィルムの単位面積あたりに接着される粒子の数が
適宜選ばれることにより、簡単に設定されている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のFRP製二重殻
タンクの一実施態様を示す外観上面図であり、図2は、
図1に示したFRP製二重殻タンクの外観側面図であ
る。図1および図2において、このFRP製二重殻タン
ク1は、ガソリン、軽油、灯油、重油などの可燃性液体
(以下、危険物という。)が貯蔵される地下埋設用のタ
ンクであり、軸線を水平方向に向けた円筒形状をなし、
その左側上面部には、注油ノズル2、通気ノズル3、給
油ノズル4、液面計ノズル5および危険物検知用ノズル
6などの各種ノズルが取り付けられており、また、右側
上面部には、作業者が出入りするためのマンホール7が
設けられている。
【0011】図3は、FRP製二重殻タンク1の部分断
面図である。図3において、このFRP製二重殻タンク
1は、強化プラスチックからなる内殻8と、この内殻8
を覆う強化プラスチックからなる外殻9とを備え、内殻
8および外殻9によってFRP製の二重殻構造を構成し
ている。内殻8と外殻9との間には、多数の粒子10が
互いに間隔を隔てながら接着されたフィルム11が、粒
子10が内殻8に向かう状態で介装されており、この粒
子10と粒子10との間の隙間によって、内殻8内に貯
蔵される危険物の漏れを検知するための検知空間22が
形成されるようにしている。
【0012】以下、このようなFRP製二重殻タンク1
を製造する方法について、円筒部の成形を図4を参照し
つつ説明する。このFRP製二重殻タンク1の製造にお
いては、先ず、内殻8を成形する。内殻8を成形するた
めの合成樹脂は、公知の熱硬化性の樹脂であれば特に制
限されないが、好ましくは、不飽和ポリエステル樹脂、
ビニルエステル樹脂などが用いられる。なかでも、耐食
性の点から、イソフタル酸系、テレフタル酸系およびビ
スフェノール系の不飽和ポリエステル樹脂が用いられ
る。また、強化繊維としては、ガラス繊維、カーボン繊
維、アラミド繊維など公知の強化繊維が用いられる。な
かでもガラス繊維が好ましく、強化プラスチック中のガ
ラス含有量は、特に制限はないが、たとえば、30〜6
0重量%の範囲である。
【0013】そして、これらの樹脂および強化繊維を用
いて内殻8を成形する。成形方法は、フィラメントワイ
ンディング法、ハンドレイアップ法、スプレーアップ
法、レジンインジェクション法など公知の成形方法を用
いることができ、好ましくは、フィラメントワインディ
ング法による。すなわち、円筒形状のマンドレル25上
にガラス繊維を、パラレル、ヘリカル、ポーラーおよび
レベルなどの公知の巻き方で巻き付けるとともに、前述
した熱硬化性樹脂を含浸させた後、硬化させる。なお、
ガラス繊維は、チョップドストランドを併用してもよ
い。
【0014】次いで、成形された内殻8上に、多数の粒
子10が接着されているフィルム11を、粒子10が内
殻8に向かう状態としながら巻き付ける。このフィルム
11は、その一方の面に、図5に示すように、多数の粒
子10を互いに所定の間隔を隔てて接着している。粒子
10は、たとえば、砂、硝子、樹脂などからなる直径約
1〜3mmのものが用いられ、また、フィルム11は、
たとえば、樹脂からなる厚さ約0.08mm程度の長尺
に形成されたものが用いられる。
【0015】このような粒子10が接着されたフィルム
11は、たとえば、図6に示される接着装置12によっ
て製造することができる。すなわち、図6の接着装置1
2において、ロール状とされた長尺のフィルム11は、
その先端が引き出されて巻取りロール13の矢印14方
向の回転駆動によって、この巻取りロール13に巻き取
られるように構成されている。フィルム11が引き出さ
れてから巻取りロール13によって巻き取られるまでの
間に、多数の粒子10を接着するための各種の装置、す
なわち、ドクターブレード15、ホッパー16および加
熱部17が備えられている。引き出されたフィルム11
は、ドクターブレード15に送られ、このドクターブレ
ード15によって、その幅方向全体にほぼ均一な厚さで
接着剤が塗布される。次に、ホッパー16に送られ、こ
のホッパー16によって多数の粒子10をフィルム11
上に落下させる。ホッパー16の下端部には、フィルム
11の幅方向に等間隔に粒子10を落下させるための回
転落下装置18が設けられている。この回転落下装置1
8は、図7に示すように、駆動軸19と、その駆動軸1
9によって回転される円筒状の回転体20とからなり、
回転体20の外周面には、ホッパー16の先端部から落
下する粒子10を一旦受け入れるための多数の受入れ孔
21が形成されている。この受入れ孔21は、周方向お
よび軸方向において、それぞれ略等間隔に形成されてい
る。そして、ホッパー16の先端部から落下する粒子1
0は、一旦この受入れ孔21に受け入れられた後、回転
体20の矢印23方向への回転によって、フィルム11
上に落下する。落下した粒子10は、フィルム11上に
略等間隔の隙間をもって配置される。そしてこの粒子1
0は、次に送られる加熱部17で、接着剤の硬化によっ
てフィルム11と接着され、巻取りロール13によって
巻き取られる。この接着装置12においては、回転落下
装置12の回転速度および巻取りロール13の回転速度
を制御することによって、長さ方向において隣り合う粒
子10相互の間隔を調整することができ、また、回転体
20における軸方向における各受入れ孔12の間隔を選
ぶことにより、幅方向において隣り合う粒子10相互の
間隔を調整することができる。したがって、この接着装
置12によれば、フィルムの単位面積あたりに接着され
る粒子の数を任意の数に選定することができ、内殻8と
外殻9との間に形成される検知空間22の空隙率を簡単
に設定することができる。なお、検知空間22の空隙率
は、たとえば、20〜80%にすることが好ましい。
【0016】そして、このようにして得られた、多数の
粒子10が接着された長尺のフィルム11を、たとえ
ば、粒子10が内殻8に向かう状態で、内殻8上に、そ
の幅方向両端部を互いに少しずつ重ねながら、スパイラ
ル状に巻き付ける。このような巻き付けによって、検知
空間22を形成しつつ容易に内殻8を覆うことができ
る。したがって、作業の容易化が図れ、生産性を向上さ
せることができる。
【0017】フィルム11で内殻8を覆った後は、その
フィルム11上に外殻9を成形する。外殻9の成形は、
内殻8と同様の合成樹脂、強化繊維を用いて、同様の方
法、つまり、フィラメントワインディング法により成形
する。このようにしてFRP製二重殻タンク1を製造す
れば、フィルム11で内殻8を覆うのみで、粒子10と
粒子10との間の隙間によって、内殻8と外殻9との間
に危険物を検知するための検知空間22が形成されるの
で、次にフィルム11上に外殻9を形成すれば、簡単に
FRP製二重殻タンク1を製造することができる。その
ため、従来のように、内殻8上にプラスチックシートを
配置して、その上にフィルムを巻き付けるというような
煩雑な作業を必要とせず、少ない製造工程数で作業性よ
く製造することができる。
【0018】したがって、得られたFRP製二重殻タン
ク1は、簡易な構造によって検知空間22が形成され、
生産性が高く、よりコストの低減が図られる。以上述べ
た実施形態では、粒子10を、接着装置12によって規
則的にフィルム11に接着したが、粒子10の接着は、
手作業により行ってもよく、また、吹き付けなどにより
行ってもよい。また、フィルム11上の各粒子10の配
置に関しては、所望の空隙率を有する検知空間22が形
成されるように、多数の粒子10が互いに間隔を隔てて
配置されていればよく、その配置は、規則的であって
も、ランダムであってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、フィルムで内殻を覆うのみで検知空間を形
成でき、簡単にFRP製二重殻タンクを製造することが
できる。そのため、従来のように、内殻上にプラスチッ
クシートを配置して、その上にフィルムを巻き付けると
いうような煩雑な作業を必要とせず、少ない製造工程数
で作業性よく製造することができる。したがって、FR
P製二重殻タンクの生産性を向上させることができる。
また、検知空間の空隙率は、フィルムの単位面積あたり
に接着される粒子の数を適宜選ぶことで、簡単に設定す
ることができる。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、長尺のフ
ィルムを内殻に巻き付けることによって、検知空間を形
成しつつ容易に内殻を覆うことができる。したがって、
さらに作業の容易化が図れ、生産性を向上させることが
できる。請求項3に記載の発明によれば、簡易な構造に
よって検知空間が形成され、生産性が高く、よりコスト
の低減が図られたFRP製二重殻タンクを得ることがで
きる。また、検知空間の空隙率は、フィルムの単位面積
あたりに接着される粒子の数が適宜選ばれることによ
り、簡単に設定されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFRP製二重殻タンクの一実施形態の
外観上面図である。
【図2】図1に示したFRP製二重殻タンクの外観側面
図である。
【図3】図1に示したFRP製二重殻タンクの部分断面
図である。
【図4】図1に示したFRP製二重殻タンクの製造方法
を示す説明図である。
【図5】図3に示されるフィルムの平面図である。
【図6】粒子とフィルムとを接着するための接着装置を
説明する図である。
【図7】図5に示す接着装置に備えられる回転落下装置
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 FRP製二重殻タンク 8 内殻 9 外殻 10 粒子 11 フィルム

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強化プラスチックからなる内殻を成形す
    る工程と、 所望の空隙率を有する検知空間が形成されるように、単
    位面積あたりの数が任意に選定された状態で、直径約1
    〜3mmの多数の粒子が互いに間隔を隔てながら一方の
    面に接着されているフィルムを用意して、前記粒子が前
    記内殻に向かう状態としながら、前記フィルムで前記内
    殻を覆う工程と、 前記内殻を覆った前記フィルムの他方の面上に強化プラ
    スチックからなる外殻を成形する工程とを備えることを
    特徴とする、FRP製二重殻タンクの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記フィルムで前記内殻を覆う工程にお
    いては、前記フィルムとして長尺のものを用意し、前記
    フィルムを前記内殻に巻き付けることを特徴とする、請
    求項1に記載のFRP製二重殻タンクの製造方法。
  3. 【請求項3】 強化プラスチックからなる内殻と、前記
    内殻を覆う強化プラスチックからなる外殻とを備える、
    FRP製二重殻タンクにおいて、 前記内殻と前記外殻との間には、所望の空隙率を有する
    検知空間が形成されるように、単位面積あたりの数が任
    意に選定された状態で、直径約1〜3mmの多数の粒子
    が互いに間隔を隔てながら一方の面に接着されたフィル
    ムが、前記粒子が前記内殻に向かう状態で介装されてい
    ることを特徴とする、FRP製二重殻タンク。
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