JP2924513B2 - 半導体レーザアレイモジュール - Google Patents

半導体レーザアレイモジュール

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JP2924513B2 JP4302104A JP30210492A JP2924513B2 JP 2924513 B2 JP2924513 B2 JP 2924513B2 JP 4302104 A JP4302104 A JP 4302104A JP 30210492 A JP30210492 A JP 30210492A JP 2924513 B2 JP2924513 B2 JP 2924513B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザアレイモ
ジュールに関し、特に光周波数分割多重通信用光源に用
いられる半導体レーザアレイモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】光周波数分割多重通信は将来の大容量光
通信方式として研究が進められているが、その送信装置
では各チャネル毎に波長の異なった複数の光源が必要と
なる。この場合、複数の半導体レーザを集積した半導体
レーザアレイを使用することは装置の小型化、省電力化
に非常に優位である。
【0003】図3はこの半導体レーザアレイを含む従来
の半導体レーザアレイモジュールの構成を示す上面図で
ある。この半導体レーザアレイモジュールは、等間隔に
配置された6個の半導体レーザ1A〜1Fからなる半導
体レーザアレイ1と、半導体レーザアレイ1と等間隔に
アレイ状に並んだ6本の単一モード先球加工の光ファイ
バ2A〜2Fからなる光ファイバアレイ2と、半導体レ
ーザアレイ1と等間隔に配置された6個の出射光検出用
の受光素子からなる受光素子アレイ3とを備えた構成と
なっている。
【0004】図3の半導体レーザアレイモジュールで
は、半導体レーザ1A〜1Fの出射するそれぞれの主ビ
ーム4A〜4Aは、単一モード先球加工形の光ファイバ
2A〜2Fに各チャネル毎に結合している。また、半導
体レーザアレイ1から単一モード先球加工の光ファイバ
アレイ2がある側と逆方向に出射された半導体レーザ1
A〜1Fからのそれぞれのモニタビーム5A〜5Fは、
出射光検出用の受光素子3A〜3Fにそれぞれ結合して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、送信装置側の光
ファイバからの光出力を一定にするためには、検出用受
光素子でモニタビームから検出した出力電圧を差動増幅
器によって基準電圧と比較し、その差が絶えず0になる
ように半導体レーザに流れるバイアス電流を変化させる
自動光出力制御(Automatic Power C
ontrol:APC)回路を用いる。しかしながら、
従来技術を使用した上述の半導体レーザアレイモジュー
ルにあっては、各チャネルの検出用受光素子は対向する
半導体レーザの各チャネルからのモニタビームだけでな
く、その隣りの半導体レーザからのモニタビームをも受
光してしまうため、各チャネルにおいて光出力と検出用
受光素子の出力電圧が比例せず、それぞれのチャネルの
光出力をAPC回路によって一定にすることができなく
なる。
【0006】従って本発明の目的は、APC回路によっ
て各チャネルとも光出力を一定に制御することが可能に
なるように、受光素子への他のチャネルからの漏れ光を
除去することができる半導体レーザアレイモジュールを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザア
レイモジュールは、光軸に対して垂直方向に並んで配置
され前記光軸の一方向に主ビーム光を出射するとともに
前記光軸の逆方向にモニタビーム光を出射する複数の半
導体レーザ素子と、前記複数の半導体レーザ素子からの
それぞれの前記主ビーム光を結合する光ファイバと、前
記複数の半導体レーザ素子からのそれぞれの前記モニタ
ビーム光を結合してこの結合したモニタビーム光のレベ
ル検出を行う受光素子とを含む半導体レーザアレイモジ
ュールにおいて、前記複数の半導体レーザ素子とこれら
半導体レーザ素子からのそれぞれの前記モニタビーム光
を結合する前記受光素子との間にそれぞれ互いに透過周
波数の異なる狭帯域光バンドパスフィルタを離間して
置している。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は、本発明の一実施例を示す上面図で
ある。
【0010】図1において、半導体レーザアレイ1の各
チャネル出射光(主ビーム4A〜4Fおよびモニタビー
ム5A〜5F)の発振ピーク波長は、半導体レーザ1A
から1Fまで、それぞれ、1.546μm、1.548
μm、1.550μm、1.552μm、1.554μ
m、1.556μmとなっている。また、出射光のピー
クからの−30dB時の全光波長幅は、全チャネルとも
0.5nm以下になっている。次に、半導体レーザ1A
〜1Fから光ファイバアレイがある側と逆に出射され
たモニタビーム5A〜5Fの振る舞いについて半導体レ
ーザ1Cを代表として説明する。半導体レーザ1Cから
出射されたモニタビーム5C(発振波長:1.550μ
m)は、光バンドパスフィルタアレイ6に含まれ中心波
長が1.550μm、−10dB時の全光波長幅が2n
m以下の狭帯域光バンドパスフィルタ6Cを通過し、モ
ニタビーム検出用の受光素子3Cに入射する。なお、図
1に明示されたように、アレイ構成の光バンドパスフィ
ルタアレイ6は、アレイ構成の半導体レーザアレイ1
と,同じくアレイ構成の受光素子アレイ3との間に離間
して配置されている。
【0011】図2は上述の狭帯域光バンドパスフィルタ
6Cの透過特性図である。
【0012】半導体レーザ1Bから出射されたモニタビ
ーム5B(発振波長1.548μm)は、狭帯域光バン
ドパスフィルタ6Cによって受光素子3Cに漏れ込むこ
とを抑制される。半導体レーザ1A、1D〜1Fから出
射されたモニタビーム5A、5D〜5Fも同様に狭帯域
光バンドパスフィルタ6Cによって、受光素子3Cに漏
れ込むことを抑制される。半導体レーザ1A、1B、1
D〜1Fからそれぞれ出射されたモニタビーム5A、5
B、5D〜5Fの振る舞いも同様であり、それぞれの半
導体レーザから出射されたモニタビームは他のチャネル
に漏れ込むことなく各チャネル毎に検出用受光素子に入
射する。
【0013】なお、図1の実施例では、半導体レーザか
ら出射された主ビームと単一モード光ファイバとの結合
を先球加工した光ファイバを用いて行ったが、結合方法
はこれに限ることはなく、レンズ等を用いてもかまわな
い。
【0014】また、素子間隔も図1では等間隔であった
が、これに限るものではない。光バンドパスフィルタア
レイ6を構成する複数の狭帯域光バンドパスフィルタ6
A〜6Fも一例に配置したがこの配置に限るものではな
い。
【0015】また、半導体レーザアレイ1および狭帯域
光バンドパスフィルタアレイ6の波長帯を1.55μm
付近とし、各チャネルの波長間隔を2nmとしたがこれ
に限るものではない。さらに、狭帯域光バンドパスフィ
ルタ6A〜6Fそれぞれの透過幅として、−10dB時
において2nm以下のものを用いたがこれに限るもので
なく、隣のチャネルの半導体レーザのモニタビームから
の検出用受光素子への漏れ光が無視できるレベルに制限
できる透過特性をもつものであれば良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体レー
ザアレイモジュールは、複数の半導体レーザとこれらに
それぞれ対向する光検出用受光素子との間にそれぞれ互
いに透過周波数の異なる狭帯域光バンドパスフィルタを
配置することにより、それぞれの半導体レーザから出射
された各チャネルのモニタビームを他のチャネルに漏れ
込むことなく各チャネル毎に検出用受光素子に入射させ
ることができる効果がある。従ってこの半導体レーザア
レイモジュールをAPC回路に用いると、各チャネルと
も光出力を一定に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体レーザアレイモジュールの
一実施例を示す上面図である。
【図2】図1の実施例における狭帯域光バンドパスフィ
ルタ6Cの透過特性図である。
【図3】従来の半導体レーザアレイモジュールの構成を
示す上面図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザアレイ 1A〜1F 半導体レーザ 2 光ファイバアレイ 2A〜2F 光ファイバ 3 受光素子アレイ 3A〜3F 受光素子 4A〜4F 主ビーム 5A〜5F モニタビーム 6 光バンドパスフィルタアレイ 6A〜6F 狭帯域光バンドパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18 G02B 6/42 H04B 10/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸に対して垂直方向に並んで配置され
    前記光軸の一方向に主ビーム光を出射するとともに前記
    光軸の逆方向にモニタビーム光を出射する複数の半導体
    レーザ素子と、前記複数の半導体レーザ素子からのそれ
    ぞれの前記主ビーム光を結合する光ファイバと、前記複
    数の半導体レーザ素子からのそれぞれの前記モニタビー
    ム光を結合してこの結合したモニタビーム光のレベル検
    出を行う受光素子とを含む半導体レーザアレイモジュー
    ルにおいて、 前記複数の半導体レーザ素子とこれら半導体レーザ素子
    からのそれぞれの前記モニタビーム光を結合する前記受
    光素子との間にそれぞれ互いに透過周波数の異なる狭帯
    域光バンドパスフィルタを離間して配置したことを特徴
    とする半導体レーザアレイモジュール。
  2. 【請求項2】 前記複数の半導体レーザ素子が、規則的
    な間隔で並んで配置され、これら複数の半導体素子にそ
    れぞれ対向する前記光ファイバおよび前記受光素子も、
    前記間隔で配置されていることを特徴とする請求項1記
    載の半導体レーザアレイモジュール。
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