JP2933094B2 - 地下貯蔵タンク用の可撓性二重封じ込め配管システム - Google Patents

地下貯蔵タンク用の可撓性二重封じ込め配管システム

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JP2933094B2
JP2933094B2 JP50243090A JP50243090A JP2933094B2 JP 2933094 B2 JP2933094 B2 JP 2933094B2 JP 50243090 A JP50243090 A JP 50243090A JP 50243090 A JP50243090 A JP 50243090A JP 2933094 B2 JP2933094 B2 JP 2933094B2
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、炭化水素燃料等を貯蔵するために使用され
る地下タンク用の改良された地下配管システムに関す
る。
背景技術 米国の環境保護庁が行った研究の結果、地下貯蔵タン
クの漏洩の約2/3はタンク自体ではなく、地下配管シス
テムの破損に起因することがわかった。具体的な箇所と
しては管の2つの直線状部分を相互に接続するユニオ
ン、エルボ及び継手のような接続部、地下装置との接続
部及び腐食した鋼管が含まれる。
又、地下水面が高いこと又は据え付ける地面が動くこ
とによってタンク/及び配管システム内の構造体が破損
する可能性がある。これは、亀裂、又は構造体の全体的
な破損を受ける剛性なファイバガラスの場合、特にそう
である。
発明の開示 本発明は、地下の流体貯蔵タンクの頂部に設けること
が望ましいポンプの出口ポートからガソリンスタンドに
て使用されるような流体分配装置の入口ポートに流体を
送る配管システムを提供するものである。
本発明の目的は、炭化水素のような危険な流体が地下
貯蔵タンクの配管システムから環境中に誤って漏洩する
のを防止又は軽減することである。
全体として、本システムは、入口端及び出口端を有す
る可撓性材料から成る一次管と、該一次管を略囲繞する
可撓性材料から成る二次管、ポンプの出口ポートに着脱
可能に接続されたポンプ継手と、流体分配装置の入口ポ
ートに着脱可能に接合された分配装置継手と、及び2つ
の二次継手とを備えている。二次ポンプ継手が、二次管
のポンプ端部をポンプ継手の外側配管アダプタに着脱可
能に固着している。二次分配装置が、二次管の分配装置
の端部を分配装置継手の外側配管アダプタに着脱可能に
固着している。
ポンプ継手は、ポンプの出口ポートに連通する内側管
と、該内側管と同心状の外側配管アダプタとを備えてい
る。分配装置継手は、流体分配装置の入口ポートと連通
した内側管と、該内側管と同心状の外側配管アダプタと
を備えている。一次管の入口端はポンプ継手の入口管に
着脱可能に固着される一方、管の出口管は分配装置継手
の内側管に着脱可能に固着される。
二次ポンプ−本体継手は、ポンプ継手の外側配管アダ
プタにかみ合い得るようにした一次雄型継手と、二次管
の分配装置端とかみ合い得るようにした二次雄型継手と
を備えている。
本発明によれば、一次管、二次管、ポンプ−本体継
手、二次ポンプ−本体継手、分配装置継手及び二次分配
装置継手により画成される環状スペースは、一次管から
漏洩が生じた場合、流体を封じ込める働きをする。
本発明の主たる利点は、封じ込めチャンバ、分配装置
又はマニホルドパン、及び設けられていれば随時的選択
により接続パン内にて作業を行うだけで、タンクの据え
付け現場の地面を掘削し又は掘り起こすことなく、配管
を交換することができる点である。
更なる利点は、タンクの据え付け現場の地面を掘削又
は掘り起こすことなく、構造体の試験のため地面から配
管に容易にアクセス可能な点である。
本発明の一部の実施例の利点は、簡単な地下配管シス
テムが2つの接続継手のみで接続することができる点で
ある。
本発明の別の実施例は、例えば配管が「Y」継手を形
成し得るように更なる継手を使用することを含む。ま
た、流体を封じ込めスペース内に封じ込める手段が提供
される。
本発明の特徴は、配管の漏洩が生じた場合、該漏洩が
一次管及び二次管間の環状スペース内又は管封じ込めチ
ャンバ内に実質的に完全に封じ込められ、周囲環境に排
出されないようにすることである。
本発明の好適な実施例の更なる特徴は、2つの同心状
管の壁の間に配置されたセンサが一次管からの漏洩を検
出する方法、例えば警報装置を鳴らす方法を提供するこ
とである。
好適な実施例の更なる特徴は、一次管から一次管と二
次管との間の環状スペース内への漏洩を封じ込めチャン
バ内に排出することができ、したがって環境を汚染させ
ずに漏洩物を除去することができるのである。
別の実施例の更なる特徴は、一次管と二次管との間の
環状スペース内への漏洩を地上の分配装置接続部にて吸
引することにより除去することにより、環境を汚染させ
ることなく漏洩物を除去することができることである。
本発明の別の実施例では、封じ込め領域からの流体が
連続的に排出される集液ポンプを提供するものである。
特に有利な組み立て及び分解を可能にする本発明の一
実施例は、一次管用のバイオネット型急速取り外し継手
とベローズとの間の協働を含むものである。該ベローズ
は退却し、急速取り外し接続具にアクセスして内側管の
交換を可能にするものである。該ベローズは、退却した
とき、一次管と同心状に封じ込め配管に密封可能に接続
され、急速取り外し継手の周囲の環状の封じ込めスペー
スを提供する。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明による配管システムが設けられた据
え付け地下燃料貯蔵タンクの立面断面図、 第2図は、可撓性管とポンプ本体との接続状態を更に
詳細に示す第1図の配管システムの一部の立面断面図、 第3図は、第2図の線3−3に沿った断面図、 第4図は、可撓性管と燃料分配装置との接続状態を更
に詳細に示す第1図と同様の配管システムの一部の立面
断面図、 第5図は、可撓性配管/マニホルドとその他の地下貯
蔵タンクシステムの接続部分の略立面図、 第6図及び第7図は、各々第5図に略図で示した一部
の構造要素を更に詳細に示す立面断面図、 第8図は、概ね第2図に対応する可撓性管とポンプ本
体との接続状態を詳細に示す本発明の別の実施例の一端
の一部断面図とした立面図、 第9図は、可撓性管と分配装置との接続部分の詳細を
示す、第8図に示した別の実施例の他端の一部断面図と
した立面図、 第10図は、概ね第9図に示すように配置したが、非接
続状態にある第8図及び第9図に示した実施例に使用さ
れる急速取り外し継手の斜視図、 第11図は、タンクと分配装置との間に接続チャンバを
採用する本発明の一実施例の立面図、 第12図は、第11図に示した接続チャンバを採用する
が、各地下タンクが接続チャンバを介して一対の分配装
置に接続される本発明の実施例の立面図、 第13図は、接続チャンバを採用する本発明の一実施例
の更に詳細を示す立面図で、封じ込め管が大気に通気す
る封じ込めチャンバ及び接続チャンバに排水する状態を
示す立面図、 第14図は、製品管と封じ込め管との間の隙間スペース
が真空を保持する第8図および第9図に示した実施例と
類似の別の実施例を示す、第13図と同様の立面図、 第15図は、隙間スペースを封じ込めチャンバ内の管を
通してタンクに排気し、これによりベーパを回収する第
13図および第14図と同様の立面図、 第16図は、一対の分配装置群の上のマニホルド封じ込
めパンの配置を更に詳細に示す立面図、 第17図は、封じ込めチャンバ、接続チャンバおよびマ
ニホルドパンが各々重力により供給される集液溜に配管
を介して接続された本発明の別の実施例を示す第11図と
同様の立面図、 第18図は、第17図に示した実施例の第12図と同様の立
面図である。
発明の実施例 第1図は、ポンプ37、および該ポンプに接続された地
下配管19、22にアクセスするための従来の封じ込めチャ
ンバ12を備える地面レベル28における単一の人通路14を
有する従来の地下燃料タンク13を示す。該地下タンク13
は、人通路14を開放し、充填管16を通して燃料をタンク
13に搬送することにより燃料が充填される。
入口管83を通し地下タンク13から一次管22を介して燃
料を燃料分配装置継手39に圧送し、燃料分配装置35に入
力を供給するポンプ37が設けられている。燃料分配装置
35は従来のガソリンスタンドのガスポンプとすることが
できる。本発明によれば、二次管19が一次管を被覆し、
一次管22から漏洩する燃料を封じ込める。
封じ込めチャンバ12に入るためには、人通路14のマン
ホールカバーを取り外してベーパ回収管11および充填管
16を露出させ、次にこれらは地面レベル28から除去する
ことができる。
第2図に示すように、二次管19および一次管22用の圧
縮接続具17、18へは、封じ込めチャンバ12からアクセス
可能となる。二次管19用の圧縮接続具17を取り外す。次
に、雄ネジ継手20を雌型タップ配管アダプタ15から取り
外し、雄型継手20をポンプ本体およびアダプタから強制
的に除去し、これにより内側管22をアダプタ23に接続す
る圧縮接続具18を露出させる。これで、圧縮接続具18は
取り外すことが可能となり、一次管22および二次管19を
配管アダプタおよびポンプ本体37から取り外すことがで
きる。同様に、一次管22および二次管19の他端は略地面
レベル28にて分配装置継手39から取り外す。
これで内側一次管22は地面レベル28から外側二次管19
の外に「引き上げる」又は上方に引っ張り出すことがで
きる。一次管22および二次管19は封じ込めチャンバ12と
の相互接続面にて地面よりも下方の双方の端部にて、お
よび燃料分配装置継手39の略地面レベル28における双方
の端部にてアクセスすることが可能となる。管19、22は
可撓性であるため、管はタンクを据え付けた現場に輸送
し、その現場にて所望の長さに切断することができる。
配管アダプタ23は、地下にて出口ポンプ本体37に接続
された、50.8mm(2インチ)の内径を有する、鍛造また
は鋳造による特注製造による接続具である。分配装置継
手39は、分配装置入口ポートに接続され、従来通り、剪
断弁から伸長する対応する接続具である。内径50.83mm
(2インチ)であることが望ましい。可撓性の一次管22
が配管アダプタ23上に嵌まる。圧縮接続具18は一次管22
を締め付け、配管アダプタ23に確実に固着する。配管ア
ダプタ23の内側管の長さは、典型的には2本の管の径で
ある。圧縮接続具18に代えて、一般的なホースクラン
プ、ストラップまたはその他の接続具を使用することも
できる。
雄型継手20は、雄ネジを有する外径101.6mm(4イン
チ)の鋼管である。該継手はネジ付きの一端にて外側配
管アダプタ15に螺合する。可撓性の二次管19は内径101.
6mm(4インチ)のホース管であることが望ましい。該
管は雄型継手20の自由端上を摺動する。圧縮接続具17が
二次管19を締め付け且つ雄型継手20に確実に固着する。
可撓性配管システムの据え付け後、外側二次管19は地
中に埋設されるため、非可撓性とされる。外側管19は、
一次管22に対するガイドとして機能し、該一次管22は、
摺動して二次管19内に入り又は該管から退却することが
できる。
配管アダプタ23はポンプ本体37に螺合する雄ネジ25を
有している(ポンプが標準型の雄型接続具を有する場
合、配管アダプタを接続するための標準型管手継手が必
要である)。配管アダプタ23をポンプ本体37の出口ポー
トに螺合させたとき、配管アダプタ23は固定され、概ね
取り外し得なくなる。
二次管19が封じ込めチャンバ12に入る二次管19の入口
は、封じ込めチャンバ12の一体部分であるスリーブ21に
接続することにより、保護カバー24を使用して密封す
る。
内側一次管22が漏洩する場合、かかる漏洩は一次管22
と二次管19との間の環状スペース27内に封じ込められ、
封じ込めチャンバ12内に漏れたり及び流出することはな
い。管22とポンプ本体37との接続部、又は2つの圧縮接
続具17または18の何れかに漏洩が生じる場合、保護カバ
ー24の存在により漏洩は管封じ込めチャンバ12内に封じ
込められ、周囲の土にあふれ出ることがない。該保護カ
バー24は、また、充填管16からの漏洩が封じ込めチャン
バ12から土に漏れるのを防止する。
同軸状の一次管22と二次管19との間の環状スペース27
は、管22と管19との間の環状スペース27内に1又は2以
上のセンサ29を配置することにより、内側管19の漏洩の
有無を試験することができる。
第1図に示すように、マニホルド接続部67を選択髄意
に設け、別の貯蔵タンク(図示せず)にリンクさせるこ
とができる。このリンクは、内側一次管82によって形成
される。該一次管82は、これと同軸の二次封じ込め管79
によって囲まれている。二次封じ込め管79は、継手を介
してマニホルド接続部67から延びている。上記継手は、
ポンプ37と分配装置35まで伸長する管19、22との間の継
手と同様である。
据え付け方法 第1図に示したシステムを据え付けるためには、先
ず、可撓性の外側二次管19を地下に据え付け、次に、可
撓性の内側一次管22を地面レベル28からその前に据え付
けた外側管19内に挿入する。2本の同心状管19、22の地
面下の端部は、人通路14のマンホールカバーを除去する
ことによりアクセス可能となる封じ込めチャンバ12内で
機械的に接続される。2本の同心状管19、22の地面上の
端部は、燃料分配装置35の下方にて封じ込めパン138
(第4図)の内側に機械的に接続される。
したがって、管内には、封じ込めチャンバ12における
接続部、及び封じ込めパン138における接続部という2
つの機械的な接続部のみが存在することになる。本発明
によれば、地下で漏洩する可能性があり、しかも、地上
から視覚的に検査することのできない、機械的な管接続
部の数が最小となる。
これは、埋設されてアクセス不能である多くの地下接
続部を採用している従来の配管システムと対照的であ
る。
従来技術において、これら接続部に達するためには、
多くの配管システムを掘削し、漏洩の有無を検出しなけ
ればならない。
本発明においては、地下管22と封じ込めチャンバ12と
の間の接続部にて漏洩が生じた場合、継手18をスナップ
状に開放し、地面レベル28のコンクリートスラブを破壊
することなく、内側管22に代えて新たな地下埋設管に交
換することができる。このように、地下配管は、地下に
降りることなく交換することができるのである。
第2図において、一次管22に漏洩が生じた場合、二次
管19内で液体の封じ込め状態が維持される。第4図は、
一端にて一次管122及び二次管119をポンプアダプタ125
に、他端にて地下貯蔵タンクの分配装置配管システム10
0内の分配装置継手139に固着する別の実施例を備える、
同様のガス分配ステーションが略図で示してある。
第4図に示すように、分配装置135から漏洩する流体1
50は、地面レベル127ら下方に封じ込めパン138内に滴下
し、該パンにてその底部に溜まり、一次管すなわち製品
管122と二次管すなわち封じ込め管119との間の環状スペ
ース127内に流動し、該スペースから重力により封じ込
めチャンバ112の底部126に排出される。
一次管122からの漏洩は同様に二次管119に流動し、封
じ込めチャンバ112の底部126に移動する。
分配装置135の底部にて一次管122を二次管119に固着
する継手は、従来通り剪断弁を備える分配装置継手139
の底部に接続される。この継手は、封じ込めチャンバ11
2内の二重配管システムの他端の継手と略同様である。
この二次管すなわち封じ込め管119は一端にて封じ込め
パン138から突出するスリーブに直接接続される一方、
他端にて封じ込めチャンバ112から出するスリーブに直
接接続される。この接続方法は、ストラップにより締め
付け及びクランプする工具を用いてステンレス鋼ストラ
ップ又はバンド157で接続する方法とすることができ
る。これとは別に、圧縮接続具を使用することもでき
る。封じ込めチャンバ112へのアクセスは人通路114を通
じて行われる。
第2図および第4図に示した実施例において、モニタ
リング装置129は漏洩集液底部26または126に据え付け
る。必要な修理は、流体の環境への望ましくない放出を
伴わずに行うことができる。上述の両実施例において、
一次管22または122は、地上から交換することができ
る。
上述の2つの実施例における一次管22または122、お
よび二次管19、119の材質は、従来の「ホース」構造体
と同様である。すなわち、ガソリンの使用に適した強化
ゴム又はプラスチック材料である。
ガソリン供給ホースは、地上にて寿命が短い一方、第
1図、第2図および第4図に示すように、暗い(すなわ
ち、明るい太陽光線の当たらない)地下で及び静止状態
で使用される場合、その寿命は著しく長い。かかる場
合、太陽光線にさらされることで管材料が劣化すること
はなく、また、従来の地上の管の頻繁な動きに伴う摩耗
および引っ張りにより管材料が劣化することもない。か
かる状況下にて、第1図、第2図および第4図に示した
地下配管システムの予想寿命は、従来の地上配管システ
ムの平均予想寿命が約4年であるのに対して10年以上に
も及ぶ。
更に、燃料貯蔵タンクと燃料供給装置との間の極めて
長い管の場合、リピータ封じ込めチャンバ312(第5
図)を配管中に配置することができる。配管封じ込めチ
ャンバ212、一次および二次配管システム222、219、及
び燃料分配装置235は第5図に略図で示してある。作業
現場に搬入した一次および二次配管システムの長さが配
管封じ込めチャンバ312と燃料分配装置235との間の距離
より短い場合、又は多数の燃料貯蔵タンクを利用し、配
管に相互接続具を使用することが必要な場合、リピータ
封じ込めチャンバを用意しなければならない。
第5図に示すように、貯蔵タンクの底部(図示せず)
に向けて下方に伸長する入口管383を有するポンプ337は
地下のリピータ封じ込め地下312内にある。一次管382は
封じ込めチャンバ312から分配装置235に向けて伸長す
る。しかし、該管は分配装置235まで伸長するのに十分
な長さではなく、管内継手384にて終端する。該管内継
手384は一側部にて一次管382と連通する一方、その反対
側にて別の一次管222と連通し、これらを接続して流体
の連続的な通路を形成する。クランプ357(第6図)が
管382、222を継手384に固着する。管内継手と管382又は
管222との間の何れかの接続部からの漏洩は封じ込めチ
ャンバ212内に保持される。
第7図において、第6図に示したクランプ357と類似
のストラップまたはバンド(第4図の符号157を参照)
によって、二次配管379(第5図参照)が外側管アダプ
タ321上に固着されている。
管382が漏洩し、該管382の交換を必要とする場合、ポ
ンプ337と分配装置235との間の配管全体を交換する必要
はなく、すなわち、管222を交換する必要はない。
ベローズの実施例 第8図、第9図、第14図および第16図は特に有利な組
み立ておよび分解を可能にする本発明の別の実施例を示
している。この実施例において、一次管522は第10図に
更に詳細に示したバイオネット形式の急速取り外し接続
具575によりポンプ537のような静止構成要素に接続され
る。二次配管は一対のベローズクランプ557により適所
に保持された、例えばポリプロピレンまたはその他のプ
ラスチックあるいは金属から成るベローズ590により静
止構成要素に固着される。何れかのクランプ557を緩め
た場合、ベローズ590を退却させ、急速取り外し接続具5
75へのアクセスを許容する。
第9図に図示するように、一次管522の他端は急速取
り外し接続具575を介して流体分配装置535に結合するこ
とができる。接続具575の基部は、角ブラケット511に取
り付けられた従来のガソリン分配装置剪断弁510と連通
するエルボアダプタ524に固着される。
第10図に示すように、急速取り付け接続具575は、ノ
ズル部575aと、基部分575bとを備えている。該基部575b
は、ポンプ537と連通するアダプタ523にかみ合うネジ付
きネック部576を有することが望ましい。ノズル部分575
aは、一次管52内に挿入し得るようにされ、クランプ558
により該一次管に固着することのできる雄型部分577を
有することが望ましい。これら部分575a、575bは、矢印
601で示した方向に回転することによりバイオネット形
式に相互にかみ合い得るようにしてある。これら部分は
反対方向に回転させ、部分575a、575bを自由にし、分離
させることにより、急速に取り外すことができる。
マニホルドシステム 第11図、第12図および第16図は、全体として第5図に
示したシステムの更に改良例を示している。これは各々
幾つかの組の分配装置635が取り付けられた複数のコン
クリート群785を有するガソリンスタンドに有用であ
る。
この実施例において、二重壁構造とすることが望まし
いタンク713は、その人通路762の頂部に封じ込めチャン
バ712を有し、充填管711およびポンプ入口管783が該チ
ャンバを通って伸長する。該ポンプ737は一次管782に接
続され、該管は上述の任意の形式とすることのできる継
手手段718を介してポンプに連通する。二次封じ込め管7
79が一次管782を囲繞する。これら管779、782は接続チ
ャンバ612まで伸長する。一次管782に対して通路が提供
され、接続チャンバ612から一組の分配装置635の下方を
マニホルドパン638まで伸長する一次管622に連通させ
る。また、マニホルドパン638まで伸長する二次管619が
一次管622を囲繞している。
第12図に示すように、継手手段784は、T型接続具を
備えることができ、これにより管619a、619bはそれぞれ
従来通りコンクリート群785の頂部に据え付けられたマ
ニホルドパン638まで伸長する。
第16図は第12図のシステムの一部を更に詳細に示す。
該図はまた、パンの別の位置660、および必要であれば
採用することのできるパンの相互接続具650に対する別
の通路を示している。
第11図に示すように、二次管779はポンプ接続具718か
ら接続チャンバ612まで上方に傾斜し、同様に、二次管6
19は接続チャンバ612からマニホルドパン638まで上方に
傾斜する。接続チャンバ612内にて、継手784は管779の
上端部728が管619の下端部730より下方に位置し、これ
により二次管内への漏洩はすべて排出される。
第16図に更に詳細に示すように、マニホルド封じ込め
パン638は各組の製品分配装置の下方に配置することが
望ましい。これらは群785上の各製品分配装置を相互に
接続するための手段を提供する。アダプタ板(図示せ
ず)を使用して、製品分配装置を封じ込めパン638上に
取り付ける。多種多用の製品分配装置が利用可能であり
且つ使用されており、群の上に取り付けるための標準適
な寸法および形状はない。現場の保守を行うための十分
なスペースを確保するため、適当なアダプタ板を使用し
て各形式の分配装置を群の上に取り付ける。
パン638間の接続は、新たな施設の場合、キャノピィ
フーチングにより、又は既存の設備を転換する場合、
「U」字形の配管650により行うことができる。これと
は別に、マニホルドパンは雨水を遮断するガスケット付
きカバーを備えて、位置660のような群785に沿った位置
に配置することができる。
第13図は第11図および第12図に示したシステムの一実
施例を示すものであり、この場合、封じ込め管779と製
品管782との間の環状スペースは封じ込めチャンバ712お
よび継続チャンバ612内の環境に連通している。この実
施例において、上述の形式の急速取り外し継手775はベ
ローズを設けずに使用する。穴750aは封じ込め管779を
充填する漏洩流体が接続チャンバ612に排出するのを許
容する一方、穴750bは、かかる流体を封じ込めチャンバ
712まで下方に排出するのを許容する。
液体に反応し、製品供給ポンプの警報装置(図示せ
ず)または制御装置に接続されたモニタ(センサ)76
6、767により漏洩をモニタすることができる。
第14図には、別の実施例が示してあり、製品管782と
封じ込め管779との間の隙間スペース827は一部真空状態
に維持される。流体を放出する結果、該隙間スペース82
7内の真空が失われる。その結果、真空スイッチ873が警
報装置を作動させて音を発生させ及び/又は製品供給ポ
ンプを停止させる。
概ね上述したベローズ890は、封じ込めチャンバ712内
で構成要素875a、875bから成る急速取り外し継手を囲繞
する。また、接続チャンバ612内にて、対応する継手876
はベローズ891により囲繞されている。各ベローズはそ
れぞれ上述の方法にて、アダプタ接続具823または824と
連通する。配管を据え付ける場合、従来の真空ポンプに
より隙間スペース827に真空を付与し、その結果、封じ
込め管779は密封される。
第15図には、ベーパを封じ込めチャンバ812からタン
ク713に排出するための手段が設けられた実施例が示し
てある。分配中のガソリンから放出されたベーパは、ガ
ソリンを分配することにより又は強制的な吸引によりタ
ンク内に生じる変位に起因して隙間スペース927を通じ
てバルク貯蔵タンク713内に吸引されて戻る。
隙間スペース927に連通する継手994が設けられる。継
手994の壁にはオリフィス995が形成され、回収されたベ
ーパ又は漏洩した流体が該オリフィスを通って二重エル
ボ996内に導入され、タンク713に向けて封じ込めチャン
バ812から矢印998で示した方向に人通路714まで伸長す
るオリフィス997に達している。
集液溜 第18図には、第11図および第12図に示したシステムの
一実施例が図示されており、ここで排出管810は集液溜8
50に向けて下方に傾斜させた各封じ込めチャンバ712か
ら伸長している。これによりシステム全体から製品また
は水を除去するための単一の位置が提供される。集液溜
850は、より小径の二重封じ込めの二軸性で可撓性の配
管により封じ込め領域712、612、638に接続される。
このように、排出管820は各接続チャンバ612から集液
溜850まで下方に傾斜して伸長する。同様に、各マニホ
ルドパン638からは、排出管830が集液溜850まで伸長し
ている。排出管および集液溜の存在により、各チャンバ
およびパンは蓄積する流体が存在せず、したがって、シ
ステム内のすべてのオーバーフロー又は漏洩を集液溜に
集めることができる。
本発明の目的は上記開示内容により実現されることが
明らかである。しかし、基本的な発明に多くの変形例が
可能であることを理解すべきであり、その一部は上述し
た通りである。上記およびその他の変形例は上記発明の
精神および範囲内に属するものと考え、これらは請求の
範囲の記載を参照して解釈すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−104897(JP,A) 特開 昭57−146126(JP,A) 実開 昭62−23000(JP,U) 実開 昭62−200630(JP,U) 米国特許4639164(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67D 1/00 - 5/70

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次封じ込め配管システムであって、 a)各端部に接続具を取り付けられた、可撓性の一次管
    である内側流体供給管(22)と、 b)二次管である地下の外側封じ込め管(19)にして、
    前記一次管(22)よりも大きな直径を有し且つ該一次管
    (22)を取り囲んで該一次管(22)の周囲に封じ込めス
    ペース(27)を画成する二次管(19)と、 c)前記一次管(22)の両端部に設けられる流体入口お
    よび出口接続手段(18)と、を備え、 さらに、 d)地下の第1および第2のアクセス用チャンバ(12)
    を備えており、該第1および第2のチャンバ(12)は、
    チャンバ底部のすぐ上の一方のチャンバの側壁を介し
    て、前記二次管(19)によって流体密に相互連結されて
    おり、前記第1のアクセス用チャンバは、漏洩した流体
    を収容することのできる本体を有しており、前記第2の
    アクセス用チャンバも、漏洩した流体を収容することの
    できる本体を有しており、 e)前記一次管(22)の両端部における前記流体入口お
    よび出口接続手段(18)は、前記第1および第2のアク
    セス用チャンバ(12)のそれぞれの内部に配置されてお
    り、 f)前記第1および第2のアクセス用チャンバ(12)の
    少なくとも一方の大きさおよび前記一次管(22)の最小
    曲げ半径が、アクセス用チャンバ(12)を介しての前記
    一次管(22)の除去または交換が可能なように選択され
    ている、 二次封じ込め配管システム。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項記載の配管システムであ
    って、 前記一次管(22)の入口端部における前記接続手段(1
    8)が、流体供給ポンプ(37)の出口ポートに連通し且
    つ出口ポートに取り外し可能に取り付けられており、 前記一次管(22)の出口端部における継手手段(39)
    が、流体分配装置(35、135)の入口ポートに連通し且
    つ該入口ポートに取り外し可能に取り付けられている、
    配管システム。
  3. 【請求項3】請求の範囲第2項に記載の配管システムで
    あって、 前記ポンプ(37)が前記アクセス用チャンバ(12)の一
    方に関連づけられており、該一方のアクセス用チャンバ
    (12)は、本体(26)を含むとともに前記ポンプのため
    の封じ込め手段を与えられており、 該本体(26)は、側壁と該側壁を貫通する開口とを備え
    ており、前記一次管(22)は該開口を通して延びてお
    り、前記ポンプのための前記封じ込め手段は、地面レベ
    ルまたはその近くにて前記本体を覆う取り外し可能なカ
    バーを備えており、 前記流体分配装置(135)が前記アクセス用チャンバの
    他方と関連づけられており、該他方のアクセス用チャン
    バは、前記流体分配装置(135)の下方に位置づけられ
    る封じ込めチャンバ(138)を含むとともに前記流体分
    配装置(135)のための封じ込め手段を与えており、 前記封じ込めチャンバ(138)は、該封じ込めチャンバ
    を貫通する開口を有しており、該開口を通して前記一次
    管(22)が延びており、 前記二次管(19)は、前記封じ込めチャンバ(138)の
    前記開口に封止的に連通する上側端部と、前記側壁を貫
    通する前記開口に封止的に連通する下側端部とを有して
    おり、 前記二次管(19)の内面と前記一次管(22)の外面との
    間には環状のスペースが画成されており、 それによって、前記流体分配装置のための封じ込め手段
    または前記環状スペース内への流体漏洩は、該環状スペ
    ース内を移動してシステム内に封じ込められ、 また、前記ポンプのための前記封じ込め手段から前記カ
    バーを取り外し、前記流体分配装置のための前記封じ込
    め手段から該流体分配装置を取り外し、前記一次管(2
    2)の各端部の固定状態を解放し、前記開口を通して前
    記一次管(22)を引っ張ることにより、該一次管(22)
    の交換が可能となされている、配管システム。
  4. 【請求項4】請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
    に記載の配管システムであって、 地面レベルより下に設置されたリピータチャンバ(12)
    にして、漏洩流体を集めるようになされたリピータ本体
    を有するリピータチャンバ(12)と、地面レベルまたは
    その近くに設けられた取り外し可能なカバーと、前記リ
    ピータ本体を貫通するようにして複数設けられた、前記
    リピータチャンバの開口と、をさらに備え、 前記一次管(22)は、前記リピータチャンバの前記開口
    を通して延びており、 前記二次管(19)が、複数の二次管部分を備えており、
    該二次管部分の各端部は、前記リピータチャンバの前記
    開口と、前記封じ込めチャンバ(312)の開口と、これ
    らのチャンバの側壁の開口とのそれぞれに対して封止的
    に連通している、 配管システム。
  5. 【請求項5】請求の範囲第4項に記載の配管システムで
    あって、 前記一次管(22)が、継手手段(384)によって互いに
    連結された複数の一次管部分を有しており、該継手手段
    (384)のそれぞれは、リピータチャンバ(212)によっ
    て囲まれている、配管システム。
  6. 【請求項6】請求の範囲第5項に記載の配管システムで
    あって、 前記一次管(22)が、継手手段(784)にて、互いに封
    止的に連通するよう、取り外し可能に連結された複数の
    一次管部分を有しており、該継手手段(784)が、前記
    一次管の複数の入口および出口部分を相互に結合するた
    めの相互結合手段を有しており、 前記一次管(22)が、前記リピータチャンバの前記開口
    を通して延びている、配管システム。
  7. 【請求項7】請求の範囲第5項または第6項に記載の配
    管システムであって、 前記継手手段が、 1)複数の接続部分にて終端している継手本体(384)
    を含んでおり、該継手本体(384)は、前記接続部分間
    にわたって流体を搬送するようになされており、また該
    継手本体(384)は、一次管部分(382;222)を接続部分
    のそれぞれにて流体密に連通するよう取り外し可能に固
    着するための固着手段を有しており、 前記継手手段がさらに、 2)前記固着手段と同心の外側管アダプタ(321)を含
    んでおり、前記二次管が、複数の二次管部分(379,21
    9)と、該二次管部分を外側管アダプタに取り外し可能
    に固着するための複数の接続具とを有しており、 該接続具のそれぞれは、外側管アダプタと流体密に連通
    するように取り外し可能に固着される第1の端部と、二
    次管部分と連通する第2の端部とを有しており、前記接
    続具は、該接続具の前記第1の端部が前記外側管アダプ
    タから分離されて該接続具が退却するとき一次管の分離
    を許容するよう、前記一次管部分を前記接続部分に固着
    する前記固着手段に十分アクセスできるよう、退却する
    ようになされており、 前記リピータチャンバ(612)は、継手本体と接続具と
    を収容しており、また前記リピータチャンバは、地面レ
    ベルの下方に設置されており、また前記リピータチャン
    バは、漏洩した流体を収容することのできる本体と、地
    面レベル近傍の取り外し可能なカバーとを有しており、 さらに、 一次管から流体が漏洩したときに該流体を封じ込めるた
    めの複数の環状スペースが与えられており、該環状スペ
    ースは、一次管部分と二次管部分との間に画成されてい
    る、 配管システム。
  8. 【請求項8】請求の範囲第7項に記載の配管システムで
    あって、 前記接続具のひとつが、可撓性のベローズ(590)を含
    んでいる、 配管システム。
  9. 【請求項9】請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか
    に記載の配管システムであって、 該システムが、地下ポンプ(47)の出口ポートから地上
    の分配装置(135)の入口ポートへと流体を搬送するた
    めのものであり、前記内側の一次管(22)が、前記ポン
    プ(737)にて入口接続手段に固着されるとともに、前
    記分配装置(135)にて出口接続手段に固着されてお
    り、 前記入口接続手段は、内側管(23)を有するポンプ継手
    を含んでおり、該内側管は、ポンプ(737)の出口ポー
    トと流体密に連通するとともに一次管(22)の入口端部
    に取り外し可能に固着されており、前記ポンプ継手は、
    さらに、前記内側管(23)と同心の出口管アダプタ(1
    5)を有しており、 前記出口接続手段は、内側管(529)を有する分配継手
    を含んでおり、該内側管(529)は、流体分配装置(13
    5)の入口ポートと流体密に連通するとともに、一次管
    (221)の出口端部に取り外し可能に固着されており、
    前記分配継手はさらに、前記内側管と同心の外側管アダ
    プタを有しており、 二次管のポンプ端部を前記ポンプ継手(575)の外側管
    アダプタに取り外し可能に固着する第2のポンプ継手
    (557)が設けられており、該第2のポンプ継手は、ポ
    ンプ継手の外側管アダプタと流体密に連通するように取
    り外し可能に固着された第1の端部と、二次管のポンプ
    端部と連通する第2の端部とを有しており、前記第2の
    ポンプ継手は、該第2のポンプ継手の第1の端部が前記
    外側管アダプタから分離されて該第2のポンプ継手が退
    却せしめられるときに内側管(524)から一次管を取り
    外せるよう、ポンプ継手(575)の内側管(524)と一次
    管の入口端部とに対して十分にアクセスできるようにす
    べく、退却可能となされており、 二次管(591)の分配端部を分配継手の外側管アダプタ
    (529a)に取り外し可能に固着する第2の分配継手(55
    7)が設けられており、該第2の分配継手は、分配継手
    (557)の外側管アダプタ(529a)と流体密に連通する
    よう取り外し可能に固着された第1の端部と、二次管の
    分配端部と連通する第2の端部とを有しており、 前記第2の分配継手は、該第2の分配継手の第1の端部
    が前記外側管アダプタから分離されて該第2の分配継手
    (557)が退却せしめられるときに内側管から一次管を
    取り外せるよう、分配継手の内側管と一次管の出口端部
    とに対して十分にアクセスできるようにすべく、退却可
    能となされており、 前記ポンプ(737)は、前記第2のポンプ継手を略囲ん
    でいる封じ込め手段(512)内に配置されており、 前記流体分配装置(635)は、漏洩物が重力によって第
    2の分配継手へと落ちるようにして封じ込め手段(61
    2)内に配置されており、一次管と、二次管と、ポンプ
    継手と、分配継手と、第2の分配継手と、第2のポンプ
    継手とによって画成された環状スペースが、前記一次管
    からの漏洩があったときに漏洩流体を封じ込めるように
    なされている、 配管システム。
  10. 【請求項10】請求の範囲第9項に記載の配管システム
    であって、 第2のポンプ及び/又は分配継手が、可撓性のベローズ
    (890,891)を含んでいる、 配管システム。
  11. 【請求項11】二次封じ込め配管システムであって、 (a)密封されて直線状に間隔をおいて配置された一連
    のアクセスチャンバ(712,612,638)であって、地下に
    配置され、それぞれが、地面レベルの近傍に設けられた
    除去可能なアクセス開口と、二次封じ込め管(619;77
    9)の一端と係合すべく地下に設けられた少なくとも一
    つの開口とを有し、且つ漏洩した流体を収容することが
    できる、一連のアクセスチャンバを含み、 (b)前記アクセスチャンバの少なくとも一つ(612)
    が、互いに実質的に対向する位置に開口を有する側壁を
    備えており、該開口のそれぞれは、二次封じ込め管(61
    9;779)の一端と係合すべく設けられており、 (c)さらに、隣接するアクセスチャンバどうしを相互
    に連結し、それによって、密封された直線状の複数の部
    分に区分できる二次封じ込め管のラインを形成する、可
    撓性の二次封じ込め管(619;779)を含み、 (d)さらに、二次封じ込め管(619;779)のそれぞれ
    の内部に配置された可撓性の内側流体管部分(622;78
    2)であって、それぞれの端部において対応するアクセ
    スチャンバを貫通してその内部へと伸長していいる内側
    流体管部分を含み、 (e)該内側流体管部分のそれぞれが、各端部にて継手
    要素(728;730)を有しており、該継手要素は、別の継
    手要素と相互に係合し、それによって、共通のアクセス
    チャンバ(612)内に配置された内側管取り外し継手(7
    84)が提供されており、 (f)二次封じ込め管のそれぞれが、関連する可撓性の
    内側流体管部分の径よりも実質的に大きい径を有してお
    り、それにより、内側流体管部分は隣接するアクセスチ
    ャンバとの連結を解いたのち該アクセスチャンバから取
    り外せるようになされている、 二次封じ込め配管システム。
  12. 【請求項12】請求の範囲第11項に記載の配管システム
    であって、 前記アクセスチャンバ(638)の少なくとも一つが、燃
    料分配装置(635)の下方に配置されており、該少なく
    とも一つのアクセスチャンバに燃料分配継手が位置付け
    られている、 配管システム。
  13. 【請求項13】請求の範囲第1項ないし第12項のいずれ
    かに記載の配管システムであって、 a)流体源(337)が可撓性の一次管(222)に起点とな
    っており、 b)流体出口(235)が可撓性の一次管(222)の終点と
    なっており、 c)システムのすべての構成要素が、搬送されるべき流
    体に対し、不浸透であり、 d)可撓性の一次管(222)およびそれに関連する継手
    (384)および接続具は、流体の内圧に対して十分に耐
    え得る強度を有しており、 e)二次封じ込め管(379)は、外荷重に対して十分に
    耐え得る強度を有しており、 f)可撓性一次管のすべての継手(384)およびこれに
    関連する接続具は、アクセスチャンバ(212,312)内に
    配置されており、該アクセスチャンバ(212,312)は、
    可撓性の一次管(222)を手作業で又は機械を用いて取
    り外したり交換したりするのに適当な大きさとなされて
    いる、 配管システム。
  14. 【請求項14】請求の範囲第1項ないし第3項および第
    13項のいずれかに記載の配管システムであって、 二次封じ込め管が、曲線状に配置することのできる可撓
    性の管(650)である、 配管システム。
  15. 【請求項15】請求の範囲第4項ないし第12項のいずれ
    かに記載の配管システムであって、 地下の二次封じ込め管の少なくとも一つ(619a)が可撓
    性であり、直線状の経路に沿っていない、 配管システム。
  16. 【請求項16】請求の範囲第1項ないし第15項のいずれ
    かに記載の配管システムであって、 部分的な真空を発生させる真空発生手段をさらに含み、 該真空は、一次管(782)と二次管(779)との間のスペ
    ース(827)内に維持され、 該スペース(827)内には真空センサ(873)が設けられ
    ており、 それによって、一次管からの漏洩が真空の損失を引き起
    こし、それを前記真空センサが検知するようになされて
    いる、 配管システム。
  17. 【請求項17】請求の範囲第1項ないし第16項のいずれ
    かに記載の配管システムであって、 一次管と二次管との間のスペース内に液体センサをさら
    に設けた、 配管システム。
  18. 【請求項18】請求の範囲第1項ないし第17項のいずれ
    かに記載の配管システムであって、 ポンプ封じ込め手段(712)内に液体センサ(767)をさ
    らに設けた、 配管システム。
  19. 【請求項19】請求の範囲第1項ないし第18項のいずれ
    かに記載の配管システムであって、 二次封じ込め管(619,779)が水平に対して傾斜してお
    り、それによって、間隔をおいて地下に配置された複数
    のアクセスチャンバ(612,712)のうちの所望の一つへ
    向けて流体の排出が行われるようになされている、 配管システム。
  20. 【請求項20】請求の範囲第1項ないし第19項のいずれ
    かに記載の配管システムであって、 該システムが、地下のポンプ(737)の出口ポートから
    地上の分配装置(635)の入口ポートへと流体を搬送す
    るためのものであり、 地面レベルよりも下方に配置された集液溜(850)にし
    て、漏洩物を集めるようになされた集液本体を有する集
    液溜(850)と、 封じ込め手段(712)内に配置されたポンプ(737)と、 を備え、 前記封じ込め手段(712)は排出手段(810)を有してお
    り、 前記集液溜(850)は、前記排出手段(810)から重力に
    よって液が排出されてくるようにして該排出手段(81
    0)に連結されており、 前記アクセスチャンバ(612)の一つが排出手段(820)
    を有しており、 前記集液溜(850)は、該排出手段(820)から重力によ
    って液が排出されてくるようにして該排出手段(820)
    に連結されており、 流体分配装置(635)は、封じ込め手段(638)内に配置
    されており、該封じ込め手段(638)は排出手段(830)
    を有しており、前記集液溜(850)は、該排出手段(83
    0)から重力によって液が排出されてくるようにして該
    排出手段(830)に連結されており、 それによって、漏洩物は集液溜(850)内に蓄積される
    ようになされている、 配管システム。
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