JP2937710B2 - インクジェットプリンタ用印字検査装置 - Google Patents
インクジェットプリンタ用印字検査装置Info
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- JP2937710B2 JP2937710B2 JP5259159A JP25915993A JP2937710B2 JP 2937710 B2 JP2937710 B2 JP 2937710B2 JP 5259159 A JP5259159 A JP 5259159A JP 25915993 A JP25915993 A JP 25915993A JP 2937710 B2 JP2937710 B2 JP 2937710B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリンタ
用印字検査装置に関し、特にインクジェット方式により
印字された印字文字列の品質検査を行うインクジェット
プリンタ用印字検査装置に関する。
用印字検査装置に関し、特にインクジェット方式により
印字された印字文字列の品質検査を行うインクジェット
プリンタ用印字検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の印字検査においては、一
般的な画像の処理方法を使用して印字品質の検査を行う
のが通例である。すなわち、印字文字単位で基準文字パ
ターンと単純な相関マッチング処理を行う相関マッチン
グ方式や、印字文字を構成する個々のドットを抽出して
基準データのドットパターンとのマッチング処理を行う
方式等により、印字品質の検査を行っている。
般的な画像の処理方法を使用して印字品質の検査を行う
のが通例である。すなわち、印字文字単位で基準文字パ
ターンと単純な相関マッチング処理を行う相関マッチン
グ方式や、印字文字を構成する個々のドットを抽出して
基準データのドットパターンとのマッチング処理を行う
方式等により、印字品質の検査を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様なインクジェッ
ト方式によって、例えば、コンベアにより順次搬送され
てくる飲料用カンケース等のワークに対して、印字を行
う場合、インクジェットプリンタの印字方法の性質とし
て、時間軸方向の変動すなわちワークの移動方向に対す
る印字の変形が特に大きく発生し、かつ個々のドットが
同様にワーク移動方向に流れて、隣接文字間の接合状態
が多発する傾向にある。
ト方式によって、例えば、コンベアにより順次搬送され
てくる飲料用カンケース等のワークに対して、印字を行
う場合、インクジェットプリンタの印字方法の性質とし
て、時間軸方向の変動すなわちワークの移動方向に対す
る印字の変形が特に大きく発生し、かつ個々のドットが
同様にワーク移動方向に流れて、隣接文字間の接合状態
が多発する傾向にある。
【0004】しかしながら、上述の印字品質の検査方式
では、この様なワークの移動に起因して生ずる上記問題
点が何等考慮されていないので、文字単位の区切りを行
って文字切出し処理をなすことが困難であり、また個々
のドットが互いに分離していなければ各ドットの抽出が
困難であり、よって、上記従来の印字検査方式では、移
動状態のワークに対する印字結果の検査を信頼性良く高
品質で行うことは出来ないという欠点がある。
では、この様なワークの移動に起因して生ずる上記問題
点が何等考慮されていないので、文字単位の区切りを行
って文字切出し処理をなすことが困難であり、また個々
のドットが互いに分離していなければ各ドットの抽出が
困難であり、よって、上記従来の印字検査方式では、移
動状態のワークに対する印字結果の検査を信頼性良く高
品質で行うことは出来ないという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、移動状態のワークに対す
る印字結果の検査を信頼性良く高品質で行うことが可能
なインクジェットプリンタ用印字検査装置を提供するこ
とである。
る印字結果の検査を信頼性良く高品質で行うことが可能
なインクジェットプリンタ用印字検査装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクジェ
ットプリンタ用印字検査装置は、移動する被印字ワーク
に対してインクジェット方式により印字された印字文字
列を読取る読取り手段と、前記読取り手段による読取り
データを動的計画法であるダイナミックプログラミング
マッチング手法により文字単位の区切り検出処理を行う
文字区切り検出手段と、この文字区切り検出手段により
得られた区切り文字に対して、更にダイナミックプログ
ラミングマッチング手法により印字文字品質の検査を行
う文字品質検査手段とを有することを特徴とする。
ットプリンタ用印字検査装置は、移動する被印字ワーク
に対してインクジェット方式により印字された印字文字
列を読取る読取り手段と、前記読取り手段による読取り
データを動的計画法であるダイナミックプログラミング
マッチング手法により文字単位の区切り検出処理を行う
文字区切り検出手段と、この文字区切り検出手段により
得られた区切り文字に対して、更にダイナミックプログ
ラミングマッチング手法により印字文字品質の検査を行
う文字品質検査手段とを有することを特徴とする。
【0007】
【0008】
【作用】本発明においては、インクジェット方式による
ドットの組合わせからなる連続印字文字列をドットパタ
ーンデータとして取込み、また個々の文字ドット構成を
基準パターンとして予め設定しておき、取込みパターン
と基準パターンとを印字方向に順次特徴量に変換し、こ
の変換特徴量を用いてDPマッチング手法により時間軸
変動の誤差をなくしつつ文字単位の区切り検出処理を行
い、更に区切り検出後の文字単位毎に基準パータンと比
較して一致不一致を検出するようにしたもである。
ドットの組合わせからなる連続印字文字列をドットパタ
ーンデータとして取込み、また個々の文字ドット構成を
基準パターンとして予め設定しておき、取込みパターン
と基準パターンとを印字方向に順次特徴量に変換し、こ
の変換特徴量を用いてDPマッチング手法により時間軸
変動の誤差をなくしつつ文字単位の区切り検出処理を行
い、更に区切り検出後の文字単位毎に基準パータンと比
較して一致不一致を検出するようにしたもである。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
述する。
述する。
【0010】図1は本発明によるインクジェットプリン
タ用印字検査装置の機能ブロックを処理フローとして示
したものである。
タ用印字検査装置の機能ブロックを処理フローとして示
したものである。
【0011】ステップ10は、ドットの組合わせからな
る連続印字文字列を画像データとして取込む、例えば、
ビデオカメラ等の印字文字入力部を示し、各文字の構成
素子であるドットの状態を2値データに置換して出力す
る。このドットパターンは、例えば、図3に示す様なド
ットパターン(図では“8”のドットパターンを示す)
である。
る連続印字文字列を画像データとして取込む、例えば、
ビデオカメラ等の印字文字入力部を示し、各文字の構成
素子であるドットの状態を2値データに置換して出力す
る。このドットパターンは、例えば、図3に示す様なド
ットパターン(図では“8”のドットパターンを示す)
である。
【0012】このドットパターンの高さ方向(図3で
は、図面の縦方向)に対するドット印字量のヒストグラ
ムデータを作成し、処理すべき文字の高さを検出する。
は、図面の縦方向)に対するドット印字量のヒストグラ
ムデータを作成し、処理すべき文字の高さを検出する。
【0013】ステップ11では、印字文字入力部11に
て得られたデータを印字方向(図3では、図面の横方向
であって時間軸方向)に対するドット有無情報(1また
は0)、もしくは印字レベルを示すドット濃度情報(0
〜255段階)がドット個数分集合してなるベクトルデ
ータに変換するもので、印刷方向の特徴量データとして
出力される。
て得られたデータを印字方向(図3では、図面の横方向
であって時間軸方向)に対するドット有無情報(1また
は0)、もしくは印字レベルを示すドット濃度情報(0
〜255段階)がドット個数分集合してなるベクトルデ
ータに変換するもので、印刷方向の特徴量データとして
出力される。
【0014】ステップ12では、この印字文字列の特徴
量データと、予め設定されている基準文字列の特徴量デ
ータとを用いて、DPマッチング法により印字文字列の
各文字単位の区切り検出を行う。このDPマッチング法
は音声認識処理などの技術分野にて周知の手法であり、
連続する入力音声パターンの各音素と基準パターンとの
同じ音素同士が正確に対応するように、時間軸を非線形
的に伸縮する時間正規化を行う手法であり、動的計画法
すなわちDPマッチング法と称されるものである。
量データと、予め設定されている基準文字列の特徴量デ
ータとを用いて、DPマッチング法により印字文字列の
各文字単位の区切り検出を行う。このDPマッチング法
は音声認識処理などの技術分野にて周知の手法であり、
連続する入力音声パターンの各音素と基準パターンとの
同じ音素同士が正確に対応するように、時間軸を非線形
的に伸縮する時間正規化を行う手法であり、動的計画法
すなわちDPマッチング法と称されるものである。
【0015】このDPマッチングでは、基準パターンと
入力パターンとの対応すべき2つの時系列(特徴ベクト
ルの系列)を用いて両パターンの時間的対応付けを行う
手法であって、例えば、東海大学出版、古井貞煕著の
「ディジタル音声処理」と題する文献のp.162〜1
67に詳述されている。
入力パターンとの対応すべき2つの時系列(特徴ベクト
ルの系列)を用いて両パターンの時間的対応付けを行う
手法であって、例えば、東海大学出版、古井貞煕著の
「ディジタル音声処理」と題する文献のp.162〜1
67に詳述されている。
【0016】本発明でも、基準データパターンと入力文
字列データパターンとの印刷方向(時間軸方向)の特徴
量ベクトルの系列(ステップ11にて得られている)を
用いて、DPマッチング処理を行い文字区切り検出を行
うのである。
字列データパターンとの印刷方向(時間軸方向)の特徴
量ベクトルの系列(ステップ11にて得られている)を
用いて、DPマッチング処理を行い文字区切り検出を行
うのである。
【0017】ステップ13で、区切られた文字単位に1
文字内部の検査を行うが、この検査でも同様にDPマッ
チング法を用いる。ステップ14で、不良原因の解析を
行い、ステップ15で、その結果を出力する。
文字内部の検査を行うが、この検査でも同様にDPマッ
チング法を用いる。ステップ14で、不良原因の解析を
行い、ステップ15で、その結果を出力する。
【0018】図2はDPマッチング法の詳細を示す処理
フローである。文字列の基準データパターンをAとし、
この基準データの時間軸方向の画素をi=1,2,…,
Iとし、入力文字列(印字文字列)のデータパターンを
Bとし、この入力文字列の時間軸方向画素をj=1,
2,…,Jとすると、 A=a1 ,a2 ,…,ai ,…,aI B=b1 ,b2 ,…,bj ,…,bJ と表され、これが特徴量ベクトル系列となる。
フローである。文字列の基準データパターンをAとし、
この基準データの時間軸方向の画素をi=1,2,…,
Iとし、入力文字列(印字文字列)のデータパターンを
Bとし、この入力文字列の時間軸方向画素をj=1,
2,…,Jとすると、 A=a1 ,a2 ,…,ai ,…,aI B=b1 ,b2 ,…,bj ,…,bJ と表され、これが特徴量ベクトル系列となる。
【0019】尚、ai ,bj は時間軸方向画素位置i,
jにおけるその高さ方向のドットパターン情報である
(図3参照)。またI,Jは文字列基準データA,入力
文字列データの長さに相当する。
jにおけるその高さ方向のドットパターン情報である
(図3参照)。またI,Jは文字列基準データA,入力
文字列データの長さに相当する。
【0020】インクジェットプリンタ用印字検査装置で
は、基準データパターンAについて入力データパターン
BをDPマッチングで時間正規化しつつ下記の(1)式
を使用してパターンマッチングを行い、基準データパタ
ーンai が最も入力データパターンに近いbj を探し出
す。
は、基準データパターンAについて入力データパターン
BをDPマッチングで時間正規化しつつ下記の(1)式
を使用してパターンマッチングを行い、基準データパタ
ーンai が最も入力データパターンに近いbj を探し出
す。
【0021】時間軸画素iにおいて、次にどの状態に移
るべきかの制御を最適に定め、aiとbj との距離の総
和を最小として、基準データと入力データとの類似度を
パターン全体に亘る距離の最小値として算出するもので
ある。この最小値は図2に示すDPマッチング処理によ
り能率良く行うことができる。
るべきかの制御を最適に定め、aiとbj との距離の総
和を最小として、基準データと入力データとの類似度を
パターン全体に亘る距離の最小値として算出するもので
ある。この最小値は図2に示すDPマッチング処理によ
り能率良く行うことができる。
【0022】ステップ20で初期条件を設定し、パター
ンマッチングのための式として次の式(1)の関数を定
義する。
ンマッチングのための式として次の式(1)の関数を定
義する。
【0023】 d(i,j)=Σ(aik XOR bjk) … (1) ここに、Σはk=0〜kまでの和を示し、XORは排他
的論理和を示す。また、aikはai のk番目の要素を、
bjkはbj のk番目の要素を夫々示し、kは要素の総数
である。
的論理和を示す。また、aikはai のk番目の要素を、
bjkはbj のk番目の要素を夫々示し、kは要素の総数
である。
【0024】そして、ステッ22〜25で、上記関数d
(i,j)を用いて漸化式g(i,j)をj>Jとなる
まで算出する。この漸化式の計算は時間が経過する方向
に辿って行う。この場合の制約条件(極端な伸縮を防止
するための条件)としては、 j−r<i・J/I<j+r であり、rは定数である。そして、ステップ26でパタ
ーン間の距離D(A,B)=g(I,J)が求まり、こ
の値が小さいほどAとBとの対応付けが良いことを示
し、以上のステップで最小距離D(A,B)=g(I,
J)が求まるのである。
(i,j)を用いて漸化式g(i,j)をj>Jとなる
まで算出する。この漸化式の計算は時間が経過する方向
に辿って行う。この場合の制約条件(極端な伸縮を防止
するための条件)としては、 j−r<i・J/I<j+r であり、rは定数である。そして、ステップ26でパタ
ーン間の距離D(A,B)=g(I,J)が求まり、こ
の値が小さいほどAとBとの対応付けが良いことを示
し、以上のステップで最小距離D(A,B)=g(I,
J)が求まるのである。
【0025】尚、g(i,j)は(1,1)から(i,
j)に至までの距離の和を最小としたものである。式
(1)は第(i−1)画素のj,j−1,j−2につい
て夫々求められているg(i−1,j),g(i−1,
j−1),g(i−1,j−2)を基に、第i画素の状
態jにおけるg(i.j)を求めるものである。
j)に至までの距離の和を最小としたものである。式
(1)は第(i−1)画素のj,j−1,j−2につい
て夫々求められているg(i−1,j),g(i−1,
j−1),g(i−1,j−2)を基に、第i画素の状
態jにおけるg(i.j)を求めるものである。
【0026】尚、漸化式(1)の組合わせは、許容範
囲,DPマッチング方式により多少異なる場合もある。
囲,DPマッチング方式により多少異なる場合もある。
【0027】図4は入力文字列データから最適な文字区
切りを検出するための第1段階目のDPマッチング処理
のフローチャートである。この処理では、ステップ3
0,34,39の合計3回のDPマッチング処理を行う
もので、各々のDPマッチングは基本的に図2で示した
DPマッチング処理フローが適用される。
切りを検出するための第1段階目のDPマッチング処理
のフローチャートである。この処理では、ステップ3
0,34,39の合計3回のDPマッチング処理を行う
もので、各々のDPマッチングは基本的に図2で示した
DPマッチング処理フローが適用される。
【0028】ステップ30〜33のDPマッチングにお
いては、図2の処理方法で述べたA,Bのパターン間距
離D(A,B)と基準データAの文字区切り情報とか
ら、各文字区切り位置m(m=1〜M:Mは文字個数)
でのgm(i,j)を算出する。1文字の時間軸方向基
準画素数をxとすると、m文字目の基準文字区切り画素
im はim =x・mとなる。
いては、図2の処理方法で述べたA,Bのパターン間距
離D(A,B)と基準データAの文字区切り情報とか
ら、各文字区切り位置m(m=1〜M:Mは文字個数)
でのgm(i,j)を算出する。1文字の時間軸方向基
準画素数をxとすると、m文字目の基準文字区切り画素
im はim =x・mとなる。
【0029】次のステップ34や39で示すDPマッチ
ング処理では、入力データの文字間隔は基準データの文
字間隔のように一定ではないことから、先のステップで
求められた基準文字区切り画素im に対して定数rだけ
夫々時間軸方向に前後した文字区切り画素im-r ,im+
r の夫々についてgm´(i,j),gm″(i,j)
を算出し、ステップ30,34における各前段のDPマ
ッチング処理で得られたgm(i,j),gm´(i,
j)と夫々比較を行いつつ最終的な文字区切り検出を行
うようになっている。
ング処理では、入力データの文字間隔は基準データの文
字間隔のように一定ではないことから、先のステップで
求められた基準文字区切り画素im に対して定数rだけ
夫々時間軸方向に前後した文字区切り画素im-r ,im+
r の夫々についてgm´(i,j),gm″(i,j)
を算出し、ステップ30,34における各前段のDPマ
ッチング処理で得られたgm(i,j),gm´(i,
j)と夫々比較を行いつつ最終的な文字区切り検出を行
うようになっている。
【0030】図5は図4で示した第1段階目のDPマッ
チング処理により区切り処理された文字の各々につい
て、第2段階目のDPマッチング処理を行い、1文字内
部の文字品質の検査を行うものである。
チング処理により区切り処理された文字の各々につい
て、第2段階目のDPマッチング処理を行い、1文字内
部の文字品質の検査を行うものである。
【0031】図5のステップ52において、前述した
(1)式のマッチング結果であるd(i,j)が設定値
P1よりも大きくパターンの一致度が著しく悪い場合
は、ステップ53でドット変形量が過大であると判定し
不良とする。そして、更にステップ56において、基準
データから算出した1ドットの構成単位(n:0〜N)
でのgn(i,j)を算出し、設定値P2よりも大きく
なる場合つまり類似度が低い(AとBとの距離が設定値
よりも大)場合は、ステップ57でドット抜けと判定し
不良とする。以上のステップ50〜59の処理がDPマ
ッチング処理となる。
(1)式のマッチング結果であるd(i,j)が設定値
P1よりも大きくパターンの一致度が著しく悪い場合
は、ステップ53でドット変形量が過大であると判定し
不良とする。そして、更にステップ56において、基準
データから算出した1ドットの構成単位(n:0〜N)
でのgn(i,j)を算出し、設定値P2よりも大きく
なる場合つまり類似度が低い(AとBとの距離が設定値
よりも大)場合は、ステップ57でドット抜けと判定し
不良とする。以上のステップ50〜59の処理がDPマ
ッチング処理となる。
【0032】次に、ステップ61で、文字区切り位置で
のg(I,J)の値をステップ56と同様に設定値P3
と比較して誤字判定を行い、ステップ62で不良とし、
以上の各ステップ53,57,62で得られた夫々の不
良結果を外部へ出力するのである。
のg(I,J)の値をステップ56と同様に設定値P3
と比較して誤字判定を行い、ステップ62で不良とし、
以上の各ステップ53,57,62で得られた夫々の不
良結果を外部へ出力するのである。
【0033】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、DP
マッチング処理をインクジェットプリンタ用の印字文字
列の品質検査に用いているので、コンベア等で搬送移動
中のワークに対して印字された時間軸方向の変動成分を
含む印字文字列の品質検査が正確に速やかに行われると
いう効果がある。
マッチング処理をインクジェットプリンタ用の印字文字
列の品質検査に用いているので、コンベア等で搬送移動
中のワークに対して印字された時間軸方向の変動成分を
含む印字文字列の品質検査が正確に速やかに行われると
いう効果がある。
【図1】本発明の実施例の装置の機能を処理フローとし
て示した図である。
て示した図である。
【図2】本発明に適用されるDPマッチングの処理フロ
ー図である。
ー図である。
【図3】数字8をドットパターンとして示した図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例における文字区切り検出時の第
1段階目のDPマッチングの処理フロー図である。
1段階目のDPマッチングの処理フロー図である。
【図5】本発明の実施例における1文字内の文字品質の
検査時の第2段階目のDPマッチングの処理フロー図で
ある。
検査時の第2段階目のDPマッチングの処理フロー図で
ある。
10 印字文字入力部 11 印刷方向の特徴量変換部 12 文字区切り検出のDPマッチング処理部 13 1文字内部の検査のDPマッチング処理部 14 不良解析部 15 結果出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 謙一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 福原 武 東京都墨田区向島1丁目33番9号 株式 会社アサヒビールエンジニアリング東京 内 (72)発明者 前田 宗一郎 東京都墨田区吾妻橋1丁目23番1号 ア サヒビール株式会社エンジニアリング部 内 (56)参考文献 特開 平3−51982(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 G06T 7/00 G06K 9/00
Claims (3)
- 【請求項1】 移動する被印字ワークに対してインクジ
ェット方式により印字された印字文字列を読取る読取り
手段と、前記読取り手段による読取りデータを動的計画
法であるダイナミックプログラミングマッチング手法に
より文字単位の区切り検出処理を行う文字区切り検出手
段と、この文字区切り検出手段により得られた区切り文
字に対して、更にダイナミックプログラミングマッチン
グ手法により印字文字品質の検査を行う文字品質検査手
段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタ
用印字検査装置。 - 【請求項2】 前記文字区切り検出手段は、前記読取り
データを印字方向に順次特徴量データに変換する手段
と、この特徴量データと前記印字文字列に対応する基準
文字列の特徴量データとを用いてダイナミックプログラ
ミングマッチング手法により文字単位の区切り検出処理
を行う手段とを含むことを特徴とする請求項1記載のイ
ンクジェットプリンタ用印字検査装置。 - 【請求項3】 前記文字品質検査手段は、ダイナミック
プログラミングマッチング手法により、前記区切り文字
の変形量の検査、ドット抜けの検査及び誤字検査を行う
手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の
インクジェットプリンタ用印字検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5259159A JP2937710B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | インクジェットプリンタ用印字検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5259159A JP2937710B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | インクジェットプリンタ用印字検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0793553A JPH0793553A (ja) | 1995-04-07 |
JP2937710B2 true JP2937710B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=17330172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5259159A Expired - Fee Related JP2937710B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | インクジェットプリンタ用印字検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937710B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4631384B2 (ja) * | 2003-10-20 | 2011-02-16 | オムロン株式会社 | 印刷状態検査方法ならびに文字検査方法、およびこれらの方法を用いた検査装置 |
TWI547431B (zh) * | 2004-06-09 | 2016-09-01 | 史密斯克萊美占公司 | 生產藥物之裝置及方法 |
JP2007133033A (ja) | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Nec Corp | 音声テキスト化システム、音声テキスト化方法および音声テキスト化用プログラム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0351982A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-06 | Nec Corp | 文字列認識方式 |
JP2860908B2 (ja) * | 1989-08-08 | 1999-02-24 | 旭化成工業株式会社 | 水処理用架橋セルロース複合半透膜およびその製造方法 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5259159A patent/JP2937710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0793553A (ja) | 1995-04-07 |
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